1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 02:48:56.67 ID:Lf8E1GKi0
2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 02:49:55.58 ID:Lf8E1GKi0
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のび太を無事に有名進学高校へ入学させることに成功したドラえもんは
自分の役目が終わったことを知り、未来へ帰ることを決意した。
涙の別れ。しかしそれでも立派に前を向くことを宣言したのび太の姿に安心し、
ドラえもんはタイムマシンに乗りこみすっかり慣れ親しんだ時代から姿を消した。
ドラ「うう・・・くずっ・・・のび太すっかり君立派になって・・・」
「もう会うことはないと思うけど・・・僕は君の事をずっと見守っているよ」
タイムマシンに乗りながらも未だに涙を流すドラえもんであったが、どこか
誇らしげな表情であった。
しかしその瞬間、異変が起きた。
タイムマシン「ピー ピー 警告。原因不明の時空震発生。接近してきています。」
ドラ「!?」
前方から雷を纏った黒い穴が近づいてくる。避ける暇もなくタイムマシンは飲み込まれた。
ドラ「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
自分の役目が終わったことを知り、未来へ帰ることを決意した。
涙の別れ。しかしそれでも立派に前を向くことを宣言したのび太の姿に安心し、
ドラえもんはタイムマシンに乗りこみすっかり慣れ親しんだ時代から姿を消した。
ドラ「うう・・・くずっ・・・のび太すっかり君立派になって・・・」
「もう会うことはないと思うけど・・・僕は君の事をずっと見守っているよ」
タイムマシンに乗りながらも未だに涙を流すドラえもんであったが、どこか
誇らしげな表情であった。
しかしその瞬間、異変が起きた。
タイムマシン「ピー ピー 警告。原因不明の時空震発生。接近してきています。」
ドラ「!?」
前方から雷を纏った黒い穴が近づいてくる。避ける暇もなくタイムマシンは飲み込まれた。
ドラ「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
感じたのは一瞬の浮遊感。次の瞬間ドラえもんの頭に衝撃が走った。
ガンッ!!
ドラ「!!!」
パタ・・・
ドラ「うぅ・・・一体なんなんだ・・・」
見事に頭から地面にぶつかり、倒立状態から倒れこむドラえもん。
すぐ後ろにはタイムマシンが地面に半ば埋もれるような形で落ちている。
ドラ「ここは・・・どこだろう?たしか僕は時空震に飲み込まれて・・・」
立ち上がり辺りを見回すとそこはいつもの空き地であった。
ドラ「時空震のせいで超空間からはじき出されちゃったのか・・・」
全く知らないような場所に飛ばされなかったのはよかったけど・・・
さっきのび太君と別れた時点から何年後なんだろう?
下手すると過去てこともあるうるぞ・・・そうだ!タイムマシン!!」
ドラえもんはタイムマシンに駆け寄りコンピューターに問いかける。
ドラ「ここは西暦何年の日本なんだ?」
タイムマシンから途切れ途切れの音声案内が聞こえた。
4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 02:52:29.97 ID:Lf8E1GKi0ガンッ!!
ドラ「!!!」
パタ・・・
ドラ「うぅ・・・一体なんなんだ・・・」
見事に頭から地面にぶつかり、倒立状態から倒れこむドラえもん。
すぐ後ろにはタイムマシンが地面に半ば埋もれるような形で落ちている。
ドラ「ここは・・・どこだろう?たしか僕は時空震に飲み込まれて・・・」
立ち上がり辺りを見回すとそこはいつもの空き地であった。
ドラ「時空震のせいで超空間からはじき出されちゃったのか・・・」
全く知らないような場所に飛ばされなかったのはよかったけど・・・
さっきのび太君と別れた時点から何年後なんだろう?
下手すると過去てこともあるうるぞ・・・そうだ!タイムマシン!!」
ドラえもんはタイムマシンに駆け寄りコンピューターに問いかける。
ドラ「ここは西暦何年の日本なんだ?」
タイムマシンから途切れ途切れの音声案内が聞こえた。
タイムマシン「現…在は・・・西暦・・・・・・・・・・・・・20・・XX年・・・・で・・・・す」
雑音が混じるので聞き取りにくかったが、それはのび太と別れてから2年後
だということが分かった。
それっきり沈黙し、火花を散らせているタイムマシンを見てドラえもんはため息をついた。
ドラ「はぁ・・・でも時空震は22世紀でも観測されてるだろうし、僕が巻きこまれたのもすぐに分かるだろう。
待ってればおそらく救助が来るだろうけど・・・問題は、救助がくるまでどうするか・・・」
ドラえもんの感覚では今生の別れをついさっきしてきたばかりなのだ。
そうでなくても二年後という中途半端な時代に来てしまったので、のび太やその他の面々と
顔を合わせるのは少々気恥ずかしい。知り合いには会いたくない。
ドラ「でも・・・その後ののび太君がどんな成長をしたか気になるし、今は高校三年生になってるのか・・・
いよいよ大学受験だし・・・よし!ばれないようにコッソリ見に行こう!!」
結局親バカ(?)なドラえもんであった。
9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 02:54:49.63 ID:Lf8E1GKi0雑音が混じるので聞き取りにくかったが、それはのび太と別れてから2年後
だということが分かった。
それっきり沈黙し、火花を散らせているタイムマシンを見てドラえもんはため息をついた。
ドラ「はぁ・・・でも時空震は22世紀でも観測されてるだろうし、僕が巻きこまれたのもすぐに分かるだろう。
待ってればおそらく救助が来るだろうけど・・・問題は、救助がくるまでどうするか・・・」
ドラえもんの感覚では今生の別れをついさっきしてきたばかりなのだ。
そうでなくても二年後という中途半端な時代に来てしまったので、のび太やその他の面々と
顔を合わせるのは少々気恥ずかしい。知り合いには会いたくない。
ドラ「でも・・・その後ののび太君がどんな成長をしたか気になるし、今は高校三年生になってるのか・・・
いよいよ大学受験だし・・・よし!ばれないようにコッソリ見に行こう!!」
結局親バカ(?)なドラえもんであった。
壊れたタイムマシンを隠し、石ころ帽子を被ったドラえもんは空き地を出て街を歩いていた。
ドラ「こうして見ると二年でもだいぶ変わるんだなぁ・・・」
見慣れたはずの街並みは、全体の様子こそ変わらないものの、お店が変わっていたり、
家が建っていたりと細かい部分で変化していた。
ドラ「人間も一緒なのかも。これはのび太君やジャイアン達の成長が楽しみだ」
うふふと笑いのび太が合格した進学校へ向かうドラえもん。
とその時、
「ぐえっ」
路地裏から声がした。
11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 02:57:39.04 ID:Lf8E1GKi0ドラ「こうして見ると二年でもだいぶ変わるんだなぁ・・・」
見慣れたはずの街並みは、全体の様子こそ変わらないものの、お店が変わっていたり、
家が建っていたりと細かい部分で変化していた。
ドラ「人間も一緒なのかも。これはのび太君やジャイアン達の成長が楽しみだ」
うふふと笑いのび太が合格した進学校へ向かうドラえもん。
とその時、
「ぐえっ」
路地裏から声がした。
ドラ「なんだろう?苦しそうな声が聞こえたぞ」
路地裏をのぞき込むドラえもん。そこにはこちらに背を向けた学ランを着た大男と、
同じく学ランを着て地面に倒れこんだ小柄な男が見えた。
大男が口を開く。
大男「おいのび太!!てめぇ上手くやれって言っただろうが!!
ホントつかえねぇ奴だな!!!」
そう言いながら小柄な男の髪の毛を掴み無理矢理立たせ、腹に向けてこぶしを繰り出す。
ドンッ
再び「ぐえっ」と声を出して倒れこむ小柄な男。地面に手を付き、胃の中身を吐き出している。
大男「ちっ!きたねぇな。おい、いいか?万引きするときは見つからないように頭つかえよ!
キョロキョロしやがって挙動不審なんだよ!それと、見つかって追いかけられて何で俺の
方に逃げて来るんだよ!?」
そう言いながら地面に倒れた男の腹を蹴り上げる。
大男「しかも盗って来いって言ったのはアイドルの写真集で、てめぇが持ってきたのはタダの
エロ本だろうがっ!!!あーーーホント使えねぇ!マジもう死ねよ!!」
小柄な男「ぐえっ!・・・ご、ごめんよジャイアン・・・」
大男「ゴメンじゃねえだろ!!逃げ切れたからよかったものの、
捕まってたら俺まで危なかったじゃねえか!!」
小柄な男「ほ、ほんとにごめん・・・」
大男「ちっ・・・次上手くやれなかったらギッタギタにした上で学校中にアノ事バラすぜ?
分かったな!?」
最後に一回蹴り上げると大男は路地裏から出ていった。
言うまでもなく大男はジャイアンで、一方的にやられていた小柄な方はのび太であった。
12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 02:58:49.06 ID:Lf8E1GKi0路地裏をのぞき込むドラえもん。そこにはこちらに背を向けた学ランを着た大男と、
同じく学ランを着て地面に倒れこんだ小柄な男が見えた。
大男が口を開く。
大男「おいのび太!!てめぇ上手くやれって言っただろうが!!
ホントつかえねぇ奴だな!!!」
そう言いながら小柄な男の髪の毛を掴み無理矢理立たせ、腹に向けてこぶしを繰り出す。
ドンッ
再び「ぐえっ」と声を出して倒れこむ小柄な男。地面に手を付き、胃の中身を吐き出している。
大男「ちっ!きたねぇな。おい、いいか?万引きするときは見つからないように頭つかえよ!
キョロキョロしやがって挙動不審なんだよ!それと、見つかって追いかけられて何で俺の
方に逃げて来るんだよ!?」
そう言いながら地面に倒れた男の腹を蹴り上げる。
大男「しかも盗って来いって言ったのはアイドルの写真集で、てめぇが持ってきたのはタダの
エロ本だろうがっ!!!あーーーホント使えねぇ!マジもう死ねよ!!」
小柄な男「ぐえっ!・・・ご、ごめんよジャイアン・・・」
大男「ゴメンじゃねえだろ!!逃げ切れたからよかったものの、
捕まってたら俺まで危なかったじゃねえか!!」
小柄な男「ほ、ほんとにごめん・・・」
大男「ちっ・・・次上手くやれなかったらギッタギタにした上で学校中にアノ事バラすぜ?
分かったな!?」
最後に一回蹴り上げると大男は路地裏から出ていった。
言うまでもなく大男はジャイアンで、一方的にやられていた小柄な方はのび太であった。
ドラ(の、ののののののび太君!!!???それにジャイアン!!!???
い、いやオカシイだろ!?ナニコレ!??)
ジャイアンはたしかに乱暴な奴だったが性根はすごく真っ直ぐな少年だったはずだ。
決して他人に万引きを命じる事も、路地裏で陰険な暴力を振るうような性格ではなかった。
ドラ(オカシイ・・・ジャイアンに何があったんだ??)
ドラえもんが衝撃から立ち直れないうちにのび太は立ち上がりふらふらと路地裏を出て行った。
その目には生気は全くない。
ドラ(のび太君・・・一体何があったんだ・・・ん?)
そこでドラえもんはのび太の格好に違和感を抱いた。
ドラ(おかしいな・・・のび太君が進学した私立高校の制服はブレザーだったはず・・・
今彼が着ているのは公立高校の制服じゃないか・・・)
ドラえもんは肩を落とし歩み去っていくのび太の背中が見えなくなるまでその場に立ち尽くしていた。
16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 03:02:19.93 ID:Lf8E1GKi0い、いやオカシイだろ!?ナニコレ!??)
ジャイアンはたしかに乱暴な奴だったが性根はすごく真っ直ぐな少年だったはずだ。
決して他人に万引きを命じる事も、路地裏で陰険な暴力を振るうような性格ではなかった。
ドラ(オカシイ・・・ジャイアンに何があったんだ??)
ドラえもんが衝撃から立ち直れないうちにのび太は立ち上がりふらふらと路地裏を出て行った。
その目には生気は全くない。
ドラ(のび太君・・・一体何があったんだ・・・ん?)
そこでドラえもんはのび太の格好に違和感を抱いた。
ドラ(おかしいな・・・のび太君が進学した私立高校の制服はブレザーだったはず・・・
今彼が着ているのは公立高校の制服じゃないか・・・)
ドラえもんは肩を落とし歩み去っていくのび太の背中が見えなくなるまでその場に立ち尽くしていた。
ドラ「と、とにかく僕が去ってからの二年間に何かが起きたんだろう・・・」
しかしジャイアンの性格を変え、進学校に入学したのび太が公立校に転校するような「何か」
など皆目検討が付かなかった。
それでも・・・
ドラ「僕がなんとかしなきゃ!」
「のび太を幸せにする」という使命がまだ終わっていない事に気付き、燃え上がるドラえもんであった。
ドラ「とは言え、まずはこの二年間の情報を得なきゃな・・・それにスネ夫やしずかちゃんが
どうなっているかも気になるし。二人に会いに行ってみるか・・・もう恥ずかしいとか
言ってられない状況だ」
まずはどちらに会いに行こうか・・スネ夫の方がジャイアンに近いだけあって情報は多いかもしれない。
ドラ「それに上手くのせてやればいろいろしゃべってくれそうだし・・・」
ちょっと腹黒い呟きを残してドラえもんも路地裏から立ち去った。
18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 03:05:57.50 ID:Lf8E1GKi0しかしジャイアンの性格を変え、進学校に入学したのび太が公立校に転校するような「何か」
など皆目検討が付かなかった。
それでも・・・
ドラ「僕がなんとかしなきゃ!」
「のび太を幸せにする」という使命がまだ終わっていない事に気付き、燃え上がるドラえもんであった。
ドラ「とは言え、まずはこの二年間の情報を得なきゃな・・・それにスネ夫やしずかちゃんが
どうなっているかも気になるし。二人に会いに行ってみるか・・・もう恥ずかしいとか
言ってられない状況だ」
まずはどちらに会いに行こうか・・スネ夫の方がジャイアンに近いだけあって情報は多いかもしれない。
ドラ「それに上手くのせてやればいろいろしゃべってくれそうだし・・・」
ちょっと腹黒い呟きを残してドラえもんも路地裏から立ち去った。
時刻は夕方から夜に変わろうという頃に差し掛かっていた。
ドラえもんは尋ね人ステッキを使いスネ夫の居る方角へ向かった。
ドラ「なんかあまり来たことがない方面だな」
それは所謂繁華街というべき場所で、この時間に高校生がいていいような場所ではない。
もう一度尋ね人ステッキを使い、ステッキが向いた先には・・・
ラブホテルがあった。
ドラ「・・・あれ?おかしいな?故障したかな?
うん、そうだよ。壊れてるねこれ。あはははは〜
はぁ・・・ってええええええええええええええええ!?」
とそこでホテルからカップルが出てくる。
ギャル「ね?約束だからね!今度あのバッグ買ってよね!」
目が細い男「まかせてよ〜もうなんでも買ってあげちゃう♪今週末買いに行こうよ
ついでにいいホテル予約しておくからさ!こんなラブホじゃなくてちゃんとしたホテル。
だからさショッピングの後に・・・」
鼻の下を伸ばしてなんか色々言っている目が細い男はやっぱりというか、スネ夫だった。
21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 03:08:15.77 ID:Lf8E1GKi0ドラえもんは尋ね人ステッキを使いスネ夫の居る方角へ向かった。
ドラ「なんかあまり来たことがない方面だな」
それは所謂繁華街というべき場所で、この時間に高校生がいていいような場所ではない。
もう一度尋ね人ステッキを使い、ステッキが向いた先には・・・
ラブホテルがあった。
ドラ「・・・あれ?おかしいな?故障したかな?
うん、そうだよ。壊れてるねこれ。あはははは〜
はぁ・・・ってええええええええええええええええ!?」
とそこでホテルからカップルが出てくる。
ギャル「ね?約束だからね!今度あのバッグ買ってよね!」
目が細い男「まかせてよ〜もうなんでも買ってあげちゃう♪今週末買いに行こうよ
ついでにいいホテル予約しておくからさ!こんなラブホじゃなくてちゃんとしたホテル。
だからさショッピングの後に・・・」
鼻の下を伸ばしてなんか色々言っている目が細い男はやっぱりというか、スネ夫だった。
ドラ「・・・・・・」
ギャル「じゃあね〜」
スネ夫「ばぁい(ちゅ)」
スネ夫はギャルとホテルの前で別れ投げキスなんかを送っている。
ドラ「・・・」
一人になったスネ夫は繁華街を歩き出す。
スネ「いや〜女ってのは金がかかるな〜でもまあ…うへへへへ」
妖しい笑みを浮かべながら歩いていくスネ夫を目を点にして見送るドラえもん。
ドラ「・・・って呆然としてる場合じゃない!!
ス〜ネ〜夫く〜ん!!!!!!!」
自分の名前を呼ぶ声を聞き、スネ夫は立ち止まり、辺りをキョロキョロ見渡す。
ドラえもんはスネ夫に駆け寄った。
ドラ「スネ夫君!久しぶりとか高校生がこんな時間に出歩いてちゃダメだとかラブホテル!?とか
ブランド品を買ってあげるのが前提の男女交際ってどうなのとか色々言いたいことあるけど
ひとまずおいて置いてのび太君とジャイアンのことで聞きたいことがあるんだけど!!!!」
ものすごい勢いでしゃべるドラえもんと反比例するかのようにスネ夫の反応は鈍い。
というか目を見開き口が半分開いている。
スネ「う、うそ・・・だろ?ド、ドラえもん!?」
スネ夫はまるで幽霊でもみるような目でドラえもんを見た。
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 03:13:45.15 ID:Lf8E1GKi0ギャル「じゃあね〜」
スネ夫「ばぁい(ちゅ)」
スネ夫はギャルとホテルの前で別れ投げキスなんかを送っている。
ドラ「・・・」
一人になったスネ夫は繁華街を歩き出す。
スネ「いや〜女ってのは金がかかるな〜でもまあ…うへへへへ」
妖しい笑みを浮かべながら歩いていくスネ夫を目を点にして見送るドラえもん。
ドラ「・・・って呆然としてる場合じゃない!!
ス〜ネ〜夫く〜ん!!!!!!!」
自分の名前を呼ぶ声を聞き、スネ夫は立ち止まり、辺りをキョロキョロ見渡す。
ドラえもんはスネ夫に駆け寄った。
ドラ「スネ夫君!久しぶりとか高校生がこんな時間に出歩いてちゃダメだとかラブホテル!?とか
ブランド品を買ってあげるのが前提の男女交際ってどうなのとか色々言いたいことあるけど
ひとまずおいて置いてのび太君とジャイアンのことで聞きたいことがあるんだけど!!!!」
ものすごい勢いでしゃべるドラえもんと反比例するかのようにスネ夫の反応は鈍い。
というか目を見開き口が半分開いている。
スネ「う、うそ・・・だろ?ド、ドラえもん!?」
スネ夫はまるで幽霊でもみるような目でドラえもんを見た。
スネ夫のあまりの反応にドラえもんはちょっと引き気味言った。
ドラ「そ、そうだよ。僕だよ。自分で言うのもなんだけどこんな見た目してるなんて
僕以外にいないじゃないか」
スネ「で、でもドラえもんは・・・あ、あの時完全に壊れたはずじゃ・・・」
ドラ「はぁ?」
(僕が壊れた?ナニヲイッテルンダコイツハ)
スネ「み、未来からドラミちゃんが来て『お兄ちゃんはもう直らない・・・』って言って未来に連れて
帰ったはずじゃ・・・そうか!未来で修理して直ったんだね!!」
ドラ「え?いや・・・」
(ナンノハナシヲシテルンダ)
スネ「いやぁそれにしても急に出てくるからびっくりしちゃったよ。」
ドラ「あ・・・うんごめんね。」
(一体どういうことだ?スネ夫がからかってるのか錯乱してるって可能性が高いけど・・・
荒れたジャイアンに、進学校から転校してジャイアンに殴られるのび太君・・・それにナンパなスネ夫・・・
極め付けは僕が壊れたはずだって・・・おかしいことがこんなに重なるなんて・・・)
ドラえもんは自分がいる世界の異変を感じ取り始めていた。
35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 03:19:19.75 ID:Lf8E1GKi0ドラ「そ、そうだよ。僕だよ。自分で言うのもなんだけどこんな見た目してるなんて
僕以外にいないじゃないか」
スネ「で、でもドラえもんは・・・あ、あの時完全に壊れたはずじゃ・・・」
ドラ「はぁ?」
(僕が壊れた?ナニヲイッテルンダコイツハ)
スネ「み、未来からドラミちゃんが来て『お兄ちゃんはもう直らない・・・』って言って未来に連れて
帰ったはずじゃ・・・そうか!未来で修理して直ったんだね!!」
ドラ「え?いや・・・」
(ナンノハナシヲシテルンダ)
スネ「いやぁそれにしても急に出てくるからびっくりしちゃったよ。」
ドラ「あ・・・うんごめんね。」
(一体どういうことだ?スネ夫がからかってるのか錯乱してるって可能性が高いけど・・・
荒れたジャイアンに、進学校から転校してジャイアンに殴られるのび太君・・・それにナンパなスネ夫・・・
極め付けは僕が壊れたはずだって・・・おかしいことがこんなに重なるなんて・・・)
ドラえもんは自分がいる世界の異変を感じ取り始めていた。
ドラえもんとスネ夫は喫茶店に入った。
スネ「ここは僕がおごるからさ!好きなもの頼んでよ!」
ドラ「う、うん」
スネ「それにしてドラえもんがマジで帰って来たんだ・・・
ドラミちゃんが『故障自体は直っても今までの記憶とかは戻らない。
だから直ってもそれは全く別のロボットになっちゃう』なんて言ってたから諦めてたのに」
ドラ(何が起きてるか分からないけど・・・とりあえず話を合わせておくしかないか・・・)
「う〜んと・・・実はね、22世紀の技術で何とか直ったんだけど、故障直前の記憶が飛んじゃってる
んだ・・・何があって僕が故障しちゃったのか教えてくれるかな?」
スネ「おk。えっともう6年前になるのかな・・・」
スネ夫が語るところによると、6年前、みんなが小学6年の時に例によって例のごとく大冒険をしたらしい。
それまで何回か体験してきた宇宙規模の大冒険。そして銀河の危機。
いつものように秘密道具とチームワーク、そして知恵と勇気でなんとか危機を乗り切った。
・・・一つだけいつもと違ったのは、最後の最後でのび太を庇ったドラえもんが動かなくなってしまった事だった。
未来からドラミちゃんが来て手を尽くしたものの、ドラえもんが再び動く事はなかった。
そんな話だった。
44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 03:25:23.51 ID:Lf8E1GKi0スネ「ここは僕がおごるからさ!好きなもの頼んでよ!」
ドラ「う、うん」
スネ「それにしてドラえもんがマジで帰って来たんだ・・・
ドラミちゃんが『故障自体は直っても今までの記憶とかは戻らない。
だから直ってもそれは全く別のロボットになっちゃう』なんて言ってたから諦めてたのに」
ドラ(何が起きてるか分からないけど・・・とりあえず話を合わせておくしかないか・・・)
「う〜んと・・・実はね、22世紀の技術で何とか直ったんだけど、故障直前の記憶が飛んじゃってる
んだ・・・何があって僕が故障しちゃったのか教えてくれるかな?」
スネ「おk。えっともう6年前になるのかな・・・」
スネ夫が語るところによると、6年前、みんなが小学6年の時に例によって例のごとく大冒険をしたらしい。
それまで何回か体験してきた宇宙規模の大冒険。そして銀河の危機。
いつものように秘密道具とチームワーク、そして知恵と勇気でなんとか危機を乗り切った。
・・・一つだけいつもと違ったのは、最後の最後でのび太を庇ったドラえもんが動かなくなってしまった事だった。
未来からドラミちゃんが来て手を尽くしたものの、ドラえもんが再び動く事はなかった。
そんな話だった。
ドラ(・・・作り話にしては筋が通り過ぎてる・・・細かい描写も正確だし。
これだけじゃ断定できないけど・・・まさか・・・まさか
歴 史 が 変 わ っ て い る!?
そう考えるとジャイアン、のび太君、スネ夫のあまりの変わりように説明が付く。
もちろん素直に認められるような話じゃないけど・・・そもそも僕は歴史を変えるために
未来から来たんだし・・・どこかで何かが狂ってしまったのかもしれない・・・)
思案に耽るドラえもんなどおかまいなしにスネ夫はしゃべり続ける。
スネ「でもホント懐かしいな〜あの頃のメンバーとはもう全然連絡取ってないけど・・・みんな
結構かわっちゃったって話聞いたことあるし、なんかドラえもんは変わらないでいて
くれるからほっとしちゃうよ〜」
ドラ(おや?)
ドラえもんはスネ夫が「あの頃のメンバー」と言った時にふと遠い目をした気がした。
しかしすぐスネ夫はニヤニヤした顔になり、
スネ「まあ僕も今や彼女が三人居るし楽しくやってるんだけどね〜」
スネ夫のおしゃべりは止まらない。色々話しているがドラえもんは半分も聞いていなかった。
50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 03:28:45.01 ID:Lf8E1GKi0これだけじゃ断定できないけど・・・まさか・・・まさか
歴 史 が 変 わ っ て い る!?
そう考えるとジャイアン、のび太君、スネ夫のあまりの変わりように説明が付く。
もちろん素直に認められるような話じゃないけど・・・そもそも僕は歴史を変えるために
未来から来たんだし・・・どこかで何かが狂ってしまったのかもしれない・・・)
思案に耽るドラえもんなどおかまいなしにスネ夫はしゃべり続ける。
スネ「でもホント懐かしいな〜あの頃のメンバーとはもう全然連絡取ってないけど・・・みんな
結構かわっちゃったって話聞いたことあるし、なんかドラえもんは変わらないでいて
くれるからほっとしちゃうよ〜」
ドラ(おや?)
ドラえもんはスネ夫が「あの頃のメンバー」と言った時にふと遠い目をした気がした。
しかしすぐスネ夫はニヤニヤした顔になり、
スネ「まあ僕も今や彼女が三人居るし楽しくやってるんだけどね〜」
スネ夫のおしゃべりは止まらない。色々話しているがドラえもんは半分も聞いていなかった。
ドラ(簡単には信じられない話だけど、この世界では僕は6年前に壊れてしまったらしい。
歴史が変わったのか、パラレルワールドに迷いこんだのか・・・だとすると時空震と関係が
あるんだろうか・・・いやそんなことはどうでもいい)
混乱した頭がスッキリしてくる。
ドラ(実際現実にのび太君が不幸になっているんだ。見過ごすわけにはいかない。
いや、のび太君だけじゃない。スネ夫君だって昔を懐かしんでいるみたいだし、
ジャイアンだってあんな奴じゃない、いい奴なんだ。みんなどこかで歯車が狂って
しまっただけなんだ。)
ならやるべきことは一つだった。
ドラ「友達が困ってるのを放っておけない!」
57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 03:34:57.82 ID:Lf8E1GKi0歴史が変わったのか、パラレルワールドに迷いこんだのか・・・だとすると時空震と関係が
あるんだろうか・・・いやそんなことはどうでもいい)
混乱した頭がスッキリしてくる。
ドラ(実際現実にのび太君が不幸になっているんだ。見過ごすわけにはいかない。
いや、のび太君だけじゃない。スネ夫君だって昔を懐かしんでいるみたいだし、
ジャイアンだってあんな奴じゃない、いい奴なんだ。みんなどこかで歯車が狂って
しまっただけなんだ。)
ならやるべきことは一つだった。
ドラ「友達が困ってるのを放っておけない!」
スネ「え?どしたの??」
ドラ「なんでもないよ。それより、僕が壊れてからみんなどうしてたか知りたいんだ。
実は・・・こっちに帰ってきてからのび太君がジャイアンに殴られてるのを見たんだ・・・」
その二人の名前を聞いた瞬間、スネ夫の顔が曇る。
スネ「ああ・・・あの二人ね・・・さっきも言ったけどもう連絡取り合ってないかr」
ドラ「最近のことじゃなくていいんだよ。スネ夫君が知ってる限りでいいから教えてくれないか?」
スネ「・・・わかった。ジャイアンは・・・僕は中学に入ってしばらくしてからからつるむのをやめたんだ。
中学に入ってからあいつどんどん変わっていっちゃってもう付いていけなかった。
二年の時に3年で一番喧嘩が強い奴をのしちゃってからもう誰も近寄れなくなっちゃって・・・」
ドラ「ジャイアンがそんな風に荒れちゃう原因ってなんだったんだろう?」
スネ「いや、分からない・・・初めのうちは『学校中に俺の歌を広めるぜ』ってあの調子
で言ってたんだけど、いつのまにか喧嘩に明け暮れるようになって・・・その辺りから
僕はあいつと一緒にいるのは嫌になっちゃったから・・・その後のことはわからない。」
ドラ「そっか。じゃ、じゃあのび太君は?のび太君は僕が居なくなってからどんな生活を
してたんだい??」
スネ夫の顔がさらに曇る。
64 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 03:40:23.44 ID:Lf8E1GKi0ドラ「なんでもないよ。それより、僕が壊れてからみんなどうしてたか知りたいんだ。
実は・・・こっちに帰ってきてからのび太君がジャイアンに殴られてるのを見たんだ・・・」
その二人の名前を聞いた瞬間、スネ夫の顔が曇る。
スネ「ああ・・・あの二人ね・・・さっきも言ったけどもう連絡取り合ってないかr」
ドラ「最近のことじゃなくていいんだよ。スネ夫君が知ってる限りでいいから教えてくれないか?」
スネ「・・・わかった。ジャイアンは・・・僕は中学に入ってしばらくしてからからつるむのをやめたんだ。
中学に入ってからあいつどんどん変わっていっちゃってもう付いていけなかった。
二年の時に3年で一番喧嘩が強い奴をのしちゃってからもう誰も近寄れなくなっちゃって・・・」
ドラ「ジャイアンがそんな風に荒れちゃう原因ってなんだったんだろう?」
スネ「いや、分からない・・・初めのうちは『学校中に俺の歌を広めるぜ』ってあの調子
で言ってたんだけど、いつのまにか喧嘩に明け暮れるようになって・・・その辺りから
僕はあいつと一緒にいるのは嫌になっちゃったから・・・その後のことはわからない。」
ドラ「そっか。じゃ、じゃあのび太君は?のび太君は僕が居なくなってからどんな生活を
してたんだい??」
スネ夫の顔がさらに曇る。
スネ「のび太は・・・あいつはドラえもんがいなくなってからすっごく落ち込んでいたんだ。
中学に上がってもずっと暗いままで・・・僕やジャイアンも最初は気にかけてたんだけど
どんなに励ましても効果ないし、一年もしなう内にだんだん僕らも話かけなくなっていっちゃったんだ。」
ドラ「・・・僕がいなくなったせいで・・・
じゃあのび太君はそれからずっと一人なの!?」
スネ「いや・・・しずかちゃんだけはずっとのび太のこと気にしてたんだよ。
端から見てもどんどん根暗になっていくのび太によく付きあってるな〜って感心しちゃったよ」
ドラ「そっか・・・しずかちゃんはのび太君を見捨てなかったんだぁ」
思わず目を潤ませるドラえもん。
スネ「でものび太が事件を起こしたんだ・・・」
66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 03:44:59.29 ID:Lf8E1GKi0中学に上がってもずっと暗いままで・・・僕やジャイアンも最初は気にかけてたんだけど
どんなに励ましても効果ないし、一年もしなう内にだんだん僕らも話かけなくなっていっちゃったんだ。」
ドラ「・・・僕がいなくなったせいで・・・
じゃあのび太君はそれからずっと一人なの!?」
スネ「いや・・・しずかちゃんだけはずっとのび太のこと気にしてたんだよ。
端から見てもどんどん根暗になっていくのび太によく付きあってるな〜って感心しちゃったよ」
ドラ「そっか・・・しずかちゃんはのび太君を見捨てなかったんだぁ」
思わず目を潤ませるドラえもん。
スネ「でものび太が事件を起こしたんだ・・・」
ドラ「じ、事件!?」
スネ「ああ。のび太ホントおかしくなっちゃってたんだろうな・・・」
ドラ「・・・のび太君は何をやったの・・・?」
スネ「・・・あんまり言いたくないんだけど・・・水泳の授業の時に女子更衣室に忍びこんで・・・」
ドラ「はぁ!?そ、そんな・・・のび太君がそんなこと・・・」
スネ「それだけじゃなくてさ・・・なんていうか・・・その・・・」
ドラ「その先もあるの!?」
スネ「・・・しずおあちゃんの下着を・・・盗もうとしたらしいんだ。」
ドラ「えええええええええええええええ!!??」
スネ「でも現場をたまたま更衣室に入ってきた女の先生にばっちり見られて・・・
もう学校中大騒ぎだったよ。」
ドラ「な、なんでそんなことを・・・」
スネ「さあね。でもその前からちょっとのび太はおかしくなってたんだ。その事件があってから
のび太は完全に孤立していったんだ。ちょうどその時から僕らもお互い連絡取らなく
なっちゃったから後は噂程度の事しか分からないかな。」
74 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 03:50:10.50 ID:Lf8E1GKi0スネ「ああ。のび太ホントおかしくなっちゃってたんだろうな・・・」
ドラ「・・・のび太君は何をやったの・・・?」
スネ「・・・あんまり言いたくないんだけど・・・水泳の授業の時に女子更衣室に忍びこんで・・・」
ドラ「はぁ!?そ、そんな・・・のび太君がそんなこと・・・」
スネ「それだけじゃなくてさ・・・なんていうか・・・その・・・」
ドラ「その先もあるの!?」
スネ「・・・しずおあちゃんの下着を・・・盗もうとしたらしいんだ。」
ドラ「えええええええええええええええ!!??」
スネ「でも現場をたまたま更衣室に入ってきた女の先生にばっちり見られて・・・
もう学校中大騒ぎだったよ。」
ドラ「な、なんでそんなことを・・・」
スネ「さあね。でもその前からちょっとのび太はおかしくなってたんだ。その事件があってから
のび太は完全に孤立していったんだ。ちょうどその時から僕らもお互い連絡取らなく
なっちゃったから後は噂程度の事しか分からないかな。」
ドラえもんはもう何も言えなかった。
どこで歯車が狂ったのか・・・みんなの運命が変わってしまったポイント・・・それはどう考えても
自分が壊れていなくなってしまった時だった。
黙りこむドラえもん。
スネ「・・・あードラえもん?もしかして気にしてる?」
ドラ「・・・」
スネ「気にしなくていいのに。ほら僕は僕で今が楽しいし、ジャインアンだってのび太だって
それなりに楽しいこととかあるんじゃない?」
ドラ「・・・あんな生気のない顔をしたのび太君が幸せなわけない・・・ジャイアンだってあんなに
荒れて・・・楽しそうには見えなかったよ・・・それにスネ夫君だって・・・」
スネ「・・・いや・・・僕は今が楽しいけど?」
ドラ「だったら昔の話をする時だけはなんであんなに楽しそうなのさ?」
スネ「・・・」
ドラ「みんなが変わっちゃったのはもうどうしようもないよ・・・でもこれからさらにいい方に変わること
だって出来るんだ。未来は変えられるんだよ。」
79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 03:58:55.21 ID:Lf8E1GKi0どこで歯車が狂ったのか・・・みんなの運命が変わってしまったポイント・・・それはどう考えても
自分が壊れていなくなってしまった時だった。
黙りこむドラえもん。
スネ「・・・あードラえもん?もしかして気にしてる?」
ドラ「・・・」
スネ「気にしなくていいのに。ほら僕は僕で今が楽しいし、ジャインアンだってのび太だって
それなりに楽しいこととかあるんじゃない?」
ドラ「・・・あんな生気のない顔をしたのび太君が幸せなわけない・・・ジャイアンだってあんなに
荒れて・・・楽しそうには見えなかったよ・・・それにスネ夫君だって・・・」
スネ「・・・いや・・・僕は今が楽しいけど?」
ドラ「だったら昔の話をする時だけはなんであんなに楽しそうなのさ?」
スネ「・・・」
ドラ「みんなが変わっちゃったのはもうどうしようもないよ・・・でもこれからさらにいい方に変わること
だって出来るんだ。未来は変えられるんだよ。」
スネ夫はうつむいてしばらく何も言わなかった。
しかし小さな声で言った。
スネ「僕は今が楽しいけど・・・でもこれからもっと楽しくなるなら・・・昔みたいに楽しく
やれるなら・・・」
ドラ「うんうん。その通りだよ」
ドラえもんは嬉しそうにうなずく。
スネ「でもどうするのさ?もうお互い何年も連絡取り合ってないような状態なんだよ?」
ドラ「う〜ん・・・まずは全員に話を聞いてみないとなぁ・・・」
スネ「・・・しずかちゃんはあの有名な私立進学校に行ってるって噂で聞いたよ」
ドラ「本当かい?」
(僕のいた世界でもしずかちゃんはのび太君と一緒にその学校に行っている・・・
どうやら一番変化が少ないのはしずかちゃんみたいだな)
ドラ「じゃあしずかちゃんに会ってみようかな。・・・その事件のことを聞くのは気が引けるけど・・・」
スネ「ま、まあね。その辺は上手くやってよ。
僕は明日もデートがあるからついていけないや。いや〜残念。残念だなぁ〜」
ドラ「・・・」
スネ「・・・まあなんか僕に出来ることがあったら言ってよ。
たいしたことは出来ないけど・・・」
ドラ「スネ夫君・・・ありがとう」
85 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 04:06:48.07 ID:Lf8E1GKi0しかし小さな声で言った。
スネ「僕は今が楽しいけど・・・でもこれからもっと楽しくなるなら・・・昔みたいに楽しく
やれるなら・・・」
ドラ「うんうん。その通りだよ」
ドラえもんは嬉しそうにうなずく。
スネ「でもどうするのさ?もうお互い何年も連絡取り合ってないような状態なんだよ?」
ドラ「う〜ん・・・まずは全員に話を聞いてみないとなぁ・・・」
スネ「・・・しずかちゃんはあの有名な私立進学校に行ってるって噂で聞いたよ」
ドラ「本当かい?」
(僕のいた世界でもしずかちゃんはのび太君と一緒にその学校に行っている・・・
どうやら一番変化が少ないのはしずかちゃんみたいだな)
ドラ「じゃあしずかちゃんに会ってみようかな。・・・その事件のことを聞くのは気が引けるけど・・・」
スネ「ま、まあね。その辺は上手くやってよ。
僕は明日もデートがあるからついていけないや。いや〜残念。残念だなぁ〜」
ドラ「・・・」
スネ「・・・まあなんか僕に出来ることがあったら言ってよ。
たいしたことは出来ないけど・・・」
ドラ「スネ夫君・・・ありがとう」
次の日、ドラえもんはしずかちゃんが通っている高校の前にやってきた。
ドラ(ついこないだここに入学するのび太君を祝福したのに・・・いや今はそんなこと考えてる
場合じゃない!しずかちゃんが出てくるのを待たなきゃ。)
放課後になり生徒が校門から出てくる。私立で生徒の数が多いがしずかちゃんはすぐに見つかった。
ドラ(うわ〜しずかちゃん大人っぽくなってる。・・・なんかますます事件のこと言い出しにくいな・・・
ってしずかちゃんスタスタ歩いていっちゃった・・・)
そこでドラえもんは気付いてしまった。ほとんどの生徒が何人かのグループで楽しくしゃべりながら帰っているのに
しずかちゃんは一人だという事に・・・
ドラ「やっぱりしずかちゃんにも影響があったのかな・・・
とにかく話を聞いてみよう。」
92 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 04:13:15.17 ID:Lf8E1GKi0ドラ(ついこないだここに入学するのび太君を祝福したのに・・・いや今はそんなこと考えてる
場合じゃない!しずかちゃんが出てくるのを待たなきゃ。)
放課後になり生徒が校門から出てくる。私立で生徒の数が多いがしずかちゃんはすぐに見つかった。
ドラ(うわ〜しずかちゃん大人っぽくなってる。・・・なんかますます事件のこと言い出しにくいな・・・
ってしずかちゃんスタスタ歩いていっちゃった・・・)
そこでドラえもんは気付いてしまった。ほとんどの生徒が何人かのグループで楽しくしゃべりながら帰っているのに
しずかちゃんは一人だという事に・・・
ドラ「やっぱりしずかちゃんにも影響があったのかな・・・
とにかく話を聞いてみよう。」
しずかちゃんの前に顔を出すとスネ夫の時と同じような反応だった。
でも最後には涙ぐみながら
「ドラちゃん・・・おかえりなさい」
と言ってくれたのが妙に嬉しかった。
そしてまた喫茶店に入り、詳しく話を聞く。
ドラ「昨日はスネ夫に会ったんだ。それで他のみんなはどうしてるのか気になっちゃって。」
しず「そう・・・」
ドラ「・・・」
(うっわ気まずっ。しずかちゃん明らかにテンションダウンしたよ・・・)
ドラ「えっと・・・スネ夫からおおざっぱに話を聞いたんだよ・・・その・・・のび太君がしてしまった
事についてとか・・・」
しず「・・・」
ドラ(ダレカタスケテ)
97 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 04:23:47.82 ID:Lf8E1GKi0でも最後には涙ぐみながら
「ドラちゃん・・・おかえりなさい」
と言ってくれたのが妙に嬉しかった。
そしてまた喫茶店に入り、詳しく話を聞く。
ドラ「昨日はスネ夫に会ったんだ。それで他のみんなはどうしてるのか気になっちゃって。」
しず「そう・・・」
ドラ「・・・」
(うっわ気まずっ。しずかちゃん明らかにテンションダウンしたよ・・・)
ドラ「えっと・・・スネ夫からおおざっぱに話を聞いたんだよ・・・その・・・のび太君がしてしまった
事についてとか・・・」
しず「・・・」
ドラ(ダレカタスケテ)
やがてしずかちゃんはぽつりぽつりと話し出した。
しず「のび太さん・・・ドラちゃんがいなくなってからすごく落ち込んでて、中学校に入っても
友達は出来ないし、クラスでも浮いてて・・・私すごく心配してたのよ?
でもそれを・・・あんな・・・あんな形で裏切られるなんて・・・」
目に涙を溜めて何かに耐えるようにうつむくしずかちゃん。
しず「最初はまた昔みたいに戻れればって思ってたのよ・・・のび太さんも元気になって、
スネ夫さんと武さんとみんなでいられたらって・・・でももうみんなバラバラよ・・・
それにわたしはまだのび太さんを許せないわ。あの事件があってから謝るどころか
一度も目を合わせようとしないのよ。そんなの・・・そんなの一番卑怯な逃げ方だわ」
ドラ「・・・そっか。しずかちゃん。過去にのび太君が犯してしまった過ちは消せないし、
その後のび太君がしずかちゃんと向き会おうとしなかったのもずるいことだと思う。
でもね、全部が全部終わってしまった訳じゃないんだ。」
99 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 04:32:19.72 ID:Lf8E1GKi0しず「のび太さん・・・ドラちゃんがいなくなってからすごく落ち込んでて、中学校に入っても
友達は出来ないし、クラスでも浮いてて・・・私すごく心配してたのよ?
でもそれを・・・あんな・・・あんな形で裏切られるなんて・・・」
目に涙を溜めて何かに耐えるようにうつむくしずかちゃん。
しず「最初はまた昔みたいに戻れればって思ってたのよ・・・のび太さんも元気になって、
スネ夫さんと武さんとみんなでいられたらって・・・でももうみんなバラバラよ・・・
それにわたしはまだのび太さんを許せないわ。あの事件があってから謝るどころか
一度も目を合わせようとしないのよ。そんなの・・・そんなの一番卑怯な逃げ方だわ」
ドラ「・・・そっか。しずかちゃん。過去にのび太君が犯してしまった過ちは消せないし、
その後のび太君がしずかちゃんと向き会おうとしなかったのもずるいことだと思う。
でもね、全部が全部終わってしまった訳じゃないんだ。」
ドラ「これはスネ夫君にも言ったんだけど・・・未来は変えられるんだよ。
これからのみんなの行動でいくらでも未来は変わるんだ。
もちろん完全に昔のように戻れるわけじゃない。でも今より少しでもよくなるなら・・・
このまま何もしないよりは何かした方がいい。実はスネ夫君もみんなのことずっと
引っかかってたみたいなんだ」
しず「スネ夫さんも?」
ドラ「うん。・・・なんかずいぶんと軽い奴になってたけどね。」
しず「ふふふ」
ドラ(よ、よかった場が和んだ。)
「きっとジャイアンだって・・・のび太君だって同じように思ってるはずだよ」
のび太君の名前を出すとやっぱりしずかちゃんの顔は曇ってしまう。
ドラ(う〜んこれはなんとかしないとな・・・)
ドラ「僕もこうして戻ってこれたんだし、バラバラになったみんなをなんとか繋ぎ合わせられるように
頑張るよ。だから・・・しずかちゃんも出来ることをして?
のび太君が許せないなら許せないでいいんだ。でも君ものび太君に向きあわなくちゃ」
しず「・・・」
しずかちゃんはしばらくうつむいていたが、やがて顔を上げると強くうなずいた。
101 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 04:36:40.35 ID:Lf8E1GKi0これからのみんなの行動でいくらでも未来は変わるんだ。
もちろん完全に昔のように戻れるわけじゃない。でも今より少しでもよくなるなら・・・
このまま何もしないよりは何かした方がいい。実はスネ夫君もみんなのことずっと
引っかかってたみたいなんだ」
しず「スネ夫さんも?」
ドラ「うん。・・・なんかずいぶんと軽い奴になってたけどね。」
しず「ふふふ」
ドラ(よ、よかった場が和んだ。)
「きっとジャイアンだって・・・のび太君だって同じように思ってるはずだよ」
のび太君の名前を出すとやっぱりしずかちゃんの顔は曇ってしまう。
ドラ(う〜んこれはなんとかしないとな・・・)
ドラ「僕もこうして戻ってこれたんだし、バラバラになったみんなをなんとか繋ぎ合わせられるように
頑張るよ。だから・・・しずかちゃんも出来ることをして?
のび太君が許せないなら許せないでいいんだ。でも君ものび太君に向きあわなくちゃ」
しず「・・・」
しずかちゃんはしばらくうつむいていたが、やがて顔を上げると強くうなずいた。
ドラ「さて・・・つぎはジャイアンとのび太君か・・・」
その時ふっと景色が揺らいだような気がした。
ドラ「?疲れてるのかな??いや、でもここが頑張りどころだぞ!頑張れ僕!!」
ジャイアンとのび太は同じ高校に通っているらしい。
ドラえもんは高校の前で辛抱強く待った。
103 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 04:41:05.65 ID:Lf8E1GKi0その時ふっと景色が揺らいだような気がした。
ドラ「?疲れてるのかな??いや、でもここが頑張りどころだぞ!頑張れ僕!!」
ジャイアンとのび太は同じ高校に通っているらしい。
ドラえもんは高校の前で辛抱強く待った。
楽しそうな高校生の集団が校門から出てくる。
学校が終わった開放感からかのんびりした空気が流れていた。
しかし校舎から一人の男が出てくると空気が一転した。
それは・・・ジャイアンであった。ジャイアンが姿を表すとみんな端に避け、
目を合わせないようにする。ジャイアンは路地裏で見た時のように
不機嫌な顔をしている。
ドラ(怖いなぁ・・・殴られたりしないよね?)
ちょっとビビりながらも意を決してジャイアンに近づくドラえもん。
109 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 04:46:16.37 ID:Lf8E1GKi0学校が終わった開放感からかのんびりした空気が流れていた。
しかし校舎から一人の男が出てくると空気が一転した。
それは・・・ジャイアンであった。ジャイアンが姿を表すとみんな端に避け、
目を合わせないようにする。ジャイアンは路地裏で見た時のように
不機嫌な顔をしている。
ドラ(怖いなぁ・・・殴られたりしないよね?)
ちょっとビビりながらも意を決してジャイアンに近づくドラえもん。
ドラえもんを見た瞬間ジャイアンの顔が凍りついた。
ドラ「や、やあ久しぶり実は・・・」
話を始めた瞬間、ジャイアンは歩き出してしまった。
しかし無視するという感じではなく、背中が付いて来いと告げているような気がした。
学校を離れしばらく歩き、ついた先は「剛田商店」。ジャイアンの家だ。
ジャイ「上がれよ」
一言だけ言ってさっさと家に入ってしまう。
111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 04:50:16.21 ID:Lf8E1GKi0ドラ「や、やあ久しぶり実は・・・」
話を始めた瞬間、ジャイアンは歩き出してしまった。
しかし無視するという感じではなく、背中が付いて来いと告げているような気がした。
学校を離れしばらく歩き、ついた先は「剛田商店」。ジャイアンの家だ。
ジャイ「上がれよ」
一言だけ言ってさっさと家に入ってしまう。
ジャイアンの部屋に入り、微妙な空気が流れる。
ジャイ「・・・あ〜びっくりした!マジでドラえもんかよ!
懐かしいなぁ。もう直らないって聞いてたからよ、幽霊でも見たのかとおもったぜ」
ドラ(あれ?なんか普通だな・・・)
「実は時間かかったけどなんとか直ったんだ。
でも修理してた6年間の事が全く分からないしみんなに話を聞こうと思って」
ジャイ「そうかそうか!!俺様は見ての通り元気でやってるぜ!」
その後延々と中学から高校に至るまでの武勇伝を聞かされた。
112 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 04:54:07.91 ID:Lf8E1GKi0ジャイ「・・・あ〜びっくりした!マジでドラえもんかよ!
懐かしいなぁ。もう直らないって聞いてたからよ、幽霊でも見たのかとおもったぜ」
ドラ(あれ?なんか普通だな・・・)
「実は時間かかったけどなんとか直ったんだ。
でも修理してた6年間の事が全く分からないしみんなに話を聞こうと思って」
ジャイ「そうかそうか!!俺様は見ての通り元気でやってるぜ!」
その後延々と中学から高校に至るまでの武勇伝を聞かされた。
ドラ「なんかいうか・・・荒れた・・・いや!ワイルドな6年間を送ってたんだね。
・・・でもなんで急に番長なんて目指しちゃったのさ?」
ジャイ「ああ?俺様が強いからに決まってんだろ!」
ガハハハハハと豪快に笑うジャイアン。
しかし
ジャイ「それ以外に面白いことなんてなかったしな」
そういったジャイアンの顔が寂しそうに見えたのは錯覚ではないはずだ。
少ししんみりした空気になってしまった。
118 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 04:58:46.80 ID:Lf8E1GKi0・・・でもなんで急に番長なんて目指しちゃったのさ?」
ジャイ「ああ?俺様が強いからに決まってんだろ!」
ガハハハハハと豪快に笑うジャイアン。
しかし
ジャイ「それ以外に面白いことなんてなかったしな」
そういったジャイアンの顔が寂しそうに見えたのは錯覚ではないはずだ。
少ししんみりした空気になってしまった。
ドラ「実はもうスネ夫君としずかちゃんには会ったんだ」
ジャイ「そうか・・・二人とも元気にしてたか?」
ドラ「うん。スネ夫はチャラ男になってたけどしずかちゃんは綺麗になってたよ。
それで・・・二人にのび太君の話を聞いたんだ。
その瞬間。
ガンッッ!!!!!!
ジャイ「のび太の話はするな!!!!!!!!!」
ジャイアンは床を殴りつけながら叫ぶように言った。
ドラ「!?ジャイアン??」
ジャイ「・・・悪いな。」
ドラ「いやいいけど・・・君とのび太君の間に何かあったの?」
124 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 05:02:43.49 ID:Lf8E1GKi0ジャイ「そうか・・・二人とも元気にしてたか?」
ドラ「うん。スネ夫はチャラ男になってたけどしずかちゃんは綺麗になってたよ。
それで・・・二人にのび太君の話を聞いたんだ。
その瞬間。
ガンッッ!!!!!!
ジャイ「のび太の話はするな!!!!!!!!!」
ジャイアンは床を殴りつけながら叫ぶように言った。
ドラ「!?ジャイアン??」
ジャイ「・・・悪いな。」
ドラ「いやいいけど・・・君とのび太君の間に何かあったの?」
ジャイ「・・・別に・・・何もないでもムカつくんだよあいつは。
ドラえもんがいなくなってからウジウジウジウジしっぱなしでよ?
俺達がなんとか励まそうとしても全部無視だ。
挙句の果てにあの事件だろ?
いくらしずかちゃんのこと好きでもあれはやりすぎだろ。」
ドラ「・・・」
ジャイ「でも一番許せないのは辛いのに俺達に何にも相談しないで溜め込んで
一人でおかしくなっていっちゃた事と、事件のあとしずかちゃんに何も言わないで
逃げたことだ。」
ドラ「・・・だからのび太君をいじめることにしたの?」
ジャイ「!?」
126 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 05:09:31.40 ID:Lf8E1GKi0ドラえもんがいなくなってからウジウジウジウジしっぱなしでよ?
俺達がなんとか励まそうとしても全部無視だ。
挙句の果てにあの事件だろ?
いくらしずかちゃんのこと好きでもあれはやりすぎだろ。」
ドラ「・・・」
ジャイ「でも一番許せないのは辛いのに俺達に何にも相談しないで溜め込んで
一人でおかしくなっていっちゃた事と、事件のあとしずかちゃんに何も言わないで
逃げたことだ。」
ドラ「・・・だからのび太君をいじめることにしたの?」
ジャイ「!?」
ドラ「実は路地裏で君がのび太君を殴っているのを見たんだ・・・
君の怒りは分かるよ。僕だって同じ気持ちだよ。でもさ・・・
あんな風に万引きをさせて、殴って、事件のことバラすって脅して、それが何になるのさ!?」
ジャイ「う、うるせーよ・・・あれはあいつの根性を叩きなおしてるんだ!!」
ドラ「本当にのび太君のことを思うんだったらもっと別の接し方があるじゃないか!」
ジャイ「ウルセーっつってんだろ!!!!!!!!!!!!
・・・わかってるんだよ・・・」
ドラ「ジャイアン・・・」
ジャイ「分かってるんだよ!!そんなことぐらい!!でもどうしようもないんだよ!!」
132 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 05:18:33.39 ID:Lf8E1GKi0君の怒りは分かるよ。僕だって同じ気持ちだよ。でもさ・・・
あんな風に万引きをさせて、殴って、事件のことバラすって脅して、それが何になるのさ!?」
ジャイ「う、うるせーよ・・・あれはあいつの根性を叩きなおしてるんだ!!」
ドラ「本当にのび太君のことを思うんだったらもっと別の接し方があるじゃないか!」
ジャイ「ウルセーっつってんだろ!!!!!!!!!!!!
・・・わかってるんだよ・・・」
ドラ「ジャイアン・・・」
ジャイ「分かってるんだよ!!そんなことぐらい!!でもどうしようもないんだよ!!」
ドラ「分かってるならなんとかしようよ。昔の事じゃなくて今からが大事だなんだよ。
これからも君はのび太君を許せないかもしれないし、のび太君だって君を恨んでる
かもしれない。昔みたいには戻れないかもしれない。
それでもお互いちゃんと向き合った上で出た結論なら納得出来るだろ?
今の君は一方的に怒りをぶつけているだけだよ・・・」
ジャイ「・・・ ・・・ ・・・」
ジャイアンは立ち上がると柱に頭を思いっきりぶつけた。
ガンッッ!!!!ガンッッ!!!
ドラ「!?」
ジャイ「あ〜すっきりしたぜ。・・・ドラえもん・・・俺はな、この6年間で悪さをいっぱいしてきた。
のび太にだけじゃなくいろんなやつを殴ってきた。入院した奴だっている。
もう今更昔みたいには戻れないし、のび太を許せないのは変わんねぇけどよ・・・
たまには素直になってみるのもいいかもな」
ドラ「うふふふふふ」
139 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 05:25:14.11 ID:Lf8E1GKi0これからも君はのび太君を許せないかもしれないし、のび太君だって君を恨んでる
かもしれない。昔みたいには戻れないかもしれない。
それでもお互いちゃんと向き合った上で出た結論なら納得出来るだろ?
今の君は一方的に怒りをぶつけているだけだよ・・・」
ジャイ「・・・ ・・・ ・・・」
ジャイアンは立ち上がると柱に頭を思いっきりぶつけた。
ガンッッ!!!!ガンッッ!!!
ドラ「!?」
ジャイ「あ〜すっきりしたぜ。・・・ドラえもん・・・俺はな、この6年間で悪さをいっぱいしてきた。
のび太にだけじゃなくいろんなやつを殴ってきた。入院した奴だっている。
もう今更昔みたいには戻れないし、のび太を許せないのは変わんねぇけどよ・・・
たまには素直になってみるのもいいかもな」
ドラ「うふふふふふ」
剛田商店を出るともうすっかり暗くなっていた。
ドラ「肝心ののび太君には・・・明日会う・・・か?」
その時ぐらりと景色が歪む。
ドラ(あれ?まただ・・・景色が遠のく・・・)
(疲れてるのかな・・・いや・・・もしかして時空震の影響でどこか故障したのかも・・・)
景色が遠のく感じは続く。
ドラ(って・・・今倒れるわけには行かない!!!!のび太君に会わなくっちゃ!!)
その瞬間視界が正常に戻る。
ドラ「なんだったんだ・・・」
とりあえず寝床にしている空き地に戻る事にした。
142 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 05:28:21.59 ID:Lf8E1GKi0ドラ「肝心ののび太君には・・・明日会う・・・か?」
その時ぐらりと景色が歪む。
ドラ(あれ?まただ・・・景色が遠のく・・・)
(疲れてるのかな・・・いや・・・もしかして時空震の影響でどこか故障したのかも・・・)
景色が遠のく感じは続く。
ドラ(って・・・今倒れるわけには行かない!!!!のび太君に会わなくっちゃ!!)
その瞬間視界が正常に戻る。
ドラ「なんだったんだ・・・」
とりあえず寝床にしている空き地に戻る事にした。
ドラ「やっぱり土管で寝るって言うのが無理だったのかな・・・体がおかしくなってる気がする
ちゃんとした布団で寝たい・・・」
ちゃんとした布団で眠れる場所・・・脳裏に浮かんだのは・・・ラブホテルだった。
ドラ「・・・ないな。おとなしく土管で眠ろう。」
そして空き地に到着する。
するとそこには・・・
149 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 05:34:24.49 ID:Lf8E1GKi0ちゃんとした布団で寝たい・・・」
ちゃんとした布団で眠れる場所・・・脳裏に浮かんだのは・・・ラブホテルだった。
ドラ「・・・ないな。おとなしく土管で眠ろう。」
そして空き地に到着する。
するとそこには・・・
のび太がいた。
土管に登り空を見上げている。
泣くわけでもなく、ただ無心で星を眺めている。
その姿を見てドラえもんは胸が痛くなった。
故障したのは自分ではないけど、それでも自分と同じ「ドラえもん」という
存在がのび太の中で占めていたウエイトは大きかったのだといやでも知らされた。
そっと近づく。
10歩・・・のび太は空を見上げている。
8歩・・・誰かの足音に気付いたようだ。
5歩・・・こちらを見る。
3歩。
ドラ「やあ、のび太君。ただいま。」
のび「・・・ド・・・ドラ・・・・え・・・もん?」
164 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 05:44:34.19 ID:Lf8E1GKi0土管に登り空を見上げている。
泣くわけでもなく、ただ無心で星を眺めている。
その姿を見てドラえもんは胸が痛くなった。
故障したのは自分ではないけど、それでも自分と同じ「ドラえもん」という
存在がのび太の中で占めていたウエイトは大きかったのだといやでも知らされた。
そっと近づく。
10歩・・・のび太は空を見上げている。
8歩・・・誰かの足音に気付いたようだ。
5歩・・・こちらを見る。
3歩。
ドラ「やあ、のび太君。ただいま。」
のび「・・・ド・・・ドラ・・・・え・・・もん?」
ポカンとしかいいようがない顔でのび太がドラえもんを見つめる。
だから・・・
ドラ「ちょっと時間がかかっちゃったけど戻ってきたよ」
ウソをつき通す。自分は壊れてしまったドラえもんではないけれど、
それでも少しでものび太君が救われるなら・・・
ドラ「もう君が心配で心配で仕方なくってね。急いでなおしてもらったんだけど
6年もかかっちゃったよ。それよりみんなに会って6年間のことをきいtうわっ」
のび「ド、ドラえも〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドラ「うふふふふ。いい歳して泣くなよ。うわ鼻水まで・・・」
しばらくのび太は泣き止まず、ドラえもんは涙と鼻水まみれにされてしまった。
175 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 06:01:04.28 ID:Lf8E1GKi0だから・・・
ドラ「ちょっと時間がかかっちゃったけど戻ってきたよ」
ウソをつき通す。自分は壊れてしまったドラえもんではないけれど、
それでも少しでものび太君が救われるなら・・・
ドラ「もう君が心配で心配で仕方なくってね。急いでなおしてもらったんだけど
6年もかかっちゃったよ。それよりみんなに会って6年間のことをきいtうわっ」
のび「ド、ドラえも〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドラ「うふふふふ。いい歳して泣くなよ。うわ鼻水まで・・・」
しばらくのび太は泣き止まず、ドラえもんは涙と鼻水まみれにされてしまった。
ドラ「落ち着いた?」
のび「うう・・・ぐす・・・」
ドラ「全く君はいつまでたっても頼りないんだから。」
ドラ「・・・みんなにこの6年のことを聞いたよ。・・・君のことも。
・・・・・・僕が壊れちゃってから君がどんな状態だったか聞いたよ
悲しませちゃってごめんね。」
のび「・・・いいんだ・・・」
ドラ「・・・事件のことも聞いたよ。」
のび太はうつむいてしまう。
ドラ「話したくないだろうけどなんでそんなことしちゃったんだい?」
のび「・・・ ・・・ ・・・」
ドラ「・・・」
のび「もうどうでもいいやって思っちゃったんだ・・・
僕はダメ人間だしもう何をやっても上手くいかないんだって思ったら・・・
急にどうでもよくなっちゃって・・・しずかちゃんは最後まで僕のこと心配して
くれてたみたいだけど・・・そんな優しい女の子もいつか離れていくだろうって
分かってたから・・・」
ドラ「・・・」
のび「それでどうにでもなれって・・・」
ドラ(しずかちゃんへの愛情が鬱屈した形で現れたんだろうか・・・)
のび「・・・」
ドラ「しずかちゃん怒ってたよ。ジャイアンも。」
○ドラ「しずかちゃんは『一言も謝ってくれない。目も合わせてくれない。卑怯だ』って。
ジャイアンは『なんで俺達に相談しないんだ!』ってね」
のび「・・・言えるわけないじゃないか・・・」
178 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 06:08:50.71 ID:Lf8E1GKi0のび「うう・・・ぐす・・・」
ドラ「全く君はいつまでたっても頼りないんだから。」
ドラ「・・・みんなにこの6年のことを聞いたよ。・・・君のことも。
・・・・・・僕が壊れちゃってから君がどんな状態だったか聞いたよ
悲しませちゃってごめんね。」
のび「・・・いいんだ・・・」
ドラ「・・・事件のことも聞いたよ。」
のび太はうつむいてしまう。
ドラ「話したくないだろうけどなんでそんなことしちゃったんだい?」
のび「・・・ ・・・ ・・・」
ドラ「・・・」
のび「もうどうでもいいやって思っちゃったんだ・・・
僕はダメ人間だしもう何をやっても上手くいかないんだって思ったら・・・
急にどうでもよくなっちゃって・・・しずかちゃんは最後まで僕のこと心配して
くれてたみたいだけど・・・そんな優しい女の子もいつか離れていくだろうって
分かってたから・・・」
ドラ「・・・」
のび「それでどうにでもなれって・・・」
ドラ(しずかちゃんへの愛情が鬱屈した形で現れたんだろうか・・・)
のび「・・・」
ドラ「しずかちゃん怒ってたよ。ジャイアンも。」
○ドラ「しずかちゃんは『一言も謝ってくれない。目も合わせてくれない。卑怯だ』って。
ジャイアンは『なんで俺達に相談しないんだ!』ってね」
のび「・・・言えるわけないじゃないか・・・」
のび「あんなことして謝れる訳ないし、ジャイアン達に相談したって解決するわけないじゃないか!!」
ドラ「のび太君!!!!そうやって君はまた逃げるのかい?
昔のことは今更変えられないけど、これからはどう?何年か経っちゃったけどちゃんとみんなに謝って
前に進んでみようよ。」
のび「無理だよ・・・」
ドラ「・・・スネ夫はね、チャラ男になってたんだ。
のび「?」
ドラ「なんでも彼女が三人居て楽しいって言ってたけど・・・やっぱりどこか悔やんでる部分が
あるみたいだったよ。なにを悔やんでるか分からないけど、たぶんみんなを見捨てて行くように
離れていったのを後悔してるんじゃないかな」
のび「・・・」
192 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 06:20:01.61 ID:Lf8E1GKi0ドラ「のび太君!!!!そうやって君はまた逃げるのかい?
昔のことは今更変えられないけど、これからはどう?何年か経っちゃったけどちゃんとみんなに謝って
前に進んでみようよ。」
のび「無理だよ・・・」
ドラ「・・・スネ夫はね、チャラ男になってたんだ。
のび「?」
ドラ「なんでも彼女が三人居て楽しいって言ってたけど・・・やっぱりどこか悔やんでる部分が
あるみたいだったよ。なにを悔やんでるか分からないけど、たぶんみんなを見捨てて行くように
離れていったのを後悔してるんじゃないかな」
のび「・・・」
ドラ「しずかちゃんはね、すごく綺麗になってたよ。
でも怒ってた。怒ってたけど、逃げたのは自分も一緒だったって後悔してるよ。
ジャイアンは・・・知っての通り番長だけど・・・やっぱり君に対して怒ってる。
でもその怒りを一方的に押し付けてただけだって気付いてくれたみたいだよ。」
のび「・・・」
ドラ「みんながみんな言いたいことがあるみたいだよ?
もちろんだからって話し合えばすぐ昔みたいに戻れるってことはないだろうし、
君がやってしまったことは消えないよ。でも・・・スッキリするんじゃないかな?」
のび「え?すっきりって・・・」
ドラ「そうスッキリだよ。綺麗さっぱり何事もなかったようには出来ないけど、
今君の・・・君達のなかにあるモヤモヤはなくなるかもしれないよ?」
のび「・・・」
ドラ「どうかな?罪を償うとかじゃなくてそのぐらいの気持ちでならみんなに会えないかな?」
215 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 06:43:34.50 ID:Lf8E1GKi0でも怒ってた。怒ってたけど、逃げたのは自分も一緒だったって後悔してるよ。
ジャイアンは・・・知っての通り番長だけど・・・やっぱり君に対して怒ってる。
でもその怒りを一方的に押し付けてただけだって気付いてくれたみたいだよ。」
のび「・・・」
ドラ「みんながみんな言いたいことがあるみたいだよ?
もちろんだからって話し合えばすぐ昔みたいに戻れるってことはないだろうし、
君がやってしまったことは消えないよ。でも・・・スッキリするんじゃないかな?」
のび「え?すっきりって・・・」
ドラ「そうスッキリだよ。綺麗さっぱり何事もなかったようには出来ないけど、
今君の・・・君達のなかにあるモヤモヤはなくなるかもしれないよ?」
のび「・・・」
ドラ「どうかな?罪を償うとかじゃなくてそのぐらいの気持ちでならみんなに会えないかな?」
その週末・・・思い出の空き地にのび太、ジャイアン、しずかちゃん、スネ夫、ドラえもんが集まった。
スネ夫はデートがどうとかブツブツ言っていたがなんだかんだで来てくれた。
すごく気まずい空気が流れる。
のび太はうつむき、ジャイアンは怒ったような顔で仁王立ちし、しずかちゃんはのび太を見つめている。
スネ夫は明後日の方向を向いていたがそわそわとして挙動不審だ。
のび「あの・・・」
ジャイ「あ〜なんていうか・・・」
スネ「あのさぁ・・・」
シズ「ねぇ・・・」
同時にしゃべり始め同時に黙る。
そして・・・
のび「ごめんなさい!!!!」
ジャイ「悪かった!!」
スネ「ごめんよ!!」
しず「ごめんなさい。」
それぞれが謝罪を口にした。
217 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 06:46:01.89 ID:Lf8E1GKi0スネ夫はデートがどうとかブツブツ言っていたがなんだかんだで来てくれた。
すごく気まずい空気が流れる。
のび太はうつむき、ジャイアンは怒ったような顔で仁王立ちし、しずかちゃんはのび太を見つめている。
スネ夫は明後日の方向を向いていたがそわそわとして挙動不審だ。
のび「あの・・・」
ジャイ「あ〜なんていうか・・・」
スネ「あのさぁ・・・」
シズ「ねぇ・・・」
同時にしゃべり始め同時に黙る。
そして・・・
のび「ごめんなさい!!!!」
ジャイ「悪かった!!」
スネ「ごめんよ!!」
しず「ごめんなさい。」
それぞれが謝罪を口にした。
一歩離れた場所で見守っていたドラえもんは優しく微笑んでいた。
ドラ(みんな不器用なんだから。)
そして景色が歪む。度々訪れる現象だったが今までは一時的なものだった。
そして今回はより強く、そして何かに引っ張られる感じがする。
ドラ(あれれ?ちょっとがんばり過ぎたかな?
うふふ。ジャイアンは笑いながらスネ夫君を小突いてる。
スネ夫君は・・・なんか嬉しそうだ。しずかちゃんは涙ぐんでる。
のび太君は・・・うわっまた鼻水出して泣いてるよ。)
さらに景色が歪みほとんど何も見えなくなる。
ドラ(そういえば僕がいた世界でここぞというときにのび太君を支えたのは・・・
みんなだったなぁ・・・)
周りにはもう何も見えないのに四人の姿だけが鮮明に見える。
ぎこちないけれどどこか温かみを帯びてきた四人の姿を目に焼きつけ
ドラえもんの意識は途切れた。
226 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 06:53:21.13 ID:Lf8E1GKi0ドラ(みんな不器用なんだから。)
そして景色が歪む。度々訪れる現象だったが今までは一時的なものだった。
そして今回はより強く、そして何かに引っ張られる感じがする。
ドラ(あれれ?ちょっとがんばり過ぎたかな?
うふふ。ジャイアンは笑いながらスネ夫君を小突いてる。
スネ夫君は・・・なんか嬉しそうだ。しずかちゃんは涙ぐんでる。
のび太君は・・・うわっまた鼻水出して泣いてるよ。)
さらに景色が歪みほとんど何も見えなくなる。
ドラ(そういえば僕がいた世界でここぞというときにのび太君を支えたのは・・・
みんなだったなぁ・・・)
周りにはもう何も見えないのに四人の姿だけが鮮明に見える。
ぎこちないけれどどこか温かみを帯びてきた四人の姿を目に焼きつけ
ドラえもんの意識は途切れた。
ジャイ「おいドラえもんもこっちにこいよ!」
のび「そうだよドラ・・・え・・・?」
ドラえもんが立っていた場所には誰もいない。
のび「ドラえもん?あれ?
ドラえもんのおかげでまたみんなと話できるようになったんだ。
ねぇどこだよ・・・ドラえもん?
ドラえもーーーーん!!!!!!!!」
ドラえもんはどこにもいなかった。そうこの世界のどこにも・・・
235 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 07:04:53.30 ID:Lf8E1GKi0のび「そうだよドラ・・・え・・・?」
ドラえもんが立っていた場所には誰もいない。
のび「ドラえもん?あれ?
ドラえもんのおかげでまたみんなと話できるようになったんだ。
ねぇどこだよ・・・ドラえもん?
ドラえもーーーーん!!!!!!!!」
ドラえもんはどこにもいなかった。そうこの世界のどこにも・・・
ドラ「・・・あれ?」
目を覚ますとそこは病室だった。
それも普通の病院ではなく明らかにロボット専用の病院。
そんな病院が21世紀初頭にあるわけもなく。
そこはたしかに22世紀だった。
目を覚ました事をセンサーが読み取ったのかすぐに看護士と医者が来た。
もちろん両方ロボットだ。
ドラ(どこかで見たことがあるロボットだな・・・ってアレ?なんか嫌な思い出が・・・ないはずの
耳が痛む気がする・・・?)
そんなドラえもんの胸中はお構いなしに医者は説明を進めていく。
236 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 07:05:48.07 ID:Lf8E1GKi0目を覚ますとそこは病室だった。
それも普通の病院ではなく明らかにロボット専用の病院。
そんな病院が21世紀初頭にあるわけもなく。
そこはたしかに22世紀だった。
目を覚ました事をセンサーが読み取ったのかすぐに看護士と医者が来た。
もちろん両方ロボットだ。
ドラ(どこかで見たことがあるロボットだな・・・ってアレ?なんか嫌な思い出が・・・ないはずの
耳が痛む気がする・・・?)
そんなドラえもんの胸中はお構いなしに医者は説明を進めていく。
大規模な時空震によるタイムマシンの事故。タイムパトロールは事故そのものはすぐに
観測できていたが、超空間の乱れが激しく、座標を特定出来ないでいた。
超空間の乱れが収まり、事故の座標に行って見ると壊れたタイムマシンとドラえもんが超空間に
漂っていたのだという。
医者曰く助かったのは奇跡だそうだ。
通常なら体がバラバラになってそれぞれバラバラの時代にタイムスリップしてしまっていてもいても
おかしくないらしい。
ドラ「ってアレ?ボクは20XX年にいたんじゃ・・・?」
医者「?直前まであなたがいたのはその二年前ですよ?どうやら記憶の混乱があるようですね」
ドラ「え!?いや・・・すいません勘違いでした。大丈夫です。」
(どういうことだ?僕はたしかに・・・)
それは本当に平行世界の出来事だったのか、気を失っている間に見たただの夢だったのか・・・
と、病室に少年が駆け込んで来た。
セワシ「ドラえもん!?大丈夫!?君が過去から帰ってくる途中で事故にあったって聞いて・・・
体はなんともないの!?本当に大丈夫なの!?!?」
今いるこの未来が、どの過去を辿った未来かは分からない。
ドラ「大丈夫だよセワシ君。心配かけてごめんね」
セワシ「よかったよ・・・。そうだドラえもん」
ドラ「なんだい?」
セワシ「おかえり」
でも、セワシ君がこうして笑っていてくれるなら。僕がしてきたことは無駄じゃなかったて思えるんだ。
完
240 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 07:07:18.71 ID:/3wyTvBj0観測できていたが、超空間の乱れが激しく、座標を特定出来ないでいた。
超空間の乱れが収まり、事故の座標に行って見ると壊れたタイムマシンとドラえもんが超空間に
漂っていたのだという。
医者曰く助かったのは奇跡だそうだ。
通常なら体がバラバラになってそれぞれバラバラの時代にタイムスリップしてしまっていてもいても
おかしくないらしい。
ドラ「ってアレ?ボクは20XX年にいたんじゃ・・・?」
医者「?直前まであなたがいたのはその二年前ですよ?どうやら記憶の混乱があるようですね」
ドラ「え!?いや・・・すいません勘違いでした。大丈夫です。」
(どういうことだ?僕はたしかに・・・)
それは本当に平行世界の出来事だったのか、気を失っている間に見たただの夢だったのか・・・
と、病室に少年が駆け込んで来た。
セワシ「ドラえもん!?大丈夫!?君が過去から帰ってくる途中で事故にあったって聞いて・・・
体はなんともないの!?本当に大丈夫なの!?!?」
今いるこの未来が、どの過去を辿った未来かは分からない。
ドラ「大丈夫だよセワシ君。心配かけてごめんね」
セワシ「よかったよ・・・。そうだドラえもん」
ドラ「なんだい?」
セワシ「おかえり」
でも、セワシ君がこうして笑っていてくれるなら。僕がしてきたことは無駄じゃなかったて思えるんだ。
完
乙!
241 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 07:07:39.59 ID:6DNFaN1E0>>1乙
242 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 07:07:43.64 ID:Vop9FiTaOセワシがいるって事は夢だけど夢じゃない!
274 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 08:29:17.70 ID:A19kQmpJO>>1乙
なんかクオリティ高いな
なんかクオリティ高いな
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