1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 15:06:29.43 ID:ZUXfX/Ez0
4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 15:09:24.88 ID:ZUXfX/Ez0
男「ねえ、男友」
男友「あん?」
男「女さんて、その・・・不良なの?」
男友「・・・なんつーか、気付くの遅い」
男「そう?」
男友「あの目つきと生活態度見てりゃわかるだろ」
男「生活態度はともかく目つきは生まれつきなんだろうし、しょうがないじゃない」
男「それを不良だと決め付けるのはよくないよ」
男友「・・・何気にひでーなお前」
14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 15:28:36.68 ID:ZUXfX/Ez0
女「・・・・・・不良なんだろ?」
男「なんだろって・・・」
女「周りがそう言ってるんだ」
女「否定したって、世間がそう言えば私は立派な不良」
女「私自身がどうであろうとな」
男「・・・・・・」
52 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 18:18:25.70 ID:ZUXfX/Ez0
男「僕は猫派かな」
女「何の話だよ」
男「猫と犬、どっちが好きかって話」
女「ふーん」
男「女さんはどっち?」
女「・・・・・・ね・・・」
男「ん?」
女「い、犬だ」
男「犬かー」
78 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 20:32:23.42 ID:ZUXfX/Ez0
男「じゃ、アイスコーヒー」
女「私は・・・」
男「ん?」
女「チョ、チョコレートパフェ・・・」
男「・・・・・・」
女「な、なんだよっ」
85 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 20:47:17.22 ID:ZUXfX/Ez0
女「あ・・・」
女「(男・・・男友と女子、他にも何人かいるな・・・)」
女「(楽しそうに話してる・・・)」
女「(そうだよな・・・あいつ、誰とでもああなんだよ)」
女「(・・・私も『誰とでも』、になるのか・・・)」
84 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 20:41:35.48 ID:ZUXfX/Ez0
男「なら教えてあげようか。明日にでも」
女「あ?」
男「明日土曜だしさ。なんなら土日とも」
女「・・・いいのか?お前だって勉強あるだろ」
男「大丈夫だよ。僕成績良いから」
女「(こいつ・・・)」
男「じゃ明日、図書館でね」
女「あ・・・お、おう」
女「休みの日に・・・2人で・・・」
88 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 20:53:02.12 ID:ZUXfX/Ez0
男「父さんも母さんも一緒にね」
女「・・・・・・」
男「で、ばあちゃん家があるこっちに引っ越してきたんだ」
女「そ、そうだったのか」
男「でもばあちゃん家って結構な田舎にあってさ」
男「学校が近くにないと不便だろって、ここで1人暮らしさせてもらってるんだ」
女「わ、悪い。余計なこと聞いたな」
男「ううん、構わないよ。じゃ勉強はじめようか」
女「・・・おう」
95 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 21:13:11.17 ID:ZUXfX/Ez0
女「えと・・・砂糖は・・・」
女姉「ん?あんた夜中になにやってんのよ」
女「あ、姉ちゃん」
女姉「お、プリン作ってんの」
女「ああ」
女姉「出来たら食っていいんだな?」
女「だ、だめだっ」
111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 21:42:42.89 ID:ZUXfX/Ez0
男「じゃ、頂きます」
女「・・・・・・」
男「・・・ん、うまっ!女さんすごいね!」
女「(ほ・・・)ま、まぁな」
男「これはご飯が楽しみだ」
女「おう、楽しみにしとけ」
118 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 21:58:21.04 ID:ZUXfX/Ez0
男「で、ここの計算は公式を使って・・・」
女「(男・・・か。こいつだけなんだよな。学校で私と普通に接してくれる奴って)」
男「そしたらbを代入して・・・」
女「(それにこいつ、優しいしよく見たら顔も結構・・・)」
男「・・・女さん?どうしたの、ぼーっとして」
女「うえぃ!?」
男「うえぃ、って」
女「わ、わり。ちょっと考えことしてた」
134 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 22:25:12.23 ID:ZUXfX/Ez0
男「おー、うまそー」
女「そ、そうか」
男「それじゃ、いただきまーす」
女「おう」
男「んー、美味しいよ!女さん、料理も上手だね!」
女「あ、ありがとぅ・・・」
男「女さんは良いお嫁さんになるよ」
女「ぼふぁっ!」
男「うわっ!」
129 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 22:19:06.67 ID:ZUXfX/Ez0
男「ご飯おいしかったよ、ごちそうさま」
女「こっちこそ。勉強おしえてくれてありがとな」
男「どういたしまして」
女「わるいな。今日も送ってもらってよ」
男「このくらいかまわないよ」
女「そか・・・ん、ここでいいわ」
男「うん。じゃ、また明日ね」
女「じゃな、男」
男「え」
男「・・・名前」
141 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 22:36:20.70 ID:ZUXfX/Ez0
男「テストどうだった?」
女「お前すげーな。勉強してたとこドンピシャだったぞ」
男「お、ということは」
女「おう、完璧だった」
男「それは良かった」
女「さすがに暗記系は無理だったけどな」
男「はは、それじゃテストも終わったことだし週末どこか遊びいかない?」
女「え?」
男「たまにはパーっと遊ばないと」
女「え・・・で、でも。ふ、2人でか?」
男「ん?他に誰か誘う?じゃ男友と女子でも・・・」
女「い、いやっ。駄目だっ!男と2人が良い!」
男「う、うん。じゃ2人で・・・」
148 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 22:46:29.29 ID:ZUXfX/Ez0
女「(そうだよ。よく考えたら・・・いや、よく考えなくてもこれって、デ、デートだよな・・・)」
女「(それに昨日、うぅ・・・思い出すだけですげぇ恥ずかしいこと言っちまった)」
女「(『男と2人が良い』とか。ヘタすりゃ告白じゃーねーの、これ)」
女「(ああっ、昨日の自分を蹴りとばしてぇっ)」
男「ど、どうしたの女さん。頭抱えたりして」
女「うむぉ!?な、なんでもねぇっ」
144 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 22:41:56.65 ID:ZUXfX/Ez0
男「大丈夫?」
女「っ!(か、顔近いだろ//)」
男「女さん…」
女「…な、なんだよ」
男「可愛いよ…」
女「…男…」
151 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 22:51:17.04 ID:ZUXfX/Ez0
女「あ、これ可愛い・・・」
男「コーヒーカップ?へー、いいねコレ」
女「む、色違いか。こっちの色も良いな・・・」
男「買うの?」
女「片方だけ。1人で2つ持ってても意味ねーだろ」
男「・・・じゃあ、片方は僕が買うよ」
女「え」
男「僕も丁度欲しかったし」
女「で、でもそれって・・・」
男「ん?」
女「・・・前から思ってたけど、お前もう少し発言に気を使えよ」
男「?」
154 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 22:55:27.59 ID:ZUXfX/Ez0
男「今日は楽しかったね」
女「・・・ああ////」
男「女さんけっこ激しかったよ」
女「う、うぇ?」
男「はは」
女「・・・」
170 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 23:14:12.73 ID:ZUXfX/Ez0
男「(あれ以降、今日は女さんと1回も喋れなかった)」
男「(なんだったんだろう・・・)」
男「明日また聞いてみよう・・・」
女子「・・・男くん」
男「あ、女子さん」
女子「ごめんね、時間とらせちゃって」
男「ううん。それより話って?」
女子「あの・・・」
192 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 23:42:07.64 ID:ZUXfX/Ez0
男「・・・あ」
女「・・・・・・」
男「待っててくれたの?」
女「悪いかよ・・・」
男「そんなことないよ。ありがと」
女「・・・おう」
男「帰ろっか」
女「ん」
200 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 23:46:32.61 ID:ZUXfX/Ez0
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男「その・・・僕、男っていうんだ。よろしくね」
女「・・・・・・」
男「先週、休んでたでしょ?」
女「・・・・・・」
男「えと、先週転校してきたんだ」
女「・・・で?」
男「ん?」
女「なんかよう?」
男「あ、いや」
女「ふん」
女「・・・・・・」
男「先週、休んでたでしょ?」
女「・・・・・・」
男「えと、先週転校してきたんだ」
女「・・・で?」
男「ん?」
女「なんかよう?」
男「あ、いや」
女「ふん」
男「あ、あの、女さん?」
女(ギロッ)
男「(こ、怖い)」
男「ま、まだ教科書もらえてなくてさ。教科書見せてもらっていいかな?」
女「・・・ん」
男「え?いや、女さん教科書は?」
女「授業聞いてないからいらない。貸すから机くっつけんな」
男「ご、ごめん」
6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 15:15:00.17 ID:ZUXfX/Ez0女(ギロッ)
男「(こ、怖い)」
男「ま、まだ教科書もらえてなくてさ。教科書見せてもらっていいかな?」
女「・・・ん」
男「え?いや、女さん教科書は?」
女「授業聞いてないからいらない。貸すから机くっつけんな」
男「ご、ごめん」
男「女さん、先週は風邪で休んでたの?」
女「あ?」
男「ちょっと気になって」
女「別に」
男「別にって」
女「・・・・・・たばこ」
男「え」
女「謹慎」
男「あー・・・」
8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 15:21:38.05 ID:ZUXfX/Ez0女「あ?」
男「ちょっと気になって」
女「別に」
男「別にって」
女「・・・・・・たばこ」
男「え」
女「謹慎」
男「あー・・・」
男「え、女さん?」
女「なんだよ」
男「授業はじまるよ、どこ行くの?」
女「関係ねーだろ」
男「でも・・・」
女「・・・たばこ」
男「え」
女「サボリ」
男「あー・・・」
12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 15:27:22.71 ID:ZUXfX/Ez0女「なんだよ」
男「授業はじまるよ、どこ行くの?」
女「関係ねーだろ」
男「でも・・・」
女「・・・たばこ」
男「え」
女「サボリ」
男「あー・・・」
男「ねえ、男友」
男友「あん?」
男「女さんて、その・・・不良なの?」
男友「・・・なんつーか、気付くの遅い」
男「そう?」
男友「あの目つきと生活態度見てりゃわかるだろ」
男「生活態度はともかく目つきは生まれつきなんだろうし、しょうがないじゃない」
男「それを不良だと決め付けるのはよくないよ」
男友「・・・何気にひでーなお前」
―屋上―
女「すぅ」
女「はぁ」
女「・・・あー、たばこまじぃ」
17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 15:35:00.71 ID:ZUXfX/Ez0女「すぅ」
女「はぁ」
女「・・・あー、たばこまじぃ」
―下校―
男「あれ?」
女「!」
男「女さんも帰りこっちなんだ」
女「・・・・・・」
男「ちょ、そんな早足で行かなくても」
女「ついてくんな」
男「でも僕もそっちだし」
女「・・・・・・」
18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 15:40:46.19 ID:ZUXfX/Ez0男「あれ?」
女「!」
男「女さんも帰りこっちなんだ」
女「・・・・・・」
男「ちょ、そんな早足で行かなくても」
女「ついてくんな」
男「でも僕もそっちだし」
女「・・・・・・」
女(そわそわ)
男「どうしたの?」
女「な、なんでもねーよっ」
男「ご、ごめん」
男「・・・ん?」
女「!」
19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 15:50:01.78 ID:ZUXfX/Ez0男「どうしたの?」
女「な、なんでもねーよっ」
男「ご、ごめん」
男「・・・ん?」
女「!」
男「あの店・・・」
女「・・・・・・」
男「ファンシーショップか。結構好きなんだよね、あーいうの」
女「・・・・・・」
男「でも男1人であーいう店に入るのも恥ずかしくてさ、なかなか行く機会がないんだ」
女「そ、そうかよ」
男「あ、そうだ!」
女「?」
21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 15:59:11.98 ID:ZUXfX/Ez0女「・・・・・・」
男「ファンシーショップか。結構好きなんだよね、あーいうの」
女「・・・・・・」
男「でも男1人であーいう店に入るのも恥ずかしくてさ、なかなか行く機会がないんだ」
女「そ、そうかよ」
男「あ、そうだ!」
女「?」
男「ごめんね、つきあわせちゃって」
女「お、おう」
男「店に入った後に言うのもアレだけど、予定があったりした?」
女「いや、もともとここに・・・」
男「え?」
女「な、なんでもない」
22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 16:08:31.21 ID:ZUXfX/Ez0女「お、おう」
男「店に入った後に言うのもアレだけど、予定があったりした?」
女「いや、もともとここに・・・」
男「え?」
女「な、なんでもない」
男「うわー、これ可愛いな。なにこのモフモフ感は」
男「お、モノクロブーだ!」
男「・・・はっ、1人ではしゃぎすぎた」
男「えと、女さんは・・・」
女「・・・・・・」
男「・・・女さん?」
女(もふもふ)
女「////」
男「(・・・見なかったことにしたほうがいいのかな)」
24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 16:09:18.22 ID:ggBcGsMpO男「お、モノクロブーだ!」
男「・・・はっ、1人ではしゃぎすぎた」
男「えと、女さんは・・・」
女「・・・・・・」
男「・・・女さん?」
女(もふもふ)
女「////」
男「(・・・見なかったことにしたほうがいいのかな)」
男うぜぇ
25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 16:19:45.55 ID:ZUXfX/Ez0>>24 俺もそう思う
―翌日―
男「女さんは言うほど不良じゃないと思う」
男「そもそも不良じゃなくてもたばこ吸ったり授業さぼったりするしね」
男友「頻度の問題だと思うが・・・どうした急に」
男「認識を改めたというか、見た目ほど怖いってわけじゃないんだよ」
男友「・・・やっぱお前口悪いわ」
男「(可愛いモノ好きに悪い人なんかいるわけないよ、うん)」
26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 16:21:08.16 ID:M77zDEQO0―翌日―
男「女さんは言うほど不良じゃないと思う」
男「そもそも不良じゃなくてもたばこ吸ったり授業さぼったりするしね」
男友「頻度の問題だと思うが・・・どうした急に」
男「認識を改めたというか、見た目ほど怖いってわけじゃないんだよ」
男友「・・・やっぱお前口悪いわ」
男「(可愛いモノ好きに悪い人なんかいるわけないよ、うん)」
>>25
思うのかよwwwww
28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 16:23:27.01 ID:ZUXfX/Ez0思うのかよwwwww
男友「でもそれは違うと思うぞ」
男「えー?」
男友「学校の近くに空手道場あるだろ?」
男友「そこの門下生が女にフルボッコにされたらしいんだ」
男友「犠牲者は10人以上って話だぜ?」
男「・・・それって女さんもそこの門下生で、組み手かなにかで相手に勝ったってだけじゃないの?」
男友「あ」
男友「で、でも10人以上が女に負けてるってことだぜ?そんだけ女は強いんだぞ」
男友「それはそれで怖いだろ?」
男「う・・・」
30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 16:33:34.94 ID:ZUXfX/Ez0男「えー?」
男友「学校の近くに空手道場あるだろ?」
男友「そこの門下生が女にフルボッコにされたらしいんだ」
男友「犠牲者は10人以上って話だぜ?」
男「・・・それって女さんもそこの門下生で、組み手かなにかで相手に勝ったってだけじゃないの?」
男友「あ」
男友「で、でも10人以上が女に負けてるってことだぜ?そんだけ女は強いんだぞ」
男友「それはそれで怖いだろ?」
男「う・・・」
男「女さんて空手道場に通ってたの?」
女「・・・誰に聞いた?」
男「ちょっとね」
女「・・・中学ん時に通ってただけだ」
男「やっぱり。段持ち?」
女「・・・2段」
男「おー、すごいね。やっぱり強いんだ?」
女「(やっぱり・・・?)まぁ、そこそこ」
男「瓦を30枚くらい割ったり、岩を砕いたりできる?」
女「空手にどんな妄想抱いてるんだよ・・・」
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 16:46:09.96 ID:ZUXfX/Ez0女「・・・誰に聞いた?」
男「ちょっとね」
女「・・・中学ん時に通ってただけだ」
男「やっぱり。段持ち?」
女「・・・2段」
男「おー、すごいね。やっぱり強いんだ?」
女「(やっぱり・・・?)まぁ、そこそこ」
男「瓦を30枚くらい割ったり、岩を砕いたりできる?」
女「空手にどんな妄想抱いてるんだよ・・・」
男「あ」
女「あ?」
男「そのストラップって」
女「!」
男「ファンシーショップに売ってた奴だよね」
女「おいっ」
男「は、はい!」
女「誰にも言うなよ」
男「何を・・・」
女「あの店に行ってたことに決まってんだろ!」
男「(こ、怖いっ)で、でもなんで・・・」
女「なんででもだ!」
33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 17:00:46.91 ID:ZUXfX/Ez0女「あ?」
男「そのストラップって」
女「!」
男「ファンシーショップに売ってた奴だよね」
女「おいっ」
男「は、はい!」
女「誰にも言うなよ」
男「何を・・・」
女「あの店に行ってたことに決まってんだろ!」
男「(こ、怖いっ)で、でもなんで・・・」
女「なんででもだ!」
男「そういえば女さんて昼休みはどこでごはん食べてるの?」
女「何だよ急に」
男「昼休みいつも教室いないし。どうしてるのかなって」
女「どうしてようと私の勝手だろ」
男「・・・・・・」
女「・・・・・・」
男「・・・・・・」
女「・・・屋上」
男「なんでわざわざ屋上で?」
女「・・・たばこ」
男「あー・・・」
35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 17:14:32.86 ID:ZUXfX/Ez0女「何だよ急に」
男「昼休みいつも教室いないし。どうしてるのかなって」
女「どうしてようと私の勝手だろ」
男「・・・・・・」
女「・・・・・・」
男「・・・・・・」
女「・・・屋上」
男「なんでわざわざ屋上で?」
女「・・・たばこ」
男「あー・・・」
男「女さん」
女「あ?」
男「ファ・・・あの店、今日ぬいぐるみが3割引きらしいんだよ」
女「!・・・だ、だからなんだよ」
男「一緒に行かない?」
女「なんで私が・・・」
男「僕1人じゃあの店入りづらいし。それに女さんもぬいぐるみ好きじゃないの?」
女「おまっ、ちょっと来い!」
男「え?な、なに!?」
37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 17:21:24.25 ID:ZUXfX/Ez0女「あ?」
男「ファ・・・あの店、今日ぬいぐるみが3割引きらしいんだよ」
女「!・・・だ、だからなんだよ」
男「一緒に行かない?」
女「なんで私が・・・」
男「僕1人じゃあの店入りづらいし。それに女さんもぬいぐるみ好きじゃないの?」
女「おまっ、ちょっと来い!」
男「え?な、なに!?」
女「お前・・・教室であんなこと言ってんじゃねーよっ」
男「あんなこと?」
女「そ、その・・・私がぬいぐるみが、好き、だとか・・・」
男「あれ?好きじゃなかった?」
女「ぅあ、す・・・好き、だけど・・・」
男「じゃ良いじゃない」
女「良くねーよっ!」
41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 17:27:58.28 ID:ZUXfX/Ez0男「あんなこと?」
女「そ、その・・・私がぬいぐるみが、好き、だとか・・・」
男「あれ?好きじゃなかった?」
女「ぅあ、す・・・好き、だけど・・・」
男「じゃ良いじゃない」
女「良くねーよっ!」
男「なんで?」
女「なんでって・・・」
男「?」
女「いや、もういい。とりあえず教室ではその話はすんな」
男「う、うん。わかった」
男「で、どうする?」
女「?」
男「行く?ファンシーショップ」
女「・・・行く」
43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[深夜1時に天皇の包茎画像を流す] :2008/07/16(水) 17:35:15.56 ID:7EaKqFF30女「なんでって・・・」
男「?」
女「いや、もういい。とりあえず教室ではその話はすんな」
男「う、うん。わかった」
男「で、どうする?」
女「?」
男「行く?ファンシーショップ」
女「・・・行く」
女ってどんな感じ?
45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 17:38:27.36 ID:ZUXfX/Ez0>>43 目つき悪い。他は想像に任す
男友「おい男」
男「なに?」
男友「最近やたらと女と仲良いじゃねーか。どうなってんだよ?」
男「どうもこうも、別に何も」
男友「女が誰かと親しくしてるとこなんて初めてみたぞ。いったい何したんだ」
男「だから何も・・・って」
男友「ん?」
46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 17:43:05.19 ID:ZUXfX/Ez0男友「おい男」
男「なに?」
男友「最近やたらと女と仲良いじゃねーか。どうなってんだよ?」
男「どうもこうも、別に何も」
男友「女が誰かと親しくしてるとこなんて初めてみたぞ。いったい何したんだ」
男「だから何も・・・って」
男友「ん?」
男「女さんって、友達いないの?」
男友「話しかけても睨んでくるわ無視するわで、そりゃ友達なんかできないだろ」
男友「おまけに不良だしな」
男「不良・・・かな」
男友「ん?」
男「確かにちょっと怖いし、たばこ吸うし授業さぼるし」
男「でも不良ってほどひどくはないと思うよ?」
男友「む・・・」
男「前に言ったけどたばことかサボリなんて不良じゃなくてもやるでしょ」
男「それなのに不良扱いはどうかと思うよ」
男友「だから頻度の問題だと・・・」
48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 17:48:36.88 ID:ZUXfX/Ez0男友「話しかけても睨んでくるわ無視するわで、そりゃ友達なんかできないだろ」
男友「おまけに不良だしな」
男「不良・・・かな」
男友「ん?」
男「確かにちょっと怖いし、たばこ吸うし授業さぼるし」
男「でも不良ってほどひどくはないと思うよ?」
男友「む・・・」
男「前に言ったけどたばことかサボリなんて不良じゃなくてもやるでしょ」
男「それなのに不良扱いはどうかと思うよ」
男友「だから頻度の問題だと・・・」
男友「でも、そう言われればそんな気がしてくるな」
男「でしょ」
男友「そういえば・・・」
男「ん?」
男友「入学したてのころは割と普通だったな。目つきはやっぱり悪かったが」
男「そうなの?」
男友「ああ、でもあの噂が流れ始めてから今みたいになっちまったような・・・」
男「噂?」
男友「ほら、前に言ったろ?空手道場のさ」
男「・・・・・・」
49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 17:57:43.43 ID:ZUXfX/Ez0男「でしょ」
男友「そういえば・・・」
男「ん?」
男友「入学したてのころは割と普通だったな。目つきはやっぱり悪かったが」
男「そうなの?」
男友「ああ、でもあの噂が流れ始めてから今みたいになっちまったような・・・」
男「噂?」
男友「ほら、前に言ったろ?空手道場のさ」
男「・・・・・・」
―屋上―
男「あ、いたいた」
女「・・・なんか用?」
男「たばこ吸ってたの?」
女「悪いか」
男「そりゃ体に悪いよ」
女「・・・・・・で、なにしに来たんだよ」
男「ちょっと聞きたいことがあってさ」
女「・・・なに」
男「女さんて不良なの?」
女「・・・なんで?」
男「気になったから」
51 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 18:13:47.23 ID:ZUXfX/Ez0男「あ、いたいた」
女「・・・なんか用?」
男「たばこ吸ってたの?」
女「悪いか」
男「そりゃ体に悪いよ」
女「・・・・・・で、なにしに来たんだよ」
男「ちょっと聞きたいことがあってさ」
女「・・・なに」
男「女さんて不良なの?」
女「・・・なんで?」
男「気になったから」
女「・・・・・・不良なんだろ?」
男「なんだろって・・・」
女「周りがそう言ってるんだ」
女「否定したって、世間がそう言えば私は立派な不良」
女「私自身がどうであろうとな」
男「・・・・・・」
男「・・・噂のせいなのかな」
女「・・・・・・」
男「空手道場の門下生の人を、その・・・倒したって」
男「でも女さんも門下生だったってことは・・・」
女「教えてやろうか?」
男「え?」
女「その門下生、全員小学生だったんだよ」
男「・・・・・・ぷっ」
女「くっくっく」
男「あははははははっ」
女「噂って怖いだろ」
男「はは、ほんと怖いね」
女「・・・ほんとに、な」
男「?」
55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 18:33:45.04 ID:ZUXfX/Ez0女「・・・・・・」
男「空手道場の門下生の人を、その・・・倒したって」
男「でも女さんも門下生だったってことは・・・」
女「教えてやろうか?」
男「え?」
女「その門下生、全員小学生だったんだよ」
男「・・・・・・ぷっ」
女「くっくっく」
男「あははははははっ」
女「噂って怖いだろ」
男「はは、ほんと怖いね」
女「・・・ほんとに、な」
男「?」
女「私が不良だって噂が流れてから、周りの私に対する接し方が明らかに変わった」
女「変わったというより、誰も近づかなくなったが正解だな」
女「気付いたら私は不良になってた。不良にされてた」
女「不良になっちまった私はどうしたらいい?」
女「私自身はそんなつもりはまったくないのに、皆私のことを不良だと言う」
女「正直耐えられなかったよ」
女「不良でもなんでもないのに、そんな風に周りから思われてるんだからな」
56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 18:36:47.20 ID:ZUXfX/Ez0女「変わったというより、誰も近づかなくなったが正解だな」
女「気付いたら私は不良になってた。不良にされてた」
女「不良になっちまった私はどうしたらいい?」
女「私自身はそんなつもりはまったくないのに、皆私のことを不良だと言う」
女「正直耐えられなかったよ」
女「不良でもなんでもないのに、そんな風に周りから思われてるんだからな」
男「・・・・・・」
女「だからさ、いっそのこと不良になることにしたんだ」
女「本当に不良だったら、不良って言われたって気にすることなんてなくなるだろ」
女「授業さぼったり、たばこ吸ったりしてさ」
女「そんなんで不良気取りなんだからな。中学生かっての」
男「・・・それで」
女「あ?」
男「それで、『不良』をやってみてどうだった?」
57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 18:47:02.14 ID:ZUXfX/Ez0女「だからさ、いっそのこと不良になることにしたんだ」
女「本当に不良だったら、不良って言われたって気にすることなんてなくなるだろ」
女「授業さぼったり、たばこ吸ったりしてさ」
女「そんなんで不良気取りなんだからな。中学生かっての」
男「・・・それで」
女「あ?」
男「それで、『不良』をやってみてどうだった?」
女「・・・そうだな」
女「最初はそれなりに楽しかったような気がする」
女「悪いことしてるみたいでさ」
女「周りからの『不良』の押し付けも、まぁ気にならなくなったよ」
女「でも・・・」
男「でも?」
女「たばこには慣れねーな。まじぃ」
男「・・・・・・」
58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 19:10:07.79 ID:ZUXfX/Ez0女「最初はそれなりに楽しかったような気がする」
女「悪いことしてるみたいでさ」
女「周りからの『不良』の押し付けも、まぁ気にならなくなったよ」
女「でも・・・」
男「でも?」
女「たばこには慣れねーな。まじぃ」
男「・・・・・・」
女「なんか言えよ、一応笑うとこだぞ今の」
男「う、うん・・・」
女「・・・しゃべりすぎた。キャラじゃねーわ」
男「・・・あのさ」
女「あ?」
男「これからも『不良』やっていくの?」
女「いまさらだろ。少なくともこの学校にいるまではな」
男「つらくない?」
女「別に。もう慣れたしな」
61 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 19:19:57.40 ID:ZUXfX/Ez0男「う、うん・・・」
女「・・・しゃべりすぎた。キャラじゃねーわ」
男「・・・あのさ」
女「あ?」
男「これからも『不良』やっていくの?」
女「いまさらだろ。少なくともこの学校にいるまではな」
男「つらくない?」
女「別に。もう慣れたしな」
男「・・・僕も」
女「あ?」
男「僕も最初は女さんのこと不良かと思ってた」
女「・・・・・・」
男「今でもちょっと怖いし」
女「・・・笑うとこか?」
男「い、いや・・・でもさ」
女「ん」
男「僕にとっては女さんは女さんで」
男「不良かどうかなんてどうでもよくて」
男「だからその、うー・・・」
女「・・・ぷっ、なんだよ」
男「えと・・・女さんに対する気持ちは変わらないよ」
女「んなっ・・・!?////」
62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 19:28:18.29 ID:ZUXfX/Ez0女「あ?」
男「僕も最初は女さんのこと不良かと思ってた」
女「・・・・・・」
男「今でもちょっと怖いし」
女「・・・笑うとこか?」
男「い、いや・・・でもさ」
女「ん」
男「僕にとっては女さんは女さんで」
男「不良かどうかなんてどうでもよくて」
男「だからその、うー・・・」
女「・・・ぷっ、なんだよ」
男「えと・・・女さんに対する気持ちは変わらないよ」
女「んなっ・・・!?////」
女「きゅ、急になに言ってんだ!」
男「え?」
女「い、いきなりそんなこと言われてもよ・・・」
男「あ、ごめん。迷惑だったかな」
女「え、いや。迷惑なんかじゃ、ない・・・けど・・・」
男「ほんと?よかった・・・」
女「ぅ・・・」
64 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 19:42:19.70 ID:ZUXfX/Ez0男「え?」
女「い、いきなりそんなこと言われてもよ・・・」
男「あ、ごめん。迷惑だったかな」
女「え、いや。迷惑なんかじゃ、ない・・・けど・・・」
男「ほんと?よかった・・・」
女「ぅ・・・」
男「じゃ、これまで通り友達としてやっていこうね」
女「・・・・・・あ?」
男「僕はもう女さんのこと不良だと思ってないし、無理してだばこ吸う必要ないよ」
男「僕は女さんに『不良』を押し付けたりしない。だから・・・」
女「・・・こ・・・・・・」
男「こ?」
女「こんっの馬鹿!紛らわしい言い方してんじゃねえよ!!」
男「ぅえ?ご、ごめん・・・?」
女「しかもなんだ、友達って。いつ私とあんたが友達になったんだよ」
男「違うの?」
女「・・・・・・」
67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 19:49:58.18 ID:ZUXfX/Ez0女「・・・・・・あ?」
男「僕はもう女さんのこと不良だと思ってないし、無理してだばこ吸う必要ないよ」
男「僕は女さんに『不良』を押し付けたりしない。だから・・・」
女「・・・こ・・・・・・」
男「こ?」
女「こんっの馬鹿!紛らわしい言い方してんじゃねえよ!!」
男「ぅえ?ご、ごめん・・・?」
女「しかもなんだ、友達って。いつ私とあんたが友達になったんだよ」
男「違うの?」
女「・・・・・・」
女「・・・いや、いい」
男「?」
キーンコーンカーンコーン
男「あ、昼休み終わった」
女「・・・・・・」
男「僕教室戻るけど、女さんは?」
女「・・・サボる」
男「そっか。ほどほどにね」
女「おぅ・・・」
男「それじゃ」
ガチャ
タッタッタッタ・・・
女「・・・・・・」
女「友達・・・」
女「たばこ、止めるか・・・」
71 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 20:03:48.93 ID:ZUXfX/Ez0男「?」
キーンコーンカーンコーン
男「あ、昼休み終わった」
女「・・・・・・」
男「僕教室戻るけど、女さんは?」
女「・・・サボる」
男「そっか。ほどほどにね」
女「おぅ・・・」
男「それじゃ」
ガチャ
タッタッタッタ・・・
女「・・・・・・」
女「友達・・・」
女「たばこ、止めるか・・・」
男「たばこ止めたんだ」
女「タスポとやらのせいで買うのが面倒になってきたしな」
男「体にも悪いしね」
女「・・・くすっ。そうだったな」
男「あ、そうそう。あの店、今日セールやってるみたいだよ」
女「・・・ふぅん」
男「・・・・・・」
女「・・・・・・」
男「・・・一緒に行かない?」
女「お、おぅ。行ってやるか」
男「1人で入るのは恥ずかしいもんね」
女「何笑ってんだよっ」
73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 20:11:17.38 ID:ZUXfX/Ez0女「タスポとやらのせいで買うのが面倒になってきたしな」
男「体にも悪いしね」
女「・・・くすっ。そうだったな」
男「あ、そうそう。あの店、今日セールやってるみたいだよ」
女「・・・ふぅん」
男「・・・・・・」
女「・・・・・・」
男「・・・一緒に行かない?」
女「お、おぅ。行ってやるか」
男「1人で入るのは恥ずかしいもんね」
女「何笑ってんだよっ」
男「女さん、お昼一緒に食べない?」
女「な、なんだよ急に」
男「いいじゃない。友達でしょ」
女「・・・いいのか?」
男「良くないわけがない」
女「そ、そっか・・・」
男「どこで食べようか、屋上行く?」
女「う、うん・・・」
75 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 20:20:02.83 ID:ZUXfX/Ez0女「な、なんだよ急に」
男「いいじゃない。友達でしょ」
女「・・・いいのか?」
男「良くないわけがない」
女「そ、そっか・・・」
男「どこで食べようか、屋上行く?」
女「う、うん・・・」
男「屋上でお昼かぁ、なんか有りそうで無かったシチュだな」
女「ぅえ?」
男「屋上なんて来る機会、普通ならそうはないもん」
女「そ、そうなのか」
男「・・・女さん?」
女「な、なんだよ」
男「なんで緊張してるの?」
女「だってその・・・と、友達と飯食うのって高校入って初めてでっ」
男「(・・・あれ?なんか可愛い?)」
女「?」
77 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 20:29:51.54 ID:ZUXfX/Ez0女「ぅえ?」
男「屋上なんて来る機会、普通ならそうはないもん」
女「そ、そうなのか」
男「・・・女さん?」
女「な、なんだよ」
男「なんで緊張してるの?」
女「だってその・・・と、友達と飯食うのって高校入って初めてでっ」
男「(・・・あれ?なんか可愛い?)」
女「?」
男「僕は猫派かな」
女「何の話だよ」
男「猫と犬、どっちが好きかって話」
女「ふーん」
男「女さんはどっち?」
女「・・・・・・ね・・・」
男「ん?」
女「い、犬だ」
男「犬かー」
男「近くで喫茶店がオープンしてたよ。ちょっと行ってみない?」
女「ん、行くか」
―喫茶店―
カランコローン
男「へー、オシャレだねー」
女「あ」
男「どうかした?」
女「・・・あそこ」
男「ん?・・・あ、クラスの女子達だね」
女「・・・出るか」
男「え?なんでさ」
女「なんでって・・・」
男「?」
女「・・・もういい」
82 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 20:39:07.82 ID:ZUXfX/Ez0女「ん、行くか」
―喫茶店―
カランコローン
男「へー、オシャレだねー」
女「あ」
男「どうかした?」
女「・・・あそこ」
男「ん?・・・あ、クラスの女子達だね」
女「・・・出るか」
男「え?なんでさ」
女「なんでって・・・」
男「?」
女「・・・もういい」
男「じゃ、アイスコーヒー」
女「私は・・・」
男「ん?」
女「チョ、チョコレートパフェ・・・」
男「・・・・・・」
女「な、なんだよっ」
女「あ・・・」
女「(男・・・男友と女子、他にも何人かいるな・・・)」
女「(楽しそうに話してる・・・)」
女「(そうだよな・・・あいつ、誰とでもああなんだよ)」
女「(・・・私も『誰とでも』、になるのか・・・)」
男「甘いモノ好きなの?」
女「・・・結構」
男「お菓子とかよく買ったりするんだ?」
女「いんや。買うより作るほうが多いな」
男「え?自分で作るの?」
女「あ、いや・・・」
男「へー。『女の子』してるね」
女「・・・悪いか」
男「ううん。可愛いかな」
女「かっ・・・////」
90 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 20:59:42.45 ID:ZUXfX/Ez0女「・・・結構」
男「お菓子とかよく買ったりするんだ?」
女「いんや。買うより作るほうが多いな」
男「え?自分で作るの?」
女「あ、いや・・・」
男「へー。『女の子』してるね」
女「・・・悪いか」
男「ううん。可愛いかな」
女「かっ・・・////」
男「なら教えてあげようか。明日にでも」
女「あ?」
男「明日土曜だしさ。なんなら土日とも」
女「・・・いいのか?お前だって勉強あるだろ」
男「大丈夫だよ。僕成績良いから」
女「(こいつ・・・)」
男「じゃ明日、図書館でね」
女「あ・・・お、おう」
女「休みの日に・・・2人で・・・」
女「うー・・・」
男「どうしたの?」
女「来週テストだろ。見ての通り勉強」
男「勉強してるとこ初めて見た気がする・・・」
女「でも全然わかんねー」
男「そりゃ授業よくサボるし、先生の話聞かなかったら・・・ね」
女「悪いかよ」
男「そりゃ成績は悪いでしょ」
女「またそれかよ・・・」
93 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 21:05:29.29 ID:ZUXfX/Ez0男「どうしたの?」
女「来週テストだろ。見ての通り勉強」
男「勉強してるとこ初めて見た気がする・・・」
女「でも全然わかんねー」
男「そりゃ授業よくサボるし、先生の話聞かなかったら・・・ね」
女「悪いかよ」
男「そりゃ成績は悪いでしょ」
女「またそれかよ・・・」
―土曜日―
男「調べとくべきだったね」
女「ああ」
男「改装工事で休館だったとは。しかも明日もだ」
女「どうする?」
男「喫茶店は・・・あまり集中できそうにないかな。長時間いるのも、ね」
女「・・・・・・」
男「こっからなら僕の家近いから、ウチでする?」
女「なっ」
男「大丈夫だよ。親いないし」
女「いないって・・・それ余計に」
男「?」
女「・・・はぁ」
99 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 21:21:34.23 ID:ZUXfX/Ez0男「調べとくべきだったね」
女「ああ」
男「改装工事で休館だったとは。しかも明日もだ」
女「どうする?」
男「喫茶店は・・・あまり集中できそうにないかな。長時間いるのも、ね」
女「・・・・・・」
男「こっからなら僕の家近いから、ウチでする?」
女「なっ」
男「大丈夫だよ。親いないし」
女「いないって・・・それ余計に」
男「?」
女「・・・はぁ」
男「父さんも母さんも一緒にね」
女「・・・・・・」
男「で、ばあちゃん家があるこっちに引っ越してきたんだ」
女「そ、そうだったのか」
男「でもばあちゃん家って結構な田舎にあってさ」
男「学校が近くにないと不便だろって、ここで1人暮らしさせてもらってるんだ」
女「わ、悪い。余計なこと聞いたな」
男「ううん、構わないよ。じゃ勉強はじめようか」
女「・・・おう」
男「どーぞ」
女「お、お邪魔します」
男「飲み物でも持ってくるよ。その辺座ってて」
女「あ、ああ」
女「・・・なぁ」
男「ん?」
女「ここって1人暮らし用のアパートだよな」
男「この狭さじゃ2人以上はきついしね」
女「親は?」
男「事故で亡くなったよ」
女「・・・え」
103 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 21:28:27.06 ID:ZUXfX/Ez0女「お、お邪魔します」
男「飲み物でも持ってくるよ。その辺座ってて」
女「あ、ああ」
女「・・・なぁ」
男「ん?」
女「ここって1人暮らし用のアパートだよな」
男「この狭さじゃ2人以上はきついしね」
女「親は?」
男「事故で亡くなったよ」
女「・・・え」
男「あ、もうこんな時間か。今日はこの辺にしよう」
女「ん、そうするか。助かったよ」
男「いえいえ」
女「・・・お前、飯とかどうしてんの?」
男「ラーメンとか弁当ばっかり。料理って苦手で」
女「ふーん・・・な、なぁ」
男「ん?」
女「その・・・飯、作ってやろうか」
男「え、いいの?」
女「お、お礼だよ。勉強教えてもらったから」
男「でもうち何もないよ。この辺の店、今の時間だと全部閉まってるし」
女「あ・・・。じ、じゃ明日、明日作ってやる」
男「本当?楽しみしてるよ!」
女「お、おうっ」
105 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 21:35:27.70 ID:ZUXfX/Ez0女「ん、そうするか。助かったよ」
男「いえいえ」
女「・・・お前、飯とかどうしてんの?」
男「ラーメンとか弁当ばっかり。料理って苦手で」
女「ふーん・・・な、なぁ」
男「ん?」
女「その・・・飯、作ってやろうか」
男「え、いいの?」
女「お、お礼だよ。勉強教えてもらったから」
男「でもうち何もないよ。この辺の店、今の時間だと全部閉まってるし」
女「あ・・・。じ、じゃ明日、明日作ってやる」
男「本当?楽しみしてるよ!」
女「お、おうっ」
親が死んだことに関しては、引越しと1人暮らしの理由を作りたかっただけで深い意味はないんだぜ
女「別に送る必要なんてなかったのによ・・・」
男「こんな夜遅くに、女の子1人にするのは危ないよ」
女「ぅ・・・」
男「あー、久しぶりに長時間勉強したなぁ」
女「成績いいのにか?」
男「だって授業さえしっかり受けてれば、他でする必要ないでしょ」
女「こいつ・・・本物かよ」
男「なにが?」
女「なんでもねぇ。・・・ここでいいよ」
男「そう?それじゃ、また明日ね」
女「おう、またな」
109 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 21:40:35.67 ID:ZUXfX/Ez0女「別に送る必要なんてなかったのによ・・・」
男「こんな夜遅くに、女の子1人にするのは危ないよ」
女「ぅ・・・」
男「あー、久しぶりに長時間勉強したなぁ」
女「成績いいのにか?」
男「だって授業さえしっかり受けてれば、他でする必要ないでしょ」
女「こいつ・・・本物かよ」
男「なにが?」
女「なんでもねぇ。・・・ここでいいよ」
男「そう?それじゃ、また明日ね」
女「おう、またな」
女「えと・・・砂糖は・・・」
女姉「ん?あんた夜中になにやってんのよ」
女「あ、姉ちゃん」
女姉「お、プリン作ってんの」
女「ああ」
女姉「出来たら食っていいんだな?」
女「だ、だめだっ」
女姉「んだよー、いいじゃんかー。1人で全部食ったら太んよー?」
女「ほっとけ。大体1人で食うんじゃねーし」
女姉「おろ?じゃ誰と食うのよ」
女「そ、それは・・・」
女姉「・・・ほほーぅ。そーかそーか」
女「な、なんだよ」
女姉「女もとうとう彼氏ができたのなー。お姉ちゃん嬉しいぞー」
女「ち、違うわ!あいつはそんなんじゃ・・・!」
女姉「あいつ?」
女「!!」
女姉「・・・片想いか。お姉ちゃん応援してるかんね」
女「だからそんなんじゃねーよっ!」
112 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 21:50:08.22 ID:ZUXfX/Ez0女「ほっとけ。大体1人で食うんじゃねーし」
女姉「おろ?じゃ誰と食うのよ」
女「そ、それは・・・」
女姉「・・・ほほーぅ。そーかそーか」
女「な、なんだよ」
女姉「女もとうとう彼氏ができたのなー。お姉ちゃん嬉しいぞー」
女「ち、違うわ!あいつはそんなんじゃ・・・!」
女姉「あいつ?」
女「!!」
女姉「・・・片想いか。お姉ちゃん応援してるかんね」
女「だからそんなんじゃねーよっ!」
―翌日―
男「いらっしゃい・・・って、どうしたのその荷物」
女「飯作るって言ったろ。材料とか買ってきたんだよ」
男「もう買ってきちゃったんだ。どうせなら一緒に行こうと思ってたのに」
女「え?」
男「そしたら荷物持ったのにさ」
女「(一緒に・・・買い物・・・)」
男「女さん?」
女「もったいないことした気分だ・・・」
男「?」
121 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 22:06:16.12 ID:ZUXfX/Ez0男「いらっしゃい・・・って、どうしたのその荷物」
女「飯作るって言ったろ。材料とか買ってきたんだよ」
男「もう買ってきちゃったんだ。どうせなら一緒に行こうと思ってたのに」
女「え?」
男「そしたら荷物持ったのにさ」
女「(一緒に・・・買い物・・・)」
男「女さん?」
女「もったいないことした気分だ・・・」
男「?」
男「じゃ、頂きます」
女「・・・・・・」
男「・・・ん、うまっ!女さんすごいね!」
女「(ほ・・・)ま、まぁな」
男「これはご飯が楽しみだ」
女「おう、楽しみにしとけ」
男「よし、そろそろ休憩しようか」
女「そうだな」
男「飲み物だすよ」
女「あ」
男「ん?」
女「その、プリン・・・作ってきたんだけど」
男「お、食べていいの?」
女「駄目だったら何のために持ってきたんだよ」
男「あはは、それもそうだね。頂くよ」
女「おう」
126 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 22:17:42.72 ID:ZUXfX/Ez0女「そうだな」
男「飲み物だすよ」
女「あ」
男「ん?」
女「その、プリン・・・作ってきたんだけど」
男「お、食べていいの?」
女「駄目だったら何のために持ってきたんだよ」
男「あはは、それもそうだね。頂くよ」
女「おう」
男「で、ここの計算は公式を使って・・・」
女「(男・・・か。こいつだけなんだよな。学校で私と普通に接してくれる奴って)」
男「そしたらbを代入して・・・」
女「(それにこいつ、優しいしよく見たら顔も結構・・・)」
男「・・・女さん?どうしたの、ぼーっとして」
女「うえぃ!?」
男「うえぃ、って」
女「わ、わり。ちょっと考えことしてた」
男「おー、うまそー」
女「そ、そうか」
男「それじゃ、いただきまーす」
女「おう」
男「んー、美味しいよ!女さん、料理も上手だね!」
女「あ、ありがとぅ・・・」
男「女さんは良いお嫁さんになるよ」
女「ぼふぁっ!」
男「うわっ!」
男「疲れた?そろそろ終わろうか」
女「あ、ああ。そうだな。時間も時間だし」
女「じゃ飯作るか」
男「手伝うよ」
女「ん、じゃそこの野菜洗ってくれ。ついでに皮むいとけ。あ、その前に飯炊いとけよ。それから・・・」
男「りょ、了解」
139 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 22:30:20.38 ID:ZUXfX/Ez0女「あ、ああ。そうだな。時間も時間だし」
女「じゃ飯作るか」
男「手伝うよ」
女「ん、じゃそこの野菜洗ってくれ。ついでに皮むいとけ。あ、その前に飯炊いとけよ。それから・・・」
男「りょ、了解」
男「ご飯おいしかったよ、ごちそうさま」
女「こっちこそ。勉強おしえてくれてありがとな」
男「どういたしまして」
女「わるいな。今日も送ってもらってよ」
男「このくらいかまわないよ」
女「そか・・・ん、ここでいいわ」
男「うん。じゃ、また明日ね」
女「じゃな、男」
男「え」
男「・・・名前」
男「テストどうだった?」
女「お前すげーな。勉強してたとこドンピシャだったぞ」
男「お、ということは」
女「おう、完璧だった」
男「それは良かった」
女「さすがに暗記系は無理だったけどな」
男「はは、それじゃテストも終わったことだし週末どこか遊びいかない?」
女「え?」
男「たまにはパーっと遊ばないと」
女「え・・・で、でも。ふ、2人でか?」
男「ん?他に誰か誘う?じゃ男友と女子でも・・・」
女「い、いやっ。駄目だっ!男と2人が良い!」
男「う、うん。じゃ2人で・・・」
女「(そうだよ。よく考えたら・・・いや、よく考えなくてもこれって、デ、デートだよな・・・)」
女「(それに昨日、うぅ・・・思い出すだけですげぇ恥ずかしいこと言っちまった)」
女「(『男と2人が良い』とか。ヘタすりゃ告白じゃーねーの、これ)」
女「(ああっ、昨日の自分を蹴りとばしてぇっ)」
男「ど、どうしたの女さん。頭抱えたりして」
女「うむぉ!?な、なんでもねぇっ」
―土曜日―
女「・・・わりぃ。寝坊しちまった・・・」
男「大丈夫だよ。10分くらい遅れたって」
女「で、でも・・・初めての・・・」
男「初めての?」
女「な、なんでもない」
男「というか勉強した時も思ったけど、女さんの私服イメージと違うなぁ」
女「あ?」
男「もっと着飾るタイプかと思ってたんだけど、意外とラフな格好なんだね」
女「へ、変か?」
男「いや、良く似合ってるよ」
女「ぅ・・・ありが、と」
145 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 22:42:21.45 ID:cgMhs/zUO女「・・・わりぃ。寝坊しちまった・・・」
男「大丈夫だよ。10分くらい遅れたって」
女「で、でも・・・初めての・・・」
男「初めての?」
女「な、なんでもない」
男「というか勉強した時も思ったけど、女さんの私服イメージと違うなぁ」
女「あ?」
男「もっと着飾るタイプかと思ってたんだけど、意外とラフな格好なんだね」
女「へ、変か?」
男「いや、良く似合ってるよ」
女「ぅ・・・ありが、と」
男「ついたよ」
女「…え…ここって」
男「うん、ゆっくりカラオケもできるし、プラズマテレビも見れるし。入ろうよ!」
女「お、おう///」
男「どの部屋にする?こことかよくない?」
女「…まかせる」
男「はは、それじゃ602号室にしよっか。」
女「…ああ」
149 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 22:49:04.68 ID:cgMhs/zUO女「…え…ここって」
男「うん、ゆっくりカラオケもできるし、プラズマテレビも見れるし。入ろうよ!」
女「お、おう///」
男「どの部屋にする?こことかよくない?」
女「…まかせる」
男「はは、それじゃ602号室にしよっか。」
女「…ああ」
男「大丈夫?」
女「っ!(か、顔近いだろ//)」
男「女さん…」
女「…な、なんだよ」
男「可愛いよ…」
女「…男…」
女「あ、これ可愛い・・・」
男「コーヒーカップ?へー、いいねコレ」
女「む、色違いか。こっちの色も良いな・・・」
男「買うの?」
女「片方だけ。1人で2つ持ってても意味ねーだろ」
男「・・・じゃあ、片方は僕が買うよ」
女「え」
男「僕も丁度欲しかったし」
女「で、でもそれって・・・」
男「ん?」
女「・・・前から思ってたけど、お前もう少し発言に気を使えよ」
男「?」
男「・・・女さん?」
女「あ?」
男「僕さ、それなりに自身あったんだよね」
女「おう」
男「ここまで一方的にやられるとは思わなかったよ・・・」
女「・・・私って、格ゲー強いのか?」
男「強いなんてもんじゃないよ。あんな鮮やかなコンボ初めて見た」
女「今まで誰かと対戦したことなかったから、よく分からん」
男「こんな強いのに?」
女「その、友達いねーし・・・休みん時は暇だから家でずっとやってて・・・」
男「・・・・・・」
女「・・・男?」
男「(なんだろ、抱きしめたくなった・・・)」
158 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 23:03:01.73 ID:ZUXfX/Ez0女「あ?」
男「僕さ、それなりに自身あったんだよね」
女「おう」
男「ここまで一方的にやられるとは思わなかったよ・・・」
女「・・・私って、格ゲー強いのか?」
男「強いなんてもんじゃないよ。あんな鮮やかなコンボ初めて見た」
女「今まで誰かと対戦したことなかったから、よく分からん」
男「こんな強いのに?」
女「その、友達いねーし・・・休みん時は暇だから家でずっとやってて・・・」
男「・・・・・・」
女「・・・男?」
男「(なんだろ、抱きしめたくなった・・・)」
男「お腹すいたね・・・お、あの店はどう?」
女「パスタか・・・良いな」
―店内―
男「これは・・・」
女「なんつーか・・・」
男「すごい美味しいね」
女「ああ、良い店見っけたな・・・ん?」
男「なに?」
女「口にソースついてんぞ、ほれ」
ふきふき
男「ちょ、女さんっ」
女「あ?」
男「は、恥ずかしいんだけど・・・」
女「なにが・・・あ////」
167 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 23:09:04.88 ID:ZUXfX/Ez0女「パスタか・・・良いな」
―店内―
男「これは・・・」
女「なんつーか・・・」
男「すごい美味しいね」
女「ああ、良い店見っけたな・・・ん?」
男「なに?」
女「口にソースついてんぞ、ほれ」
ふきふき
男「ちょ、女さんっ」
女「あ?」
男「は、恥ずかしいんだけど・・・」
女「なにが・・・あ////」
男「・・・・・・」
女「・・・・・・」
男「そ、そろそろ帰ろうか」
女「う、うぇ?」
男「その、もう夜になったし。帰らない?」
女「お、おぅ。そうだな・・・」
168 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 23:11:35.01 ID:ZUXfX/Ez0女「・・・・・・」
男「そ、そろそろ帰ろうか」
女「う、うぇ?」
男「その、もう夜になったし。帰らない?」
女「お、おぅ。そうだな・・・」
男「・・・・・・」
女「・・・あ。ここでいいぞ」
男「う、うん」
女「じ、じゃぁ月曜な」
男「うん、それじゃ・・・」
男「・・・・・・」
169 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 23:12:40.84 ID:cgMhs/zUO女「・・・あ。ここでいいぞ」
男「う、うん」
女「じ、じゃぁ月曜な」
男「うん、それじゃ・・・」
男「・・・・・・」
男「今日は楽しかったね」
女「・・・ああ////」
男「女さんけっこ激しかったよ」
女「う、うぇ?」
男「はは」
女「・・・」
女「は、恥ずかしかった・・・」
女「なに無意識にあんなことしちまってんだ・・・」
女「あ〜、来週どんな顔してあいつの顔見ればいいんだぁ?」
女「最後は気まずい空気漂わせたまま別れちまったしよー・・・」
女「・・・でも、楽しかった・・・な」
女「男・・・・・・ん〜〜〜〜〜っ」
ごろごろごろごろ
女姉「・・・あんた、なにぬいぐるみに抱きつきながらニヤニヤしつつ床をローリングしてんのよ」
女「ね、姉ちゃん!?」
女姉「片想いの子とチューでも出来たわけ?」
女「ば、ばかやろう!まだしてねぇよ!!」
女姉「・・・ほぅ。『まだ』、ねぇ」
女「〜〜〜〜〜っ!部屋から出てけ!!」
175 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 23:22:23.10 ID:ZUXfX/Ez0女「なに無意識にあんなことしちまってんだ・・・」
女「あ〜、来週どんな顔してあいつの顔見ればいいんだぁ?」
女「最後は気まずい空気漂わせたまま別れちまったしよー・・・」
女「・・・でも、楽しかった・・・な」
女「男・・・・・・ん〜〜〜〜〜っ」
ごろごろごろごろ
女姉「・・・あんた、なにぬいぐるみに抱きつきながらニヤニヤしつつ床をローリングしてんのよ」
女「ね、姉ちゃん!?」
女姉「片想いの子とチューでも出来たわけ?」
女「ば、ばかやろう!まだしてねぇよ!!」
女姉「・・・ほぅ。『まだ』、ねぇ」
女「〜〜〜〜〜っ!部屋から出てけ!!」
―月曜日―
男「この前は気まずいまま別れちゃったからな。今日は普通に接していかないと・・・よし」
男「女さん、おはよう」
女「お、おう。おはよ」
男「この前は楽しかったね」
女「ああ、そうだな」
男「また遊びにいこうね」
女「・・・男さ」
男「ん、なに?」
女「あの・・・」
男友「おーい、男ー」
男「あ」
女「・・・いいよ。私の話は後で良い」
男「うん、ごめん」
女「・・・・・・」
176 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 23:25:48.29 ID:ZUXfX/Ez0男「この前は気まずいまま別れちゃったからな。今日は普通に接していかないと・・・よし」
男「女さん、おはよう」
女「お、おう。おはよ」
男「この前は楽しかったね」
女「ああ、そうだな」
男「また遊びにいこうね」
女「・・・男さ」
男「ん、なに?」
女「あの・・・」
男友「おーい、男ー」
男「あ」
女「・・・いいよ。私の話は後で良い」
男「うん、ごめん」
女「・・・・・・」
男「なに?」
男友「女子が話あるってよ」
男「女子さんが?」
男友「ああ、放課後教室で待っててくれって」
男「そうなんだ。なんの用だろ」
男友「まぁなんだ。頑張れよ」
男「?」
182 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 23:29:51.22 ID:ZUXfX/Ez0男友「女子が話あるってよ」
男「女子さんが?」
男友「ああ、放課後教室で待っててくれって」
男「そうなんだ。なんの用だろ」
男友「まぁなんだ。頑張れよ」
男「?」
女「なんの話だったんだ?」
男「女子さんが僕に話があるから放課後待っててだって。なんだろう」
女「それって・・・」
男「そういえば女さん、さっきは何を言いかけたの?」
女「・・・やっぱいいわ」
男「え、でも・・・」
女「いいって言ってんだろ!」
男「ご、ごめん」
186 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 23:37:44.31 ID:ZUXfX/Ez0男「女子さんが僕に話があるから放課後待っててだって。なんだろう」
女「それって・・・」
男「そういえば女さん、さっきは何を言いかけたの?」
女「・・・やっぱいいわ」
男「え、でも・・・」
女「いいって言ってんだろ!」
男「ご、ごめん」
男「(あれ以降、今日は女さんと1回も喋れなかった)」
男「(なんだったんだろう・・・)」
男「明日また聞いてみよう・・・」
女子「・・・男くん」
男「あ、女子さん」
女子「ごめんね、時間とらせちゃって」
男「ううん。それより話って?」
女子「あの・・・」
女「(いまごろ男のやつ、女子に・・・)」
女「(・・・いや、私には関係ねーし)」
女「関係・・・ねーし・・・」
女「かん、けい・・・」
女「・・・・・・ねーし・・・」
196 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 23:44:53.61 ID:ZUXfX/Ez0女「(・・・いや、私には関係ねーし)」
女「関係・・・ねーし・・・」
女「かん、けい・・・」
女「・・・・・・ねーし・・・」
男「・・・あ」
女「・・・・・・」
男「待っててくれたの?」
女「悪いかよ・・・」
男「そんなことないよ。ありがと」
女「・・・おう」
男「帰ろっか」
女「ん」
男「さっきさ・・・」
女「あ?」
男「女子さんに告白されたんだ」
女「・・・そうか」
男「うん」
女「それで・・・」
男「断った」
女「・・・!」
203 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 23:48:22.13 ID:ZUXfX/Ez0女「あ?」
男「女子さんに告白されたんだ」
女「・・・そうか」
男「うん」
女「それで・・・」
男「断った」
女「・・・!」
女「・・・なんでだよ」
男「ん?」
女「女子ってアレだろ。校内でトップクラスに可愛い奴じゃねーか」
男「だね」
女「好みじゃなかったのか?贅沢な奴だなオイ」
男「・・・うん、好みじゃなかった」
女「・・・マジかよ。どんだけ理想高いんだお前は」
207 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 23:49:30.32 ID:ZUXfX/Ez0男「ん?」
女「女子ってアレだろ。校内でトップクラスに可愛い奴じゃねーか」
男「だね」
女「好みじゃなかったのか?贅沢な奴だなオイ」
男「・・・うん、好みじゃなかった」
女「・・・マジかよ。どんだけ理想高いんだお前は」
男「告白された時さ」
女「うん?」
男「正直、嬉しかったよ」
女「・・・・・・」
男「外見は言わずもがな、人柄も良いしね」
女「・・・私と違ってな」
男「ぷっ」
女「笑ってんじゃねえ!」
男「(わ、笑うとこじゃなかったのか・・・)」
212 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 23:51:58.28 ID:ZUXfX/Ez0女「うん?」
男「正直、嬉しかったよ」
女「・・・・・・」
男「外見は言わずもがな、人柄も良いしね」
女「・・・私と違ってな」
男「ぷっ」
女「笑ってんじゃねえ!」
男「(わ、笑うとこじゃなかったのか・・・)」
女「そんな良い物件なのに好みじゃないとか・・・お前さてはB専か?」
男「好みじゃない、というより正確には・・・」
女「あ?」
男「他に・・・気になる、子がいるんだ」
女「!!」
217 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 23:53:56.25 ID:ZUXfX/Ez0男「好みじゃない、というより正確には・・・」
女「あ?」
男「他に・・・気になる、子がいるんだ」
女「!!」
女「そ、そうなのか」
男「うん」
女「そいつのこと・・・す、好きなのか?」
男「うん・・・好き、だと思う」
女「・・・・・・」
男「・・・最初は『少し怖い人』くらいにしか思ってなかった」
女「・・・?」
221 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 23:56:58.71 ID:ZUXfX/Ez0男「うん」
女「そいつのこと・・・す、好きなのか?」
男「うん・・・好き、だと思う」
女「・・・・・・」
男「・・・最初は『少し怖い人』くらいにしか思ってなかった」
女「・・・?」
男「でも話していく内にさ、それはあまり気にならなくなって」
男「むしろ、たまに可愛く見えるんだ」
男「普段は目つき悪いけどね」
女「え?え?」
男「本当に最近まで、全然意識してなかったんだけど」
男「この前パスタ食べに行った時、口の周りについたソース拭いてくれたよね」
男「それでこう、コロっと・・・」
女「・・・・・・」
226 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/16(水) 23:59:18.24 ID:ZUXfX/Ez0男「むしろ、たまに可愛く見えるんだ」
男「普段は目つき悪いけどね」
女「え?え?」
男「本当に最近まで、全然意識してなかったんだけど」
男「この前パスタ食べに行った時、口の周りについたソース拭いてくれたよね」
男「それでこう、コロっと・・・」
女「・・・・・・」
男「はは、単純だよねぇ」
女「それって・・・」
男「女さん」
女「う、うぃっ?」
男「えーと・・・一応、告白ってことになります」
女「ぅ・・・ぁ・・・」
男「あー、その。な、なんか恥ずかしいね」
女「・・・・・・」
230 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/17(木) 00:02:08.02 ID:WUp4Q3Ry0女「それって・・・」
男「女さん」
女「う、うぃっ?」
男「えーと・・・一応、告白ってことになります」
女「ぅ・・・ぁ・・・」
男「あー、その。な、なんか恥ずかしいね」
女「・・・・・・」
焦らすのが好きなの
男「あまり良い物件ではありませんが、お手軽ですよ?如何でしょう」
女「・・・ぷっ、あはははははっ。何言ってんだお前はっ」
男「そ、そんなに笑わないでよ。これでも本気で・・・」
女「くっくっく・・・・・・でもよ」
男「うん?」
女「・・・嫌だ」
男「え」
女「そんな遠まわしな言い方・・・嫌だ」
233 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/17(木) 00:04:16.15 ID:WUp4Q3Ry0男「あまり良い物件ではありませんが、お手軽ですよ?如何でしょう」
女「・・・ぷっ、あはははははっ。何言ってんだお前はっ」
男「そ、そんなに笑わないでよ。これでも本気で・・・」
女「くっくっく・・・・・・でもよ」
男「うん?」
女「・・・嫌だ」
男「え」
女「そんな遠まわしな言い方・・・嫌だ」
女「ちゃんと・・・言って欲しい・・・」
男「・・・うん、そうだよね」
女「おぅ」
男「女さん・・・」
女「ん」
男「好きです・・・」
女「・・・うん」
男「僕と・・・付き合ってください」
女「・・・・・・・・・うん」
237 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/17(木) 00:07:14.42 ID:WUp4Q3Ry0男「・・・うん、そうだよね」
女「おぅ」
男「女さん・・・」
女「ん」
男「好きです・・・」
女「・・・うん」
男「僕と・・・付き合ってください」
女「・・・・・・・・・うん」
ID変わったけど、>>1です
男「ほ、ほんとに?・・・って、ええっ!?」
女「うっ・・・ひっく」
男「な、何で泣いてるの!?」
女「だ、だって・・・ぐすっ」
女「わたっ、わたしも・・・っく。男のこと好きにっ、なっちゃったからっ」
女「でも・・・男は私のこと、ひっく・・・何とも想ってないって思ったからっ、ぐすっ」
男「そんなことないよ。僕は本当に女さんが・・・す、好きだから」
女「ぐす・・・なん、だよ。今更そこで照れるのか」
男「うぐ・・・」
242 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/17(木) 00:10:17.30 ID:WUp4Q3Ry0男「ほ、ほんとに?・・・って、ええっ!?」
女「うっ・・・ひっく」
男「な、何で泣いてるの!?」
女「だ、だって・・・ぐすっ」
女「わたっ、わたしも・・・っく。男のこと好きにっ、なっちゃったからっ」
女「でも・・・男は私のこと、ひっく・・・何とも想ってないって思ったからっ、ぐすっ」
男「そんなことないよ。僕は本当に女さんが・・・す、好きだから」
女「ぐす・・・なん、だよ。今更そこで照れるのか」
男「うぐ・・・」
男「というか、女さんも・・・その。好きって・・・」
女「ぅ、うるさい!悪いかよ!」
男「ううん、嬉しい」
女「う、むぅ・・・」
男「ね、照れるでしょ?」
女「やかましいわ!」
248 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/17(木) 00:13:31.90 ID:WUp4Q3Ry0女「ぅ、うるさい!悪いかよ!」
男「ううん、嬉しい」
女「う、むぅ・・・」
男「ね、照れるでしょ?」
女「やかましいわ!」
男「・・・これで恋人同士になったってことでいいのかな」
女「それ以外は納得いかねーよ」
男「はは、だよね」
女「・・・でも、訂正することがひとつある」
男「なに?」
女「男は、最高の物件だぞ」
男「え・・・んむっ」
女「ん・・・」
255 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/17(木) 00:17:42.48 ID:WUp4Q3Ry0女「それ以外は納得いかねーよ」
男「はは、だよね」
女「・・・でも、訂正することがひとつある」
男「なに?」
女「男は、最高の物件だぞ」
男「え・・・んむっ」
女「ん・・・」
―数日後―
男「女さーん」
女「んー、どした」
男「あのファンシーショップ、今日セールだってさ」
女「むお、マジ?今から行くか」
男「うん・・・って」
女「ん?」
男「まだ授業残ってるんですけど・・・」
256 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/17(木) 00:19:13.53 ID:WUp4Q3Ry0男「女さーん」
女「んー、どした」
男「あのファンシーショップ、今日セールだってさ」
女「むお、マジ?今から行くか」
男「うん・・・って」
女「ん?」
男「まだ授業残ってるんですけど・・・」
女「いいじゃんか。たまにサボるのも」
男「・・・まぁ、いいか。教科書見れば学校の授業くらい事足りるしね」
女「・・・たまに口悪いよな、お前」
男「前にも誰かに言われたような・・・」
女「じゃ、早く行こうぜ」
ぎゅっ
男「お、女さん・・・その、腕・・・」
女「・・・駄目、か?」
男「・・・・・・『たまに』、だから強いんだよなぁ」
女「あ?」
終われ
259 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/17(木) 00:20:07.33 ID:Vvv3SpBh0男「・・・まぁ、いいか。教科書見れば学校の授業くらい事足りるしね」
女「・・・たまに口悪いよな、お前」
男「前にも誰かに言われたような・・・」
女「じゃ、早く行こうぜ」
ぎゅっ
男「お、女さん・・・その、腕・・・」
女「・・・駄目、か?」
男「・・・・・・『たまに』、だから強いんだよなぁ」
女「あ?」
終われ
乙
面白かったぞ
264 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/17(木) 00:20:46.92 ID:WFz2i2GA0面白かったぞ
おつおつ
266 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/17(木) 00:21:00.60 ID:M4JU5b1pOおもしろかった。
>>1乙
267 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/17(木) 00:21:34.29 ID:WUp4Q3Ry0>>1乙
というわけで終わりました
読んでくれてありがとう
最後の終われはミスです 恥ずかしっ
270 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/17(木) 00:22:27.79 ID:yaFSQs2Y0読んでくれてありがとう
最後の終われはミスです 恥ずかしっ
>>267
乙
乙
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