
5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 18:16:49.55 ID:vVBCm4Uj0
プルル♪ プルル♪
女「……もしもし」ジャラジャラ
男「かっ……鍵をストラップに!?」
6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 18:20:49.98 ID:vVBCm4Uj0女「……もしもし」ジャラジャラ
男「かっ……鍵をストラップに!?」
――昼食
女「……いただきまんもす」
男「なっ!? スプーン代わりにするというのか!?」
7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 18:23:14.10 ID:vVBCm4Uj0女「……いただきまんもす」
男「なっ!? スプーン代わりにするというのか!?」
――コーヒー屋
女「……ぐーるぐーる」
男「マッ、マドラー!! あんな短いので、熱くないのか!?」
女「……ぐーるぐーる」
男「マッ、マドラー!! あんな短いので、熱くないのか!?」
女友「女ー、時計持ってるー?」
女「……持ってる」グサッ!!
つ【地面に突き刺さった鍵】
女「……はい」
男「まさかの日時計!!」
9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 18:30:13.06 ID:vVBCm4Uj0女「……持ってる」グサッ!!
つ【地面に突き刺さった鍵】
女「……はい」
男「まさかの日時計!!」
――玩具屋の前
女「……むー」
女友「どしたのー、女? 子供みたいに、見入っちゃって?」
女「……あれ」
【黒ひ○危機一髪】
女友「なに? アンナ玩具が気になるの? 子供ねー」
女「……穴があったら入れてみたい」
男「(鍵を)入れる気だー!!」
女「……それが鍵に魅入られし者の宿命(さだめ)なのです」
10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 18:32:23.54 ID:vVBCm4Uj0女「……むー」
女友「どしたのー、女? 子供みたいに、見入っちゃって?」
女「……あれ」
【黒ひ○危機一髪】
女友「なに? アンナ玩具が気になるの? 子供ねー」
女「……穴があったら入れてみたい」
男「(鍵を)入れる気だー!!」
女「……それが鍵に魅入られし者の宿命(さだめ)なのです」
女「……風鈴を買ってきました」チリンチリン
男「鍵がぶら下がってるー!?」
女「……もっと良く見てください」チリンチリン
男「紙の部分もカードキーだぁ!!」
11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 18:40:40.68 ID:vVBCm4Uj0男「鍵がぶら下がってるー!?」
女「……もっと良く見てください」チリンチリン
男「紙の部分もカードキーだぁ!!」
――習字のお時間
女「……文鎮忘れた」
男「だからって、鍵で代用!?」
女「……書けたー」
男「【鍵】【南京錠】【生体認証】!?」
12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 18:44:31.29 ID:vVBCm4Uj0女「……文鎮忘れた」
男「だからって、鍵で代用!?」
女「……書けたー」
男「【鍵】【南京錠】【生体認証】!?」
――放課後
女友「ねぇ女、トランプ持ってる?」
女「……持ってる」
男「カードキーに手書きのトランプ!!
部屋番号でガン牌できちゃう!!」
13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 18:48:15.35 ID:vVBCm4Uj0女友「ねぇ女、トランプ持ってる?」
女「……持ってる」
男「カードキーに手書きのトランプ!!
部屋番号でガン牌できちゃう!!」
女「……あちょー、ほあちゃー、ひゃぉーう」
男「ホテルのキーに付いてる、謎の透明長方形キーホルダーをヌンチャクに!?」
女「……羨ましい?」
14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 18:51:59.38 ID:vVBCm4Uj0男「ホテルのキーに付いてる、謎の透明長方形キーホルダーをヌンチャクに!?」
女「……羨ましい?」
女「……今日は何処へ行こうかな?」
男「まさかっ!? 鍵を使ってダーツの旅!?」
女「……あっ、左にこけた」
男「たずね人ステッキ!?」
15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 18:55:51.75 ID:vVBCm4Uj0男「まさかっ!? 鍵を使ってダーツの旅!?」
女「……あっ、左にこけた」
男「たずね人ステッキ!?」
女「……ちゃららー、ちゃちゃちゃちゃちゃちゃ、ちゃららー」
男「やめてぇっ!! 鍵を耳に突っ込もうとしないでッ!?」
女「……じゃぁ、鼻」
男「駄目ぇッ!!」
女「……お尻」
男「もっと駄目ぇッ!!」
17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 19:01:44.33 ID:vVBCm4Uj0男「やめてぇっ!! 鍵を耳に突っ込もうとしないでッ!?」
女「……じゃぁ、鼻」
男「駄目ぇッ!!」
女「……お尻」
男「もっと駄目ぇッ!!」
女「……マスターキィ!!」ビシッ!!
男「スッ、スライムさん!?」
女「……違う、クライム」
男「あっ、ごめん。地味だから間違えちゃった……」
18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 19:05:37.27 ID:vVBCm4Uj0男「スッ、スライムさん!?」
女「……違う、クライム」
男「あっ、ごめん。地味だから間違えちゃった……」
女「……」ジーッ
男「……なっ、なに? さっきから、僕の股間を凝視して?
おしっこでも飛んでる?」
女「……ファスナーは、鍵?」
男「さ、さぁ? あっ、やめて、触ろうとしないでッ!!」
19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 19:11:01.25 ID:vVBCm4Uj0男「……なっ、なに? さっきから、僕の股間を凝視して?
おしっこでも飛んでる?」
女「……ファスナーは、鍵?」
男「さ、さぁ? あっ、やめて、触ろうとしないでッ!!」
女「……むー、むー」
男「南京錠二つ噛み合せてなにやってるの?」
女「……知恵の輪?」
男「外れない!! 外れないからッ!!」
21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 19:27:31.14 ID:vVBCm4Uj0男「南京錠二つ噛み合せてなにやってるの?」
女「……知恵の輪?」
男「外れない!! 外れないからッ!!」
女「……消える飛行機雲ー、僕たちは見送ったー」
男「なっ!? 直球勝負!?」
女「……眩しくて逃げたー(↓)、いつだって弱くてー(↑)」
男「キーを外して遊んでらっしゃる!?」
22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 19:35:15.55 ID:vVBCm4Uj0男「なっ!? 直球勝負!?」
女「……眩しくて逃げたー(↓)、いつだって弱くてー(↑)」
男「キーを外して遊んでらっしゃる!?」
女「……君は男くん?」
男「酷いッ!! 毎日顔合わせてるのに、忘れるなんて!!」
女「……生体認証します。近くへよってください」
男「えっ!? そんな、こんな人が大勢居る前で……。けど、女さんがそう言うな……。
イデデデデッ! 痛い、痛いよ、瞼が伸びちゃう!! 引っ張らないでッ!!
べろんべろんのチンコの要らない皮みたいになっちゃうぅぅxッ!!」
女「……網膜、見えないなぁ」
25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 19:39:49.14 ID:vVBCm4Uj0男「酷いッ!! 毎日顔合わせてるのに、忘れるなんて!!」
女「……生体認証します。近くへよってください」
男「えっ!? そんな、こんな人が大勢居る前で……。けど、女さんがそう言うな……。
イデデデデッ! 痛い、痛いよ、瞼が伸びちゃう!! 引っ張らないでッ!!
べろんべろんのチンコの要らない皮みたいになっちゃうぅぅxッ!!」
女「……網膜、見えないなぁ」
女「……暗証番号」
男「ズバリッ、1169(良いロック)と見たッ!!」
女「……違う、696 男「ワーッ!! ワーッ!!」
26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 19:48:24.95 ID:vVBCm4Uj0男「ズバリッ、1169(良いロック)と見たッ!!」
女「……違う、696 男「ワーッ!! ワーッ!!」
男「おっ、女さん!! た、確か今日誕生日だよね?
実は、その……プレゼントがあるんだけど」
女「……マンション?」
男「無理だよっ!?
なんでそんな、バブル全盛期の夜のお店みたいなものが欲しいのさ!?」
女友「……鍵がいっぱい手に入るからでしょ」
27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 19:50:38.85 ID:vVBCm4Uj0実は、その……プレゼントがあるんだけど」
女「……マンション?」
男「無理だよっ!?
なんでそんな、バブル全盛期の夜のお店みたいなものが欲しいのさ!?」
女友「……鍵がいっぱい手に入るからでしょ」
>>26 つづき
女「……じゃぁ、GUロック?」
男「そんなの貰って何が嬉しいのさ!?」
女「……番号を予想して楽しむ?」
男「1000通りッ!?」
28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 19:54:42.17 ID:vVBCm4Uj0女「……じゃぁ、GUロック?」
男「そんなの貰って何が嬉しいのさ!?」
女「……番号を予想して楽しむ?」
男「1000通りッ!?」
>>27 つづき
男「違うよぉッ!! そんなんじゃないよぉッ!!
ヘアピンだよぉ、女さんに似合うかなと思って買ってきたのに……」シクシクシクシク
女「……男くん」
男「うぅっ、女さん……」
女「……サイテー」
男「To Do Me ッ!!!」
女「……挿して神聖な穴を掻きまわし、あまつさえ無理やり開かせる……!!
そんな変態な道具を女の子にプレゼントするなんて……。この、変態!! 錠前レイパー!!」
女友「いやいやいやいや!!」
29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 20:06:42.56 ID:vVBCm4Uj0男「違うよぉッ!! そんなんじゃないよぉッ!!
ヘアピンだよぉ、女さんに似合うかなと思って買ってきたのに……」シクシクシクシク
女「……男くん」
男「うぅっ、女さん……」
女「……サイテー」
男「To Do Me ッ!!!」
女「……挿して神聖な穴を掻きまわし、あまつさえ無理やり開かせる……!!
そんな変態な道具を女の子にプレゼントするなんて……。この、変態!! 錠前レイパー!!」
女友「いやいやいやいや!!」
女「……公開鍵……秘密鍵……共用鍵」
男「なにっ!? その不穏当な言葉!?
秘密? 共用? まさか、同棲……ッ!?」
女「……内容は二人にしか分からない」
男「ぬっ、ぬわぁーっ!!」
30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 20:12:53.70 ID:vVBCm4Uj0男「なにっ!? その不穏当な言葉!?
秘密? 共用? まさか、同棲……ッ!?」
女「……内容は二人にしか分からない」
男「ぬっ、ぬわぁーっ!!」
女「〜♪」
男「珍しいね、何聞いてるの?」
女「……平井拳?」
男「堅いの、堅ね? 緒形拳の拳(こぶし)じゃないから」
女「……聴いてたら、男くんの鍵穴にJugしたくなってきた」
男「無いから!! 僕に鍵穴は無いからッ!!」
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 20:20:18.27 ID:vVBCm4Uj0男「珍しいね、何聞いてるの?」
女「……平井拳?」
男「堅いの、堅ね? 緒形拳の拳(こぶし)じゃないから」
女「……聴いてたら、男くんの鍵穴にJugしたくなってきた」
男「無いから!! 僕に鍵穴は無いからッ!!」
女「……」ソワソワソワソワ
男「どうしたんだ? じっと窓の向こうなんて見つめて?
はっ、まさかッ!! 家の鍵を閉め忘れて……」
女「……学校の窓の鍵。錆びてて良いなぁ」
男「そっ、そっちかーッ!!」
32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 20:27:23.52 ID:vVBCm4Uj0男「どうしたんだ? じっと窓の向こうなんて見つめて?
はっ、まさかッ!! 家の鍵を閉め忘れて……」
女「……学校の窓の鍵。錆びてて良いなぁ」
男「そっ、そっちかーッ!!」
女友「女ー、はさみ持ってなーい?」
女「……あるよ」
男「待てーい!! どうせ鍵を二つ重ねて、はさみとか言うんだろ!!
そんな子供の玩具みたいなので切れるわけ無いでしょッ!!」
女「……カッターなら」
男「同じだー!!」
34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 20:36:54.62 ID:vVBCm4Uj0女「……あるよ」
男「待てーい!! どうせ鍵を二つ重ねて、はさみとか言うんだろ!!
そんな子供の玩具みたいなので切れるわけ無いでしょッ!!」
女「……カッターなら」
男「同じだー!!」
――銭湯
女「……69が使われてる」
女友「お前は王・長島に憧れる小学生男子か」
女「……うーっ」
女友「こんな事で泣くなよ……」
男「ふふっ、よかった。これで女さんに恥ずかしい思いをさせないですむぞ……」
女友「おいっ、変態。女風呂で何してんだ、変態」
男「変態とは失礼な。可憐な女の子を影からサポートする、
私こそ現代の脚長おじさん、いや、お兄ぃさん!!」
女友「どうでも良いからさっさと出てけよ」
男「ところで、女友の番号。78って、もしかしてバストサイ……ひゃぁいッ!!」
38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 20:41:35.88 ID:qfQdVKOJO女「……69が使われてる」
女友「お前は王・長島に憧れる小学生男子か」
女「……うーっ」
女友「こんな事で泣くなよ……」
男「ふふっ、よかった。これで女さんに恥ずかしい思いをさせないですむぞ……」
女友「おいっ、変態。女風呂で何してんだ、変態」
男「変態とは失礼な。可憐な女の子を影からサポートする、
私こそ現代の脚長おじさん、いや、お兄ぃさん!!」
女友「どうでも良いからさっさと出てけよ」
男「ところで、女友の番号。78って、もしかしてバストサイ……ひゃぁいッ!!」
女「男さん」
男「なんですか?」
女「これ、貰ってください」スス
男(え何?ラブレターとか)
女「鍵です」
男「かぎ・・・ですね」
女「では、また明日」
男「…鍵、だよなぁー」
新ジャンル『鍵っ子』
39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 20:44:03.79 ID:vaTCrb2+0男「なんですか?」
女「これ、貰ってください」スス
男(え何?ラブレターとか)
女「鍵です」
男「かぎ・・・ですね」
女「では、また明日」
男「…鍵、だよなぁー」
新ジャンル『鍵っ子』
>>38
お前最高だよ
40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 20:45:48.40 ID:qfQdVKOJOお前最高だよ
翌日
男「あの…昨日の鍵なんですけど」
女「はい」
男「あれ何の鍵なんですか?」
女「それは…まだお伝えすることは出来ません、とりあえず大事に持っていてください」
男「・・・家の鍵・・・だったら嬉しいなー♪♪」
女友(うわー男の顔キモ)
41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 20:50:36.84 ID:qfQdVKOJO男「あの…昨日の鍵なんですけど」
女「はい」
男「あれ何の鍵なんですか?」
女「それは…まだお伝えすることは出来ません、とりあえず大事に持っていてください」
男「・・・家の鍵・・・だったら嬉しいなー♪♪」
女友(うわー男の顔キモ)
男「あれ…鉛筆ないや・・・」
女「・・・・」カキカキ
男「あの…鉛筆一本貸してくれない…かな?」
女「わかりました」カチャカチャ…
キィィィ…
カチャン
女「どうぞ」
男「ありがとう・・・」(筆箱に鍵穴が)
42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 20:50:45.50 ID:vVBCm4Uj0女「・・・・」カキカキ
男「あの…鉛筆一本貸してくれない…かな?」
女「わかりました」カチャカチャ…
キィィィ…
カチャン
女「どうぞ」
男「ありがとう・・・」(筆箱に鍵穴が)
女「……もんじゃ、モモンジャ、モモレンジャー♪
……モジャモジャアフロで、ジャーンジャーンジャーン♪」
男「げぇっ! 関羽!
……いやまぁ、もんじゃ焼きのヘラに鍵を使うってのは、容易に想像できたけど」
女「……使う?」
男「遠慮します。つうか、熱くないわけ? そんな小さくて鉄で出来たの」
女「……正直、熱いです」
男「デスヨネー」
43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 20:51:59.02 ID:vVBCm4Uj0……モジャモジャアフロで、ジャーンジャーンジャーン♪」
男「げぇっ! 関羽!
……いやまぁ、もんじゃ焼きのヘラに鍵を使うってのは、容易に想像できたけど」
女「……使う?」
男「遠慮します。つうか、熱くないわけ? そんな小さくて鉄で出来たの」
女「……正直、熱いです」
男「デスヨネー」
女「……熱いので、木でできた鍵を使いましょう」
男「素直に木ベラ使いなよって……うぉーいッ!!
それっ、下駄箱の鍵の69番ッ!!」
女「……持ってきてしまいました」
男「持ってきてしまったじゃなーいッ!!
犯罪ですからッ!! それっ、犯罪ですからッ!!」
女「……おぉ、大事な事だから二回だ」
男「二回なんてどうでも良いよっ!! 第一、汚いでしょ、そんな玄関周りに置いてあるの!!
……って、言ってるそばから、食うなーッ!!」
女「……んー、一度にいっぱいで便利便利」
45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 20:54:45.45 ID:qfQdVKOJO男「素直に木ベラ使いなよって……うぉーいッ!!
それっ、下駄箱の鍵の69番ッ!!」
女「……持ってきてしまいました」
男「持ってきてしまったじゃなーいッ!!
犯罪ですからッ!! それっ、犯罪ですからッ!!」
女「……おぉ、大事な事だから二回だ」
男「二回なんてどうでも良いよっ!! 第一、汚いでしょ、そんな玄関周りに置いてあるの!!
……って、言ってるそばから、食うなーッ!!」
女「……んー、一度にいっぱいで便利便利」
放課後
(ザーザー)
男「雨…か」
女「・・・」カチリ…カチャン…
傘『バサッ!!』
男「うおぉぉ!!」
女「…よかったら入ります?」
男「あ、ありがとう…」
女「いえいえ」
48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 21:04:41.13 ID:qfQdVKOJO(ザーザー)
男「雨…か」
女「・・・」カチリ…カチャン…
傘『バサッ!!』
男「うおぉぉ!!」
女「…よかったら入ります?」
男「あ、ありがとう…」
女「いえいえ」
>>45
。∠\。
女|男(・・・・・・)
男(気まずーーーい…)
女「あの…」
男「はぁい!!」
女「・・・鍵・・・ちゃんと持ってくれていますか?」
男「はい、部屋の棚に大事に保管しています!!」
女「そうですか・・・」
男(あれ?イマイチな反応)
???「お嬢様ーお嬢ー様!!」
男「なにあのSP」
女「黒服、貴方もしつこいですね」
黒服「旦那様に叱られますのでたとえ嫌われてでも連れて帰りますよ」
男「・・・」
51 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 21:16:29.94 ID:qfQdVKOJO。∠\。
女|男(・・・・・・)
男(気まずーーーい…)
女「あの…」
男「はぁい!!」
女「・・・鍵・・・ちゃんと持ってくれていますか?」
男「はい、部屋の棚に大事に保管しています!!」
女「そうですか・・・」
男(あれ?イマイチな反応)
???「お嬢様ーお嬢ー様!!」
男「なにあのSP」
女「黒服、貴方もしつこいですね」
黒服「旦那様に叱られますのでたとえ嫌われてでも連れて帰りますよ」
男「・・・」
>>48
女「・・・・・」
黒服「・・・・・」ペキポキ
男「あっあんな所に金色の鍵が!すっげーきれい!!」
黒服「何ぃ!!???」
男(女さん、早くこっちへ)
黒服「金色の鍵金色の鍵金色の鍵、珍しい金色の鍵どこだどこだ金色の鍵は!!!」
女(・・・・|ω・')チラ…チラ
男「金色の鍵は嘘ですよ」
女「・・・!!そうですか」
56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 21:31:37.88 ID:qfQdVKOJO女「・・・・・」
黒服「・・・・・」ペキポキ
男「あっあんな所に金色の鍵が!すっげーきれい!!」
黒服「何ぃ!!???」
男(女さん、早くこっちへ)
黒服「金色の鍵金色の鍵金色の鍵、珍しい金色の鍵どこだどこだ金色の鍵は!!!」
女(・・・・|ω・')チラ…チラ
男「金色の鍵は嘘ですよ」
女「・・・!!そうですか」
>>51
男「・・・・・あのーさっきの方は」
女「今は……いえません」
男「そっかー…」
女「・・・・ごめんなさい」
男「あ、家についた」
女「では…」ペコ
男「じゃね…」
新ジャンル『鍵っ子』
47 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 21:01:29.47 ID:vVBCm4Uj0男「・・・・・あのーさっきの方は」
女「今は……いえません」
男「そっかー…」
女「・・・・ごめんなさい」
男「あ、家についた」
女「では…」ペコ
男「じゃね…」
新ジャンル『鍵っ子』
男「そろそろ、本格的に暑くなってきたなぁー」
女友「アイスとか、かき氷とかが恋しい季節よね〜」
女「……鍵氷(///)」
男&女友「どんなだよ!!」
49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 21:06:49.66 ID:vVBCm4Uj0女友「アイスとか、かき氷とかが恋しい季節よね〜」
女「……鍵氷(///)」
男&女友「どんなだよ!!」
女「……鍵子檻?」
男「助けて、おかーさん!! おかーさん!!」
女友「そこはこう、マイファーザーマイファーザァーって感じで」
男「まぁそういうなよオンナスキー」
女友「( ‘∀‘)オマエガナー」
女「……鍵小売!!」
男「縁日で小売してどうすんのさ」
女友「くじのはずれでも欲しくないわね」
女「……大丈夫、鍵だからはずれない」
52 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 21:20:48.54 ID:4Xn76VaJ0男「助けて、おかーさん!! おかーさん!!」
女友「そこはこう、マイファーザーマイファーザァーって感じで」
男「まぁそういうなよオンナスキー」
女友「( ‘∀‘)オマエガナー」
女「……鍵小売!!」
男「縁日で小売してどうすんのさ」
女友「くじのはずれでも欲しくないわね」
女「……大丈夫、鍵だからはずれない」
女「どういうわけか私が貴方を監禁しようとしている噂が立っているんだけど」
男「火のないところに煙が立つどころか大炎上だもんね」
女「人の口には戸が立てられない、っていうくらい厄介だわ」
男「まあね」
女「こうなったら実力行使で噂の根っこに鍵をかけてくれる!」
男「うっかり友に口を滑らせたのがまずったかな?」
55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 21:30:12.08 ID:4Xn76VaJ0男「火のないところに煙が立つどころか大炎上だもんね」
女「人の口には戸が立てられない、っていうくらい厄介だわ」
男「まあね」
女「こうなったら実力行使で噂の根っこに鍵をかけてくれる!」
男「うっかり友に口を滑らせたのがまずったかな?」
女「根も葉もない虚偽を流布させた犯人を協力して捕獲し、
やがて男女は未来への鍵を見つけ出したのであった作戦を決行します」
男「長い上にそれを俺に言うのはどうかと思う名前だね」
女「噂されて悔しいという感情は湧き上がってこないの?」
男「変な注目を浴びるのは御免だけど原因がなあ」
女「まずは聞き込みから始めましょ」
男「二人で?」
女「当然じゃない。運命共同体同然!」
男「普通に75日を耐え抜けばいいような気がしないでも」
女「そんなに気が長い方じゃないのよ」
男「だろうね。でなきゃ度重なる実力行使はなかっただろうし」
女「さあ行こうか」
58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 21:37:46.06 ID:vVBCm4Uj0やがて男女は未来への鍵を見つけ出したのであった作戦を決行します」
男「長い上にそれを俺に言うのはどうかと思う名前だね」
女「噂されて悔しいという感情は湧き上がってこないの?」
男「変な注目を浴びるのは御免だけど原因がなあ」
女「まずは聞き込みから始めましょ」
男「二人で?」
女「当然じゃない。運命共同体同然!」
男「普通に75日を耐え抜けばいいような気がしないでも」
女「そんなに気が長い方じゃないのよ」
男「だろうね。でなきゃ度重なる実力行使はなかっただろうし」
女「さあ行こうか」
女「……女の営業。もみもみ」
女友「あ〜、そこそこ、気持ち良い〜♪」
女「……鍵っこもろてぇ〜♪」
女友「? なによその手は?」
女「……ぶぅ」
男「http://jp.youtube.com/watch?v=JO8S6WxqB40&feature=related」
59 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 21:39:13.20 ID:qfQdVKOJO女友「あ〜、そこそこ、気持ち良い〜♪」
女「……鍵っこもろてぇ〜♪」
女友「? なによその手は?」
女「……ぶぅ」
男「http://jp.youtube.com/watch?v=JO8S6WxqB40&feature=related」
先生「先日、学校の学校の扉を開閉できて
警報解除にも使われるICカードキーが消えました」
ガヤガヤザワザワ
先生「ICカードキーは専用ケースに保管されていましたが
先日何者かに開けられていました」
男「強盗にしては妙な物を盗んだなー」
女「・・・・・」
先生「しかし、盗まれたままでは危険なので今週中には新しいカードキーが出来上がります、よってテスト期間が伸びる心配はありません」
男「なんだよーぬか喜びにもなんねーよ」
女「・・・・なんだ来週までか」
60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 21:46:31.01 ID:4Xn76VaJ0警報解除にも使われるICカードキーが消えました」
ガヤガヤザワザワ
先生「ICカードキーは専用ケースに保管されていましたが
先日何者かに開けられていました」
男「強盗にしては妙な物を盗んだなー」
女「・・・・・」
先生「しかし、盗まれたままでは危険なので今週中には新しいカードキーが出来上がります、よってテスト期間が伸びる心配はありません」
男「なんだよーぬか喜びにもなんねーよ」
女「・・・・なんだ来週までか」
男「別行動をとるべきなんじゃないかな」
女「一人で解決して迷宮の扉に鍵をかけるつもりね? そうは問屋が卸さないわ」
男(鋭いな…ばれてるのか?)
男「手分けして情報収集した方が時間短縮になるんじゃないかと」
女「少しでも長く…ほら、羞恥心も二人揃えば羞恥で済むでしょ?」
男「よくわからない」
女「作戦のコンセプトに関わる重要項目ははずせないのよ」
男「ここは俺が折れるポイントなんだね?」
女「というわけで行きましょ」
男(どうやってその『元凶』を潰そうかな…)
61 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 21:47:48.50 ID:qfQdVKOJO女「一人で解決して迷宮の扉に鍵をかけるつもりね? そうは問屋が卸さないわ」
男(鋭いな…ばれてるのか?)
男「手分けして情報収集した方が時間短縮になるんじゃないかと」
女「少しでも長く…ほら、羞恥心も二人揃えば羞恥で済むでしょ?」
男「よくわからない」
女「作戦のコンセプトに関わる重要項目ははずせないのよ」
男「ここは俺が折れるポイントなんだね?」
女「というわけで行きましょ」
男(どうやってその『元凶』を潰そうかな…)
キーンコーンカーンコーン
女「先生、先程の授業で一つ分からない問題が…」
先生「成績優秀な女さんにしては珍しいね、先生は一生懸命な子は大好きだよ、どの問題だい?」
女「ここの方程式の部分が…」ストン
女「理解出来ました、ありがとうございます」
先生「いやいや教師だから当然だよ」
先生「あれ?ポケットにカードキーが・・・・なぜ?」
教頭「なぜ貴方が持っているんですか!?」
先生「ふえぇぇえん」
62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 22:06:25.69 ID:vVBCm4Uj0女「先生、先程の授業で一つ分からない問題が…」
先生「成績優秀な女さんにしては珍しいね、先生は一生懸命な子は大好きだよ、どの問題だい?」
女「ここの方程式の部分が…」ストン
女「理解出来ました、ありがとうございます」
先生「いやいや教師だから当然だよ」
先生「あれ?ポケットにカードキーが・・・・なぜ?」
教頭「なぜ貴方が持っているんですか!?」
先生「ふえぇぇえん」
女「……うふふ。鍵〜、鍵〜♪」ジャラジャラ
男「前々から思ってたんだけど、その大量の鍵ってちゃんと使ってるの?」
女「……使わない鍵はただのキーだ」
男「どっちも鍵だよ!! というか、どこに使えばそれだけ集まるんだよ」
女「……鍵は玄関にかけるもの」
男「セコム必要ないですね」
63 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 22:11:48.53 ID:qfQdVKOJO男「前々から思ってたんだけど、その大量の鍵ってちゃんと使ってるの?」
女「……使わない鍵はただのキーだ」
男「どっちも鍵だよ!! というか、どこに使えばそれだけ集まるんだよ」
女「……鍵は玄関にかけるもの」
男「セコム必要ないですね」
男「美味しいなー♪」モグモグ
女「・・・・・」
男「おいしぃ……何か?」
女「いえ、なんでm」クゥウルル〜
女「////」
男「お弁当忘れちゃったの?」
女「いえ…」
男「?」
女「お弁当の鍵を…」
男「半分食べるかい?」
女「・・・・」コク
64 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 22:18:46.82 ID:vVBCm4Uj0女「・・・・・」
男「おいしぃ……何か?」
女「いえ、なんでm」クゥウルル〜
女「////」
男「お弁当忘れちゃったの?」
女「いえ…」
男「?」
女「お弁当の鍵を…」
男「半分食べるかい?」
女「・・・・」コク
――女の家
女友「うわぁっ、予想してたけど、戸一面鍵穴だらけとは……」
男「フジツボ……。いや、蓮画像みたい……。
おぇっ、なんか見てて気持ち悪くなってきた……」
女「……いらっしゃい」
男「あれ? 女さん、なんでそんな庭の端っこから」
女「……玄関開けるの面倒だから、裏口から入って?」
男・女友「使って無いじゃん!!」
65 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 22:23:46.59 ID:qfQdVKOJO女友「うわぁっ、予想してたけど、戸一面鍵穴だらけとは……」
男「フジツボ……。いや、蓮画像みたい……。
おぇっ、なんか見てて気持ち悪くなってきた……」
女「……いらっしゃい」
男「あれ? 女さん、なんでそんな庭の端っこから」
女「……玄関開けるの面倒だから、裏口から入って?」
男・女友「使って無いじゃん!!」
男「鍵を預かって一か月、何の進展もないなー」
黒服「やあ君、久し振りだね」
男「いとこのよっちゃん?」
黒服「違うわ!前回はよくも虚言で欺きお嬢様を連れ出したな!!」
男「あんな嘘に引っ掛かるってのがスゴいよ」
黒服「うるさい!!お嬢様から奪った鍵、返していただく!!」
男「うわぁぁぁ!!」
黒服「命ごいなら今のうちだぞ?」
男「でっかいカブトムシ!!」
黒服「え?どこ?」
男「あんたの袖下」
黒服「すっげー!!ペットショップでお金に替えてこようっ♪」
男「バカで助かった…」
66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 22:26:11.59 ID:4Xn76VaJ0黒服「やあ君、久し振りだね」
男「いとこのよっちゃん?」
黒服「違うわ!前回はよくも虚言で欺きお嬢様を連れ出したな!!」
男「あんな嘘に引っ掛かるってのがスゴいよ」
黒服「うるさい!!お嬢様から奪った鍵、返していただく!!」
男「うわぁぁぁ!!」
黒服「命ごいなら今のうちだぞ?」
男「でっかいカブトムシ!!」
黒服「え?どこ?」
男「あんたの袖下」
黒服「すっげー!!ペットショップでお金に替えてこようっ♪」
男「バカで助かった…」
男「ちょっと待って」
女「雉撃ち? 手短にね」
男「? わかった」
男「もしもし。ああうん、俺。悪いんだけどしばらく高飛…じゃなくて自宅待機。
何故? 理由はあとで説明するから。うん。教師にはうまく説明しておく。じゃあ」
男「お待たせ」
女「大物は獲れた?」
男「ある意味大物かもしれない」
女「そ。さっそく出発よ」
男「どこから回るの?」
女「犯人に辿り着くだろうと思われるキーワードをまとめてみた」
男(キーワード? ああ、鍵ね)
67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 22:27:58.76 ID:vVBCm4Uj0女「雉撃ち? 手短にね」
男「? わかった」
男「もしもし。ああうん、俺。悪いんだけどしばらく高飛…じゃなくて自宅待機。
何故? 理由はあとで説明するから。うん。教師にはうまく説明しておく。じゃあ」
男「お待たせ」
女「大物は獲れた?」
男「ある意味大物かもしれない」
女「そ。さっそく出発よ」
男「どこから回るの?」
女「犯人に辿り着くだろうと思われるキーワードをまとめてみた」
男(キーワード? ああ、鍵ね)
女「……ちぃさい鍵、ちぃさい鍵、ちぃさい鍵みぃつけたぁ〜♪」
女友「秋でしょ? 何言ってんのよ、女」
女「……落ちてた」
女友「職員室にでも届けてらっしゃい」
女「……やだ。これは、きっと神さまから良い子の私へのプレゼント」
女友「しけたというか、風変わりな神さまね。
プレゼントのわけないでしょ? ほらっ、落として困ってる奴居るんだから、
ぐだぐだ言ってないで、職員室に届けてきなさい」
女「……ぶぅーっ」
68 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 22:32:06.10 ID:qfQdVKOJO女友「秋でしょ? 何言ってんのよ、女」
女「……落ちてた」
女友「職員室にでも届けてらっしゃい」
女「……やだ。これは、きっと神さまから良い子の私へのプレゼント」
女友「しけたというか、風変わりな神さまね。
プレゼントのわけないでしょ? ほらっ、落として困ってる奴居るんだから、
ぐだぐだ言ってないで、職員室に届けてきなさい」
女「……ぶぅーっ」
男「女さん!!」ドンッ
女「!!…はい、なんでしょうか男さん…」
男「前、一緒に帰った時に現れた黒服と遭遇しました。」
女「そ、そうですか」
男「しかも、あなたから預かっている鍵を『奪った鍵』と言われました」
女「そ、それは…」
男「教えてください、あれは何の鍵ですか?」
女「あれは・・・私の・・・」
73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 23:03:24.24 ID:4Xn76VaJ0女「!!…はい、なんでしょうか男さん…」
男「前、一緒に帰った時に現れた黒服と遭遇しました。」
女「そ、そうですか」
男「しかも、あなたから預かっている鍵を『奪った鍵』と言われました」
女「そ、それは…」
男「教えてください、あれは何の鍵ですか?」
女「あれは・・・私の・・・」
女「諸悪の権化を打ち倒す武器を祭る宝物庫の鍵を探す作戦のキーワードがこれ」
男「作戦名ががらっと変わったね」
女「同じようなものよ」
男(ファンタジーは変わりすぎだよ)
女「キーワードは『不平不満』」
男「…」
女「私たちに不利益、または妬みをぶつけようとしている輩がターゲットね」
男(妬み…はありそうだな、あいつならば)
男「他にキーワードは? これだけだと探すのが困難かな」
女「順々に出していくから焦らないで」
男(憤慨していたと思ったらこの状況を楽しんでいるのか?)
74 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 23:04:38.87 ID:4Xn76VaJ0男「作戦名ががらっと変わったね」
女「同じようなものよ」
男(ファンタジーは変わりすぎだよ)
女「キーワードは『不平不満』」
男「…」
女「私たちに不利益、または妬みをぶつけようとしている輩がターゲットね」
男(妬み…はありそうだな、あいつならば)
男「他にキーワードは? これだけだと探すのが困難かな」
女「順々に出していくから焦らないで」
男(憤慨していたと思ったらこの状況を楽しんでいるのか?)
女「『影』」
男「忍者の仕業はないよ」
女「影は常に私たちの近くにある。そして犯人は身近なところにいると見た」
男(その通り)
女「自分たちの周囲にいる人物から洗っていくのがキーポイントよ」
男「ということは」
女「両親からペットに至るまで事情聴取を行います」
男「ぺ、ペット?」
女「重要な鍵となる情報を持っているかもしれないわ」
男「周囲というと友人関係なんじゃないの?」
女「それもそうね。ペットはやめて友人にします」
男(あ、ヤブヘビだったかも)
75 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 23:10:41.54 ID:4Xn76VaJ0男「忍者の仕業はないよ」
女「影は常に私たちの近くにある。そして犯人は身近なところにいると見た」
男(その通り)
女「自分たちの周囲にいる人物から洗っていくのがキーポイントよ」
男「ということは」
女「両親からペットに至るまで事情聴取を行います」
男「ぺ、ペット?」
女「重要な鍵となる情報を持っているかもしれないわ」
男「周囲というと友人関係なんじゃないの?」
女「それもそうね。ペットはやめて友人にします」
男(あ、ヤブヘビだったかも)
女「最後は『操作』」
男「え」
女「誤った情報に信憑性が高く最新の情報を上書きするの」
男(誤ってない誤ってない)
女「貴方は監禁されるのがこの上なく快感に感じずにいられない趣味を持っていて
男「それこそ誤った情報じゃないか!」
女「こういうのはインパクトが強ければ強いほどいい」
男「俺の人生に衝撃を与える噂になっちゃうよ!」
女「それでも私は…」
男「却下! それに犯人を捕まえる手段にしてはリスクが大きすぎ!」
女「貴方一人の犠牲で済むのに?」
男「人事だと思って…いいから二つのキーワードで探しに行くよ! 別行動でね!」
女「揺さぶりすぎちゃったかな」
76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 23:15:13.62 ID:vVBCm4Uj0男「え」
女「誤った情報に信憑性が高く最新の情報を上書きするの」
男(誤ってない誤ってない)
女「貴方は監禁されるのがこの上なく快感に感じずにいられない趣味を持っていて
男「それこそ誤った情報じゃないか!」
女「こういうのはインパクトが強ければ強いほどいい」
男「俺の人生に衝撃を与える噂になっちゃうよ!」
女「それでも私は…」
男「却下! それに犯人を捕まえる手段にしてはリスクが大きすぎ!」
女「貴方一人の犠牲で済むのに?」
男「人事だと思って…いいから二つのキーワードで探しに行くよ! 別行動でね!」
女「揺さぶりすぎちゃったかな」
男友「YOU、見ろッ! ここが、我が校の七つ不思議で有名な開かずの間だYO!」
男「はぁ……。謹慎明けて久しぶりに顔見たと思ったら、こんなところに引っ張ってきて」
男友「なんだYO! その不満そうな表情は! ワクワクしないのか、開かずの間だぞ、開かずの間!
過去にどんな惨劇があったのか、なぜ開けちゃいけないのか、その理由を考えるだけで、もう……EXACTLY!」
男「それを言うならECSTASYでしょ。気にならないよ、この歳になってそんなマユツバな話。
どうせただの倉庫だよ。ほらっ、帰るよ。それとも、また馬鹿やらかして謹慎くらいたいの?」
男友「だーっ、なんだよなんだよ!! 開かないものは開けてみたい、
穴があったら入れてみたいってのが男心ってもんだろ!! それでも、ちゃんと棒ついてんのか!?」
男「ついてるよ!! 分かるわけ無いだろ。そんなの、男友の勝手な妄想……」
?「……わかります!」
77 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 23:21:36.80 ID:4Xn76VaJ0男「はぁ……。謹慎明けて久しぶりに顔見たと思ったら、こんなところに引っ張ってきて」
男友「なんだYO! その不満そうな表情は! ワクワクしないのか、開かずの間だぞ、開かずの間!
過去にどんな惨劇があったのか、なぜ開けちゃいけないのか、その理由を考えるだけで、もう……EXACTLY!」
男「それを言うならECSTASYでしょ。気にならないよ、この歳になってそんなマユツバな話。
どうせただの倉庫だよ。ほらっ、帰るよ。それとも、また馬鹿やらかして謹慎くらいたいの?」
男友「だーっ、なんだよなんだよ!! 開かないものは開けてみたい、
穴があったら入れてみたいってのが男心ってもんだろ!! それでも、ちゃんと棒ついてんのか!?」
男「ついてるよ!! 分かるわけ無いだろ。そんなの、男友の勝手な妄想……」
?「……わかります!」
男「犯人がわかってるのに探す振りをしなきゃならないのか」
男「ん? もしもし。なんだ友か。そうだった、理由はね―」
男「ということ。へ? 仲が良さそうで羨ましいって言っただけで、監禁云々は言ってない?
どういう…ことなんだ…?」
男(真犯人は別にいる。俺の周囲の誰かが…女? いやいや違うよな。
そんな回りくどいことをするかなあ…とにかく他の友人をあたってみるか)
女「うん。いろいろありがとね。今度埋め合わせするから」
女「これでよし、と」
女「今のうちに準備をしておかなきゃね。心の準備を」
女「この鍵を開けたときが…」
78 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 23:25:10.03 ID:4Xn76VaJ0男「ん? もしもし。なんだ友か。そうだった、理由はね―」
男「ということ。へ? 仲が良さそうで羨ましいって言っただけで、監禁云々は言ってない?
どういう…ことなんだ…?」
男(真犯人は別にいる。俺の周囲の誰かが…女? いやいや違うよな。
そんな回りくどいことをするかなあ…とにかく他の友人をあたってみるか)
女「うん。いろいろありがとね。今度埋め合わせするから」
女「これでよし、と」
女「今のうちに準備をしておかなきゃね。心の準備を」
女「この鍵を開けたときが…」
男「だめだ。心当たりはあたってみたけど見事に玉砕」
男「この学校にいる謎の諜報部員が立ち聞きしていたとか…非常識すぎるな」
男「一度合流しよう。お、電話が」
女「もしもし。作戦立て直すから戻ってきて。そう、ちょっとした情報が入ったのよ。じゃ」
女「うまくいくかなあ」
男「くたびれ儲けとはこのことを言うんだな。あれ? 鍵がかかってる」
女「そこのぶら下がってる鍵で開けて入って」
男「開けてくれてもいいのに…まあいいや」
79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 23:29:28.74 ID:4Xn76VaJ0男「この学校にいる謎の諜報部員が立ち聞きしていたとか…非常識すぎるな」
男「一度合流しよう。お、電話が」
女「もしもし。作戦立て直すから戻ってきて。そう、ちょっとした情報が入ったのよ。じゃ」
女「うまくいくかなあ」
男「くたびれ儲けとはこのことを言うんだな。あれ? 鍵がかかってる」
女「そこのぶら下がってる鍵で開けて入って」
男「開けてくれてもいいのに…まあいいや」
女「おかえり。どうだった?」
男「手がかりなし。歩き疲れてくたくただよ」
女「そっか」
男「で、情報って?」
女「それはね」
ガチャリ
男「どうして鍵を閉める…はっ!」
女「私はこの瞬間を待ち望んでいた! これで貴様も年貢の納め時だな」
男「そんなキャラだったっけ?」
女「悪役っぽくしてみた」
男「はあ」
女「単なる実力行使ではだめだとわかった私は頭を使うことにしたのだよ」
男「鍵を閉められてやっとわかった。今までと同じ展開なんだね」
女「多少回りくどいやり方であったが、優秀な軍師がいたのが幸いした。友人は大切にしないとね」
男「そんなやつがいたんだ」
女「素直に未来への鍵を開けてくれればよかったものの、抗う君が悪い」
男「と言われても」
80 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 23:30:02.48 ID:4Xn76VaJ0男「手がかりなし。歩き疲れてくたくただよ」
女「そっか」
男「で、情報って?」
女「それはね」
ガチャリ
男「どうして鍵を閉める…はっ!」
女「私はこの瞬間を待ち望んでいた! これで貴様も年貢の納め時だな」
男「そんなキャラだったっけ?」
女「悪役っぽくしてみた」
男「はあ」
女「単なる実力行使ではだめだとわかった私は頭を使うことにしたのだよ」
男「鍵を閉められてやっとわかった。今までと同じ展開なんだね」
女「多少回りくどいやり方であったが、優秀な軍師がいたのが幸いした。友人は大切にしないとね」
男「そんなやつがいたんだ」
女「素直に未来への鍵を開けてくれればよかったものの、抗う君が悪い」
男「と言われても」
男「そっちが俺の立場だったら強引にされて従う?」
女「うーむ」
男「…」
女「ない、よね」
男「だよね」
女「つまりは…」
男「すべてが徒労に終わったわけだね」
バキャ
男「今日は疲れたから帰るよ」
女「あああ…振り出しに戻ってしまった」
男「一つお願いしたいんだけど」
女「なんなりとどうぞ…」
男「明日からはもう少し易しめにしてもらえる?」
女「はい?」
男「じゃあ」
女「…」
男(束縛されるのって結構…気持ちいいかもしんないな)
81 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 23:36:38.04 ID:vVBCm4Uj0女「うーむ」
男「…」
女「ない、よね」
男「だよね」
女「つまりは…」
男「すべてが徒労に終わったわけだね」
バキャ
男「今日は疲れたから帰るよ」
女「あああ…振り出しに戻ってしまった」
男「一つお願いしたいんだけど」
女「なんなりとどうぞ…」
男「明日からはもう少し易しめにしてもらえる?」
女「はい?」
男「じゃあ」
女「…」
男(束縛されるのって結構…気持ちいいかもしんないな)
女「……わかります。鍵があったら、開けたくなるのが男心です」
男「あれ? 女さん? いつから居たの?」
男友「おうっ、誰かと思ったら鍵っ子ねーちゃんじゃねえか!!
さーすが、俺が見込んだ男だ、わかってるぅ!!」
男「いやいや、女の子だから。どっからどう見ても女の子だから」
女「……体は女、心は男」
男「屁理屈言わないの!! それじゃ、僕は女の子になっちゃうでしょ!!」
男友「ところでどうしたんだよ、鍵っ子ねーちゃん。
こんなサボりか煙草ふかすしか用無さそうな場所に、ノコノコやって来るなんて。
人探してるんだったら、ここには脳漿沸騰したDQNしかいねーぞ?」
男「ぅぉーぃ、男友。もしかして、そのDQNに僕も含まれてる?」
女「……これ」
男・男友「うん? 鍵?」
83 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/06(日) 23:53:23.31 ID:vVBCm4Uj0男「あれ? 女さん? いつから居たの?」
男友「おうっ、誰かと思ったら鍵っ子ねーちゃんじゃねえか!!
さーすが、俺が見込んだ男だ、わかってるぅ!!」
男「いやいや、女の子だから。どっからどう見ても女の子だから」
女「……体は女、心は男」
男「屁理屈言わないの!! それじゃ、僕は女の子になっちゃうでしょ!!」
男友「ところでどうしたんだよ、鍵っ子ねーちゃん。
こんなサボりか煙草ふかすしか用無さそうな場所に、ノコノコやって来るなんて。
人探してるんだったら、ここには脳漿沸騰したDQNしかいねーぞ?」
男「ぅぉーぃ、男友。もしかして、そのDQNに僕も含まれてる?」
女「……これ」
男・男友「うん? 鍵?」
女「……ちぃさい鍵です。
これに合う穴を探して、私は教室から、はるばる三千里……」
男「無い無い。そんなに距離無い!! 階段、登っただけでしょ!!」
男友「くぅっ!! そうかぁっ!! そりゃぁ、随分と辛い旅だったろうなぁ!!
なにせ華奢な女の足だ。文字通り、何度も挫けそうになったんじゃねえか?」
女「……お母さんが残してくれた、この鍵だけが心の支えでした。
旅の途中で、なんどお家に帰ろうと思った事か……」
男「ぉーぃ、二人とも戻ってきてー、頼むからー」
男友「なるほど、なぁ。で、鍵に合う穴は見つかったのか……。
って、その様子じゃ見つかってないわな」
女「……校舎では、残すところここだけです」
男「ここって……。もしかして、開かずの間?」
女「……」コクコク
85 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 00:11:54.27 ID:6IoB+FLi0これに合う穴を探して、私は教室から、はるばる三千里……」
男「無い無い。そんなに距離無い!! 階段、登っただけでしょ!!」
男友「くぅっ!! そうかぁっ!! そりゃぁ、随分と辛い旅だったろうなぁ!!
なにせ華奢な女の足だ。文字通り、何度も挫けそうになったんじゃねえか?」
女「……お母さんが残してくれた、この鍵だけが心の支えでした。
旅の途中で、なんどお家に帰ろうと思った事か……」
男「ぉーぃ、二人とも戻ってきてー、頼むからー」
男友「なるほど、なぁ。で、鍵に合う穴は見つかったのか……。
って、その様子じゃ見つかってないわな」
女「……校舎では、残すところここだけです」
男「ここって……。もしかして、開かずの間?」
女「……」コクコク
男友「……面白え!! 丁度良いし、さっそく開けてみようぜー!!」
男「開けてって……。開く訳無いじゃん、仮にも開かずの間なわけなんだし。
そもそも、どう考えてもその小さな鍵じゃ開かないでしょ。穴の方が大きいもん」
女「……そんな事は、やってみないと分かりません」
男「いやいや、鍵穴見て即座にどの鍵か言い当てちゃう女さんが言うことかい、それ?」
男友「まったく、男心も分からなければ、男の浪漫も分からないとは、ヤレヤレだぜ」
女「……ヤレヤレだぜ」
男「分かりたくないです、そんな男心も男の浪漫も!! っていうか、女の子でしょ女さんは!!
とにかく、見た感じ自転車の鍵か、ロッカーの鍵っぽいんだし、
はやく職員室に届けてあげるべきだよ。きっと今頃、持ち主が困って……」
カチッ
女「……おぉっ、あきました」
男「……えっ?」
86 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 00:18:24.49 ID:Ssl+Wy6I0男「開けてって……。開く訳無いじゃん、仮にも開かずの間なわけなんだし。
そもそも、どう考えてもその小さな鍵じゃ開かないでしょ。穴の方が大きいもん」
女「……そんな事は、やってみないと分かりません」
男「いやいや、鍵穴見て即座にどの鍵か言い当てちゃう女さんが言うことかい、それ?」
男友「まったく、男心も分からなければ、男の浪漫も分からないとは、ヤレヤレだぜ」
女「……ヤレヤレだぜ」
男「分かりたくないです、そんな男心も男の浪漫も!! っていうか、女の子でしょ女さんは!!
とにかく、見た感じ自転車の鍵か、ロッカーの鍵っぽいんだし、
はやく職員室に届けてあげるべきだよ。きっと今頃、持ち主が困って……」
カチッ
女「……おぉっ、あきました」
男「……えっ?」
女「ん」
男「なんだこれ」
女「ピアノの鍵」
男「見りゃわかるが、引っこ抜いちゃまずいだろ」
女「どんな時も一緒だよ、のド」
男「知らん」
女「ドはすべての始まりの音。だから私たちもここから始まるのさっ」
男「……」
87 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 00:28:20.84 ID:Ssl+Wy6I0男「なんだこれ」
女「ピアノの鍵」
男「見りゃわかるが、引っこ抜いちゃまずいだろ」
女「どんな時も一緒だよ、のド」
男「知らん」
女「ドはすべての始まりの音。だから私たちもここから始まるのさっ」
男「……」
女「新作入荷したよ」
男「しなくていいから返してこいよ」
女「礼には及ばんよ、のレ」
男「レの鍵を勝手に抜かれて感謝するやつはいないな」
女「レは一歩踏み出した音。これで少し距離が近づいたということなのさっ」
男「ならば俺は見えない壁を建造してやる」
女「あーれれっ?」
男「無理に言おうとしなくていい」
女「ちぇ」
88 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 00:30:20.66 ID:6IoB+FLi0男「しなくていいから返してこいよ」
女「礼には及ばんよ、のレ」
男「レの鍵を勝手に抜かれて感謝するやつはいないな」
女「レは一歩踏み出した音。これで少し距離が近づいたということなのさっ」
男「ならば俺は見えない壁を建造してやる」
女「あーれれっ?」
男「無理に言おうとしなくていい」
女「ちぇ」
男友「なにぃっ!? でかした、鍵っ子ねーちゃん!」
女「……なるほど。見たことないと思ったら、開かずの間の鍵でしたか」
男「あ、開かずの間が……開いた? マジで、開かないのに?」
男友「早速中に入ってみよーぜ!! ほらっ、ボーっとしてないで、行くぞ男!!」
男「ちょっ、男友! そんな強く引っ張るなよ!!
つうか、やだよ!! 入るなら、一人で入れよッ!!」
男友「なにビビってんだよ。そんな、今風の鍵で開いたんだぞ、怖い事なんかあるもんか!!
そもそも、倉庫だとかなんだとか言ってたのはお前じゃねーかよ。ほれっ、とっとと、俺に付いて来い!!」
男「イタッ、イタタタ! 千切れる、腕が千切れるって!! たっ、助けて女さん!!」
女「……怖いので、手を離さないでくださいね」ギュッ
男「うわぁいっ!! 女さんと初めて手を繋いじゃったー……って、違ぁーう!!
女さん押さないで!! 引っ張って!! やだっ、開かずの間なんて、間なんて、イヤーッ!!」
女「……GO〜GO〜♪ GO〜GO〜♪ マッハGO〜GO〜スピードレーサ〜♪」
男友「おい、お前ら静かにしろよ。先公に見つかったらどうすんだよ……」
ギィィ……キィ………バタン
カチッ
90 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 00:39:24.77 ID:Ssl+Wy6I0女「……なるほど。見たことないと思ったら、開かずの間の鍵でしたか」
男「あ、開かずの間が……開いた? マジで、開かないのに?」
男友「早速中に入ってみよーぜ!! ほらっ、ボーっとしてないで、行くぞ男!!」
男「ちょっ、男友! そんな強く引っ張るなよ!!
つうか、やだよ!! 入るなら、一人で入れよッ!!」
男友「なにビビってんだよ。そんな、今風の鍵で開いたんだぞ、怖い事なんかあるもんか!!
そもそも、倉庫だとかなんだとか言ってたのはお前じゃねーかよ。ほれっ、とっとと、俺に付いて来い!!」
男「イタッ、イタタタ! 千切れる、腕が千切れるって!! たっ、助けて女さん!!」
女「……怖いので、手を離さないでくださいね」ギュッ
男「うわぁいっ!! 女さんと初めて手を繋いじゃったー……って、違ぁーう!!
女さん押さないで!! 引っ張って!! やだっ、開かずの間なんて、間なんて、イヤーッ!!」
女「……GO〜GO〜♪ GO〜GO〜♪ マッハGO〜GO〜スピードレーサ〜♪」
男友「おい、お前ら静かにしろよ。先公に見つかったらどうすんだよ……」
ギィィ……キィ………バタン
カチッ
女「ニューフェイス参上」
男「日に日に鍵が消えていくピアノと持ち主が可哀想だ」
女「皆まで言うなわかっておる、のミ」
男「本当にわかってんなら抜き取りはしない」
女「ミは暗黙の了解を表す音。持ち主も菩薩のような人なのさっ」
男「ピアノなしの生活は考えられん! ってな人だったらどうするよ」
女「その時は一緒に謝りに行こ?」
男「俺 を 巻 き 込 む な」
91 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 00:51:32.11 ID:6IoB+FLi0男「日に日に鍵が消えていくピアノと持ち主が可哀想だ」
女「皆まで言うなわかっておる、のミ」
男「本当にわかってんなら抜き取りはしない」
女「ミは暗黙の了解を表す音。持ち主も菩薩のような人なのさっ」
男「ピアノなしの生活は考えられん! ってな人だったらどうするよ」
女「その時は一緒に謝りに行こ?」
男「俺 を 巻 き 込 む な」
女「……真っ暗さんです。まるで、鍵穴の中みたい」
男「女さ〜ん、そんな甘い声出してうっとりしてる状況かい?
どう考えてもこれ、法則発動したら、真っ先に男友が死ぬような状況だよ?」
男友「誰が不良だゴルァッ!! それにしても、妙に暗いな、ここ?
もしかして、窓が塞がってる? いや、窓がないとか……」
男「ん〜。普段校舎なんて、まじまじと見たこと無いからなんともわかんないなぁ」
女「……スケキヨです」パッ
男・男友「うっ、うわぁっ!? でたぁっ!!」
女「……ライトなジョークです。というわけで、はい、ライト」
男「しっ、心臓に悪いよ。もうっ!!
それにしても、どうしたのそのマグライト? なんでそんなの持ってるの?」
女「……鍵穴を良く観察する為です。内部構造も、鍵の美しさの一つですから。
便利ですよ。街中で、急に覗きたい鍵穴を見つけた時なんかに」
男「……そっ、そうなの。
というか、よく捕まんないね、そんな事して……」
女「? ところで、男友さんの姿が見当たりませんが?」
男「へっ? あれ、おかしいな……。
うん? なんだ、この足裏のぶよぶよとした感触は……」
男友「Q――」
92 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 01:01:27.39 ID:Ssl+Wy6I0男「女さ〜ん、そんな甘い声出してうっとりしてる状況かい?
どう考えてもこれ、法則発動したら、真っ先に男友が死ぬような状況だよ?」
男友「誰が不良だゴルァッ!! それにしても、妙に暗いな、ここ?
もしかして、窓が塞がってる? いや、窓がないとか……」
男「ん〜。普段校舎なんて、まじまじと見たこと無いからなんともわかんないなぁ」
女「……スケキヨです」パッ
男・男友「うっ、うわぁっ!? でたぁっ!!」
女「……ライトなジョークです。というわけで、はい、ライト」
男「しっ、心臓に悪いよ。もうっ!!
それにしても、どうしたのそのマグライト? なんでそんなの持ってるの?」
女「……鍵穴を良く観察する為です。内部構造も、鍵の美しさの一つですから。
便利ですよ。街中で、急に覗きたい鍵穴を見つけた時なんかに」
男「……そっ、そうなの。
というか、よく捕まんないね、そんな事して……」
女「? ところで、男友さんの姿が見当たりませんが?」
男「へっ? あれ、おかしいな……。
うん? なんだ、この足裏のぶよぶよとした感触は……」
男友「Q――」
女「本日のびっくりどっきり鍵」
男「盗難届けを出されてもおかしくないな」
女「不安で夜も眠れない、のファ」
男「まさしく持ち主の心境だろう」
女「ファは疑心暗鬼を生じる音。昨日の友は今日の敵なのさっ」
男「逆だ逆」
女「男くんの名前で盗難の予告状を置いてきた」
男「なんてことしやがる!」
94 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 01:13:04.23 ID:6IoB+FLi0男「盗難届けを出されてもおかしくないな」
女「不安で夜も眠れない、のファ」
男「まさしく持ち主の心境だろう」
女「ファは疑心暗鬼を生じる音。昨日の友は今日の敵なのさっ」
男「逆だ逆」
女「男くんの名前で盗難の予告状を置いてきた」
男「なんてことしやがる!」
男「……伸びてる、失神してらっしゃる。
なんだよ、散々偉そうな事言っておいて、自分がこれじゃん」
女「……おーっ、情けない」
男「いやまぁ、確かにいきなりで、僕もちょっとチビッチャイソウになったけどさぁ……」
女「……おぉっ。男くん、ちょっと向こうを見てください」
男「うん? なに? 何か面白いものでも見つけ」
【ギョロッっと眼をひん剥いた女の顔】
男「にっ、にぎゃぁぁぁあああっ!!!
出たッ!! こっ、今度こそ、ほほ、ほほほ、本当に、で、でで、出たーッ!!」
女「……むー? 違いますよ、男くん。
良く見てください、お人形さんですよ、これ」
男「……へっ?」
女「……おっきーですけど、これ、お人形さんです。ほらっ」
【等身大、セイバー人形(38万円)】
男「ほっ、本当だ……。けど、なんでこんな物が?」
?「こらっ、お前達!! こんな所で何やってるんだ!!」
96 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 01:22:46.23 ID:Ssl+Wy6I0なんだよ、散々偉そうな事言っておいて、自分がこれじゃん」
女「……おーっ、情けない」
男「いやまぁ、確かにいきなりで、僕もちょっとチビッチャイソウになったけどさぁ……」
女「……おぉっ。男くん、ちょっと向こうを見てください」
男「うん? なに? 何か面白いものでも見つけ」
【ギョロッっと眼をひん剥いた女の顔】
男「にっ、にぎゃぁぁぁあああっ!!!
出たッ!! こっ、今度こそ、ほほ、ほほほ、本当に、で、でで、出たーッ!!」
女「……むー? 違いますよ、男くん。
良く見てください、お人形さんですよ、これ」
男「……へっ?」
女「……おっきーですけど、これ、お人形さんです。ほらっ」
【等身大、セイバー人形(38万円)】
男「ほっ、本当だ……。けど、なんでこんな物が?」
?「こらっ、お前達!! こんな所で何やってるんだ!!」
女「何はなくとも鍵は現る」
男「昨日言ってたこと嘘だよな?」
女「そうだったらいいよネ、のソ」
男「希望を絶たれたか……」
女「ソは死中に活を求む音。男くんの柔軟且つ奇抜な策が問われるのさっ」
男「かつてこれ以上ない無茶振りをされたことがあっただろうか」
女「一緒に考えてあげるから、ね?」
男「最初からやらなきゃいい話だろうが!」
97 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 01:31:54.38 ID:6IoB+FLi0男「昨日言ってたこと嘘だよな?」
女「そうだったらいいよネ、のソ」
男「希望を絶たれたか……」
女「ソは死中に活を求む音。男くんの柔軟且つ奇抜な策が問われるのさっ」
男「かつてこれ以上ない無茶振りをされたことがあっただろうか」
女「一緒に考えてあげるから、ね?」
男「最初からやらなきゃいい話だろうが!」
パァッ――
男「うぉっ!? まぶしッ!?」
?「お前ら、人の部室に勝手に上がりこみやがって。目的は何だ? 窃盗か?
だったら、残念ながらうちには金になりそうなものなんて何も無いぞ!
そのセイバーたん人形だって、俺等アニ研の連中で金を出し合ってだなぁ、こうポーズの参考にと」
男「あっ、アニ研?」
女「……おー、開かずの間さんは、アニ研さんでしたかー」
?「うん? なんだよ、開かずの間って? うちは、昔からここで活動してるぞ……」
98 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 01:32:08.05 ID:Ssl+Wy6I0男「うぉっ!? まぶしッ!?」
?「お前ら、人の部室に勝手に上がりこみやがって。目的は何だ? 窃盗か?
だったら、残念ながらうちには金になりそうなものなんて何も無いぞ!
そのセイバーたん人形だって、俺等アニ研の連中で金を出し合ってだなぁ、こうポーズの参考にと」
男「あっ、アニ研?」
女「……おー、開かずの間さんは、アニ研さんでしたかー」
?「うん? なんだよ、開かずの間って? うちは、昔からここで活動してるぞ……」
女「誰が為に鍵は鳴る」
男「少なくとも俺の為に鳴ってくれる祝福の鐘はなさそうだ」
女「羅針盤が示す方角へ進め、のラ」
男「なんだそれ」
女「ラは鼓舞激励の音。北東か南西に逃げれば万事解決さっ」
男「張本人が激励とか……いや、その方角って」
女「表鬼門と裏鬼門だね」
男「どっちもだめじゃねえか!」
99 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 01:50:56.69 ID:6IoB+FLi0男「少なくとも俺の為に鳴ってくれる祝福の鐘はなさそうだ」
女「羅針盤が示す方角へ進め、のラ」
男「なんだそれ」
女「ラは鼓舞激励の音。北東か南西に逃げれば万事解決さっ」
男「張本人が激励とか……いや、その方角って」
女「表鬼門と裏鬼門だね」
男「どっちもだめじゃねえか!」
――どうやら、開かずの間はアニ研の暗室のようでした
部「あー、まぁ、確かにここは撮影で使うから、光はご法度だからなぁ。
基本窓は締め切ってるし。急に人に入ってこられると困るから、入ってても鍵かけっぱだし。
そもそも、撮影以外は滅多に使わないから、開かずの間とか思われるのも無理ないかもなぁ」
男「……はぁ、そうなんですか」
部「そうなんですよ〜。なんだ、もし興味あるなら、もっと詳しく説明したげても良いけど……」
男「い、いえ、結構です」
部「だよなー、興味ないわなぁー、今時の学生は。
ドラマとか、映画とか、そっちだわなぁー。アニメなんて格好悪くて、とてもとても」
男「そっ、そんな事、言ってないじゃないですか!!」
部「良いんだ、みなまで言うな。分かってる、分かってるんだ。どうせ俺達は日陰者だって。
ありもしない夢ばかり追って、現実を直視しようとしない、愚かな子供達――そう、夢見るアリスちゃん。
人並みの幸せを掴む為、普通のレールに乗ったは良いけど、いつかそれを脱線して、
何処までも一人で走っていけると信じているブルートレインなんだって!!」
男「いや、あの、何言ってるか、さっぱり分からないんですけど」
女「……この棚、何が入ってるんだろう」カチャカチャ
男「あぁっ、ちょっと女さん!! 何やってんの!?
すみません、彼女、壷があったら割ってみたくなる勇者症候群ならぬ、
鍵があると開けて見たくなる、鍵穴症候群なんです……。別に、悪気がある訳じゃなくて……」
部「はっはっは、大丈夫、大丈夫。その棚の鍵は、だいぶ前に紛失してて、俺達も開けられな……」
女「……開きましたー!!」
男・部「えぇっ!?」
101 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 02:11:55.07 ID:Ssl+Wy6I0部「あー、まぁ、確かにここは撮影で使うから、光はご法度だからなぁ。
基本窓は締め切ってるし。急に人に入ってこられると困るから、入ってても鍵かけっぱだし。
そもそも、撮影以外は滅多に使わないから、開かずの間とか思われるのも無理ないかもなぁ」
男「……はぁ、そうなんですか」
部「そうなんですよ〜。なんだ、もし興味あるなら、もっと詳しく説明したげても良いけど……」
男「い、いえ、結構です」
部「だよなー、興味ないわなぁー、今時の学生は。
ドラマとか、映画とか、そっちだわなぁー。アニメなんて格好悪くて、とてもとても」
男「そっ、そんな事、言ってないじゃないですか!!」
部「良いんだ、みなまで言うな。分かってる、分かってるんだ。どうせ俺達は日陰者だって。
ありもしない夢ばかり追って、現実を直視しようとしない、愚かな子供達――そう、夢見るアリスちゃん。
人並みの幸せを掴む為、普通のレールに乗ったは良いけど、いつかそれを脱線して、
何処までも一人で走っていけると信じているブルートレインなんだって!!」
男「いや、あの、何言ってるか、さっぱり分からないんですけど」
女「……この棚、何が入ってるんだろう」カチャカチャ
男「あぁっ、ちょっと女さん!! 何やってんの!?
すみません、彼女、壷があったら割ってみたくなる勇者症候群ならぬ、
鍵があると開けて見たくなる、鍵穴症候群なんです……。別に、悪気がある訳じゃなくて……」
部「はっはっは、大丈夫、大丈夫。その棚の鍵は、だいぶ前に紛失してて、俺達も開けられな……」
女「……開きましたー!!」
男・部「えぇっ!?」
女「ピアノの中心で鍵を叫ぶ」
男「ああ、持ち主の心の叫びが聞こえてきそうだ」
女「幸せは歩いてこない、のシ」
男「俺が歩み寄れってか?」
女「シは先の見えない暗闇を表す音。でもゴーイングマイウェイを貫くべきさっ」
男「犯行予告を出したのになんともないのが気になるな」
女「気づいてないんじゃない? 椅子の裏側に貼り付けておいたから」
男「……喜ぶべきか悲しむべきか迷うところだ」
102 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 02:15:24.20 ID:6IoB+FLi0男「ああ、持ち主の心の叫びが聞こえてきそうだ」
女「幸せは歩いてこない、のシ」
男「俺が歩み寄れってか?」
女「シは先の見えない暗闇を表す音。でもゴーイングマイウェイを貫くべきさっ」
男「犯行予告を出したのになんともないのが気になるな」
女「気づいてないんじゃない? 椅子の裏側に貼り付けておいたから」
男「……喜ぶべきか悲しむべきか迷うところだ」
部「ちょっ、どうやって開けたの!? 鍵無いのに!?」
女「……一か八かで、このちぃさい鍵を入れてみたら、あら不思議」
男「そ、そんなアホな……。ちょっと、ご都合主義過ぎないかぁ?」
女「……中には何でしょう。
ペンとかインクとか、画材ですね。あと、描きかけの漫画の原稿っぽい物も」
部「あー、うち昔は漫研も兼ねてたからな、その名残かも。
しかしまぁ、どれくらい前の先輩達かしんないけど、そんなもん残していかれてもなぁー。
うちは画材周りは予算すんなり下りるから、もっと参考になりそうなものを置いてってくれればよかったのに。
それこそ、アニメのビデオとかDVDとか……。あぁ、フィギュアでも良いなー」
男「……おいおい、それで良いのか、アニ研部員」
部「そうだ、もしよかったら、それ持ってって良いよー。どうせ俺ら使わないしー」
女「……良いんですか?」
男「えっ!? 貰うつもりなの?」
部「イイヨイイヨー。遠慮なく持ってちゃってー、使っちゃってー。
何といっても、その棚を開けてくれたのは君だからねー。そのお礼……にしては、ちょっと粗末だけど」
女「……それじゃぁ、使うかどうか分かりませんけど。いただきますねー」
部「使ってー、使ってあげてー、お願いだからー(笑)
それはそうと、その鍵は返してね。その棚には、また違う物を入れるからー」
女「……えーっ?」
男「返してあげなよ。元はここの備品なんだから」
女「……ぶぅっ。男くんがそういうのなら……。はいっ」
部「うんっ、確かに返して頂きました。それじゃ、そのごちゃごちゃしたの袋に詰めちゃうねー」
103 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 02:36:14.62 ID:6IoB+FLi0女「……一か八かで、このちぃさい鍵を入れてみたら、あら不思議」
男「そ、そんなアホな……。ちょっと、ご都合主義過ぎないかぁ?」
女「……中には何でしょう。
ペンとかインクとか、画材ですね。あと、描きかけの漫画の原稿っぽい物も」
部「あー、うち昔は漫研も兼ねてたからな、その名残かも。
しかしまぁ、どれくらい前の先輩達かしんないけど、そんなもん残していかれてもなぁー。
うちは画材周りは予算すんなり下りるから、もっと参考になりそうなものを置いてってくれればよかったのに。
それこそ、アニメのビデオとかDVDとか……。あぁ、フィギュアでも良いなー」
男「……おいおい、それで良いのか、アニ研部員」
部「そうだ、もしよかったら、それ持ってって良いよー。どうせ俺ら使わないしー」
女「……良いんですか?」
男「えっ!? 貰うつもりなの?」
部「イイヨイイヨー。遠慮なく持ってちゃってー、使っちゃってー。
何といっても、その棚を開けてくれたのは君だからねー。そのお礼……にしては、ちょっと粗末だけど」
女「……それじゃぁ、使うかどうか分かりませんけど。いただきますねー」
部「使ってー、使ってあげてー、お願いだからー(笑)
それはそうと、その鍵は返してね。その棚には、また違う物を入れるからー」
女「……えーっ?」
男「返してあげなよ。元はここの備品なんだから」
女「……ぶぅっ。男くんがそういうのなら……。はいっ」
部「うんっ、確かに返して頂きました。それじゃ、そのごちゃごちゃしたの袋に詰めちゃうねー」
キーンコーンカーンコーン♪
男「あっ、やばい。そういや、今日帰りに買い物してくるよう頼まれてたんだ」
女「……私も、今日は家に新しい鍵がくるから、はやく家に帰らないとだった」
男「もしかして、まだあの玄関に鍵を増やすの?
止めときなよ、そのうち本当に卒倒する人とか出るかもしれないよ?」
女「……大丈夫。今日のはトイレの鍵だから」
男「あのね、トイレに鍵が三つって正直どうかと思うよ。
しかも、中じゃなくって、外につけるって、間に合わなかったらどうするのさ」
部「ありゃりゃ、なんだ、二人とももう帰っちゃうの?
残念だなぁ〜。なんだか、良い感じに話しが盛り上がってきたところなのに」
男「どうも、今日はお騒がせしてすみませんでした。それじゃぁ、また……」
女「……画材、ありがとうございます」
部「いやいやー、こちらこそー。俺も、久しぶりに人と話せて楽しかったよー。
それじゃ、二人ともお達者で。仲良くやるんだよー」
男「何ですか、その今生の別れみたいな挨拶。
それに、僕たちはその、ただのクラスメートでして……」
女「……行くよー、男くーん」
男「ちょっ、行動早いよ女さん!! 待ってよ、置いてかないで!!」
部「こらこらー、言ってるそばから喧嘩をしない。仲良く仲良くだぞ、チミたちー」
カチッ
104 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 02:45:08.24 ID:Ssl+Wy6I0男「あっ、やばい。そういや、今日帰りに買い物してくるよう頼まれてたんだ」
女「……私も、今日は家に新しい鍵がくるから、はやく家に帰らないとだった」
男「もしかして、まだあの玄関に鍵を増やすの?
止めときなよ、そのうち本当に卒倒する人とか出るかもしれないよ?」
女「……大丈夫。今日のはトイレの鍵だから」
男「あのね、トイレに鍵が三つって正直どうかと思うよ。
しかも、中じゃなくって、外につけるって、間に合わなかったらどうするのさ」
部「ありゃりゃ、なんだ、二人とももう帰っちゃうの?
残念だなぁ〜。なんだか、良い感じに話しが盛り上がってきたところなのに」
男「どうも、今日はお騒がせしてすみませんでした。それじゃぁ、また……」
女「……画材、ありがとうございます」
部「いやいやー、こちらこそー。俺も、久しぶりに人と話せて楽しかったよー。
それじゃ、二人ともお達者で。仲良くやるんだよー」
男「何ですか、その今生の別れみたいな挨拶。
それに、僕たちはその、ただのクラスメートでして……」
女「……行くよー、男くーん」
男「ちょっ、行動早いよ女さん!! 待ってよ、置いてかないで!!」
部「こらこらー、言ってるそばから喧嘩をしない。仲良く仲良くだぞ、チミたちー」
カチッ
女「ふははは! 鍵がゴミのようだ!」
男「散々取ってきたのにその言い草はないだろう」
女「どげんかせんといかん、のド」
男「とうとう一周しちまったよおい」
女「ドは繋がりの音。始まりでもあり終わりでもあるのさっ」
男「こんな茶番は終わらせるべきだね」
女「そういうことを言うかなあ」
男「誰が得するんだよ」
女「私ー」
男「あっそ」
105 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 02:46:04.15 ID:Ssl+Wy6I0男「散々取ってきたのにその言い草はないだろう」
女「どげんかせんといかん、のド」
男「とうとう一周しちまったよおい」
女「ドは繋がりの音。始まりでもあり終わりでもあるのさっ」
男「こんな茶番は終わらせるべきだね」
女「そういうことを言うかなあ」
男「誰が得するんだよ」
女「私ー」
男「あっそ」
女「これでドからドまでの音が集まったよ」
男「集まっちまったんだよ」
女「どうしよう」
男「何も考えずに抜き取ってたのか!」
女「こうなったら左端から右端まで、白鍵と黒鍵ぜーんぶ集める?」
男「いい加減涙も枯れてるだろうけど、返しに行こうぜ」
女「そだね」
男「詫び状とお詫びの品を添えてな」
女「土下座も已む無し?」
男「是非もなし」
106 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 03:03:19.17 ID:6IoB+FLi0男「集まっちまったんだよ」
女「どうしよう」
男「何も考えずに抜き取ってたのか!」
女「こうなったら左端から右端まで、白鍵と黒鍵ぜーんぶ集める?」
男「いい加減涙も枯れてるだろうけど、返しに行こうぜ」
女「そだね」
男「詫び状とお詫びの品を添えてな」
女「土下座も已む無し?」
男「是非もなし」
男「どうも、おじゃましまし――」
部屋に残ったアニ研部員さんにありきたりな別れの挨拶をしようと
僕は振り返って入り口の隙間から開かずの間と言われた部屋の中を覗いた
いつの間にか電気の消えていたそこは、僕や男友たちが噂していた、開かずの間の印象通りの
猥雑としていて、ちょっと暗くて、そして埃臭い場所だったのだけれど
その闇の中にはもう、当初感じた恐怖なんていう負の感情は微塵も感じ取れなくて
なんといったら……今までここで過ごしてきた学生達の息遣いとでも言ったら良いのだろうか
その、長い年月を経て脈々と刻まれそして培われた、優しい空気に満ちているように思えた
108 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 03:15:57.20 ID:6IoB+FLi0部屋に残ったアニ研部員さんにありきたりな別れの挨拶をしようと
僕は振り返って入り口の隙間から開かずの間と言われた部屋の中を覗いた
いつの間にか電気の消えていたそこは、僕や男友たちが噂していた、開かずの間の印象通りの
猥雑としていて、ちょっと暗くて、そして埃臭い場所だったのだけれど
その闇の中にはもう、当初感じた恐怖なんていう負の感情は微塵も感じ取れなくて
なんといったら……今までここで過ごしてきた学生達の息遣いとでも言ったら良いのだろうか
その、長い年月を経て脈々と刻まれそして培われた、優しい空気に満ちているように思えた
そのやさしい空気が、何かの拍子にはっと混ざり合うように消えてしまった様に感じられると
いつのまにか、肩を並べて隣に女さんが立っていた
手にはどうやったのか、部員に預けたはずの、あの、ちぃさな鍵を持っている
女「……珍しい鍵なので、つい頂いてしまいましたが。やっぱり、無駄だったようです」
男「……何が?」
女「……また、あそこへ行くには、もうちょっとかかるみたい、ということです。
きっと、私達が卒業しても、無理ですね……。
もし、私や男くんが、教育実習生になって、帰ってくるころにはまた行けるかもしれませんが。
そのためだけに、教師になるというのは、なんだか馬鹿馬鹿しいと思いませんか」
いつもの事だけど、僕には彼女が何を考えているのかさっぱりわからなかった
もっといえば、彼女がその眼で何を見て、その耳で何を聞き
その鍵で、何を開けて何を覗いているのかも、わからなかった
109 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 03:27:24.28 ID:6IoB+FLi0いつのまにか、肩を並べて隣に女さんが立っていた
手にはどうやったのか、部員に預けたはずの、あの、ちぃさな鍵を持っている
女「……珍しい鍵なので、つい頂いてしまいましたが。やっぱり、無駄だったようです」
男「……何が?」
女「……また、あそこへ行くには、もうちょっとかかるみたい、ということです。
きっと、私達が卒業しても、無理ですね……。
もし、私や男くんが、教育実習生になって、帰ってくるころにはまた行けるかもしれませんが。
そのためだけに、教師になるというのは、なんだか馬鹿馬鹿しいと思いませんか」
いつもの事だけど、僕には彼女が何を考えているのかさっぱりわからなかった
もっといえば、彼女がその眼で何を見て、その耳で何を聞き
その鍵で、何を開けて何を覗いているのかも、わからなかった
密室は一種の結界だとかいう話をどこかで聞いた事がある
あの部屋は、後で先生から聞いたのだが、やっぱり開かずの間で
アニ研が過去に使っていた事はあったそうなのだが
僕の最初の推理の通り、今は先生達の私的な倉庫として使われているんだそうだ
もちろん、校舎三階という立地条件の悪さから、先生達も滅多に使わない
そんな、密室の中で、あの僕が一瞬感じた温かい空気は醸されていたのだ
もし密室を結界と考えるなら――
あの部員の言葉を借りれば、ありもしない夢ばかり追って、現実を直視しようとしない、愚かな子供じみてはいるとは思うが
――その中で、あの空気を媒介に、何か起こっていても不思議では無いのだろうか?
それこそ、ヒト一人、鍵一つ作り出してしまうような、不思議が起こっていても
110 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 03:36:04.31 ID:6IoB+FLi0あの部屋は、後で先生から聞いたのだが、やっぱり開かずの間で
アニ研が過去に使っていた事はあったそうなのだが
僕の最初の推理の通り、今は先生達の私的な倉庫として使われているんだそうだ
もちろん、校舎三階という立地条件の悪さから、先生達も滅多に使わない
そんな、密室の中で、あの僕が一瞬感じた温かい空気は醸されていたのだ
もし密室を結界と考えるなら――
あの部員の言葉を借りれば、ありもしない夢ばかり追って、現実を直視しようとしない、愚かな子供じみてはいるとは思うが
――その中で、あの空気を媒介に、何か起こっていても不思議では無いのだろうか?
それこそ、ヒト一人、鍵一つ作り出してしまうような、不思議が起こっていても
シュレディンガーの猫だ
蓋を開けてしまうまで、その中の状態がどうであるかは分からない
そして、蓋を開けてしまった今
アレは――あの時僕たちがいた空間は、見たモノは幻だったと、箱の中身が証明していた
けど、重要なのは状態なんかじゃない
1と0、実と虚、現実と幻が混在する、箱の中に
するりと、まるで最初から居たかのように、すべりこんだ事だ
あの、小さな鍵で
あの時、僕たちは、シュレディンガーの箱の中に、確かに居たんだ
111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 03:50:12.62 ID:6IoB+FLi0蓋を開けてしまうまで、その中の状態がどうであるかは分からない
そして、蓋を開けてしまった今
アレは――あの時僕たちがいた空間は、見たモノは幻だったと、箱の中身が証明していた
けど、重要なのは状態なんかじゃない
1と0、実と虚、現実と幻が混在する、箱の中に
するりと、まるで最初から居たかのように、すべりこんだ事だ
あの、小さな鍵で
あの時、僕たちは、シュレディンガーの箱の中に、確かに居たんだ
男「ねぇ、女さん。その鍵、ちょっと僕に貸してくれる?」
女「……良いですよ? はい」
シュレディンガーの箱に、そっと切れ目を入れたその鍵は
やっぱりどこからどう見ても、どこにでもありそうなちぃさな鍵だった
男「女さん、よかったらさぁ。この鍵僕にくれないかな?」
女「……もしかして、男くんも鍵のよさに目覚めましたか?」
もしかすると、この生粋の鍵好きである――もはや鍵馬鹿と言っても過言ではないかもしれない――彼女にしか
密室という結界を優しく切り裂いて、あの不思議な世界にたどり着くのは無理なのかもしれない
男「まぁ、ねっ。ちょっと、興味が沸いてきたかもー」
女「……明日にでもカタログを持ってきますね」
男「いや、そんな……。自分のペースでやるよ、自分のペースで」
けどまぁ、それならそれで良いじゃないか
112 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 03:57:36.38 ID:6IoB+FLi0女「……良いですよ? はい」
シュレディンガーの箱に、そっと切れ目を入れたその鍵は
やっぱりどこからどう見ても、どこにでもありそうなちぃさな鍵だった
男「女さん、よかったらさぁ。この鍵僕にくれないかな?」
女「……もしかして、男くんも鍵のよさに目覚めましたか?」
もしかすると、この生粋の鍵好きである――もはや鍵馬鹿と言っても過言ではないかもしれない――彼女にしか
密室という結界を優しく切り裂いて、あの不思議な世界にたどり着くのは無理なのかもしれない
男「まぁ、ねっ。ちょっと、興味が沸いてきたかもー」
女「……明日にでもカタログを持ってきますね」
男「いや、そんな……。自分のペースでやるよ、自分のペースで」
けどまぁ、それならそれで良いじゃないか
男「……また、行きたいね。あそこに」
女「……じゃぁ、行きましょう。どちらかが、先生になって」
男「無理だよ。僕も、女さんも、そんなに成績良くないじゃん」
女「……そうでした、残念」
男「だいたいさぁ、別に先生じゃなくても、卒業生だったら、
遊びに来ましたーって言えば、入れてくれるよ、きっと」
女「……あぁ、言われてみれば。それで通りそうな気もしないでもないですね」
男「うん、どっかの馬鹿みたいに、悪ささえしなけりゃ、それできっと大丈夫だよ……」
女「……それなら、男くん。抜け駆けは無しですよ。
ちゃんと、行く時には私に連絡をください。約束です」
男「んー、わかった。約束ね」
女「……そうです、男同士のお約束という奴です」
男「だーかーらー、女さんは女の子でしょぉー?」
女「……でしたら、同じ浪漫を追う者として」
男「んー、同じ浪漫を追う者としてかー」
女「……何か、ご不満でも?」
男「……いや、別に。うん、同士ね、それでも良いよ」
しばらくは、彼女に付いて、ドアの向こうにある世界を夢想するのも面白い
……かもしれない
113 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 03:59:40.55 ID:6IoB+FLi0女「……じゃぁ、行きましょう。どちらかが、先生になって」
男「無理だよ。僕も、女さんも、そんなに成績良くないじゃん」
女「……そうでした、残念」
男「だいたいさぁ、別に先生じゃなくても、卒業生だったら、
遊びに来ましたーって言えば、入れてくれるよ、きっと」
女「……あぁ、言われてみれば。それで通りそうな気もしないでもないですね」
男「うん、どっかの馬鹿みたいに、悪ささえしなけりゃ、それできっと大丈夫だよ……」
女「……それなら、男くん。抜け駆けは無しですよ。
ちゃんと、行く時には私に連絡をください。約束です」
男「んー、わかった。約束ね」
女「……そうです、男同士のお約束という奴です」
男「だーかーらー、女さんは女の子でしょぉー?」
女「……でしたら、同じ浪漫を追う者として」
男「んー、同じ浪漫を追う者としてかー」
女「……何か、ご不満でも?」
男「……いや、別に。うん、同士ね、それでも良いよ」
しばらくは、彼女に付いて、ドアの向こうにある世界を夢想するのも面白い
……かもしれない
ちなみに、
翌日、開け放しになっていた開かずの間で、全裸で寝ている男友と
教頭の汚れた改造ダッチワイフが見つかり
男友が謹慎三週間
教頭が懲戒免職を喰らったのは
まぁ、ドア向こうの浪漫には、なんの関係も無い話
【おしゃまい】
119 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 10:37:21.87 ID:6IoB+FLi0翌日、開け放しになっていた開かずの間で、全裸で寝ている男友と
教頭の汚れた改造ダッチワイフが見つかり
男友が謹慎三週間
教頭が懲戒免職を喰らったのは
まぁ、ドア向こうの浪漫には、なんの関係も無い話
【おしゃまい】
女「……暑い日はアイスに限ります」
男「そうだねー、ジュースより、アイスに限るねー。
けど、柄が鍵になってるアイスキャンディってどうなのさ?」
女「……無粋な人ですね。分かりませんか、この侘び・寂びが?」
男「分かんない。分かんないけど、鍵が錆びてるのは分かったー」
120 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 10:53:52.08 ID:6IoB+FLi0男「そうだねー、ジュースより、アイスに限るねー。
けど、柄が鍵になってるアイスキャンディってどうなのさ?」
女「……無粋な人ですね。分かりませんか、この侘び・寂びが?」
男「分かんない。分かんないけど、鍵が錆びてるのは分かったー」
女「……男くん。交換日記ならぬ、交換鍵をしましょう」
男「はい? 良く聞こえなかった、もう一回言って?」
女「……交換鍵をしましょう。と、言ったんです。
ここにあるGUロックをですね、毎日好きな番号にあわせて、交換し……」
男「ハァ……。普通に交換日記じゃ駄目なのかなぁ……」
女「……男くん? ちゃんと、聞いてますか?」
121 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 11:09:37.38 ID:6IoB+FLi0男「はい? 良く聞こえなかった、もう一回言って?」
女「……交換鍵をしましょう。と、言ったんです。
ここにあるGUロックをですね、毎日好きな番号にあわせて、交換し……」
男「ハァ……。普通に交換日記じゃ駄目なのかなぁ……」
女「……男くん? ちゃんと、聞いてますか?」
女「……交換鍵もなかなか良い物ですよ。
僅か、三つの数字に相手への思いを詰め込むのです。
決める方の語呂合わせセンスと、読む方の読解センスが鬩ぎ合う、
凄く知的で奥の深い物なのです……!!」
男「うーん。その理論で、なぜポケベルが廃れてしまったのか、
さっそくだけど、三行ならぬ三数字で表してちょうだいよ」
122 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 11:30:01.31 ID:6IoB+FLi0僅か、三つの数字に相手への思いを詰め込むのです。
決める方の語呂合わせセンスと、読む方の読解センスが鬩ぎ合う、
凄く知的で奥の深い物なのです……!!」
男「うーん。その理論で、なぜポケベルが廃れてしまったのか、
さっそくだけど、三行ならぬ三数字で表してちょうだいよ」
――家庭菜園
女「……早く育ってくれないでしょうか。ミニトマト」
男「プランターにぶっさした、ネームプレート代わりの鍵を、
はやく引っこ抜きたくてしょうがないのね」
女「……ちなみに、銅製ですのでミネラル豊富。長持ちさんです」
男「いや、アレは水の腐敗を防ぐのであって、土にさしても……」
123 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 11:47:22.84 ID:6IoB+FLi0女「……早く育ってくれないでしょうか。ミニトマト」
男「プランターにぶっさした、ネームプレート代わりの鍵を、
はやく引っこ抜きたくてしょうがないのね」
女「……ちなみに、銅製ですのでミネラル豊富。長持ちさんです」
男「いや、アレは水の腐敗を防ぐのであって、土にさしても……」
女「……貴方はだんだん眠くなーる、眠くなーる」プーラプーラ
女友「いや、流石に無理あるでしょ、鍵使って催眠術って」
男「五円玉でさえ怪しいのに鍵ってのはねぇ……ぐぅ」
女友「うぉーい!? かかっちゃった、かかっちゃってるよ!!
スゲーな、鍵。いや、これは女が凄いのか……」
女「……眠くなーる、眠く……くぅ」
124 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 12:06:05.45 ID:6IoB+FLi0女友「いや、流石に無理あるでしょ、鍵使って催眠術って」
男「五円玉でさえ怪しいのに鍵ってのはねぇ……ぐぅ」
女友「うぉーい!? かかっちゃった、かかっちゃってるよ!!
スゲーな、鍵。いや、これは女が凄いのか……」
女「……眠くなーる、眠く……くぅ」
――女友に、女だけ叩き起こされました
女「……では、早速ですが質問です。
貴方が好きなのはいったい何ですか? 正直に答えなさい」
男「ぼ、僕は……女さんが好きなんだな(///)」
女友「おー、ラブコメにありがちなシーンのはずなのに、
なぜだろう、無地のランニングで握り飯食ってるイメージしか沸かない」
女「……本当ですか? 嘘をついているんじゃ、ありませんか?
実は私なんかよりも、もっとこう、失くすと家に入れなかったり
教科書が取り出せなかったりしちゃうような、小さくてさきっちょの尖がった感じのが
好きなんじゃないんですか? そう、例えば鍵とか、鍵とか、鍵のような……」
男「……か、鍵……。鍵かぁ……。鍵ぃ……」
女「……素直になるのです。貴方は、心のどこかでその感情をセーブしています。
今こそ、その心の鍵を解き放ち、そして目覚めるのです!! そうっ、真の鍵好きとして」
男「……おぉっ、何という事だ。鍵が、鍵がまさかこんなにもギンギラギンにさりげなく
それが俺の逝き方ーな感じに、神々しいものだったなんて。ひ、ひでき、感激……!!」
女友「いやいやいやいや、マッチだから、それはマッチだから。
つうか、調子に乗ってなにを洗脳しとるか。やめい!!」
125 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 12:26:41.53 ID:6IoB+FLi0女「……では、早速ですが質問です。
貴方が好きなのはいったい何ですか? 正直に答えなさい」
男「ぼ、僕は……女さんが好きなんだな(///)」
女友「おー、ラブコメにありがちなシーンのはずなのに、
なぜだろう、無地のランニングで握り飯食ってるイメージしか沸かない」
女「……本当ですか? 嘘をついているんじゃ、ありませんか?
実は私なんかよりも、もっとこう、失くすと家に入れなかったり
教科書が取り出せなかったりしちゃうような、小さくてさきっちょの尖がった感じのが
好きなんじゃないんですか? そう、例えば鍵とか、鍵とか、鍵のような……」
男「……か、鍵……。鍵かぁ……。鍵ぃ……」
女「……素直になるのです。貴方は、心のどこかでその感情をセーブしています。
今こそ、その心の鍵を解き放ち、そして目覚めるのです!! そうっ、真の鍵好きとして」
男「……おぉっ、何という事だ。鍵が、鍵がまさかこんなにもギンギラギンにさりげなく
それが俺の逝き方ーな感じに、神々しいものだったなんて。ひ、ひでき、感激……!!」
女友「いやいやいやいや、マッチだから、それはマッチだから。
つうか、調子に乗ってなにを洗脳しとるか。やめい!!」
女「……男くん、暇なのでテーブルテニスをしましょう」
男「別に良いけど、道具が無いよ。あと台も」
女「……何を言っているのですか。テーブルテニスですよ?
ラケットは鍵、ボールは消しゴム。台は机に、ネットは筆箱で作るに決まってるじゃないですか」
男「読んで字の如し!? 女さん、テーブルテニスって、卓球の事だよ!?」
126 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 12:44:50.17 ID:6IoB+FLi0男「別に良いけど、道具が無いよ。あと台も」
女「……何を言っているのですか。テーブルテニスですよ?
ラケットは鍵、ボールは消しゴム。台は机に、ネットは筆箱で作るに決まってるじゃないですか」
男「読んで字の如し!? 女さん、テーブルテニスって、卓球の事だよ!?」
女「……むー」ジーッ
男「どうしたのさ、そんな鍵職人みたいに鍵をじろじろ見ながら髪の毛弄って。
なに? もしかして、なんかの儀式?」
女「……寝癖を直そうと思って。手鏡の代わりになるかなぁと」
男「おとなしく洗面所に行ってらっしゃいよ」
127 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 13:00:16.70 ID:6IoB+FLi0男「どうしたのさ、そんな鍵職人みたいに鍵をじろじろ見ながら髪の毛弄って。
なに? もしかして、なんかの儀式?」
女「……寝癖を直そうと思って。手鏡の代わりになるかなぁと」
男「おとなしく洗面所に行ってらっしゃいよ」
女「……ぱたぱたぱたぱた」
男「……」
女「……ぱたぱたぱたぱた」
男「うん、あのね。鍵じゃそんなに風起こらないから。
無理して鍵使わなくても、ノートとか下敷きとかあるから」
女「……時間です。次は、男くんが扇いでください」
128 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 13:16:45.58 ID:6IoB+FLi0男「……」
女「……ぱたぱたぱたぱた」
男「うん、あのね。鍵じゃそんなに風起こらないから。
無理して鍵使わなくても、ノートとか下敷きとかあるから」
女「……時間です。次は、男くんが扇いでください」
【ハードカバーの本に、さも当然と言う感じに鍵が挟まってる】
男「これって……」
女「……しおりです」
男「紐、ついてるじゃない。ハードカバーは総じて」
女「……お気に入りのしおりは、そんなの関係無しに使いたくなりませんか?」
男「……僕、本読まないし。鍵型のしおりなんて持ってないからなんとも」
女「……そうですか」
129 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 13:35:32.06 ID:6IoB+FLi0男「これって……」
女「……しおりです」
男「紐、ついてるじゃない。ハードカバーは総じて」
女「……お気に入りのしおりは、そんなの関係無しに使いたくなりませんか?」
男「……僕、本読まないし。鍵型のしおりなんて持ってないからなんとも」
女「……そうですか」
女「……ケータイ電話のロック機能は素敵です」
男「どのへんが?」
女「……ずばり、組み合わせ一万通り。
GUロックよりも、一桁多いので表現の幅が広がります」
男「……そもそも人に秘密にしておくものに、表現の幅もなにもあるのかい?」
130 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 13:45:44.71 ID:6IoB+FLi0男「どのへんが?」
女「……ずばり、組み合わせ一万通り。
GUロックよりも、一桁多いので表現の幅が広がります」
男「……そもそも人に秘密にしておくものに、表現の幅もなにもあるのかい?」
女「……みんなでシュッシュッシュッシュシュー♪ 色とり忍者ー♪」
男「ダイジョーブ!! って、なんで色とり忍者?」
女「……見てください。この黒塗りの鍵を」
男「おーっ、マッキーが塗りたくってあって、触ると手にベタベタと。
で、これが何? まさか、クナイとか、棒手裏剣とかいうんじゃあるまいね?」
女「……シュリシュリケンケン、マキマキビシビシ♪」
男「いたぁッ!?」
132 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 14:01:25.89 ID:6IoB+FLi0男「ダイジョーブ!! って、なんで色とり忍者?」
女「……見てください。この黒塗りの鍵を」
男「おーっ、マッキーが塗りたくってあって、触ると手にベタベタと。
で、これが何? まさか、クナイとか、棒手裏剣とかいうんじゃあるまいね?」
女「……シュリシュリケンケン、マキマキビシビシ♪」
男「いたぁッ!?」
女「……鍵付き目覚まし時計とか素敵じゃないですか」
女友「そう? 黒髭危機一髪みたいで、嫌じゃない?」
女「……きっとみんなすぐに鍵をかけたくて、居ても立っても居られずに、
布団の中から飛び出しちゃうと思うのです。あぁっ、素晴らしい、鍵付き目覚まし時計」
女友「そんなキラキラした眼で言わんでも。
つうか、そんな音消すの七面倒くさそうなの、好き好んで誰が買うか。
嬉々として鍵をかけようと布団から飛び出すのも、アンタだけよ……」
男「http://www.j-tokkyo.com/1999/G04B/JP11326551.shtml」
133 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 14:16:41.76 ID:6IoB+FLi0女友「そう? 黒髭危機一髪みたいで、嫌じゃない?」
女「……きっとみんなすぐに鍵をかけたくて、居ても立っても居られずに、
布団の中から飛び出しちゃうと思うのです。あぁっ、素晴らしい、鍵付き目覚まし時計」
女友「そんなキラキラした眼で言わんでも。
つうか、そんな音消すの七面倒くさそうなの、好き好んで誰が買うか。
嬉々として鍵をかけようと布団から飛び出すのも、アンタだけよ……」
男「http://www.j-tokkyo.com/1999/G04B/JP11326551.shtml」
女「……新しいお洒落を考えました」
女友「へぇ。まぁ、アンタの事だから、またろくでもないのだろうけど。
友達の誼で一応聞いてあげるわ、どんなの?」
女「……三つ編みとかの先にですね、南京錠をぶら下げるのです。
ちょっと重いかもかもですが、ピアスみたいな感じできっと流行ると思うのです」
女友「んな、むげにんの凛ちゃんじゃあるまいし、流行るかそんなもん!!」
女「……むーっ」
男「うぉっ、男友!? どうしたんだよ、鼻に南京錠なんて付けて!?
悪そうって言うか、色んな意味で本当に悪い顔と相俟って、
なんだか世紀末覇者の脇役の如く……イダダダッ!!」
男友「ふっはっは。汚物は消毒だ〜〜!!
いや、なんか鍵っ子ねーちゃんの奴がやってきてでな。
鼻に南京錠は男の浪漫とかなんとか言って、無理やり……」
134 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 14:30:06.30 ID:6IoB+FLi0女友「へぇ。まぁ、アンタの事だから、またろくでもないのだろうけど。
友達の誼で一応聞いてあげるわ、どんなの?」
女「……三つ編みとかの先にですね、南京錠をぶら下げるのです。
ちょっと重いかもかもですが、ピアスみたいな感じできっと流行ると思うのです」
女友「んな、むげにんの凛ちゃんじゃあるまいし、流行るかそんなもん!!」
女「……むーっ」
男「うぉっ、男友!? どうしたんだよ、鼻に南京錠なんて付けて!?
悪そうって言うか、色んな意味で本当に悪い顔と相俟って、
なんだか世紀末覇者の脇役の如く……イダダダッ!!」
男友「ふっはっは。汚物は消毒だ〜〜!!
いや、なんか鍵っ子ねーちゃんの奴がやってきてでな。
鼻に南京錠は男の浪漫とかなんとか言って、無理やり……」
――パソコンルーム、古臭く言えば電算室
女「……パソコンに付いているダイヤル式南京錠が、気になって仕方がありません」
男「間違っても、外そうとしちゃ駄目だよ?」
女「……安心してください。私は鍵は大好きですけど、パソコンの暗号をクラックするような
そんな高度なハッキングスキルは持ってないのです」
男「その南京錠は普通の南京錠だよ? 体当り方式で、番号入れてけばその内開くと思うけど……。
あっ、ヤバッ。そんな事言ってたら、本当に開いちゃった」
女「……おぉっ、凄い! もしかして男くんはスーパーハカー?」
男「だから、この南京錠は普通の南京錠で……」
135 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 14:43:45.01 ID:6IoB+FLi0女「……パソコンに付いているダイヤル式南京錠が、気になって仕方がありません」
男「間違っても、外そうとしちゃ駄目だよ?」
女「……安心してください。私は鍵は大好きですけど、パソコンの暗号をクラックするような
そんな高度なハッキングスキルは持ってないのです」
男「その南京錠は普通の南京錠だよ? 体当り方式で、番号入れてけばその内開くと思うけど……。
あっ、ヤバッ。そんな事言ってたら、本当に開いちゃった」
女「……おぉっ、凄い! もしかして男くんはスーパーハカー?」
男「だから、この南京錠は普通の南京錠で……」
女「……日ごろのご愛顧に感謝して、男くんにお弁当を作ってきました。どうぞ」
男「ご愛顧? まぁ嬉しいから、細かい事はどうでも良いや。
ありがとう、女さん。さっそく、いただくね……って、何じゃこれ!!」
女「牡蠣゙フライに、掻゙揚げ、キーマカレーに、デザートのロックアイスです」
男「……全部、さりげなく鍵が入ってる。
つうか、それ以前に弁当にカレーやロックアイスって……」
女「……鍵は爪楊枝の代わりだと思ってください。ささっ、どうぞ」
136 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 14:54:24.15 ID:6IoB+FLi0男「ご愛顧? まぁ嬉しいから、細かい事はどうでも良いや。
ありがとう、女さん。さっそく、いただくね……って、何じゃこれ!!」
女「牡蠣゙フライに、掻゙揚げ、キーマカレーに、デザートのロックアイスです」
男「……全部、さりげなく鍵が入ってる。
つうか、それ以前に弁当にカレーやロックアイスって……」
女「……鍵は爪楊枝の代わりだと思ってください。ささっ、どうぞ」
女「……んー」クイックイッ
男「……」キラキラ
女「……もーちょっと、上。いや、左」
男「女さん。眩しいから、鍵で光を反射して顔に当てるの止めてくれる?」
女「……ばれた」
137 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 15:08:14.99 ID:6IoB+FLi0男「……」キラキラ
女「……もーちょっと、上。いや、左」
男「女さん。眩しいから、鍵で光を反射して顔に当てるの止めてくれる?」
女「……ばれた」
――みんなで町の催し物のアルバイト
男友「おぉ〜っ、小学生どものガラクタみたいな自由工作があるわあるわ」
男「おいおい、ガラクタはちょっと酷くない?
良く見ると、僕たちでもちょっと作れそうにないのがちょこちょこあるよ?」
男友「馬鹿、お前。こんなもんはな、どうせこのイベントが終わったら、出来不出来に関わらず
置く場所無くって、ゴミ箱に直行の運命なのさ。だから、ガラクタであってんだよ」
男「そりゃ、昔男友が作ってたストローの鉄砲なら置いといても邪魔だけど……いたいいたいっ!!」
女「……このペンギンの貯金箱。鍵を入れても動くでしょうか」
女友「止めときなさい。中開けたら、謎の鍵が入ってた方の身にもなってみなさいよ」
女「……そうですね。きっと、嬉しくて腰を抜かしてしまうでしょう」
女友「……あー、うん、そうねー」
138 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/07(月) 15:23:36.77 ID:6IoB+FLi0男友「おぉ〜っ、小学生どものガラクタみたいな自由工作があるわあるわ」
男「おいおい、ガラクタはちょっと酷くない?
良く見ると、僕たちでもちょっと作れそうにないのがちょこちょこあるよ?」
男友「馬鹿、お前。こんなもんはな、どうせこのイベントが終わったら、出来不出来に関わらず
置く場所無くって、ゴミ箱に直行の運命なのさ。だから、ガラクタであってんだよ」
男「そりゃ、昔男友が作ってたストローの鉄砲なら置いといても邪魔だけど……いたいいたいっ!!」
女「……このペンギンの貯金箱。鍵を入れても動くでしょうか」
女友「止めときなさい。中開けたら、謎の鍵が入ってた方の身にもなってみなさいよ」
女「……そうですね。きっと、嬉しくて腰を抜かしてしまうでしょう」
女友「……あー、うん、そうねー」
女友「ところで、馬鹿のストロー細工は置いといて。
男や女は、夏休みの宿題で何作ったの?」
女「……南京錠で知恵の輪」
男「割り箸でゴム鉄砲作った!!」
女友「うむっ、お前らそこの馬鹿の事、馬鹿という資格なし!!
いくら自由とは言え、もうちょっとこだわりなさいよ!!」
男「なんだよぉ〜、そういう女友はなに作ったんだよ?」
女友「私? 私はそうねぇ……
あぁ、これこれ、こんな感じの」
つ【割り箸で作られたお城】
女「……おぉー、凄ぉーい」
女友「そっ、そうかなぁ。いやまぁ、流石にこんな力作程ではなかったけど……。
って、おい、なんだ男ども。何をそんな端っこでこそこそとぼやいてんだ。
言いたい事があるなら、男らしくはっきり言えッ!!」
男「いやね。可愛い盛りの女の子が、何を好き好んで城なんか作っちゃうかなぁーと」
男友「まぁ、今の様子から推察するに、その頃からもう男女の天稟が見え隠れしていたという事か。
そうか、だから小学生の時点で女らしい成長も止まったまま……」
女友「ちょっ、何処見てんのよ!! やめろよっ、セクハラだぞ!!(///)」
女「……そうだ、割り箸の代わりに、鍵を使ってお城を作れば」
男「いや、もしあるなら見て見たいとは思うけど。
止めときなよ、それもう小学生の自由工作の域じゃないよ……」
このスレッドの漫画化・イラストを描いてくれる方募集中! お絵かき・投稿はこちら
男や女は、夏休みの宿題で何作ったの?」
女「……南京錠で知恵の輪」
男「割り箸でゴム鉄砲作った!!」
女友「うむっ、お前らそこの馬鹿の事、馬鹿という資格なし!!
いくら自由とは言え、もうちょっとこだわりなさいよ!!」
男「なんだよぉ〜、そういう女友はなに作ったんだよ?」
女友「私? 私はそうねぇ……
あぁ、これこれ、こんな感じの」
つ【割り箸で作られたお城】
女「……おぉー、凄ぉーい」
女友「そっ、そうかなぁ。いやまぁ、流石にこんな力作程ではなかったけど……。
って、おい、なんだ男ども。何をそんな端っこでこそこそとぼやいてんだ。
言いたい事があるなら、男らしくはっきり言えッ!!」
男「いやね。可愛い盛りの女の子が、何を好き好んで城なんか作っちゃうかなぁーと」
男友「まぁ、今の様子から推察するに、その頃からもう男女の天稟が見え隠れしていたという事か。
そうか、だから小学生の時点で女らしい成長も止まったまま……」
女友「ちょっ、何処見てんのよ!! やめろよっ、セクハラだぞ!!(///)」
女「……そうだ、割り箸の代わりに、鍵を使ってお城を作れば」
男「いや、もしあるなら見て見たいとは思うけど。
止めときなよ、それもう小学生の自由工作の域じゃないよ……」
このスレッドの漫画化・イラストを描いてくれる方募集中! お絵かき・投稿はこちら
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