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1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 22:29:42.90 ID:zPvBSVgU0
JUM「夏休みももう終わりだなぁ」

翠星石「結局ども行かずにグータラしてたですぅ」

真紅「折角だから何か思い出作りに行きたいのだわ」

雛苺「でも海は遠いの」

のり「それなら山はどうかしら?確かお父さんが近くの山に別荘を持ってたはず」

JUM「それじゃキャンプでも行ってみるか」

薔薇水晶「……キャンプ?」

  


3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 22:31:20.74 ID:zPvBSVgU0
主な登場人物

桜田ジュン
本名はJUM、引き篭りの達人で裁縫及び縫製のセンスとスキルは人間国宝
真紅、翠星石のミーディアム(契約者)であり雛苺の間接的なミーディアムでもある
ある日、雨に濡れていた薔薇水晶を一晩泊めた事から、彼の奇怪な生活は更に奇怪になるのであった

桜田のり
ジュンの姉であり、ジュンを社会復帰させる為に日夜怪しい本を読み漁っている
しかし何処か抜けており、JUMが自分の下着を盗まない事からガチホモではと心配している
彼女が真の怒りに目覚めた時、黙示録の扉が開かれ世界は終末を迎えると言われている

薔薇水晶
エンジュによって作られた、彼の最高傑作とされるドール
ドールハウス「テラVIP」にて父のエンジュと白崎ことラプラスと暮らしていた
ある日、家の鍵を忘れてジュンの家に泊まった事が彼女の生活を一変させた

真紅
ローゼンメイデン第五ドール
桜田家に住むドールの中でリーダー的存在

翠星石
ローゼンメイデン第三ドール
突如家に来た薔薇水晶が、桜田家のパワーバランスを崩す事を懸念している

雛苺
ローゼンメイデン第六ドール
とても性格が良く、皆が楽しく幸せに暮らす事を夢見ている
しかしその正体はジュンを自分から奪う者は絶対に許さないダークストーカー

4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 22:33:13.33 ID:zPvBSVgU0
エンジュ
ローゼンを越える人形師になるべく百年の歳月を人形作りに費やし、ついに薔薇水晶を完成させる
薔薇水晶の幸せの為に彼女の前から姿を消し、今は桜田家の真正面の家を借り、日々薔薇水晶を盗撮……もとい見守っている

ラプラスの魔(白崎)
ドMの白兎
現在はエンジュと一緒に住んで、彼の身の回りの世話をしている
英検2級

柿崎めぐ
水銀燈のミーディアムであり重病人らしい
ハードSMクラブ「マーチラビット」のNo1嬢であり、日々お客をジャンクにしている

水銀燈
ローゼンメイデン第一ドール
アリスになるべく真紅達のローザミスティカを付けねらう
が、TVが無いので毎週くんくんを見せてもらいに桜田家を訪問する

蒼星石
ローゼンメイデン第四ドールで翠星石の双子の妹、でもそんなに似てない
よく桜田家に遊びにくるが土産を持ってきた事はない


蒼星石のミーディアム
乳酸菌が足りてない
重度のショタだがそもそも出番が無い


6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 22:36:58.82 ID:zPvBSVgU0
薔薇水晶「・・・キャンプって・・・なぁに?」

JUM「ああ、山に行ってテント張ったり普段出来ない事をして遊ぶんだよ。今回はテントは無いけどな」

のり「そういう事ならお姉ちゃんも部活を調整するわね」

真紅「キャンプといって浮かれては駄目よ。山は危険なのだわ」

翠星石「真紅ー、虫網持ってそんな事いっても説得力ないですぅ」

7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 22:40:27.81 ID:zPvBSVgU0
〜某所〜

エンジュ「……ふん、甘いな」

ラプラス「おや、どうしました?」

エンジュ「ラプラス、至急登山用装備を整えろ。C型装備の弐式だ」

ラプラス「何でまた急に・・・」

エンジュ「薔薇水晶がキャンプで山に行く。我々はその後を追う」

ラプラス「……一応聞いておきますがその情報は何処から?」

エンジュ「桜田家の全部屋には盗聴器を仕掛けてある。あぁ、薔薇水晶撮影用のカメラを忘れるなよ」

8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 22:43:37.58 ID:zPvBSVgU0
〜桜田家〜

のり「それじゃそろそろ出発するわよ〜。皆忘れ物は無い〜?」

真紅「虫取り網、そして夜間に虫を誘き寄せる餌もバッチリなのだわ」

翠星石「釣竿一式オッケーですぅ!」

雛苺「川で泳ぐ為の水着もOKなの」

薔薇水晶「・・・バーベキュー・・・ブイ・・・」

JUM「よし、それじゃ行くかー」

10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 22:47:02.20 ID:zPvBSVgU0
〜VIP山 登山中〜

JUM「はぁ・・・はぁ・・・」

真紅「JUMったらもうバテたの?」

翠星石「流石引き篭りニート、持久力がねぇですぅ」

JUM「ぜぇぜぇ・・・うっせ!」

薔薇水晶「・・・JUM・・・荷物・・・持つわ・・・」

JUM「うっ・・・いや、大丈夫さ!この位まだいけるって・・・ぜはぁ・・・ぜはぁ・・・」

薔薇水晶「・・・クスッ」

11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 22:50:48.19 ID:zPvBSVgU0
薔薇「…JUM…これは…何ていう花…?」

JUM「何だろ、綺麗な花だけどわかんないや」

のり「これはトリカブトね〜。アルカロイド系の中でも特に毒性の強い4種の毒素が含まれていて、解毒薬も無い凄いお花なのよ〜」

薔薇「…綺麗…」

雛「あれはあれは〜?」

のり「あら、ジギタリスね〜。葉っぱを3枚も食べれば大人の男の人もイチコロなのよ〜」

雛「いちころ〜!」

ジュン「……文字通りイチコロなんだけどな……」

薔薇「…綺麗…ブチッブチッ…」

ジュン「持ってっちゃ駄目!!!」

12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 22:52:35.33 ID:zPvBSVgU0
雛「あれー?薔薇水晶の肩に何か付いてるのー」

薔薇「……?」

翠「ああっ!ク、クワガタがついてるですー!!」

ジュン「しかも、この特有の赤み、ミヤマクワガタだな」

翠「ファーック!!真紅、早く捕まえるですぅ!」

真紅「でも、いいのかしら?」

薔薇「…やめて…この子…怖がってる…」

翠「ああぁぁぁぁあ!!逃げちゃったですぅ!!」

薔薇「…また…ね…」

15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 23:01:40.89 ID:zPvBSVgU0
〜山小屋〜

雛「ようやくついたですぅ」

ジュン「へぇ、結構立派な建物なんだなぁ。本当に別荘って感じ」

真紅「私達が泊まる建物としては及第点ね」

雛「わーい、山小屋山小屋なのー!」

のり「それじゃ皆、部屋に荷物を置いたらバーベキュー場へ行くからね。早く準備しましょ」

雛「バーベキュー!バーベキュー!」

翠「まったく、本当にチビ苺は落ち着きが無いですぅ!薔薇水晶、何か言ってやれですぅ」

薔薇「…バーベキュー…ジュルリ…」


19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 23:09:18.01 ID:zPvBSVgU0
〜同時刻 某所〜

〜山道〜

エンジュ「ぜぇはぁぜぇはぁ……」

ラプラス(思いっきりインドア派だからなぁ、この人……)

エンジュ「はぁはぁ……きゅ、休憩にしよう……」

ラプラス「そんな事いって、五分前に休憩したばかりじゃないですか」

エンジュ「うっせぇ!お前みたいな兎野郎と人間様を一緒にすんな!」

      「とりあえず水だ・・・水をくれ・・・くそっ、空か!!」

ラプラス(駄目だ、コイツ……)

22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 23:14:37.23 ID:zPvBSVgU0
〜 バーベキュー場 〜

のり「それじゃバーベキュー始めましょ!」

薔薇水晶「・・・ジュージュー」

真紅「これは裏返しても良さそうね」

翠星石「む、コイツは食べごろですぅ!」

雛苺「雛にも取ってなのー!さっきから翠星石ばっかり食べてるのー!」

JUM「ほら、雛苺。これなんかいけるぞ」

真紅「薔薇水晶、焼くのを代わるから貴女も食べなさいな」

薔薇水晶「・・・私は・・・大丈夫・・・」

真紅「そう・・・」

   「・・・・・・」

24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 23:17:09.28 ID:zPvBSVgU0
蒼「皆今頃は山についてるのかな」

爺「おーい、蒼星石や。お茶を淹れておくれ」

蒼「あ、はーい!すぐ持って行きます」


爺「良かったのかい?本当は皆と一緒に山に行きたかったんじゃないのかい?」

蒼「あはは……そんな事ないって言ったら嘘になっちゃうけど」

爺「ごめんのぅ」

蒼「でも、僕にはお爺さんも同じくらい大切な人だから」

爺「蒼星石……」

婆「さ、羊羹を切ってきたわ。お茶と一緒にどうぞ」

爺「おや、ありがとうよ。さ、蒼星石もお食べ」

蒼「はい、それじゃいただきまーす」

蒼(翠星石。こっちは今日も幸せだよ)

26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 23:18:25.21 ID:zPvBSVgU0
〜バーベキュー場〜

ジュン「ふぅ、お腹一杯だなぁ」

真紅「最後の焼きソバも美味しかったのだわ」

のり「やっぱりバーベキューの締めは焼きソバよねぇ」

翠「家で食べるよりも美味しかった気がするですぅ」

薔薇「…隠し味に…ビール…?」

のり「あら、薔薇水晶ちゃん、よく気が付いたわねぇ。そうなの!普段は使わないけど今日は折角の機会だし特別よ〜」

雛「うゆ〜…お腹一杯になったら眠くなってきちゃったの…」

真紅「雛苺、もう少し我慢なさい」

のり「仕方ないわ、片付けは明日にして山小屋へ戻りましょ」

ジュン「じゃ雛は僕がおんぶしていくよ」

翠「それじゃ帰るですぅ」




??「ガサガサ……」

28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 23:24:07.34 ID:zPvBSVgU0
〜山小屋〜

のり「それじゃ皆、一旦休憩にしましょ。3時になったらまたここに集まってくれる?」

真紅「わかったのだわ」

翠「それじゃそれまで昼ねでもするですぅ」

ジュン「やれやれ、雛苺をベッドまで連れて行くか」



ジュン「よし、これでいいだろ」

薔薇「……」

ジュン「あれ、薔薇水晶は昼ねしないのか?」

薔薇「…こくり」

ジュン「そっか。それじゃコーヒーでも一緒にどうだい?」

薔薇「…手伝う…」


30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 23:27:38.99 ID:zPvBSVgU0
JUM「えっと。薔薇水晶は砂糖いくつ入れる?」

薔薇「…JUMと一緒で…いい…」

JUM「そう?僕、結構甘党だよ」

薔薇「…いいの・・・同じもの…飲んでみたいから…」

JUM「そ、そっか。それなら砂糖を三つ入れるからな」

薔薇「…ありがとう…あ…」

JUM「今度はどうしたの?」

薔薇「…お湯…淹れすぎ…こぼれる…」

JUM「うわっちゃ!!!!!」


32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 23:29:30.05 ID:zPvBSVgU0
〜テラス〜

JUM「それにしても良い所だなぁ。町が一望出きるし夜景も綺麗だろうなー」

薔薇「…夜景…綺麗…?」

JUM「ああ、きっと凄い綺麗だと思うよ。夜になったら見よう。ウチの辺りはどんな感じかな」

薔薇「…家…ここから見れる…?」

JUM「ああ、多分あの辺りがそうじゃないかな。夜は無人だから電気つかないけど」
    「ん、薔薇水晶?」

薔薇「…すー…すー…」

JUM「まいったな、薔薇水晶まで寝ちゃったか。しかも寄りかかって……」
    「…これじゃ動けないな」

薔薇「…すー…すー…」

ジュン「まぁ…いいか」

33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 23:34:37.64 ID:zPvBSVgU0
〜三時〜

JUM「おっと、三時か。姉ちゃんが集まれって言ってたっけ」

   「おーい、皆、起きろー」



のり「よーし、皆集まったわねー!」

JUM「どこかに行くのか?」

のり「これから川へ行くの。流れも緩いし、そんなに深くは無いけど真紅ちゃん達が泳ぐには十分なくらいらしいのよ」

真紅「私のナイスバディを披露する時が来たようね」

雛苺「あーはいはい」

薔薇水晶「・・・泳げる・・・かな」

翠星石「大丈夫ですぅ!翠星石が手取り足取り教えてやるですぅ!」

37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 23:47:49.31 ID:zPvBSVgU0
〜 川 〜

翠星石「ガバゴボゴボ!」

JUM「ギャアアア!翠星石ィィイイ!!」

のり「ここはお姉ちゃんに任せて!とぅっ!!ガバゴボゴボ!!」

JUM「キャアアアア!のりぃぃいいい!!」

薔薇水晶「・・・ここは私が・・・そぉぃっ!ガバゴボゴボ!!」

JUM「おぃぃいいいい!?浮き輪浮き輪!これに掴まれー!!」



翠星石「ぜぇはぁ・・・ぜぇはぁ・・・このように川は危険が一杯ですぅ・・・薔薇水晶も気をつけるですぅ・・・」

薔薇水晶「・・・ぜはぁ・・・コクリ・・・」

のり「ぴく・・・ぴく・・・」

JUM「こっちは・・・駄目か」

41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/16(火) 23:59:34.16 ID:zPvBSVgU0

JUM「っていう訳なんだけど水銀燈も一緒に行くか?」

水銀燈(うっ・・・行きたいけど素直に「はい」っていうのも小癪だわぁ・・・)

水銀燈「・・・いやぁよ。何でこの私が貴女達なんかと」

水銀燈(これで誘われてついていっても面目が立つわぁ♪)

真紅「そう、残念ね。まぁ一応声はかけたからね。それじゃ」

          , '´,             /⌒ヽ、
        / /  , '    ハ  /⌒ー┘ あ )
     , '  / / /    l | (  あ   : (
.    // / / ,' ,′l l|  l  } ら   :  )
    /〃 // ' / /  l| l|  l l(  :  ト-〜′
.   /// //、 /  '/ /!|l l! ハ l| { ? j
  // l |l| | 「トl| l !| l l|_厶⊥L!_|`ー一′
  〃 |l |ll ,ィ永 l l |l |jム=ミ/〃ノ|| l
  {  川lV| {リ|  ソ   f℃ `X リ| |
       |l| ゙フ     {じ'   イ/ /l| |
      l||!ヽ     `iiT′/' ィ ′|
       ノハ  、__   _彡1/ ,′ l
         lヽ `     ̄ /,' /  l
         ! ∧       〈〈 ,′  ハ
          // /ンー┬=≦三N   ,′|


42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 00:02:50.03 ID:z5tIj74B0
翠星石「泳ぐのは十二分に満喫したですぅ、お次は水かけっこですぅ!」

真紅「あははっ、ほら、翠星石を集中攻撃なのだわ」

薔薇水晶「・・・ばしゃっばしゃっ!」

翠星石「ひ、卑怯ですぅ!真紅にもやり返すですぅ!えいっ!」

雛苺「っしゃらぁぁぁああ!!」

真紅「痛ぇっ!雛苺、ちょっ・・・」

薔薇水晶「・・・チェストッ・・・!」


JUM「みんな、楽しそうだな」

43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 00:06:10.54 ID:z5tIj74B0
エンジュ「・・・・・・」

ラプラス「あ、あのエンジュ?何をしているんですか?」

エンジュ「シッ!黙っていろ、ラプラス。気が散る」

ラプラス「話が見えないんですが」

エンジュ「薔薇水晶達の水着姿・・・!これを激写せずしてどうする!?・・・!ああ、いいよぉ、薔薇水晶・・・」

ラプラス「・・・・・・チラッ」

ラプラス(あ・・・いいかも・・・)

44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 00:12:19.20 ID:z5tIj74B0
〜夕方〜

のり「そろそろ冷えてくるから川遊びは終わりよ。皆、あがってね〜」


真紅「中々面白かったのだわ。海もこんな感じなのかしらね」

翠星石「でも海と比べて貸切な分、川もいいですぅ」

雛「とっても楽しかったのよ〜」

薔薇水晶「・・・初めてだけど・・・楽しかった・・・」

JUM「次は救命具とか色々用意しておくよ・・・」

のり「楽しんでもらえて何よりだわ〜」

JUM「それじゃそろそろ夕飯にするか」


48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 00:31:40.48 ID:z5tIj74B0
JUM「やっぱりキャンプの定番と言えばカレーだよな」

雛苺「雛も手伝うのー」

翠星石「じゃがいもの皮むきは任せるですぅ!」

真紅「それじゃ私は紅くて綺麗な人参を担当するのだわ」

JUM「いやぁ・・・真紅は黙って見ていたほうが・・・」

薔薇水晶「・・・トントントン」

のり「さすがに薔薇水晶ちゃんは手馴れてるわねぇ」


50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 00:39:56.95 ID:z5tIj74B0
JUM「皆で作ったカレーは美味いな」

雛苺「美味しいの〜」

薔薇水晶「・・・おかわ」

翠星石「おかわりですー!あ、ご飯がもう終わりですぅ」

     「薔薇水晶、半分こするですぅ」

薔薇水晶「・・・大丈夫・・・翠星石が食べて」

翠星石「何か悪ーですねぇ、でもお言葉に甘えるですぅ」

真紅「・・・・・・」


57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 01:03:44.33 ID:z5tIj74B0
〜夕食後は皆でトランプを楽しんだ〜

真紅「今回は私の勝利のようね」

薔薇水晶「・・・革命」

真紅「ちょっ・・・」

薔薇水晶「・・・8切り・・・8切り・・・Joker・・・3・・・上がり・・・」

翠星石「・・・何もさせてもらえなかったですぅ」

薔薇水晶「・・・Win・・・」


のり「皆ー、ちょっと早いけどそろそろ寝ましょうか」

58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 01:06:15.39 ID:z5tIj74B0
JUM「今日は久々に疲れたなぁ、よく眠れそうだ」

のり「それじゃ皆おやすみなさーい」

雛苺「雛達も寝るのー」

翠星石「それじゃトランプを片付けて寝るですぅ」

薔薇水晶「・・・それじゃ・・・私が片付けておくわ・・・」

真紅「・・・私も手伝うわ。皆は先に部屋に戻って休んでちょうだい」

翠星石「真紅にしては珍しいですぅ。それじゃ先に戻ってるですよ」

真紅「・・・・・・」


60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 01:12:27.67 ID:z5tIj74B0
真紅「これで大体片付いたわね」

薔薇水晶「・・・真紅・・・ありがとう・・・」

真紅「・・・薔薇水晶。いつか言おうと思っていた事を言うのだわ」

薔薇水晶「・・・・・・?」

真紅「・・・貴女はどういうつもりでこの桜田家にいるのかしら?」

62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 01:23:02.94 ID:z5tIj74B0
薔薇水晶「・・・え・・・?」

真紅「・・・勘違いしないで欲しいのだわ。貴女を追い出したいとかそういう話では無いの」

   「貴女は本当によくやっている。家事も何もかも率先してやっているのだわ」
   
   「皆、本当に感謝しているはずよ。のりの負担も大分減ったわ」

   「でも、貴女は本当の意味でこの家に打ち解けていない・・・」

   「何処か他人行儀で、そして私達に一線をしいているのだわ」

薔薇水晶「・・・私・・・が・・・?」

63 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 01:28:56.04 ID:z5tIj74B0
真紅「そうよ。今日もそう。バーベキューの時も最後まで焼いていたわね」

   「川でも泳げないのに無理に飛び込んだわ、夕食のカレーもお代わりを翠星石に譲った」

   「貴女は気づいていないようだけど、私達に遠慮しすぎている」

   「それは貴女の心に『自分はここにいてはいけない』という思い込みがあるから」

   「貴女のその負い目が私達には心苦しい」

薔薇水晶「・・・心の・・・負い目・・・」

真紅「薔薇水晶が桜田家に来た経緯は皆知っているのだわ。だから気持ちは分からなくもないの」

   「でも同時にとても悲しいわ。私達は貴女を本当の家族のように思っているのに・・・」

薔薇水晶「・・・・・・」

真紅「薔薇水晶。貴女は何処に立っているの?エンジュの薔薇水晶?桜田家の薔薇水晶?」

薔薇水晶「・・・私・・・は・・・」

真紅「・・・ごめんなさい。こんな事いうつもりは無かったの」

   「でも私が言った事の意味を考えて欲しいのだわ。その答えが出た時、貴女は本当の意味でこの家の一員となれると思うの」

薔薇水晶「・・・真紅・・・」

真紅「・・・そろそろ戻りましょう。皆心配するのだわ」


66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 01:42:26.84 ID:z5tIj74B0
薔薇水晶「・・・私は・・・お父様・・・」



ラプラス「出て行かなくていいのですか、エンジュ」

エンジュ「・・・これはあの子が出すべき答えだ。私の出る幕では無い」

ラプラス「・・・それは構いませんが・・・残りのカレーを漁るのはどうなんですか?」

エンジュ「お前も食べたいのか?流石薔薇水晶が作ったカレーだ。残飯でも最高だな」

ラプラス「・・・・・・」

67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 01:45:47.54 ID:z5tIj74B0
薔薇水晶「・・・私は・・・」

JUM「あれ、薔薇水晶。こんな所にいたのか。皆もう寝ちゃったぞ?」

薔薇水晶「・・・JUMこそ・・・どうしたの?」

JUM「あ、いや、その、さ。昼間に一緒に夜景見ようって約束したろ?」
 
   「部屋に行ったらいなかったからさ。ちょっと薔薇水晶を探してたんだよ」

薔薇水晶「・・・ごめんなさい・・・私の・・・ために・・・」

JUM「あはは、そんなの気にするなよ!それじゃちょっとテラスに出ようか」

69 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 01:51:43.64 ID:z5tIj74B0
〜テラス〜

JUM「やっぱり夜は涼しいな。昼間の暑さが嘘みたいだ」

薔薇水晶「・・・風が・・・気持ちいい・・・」

JUM「本当だな、空気も綺麗だし何か透明感があるっていうか」

   「さて、肝心の夜景は、と・・・うっわぁ・・・予想以上だなぁ・・・」

薔薇水晶「・・・綺麗・・・」

JUM「毎日あの中にいるなんて信じられないよなぁ。黒いテーブルクロスに宝石を散りばめたみたいだ」

薔薇水晶「・・・クスッ・・・」

JUM「あっ、今笑ったろ?酷いなぁ」

薔薇水晶「・・・あはっ・・・だって・・・何かJUMらしくないんだもの・・・」

JUM「ちぇー、まぁ確かに僕っぽくないとは思うけどさ」

薔薇水晶「・・・でも・・・」

JUM「ん?」

薔薇水晶「・・・本当に綺麗・・・宝石の海みたい・・・」

JUM「・・・うん、そうだね」

71 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 02:06:22.87 ID:z5tIj74B0
JUM「随分冷えてきたな。秋も近いからか、さっきより風が冷えてきてるよ」

薔薇水晶「・・・あ・・・」

JUM「ん、どうしたんだ?」

薔薇水晶「・・・空・・・」

JUM「・・・こいつは凄いな。満天の星空か。そういえば夜空を見上げるなんて何時以来だろ」

薔薇水晶「・・・この星が・・・毎晩空を彩ってる・・・」

JUM「町にいたんじゃ絶対気づけない事だよな。当たり前すぎて気づけないんだ」

薔薇水晶「・・・当たり前すぎて・・・気づけない・・・真紅の言ってた・・・事・・・?」

JUM「どうした?」

薔薇水晶「・・・ううん・・・何でもない・・・あ・・・!」

JUM「今度こそどうした?」

薔薇水晶「・・・流れ星・・・」

JUM「いいもの見たな。ちゃんと願い事したか?消えるまでに心で願うと叶うっていうけど」

薔薇水晶「・・・うん・・・間に合った・・・」

73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 02:10:49.04 ID:z5tIj74B0
JUM「それじゃ僕もそろそろ寝るよ。薔薇水晶も寝た方がいいぞ。明日は朝早くから真紅が虫取りに行くって張り切ってたからな」

薔薇水晶「・・・うん・・・私もそろそろ・・・へっくちゅ!」

JUM「おいおい、大丈夫か?結構長い間外にいたからな。体が冷えちゃったんだろ」

薔薇水晶「・・・大丈夫・・・少し冷えただけだから・・・あ・・・」

JUM「・・・無茶するなよな。風邪引いたらどうするんだよ、ドールが引くのか知らないけど・・・」

薔薇水晶「・・・JUMの腕・・・暖かい・・・」

JUM「・・・流石に応急とは言え恥かしいな、もう少しは暖まったか?」

薔薇水晶「・・・うん・・・でも・・・もう少しだけこのままでいて・・・」

JUM「・・・わかった・・・」

74 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 02:13:39.21 ID:z5tIj74B0
〜数分後〜

薔薇水晶「・・・ありがとう・・・もう大丈夫・・・」

JUM「・・・そっか、良かったよ。それじゃ僕は寝るよ。おやすみ」

薔薇水晶「・・・おやすみ・・・なさい・・・」




薔薇水晶「・・・JUM・・・真紅・・・私は・・・私がここにいる・・・意味・・・」


133 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 21:36:34.12 ID:z5tIj74B0
〜 翌朝 〜

JUM「ぐ〜・・・ぐ〜・・・」

〜バターン!〜

JUM「な、何事だ!?」

真紅「JUM、何時まで寝ているの?虫が逃げてしまうじゃないの!さっさと支度をなさい!!」

JUM「・・・ああ、そういえばそういう話だったっけ」

薔薇水晶「・・・虫取り・・・?」

翠星石「そうですぅ。昨日、虫が来そうな樹に砂糖水を塗りたくっておいたですぅ」

雛苺「今頃カブトムシやクワガタがザックザクなのー!」

真紅「えぇい、時間が惜しいわ!JUM!いいからその格好で来なさい!」


136 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 21:43:49.48 ID:z5tIj74B0
JUM「・・・これは凄いな」

雛苺「予想以上なのー!」

翠星石「うひょおおおお!!一杯いるですぅ!!」

真紅「ま、まぁ当然の結果ね!カブトもクワガタもよりどりみどりなのだわ!」

翠星石「翠星石はこのデカいのがいいですぅ!」

雛苺「雛はこの綺麗なカナブンがいいのー」

真紅「私はやはりカブトムシね!昆虫の王様なのだわ」

JUM「見てると僕もドキドキしてくるなぁ。あ、薔薇水晶はどれを取るんだ?」

薔薇水晶「・・・私は・・・この子・・・」

139 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 21:50:16.43 ID:z5tIj74B0
翠星石「翠星石のクワガタの方がデカいですぅ!」

真紅「私のカブトムシのほうがかっこいいのだわ」

雛苺「うーん、でも薔薇水晶のクワガタ、何処かで見た気がするの」

JUM「ちょっと見せてくれないか?・・・あ、これは・・・まだ小さいけどオオクワガタじゃないか!?」

真紅「そ、そんな・・・あの黒いダイヤと呼ばれるオオクワガタ!?」

翠星石「うう・・・一気に敗北感ですぅ・・・薔薇水晶、翠星石のクワガタと取り替えるですぅ!」


142 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 21:57:45.53 ID:z5tIj74B0
水銀燈「・・・・・・はぁ」

めぐ「そんなに行きたかったなら素直に行けば良かったのに」

水銀燈「うっ、うるさいわね!誰があんな連中とキャンプになんか・・・!」

めぐ「・・・キャンプなんて一言も言ってないけど・・・」

水銀燈「・・・・・・あの馬鹿人間・・・普通はあそこでもう一回誘うじゃなぁい・・・」



145 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 22:04:18.50 ID:z5tIj74B0
薔薇水晶「・・・翠星石・・・とりかえっこ・・・あ・・・」


真紅(貴女は気づいていないようだけど、私達に遠慮しすぎている)

   (それは貴女の心に『自分はここにいてはいけない』という思い込みがあるから)

   (貴女のその負い目が私達には心苦しい)


薔薇水晶「・・・ごめんなさい・・・この子は・・・駄目・・・」

雛苺(・・・薔薇水晶、それでいいのなのよ)

翠星石「ちぇー、翠星石の大儲け計画がパーですぅ」

JUM「でも翠星石のクワガタもいいじゃないか。ノコギリクワガタみたいだけど結構大きいぞ」

翠星石「まぁこれくらいにしとくですぅ」

真紅(・・・くすっ、まぁまだまだだけど薔薇水晶も少しは理解したみたいね)


149 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 22:28:14.36 ID:z5tIj74B0
真紅「にしても大量だったのだわ。流石私のトラップね、虫もイチコロなのだわ」

翠星石「早くのりにも翠星石のビッグなクワガタを見せるですぅ」

JUM「おいおい、そんなに慌てると転ぶぞ?」

雛苺「薔薇水晶はそのクワガタさん気に入ったのー?」

薔薇水晶「・・・うん・・・」

真紅「それなら名前をつけるといいのだわ」

薔薇水晶「・・・もう決まってるの・・・」

翠星石「何て名前ですぅ?」

薔薇水晶「・・・エンジュ・・・」


154 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 22:38:52.05 ID:z5tIj74B0
雛苺「ブーッ!!!」

翠星石「よ、よりにもよって・・・」

真紅「全く似てないのだわ」

薔薇水晶「・・・この子・・・さっきの餌場で・・・大きなクワガタに挑んで餌を取ろうとしてたの・・・」

      「・・・大きな目標に・・・一生懸命に何回も挑んで・・・そうしてやっと餌を取ってたわ・・・」

      「・・・その姿が・・・何故かしら・・・お父様と被って見えたの・・・」

JUM「薔薇水晶・・・」

真紅「・・・薔薇水晶がそう思うなら、そのオオクワガタの名前はエンジュに間違い無いのだわ」

翠星石「そう言われるとあのパツキンニヒル野郎に見えなくもねーですねぇ」

雛苺「エンジュ、かーいいの」


157 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 22:43:32.34 ID:z5tIj74B0
JUM「って、薔薇水晶!そのエンジュに何してるんだ!?」

薔薇水晶「・・・逃がしてあげるの・・・きっとこの子・・・まだやりたい事があるはずだから・・・」

真紅「・・・やれやれ、仕方ないわね。さぁ、JUM二号。貴方も森に帰るのだわ」

雛苺「ばいばいなの、JUM二号」

翠星石「・・・うー、仕方ねーです。JUM二号さらばですぅ!」

JUM「お、お前ら、揃いも揃って何て名前を・・・!」

薔薇水晶「・・・またね・・・エンジュ・・・きっと来年もくるから・・・」

真紅「・・・そうね。来年来てまたJUM二号を捕まえるのだわ」

雛苺「それはいい考えなの」

翠星石「来年まで生き延びやがれです、JUM二号」

160 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 22:53:58.56 ID:z5tIj74B0
エンジュ「・・・・・・」

ラプラス「・・・泣いているのですか?」

エンジュ「・・・そんな筈があるか。・・・これは汁だ」

ラプラス「エンジュ。貴方の娘は立派に成長していますよ」

エンジュ「・・・ああ、そうだな」

161 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 22:56:28.92 ID:z5tIj74B0
真紅「ただいまなのだわ」

のり「あらー、おかえりなさーい。カブトムシは沢山とれたの?」

翠星石「あまりにも大量に取れたから逃がしてやったですぅ」

のり「そうなの、残念ねぇ」

JUM「姉ちゃん、どっか行くのか?」

のり「うん。昨日バーベキューの後始末しなかったじゃない?片付けに行こうと思って」

JUM「お昼には帰らないといけないしな」

雛苺「それじゃこのまま皆で片付けにいこうなの」

薔薇水晶「・・・こくり・・・」

162 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 23:01:29.12 ID:z5tIj74B0
薔薇水晶「・・・早く片付けて・・・残りの時間遊びましょう・・・」

翠星石「今日の薔薇水晶は何か元気ですぅ」

のり「そうね。さっさと片付けちゃいましょうか」

JUM「さ、ついたぞ・・・え・・・?」

真紅「これは・・・」

雛苺「グチャグチャに荒らされてるの・・・」

163 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 23:02:44.11 ID:z5tIj74B0
ラプラス「・・・ジー」

エンジュ「ば、馬鹿!私では無いぞ!そんな下品な真似は・・・」

ラプラス「ですが昨晩カレーの残りを・・・」

エンジュ「お前も最後は何だかんだ言って食べていたろう!」

ラプラス「うっ・・・ではしかし、これは誰が・・・?」

164 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 23:04:41.69 ID:z5tIj74B0
JUM「酷いな、これは。食べ散らかすっていうか・・・とにかく滅茶苦茶だ」

のり「もしかして狼とかかしら・・・」

雛苺「日本では野生の狼は絶滅してるの」

翠星石「それじゃ野犬とかですかねぇ?」

真紅「・・・違うわね。もしかしてこれは・・・」

薔薇水晶「・・・・・・!?・・・気をつけて・・・何か・・・来る・・・!」


167 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 23:07:57.24 ID:z5tIj74B0
JUM「な、何だ?茂みから・・・!?」

???「グルルルルァ!!」

                |! トヽヽ,\__ __,、
                  f ,i !- ':´  ̄ ̄ヽ. ヾト ィ',ィ, ,.ィ__
               __∠    ― 二 =、 ヾY,}:i:iK '`  `てイーzィ
            `斗レ'   ¬ .<ヾト、 Y}:}:j厶- - 、      `t__
           __ノ’ ,.  --、ヽ.\ヽ:Y!iv厂 --一- ``、      `^戈__,>`ヘ
          __Z   , ィ'´fiミ__Yiいヽ!:リ√ィ彡r '´ ̄´¬丶ヽ、   X. i{     ',
       ___)    ≦ 'ラ_{(・)}j川 kソ个rイ〃 '// _ヽ ヽ.     ヘヾ       }
       _,)'/,  z 彡rシ ソソ:`,ソ:' メ⌒i. j ‐、ヾi i,.ィ_'ニ二ヽ,  ヽ    }:i    /
      勹/〃,  -ー彳´ ;/¨:::`::く._    ヾ Yij{(・)>= ≧ヾ:ヽ:ヽ ヾ,  `ミゞ--:r'
       之. イ/ / , ゙ ,' {::f⌒}::,':::::::::ヽ  ,丶 `iヾ三ぐ¬ミド} }ヽト :}    ゞミ(^
     'ライ〃i;' ,'   ,' :v'ヾ| ,ノ:::/⌒!:::/    ,.i トヽヽ丶`  ヾミ:ヾト、   ヾヽミi}
    _,メィ/;:イ ' /  ;i: i! ヽ.. ー' ¬'Lイ ji ,i   ,i.l }: ヽ丶``   ヾ ヽ \:.ヽ:トゝ
   __Z イィ /i ,〃 /!i iト .,___ ヾ´ '’ ,八 ヽ }!   \ヽ`    \、ヾ :,ハ ヘ,
   ブイ〃//i ,:/:, ハ1i: ,>'‐L/7'ァ-ァァ'个 、 ヽ ヾ     c ヾ` 、`: ミト、} ハ メゝ
  厶'〃// ,' ,.イ ,' / 'i:iハ.y' {_  ̄ ブZ j:j:ヽヽ__,ィこつ ヾヽ、   ヽ. \  ヾト、ヘN
   ,ノiii/〃/ ,'/ ,' ,: ,' i:{,ハ!  7ー'´/り } :ト、  ̄´  ヽ   \ヽ`: \ヽ`\ヘヘ!
  ,jハ/:〃/〃/〃,' ,' ,'iハ/`ト、/__,_,_仄! .Nト、\ ヾミJヽト、ヾ` ` ヾ``ヾ``ヾ``ヾし!
  , イ:〃/〃/〃/〃;ハli `'く,_l,」jノ┘iト :i: j: ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾミ三;く
  ,ノィ〃/〃/〃/〃〃,':ヾ= ーz i 、トヾi: .:|:. ! i  i:.i:. i:.ヾ\ヾ\ヾ\ヾ\ヾ\ヾミ::(_

JUM「ぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!」


168 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(新潟県) :2008/09/17(水) 23:09:04.35 ID:fPfeZgZX0
人生オワタ\(^o^)/

169 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東) :2008/09/17(水) 23:10:42.09 ID:XfhwXu00O
コロゾフw

170 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 23:19:28.92 ID:z5tIj74B0
のり「そ、そんな・・・!もしかしてこれもクマが・・・!」

真紅「・・・油断したのだわ!ここも彼ら野生動物のテリトリー・・・!」

翠星石「リゾートで人間が沢山くるから人を恐れてねーです!」

雛苺「バーベキューの残りに引き寄せられてきたの・・・」

のり「ど、ど、どどどどうしよう!?あ、し、死んだフリ!?」

JUM「駄目だよ!本物の熊にはそんなの効かない!足も速いから逃げるのだって・・・」

薔薇水晶「・・・・・・!」

JUM「避けろ、薔薇水晶ッ!!ガッ!!」

171 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 23:23:47.06 ID:z5tIj74B0
薔薇水晶「・・・JU・・・M・・・?」

JUM「ガハッ・・・」

のり「JUMくん!あ、あああ、凄く血が出てるよ!!どうすれば、どうすればいいの!?」

真紅「・・・見た目よりも傷は浅いのだわ。でも傷が大腿動脈に近い・・・このままじゃ・・・」

翠星石「JUM!JUM!しっかりするです、JUM!」

雛苺「顔がどんどん青くなってきるの・・・」

JUM「・・・・・・」

真紅「・・・JUMを動かすにしても、この熊をどうにかしないと」

熊「グルルルルル……」

174 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 23:50:49.87 ID:z5tIj74B0
真紅「くっ、やるしかないのだわ!ローズテイル!」

翠星石「スイドリーム!」

雛苺「苺轍なのっ!」
               |! トヽヽ,\__ __,、
                  f ,i !- ':´  ̄ ̄ヽ. ヾト ィ',ィ, ,.ィ__
               __∠    ― 二 =、 ヾY,}:i:iK '`  `てイーzィ
            `斗レ'   ¬ .<ヾト、 Y}:}:j厶- - 、      `t__
           __ノ’ ,.  --、ヽ.\ヽ:Y!iv厂 --一- ``、      `^戈__,>`ヘ
          __Z   , ィ'´fiミ__Yiいヽ!:リ√ィ彡r '´ ̄´¬丶ヽ、   X. i{     ',  ブルァアアアアアア!!
       ___)    ≦ 'ラ_{(・)}j川 kソ个rイ〃 '// _ヽ ヽ.     ヘヾ       }
       _,)'/,  z 彡rシ ソソ:`,ソ:' メ⌒i. j ‐、ヾi i,.ィ_'ニ二ヽ,  ヽ    }:i    /
      勹/〃,  -ー彳´ ;/¨:::`::く._    ヾ Yij{(・)>= ≧ヾ:ヽ:ヽ ヾ,  `ミゞ--:r'
       之. イ/ / , ゙ ,' {::f⌒}::,':::::::::ヽ  ,丶 `iヾ三ぐ¬ミド} }ヽト :}    ゞミ(^
     'ライ〃i;' ,'   ,' :v'ヾ| ,ノ:::/⌒!:::/    ,.i トヽヽ丶`  ヾミ:ヾト、   ヾヽミi}
    _,メィ/;:イ ' /  ;i: i! ヽ.. ー' ¬'Lイ ji ,i   ,i.l }: ヽ丶``   ヾ ヽ \:.ヽ:トゝ
   __Z イィ /i ,〃 /!i iト .,___ ヾ´ '’ ,八 ヽ }!   \ヽ`    \、ヾ :,ハ ヘ,
   ブイ〃//i ,:/:, ハ1i: ,>'‐L/7'ァ-ァァ'个 、 ヽ ヾ     c ヾ` 、`: ミト、} ハ メゝ
  厶'〃// ,' ,.イ ,' / 'i:iハ.y' {_  ̄ ブZ j:j:ヽヽ__,ィこつ ヾヽ、   ヽ. \  ヾト、ヘN
   ,ノiii/〃/ ,'/ ,' ,: ,' i:{,ハ!  7ー'´/り } :ト、  ̄´  ヽ   \ヽ`: \ヽ`\ヘヘ!
  ,jハ/:〃/〃/〃,' ,' ,'iハ/`ト、/__,_,_仄! .Nト、\ ヾミJヽト、ヾ` ` ヾ``ヾ``ヾ``ヾし!
真紅「駄目、効かない!」

薔薇水晶「・・・諦めるわけには・・・いかない・・・!」

翠星石「薔薇水晶!?無茶ですぅ!!」

175 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/17(水) 23:56:04.22 ID:z5tIj74B0
薔薇水晶「・・・真紅・・・私の立っている場所・・・ようやく分かったの・・・」

真紅「薔薇水晶!?」

薔薇水晶「・・・私は・・・エンジュの薔薇水晶でも・・・桜田家の薔薇水晶でもない・・・」

      「・・・私は・・・JUMの薔薇水晶・・・!」

真紅「貴女、まさか・・・止めなさい!翠星石、あの子を止めて!」

薔薇水晶「・・・私の命に代えても・・・JUMを守る・・・クォーツバレット・・・!!」

熊「ブルァァアアアアアア!!」

176 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/18(木) 00:02:01.27 ID:iAC+H56H0
薔薇水晶(・・・クォーツバレットも駄目・・・ああ・・・これまで・・・なのね・・・)

      (・・・真紅・・・ごめんなさい・・・皆・・・逃げ延びて・・・)

      (・・・JUM・・・せめて貴方だけでも助けたかった・・・)

      (・・・熊が・・・襲い掛かってくる・・・とってもゆっくり・・・これが・・・走馬灯・・・?)

      (・・・悔いは・・・無いの・・・私には・・・過ぎた・・・生活だったわ・・・)

      (・・・とっても・・・楽しかった・・・・・・・・・だ・・・やだ・・・!)

      (・・・もっと・・・もっと色んな事をしてみたい・・・!)

      (・・・翠星石と育ててる花が咲くのをみたい・・・雛苺ともっとお絵描きをしたい・・・)

      (・・・真紅にお菓子美味しいって褒めてもらいたい・・・のりと色んな料理を作りたい・・・)

      (・・・JUM・・・貴方と・・・もっと思い出を作りたいの・・・!・・・嫌・・・助けて・・・)

      「・・・助けて・・・お父様ッ・・・!!」

179 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/18(木) 00:18:01.59 ID:iAC+H56H0
真紅「あれは!」

翠星石「何時だったかJUMをボコった覆面野郎ですぅ!!」

???「コーホー(そこの小僧はともかく)コーホー(薔薇水晶を手にかけようとした罪)コホー!(万死に値する!)」

熊「ぶるぁぁあああああ!」

???「コーホー(ふん・・・)コーホー(確かにずば抜けたパワー)コーホー(だが野生動物の悲しさか)」

  「コフォー(動きが見え見えだ、ノロマが!」

熊「グルァ!?」

181 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/18(木) 00:21:33.24 ID:iAC+H56H0
???「コホー(一瞬で終わらせる!)」

熊「ガル!?」

ガスッ ガスガスッ ガスッ ガスガスガスッ ガスッガスッ !!
3RP   RKLP   6LP   LPLKRP      2RKRK

真紅「馬鹿な・・・あり得ないのだわ!」

翠星石「熊が浮かされてバウンドして更に吹っ飛ばされたですぅ!」

熊「もうやだ!」

???「コホー(命までは取らん)コーホー(さっさと消えうせろ)」

182 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/18(木) 00:23:22.32 ID:iAC+H56H0
真紅「た、助かったのだわ・・・」

雛苺「マスクのおっさん、ありがとうなの!」

翠星石「そ、そうです、JUMは・・・!?」

薔薇水晶「・・・JUM・・・!・・・JUMッ・・・!」

のり「・・・うっ・・・ひっく・・・JUMくんの心臓が・・・止まっちゃったよ!!」

183 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(長野県) :2008/09/18(木) 00:24:17.35 ID:4QV0CRod0
JUM!!!!

184 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(山陰地方) :2008/09/18(木) 00:29:30.81 ID:GXkR/QuJ0
なん・・・だと・・・

185 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/18(木) 00:31:34.35 ID:iAC+H56H0
真紅「・・・うそ・・・でしょう?」

翠星石「・・・・・・心臓マッサージも駄目ですぅ」

雛苺「心肺機能が・・・完全に停止してるの・・・」

のり「JUMくん!JUMくんッ!嫌ァッ!お願い起きて!!」

薔薇水晶「・・・嘘・・・だって・・・昨日・・・冷えた私を暖かく抱きしめて・・・こんな冷たくなくて・・・」

      「・・・そうよ・・・それにお願いした・・・流れ星に・・・ずっと皆と・・・JUMと一緒にって・・・だから・・・嘘・・・」

      「・・・ねぇ・・・起きて・・・JUM・・・そろそろ帰り支度しないと・・・間に合わない・・・起き・・・て・・・」

      「・・・JUM・・・起きてぇぇぇええええ!!!!」

真紅「・・・止めなさい、薔薇水晶・・・もう・・・JUMは・・・」

翠星石「・・・うっ・・・ひっく・・・せめて・・・安らかに・・・寝かせてあげてほしいですよ・・・ううっ・・・」

186 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東) :2008/09/18(木) 00:36:15.28 ID:yzYPA1OxO
JUMさようなら\(^O^)/

187 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(西日本) :2008/09/18(木) 00:36:55.63 ID:QrFoFKEW0
真紅なんとかしろ
お前のミーディアムだろ

189 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/18(木) 00:37:39.91 ID:iAC+H56H0
雛苺「・・・・・・」

???「・・・・・・」

雛苺「コーホー(おい、エンジュ)」

???「・・・・・・!?」

190 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(長野県) :2008/09/18(木) 00:38:32.22 ID:4QV0CRod0
まさかのw

193 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/18(木) 00:45:56.62 ID:iAC+H56H0
???「コーホー(雛苺、貴様・・・)コーホー(何故この言語を)コホー!(錬金術師言語を知っている!?)」

雛苺「コッホー(そんな事はどうでもいいの)コフォー(錬金術師とは即ち万学の師)コホー(当然医学知識にも長けているな?)」

???「コホー(それがどうした・・・)コホー(最早JUMは手遅れ)コホー(医学ではどうしようもない)」

雛苺「コーホー(誤魔化すな)コーヒー(その中には秘術とされる・・・)コホー!(反魂の法もあるはずだろうが!)」

???「コフォ(何故それを貴様が・・・)コホー!(まさかお前、ダークストー・・・)」

雛苺「コーホー(雛は雛苺なの)コーホー(それ以外の何者でもないの)」

   「コーホー(何よりも)コホー(娘を悲しませるのがお前の『父親』なの?)」

???「・・・コーホー(いいだろう)コーホー(我が娘の為に)コーホー(その小僧の命を救ってやる)」

雛苺「コーヒーン(さすがエンジュなの)コーホー(いつか借りは返すなのよ)」

???「コフォー(勘違いするなよ)コーホー(全ては・・・薔薇水晶の為だ・・・)」

194 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(長野県) :2008/09/18(木) 00:47:03.80 ID:4QV0CRod0
父さんいい人!

195 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/18(木) 00:50:36.47 ID:iAC+H56H0
薔薇水晶「・・・JUM・・・JUM・・・」

雛苺「薔薇水晶、そこをどいてほしいなの」

薔薇水晶「・・・いや・・・いや・・・JUMと・・・ずっと一緒に・・・」

〜パァン〜

薔薇水晶「・・・え・・・?」

真紅「雛苺!?何をするの!」

雛苺「・・・JUMを助けたかったら大人しくいうことを聞いてほしいの」

翠星石「・・・黒尽くめ!?何をする気ですぅ!?」

???「コーホー(究極のドールを追い求める為に得た知識を)コーホー(このような形で再び使う事になるとはな)」

薔薇水晶「・・・懐かしい感じ・・・これ・・・は・・・?」

???「コホー・・・(JUMの魂よ・・・)コーヒーン!(あるべき器に帰れ!)」

翠星石「あ・・・光が・・・」

196 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(静岡県) :2008/09/18(木) 00:53:45.97 ID:9cjuPoxB0
コーホーコーホーうるせぇwwwwww

197 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(西日本) :2008/09/18(木) 00:54:59.58 ID:QrFoFKEW0
>コーヒーン

コーヒー吹いたwwww

198 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/18(木) 00:56:33.26 ID:iAC+H56H0
JUM「・・・あれ・・・僕・・・は・・・?」

のり「あああ!嘘・・・!?JUMくん!JUMくんが生き返った!!」

JUM「・・・え・・・?何の事・・・うっ・・・頭が痛い・・・ついでに全身も・・・」

真紅「ああ、信じられない!JUM、貴方はさっきまでしべらっ!?」

薔薇水晶「・・・JUMッ!・・・JUMッ!・・・良かったッ・・・本当に・・・良かった・・・!」

雛苺「くすっ」

???「コホー(二度目は無いと思え、小僧)

薔薇水晶「・・・JUM・・・JUMッ・・・」

翠星石「あー!どさくさに紛れてチューしやがったですぅ!薔薇水晶、JUMから離れるですぅ!JUMは翠星石の・・・」

雛苺「・・・この場でそれは不味・・・チラッ」

???「コーホー(殺す・・・)コーホー(薔薇水晶を汚した小僧・・・)コーホー(再び私が殺す・・・!)」

雛苺「み、皆早く逃げるのー!!」

199 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/18(木) 01:06:00.16 ID:iAC+H56H0
「それからは大変だった。

熊に襲われて意識を失った僕が目を覚ましたら何時かの黒尽くめがいて襲われたんだ。

皆で急いで逃げて、それから何回かアクシデントがあったけど、僕達は皆無事に家に帰る事が出来た。

怖い事もあったけど、でも楽しいキャンプだった。

帰ってからその事を蒼星石や金糸雀に話したら、キャンプに行けなかった事をとても残念がっていた。

水銀燈は何故か機嫌が悪くて、土産話を話そうとすると耳を塞いで叫びだしたっけ。真紅はニヤニヤ笑っていたな。

僕達は普段の生活に戻った訳だけど、変わった事が一つある。

以前は大人しかった薔薇水晶が、少しずつだけど自己主張をするようになった。雛苺は苦手なピーマンを食べさせられたりしている。

キャンプに行く前にあった、表現しにくいけど、皆との心の壁が薄くなったような気がする。

翠星石は薔薇水晶をカモれなくなって悔しそうだけど良い薬じゃないかな。

今日も桜田家は騒々しい」

真紅「JUM−、薔薇水晶がお昼ご飯を作ったのだわ。日記はそれまでにして早く食べましょう、冷めてしまうのだわ」

JUM「うん、今行くよ」

201 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/18(木) 01:10:32.19 ID:iAC+H56H0
JUM「今日のお昼は何かなー」

翠星石「薔薇水晶が来てからレパートリーが増えてほくほくですぅ」

JUM「お、今日は・・・」

薔薇水晶「・・・今日は・・・カツオのタタキを用意してみたの・・・」

真紅「もうそんな時期なのね。すっかり秋なのだわ」

雛苺「すっごく美味しいのー!」

JUM「いただきまーす」



翠星石「JUMのカツオ一枚いただきですぅ!」
雛苺「雛も雛もー!」
JUM「うわっ!おい、返せよ性悪人形!」
真紅「お止めなさい、はしたないのだわ」
薔薇水晶「・・・翠星石・・・野菜も食べなきゃ・・・駄目・・・」
翠星石「ううー!最近薔薇水晶が手ごわいですぅ!」
雛苺「くすっ」


203 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/18(木) 01:14:16.94 ID:iAC+H56H0
エンジュ「ああ・・・薔薇水晶・・・何て美味しそうなタタキなんだ・・・」

ラプラス「タタキと言えば最近SMクラブ行ってませんねぇ。めぐちゃんの指名取れるかな、電話電話、と」

エンジュ「薔薇水晶観察の崇高な時間を汚らわしい言葉で乱すな、ラプラス!」

ラプラス「あ、めぐちゃん空いてますか?はい、はい、それじゃお願いします。予約名は・・・」

エンジュ「エンジュです。二時間コースで、はい、それじゃよろしくお願いします」

〜ガチャン〜

ラプラス「エ、エンジュ!折角めぐちゃんの指名を・・・」

エンジュ「あぁ・・・薔薇水晶・・・カツヲを食べる姿も可愛らしい・・・」

205 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/18(木) 01:21:21.40 ID:iAC+H56H0
私は・・・変わったのだろうか?

多分そうだと思う

あのキャンプで真紅に問われて・・・そして私は答えを出した

『ここ』が私の答え

百万人の私がいたとしたら全員がそう答えると思う

少しずつだけど自分が出せるようになってきた

それに対する皆の反応もとても新鮮で楽しい

桜田家の家族として馴染んで着ているのだろう

私はもうお客さんじゃないんだから

だから遠慮なんてしないの

だって毎日がこんなに素敵って気づいたから

当たり前すぎて気づかなかった事もわかるようになったから

こんな素敵な毎日を無駄にしたくないもの!

206 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/18(木) 01:26:31.35 ID:iAC+H56H0
JUM「ん、どうした、薔薇水晶?腕枕の位置悪いか?」

薔薇水晶「・・・いいえ・・・少し・・・考え事・・・」

JUM「そっか。あ、そういえばさ。キャンプの晩、流れ星にお祈りしたろ?何を祈ったんだ?」

薔薇水晶「・・・秘密・・・」

JUM「ちぇっ、そっかぁ。まぁ余り人に言うと適わないっていうしなぁ、しょうがないか」

薔薇水晶「・・・いつか・・・教えてあげる・・・」

JUM「ん、今なんて?」

薔薇水晶「・・・ふふ・・・何でも・・・ないの・・・」

JUM「はは、変な薔薇水晶だな。・・・ふぁぁ、それじゃ・・・おやすみ」

薔薇水晶「・・・おやすみ・・・JUM・・・」




薔薇水晶「・・・・・・」

*DeCoKiss*

薔薇水晶「・・・おやすみ・・・」

207 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県) :2008/09/18(木) 01:28:50.79 ID:iAC+H56H0
薔薇水晶「……キャンプ?」 終


             rfヽ,  ' ´ ̄  ̄ `丶、/Y!
          ∠二ゝr仁_      _二Y二>
           `Z //               ∨`ヽ、
           /   / 、ハ      l ハ  l ハ   \  薔薇水晶「・・・終わり・・・よ・・・」
        /厶__  l l l|斗-|-、 \从-j 、| ! |  _〉〉
          ⌒7/  | N| ィォぃミト、 /r frヘrくレ1∧ {厂´  ばらしー「オワリダヨー!」
       __ //  l 川 !ヘrリ  ソ ヽ{`ソ/! } ハ ヽ、
     , '⌒ヘミn、 // | ハ "″ ,  "`7´ハ ! |  ))
   xイr 、」@∨ | ∨,′l | lゝ、 ー '  ,.ィ l | ,'  l  /
   `Yペ_<)厶 V /_j 」_ノ 〈ーう冖斤ヲ!_j_|」_ |((
    ⊂二 └ヘ、 ⌒!'て_:_ : ̄: : `Y´: :'^´ : _}: } | ヽ、
   《 |l `ヽ  }-r ヘ、: {: : : :_:_:{芯}:_:_: : :_}: : :ハ l|   }}
   丿八 く/i 丶、) : :∨:廴rf癶、:_:厂Y :イ  |  /
      `T〈__l_广!: : : l{: : :└rくr┘: : : } : :l   ! /
          〉バ: :`丶:ヽ:.ハ: : : : `ヽ: : : : イ: : :l   |く
       〈〈  l\ : : : / 八 : : : : : } : : : ハ : :ヽ | ヽ
        }ノ  | |lトー′rー': : : : :/: : : └ヘヽ: : :\| 丿

212 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(長野県) :2008/09/18(木) 01:34:22.97 ID:4QV0CRod0
乙!






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  • 名前:ななしカナ? ◆- 投稿日:2008/11/27(木) 00:00:52
  • まぁまぁカナ

    読んでないけど
  • 名前:ななしカナ? ◆- 投稿日:2008/11/27(木) 01:48:38
  • ぷ ん太にある
    薔薇水晶「……家の鍵…なくなっちゃった………」の続編かな?
  • 名前:ななしカナ? ◆- 投稿日:2008/11/27(木) 02:15:27
  • ※2
    そうらしいぞ
    この人のSSを呼んでからばらしーが一番になった
    続編待ってるぜ!
  • 名前:ななしカナ? ◆- 投稿日:2008/11/27(木) 11:27:05
  • この話がぷ ん太に載ったらオレ・・・



    ぷ ん太とちゅっちゅするんだ・・・
  • 名前:ななしカナ? ◆- 投稿日:2008/11/27(木) 23:01:19
  • 何気にばらすぃーはニコニコ愛されキャラ選手権に出場していないんだよな

    理由は「長期支援者が0にになったから」なんだがw
  • 名前:ななしカナ? ◆- 投稿日:2008/11/28(金) 17:10:45
  • ばらしーかわええ
  • 名前:@ ◆- 投稿日:2008/11/30(日) 02:01:57
  • なんなの雛www
  • 名前:ななしカナ? ◆- 投稿日:2008/12/08(月) 21:49:23
  • 途中のコンボ鉄拳かww
    ドラグノフあたりか?w
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