


2 オプナージ ◆TTmYxX.9cE :2008/03/09(日) 12:53:40.70 ID:njEPenpA0
_,,....,,_ 「」
-''"::::::::::::::::\ だってさ。
ヽ::::::::::::::::::::::::::::\ おお、こわいこわい。
|::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ __ _____ ______
|::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', i
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi rr'-, r=;ァ .| .|、i .||
`! !/レi' rr'-, r=;ァ レ'i ノ !Y!  ̄  ̄ 「 !ノ i |
,' ノ !  ̄  ̄ i .レ' L.',. 'ー'-' L」 ノ| .|
( ,ハ 'ー'-' 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、 )>,、 _____,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 13:20:53.96 ID:VYar3I96O-''"::::::::::::::::\ だってさ。
ヽ::::::::::::::::::::::::::::\ おお、こわいこわい。
|::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ __ _____ ______
|::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', i
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
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`! !/レi' rr'-, r=;ァ レ'i ノ !Y!  ̄  ̄ 「 !ノ i |
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( ,ハ 'ー'-' 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /
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男「うわっ髪のびてる」
日本人形「・・・グスン」
男「あっごめんごめん!ロングヘアも可愛いね」
日本人形「・・・////」
こうですか?わかりません><
5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 13:21:24.77 ID:EqkVklXH0日本人形「・・・グスン」
男「あっごめんごめん!ロングヘアも可愛いね」
日本人形「・・・////」
こうですか?わかりません><
>>4
わっふるわっふる
わっふるわっふる
人「晴れて付喪神となりました人形です」
男「あ、どもども」
人「これからよろしく」
男「よろしく」
9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 14:22:36.84 ID:EHiSGlI90男「あ、どもども」
人「これからよろしく」
男「よろしく」
人「あんまり驚かないんですね?」
男「そうでもないですよ?」
人「じゃあもっと別の反応を」
男「おったまげたぁ……これでOKですか?」
人「おぅけぃ?」
10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 14:30:44.28 ID:HMiXNcELO男「そうでもないですよ?」
人「じゃあもっと別の反応を」
男「おったまげたぁ……これでOKですか?」
人「おぅけぃ?」
人形「私だって生きてるんですよ!?もっと丁寧に扱って下さい!」
男「某動く紅茶を飲む洋製人形みたいにか?」
人形「とりあえずお茶下さい」
男「はいはい」
人形「ふぅ…私だって好きでこの人形の中に入ってる訳じゃないのに…」
12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 14:54:44.40 ID:EHiSGlI90男「某動く紅茶を飲む洋製人形みたいにか?」
人形「とりあえずお茶下さい」
男「はいはい」
人形「ふぅ…私だって好きでこの人形の中に入ってる訳じゃないのに…」
人「おぅけぃとは何の事でしょうか?」
男「おぅけい? あー、OKね」
人「はい、そのおぅけぃです」
男「うーん、いいですって事かな?」
人「おぅけぃ……なんとなく分かりました」
13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 14:56:33.94 ID:+dbmgKqDO男「おぅけい? あー、OKね」
人「はい、そのおぅけぃです」
男「うーん、いいですって事かな?」
人「おぅけぃ……なんとなく分かりました」
未知数なスレに出会ってしまった…
14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 14:56:54.52 ID:/62wk5Tv0人形「人はそれを絆とも呼ぶのよ!」
男「うるせえよオカメやろう西洋人形になって出直してきやがれ」
人形「・・・グスン」
こうですか!?わかりません><
15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 15:00:45.02 ID:EHiSGlI90男「うるせえよオカメやろう西洋人形になって出直してきやがれ」
人形「・・・グスン」
こうですか!?わかりません><
人「では改めて」
男「はい」
人「このたびは長きに渡って大切にしていただきありがとうございます」
男「いえいえ。ところでやっぱり99歳ですか?」
人「女性に年を聞くとはなってませんね?」
16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 15:02:32.97 ID:gYThb5keO男「はい」
人「このたびは長きに渡って大切にしていただきありがとうございます」
男「いえいえ。ところでやっぱり99歳ですか?」
人「女性に年を聞くとはなってませんね?」
人形「ギギ…ギギギギ…」
眼から血を流す人形
男「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」
人形「そんな事してもむだだよキャハハハハ。早く死んで」
17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 15:07:53.85 ID:EHiSGlI90眼から血を流す人形
男「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」
人形「そんな事してもむだだよキャハハハハ。早く死んで」
人「まあ良いです。付喪神として生を受けたばかりなので0歳です」
男「ふむ、0歳となると赤子ですね?」
人「分かれば良いです」
男「赤子と会話できるとは奇妙な」
人「人形と会話している段階でそれは……」
18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 15:12:30.47 ID:EHiSGlI90男「ふむ、0歳となると赤子ですね?」
人「分かれば良いです」
男「赤子と会話できるとは奇妙な」
人「人形と会話している段階でそれは……」
人「おぉ、外の世界にはこれほど付喪神居たとは」
男「はい、代々受け継がれた物ばかりでして」
人「驚かぬ訳だ」
男「付喪神になる場面を見たのは初めてです」
人「なら、私と主は特別な間柄か?」
19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 15:27:02.68 ID:EHiSGlI90男「はい、代々受け継がれた物ばかりでして」
人「驚かぬ訳だ」
男「付喪神になる場面を見たのは初めてです」
人「なら、私と主は特別な間柄か?」
人「そんな悩まなくても良いのでは?」
男「優柔不断なもので」
人「ふむ……まぁ、他に頼れる輩もいないので宜しくな」
男「はい、飼い主が見つかるまでは面倒見ましょう」
人「子犬か何かと勘違いしてないかね?」
20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 15:36:57.11 ID:EHiSGlI90男「優柔不断なもので」
人「ふむ……まぁ、他に頼れる輩もいないので宜しくな」
男「はい、飼い主が見つかるまでは面倒見ましょう」
人「子犬か何かと勘違いしてないかね?」
男「粗茶ですがどうぞ」
人「おぉ、一度茶という物を飲んでみたかったのだ」
男「団子もありますよ」
人「うむ、痒い所に手が届く良い主だ」
男「あ、そう言えば生まれたばかりでお金持ってないんですっけ?」
21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 15:41:01.12 ID:EHiSGlI90人「おぉ、一度茶という物を飲んでみたかったのだ」
男「団子もありますよ」
人「うむ、痒い所に手が届く良い主だ」
男「あ、そう言えば生まれたばかりでお金持ってないんですっけ?」
男「うーむ困った、客人でもないペットでも無い人にただで施すのはちょっと」
人「金子を要求するのか!?」
男「はい、人間の世界でお金がかからない物はありませんから」
人「生まれたばかりで持ち合わせ等無いぞ?」
男「あー、それもそうですね」
22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 15:46:45.77 ID:EHiSGlI90人「金子を要求するのか!?」
男「はい、人間の世界でお金がかからない物はありませんから」
人「生まれたばかりで持ち合わせ等無いぞ?」
男「あー、それもそうですね」
男「生まれたばかりの赤子に仕事をさせる程鬼にはなれませんし……」
人「客人として持て成してくれれば良いと思う」
男「元々は所有品にその扱いはちょっと無理が」
人「神を崇める方向で検討してみては?」
男「唯一神が居るのでそれもちょっと」
24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 16:09:32.89 ID:nx8bTXdv0人「客人として持て成してくれれば良いと思う」
男「元々は所有品にその扱いはちょっと無理が」
人「神を崇める方向で検討してみては?」
男「唯一神が居るのでそれもちょっと」
人「髪の毛が伸びてきたわ。人間、切って頂戴」
男「髪の毛の伸びる日本人形…あるある!」
25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 16:20:37.59 ID:nx8bTXdv0男「髪の毛の伸びる日本人形…あるある!」
人「男、お茶を淹れて頂戴」
男「はい」
人「…熱すぎるわ。緑茶は紅茶と違って、沸騰したお湯で
淹れると味が出ないの。わかってるの?」
男「は、はい…」
人「お茶菓子は? 羊羹でも煎餅でもいいわ、何でも持ってきなさい」
男「今、うちにはバームクーヘンぐらいしか…」
人「独逸のお菓子? お茶にそんなものが合うとでも思ってるの?
これだから最近の若い者は…」
男(何歳なんだ?)
人「あら、何これ…美味しいわ! 男、もっとバームクーヘン
持ってきなさい!」
26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 16:22:57.15 ID:EHiSGlI90男「はい」
人「…熱すぎるわ。緑茶は紅茶と違って、沸騰したお湯で
淹れると味が出ないの。わかってるの?」
男「は、はい…」
人「お茶菓子は? 羊羹でも煎餅でもいいわ、何でも持ってきなさい」
男「今、うちにはバームクーヘンぐらいしか…」
人「独逸のお菓子? お茶にそんなものが合うとでも思ってるの?
これだから最近の若い者は…」
男(何歳なんだ?)
人「あら、何これ…美味しいわ! 男、もっとバームクーヘン
持ってきなさい!」
男「何か特技はありますか?」
人「生まれたばかりと言うとるに」
男「どのくらいの知識がありますか?」
人「ずっと人前に居た訳じゃないけど、古くからの知識なら」
男「うーむ」
27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 16:33:08.50 ID:nx8bTXdv0人「生まれたばかりと言うとるに」
男「どのくらいの知識がありますか?」
人「ずっと人前に居た訳じゃないけど、古くからの知識なら」
男「うーむ」
人「レコードはないの? 私が若い頃は、よく聞いていたんだけど…」
男「(人形に老若の概念があるのか?)iPodならあるけど」
人「何よこれ…やけにピカピカして、小さくて…新種のお守りかしら?」
男「今はこれで音楽が聞けるんだよ」
人「ふん、私を馬鹿にするのもいいかげんにおし。こんなラジオより
小さいものから音楽だなんて…」
男「再生…っと」
人「なっ!? 聞こえる…! 聞こえるわ! こんなお守りみたいな
小さなものに、レコード盤が入っているの!?」
28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 16:35:36.17 ID:EHiSGlI90男「(人形に老若の概念があるのか?)iPodならあるけど」
人「何よこれ…やけにピカピカして、小さくて…新種のお守りかしら?」
男「今はこれで音楽が聞けるんだよ」
人「ふん、私を馬鹿にするのもいいかげんにおし。こんなラジオより
小さいものから音楽だなんて…」
男「再生…っと」
人「なっ!? 聞こえる…! 聞こえるわ! こんなお守りみたいな
小さなものに、レコード盤が入っているの!?」
箒「はっはっは、嬢ちゃんの小さい体には無理だな」
男「大きさ的に普通に無理だよね」
人「ぜぇぜぇ、もっと簡単な仕事は無いのか?」
箒「じゃあ、続きをするんで失礼」
男「頼んだよ」
29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 16:42:00.17 ID:nx8bTXdv0男「大きさ的に普通に無理だよね」
人「ぜぇぜぇ、もっと簡単な仕事は無いのか?」
箒「じゃあ、続きをするんで失礼」
男「頼んだよ」
男「髪の毛が伸びるということは、当然、下の毛も…」
人「げ、下品な口を聞くなっ! それでもお前は日本男児か!?」
男「その口調、大和撫子って奴か!? もっと罵ってくれ!」
人「私が眠っている間に、日本の男は変わり果ててしまった…」
30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 16:42:13.12 ID:EHiSGlI90人「げ、下品な口を聞くなっ! それでもお前は日本男児か!?」
男「その口調、大和撫子って奴か!? もっと罵ってくれ!」
人「私が眠っている間に、日本の男は変わり果ててしまった…」
人「何か私の大きさで出来る仕事を知らないですか?」
猫「んにゃ? 私は主のペットだから仕事なんて物は持ってないよ」
人「箒さんの他に付喪神の心当たりはありませんかね?」
猫「色々居るが、お嬢ちゃんの大きさに見合って分けられる仕事は無いと思う」
人「うぅ、生まれて初日で仕事探しに走り回る事になるとは……」
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 16:45:36.29 ID:EHiSGlI90猫「んにゃ? 私は主のペットだから仕事なんて物は持ってないよ」
人「箒さんの他に付喪神の心当たりはありませんかね?」
猫「色々居るが、お嬢ちゃんの大きさに見合って分けられる仕事は無いと思う」
人「うぅ、生まれて初日で仕事探しに走り回る事になるとは……」
人「うーむ、神ですらないから仕事など無いと……」
犬「くぅ〜ん」
人「いやいや、犬殿に落ち度は無いですよ」
犬「わんわん!」
人「つらい御時世、互いに生き抜きましょう」
32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 16:47:20.69 ID:evHke0HK0犬「くぅ〜ん」
人「いやいや、犬殿に落ち度は無いですよ」
犬「わんわん!」
人「つらい御時世、互いに生き抜きましょう」
男「くそぅ、レポートが全く進まん」
人「そうか」
男「・・・喉が乾いた。カラカラだなぁ」
人「困ったのう」
男「・・・・そういやお腹も減ったな。肩もこったぞ〜」
人「そうかそうか。大変じゃのう」
男「・・・・・」
人「ふむ」
男「なんの利用価値もないならせめて俺のあぐらから降りてくれ。
ちなみに最初以外は全てお前が原因で起きた問題だ」
人「全然お主が構ってくれんものだからせめて人肌をと思ってここに座っていたのだがなぁ」
男「わかるのかよ人肌ってものが」
人「わからん。が、行動に意味があるとわしは考えておる」
男「そうかい」
人「そうなのじゃ」
男「でもどけ」
人「だが断る」
33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 16:47:58.64 ID:EHiSGlI90人「そうか」
男「・・・喉が乾いた。カラカラだなぁ」
人「困ったのう」
男「・・・・そういやお腹も減ったな。肩もこったぞ〜」
人「そうかそうか。大変じゃのう」
男「・・・・・」
人「ふむ」
男「なんの利用価値もないならせめて俺のあぐらから降りてくれ。
ちなみに最初以外は全てお前が原因で起きた問題だ」
人「全然お主が構ってくれんものだからせめて人肌をと思ってここに座っていたのだがなぁ」
男「わかるのかよ人肌ってものが」
人「わからん。が、行動に意味があるとわしは考えておる」
男「そうかい」
人「そうなのじゃ」
男「でもどけ」
人「だが断る」
人「何? 中の人が出かけるとな」
男「そうなんですよ、今は仕事を探していても拉致が空かないです」
人「うーむ、致し方ない」
男「まぁ、夜には帰るそうなので仕事探しはその後でも遅くないです」
人「了解した。ところで中の人とは何ぞ?」
39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 16:57:12.54 ID:nx8bTXdv0男「そうなんですよ、今は仕事を探していても拉致が空かないです」
人「うーむ、致し方ない」
男「まぁ、夜には帰るそうなので仕事探しはその後でも遅くないです」
人「了解した。ところで中の人とは何ぞ?」
人「何? 『落語スレが落ちて残念だ』? スレとは何のことやら
わからぬが、この私が『名人の話芸』というものを聞かせて
しんぜよう」
男「いよっ! 待ってました!」
人「そのかけ声は落語というか、歌舞伎じゃないか?…まぁいい、
とくと聞いてくれぃ」
カチッ
人「えー、おなじみのお笑いを一つ…」
男「ちょっと待て! 今、変なボタン押してなかったか!?」
人「ボタン? 再生装置のことか? 私には何のことやら
わからぬなぁ」
男「あっ! こいつ着物の下にiPod隠し持ってやがった!」
人「な、ななな何をする!? すそをめくるな下郎!」
41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 17:18:21.46 ID:nx8bTXdv0わからぬが、この私が『名人の話芸』というものを聞かせて
しんぜよう」
男「いよっ! 待ってました!」
人「そのかけ声は落語というか、歌舞伎じゃないか?…まぁいい、
とくと聞いてくれぃ」
カチッ
人「えー、おなじみのお笑いを一つ…」
男「ちょっと待て! 今、変なボタン押してなかったか!?」
人「ボタン? 再生装置のことか? 私には何のことやら
わからぬなぁ」
男「あっ! こいつ着物の下にiPod隠し持ってやがった!」
人「な、ななな何をする!? すそをめくるな下郎!」
水仙花「ごきげんよう。私は人形職人であるお父上に作られた、
誇り高き第壱人形、水仙花よぉ」
男(>>1が立て逃げしたスレだからって、このテコ入れは無茶だろう…
あれ? 俺は何を考えているんだ? スレとかテコ入れって何?)
人「久しぶりね、水仙花。前に会った時の干支は猪だったわね」
男(ひょっとして去年? それだと話のスケールが小さくなるな…)
水仙花「あいかわらず古臭い格好してるのねぇ、人形ぅ」
人「あなたのハイカラ趣味には付き合っていられないのだわ、水仙花」
水仙花「世間話は飽きたわぁ、表へ出なさい。今日こそ撫子遊戯の
決着を付けて、私こそが真の大和撫子だということを証明してあげる」
人「それはこっちの台詞なのだわ…水仙花」
男(撫子遊戯…一体どんな戦いなんだ!?)
人「男、鞠を用意して頂戴」
男「まりぃ? そんなもの、うちにあるわけないじゃないか」
水仙花「えぇい、使えない人間ねぇ。鞠がないのなら仕方ないわ。
間抜けな人間のおかげで命拾いしたわねぇ、人形ぅ」
人「本当…これだから最近の若い者は…」
男(あれ? どうして俺が二人がかりで責められてるんだ?)
42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 17:20:06.33 ID:fJZ6DEW8O誇り高き第壱人形、水仙花よぉ」
男(>>1が立て逃げしたスレだからって、このテコ入れは無茶だろう…
あれ? 俺は何を考えているんだ? スレとかテコ入れって何?)
人「久しぶりね、水仙花。前に会った時の干支は猪だったわね」
男(ひょっとして去年? それだと話のスケールが小さくなるな…)
水仙花「あいかわらず古臭い格好してるのねぇ、人形ぅ」
人「あなたのハイカラ趣味には付き合っていられないのだわ、水仙花」
水仙花「世間話は飽きたわぁ、表へ出なさい。今日こそ撫子遊戯の
決着を付けて、私こそが真の大和撫子だということを証明してあげる」
人「それはこっちの台詞なのだわ…水仙花」
男(撫子遊戯…一体どんな戦いなんだ!?)
人「男、鞠を用意して頂戴」
男「まりぃ? そんなもの、うちにあるわけないじゃないか」
水仙花「えぇい、使えない人間ねぇ。鞠がないのなら仕方ないわ。
間抜けな人間のおかげで命拾いしたわねぇ、人形ぅ」
人「本当…これだから最近の若い者は…」
男(あれ? どうして俺が二人がかりで責められてるんだ?)
男「そういえば、髪の毛は伸びるのですか?」
人「気合いを入れれば」
男「ではちょっとお願いします」
うぞうぞ
チョキン
髪の毛の伸びる人形の髪で作ったカツラ新発売!
男「というのはどうですか?」
人「お前天才だな、とでも言うと思ったかこの大戯けが」
43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 17:32:38.46 ID:nx8bTXdv0人「気合いを入れれば」
男「ではちょっとお願いします」
うぞうぞ
チョキン
髪の毛の伸びる人形の髪で作ったカツラ新発売!
男「というのはどうですか?」
人「お前天才だな、とでも言うと思ったかこの大戯けが」
人「出がらしのお茶を飲む趣味はないのだわ。新しい茶葉を
用意しなさい。何、出がらしが勿体無いですって? それは
男が飲めばいいだけのことでしょう? 若いくせに枯れている
あなたには、出がらしのお茶が似合っているわ」
男「何だこの理不尽な扱いは…しかも緑茶代がじわじわと家計を
圧迫していく…」
45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 17:38:10.25 ID:nx8bTXdv0用意しなさい。何、出がらしが勿体無いですって? それは
男が飲めばいいだけのことでしょう? 若いくせに枯れている
あなたには、出がらしのお茶が似合っているわ」
男「何だこの理不尽な扱いは…しかも緑茶代がじわじわと家計を
圧迫していく…」
男「お前を長真寺に郵送する! 供養してもらうんだ!」
人「逆ローゼンメイデンはやめなさい!!」
47 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 17:42:10.51 ID:stXgcA+J0人「逆ローゼンメイデンはやめなさい!!」
人「これは何?」
男「今の時代自分で作らなくても作られてるのが売ってるんだ」
人「ふ〜ん・・・・で、どうやって飲めばいいの?」
男「キャップをあけてそこから飲むんだよ」
人「キャップ?」
男「上についてる白い奴だよ」
なれない手つきでキャップをひねる人形
人「なかなか難しいわね」
男「(指紋がないから滑って空けられないのか)」
人「男、ちょっといいかしら」
男「はいはいあけますよ」
人「最初からそうしなさい」
男「(苦戦する姿がすこし可愛かったなんて言えないな)」
人「なに?」
男「いいえ、なんでもありません」
ほのぼのはだめなのか?
48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 17:44:09.81 ID:mY8LwtodO男「今の時代自分で作らなくても作られてるのが売ってるんだ」
人「ふ〜ん・・・・で、どうやって飲めばいいの?」
男「キャップをあけてそこから飲むんだよ」
人「キャップ?」
男「上についてる白い奴だよ」
なれない手つきでキャップをひねる人形
人「なかなか難しいわね」
男「(指紋がないから滑って空けられないのか)」
人「男、ちょっといいかしら」
男「はいはいあけますよ」
人「最初からそうしなさい」
男「(苦戦する姿がすこし可愛かったなんて言えないな)」
人「なに?」
男「いいえ、なんでもありません」
ほのぼのはだめなのか?
>>47
素晴らしい
50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 17:48:18.71 ID:nx8bTXdv0素晴らしい
人「これが現代の人形ね…まるで鎧武者のように勇ましい姿だわ」
男「それは俺が作った奴だ」
人「凄いわ! 男のこと、ちょっと見直した。昔は人形といえば、
お父上のような一流の職人しか作れなかったのに…へぇ…」
男「ほめられると照れるな…まぁ、元から作りやすいように色分け
してあったりするんだけど」
人「ところで、この人形の名前は何ていうの?」
男「ガンダム」
55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 19:17:21.17 ID:ir6HNeWY0男「それは俺が作った奴だ」
人「凄いわ! 男のこと、ちょっと見直した。昔は人形といえば、
お父上のような一流の職人しか作れなかったのに…へぇ…」
男「ほめられると照れるな…まぁ、元から作りやすいように色分け
してあったりするんだけど」
人「ところで、この人形の名前は何ていうの?」
男「ガンダム」
人「お風呂に入るから、湯上がりに着る浴衣を用意して頂戴」
男「浴衣? しかも人形用のサイズ? そんなもんウチには
ないよ」
人「使えないわねぇ…それじゃ作務衣は?」
男「さむえ? 何それ?」
人「修行中のお坊さんがよく着てる服よ。寝巻き代わりにも
なるんだけど…その様子じゃあ、ないようね。もういいわ、
適当な布と鋏と、裁縫用具を持ってきて」
男「その三つならあるけど、何をするんだ?」
チョキチョキ ヌイヌイ パッ
男「すげぇ! 浴衣ができてる!」
人「布が一枚あれば、大抵の和服は出来上がるのよ」
56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 19:30:04.43 ID:ir6HNeWY0男「浴衣? しかも人形用のサイズ? そんなもんウチには
ないよ」
人「使えないわねぇ…それじゃ作務衣は?」
男「さむえ? 何それ?」
人「修行中のお坊さんがよく着てる服よ。寝巻き代わりにも
なるんだけど…その様子じゃあ、ないようね。もういいわ、
適当な布と鋏と、裁縫用具を持ってきて」
男「その三つならあるけど、何をするんだ?」
チョキチョキ ヌイヌイ パッ
男「すげぇ! 浴衣ができてる!」
人「布が一枚あれば、大抵の和服は出来上がるのよ」
人「安っぽい茶碗しかないのねぇ…いい茶碗なら、もっとお茶が
美味しくなるんだけど。桃山時代の茶碗か、李朝のはないの?」
男「なんでも鑑定団に出せるような茶碗なんて、ウチにあるわけ
ないじゃないか…」
57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 19:42:26.35 ID:wD2e7T95O美味しくなるんだけど。桃山時代の茶碗か、李朝のはないの?」
男「なんでも鑑定団に出せるような茶碗なんて、ウチにあるわけ
ないじゃないか…」
人「ちょ、ちょっと…なによこの着物!?」
男「ドールのドレスだよ。
しかたないだろ、人形用の着物が無かったんだから」
人「だからって…純和風の私にこんなもの着せるなんて…」
男「いやいや、そのアンバランスさがなかなか」
67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 20:43:20.87 ID:stXgcA+J0男「ドールのドレスだよ。
しかたないだろ、人形用の着物が無かったんだから」
人「だからって…純和風の私にこんなもの着せるなんて…」
男「いやいや、そのアンバランスさがなかなか」
ir6HNeWY0どれだけこのスレ愛してるんだw
>>57をぱくる
人「……屈辱だわ」
男「可愛いと思うぞ」
人「…」
男「長い髪とツルペタボディにはやっぱり白いフリフリドレスだな」
人「つるぺたぼでぃ?」
男「俺好みって意味さ」
人「うっ…ま、まぁ養ってもらってる立場だしこのくらいのことならたまにしてあげるわよ」
男「ツンデレまで会得したか」
人「つんでれ?もっと私がわかる言葉にしなさい」
男「ほんとお前って可愛いよなぁ」
人「そう思うならもっと大事に手入れしなさい!」
和人形って胸ないよな?
70 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 20:58:22.08 ID:umRYLoRoO>>57をぱくる
人「……屈辱だわ」
男「可愛いと思うぞ」
人「…」
男「長い髪とツルペタボディにはやっぱり白いフリフリドレスだな」
人「つるぺたぼでぃ?」
男「俺好みって意味さ」
人「うっ…ま、まぁ養ってもらってる立場だしこのくらいのことならたまにしてあげるわよ」
男「ツンデレまで会得したか」
人「つんでれ?もっと私がわかる言葉にしなさい」
男「ほんとお前って可愛いよなぁ」
人「そう思うならもっと大事に手入れしなさい!」
和人形って胸ないよな?
>>67
横文字分からない日本人形いい!
58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 19:42:53.89 ID:ir6HNeWY0横文字分からない日本人形いい!
人「この書き手不足っぷりは仕方ねぇなぁ、口調を変えて
テコ入れしてやるですぅ」
男「和風ローゼンって言われてるから、翠星石のコピー的な
何かか? まぁ日本人形が江戸っ子ってのはおかしくは
ないかもしれないけど…」
人「何を言ってやがるですか、そもそも件の翠星石ですら、
軽く江戸っ子口調が入ってるじゃあねぇですか。こちとら
落語デレで書ききれなかった江戸っ子風の言葉ぁ使って、
ちょいと小粋に一肌脱いでやろうてぇ寸法ですぅ」
男(ますます書くのが大変になりそう…)
59 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 19:55:11.68 ID:ir6HNeWY0テコ入れしてやるですぅ」
男「和風ローゼンって言われてるから、翠星石のコピー的な
何かか? まぁ日本人形が江戸っ子ってのはおかしくは
ないかもしれないけど…」
人「何を言ってやがるですか、そもそも件の翠星石ですら、
軽く江戸っ子口調が入ってるじゃあねぇですか。こちとら
落語デレで書ききれなかった江戸っ子風の言葉ぁ使って、
ちょいと小粋に一肌脱いでやろうてぇ寸法ですぅ」
男(ますます書くのが大変になりそう…)
人「こいつぁ凄いですぅ。私の若い頃ぁ重くてかさばる
レコードと蓄音機しかなかったのが、こんなに小さく
なっちまうたぁ、夢にも思わなかったですぅ」
男「また落語のCD買ってきて…それもiPodにいれるのか?」
人「今は面白ぇ時代ですねぇ。この懐中時計みたいな
ピカピカする小せぇ奴に、CDてぇのが何枚も入っちまうですぅ」
男「人形が欲しがるようなCDって、古いしマイナーだからダウン
ロードで買えなくて、余計に金がかかるんだよなぁ…」
人「また金勘定の話ですかぁ? 江戸っ子は宵越しの金は
持たねぇもんですぅ」
男「人形が江戸っ子でも、俺は江戸っ子じゃないの! ましてや
俺の財布は江戸っ子でも何でもないの!」
60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 20:01:22.65 ID:M0S+OjwqOレコードと蓄音機しかなかったのが、こんなに小さく
なっちまうたぁ、夢にも思わなかったですぅ」
男「また落語のCD買ってきて…それもiPodにいれるのか?」
人「今は面白ぇ時代ですねぇ。この懐中時計みたいな
ピカピカする小せぇ奴に、CDてぇのが何枚も入っちまうですぅ」
男「人形が欲しがるようなCDって、古いしマイナーだからダウン
ロードで買えなくて、余計に金がかかるんだよなぁ…」
人「また金勘定の話ですかぁ? 江戸っ子は宵越しの金は
持たねぇもんですぅ」
男「人形が江戸っ子でも、俺は江戸っ子じゃないの! ましてや
俺の財布は江戸っ子でも何でもないの!」
人形「簪が折れちまったじゃないですか」
男「あっ、そう」
人形「他人事みたいに…けしからんから縁側で寒風に晒されて立ってやがれですぅ!」
男「いやだ」
人形「…うわあぁぁん」
男「あぁ、悪うござんした」
人形「…ちっ、嘘泣きだとばれやがったですぅ…」
男「…ちょっと、目がうるんでないか?」
人形「そ、そんなことあるわけないですぅ!……」
62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 20:10:38.12 ID:ir6HNeWY0男「あっ、そう」
人形「他人事みたいに…けしからんから縁側で寒風に晒されて立ってやがれですぅ!」
男「いやだ」
人形「…うわあぁぁん」
男「あぁ、悪うござんした」
人形「…ちっ、嘘泣きだとばれやがったですぅ…」
男「…ちょっと、目がうるんでないか?」
人形「そ、そんなことあるわけないですぅ!……」
人「おい男ぉ、風呂の用意をしやがれですぅ」
男「また風呂かよ。そんなに湯船に浸かったら溶けないか?」
人「こちとら熱湯かぶっただけで溶けるような安っぽい素材は、
使っちゃいねぇですぅ。江戸っ子は三度のメシより風呂が
好き、風呂に入るなんざ朝飯前って相場が決まってるんですぅ」
男「朝飯前の風呂…つまり、朝風呂だな」
人「『朝飯前』って慣用句をそのまま字面通りに受け取るんじゃ
ねぇですぅ。…ったくもう、べらぼーな頭してやがるですぅ」
63 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 20:24:25.20 ID:ir6HNeWY0男「また風呂かよ。そんなに湯船に浸かったら溶けないか?」
人「こちとら熱湯かぶっただけで溶けるような安っぽい素材は、
使っちゃいねぇですぅ。江戸っ子は三度のメシより風呂が
好き、風呂に入るなんざ朝飯前って相場が決まってるんですぅ」
男「朝飯前の風呂…つまり、朝風呂だな」
人「『朝飯前』って慣用句をそのまま字面通りに受け取るんじゃ
ねぇですぅ。…ったくもう、べらぼーな頭してやがるですぅ」
人「来年からは私がお雛様として飾られてやるから、
感謝しやがれですぅ」
男「お内裏様は?」
人「お内裏様ぁ? そりゃあもう、お、おと…おと…」
男「…?」
人「てやんでぇ、べらぼうめぇ! つらぁ真っ赤にしやがって、
気色の悪ぃ野郎ですぅ!」
男「お前だよ」
66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 20:35:08.49 ID:ir6HNeWY0感謝しやがれですぅ」
男「お内裏様は?」
人「お内裏様ぁ? そりゃあもう、お、おと…おと…」
男「…?」
人「てやんでぇ、べらぼうめぇ! つらぁ真っ赤にしやがって、
気色の悪ぃ野郎ですぅ!」
男「お前だよ」
漱石「やぁ、男君」
男「千円札の人!?」
漱石「スレの流れがローゼンメイデン、しかも和風とくれば、
文豪の中でも最も薔薇乙女っぽい名前を持つ、僕の
出番だよ」
男「文豪を相手にこんなことを言うのは気が引けるけど、
お引取り下さい」
漱石「な、何だって!? うう、君に否定されたショックで
胃潰瘍が悪化した…」
68 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 20:51:32.18 ID:ir6HNeWY0男「千円札の人!?」
漱石「スレの流れがローゼンメイデン、しかも和風とくれば、
文豪の中でも最も薔薇乙女っぽい名前を持つ、僕の
出番だよ」
男「文豪を相手にこんなことを言うのは気が引けるけど、
お引取り下さい」
漱石「な、何だって!? うう、君に否定されたショックで
胃潰瘍が悪化した…」
人「五月人形の準備ぃ、できてるですか?」
男「まだ3月だってのに5月の心配をするたぁ気が早い
…あ、人形の口調がうつった」
人「人間のくせに人形に影響されるたぁ、ざまぁねぇなぁ
ですぅ。…ま、一緒に毎日くらしてるんだから、口調が
似てくるのも自然の道理ってもんですぅ…ふふふ」
男「最後の方、小声でボソボソしてて聞き取れなかったぞ?」
人「最後の方? 何を言ってるんだかわからねぇなぁですぅ。
五月人形がないのなら、特別に私が飾られてやっても
いいですよ?」
男「最初からそれが言いたかったのか」
人「五月人形てぇもんは鎧着込んで武装してるもんですから、
男が持ってるガンダムの中身ぃくりぬいて、私が着込んで
やるですぅ」
男「それなんてMS少女? ちなみにあのでかいガンダムは
高かったから却下ね。くりぬくなんて、もってのほか」
人「え〜!?」
69 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 20:54:20.98 ID:stXgcA+J0男「まだ3月だってのに5月の心配をするたぁ気が早い
…あ、人形の口調がうつった」
人「人間のくせに人形に影響されるたぁ、ざまぁねぇなぁ
ですぅ。…ま、一緒に毎日くらしてるんだから、口調が
似てくるのも自然の道理ってもんですぅ…ふふふ」
男「最後の方、小声でボソボソしてて聞き取れなかったぞ?」
人「最後の方? 何を言ってるんだかわからねぇなぁですぅ。
五月人形がないのなら、特別に私が飾られてやっても
いいですよ?」
男「最初からそれが言いたかったのか」
人「五月人形てぇもんは鎧着込んで武装してるもんですから、
男が持ってるガンダムの中身ぃくりぬいて、私が着込んで
やるですぅ」
男「それなんてMS少女? ちなみにあのでかいガンダムは
高かったから却下ね。くりぬくなんて、もってのほか」
人「え〜!?」
男「今日は一日中ニート生活してる人形に遊び相手つれてきたぜ!」
人「だれがニートですって!」
男「なっ、横文字を解読しやがっただと!?」
人「ちゃんと勉学にいそしんでるのよ誰かさんと違ってね」
男「まぁそんなことはおいといて・・・・ほれ」
人「何よこれ・・・」
男「遊び相手っていったろ?だから新しい人形を税込み29800円で買ってきたのさ」
人「そうじゃなくて…まあいいわ」
男「?」
人「ほら、貴女もいつまでそうしてる気なの?ばれてるわよ」
洋人形(以下:洋)「あちゃー、ばれたかぁ」
男「・・・返品してくる」
洋「そうはさせない!」
男「ちょ、レシート燃やすな!ってなに変な能力もってるんだおまえは!?」
洋「教養の差よ」
人「男って変なもの探す才能だけはあるようね」
洋「ちょっとぉ、誰が変なものだってのいうのよ」
男「変なのがまた増えた・・・」
人「自業自得ね」
よく考えれば和製の違う種類の人形にすればよかったけどまぁいいか!
71 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 20:59:36.32 ID:ir6HNeWY0人「だれがニートですって!」
男「なっ、横文字を解読しやがっただと!?」
人「ちゃんと勉学にいそしんでるのよ誰かさんと違ってね」
男「まぁそんなことはおいといて・・・・ほれ」
人「何よこれ・・・」
男「遊び相手っていったろ?だから新しい人形を税込み29800円で買ってきたのさ」
人「そうじゃなくて…まあいいわ」
男「?」
人「ほら、貴女もいつまでそうしてる気なの?ばれてるわよ」
洋人形(以下:洋)「あちゃー、ばれたかぁ」
男「・・・返品してくる」
洋「そうはさせない!」
男「ちょ、レシート燃やすな!ってなに変な能力もってるんだおまえは!?」
洋「教養の差よ」
人「男って変なもの探す才能だけはあるようね」
洋「ちょっとぉ、誰が変なものだってのいうのよ」
男「変なのがまた増えた・・・」
人「自業自得ね」
よく考えれば和製の違う種類の人形にすればよかったけどまぁいいか!
こけし「こんばんは…」
男「なんという寸胴! バストもウエストもヒップも
おんなじ大きさだ!」
こけし「失礼な…罰として…呪う…」
男「へ?」
こけし「子消し子消し子消し子消し子消し子消し子消し
子消し子消し子消し子消し子消し子消し子消し…」
男「うわぎゃあああああああああああーっ!!?」
72 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 21:15:18.38 ID:ir6HNeWY0男「なんという寸胴! バストもウエストもヒップも
おんなじ大きさだ!」
こけし「失礼な…罰として…呪う…」
男「へ?」
こけし「子消し子消し子消し子消し子消し子消し子消し
子消し子消し子消し子消し子消し子消し子消し…」
男「うわぎゃあああああああああああーっ!!?」
人「ほら、男のために茶ぁ沸かしてやったですぅ。冷めない内に
飲みやがれですぅ」
男「人形がお茶を淹れてくれるなんて珍しいなぁ。あれかな?
からくり人形としてお茶を運んでいた時の記憶が蘇ったとか?」
人「こ、こいつぅ! 人がせっかく茶ぁ沸かしてやったのに、何ですか
その言い草はっ! こんなにべらぼうな奴ぁ、見たことがねぇ
ですぅ!!」
男(あれ? いつも通り軽く返事したのに大激怒してる?)
73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 21:21:38.54 ID:stXgcA+J0飲みやがれですぅ」
男「人形がお茶を淹れてくれるなんて珍しいなぁ。あれかな?
からくり人形としてお茶を運んでいた時の記憶が蘇ったとか?」
人「こ、こいつぅ! 人がせっかく茶ぁ沸かしてやったのに、何ですか
その言い草はっ! こんなにべらぼうな奴ぁ、見たことがねぇ
ですぅ!!」
男(あれ? いつも通り軽く返事したのに大激怒してる?)
男「ごめん」
人「もう怒ってないからいいわ」
男「いやでも人形だって女の子だし…」
人「だからもう言わないで…」
男「…ほんとごめん」
人「額に肉って字ぐらいどうってこと・・・ない・・・わ」
男「まさかしみこんで消えないなんて」
なんとなくお題があれば伸びそうな気がする(約1名的な意味で
76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 21:33:42.91 ID:2C0JBDAH0人「もう怒ってないからいいわ」
男「いやでも人形だって女の子だし…」
人「だからもう言わないで…」
男「…ほんとごめん」
人「額に肉って字ぐらいどうってこと・・・ない・・・わ」
男「まさかしみこんで消えないなんて」
なんとなくお題があれば伸びそうな気がする(約1名的な意味で
お題
ダッチワイフという存在を知った人形
77 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 21:43:25.80 ID:ir6HNeWY0ダッチワイフという存在を知った人形
>>76+ID:stXgcA+J0の人形で
人「性愛玩具ですって!? 不潔なっ! 私が若い頃の日本には、
そんな破廉恥な人形などなかった…これは堕落の象徴だわ!」
男「なぜそこまで頑なに横文字を使わないのか」
83 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 21:53:46.13 ID:EHiSGlI90人「性愛玩具ですって!? 不潔なっ! 私が若い頃の日本には、
そんな破廉恥な人形などなかった…これは堕落の象徴だわ!」
男「なぜそこまで頑なに横文字を使わないのか」
男「ところで人間と同じ、食べなければ死んでしまうのですか?」
人「(ごくん)多分食べなくても死なないと思うが……」
人「食べているとこう……うーむ、的確な言葉が見つからない」
男「お茶まだ飲みますか?」
人「(もぐもぐ)うむ」
84 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 21:55:15.92 ID:stXgcA+J0人「(ごくん)多分食べなくても死なないと思うが……」
人「食べているとこう……うーむ、的確な言葉が見つからない」
男「お茶まだ飲みますか?」
人「(もぐもぐ)うむ」
人「何これ……」
日課になったインターネットでの現在の情報集め&勉強
その中でふとした出来心で見つけてしまったサイト
人「この時代の男って人形で性欲処理するの?」
ラブドールのサイトを開いた人形
そこでみた精巧なドールに釘付けになる
人「でもすごいわね…ここまで忠実に再現しなくてもいい気がするのに」
つい男がドールを使うところを想像してしまう
人「別に男がどう性欲を処理しようが関係ないわよね」
自分の腕を触る…硬い
サイトにある人形と自分の差を感じてしまう
人「ふふ、何を期待してるのやら」
自分が所詮作り物だと思うと泣けてくる
人「涙どころか血すら流れてないのにね」
自分が何を思っているかたまにわからなくなる
男とそういう関係になりたいのか?人になりたいのか?なんで心を持ったのか?
人「ふぅ…寝よっと」
いつからだろう、心の無い人形に戻りたくないと思いだしたのは
広げすぎた
88 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 22:11:18.89 ID:ir6HNeWY0日課になったインターネットでの現在の情報集め&勉強
その中でふとした出来心で見つけてしまったサイト
人「この時代の男って人形で性欲処理するの?」
ラブドールのサイトを開いた人形
そこでみた精巧なドールに釘付けになる
人「でもすごいわね…ここまで忠実に再現しなくてもいい気がするのに」
つい男がドールを使うところを想像してしまう
人「別に男がどう性欲を処理しようが関係ないわよね」
自分の腕を触る…硬い
サイトにある人形と自分の差を感じてしまう
人「ふふ、何を期待してるのやら」
自分が所詮作り物だと思うと泣けてくる
人「涙どころか血すら流れてないのにね」
自分が何を思っているかたまにわからなくなる
男とそういう関係になりたいのか?人になりたいのか?なんで心を持ったのか?
人「ふぅ…寝よっと」
いつからだろう、心の無い人形に戻りたくないと思いだしたのは
広げすぎた
人「あーがー まえばー♪」
男「?」
人「てるつきー とよむなり♪」
男「??」
人「…『攻殻機動隊』にも『人形』は出てくるでしょう?
今のは、それの挿入歌よ」
男「日本人形とSFの歌ってミスマッチだなぁ」
人「だがそれがいい」
男「それは自分で言っちゃダメなセリフですよ」
89 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 22:12:16.84 ID:EHiSGlI90男「?」
人「てるつきー とよむなり♪」
男「??」
人「…『攻殻機動隊』にも『人形』は出てくるでしょう?
今のは、それの挿入歌よ」
男「日本人形とSFの歌ってミスマッチだなぁ」
人「だがそれがいい」
男「それは自分で言っちゃダメなセリフですよ」
男「とりあえず仕事探しは明日で良いでしょう」
人「そうか? すまぬな」
男「何を謝るんです?」
人「付喪神になるまで代々大切にしてもらったのに何も出来ずに……」
男「いえいえ、私が少しだけ守銭奴なだけです」
90 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 22:17:37.11 ID:n4CNYxAp0人「そうか? すまぬな」
男「何を謝るんです?」
人「付喪神になるまで代々大切にしてもらったのに何も出来ずに……」
男「いえいえ、私が少しだけ守銭奴なだけです」
人形「なにかしら、この変な棒は…なになに…コケシ?ふーん現代にもあるのね」
人形「随分柔らかいのね(プニプニ)」
人形「えい、えい(プニプニ…カチッ!)」
コケシ「ヴヴヴヴヴヴヴ」
人形「きゃあああ!?こ、こけしが動いたぁ!?」
91 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 22:20:27.60 ID:EHiSGlI90人形「随分柔らかいのね(プニプニ)」
人形「えい、えい(プニプニ…カチッ!)」
コケシ「ヴヴヴヴヴヴヴ」
人形「きゃあああ!?こ、こけしが動いたぁ!?」
人「そうだ、夜伽話をして上げよう」
男「お? 期待しても良いんですか?」
人「うむ、では手始めに主の祖父から聞かされた滑稽な話から」
男「あの世の話じゃないですよね?」
人「夜も更け、闇々が遷……ぬぬ、落ちを知られていては話甲斐が無い」
96 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 22:29:25.98 ID:ir6HNeWY0男「お? 期待しても良いんですか?」
人「うむ、では手始めに主の祖父から聞かされた滑稽な話から」
男「あの世の話じゃないですよね?」
人「夜も更け、闇々が遷……ぬぬ、落ちを知られていては話甲斐が無い」
人「私のお父上は、西洋の技術を積極的に取り入れる
人形職人だったわ。実は私にも、西洋の人形を模して
取り入れられた機能があるの…」
男「なぁに?」
人「二人だけの秘密にするって…約束してくれる?」
男「う、うん…!」
人「そう…なら、男だけに特別に見せてあげるわ」
パカッ
人形(中)「これが」
人形(小)「私の」
人形(微小)「秘密」
人形(極小)「なのよ」
男「マトリョーシカ!?」
97 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 22:29:53.93 ID:n4CNYxAp0人形職人だったわ。実は私にも、西洋の人形を模して
取り入れられた機能があるの…」
男「なぁに?」
人「二人だけの秘密にするって…約束してくれる?」
男「う、うん…!」
人「そう…なら、男だけに特別に見せてあげるわ」
パカッ
人形(中)「これが」
人形(小)「私の」
人形(微小)「秘密」
人形(極小)「なのよ」
男「マトリョーシカ!?」
男「お前が叫び声出すなんてなw」
人形「何よ!しょうがないでしょ!びっくりしたんだから!」
男「そんなに怒るなってば」
人形「もう、コケシが動くなんて普通じゃないわ」
男(人形も普通じゃないと思うが…)
人形「ところでこのコケシが動くのには意味があるの?」
男「え゛…?」
98 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 22:38:12.07 ID:ir6HNeWY0人形「何よ!しょうがないでしょ!びっくりしたんだから!」
男「そんなに怒るなってば」
人形「もう、コケシが動くなんて普通じゃないわ」
男(人形も普通じゃないと思うが…)
人形「ところでこのコケシが動くのには意味があるの?」
男「え゛…?」
人「男、これを一緒に持ち上げて! 重すぎて間接が
砕けてしまいそうよ!」
男「人間の俺にも『からくりサーカス』全巻を一気に
持ち上げるのは難しいなぁ」
人「非力なのね…役立たず」
男「むむぅ…っ!」
99 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 22:38:38.87 ID:b1P043D+0砕けてしまいそうよ!」
男「人間の俺にも『からくりサーカス』全巻を一気に
持ち上げるのは難しいなぁ」
人「非力なのね…役立たず」
男「むむぅ…っ!」
谷川俊太郎の「なおみ」(福音館書店)を思い出してしまった……もう駄目だ……
「なおみ」を知らん奴はあえて調べないでほしい……
俺に代わって純粋な心でこのスレを楽しんでくれ……
100 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 22:41:39.04 ID:HP49e5mg0「なおみ」を知らん奴はあえて調べないでほしい……
俺に代わって純粋な心でこのスレを楽しんでくれ……
>>99
俺は稲川……いや、なんでもない……
ピンとこなかった奴は調べないほうがいい……
101 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 22:44:40.58 ID:eFmM6EBs0俺は稲川……いや、なんでもない……
ピンとこなかった奴は調べないほうがいい……
イノセンスじゃないのか…
102 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 22:49:58.71 ID:ir6HNeWY0男「あれ…押入れに入れっぱなしだった人形が大きくなってる…?
気のせいだよな、そんな…あはは…」
男「やっぱりだ…髪も伸びてる…!」
男「こいつ…だんだん人間と同じ大きさになってきてるぞ…!?」
男「押入れの人形の成長に気づいてから、だいぶ経つな…
今日はどこが変化しているんだろう…?」
男「…うああっ!? 巨乳になってるぅぅ!! いやっほぉぉぉ!!!」
人形(単純な奴め…こいつも所詮は男か)
103 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 22:58:19.41 ID:h3ccFYNBO気のせいだよな、そんな…あはは…」
男「やっぱりだ…髪も伸びてる…!」
男「こいつ…だんだん人間と同じ大きさになってきてるぞ…!?」
男「押入れの人形の成長に気づいてから、だいぶ経つな…
今日はどこが変化しているんだろう…?」
男「…うああっ!? 巨乳になってるぅぅ!! いやっほぉぉぉ!!!」
人形(単純な奴め…こいつも所詮は男か)
ハダリだよな……?
104 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 22:58:39.58 ID:n4CNYxAp0男「そ、それはな…」
人形「それは?」
男「アレだよ。按摩」
人形「はぁ?アンマぁ?全く…赤子の霊に祟られても知らないわよ?」
男「多分一生使わないから大丈夫」
数日後…
人形「男!お茶淹れなさいよお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛」
男「はいはい…(ま〜た跨ってやがる)」
人形「茶菓子も忘れないでねえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛」
男(う〜む、この図はなかなか…)
人形「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
コケシ「ヴヴヴヴヴヴヴ…」
105 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 23:00:02.15 ID:EHiSGlI90人形「それは?」
男「アレだよ。按摩」
人形「はぁ?アンマぁ?全く…赤子の霊に祟られても知らないわよ?」
男「多分一生使わないから大丈夫」
数日後…
人形「男!お茶淹れなさいよお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛」
男「はいはい…(ま〜た跨ってやがる)」
人形「茶菓子も忘れないでねえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛」
男(う〜む、この図はなかなか…)
人形「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
コケシ「ヴヴヴヴヴヴヴ…」
人「――焼かれながらも谷の其処へと落ちて行ったそうな……」
人「おや、寝てしまったか?」
男「最後まで聞いてたよ」
人「声が蕩けてる」
男「心地良く落ちれそうだ」
114 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 23:12:45.97 ID:ir6HNeWY0人「おや、寝てしまったか?」
男「最後まで聞いてたよ」
人「声が蕩けてる」
男「心地良く落ちれそうだ」
人「お、男ぉ…怖いよ、男ぉ…!」ガクガクブルブル
男「ん? 何があったんだ?」
人「こんな台詞は大和撫子を目指す私にはふさわしく
ないけど…今夜は一緒に寝て頂戴…っ!」ガクガクブルブル
男「いきなり抱きついてきて…今夜の人形は何か変だぞ?」
人「人形が祟り神になるなんて…怖すぎるよぉ…!!」ガクガクブルブル
男「ちょっ!? お前も呪いの人形みたいなもんだろうが!」
117 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 23:16:22.74 ID:EHiSGlI90男「ん? 何があったんだ?」
人「こんな台詞は大和撫子を目指す私にはふさわしく
ないけど…今夜は一緒に寝て頂戴…っ!」ガクガクブルブル
男「いきなり抱きついてきて…今夜の人形は何か変だぞ?」
人「人形が祟り神になるなんて…怖すぎるよぉ…!!」ガクガクブルブル
男「ちょっ!? お前も呪いの人形みたいなもんだろうが!」
男「寝ないのですか?」
人「それは寂しい促しだな……」
男「寂しいとな?」
人「私はつい先ほどまで延々と眠っていたのだ、主は私にそれを望むか?」
男「いえ、生き物としての休息の眠りですよ」
118 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 23:21:57.94 ID:EHiSGlI90人「それは寂しい促しだな……」
男「寂しいとな?」
人「私はつい先ほどまで延々と眠っていたのだ、主は私にそれを望むか?」
男「いえ、生き物としての休息の眠りですよ」
人「知識だけでしか分からぬ」
男「真似るだけ真似てみては?」
人「うむ……」
男「……」
120 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 23:32:08.26 ID:EHiSGlI90男「真似るだけ真似てみては?」
人「うむ……」
男「……」
人(同じ向きをしてみよう)
人(布団とやらに潜らねば)
人(主の胸元は暖かいのぉ)
人(なるほど、これほど安心して良い事があったとは……)
人(先ほどまでとは大違いだ……)
121 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 23:37:17.10 ID:ir6HNeWY0人(布団とやらに潜らねば)
人(主の胸元は暖かいのぉ)
人(なるほど、これほど安心して良い事があったとは……)
人(先ほどまでとは大違いだ……)
人「そういえば…ふふ、そうであったな…とうに忘れておったわ」
男「おや、人形の様子が…?」
人「この私を気安く呼び捨てるな、下郎!」
男「ひぃっ!?」
人「人の形を成しながら、魂を持たぬ器である人形ほど、霊魂の
取り憑き易いものはない…そして取り憑く霊魂は、人間のもの
だけとは限らぬのじゃ…」
男「ま、まさか…!」
人「ほほう、それなりの勘はあるようじゃなぁ…何を隠そう
この人形の器の中には、何百年もの時を生きた化け狐、
つまり私の霊魂が封じられているのじゃあ!」
男「ミステリアスな日本人形と狐…な、なんて強力なんだ!!
(萌え要素的に考えて)」
人「ふふふ…私の霊力に恐れおののくがいい…」
122 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 23:41:22.10 ID:stXgcA+J0男「おや、人形の様子が…?」
人「この私を気安く呼び捨てるな、下郎!」
男「ひぃっ!?」
人「人の形を成しながら、魂を持たぬ器である人形ほど、霊魂の
取り憑き易いものはない…そして取り憑く霊魂は、人間のもの
だけとは限らぬのじゃ…」
男「ま、まさか…!」
人「ほほう、それなりの勘はあるようじゃなぁ…何を隠そう
この人形の器の中には、何百年もの時を生きた化け狐、
つまり私の霊魂が封じられているのじゃあ!」
男「ミステリアスな日本人形と狐…な、なんて強力なんだ!!
(萌え要素的に考えて)」
人「ふふふ…私の霊力に恐れおののくがいい…」
>>121また勝手にぱk(ry
男「買ってきたぞ!」
人「なんじゃこれは?」
男「狐ミミに尻尾だ!」
人「たしかに狐と言ったが・・・」
男「ほらつけてやるからじっとしてろ」
人「う、うむ」
男「これは意外につける場所迷うな・・・」
人「てきとうでいいじゃろうそんなもの」
男「尻尾からつけるか」
人「こ、こら!裾をめくる出ないわ!!」
男「・・・・・はいてなグフッ!?」
人「この破廉恥めが」
男「誤るんで見えない攻撃はやめてください…」
123 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 23:42:21.75 ID:3pOjVi1b0男「買ってきたぞ!」
人「なんじゃこれは?」
男「狐ミミに尻尾だ!」
人「たしかに狐と言ったが・・・」
男「ほらつけてやるからじっとしてろ」
人「う、うむ」
男「これは意外につける場所迷うな・・・」
人「てきとうでいいじゃろうそんなもの」
男「尻尾からつけるか」
人「こ、こら!裾をめくる出ないわ!!」
男「・・・・・はいてなグフッ!?」
人「この破廉恥めが」
男「誤るんで見えない攻撃はやめてください…」
男「ただいまー」
人「お〜と〜こぉ〜……」
男「う、うわぁぁぁぁ!!!顔が見えないぐらい髪が伸びてるぅぅぅぅ!!!」
人「う……ううう……」
男「ひぇぇぇぇぇ何か分からんけどごめんなさい!!!お願いだから呪いだけはぁぁぁぁ!!」(バターン
人「ま、待て男!話を聞いてくれー!」
男「全く、『髪梳いてたら引っ掛かって首が後ろ向きになった』って、何て人騒がせな…」
人「人の話も聞かずに勝手に腰を抜かしたお主が悪いんじゃろうが。いいから早う首を戻さんか」
男「はいはい。これじゃどっちが人形かわかりゃしない……」(クリクリ
人「おうよしよし。やっと落ち着いた……。ついでじゃ、改めて髪を梳いてくれ」
男「あー、はいはいわかったよ」
124 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 23:51:01.24 ID:B6k0BP4U0人「お〜と〜こぉ〜……」
男「う、うわぁぁぁぁ!!!顔が見えないぐらい髪が伸びてるぅぅぅぅ!!!」
人「う……ううう……」
男「ひぇぇぇぇぇ何か分からんけどごめんなさい!!!お願いだから呪いだけはぁぁぁぁ!!」(バターン
人「ま、待て男!話を聞いてくれー!」
男「全く、『髪梳いてたら引っ掛かって首が後ろ向きになった』って、何て人騒がせな…」
人「人の話も聞かずに勝手に腰を抜かしたお主が悪いんじゃろうが。いいから早う首を戻さんか」
男「はいはい。これじゃどっちが人形かわかりゃしない……」(クリクリ
人「おうよしよし。やっと落ち着いた……。ついでじゃ、改めて髪を梳いてくれ」
男「あー、はいはいわかったよ」
125 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/09(日) 23:52:32.49 ID:E7EljFyE0
>>124
GJ
129 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 00:11:10.26 ID:IgkwVKMR0GJ
人「むむぅ…これは難儀じゃのう…」
男「ん? どうしたんですか?」
人「…そうか、着物の上からは見えんか」
男「何です?」
人「不覚にも棚から落ちてしまった衝撃で、腰が百八十度
回転して、一気に両足が逆関節になってしまったのじゃ」
男「あ、ほんとだ…正に人形ならではのギミックですね」
人「人が難儀しておるのに、いかにも他人事といった顔をして
見つめおって…むかっときたぞ、男ぉ」
男「はいはい、わかりましたよ。すぐに元に戻してあげますから」
人「べ、別に元に戻せと言ったわけでは…ああっ!? 乙女の
大事な部分を触るでない、貴様ぁ!!」
男「だって人形さんのここを持たないと元に戻せないし、そもそも
人形さんは小さいから、一部分を握ろうとしても、余計な部分まで
握ってしまうわけで」
人「しれっと言い訳するなぁ! だいたい貴様は私が目覚めた時から…
ひあっ?…はうぅ!? そ、そんな急に回してはいかん…もっとゆっくり…
優しく…そう、それでよい…うむ、上手だぞ…そのまま、もう少し…」
130 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 00:15:52.34 ID:OpKnpjXw0男「ん? どうしたんですか?」
人「…そうか、着物の上からは見えんか」
男「何です?」
人「不覚にも棚から落ちてしまった衝撃で、腰が百八十度
回転して、一気に両足が逆関節になってしまったのじゃ」
男「あ、ほんとだ…正に人形ならではのギミックですね」
人「人が難儀しておるのに、いかにも他人事といった顔をして
見つめおって…むかっときたぞ、男ぉ」
男「はいはい、わかりましたよ。すぐに元に戻してあげますから」
人「べ、別に元に戻せと言ったわけでは…ああっ!? 乙女の
大事な部分を触るでない、貴様ぁ!!」
男「だって人形さんのここを持たないと元に戻せないし、そもそも
人形さんは小さいから、一部分を握ろうとしても、余計な部分まで
握ってしまうわけで」
人「しれっと言い訳するなぁ! だいたい貴様は私が目覚めた時から…
ひあっ?…はうぅ!? そ、そんな急に回してはいかん…もっとゆっくり…
優しく…そう、それでよい…うむ、上手だぞ…そのまま、もう少し…」
「落語デレ」だっけ? あれどうなったん?
人(視界を閉じれば虫の鳴き声だけが支配する静寂)
人(夜の冷たく凍える記憶が塗り替えられる)
人(眠るという事は落ち着く事)
人(落ち着く事は生きている証)
――まどろむ意識の中、私は深い眠りへと堕ちて行った……
137 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 00:30:14.85 ID:IgkwVKMR0人(視界を閉じれば虫の鳴き声だけが支配する静寂)
人(夜の冷たく凍える記憶が塗り替えられる)
人(眠るという事は落ち着く事)
人(落ち着く事は生きている証)
――まどろむ意識の中、私は深い眠りへと堕ちて行った……
>>130
雑談スレいわく『落語だけにオチた』。そしてあのスレの残党の一人が
和風真紅→江戸っ子翠星石→狐人形と手を変え品を変え、まるで
『何かに取り憑かれたかのように』SSを書いてた。やはり日本人形には…
いや、この先は話さない方がいいだろう…
131 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 00:16:01.29 ID:cgQyz735O雑談スレいわく『落語だけにオチた』。そしてあのスレの残党の一人が
和風真紅→江戸っ子翠星石→狐人形と手を変え品を変え、まるで
『何かに取り憑かれたかのように』SSを書いてた。やはり日本人形には…
いや、この先は話さない方がいいだろう…
母「ねぇ、男…」
男「んー?」
母「あれ、どう思う?」
男「…日本人形に見える」
母「わかってるわよ。昔、お母さんがどこかで買ってきたらしいんだけど…」
男「ばーちゃんが?」
母「えぇ…で、物置の物を処分しようとしたら見付かってね……」
男「ふーん」
母「捨てようにも…遺品だから捨てにくいし……」
男「わかった、アパートに帰る途中に神社あるから引き取って貰うわ」
母「悪いけど、そうしてもらえる?」
男「ん、手間賃代わりにもう一杯おかわり」
133 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 00:18:30.66 ID:Vtx/VL0g0男「んー?」
母「あれ、どう思う?」
男「…日本人形に見える」
母「わかってるわよ。昔、お母さんがどこかで買ってきたらしいんだけど…」
男「ばーちゃんが?」
母「えぇ…で、物置の物を処分しようとしたら見付かってね……」
男「ふーん」
母「捨てようにも…遺品だから捨てにくいし……」
男「わかった、アパートに帰る途中に神社あるから引き取って貰うわ」
母「悪いけど、そうしてもらえる?」
男「ん、手間賃代わりにもう一杯おかわり」
男「……(じー)」
人形「む、なんじゃジロジロと…」
男「お前の髪っていい匂いするよな…(クンクン)」
人形「な!?何を急に…ひゃん!?///」
男「やっぱすげえツルツルだし(ナデナデ)」
人形「ふぁ…息…んっ…かけないでぇ…」
134 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 00:20:14.27 ID:Pl2i1OF90人形「む、なんじゃジロジロと…」
男「お前の髪っていい匂いするよな…(クンクン)」
人形「な!?何を急に…ひゃん!?///」
男「やっぱすげえツルツルだし(ナデナデ)」
人形「ふぁ…息…んっ…かけないでぇ…」
男「なんだこの黒い物体」
人「私じゃ…」
男「なるほど、髪が寝てる間に伸びて絡まったってことか」
人「説明などせんでよいからはよう解け」
男「はいはい」
人「こ、こら胸を押すでないわ!」
男「だってどこがどこかわからないですし(本当はわかるんだけど)」
人「くっ、これも自業自得というものそのくらい…こら!撫でるでない…わぁ…」
男「…感じちゃってます?」
人「馬鹿者…そんなことンゥ!?」
男「あ、ごめん痛かった?」
人「もうよい・・・切って解いてくれ」
男「楽しかったのに」
人「やっぱりわざとかぁ!!!」
男「人形なのに柔らかくて手触りよかったです」
人「ふんっ、日々人間に近づくよう呪いをかけてるからな」
男「(次は一緒にお風呂だな)」
人「いやらしい顔するな!」
エロ無理
135 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 00:26:25.03 ID:cgQyz735O人「私じゃ…」
男「なるほど、髪が寝てる間に伸びて絡まったってことか」
人「説明などせんでよいからはよう解け」
男「はいはい」
人「こ、こら胸を押すでないわ!」
男「だってどこがどこかわからないですし(本当はわかるんだけど)」
人「くっ、これも自業自得というものそのくらい…こら!撫でるでない…わぁ…」
男「…感じちゃってます?」
人「馬鹿者…そんなことンゥ!?」
男「あ、ごめん痛かった?」
人「もうよい・・・切って解いてくれ」
男「楽しかったのに」
人「やっぱりわざとかぁ!!!」
男「人形なのに柔らかくて手触りよかったです」
人「ふんっ、日々人間に近づくよう呪いをかけてるからな」
男「(次は一緒にお風呂だな)」
人「いやらしい顔するな!」
エロ無理
男「………寝過ごした」
アパートに帰る前に神社に寄るはずが、すでに12時を過ぎている。
神社に行くのは明日にして、アパートへ帰った。
?「ねぇ…起きて……起きて…」
男「……誰だよ、こんな遅く………人形?」
人「そう…私だよ」
男「はぁ」
人「うふふ、遊びましょう?」
男「…………三点」
人「へ…?」
男「ありがち。もう少しセリフ考えろ」
人「いや、あの……ごめんなさい」
141 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 00:42:06.42 ID:cgQyz735Oアパートに帰る前に神社に寄るはずが、すでに12時を過ぎている。
神社に行くのは明日にして、アパートへ帰った。
?「ねぇ…起きて……起きて…」
男「……誰だよ、こんな遅く………人形?」
人「そう…私だよ」
男「はぁ」
人「うふふ、遊びましょう?」
男「…………三点」
人「へ…?」
男「ありがち。もう少しセリフ考えろ」
人「いや、あの……ごめんなさい」
話を聞いてみると、以前の持ち主は病気で亡くなり、大好きだったこの人形に取り憑いたそうだ
男「…二点」
人「減った!?」
男「ありがちだろ、設定として」
人「設定とか…知らないもん……」
男「そんで、お前は享年何才よ?」
人「えと……十歳。人形になってから…だいぶ」
男「大分、か…じゃあ未練はないな?」
人「あの…生きてるときは病弱で外に出なかったし…人形になってからはしまわれっぱなしだから未練たっぷりです…」
男「……迷惑掛けないと誓えるかい?」
人「できるだけ頑張ります!」
男「じゃ、置いてやるよ」
なんか奇妙な生活が始まりました。
142 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 00:46:24.21 ID:IgkwVKMR0男「…二点」
人「減った!?」
男「ありがちだろ、設定として」
人「設定とか…知らないもん……」
男「そんで、お前は享年何才よ?」
人「えと……十歳。人形になってから…だいぶ」
男「大分、か…じゃあ未練はないな?」
人「あの…生きてるときは病弱で外に出なかったし…人形になってからはしまわれっぱなしだから未練たっぷりです…」
男「……迷惑掛けないと誓えるかい?」
人「できるだけ頑張ります!」
男「じゃ、置いてやるよ」
なんか奇妙な生活が始まりました。
アニメ化された時にありがちな展開(第一話のAパート)
男「留守番している俺しかいないはずの家の中で、何者かの
気配と足音がする…まさか、泥棒!?」
男「相手が包丁なんかを持っていたらどうする!? 刺されたら
一発で終わりだ…何か、武器になるものを探さなくちゃ!」
男「くそっ、押入れの中を覗いてみても、ろくなものが見つからない!
…あれ? こんな日本人形、今まで俺の家にあったっけ?」
男「凄い…普通の人形の五倍近い髪の毛の長さだ…それにパッと見、
不気味なようで、ついつい魅入ってしまう不思議な魅力がある…」
男「…っ! こいつ、動くぞ…!?」
ガチャリ
泥「無人かと思ったが、人がいたのか…なぁに、ガキの
一匹ぐらい、大人しくさせるのはちょろいもんだ」
男「しまった! うわあああ!?」
人「おはようございます。当家の守護を再開します」
男&泥「!!?」
145 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 01:02:42.88 ID:Vw/o4ML9O男「留守番している俺しかいないはずの家の中で、何者かの
気配と足音がする…まさか、泥棒!?」
男「相手が包丁なんかを持っていたらどうする!? 刺されたら
一発で終わりだ…何か、武器になるものを探さなくちゃ!」
男「くそっ、押入れの中を覗いてみても、ろくなものが見つからない!
…あれ? こんな日本人形、今まで俺の家にあったっけ?」
男「凄い…普通の人形の五倍近い髪の毛の長さだ…それにパッと見、
不気味なようで、ついつい魅入ってしまう不思議な魅力がある…」
男「…っ! こいつ、動くぞ…!?」
ガチャリ
泥「無人かと思ったが、人がいたのか…なぁに、ガキの
一匹ぐらい、大人しくさせるのはちょろいもんだ」
男「しまった! うわあああ!?」
人「おはようございます。当家の守護を再開します」
男&泥「!!?」
>>142
エイダかとおもた。
144 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 00:56:56.94 ID:cgQyz735Oエイダかとおもた。
人「男さん…起きて…起きてください…」
男「んー?」
人「朝ですよ、なにかご用があるんじゃありませんか?」
男「……あぁ、お前を神社に持って来い除霊してもらいんだっけ…」
人「ひぇ…ぐすっ、もうちょっと…こっちに居たいですよぅ…」
男「いや、それは昨日までの予定の話。それは中止したから」
人「うぅ…本当でしかぁ?」
男「…人形なのに涙と鼻水出しつつ噛むな」
146 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 01:08:12.35 ID:cgQyz735O男「んー?」
人「朝ですよ、なにかご用があるんじゃありませんか?」
男「……あぁ、お前を神社に持って来い除霊してもらいんだっけ…」
人「ひぇ…ぐすっ、もうちょっと…こっちに居たいですよぅ…」
男「いや、それは昨日までの予定の話。それは中止したから」
人「うぅ…本当でしかぁ?」
男「…人形なのに涙と鼻水出しつつ噛むな」
ゆーがっめーる
人「ひぇ!?」
男「お、メールか」
人「お、男さん!男さん!?何ですか、これは!?」
男「もしかしてケータイ知らんのか」
人「けぇたい、ですか?」
男「これで電話できるんだよ」
人「でん…わ…?」
男「写真も撮れるぞ」
人「写真!?だめです!魂が抜けて、ただの人形になっちゃいます!」
男「……いつの時代だ…ってか、お前のだいぶとは何年だ?」
147 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 01:12:22.21 ID:xG2q4vVr0人「ひぇ!?」
男「お、メールか」
人「お、男さん!男さん!?何ですか、これは!?」
男「もしかしてケータイ知らんのか」
人「けぇたい、ですか?」
男「これで電話できるんだよ」
人「でん…わ…?」
男「写真も撮れるぞ」
人「写真!?だめです!魂が抜けて、ただの人形になっちゃいます!」
男「……いつの時代だ…ってか、お前のだいぶとは何年だ?」
男「ほれっ、新しい衣装だよ」
人「むぅ、洋装、か…ふんふん…うふふっ♪」
男「気にいったみたいだね」
人「ん、まあ男にしては悪くない仕立てじゃの。なんという服なのじゃ?」
男「エプロンドレス、つまりメイド服だよ」
人「めいど………な、な、な、女中の格好か!ぶ、無礼なっ!!!
わらわのことをなんと心得る?世が世ならお前など…」
男「ごめん、やっぱこの服はやめようか」
人「いや、その…服が気に入らぬとは言っておらん。
お前の卑しい心根のことを言っておるのじゃ」
男『ふふ、ま、いいか…』
148 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 01:16:34.64 ID:0ne9lJnb0人「むぅ、洋装、か…ふんふん…うふふっ♪」
男「気にいったみたいだね」
人「ん、まあ男にしては悪くない仕立てじゃの。なんという服なのじゃ?」
男「エプロンドレス、つまりメイド服だよ」
人「めいど………な、な、な、女中の格好か!ぶ、無礼なっ!!!
わらわのことをなんと心得る?世が世ならお前など…」
男「ごめん、やっぱこの服はやめようか」
人「いや、その…服が気に入らぬとは言っておらん。
お前の卑しい心根のことを言っておるのじゃ」
男『ふふ、ま、いいか…』
150 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 01:18:36.90 ID:AoGYs+c3O
>>148
アンタの絵もなw
153 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 01:30:00.66 ID:Pl2i1OF90アンタの絵もなw
>>150
これは男も強烈すぎるw
ネタでてこないから寝る!
149 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 01:18:23.01 ID:cgQyz735Oこれは男も強烈すぎるw
ネタでてこないから寝る!
ぴろれーん
男「ほれ、自分を撮っても俺は死なないだろ?」
人「なるほど、迷信だったんですね」
男「そういうこった。お前も撮っても問題はないよ」
人「へぇ…」
男「じゃ、撮るぞ」
ぴろれーん
男「ほら………あれ?」
人「どうしました?」
男「うっすらと何か写って……女の子か?」
人「あ、これは生前の私ですねー」
男「なんだと…」
携帯の画面には…人形の後ろに、黒髪の美少女が写っていました。
152 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 01:28:18.60 ID:Vtx/VL0g0男「ほれ、自分を撮っても俺は死なないだろ?」
人「なるほど、迷信だったんですね」
男「そういうこった。お前も撮っても問題はないよ」
人「へぇ…」
男「じゃ、撮るぞ」
ぴろれーん
男「ほら………あれ?」
人「どうしました?」
男「うっすらと何か写って……女の子か?」
人「あ、これは生前の私ですねー」
男「なんだと…」
携帯の画面には…人形の後ろに、黒髪の美少女が写っていました。
男「せっかくジュースも牛乳もあるのになんでお茶なんだ?」
人形「ふむ…なぜかと聞かれれば難しいが…強いていうなら温もりかの?」
男「温もり?」
人形「温もりは人形には持てぬものよ。この忘れ去られた人形は冷たく暗い場所に長い間眠っておったしのう。」
男「…ゴメン」
人形「何を謝る?別にそなたせいではあるまい。それに…」
男「?」
人形「そなたには…むしろ、その…感謝…しておるのだぞ?///」
男「…」
人形「そなたが居なければ、日向も茶も人の手も味わう事は無かった…」
男「そ、そっか……あのさ…」
人形「なんじゃ?」
男「今日、一緒に寝よっか?」
人形「!……ふ、ふん!イビキが五月蝿そうじゃの!………潰すでないぞ?」
154 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 01:33:14.35 ID:xG2q4vVr0人形「ふむ…なぜかと聞かれれば難しいが…強いていうなら温もりかの?」
男「温もり?」
人形「温もりは人形には持てぬものよ。この忘れ去られた人形は冷たく暗い場所に長い間眠っておったしのう。」
男「…ゴメン」
人形「何を謝る?別にそなたせいではあるまい。それに…」
男「?」
人形「そなたには…むしろ、その…感謝…しておるのだぞ?///」
男「…」
人形「そなたが居なければ、日向も茶も人の手も味わう事は無かった…」
男「そ、そっか……あのさ…」
人形「なんじゃ?」
男「今日、一緒に寝よっか?」
人形「!……ふ、ふん!イビキが五月蝿そうじゃの!………潰すでないぞ?」
男「気にいってくれたみたいね、メイド服」
人「な…別に気に入ってなど…まあ、家事の時はこっちの方が便利、
それだけじゃ。断じてお前を喜ばせたいなどという訳ではないぞ」
男「はいはい」
人「特別に茶を淹れてやったぞ、座るがよい」
男「紅茶とクッキーか。洋服の時はお茶と和菓子じゃないんだね」
人「ま、たまには舶来趣味もよかろうぞ」
男「ん、うまいよ。紅茶淹れるのもうまいんだね」
人「そ、そうか…しかしじゃ、茶も茶菓子も日の本のが一番じゃ」
男「そう?」
人「当然じゃ。お前も西洋かぶれにはなるでないぞ。
和魂洋才と言うじゃろ。薩長の逆臣どももたまにはいいことを言うの」
男「ふふ、はいはい」
156 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 01:53:46.07 ID:IgkwVKMR0人「な…別に気に入ってなど…まあ、家事の時はこっちの方が便利、
それだけじゃ。断じてお前を喜ばせたいなどという訳ではないぞ」
男「はいはい」
人「特別に茶を淹れてやったぞ、座るがよい」
男「紅茶とクッキーか。洋服の時はお茶と和菓子じゃないんだね」
人「ま、たまには舶来趣味もよかろうぞ」
男「ん、うまいよ。紅茶淹れるのもうまいんだね」
人「そ、そうか…しかしじゃ、茶も茶菓子も日の本のが一番じゃ」
男「そう?」
人「当然じゃ。お前も西洋かぶれにはなるでないぞ。
和魂洋才と言うじゃろ。薩長の逆臣どももたまにはいいことを言うの」
男「ふふ、はいはい」
?「古くから…日本人は様々な道楽を開発し、文化はその力に
導かれて発達してきた…では、日本人形ほどの道楽が導く
文化の行き先は何だ?」
男「何者かの気配と足音がする…まさか、泥棒!?」
男「何か、武器になるものを探さなくちゃ!…あれ?
こんな日本人形、今まで俺の家にあったっけ?」
ガチャリ
泥「無人かと思ったが、人がいたのか…なぁに、ガキの
一匹ぐらい、大人しくさせるのはちょろいもんだ」
男「しまった! うわあああ!?」
人「おはようございます。当家の守護を再開します」
男&泥「!!?」
男「助かるなら何でもいい! 動けえぇーッ!!」
人「独立型VIP内新ジャンル『生きてる日本人形』です。
スレの説明を行いますか?」
157 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 01:54:39.58 ID:IgkwVKMR0導かれて発達してきた…では、日本人形ほどの道楽が導く
文化の行き先は何だ?」
男「何者かの気配と足音がする…まさか、泥棒!?」
男「何か、武器になるものを探さなくちゃ!…あれ?
こんな日本人形、今まで俺の家にあったっけ?」
ガチャリ
泥「無人かと思ったが、人がいたのか…なぁに、ガキの
一匹ぐらい、大人しくさせるのはちょろいもんだ」
男「しまった! うわあああ!?」
人「おはようございます。当家の守護を再開します」
男&泥「!!?」
男「助かるなら何でもいい! 動けえぇーッ!!」
人「独立型VIP内新ジャンル『生きてる日本人形』です。
スレの説明を行いますか?」
女「春休みが始まってから、VIPの状態は大きく変わったわ。
春休みの学生が圧倒的よ。多くのスレが立ったけど、
その中の一割も残らなかった。…特に、多くの新ジャンルは
あっという間に落ちた。この新ジャンルは既に始動段階に
入っているわ。この新ジャンルを動かすことも、止めることも、
書き手と絵師にしかできない。この二つを手にしたスレが、
新ジャンルとしての繁栄を手にすることができるの」
男「目的はこの日本人形か!?」
泥「わからねぇなぁ」
男「強盗にしたって、やり方が荒すぎる!」
泥「そうだろうな」
男「黒幕は誰だ…?」
?「人形…」
男「お前、人形の姉妹か!?」
158 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 01:55:46.91 ID:IgkwVKMR0春休みの学生が圧倒的よ。多くのスレが立ったけど、
その中の一割も残らなかった。…特に、多くの新ジャンルは
あっという間に落ちた。この新ジャンルは既に始動段階に
入っているわ。この新ジャンルを動かすことも、止めることも、
書き手と絵師にしかできない。この二つを手にしたスレが、
新ジャンルとしての繁栄を手にすることができるの」
男「目的はこの日本人形か!?」
泥「わからねぇなぁ」
男「強盗にしたって、やり方が荒すぎる!」
泥「そうだろうな」
男「黒幕は誰だ…?」
?「人形…」
男「お前、人形の姉妹か!?」
?「日本人形は撫子遊戯を勝ち抜いて、大和撫子になるよう
作られている…必要になれば姉妹だって破壊するわ。そういう
人形なの」
?「撫子遊戯をするのか? 人形、答えてくれ! 撫子遊戯を
するんだろ?」
男「だったら何なんだ…」
?「人形は大和撫子になるためだったら、姉妹だって破壊する
つもりなんだぞ!?」
男「うっ!?…っぐわ! 糞…! 静まれ…!」
女「人形、お願いね」
159 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 01:57:37.10 ID:IgkwVKMR0作られている…必要になれば姉妹だって破壊するわ。そういう
人形なの」
?「撫子遊戯をするのか? 人形、答えてくれ! 撫子遊戯を
するんだろ?」
男「だったら何なんだ…」
?「人形は大和撫子になるためだったら、姉妹だって破壊する
つもりなんだぞ!?」
男「うっ!?…っぐわ! 糞…! 静まれ…!」
女「人形、お願いね」
女「何で人形を目覚めさせたの!?」
男「俺の家族に何かあったら許さない…」
女「傷つけてはいないわ」
男「信用できない!」
女「くっ!」
人「どうせもう死んでる身よ…これは自分でケリをつける」
男「駄目だよ!」
撫子「見なさい! 大和撫子の完全なる再現! 誰もが魅入られる
美しさを!!」
男「止まれえぇーッ!!」
女「あなたは今、人形に受けた呪いをおふだで封じているわ。
呪いの力は常人なら一日も耐えられない。つまりあなたは、
おふだを取ったら死ぬのよ」
160 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 01:58:36.17 ID:IgkwVKMR0男「俺の家族に何かあったら許さない…」
女「傷つけてはいないわ」
男「信用できない!」
女「くっ!」
人「どうせもう死んでる身よ…これは自分でケリをつける」
男「駄目だよ!」
撫子「見なさい! 大和撫子の完全なる再現! 誰もが魅入られる
美しさを!!」
男「止まれえぇーッ!!」
女「あなたは今、人形に受けた呪いをおふだで封じているわ。
呪いの力は常人なら一日も耐えられない。つまりあなたは、
おふだを取ったら死ぬのよ」
?「この、二体の霊力は互角…だが、人形が『奴』と並ぶためには、
ひとつ、欠けているものがある…霊力を最大限に引き出すための
儀式だ。勝てるかどうかは、人間次第」
男「山田ぁ!!」
?「撫子遊戯の目的は創造ではない…破壊だ…来た!」
人「撫子です」
女「私がいなくなっても…必ず…ねぇ、撫子遊戯を止めて…」
162 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 02:00:29.11 ID:IgkwVKMR0ひとつ、欠けているものがある…霊力を最大限に引き出すための
儀式だ。勝てるかどうかは、人間次第」
男「山田ぁ!!」
?「撫子遊戯の目的は創造ではない…破壊だ…来た!」
人「撫子です」
女「私がいなくなっても…必ず…ねぇ、撫子遊戯を止めて…」
?「撫子ぉ! うおおぉーッ!!」
男「?、待て!!」
撫子「お父上は私を選んだ…職人の意思が…姉妹達の無意識が…
私を選び抜いたのよ!! 観なさい! これが大和の意思よ!!」
男「人形の姉妹が、何体焼かれたと思ってる!?」
ズキューン!
女「男ぉ!」
撫子「あなたも撫子遊戯に参加しているのよ…」
女「私達…仲間でしょ?」
人「遊戯終了…撫子の勝利です」
撫子「あなたは私の家族に戻ってきたのよ…」
人「お疲れ様でした」
163 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 02:04:15.85 ID:IgkwVKMR0男「?、待て!!」
撫子「お父上は私を選んだ…職人の意思が…姉妹達の無意識が…
私を選び抜いたのよ!! 観なさい! これが大和の意思よ!!」
男「人形の姉妹が、何体焼かれたと思ってる!?」
ズキューン!
女「男ぉ!」
撫子「あなたも撫子遊戯に参加しているのよ…」
女「私達…仲間でしょ?」
人「遊戯終了…撫子の勝利です」
撫子「あなたは私の家族に戻ってきたのよ…」
人「お疲れ様でした」
誰が誰だかごちゃごちゃして統一感ないけど、予告編の投下終了!
164 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 02:26:51.75 ID:IgkwVKMR0人「私に何をさせるつもりなんじゃぁ、この戯けがっ!」
男「ごめんなさい、つい出来心で…」
人「この私がお前ごときにへりくだって、『おはようございます』、
『お疲れ様でした』などと言うとでも思うたか!?」
男「はいぃ、そんなわけありませんよね、人形様ぁ!」
人「…『おやすみなさい』なら、言ってやる」
男「今、何と?」
人「二度も言うことではないわっ。下らん妄想を垂れ流して
ないで、とっとと眠るがよい」
男「う、うん…おやすみなさい、人形様」
人(明日の朝は『おはようございます』と言ってやろうかな)
173 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 07:52:20.48 ID:oGgyhMvpP男「ごめんなさい、つい出来心で…」
人「この私がお前ごときにへりくだって、『おはようございます』、
『お疲れ様でした』などと言うとでも思うたか!?」
男「はいぃ、そんなわけありませんよね、人形様ぁ!」
人「…『おやすみなさい』なら、言ってやる」
男「今、何と?」
人「二度も言うことではないわっ。下らん妄想を垂れ流して
ないで、とっとと眠るがよい」
男「う、うん…おやすみなさい、人形様」
人(明日の朝は『おはようございます』と言ってやろうかな)
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
女「用もなく首を回すな」
男「こけしのルーツは三国時代、首を180度回せたとある人物に由来し――」
女「お前は嘘をつくな」
174 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 08:02:39.98 ID:oGgyhMvpP女「用もなく首を回すな」
男「こけしのルーツは三国時代、首を180度回せたとある人物に由来し――」
女「お前は嘘をつくな」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
雛人形「……」
女「何でこけしがお内裏さまとお雛さまの間にいるの」
男「いちおう女の子だしなー。雛祭りぐらい楽しませてやれよー」
女「雛人形がめっさ迷惑そうな顔してるんですが」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
雛人形「……」
雛人形「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
男「どうやら互いに打ち解けあったようです」
女「お前らは首を回すなあああああああああああああああああああああああああ!!!11」
175 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 08:11:59.24 ID:oGgyhMvpP雛人形「……」
女「何でこけしがお内裏さまとお雛さまの間にいるの」
男「いちおう女の子だしなー。雛祭りぐらい楽しませてやれよー」
女「雛人形がめっさ迷惑そうな顔してるんですが」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
雛人形「……」
雛人形「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
男「どうやら互いに打ち解けあったようです」
女「お前らは首を回すなあああああああああああああああああああああああああ!!!11」
こけし「……」
女「仏画に描かれた象の眼と、こけしの眼って、何でこう無意味にえろいんだろうね」
男「貧乳萌えですか?」
女「なんでわたしが同じ女の、しかも乳無しに欲情せにゃならんのさ」
176 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 08:21:50.25 ID:oGgyhMvpP女「仏画に描かれた象の眼と、こけしの眼って、何でこう無意味にえろいんだろうね」
男「貧乳萌えですか?」
女「なんでわたしが同じ女の、しかも乳無しに欲情せにゃならんのさ」
こけし「……(サワサワサワサワサワサワサワ)」
女「こけしの髪が伸びたああああああ! 実物じゃなく描かれてるだけのくせにいいいい!」
男「羅生門のほうから髪採りのおばあさんが来てるんだけど、部屋にあげていいー?」
下人「いいんじゃね?」
女「お前はどっからあがってきたあああ!」
こけし「……(サワサワサワサワサワサワサワ)」
177 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 08:28:09.62 ID:1+ub3Bsx0女「こけしの髪が伸びたああああああ! 実物じゃなく描かれてるだけのくせにいいいい!」
男「羅生門のほうから髪採りのおばあさんが来てるんだけど、部屋にあげていいー?」
下人「いいんじゃね?」
女「お前はどっからあがってきたあああ!」
こけし「……(サワサワサワサワサワサワサワ)」
人「起きてないな…『おはようございます』って言ってやろうかな…」
男「…zzz」
人「…べ、別に『おはようございます』の挨拶くらい、普通の事だし…」
男「むにゃむにゃ…」
人「おはよう…ございます…」ドキドキ
男「…もう食べられないよ…」
人「むかっと来た! 起きれえぇーッ!!」ポカッ
男「うわああ!? 目が覚めたら動く人形が目の前に!
命だけは…命だけはお助けをぉ!!」
人「そんなこと言ってると本当に呪うぞ!? 人の気持ちも
知らないで…こいつめっ、こいつめぇ!」ポカッ
178 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 08:30:27.72 ID:oGgyhMvpP男「…zzz」
人「…べ、別に『おはようございます』の挨拶くらい、普通の事だし…」
男「むにゃむにゃ…」
人「おはよう…ございます…」ドキドキ
男「…もう食べられないよ…」
人「むかっと来た! 起きれえぇーッ!!」ポカッ
男「うわああ!? 目が覚めたら動く人形が目の前に!
命だけは…命だけはお助けをぉ!!」
人「そんなこと言ってると本当に呪うぞ!? 人の気持ちも
知らないで…こいつめっ、こいつめぇ!」ポカッ
男「もしもローゼンメイデンの生き人形どもの中にこけしが混じっていたら」
女「生き人形ってゆーな」
こ け し「……」
翠星石「……(ドクドクドクドクドクドク)」
男「さっそく碧の子のローザミスティカが奪われてしまったようです」
女「こけしの武器、こけしかよ! 確かに鈍器っぽいけど、こけしがこけし武器にするってどうなの!」
179 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 08:37:12.91 ID:oGgyhMvpP女「生き人形ってゆーな」
こ け し「……」
翠星石「……(ドクドクドクドクドクドク)」
男「さっそく碧の子のローザミスティカが奪われてしまったようです」
女「こけしの武器、こけしかよ! 確かに鈍器っぽいけど、こけしがこけし武器にするってどうなの!」
だるま「……(ゆらゆら)」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
だるま「……(ゆらゆら)」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
だるま「……」
こけし「……」
だるま「……(キリキリキ――ベキッ!!)」
こけし「……(ゆらゆら――がたんっぼきっ!)」
男「だるまは首が回らず砕け散り、こけしはゆらゆらできず棚から落ちて折れてしまった。引き分けか」
女「わからん! 人形の考えてることは人類にはまったくわからん!」
180 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 08:44:34.04 ID:oGgyhMvpPこけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
だるま「……(ゆらゆら)」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
だるま「……」
こけし「……」
だるま「……(キリキリキ――ベキッ!!)」
こけし「……(ゆらゆら――がたんっぼきっ!)」
男「だるまは首が回らず砕け散り、こけしはゆらゆらできず棚から落ちて折れてしまった。引き分けか」
女「わからん! 人形の考えてることは人類にはまったくわからん!」
とるるるるるるる
女「ほい?」
?『もしもし。わたしメリーさん』
女「……」
?『今、手も足もないのに首だけがきりきり回るお人形さんがうしろにぴったり――いやああああ!』
つー つー つー
女「……」
女「……とりあえず助かったけど、なにやっとんだあのこけしは」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
女「何なのこのお寺! 何で見渡す限りこけしばっかなの!」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
男「境内がだるまだらけのお寺はあっちこっちあるしねー。対抗してんじゃね?」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
女「眼が! 眼が怖いよ! なんかどこにいてもあの細い眼がこっち見てるよ!」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
男「元は子供のおもちゃだしね。転じて子供の守り神さ。見てるっていうか、見守ってくれてるんだ」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
女「これで本尊がこけしだったら泣くよ」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
男「秘仏なんでお寺の人も見てないらしい。ひょっとしたらこけしかも知れんねー」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
182 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 09:07:29.29 ID:oGgyhMvpP女「何なのこのお寺! 何で見渡す限りこけしばっかなの!」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
男「境内がだるまだらけのお寺はあっちこっちあるしねー。対抗してんじゃね?」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
女「眼が! 眼が怖いよ! なんかどこにいてもあの細い眼がこっち見てるよ!」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
男「元は子供のおもちゃだしね。転じて子供の守り神さ。見てるっていうか、見守ってくれてるんだ」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
女「これで本尊がこけしだったら泣くよ」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
男「秘仏なんでお寺の人も見てないらしい。ひょっとしたらこけしかも知れんねー」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
とるるるるるるる
女「ほい?」
?『キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ』
女「……」
がちゃんっ!
男「おーい。狐のゴミ捨て場にこけし落ちてたから拾っといたぞー」
女「最近みねーと思ってたら、狐がくわえていってたのかよ」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
女「お前、どうやって電話かけたんだ?」
こけし「……」
女「伸びてるよね?」
男「伸びてるねー」
こけし「……」
女「髪なら切ればいいけど、胴が伸びるこけしはどうすりゃいいんだ……」
男「適当なところで切って割ってたきぎにすりゃいいじゃん。まさに無限の薪製」
女「あんたってある意味このこけしより怖いよな」
185 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 09:17:09.02 ID:oGgyhMvpP女「伸びてるよね?」
男「伸びてるねー」
こけし「……」
女「髪なら切ればいいけど、胴が伸びるこけしはどうすりゃいいんだ……」
男「適当なところで切って割ってたきぎにすりゃいいじゃん。まさに無限の薪製」
女「あんたってある意味このこけしより怖いよな」
こけしなめんな!
れっきとした日本人形だろうが!!
気持ち悪いし、くれるといわれてもいらんけどさ
186 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 09:19:06.54 ID:oGgyhMvpPれっきとした日本人形だろうが!!
気持ち悪いし、くれるといわれてもいらんけどさ
こけし「……(キリッ)」
男「こけしは女の子ですが、せっかくの端午の節句。武装させてみました」
女「わたし女だけど、折り紙のかぶとってどうかと思う」
男「女騎士っていいよね」
女「騎士だったの? 武士じゃないの?」
ぱからっぱからっぱからっぱからっ んも――――ぉう!
男「馬も来たよー」
女「あかべこじゃねぇか! 首がゆらゆら揺れるもーもーさんのお人形じゃねーか!」
こけし 「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
赤べこ「……(ゆらゆら)」
のっしのっしのっし
女「乗ってっちゃったよこけし!」
男「出征しました」
女「ちょ、どこに!?」
男「あれも一個の騎士である以上、冒険と恋を求め旅に出るのは当然のこと」
女「恋? こけしの分際で恋?」
男「そのうち琵琶法師が物語にして語ってくれるさ」
女「そこは吟遊詩人じゃなくて琵琶法師なんだ!?」
187 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 09:26:17.49 ID:oGgyhMvpP男「こけしは女の子ですが、せっかくの端午の節句。武装させてみました」
女「わたし女だけど、折り紙のかぶとってどうかと思う」
男「女騎士っていいよね」
女「騎士だったの? 武士じゃないの?」
ぱからっぱからっぱからっぱからっ んも――――ぉう!
男「馬も来たよー」
女「あかべこじゃねぇか! 首がゆらゆら揺れるもーもーさんのお人形じゃねーか!」
こけし 「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
赤べこ「……(ゆらゆら)」
のっしのっしのっし
女「乗ってっちゃったよこけし!」
男「出征しました」
女「ちょ、どこに!?」
男「あれも一個の騎士である以上、冒険と恋を求め旅に出るのは当然のこと」
女「恋? こけしの分際で恋?」
男「そのうち琵琶法師が物語にして語ってくれるさ」
女「そこは吟遊詩人じゃなくて琵琶法師なんだ!?」
鯉のぼり「……(そよそよ)」
こけし「……(ぷらーん)」
女「おーい。こーけーしーぃ。鯉のぼりの下で首吊ってねーでおりてこーい」
男「同じ子供に縁のあるもの同士、風になびきたかったんだろ」
女「重量的に無理だってやる前からわからんのかあいつは!」
男「やめろ。奴もまた、この五月の風に踊らされただけの犠牲者にすぎないんだから」
こけし「……(ぷらーん)」
こけし「……」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
188 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 09:31:07.48 ID:oGgyhMvpPこけし「……(ぷらーん)」
女「おーい。こーけーしーぃ。鯉のぼりの下で首吊ってねーでおりてこーい」
男「同じ子供に縁のあるもの同士、風になびきたかったんだろ」
女「重量的に無理だってやる前からわからんのかあいつは!」
男「やめろ。奴もまた、この五月の風に踊らされただけの犠牲者にすぎないんだから」
こけし「……(ぷらーん)」
こけし「……」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
女「麺棒どこやったっけ。ここの引き出しだったかなあ」
がらっ
こけし「……」
女「……」
ぴしゃっ
招き猫「……」
こけし 「……」
招き猫「……」
こけし 「……(グググググググググググググッ)」
女「あっ! こけしに手が生え――」
招き猫「……!」
こけし 「……! (スススススススススススススッ)」
男「あーあ。引っ込んじゃった。お前がよけいなとこで声出すから」
女「え。わたしのせい?」
男「もう今の宇宙じゃ、こけしが人前で腕を出すことはないだろうねー。あーあ」
女「いつのまにそんな壮大な話に!」
190 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 09:41:59.50 ID:oGgyhMvpPこけし 「……」
招き猫「……」
こけし 「……(グググググググググググググッ)」
女「あっ! こけしに手が生え――」
招き猫「……!」
こけし 「……! (スススススススススススススッ)」
男「あーあ。引っ込んじゃった。お前がよけいなとこで声出すから」
女「え。わたしのせい?」
男「もう今の宇宙じゃ、こけしが人前で腕を出すことはないだろうねー。あーあ」
女「いつのまにそんな壮大な話に!」
こけし「……」
女 「流し雛になりたい?」
こけし「……」
女 「あれは穢れとかを人形に押し付けて捨ててるんだよ? 遊んでるんじゃなくて」
こけし「……」
女 「流し燈籠でもいいって?」
こけし「……」
女 「そういやお前ってろうそくみたいな形してるよなー」
こけし「……」
女 「火ぃつけてみていい?」
こけし「……」
女 「芯がないな……残念」
191 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 09:46:57.73 ID:oGgyhMvpP女 「流し雛になりたい?」
こけし「……」
女 「あれは穢れとかを人形に押し付けて捨ててるんだよ? 遊んでるんじゃなくて」
こけし「……」
女 「流し燈籠でもいいって?」
こけし「……」
女 「そういやお前ってろうそくみたいな形してるよなー」
こけし「……」
女 「火ぃつけてみていい?」
こけし「……」
女 「芯がないな……残念」
こけし「……」
女「こけしの脚(?)、とんがらせたのはお前か?」
男「違うよ。ぜんぜん違うよ」
女「杭か? 杭の代わりに吸血鬼に打ち込めと? むしろお前に?」
男「死にますがな」
こけし「……」
こけし「……(ごろごろごろ)」
こけし「……(ぐさり)」
こけし「……」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
男「庭に刺さったな。ああ、ガーデニング用の人形のつもりだったんだ」
女「もっとメルヘンチックなお人形さんにしようよ! 趣味の園芸だって真っ青だよ!」
192 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 09:50:28.61 ID:p978Y6yT0女「こけしの脚(?)、とんがらせたのはお前か?」
男「違うよ。ぜんぜん違うよ」
女「杭か? 杭の代わりに吸血鬼に打ち込めと? むしろお前に?」
男「死にますがな」
こけし「……」
こけし「……(ごろごろごろ)」
こけし「……(ぐさり)」
こけし「……」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
男「庭に刺さったな。ああ、ガーデニング用の人形のつもりだったんだ」
女「もっとメルヘンチックなお人形さんにしようよ! 趣味の園芸だって真っ青だよ!」
やばいこけしが可愛くなってきた
193 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 09:52:03.17 ID:oGgyhMvpP男「おーい。こけし、シルバニアファミリーの中に居着いてたんで拾っといたぞー」
こけし「……」
女「お前はもうこいつ拾ってくるなよ! そしてあんたも顔に似合わんところで遊ぶなよ!」
194 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 09:55:07.43 ID:oGgyhMvpPこけし「……」
女「お前はもうこいつ拾ってくるなよ! そしてあんたも顔に似合わんところで遊ぶなよ!」
鴬張りの廊下
「……(キィ――キィ――)」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
鴬張りの廊下「……」
鴬張りの廊下「……(キィ――キィ――ぐるん――ぐるん――)」
男「音を出すだけではこけしに勝てぬと悟ったか」
女「止めろよ! 廊下、回ってるじゃん!」
男「おーおー。上を歩いてる連中が落ちてく落ちてく」
195 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 10:00:52.60 ID:oGgyhMvpP「……(キィ――キィ――)」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
鴬張りの廊下「……」
鴬張りの廊下「……(キィ――キィ――ぐるん――ぐるん――)」
男「音を出すだけではこけしに勝てぬと悟ったか」
女「止めろよ! 廊下、回ってるじゃん!」
男「おーおー。上を歩いてる連中が落ちてく落ちてく」
女「雨、やまないね」
男「こういうときこそ照る照る坊主の出番ですよ」
照る照る坊主「……」
女「また原始的なもんを」
男「で、やみそうですかな?」
照る照る坊主「……」
照る照る坊主「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
女「ちょっと待てーい! 中になんか――」
男「中のこけしなどいない!」
女「こけしか!」
男「よせ! 照る照る坊主の衣をめくるのはマナー違反だ! レディーのすることではない!」
196 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 10:08:56.98 ID:oGgyhMvpP男「こういうときこそ照る照る坊主の出番ですよ」
照る照る坊主「……」
女「また原始的なもんを」
男「で、やみそうですかな?」
照る照る坊主「……」
照る照る坊主「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
女「ちょっと待てーい! 中になんか――」
男「中のこけしなどいない!」
女「こけしか!」
男「よせ! 照る照る坊主の衣をめくるのはマナー違反だ! レディーのすることではない!」
こけし「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」
座敷わらし「……(ビクッ――ビクッ――)」
女「座敷わらしが生きてるこけしに怯えてる!」
男「同じ古きよき日本のお子ちゃま同士、部屋のすみっこで仲良くしてろよー」
こけし「……」
座敷わらし「……?」
こけし「……(ニタァ)」
座敷わらし「……っ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!11111」
女「はいはい。こけし怖いこけし怖い。よしよし、いい子だから泣かないの」
男「はいはい。好きな子だからっておちょくっちゃ駄目だよー。怖いおねーさんが怒るからね」
女「こけしを抱っこして撫でるな! 捨てて来いっ」
198 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 10:13:16.03 ID:oGgyhMvpP座敷わらし「……(ビクッ――ビクッ――)」
女「座敷わらしが生きてるこけしに怯えてる!」
男「同じ古きよき日本のお子ちゃま同士、部屋のすみっこで仲良くしてろよー」
こけし「……」
座敷わらし「……?」
こけし「……(ニタァ)」
座敷わらし「……っ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!11111」
女「はいはい。こけし怖いこけし怖い。よしよし、いい子だから泣かないの」
男「はいはい。好きな子だからっておちょくっちゃ駄目だよー。怖いおねーさんが怒るからね」
女「こけしを抱っこして撫でるな! 捨てて来いっ」
女「あのうっとうしいこけしを処分しようと人形供養に来たわけだが」
地蔵「……(ゴオオオオオオオオオオオオオオ)」
女「なんでこけしの代わりにお地蔵さまが盛大に燃え上がってんの?」
男「身代わり地蔵だからじゃないのかなー。しかも石だから何度でも身代われるし」
女「仏像は動いてもありがたいのに普通の人形が動くと呪いだ祟りだってのは確かにアレだけど」
こけし「……」
こけし「……(つつつつーっ)」
男「こけしが泣いている! お地蔵さまの徳に感じ入ったか!」
聖母像「……」
聖母像「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」」
女「マリアさまが首回してる! こけしに十八番とられて怒ったか!」
199 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 10:55:05.90 ID:oGgyhMvpP地蔵「……(ゴオオオオオオオオオオオオオオ)」
女「なんでこけしの代わりにお地蔵さまが盛大に燃え上がってんの?」
男「身代わり地蔵だからじゃないのかなー。しかも石だから何度でも身代われるし」
女「仏像は動いてもありがたいのに普通の人形が動くと呪いだ祟りだってのは確かにアレだけど」
こけし「……」
こけし「……(つつつつーっ)」
男「こけしが泣いている! お地蔵さまの徳に感じ入ったか!」
聖母像「……」
聖母像「……(キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ)」」
女「マリアさまが首回してる! こけしに十八番とられて怒ったか!」
こけし「……」
女 「なんだその足元に落ちてる着物は」
こけし「……」
女 「そうか……その体形じゃ着ても着てもずり落ちるか……しかもお前、表面よく滑るもんな」
こけし「……」
女 「それにしても着飾ってみたいとは、お前もやっぱり女の子だったかー」
こけし「……」
女 「とりあえずその着物、誰のよ? さっさと返してこいよ」
200 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 10:59:36.63 ID:oGgyhMvpP女 「なんだその足元に落ちてる着物は」
こけし「……」
女 「そうか……その体形じゃ着ても着てもずり落ちるか……しかもお前、表面よく滑るもんな」
こけし「……」
女 「それにしても着飾ってみたいとは、お前もやっぱり女の子だったかー」
こけし「……」
女 「とりあえずその着物、誰のよ? さっさと返してこいよ」
女「……」
女「あれ、こけしどこ? またどっか遊びにいったの?」
男「『オズの魔法使い』の挿絵の中にいたけど、連れ戻して来ようか?」
女「いるんならいいんだ。ほっとけ」
男「こけしもこけしなりに、もっとぱっちりしたおめめがほしいんだろうねー。女の子だし」
女「こけしがほしがるとしたら腕とか脚とかだろ、普通」
201 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 11:03:09.45 ID:cgQyz735O女「あれ、こけしどこ? またどっか遊びにいったの?」
男「『オズの魔法使い』の挿絵の中にいたけど、連れ戻して来ようか?」
女「いるんならいいんだ。ほっとけ」
男「こけしもこけしなりに、もっとぱっちりしたおめめがほしいんだろうねー。女の子だし」
女「こけしがほしがるとしたら腕とか脚とかだろ、普通」
人「男さぁーん、起きてくださいぃ」
男「……今日はまた一段ともっさりしてるなぁ」
人「雨が降ってるので…」
男「あぁ、水分で髪が…」
人「うぅ…櫛で梳かしてくださいぃぃ」
男「泣くなよ…地味に怖い」
ぴろれーん
男「写真で見ると可愛いのになあ」
人「うぅ…酷い」
202 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 11:04:23.77 ID:p978Y6yT0男「……今日はまた一段ともっさりしてるなぁ」
人「雨が降ってるので…」
男「あぁ、水分で髪が…」
人「うぅ…櫛で梳かしてくださいぃぃ」
男「泣くなよ…地味に怖い」
ぴろれーん
男「写真で見ると可愛いのになあ」
人「うぅ…酷い」
日本人形「ねえ男、私の着物知らない?」
男 「いや、知らないけど…」
人 「外に干しておいたんだけど…どこいったのかしら?」
男 「さぁね」
人 「・・・・・・・・探してきて」
男 「何で俺g
人 「いいから!」
男 「落ち着きなよ。着物ならまた買ってやるから、ね」
人 「・・・・・・・・・・うん」
203 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 11:04:26.92 ID:oGgyhMvpP男 「いや、知らないけど…」
人 「外に干しておいたんだけど…どこいったのかしら?」
男 「さぁね」
人 「・・・・・・・・探してきて」
男 「何で俺g
人 「いいから!」
男 「落ち着きなよ。着物ならまた買ってやるから、ね」
人 「・・・・・・・・・・うん」
こけし「……(キュラキュラキュラキュラキュラ)」
男「なんだあれは」
女「キャタピラのついたこけし」
男「それはいいんだよ! こけしにキャタピラついてようが触手生えてようが!」
女「確かに自衛隊の公開演習にちゃっかり紛れ込んでるのはどうかと思うな」
男「あんな長い胴体立てて動いてたら、敵弾のいい的だろうが! バカかあのこけしは!」
女「あんたも思う存分バカだよねー」
206 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 11:10:30.43 ID:oGgyhMvpP男「なんだあれは」
女「キャタピラのついたこけし」
男「それはいいんだよ! こけしにキャタピラついてようが触手生えてようが!」
女「確かに自衛隊の公開演習にちゃっかり紛れ込んでるのはどうかと思うな」
男「あんな長い胴体立てて動いてたら、敵弾のいい的だろうが! バカかあのこけしは!」
女「あんたも思う存分バカだよねー」
こけし「……(ピコピコ)」
女「そ、その妙に細っこいあんよはどうした? しかも何で一本だけ」
元・三本脚のリカちゃん人形
「ううう。脚一本とられた。また遊びに来ないと返してやらないって……」
こけし「……(ピコピコ)」
女「……」
女「お前、友達作るの下手だな」
こけし「……」
女「それと一本だけじゃむしろ歩きにくくね?」
208 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 11:33:22.22 ID:cgQyz735O女「そ、その妙に細っこいあんよはどうした? しかも何で一本だけ」
元・三本脚のリカちゃん人形
「ううう。脚一本とられた。また遊びに来ないと返してやらないって……」
こけし「……(ピコピコ)」
女「……」
女「お前、友達作るの下手だな」
こけし「……」
女「それと一本だけじゃむしろ歩きにくくね?」
男「雨の日は外に出る気がしないな。DVDでも見よう」
人「…でいぶい……でい…?」
男「映画だよ」
人「えいがですか!?お家でえいがが見れるんですか!?」
男「お前の生きていた時代はいつなのか気になってきたぞ…」
人「それで、どんなのが見れるんですか!?私、生前えいがを見たことないんですよぅ!」
男「…お前と話してるとチャッキーに会いたくなるな」
209 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 11:43:22.10 ID:cgQyz735O人「…でいぶい……でい…?」
男「映画だよ」
人「えいがですか!?お家でえいがが見れるんですか!?」
男「お前の生きていた時代はいつなのか気になってきたぞ…」
人「それで、どんなのが見れるんですか!?私、生前えいがを見たことないんですよぅ!」
男「…お前と話してるとチャッキーに会いたくなるな」
人「ちゃいるど・ぷれい?」
男「洋画は字幕派なんだが、お前のこともあるし日本語訳にしてやろう」
人「楽しみですー」
30分後
人「ひ、ひやぁぁぁぁ!?人形が!人形が動いてるぅぅ!」
男「お前も動く人形だろ」
一時間後
男「…静かだな。おい……気絶してんのか?」
その日の夜
人「あの…一緒の布団に入れてください……怖くてぇ」
男「まて、呪い人形」
211 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 12:43:06.46 ID:cgQyz735O男「洋画は字幕派なんだが、お前のこともあるし日本語訳にしてやろう」
人「楽しみですー」
30分後
人「ひ、ひやぁぁぁぁ!?人形が!人形が動いてるぅぅ!」
男「お前も動く人形だろ」
一時間後
男「…静かだな。おい……気絶してんのか?」
その日の夜
人「あの…一緒の布団に入れてください……怖くてぇ」
男「まて、呪い人形」
人「あの、もう少し優しい映画はないですか?」
男「チャイルド・プレイはもういいのか?シリーズはまだまだあるんだが」
人「い、いえ…呪い人形のお話はもう、いいです……」
男「お前が言うか…じゃあ、定番だがローマの休日でも……」
人「…………」
男「……?」
人「あんな素敵な恋がしたいなぁ」
男「…チャッキー連れてこようか?」
人「いやぁあぁぁぁぁぁ!!!!」
212 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 12:57:28.90 ID:cgQyz735O男「チャイルド・プレイはもういいのか?シリーズはまだまだあるんだが」
人「い、いえ…呪い人形のお話はもう、いいです……」
男「お前が言うか…じゃあ、定番だがローマの休日でも……」
人「…………」
男「……?」
人「あんな素敵な恋がしたいなぁ」
男「…チャッキー連れてこようか?」
人「いやぁあぁぁぁぁぁ!!!!」
男「今日は友達が来るんだ」
人「はい、身だしなみはばっちりです!突然の出会いでもいけます!」
男「動くな!話すな!泣くなぁぁぁ!!」
友「お邪魔すんぜー」
男「おーう」
友「……寒気がする」
男「な、なんのことだ?」
友「具体的に言うと、昔に病死して遊び足りなくて、大好きな人形に取り憑いた黒髪の着物が似合う美少女の霊が見える!」
男「具体的すぎるだろ!?」
友「あーもー可愛いなあ!俺にくれ!」
男「お前、今霊とか言ったじゃねぇか」
友「ロリコンの俺には生きてるか死んでるかなんて、些細なことさ…」
男「キモいから帰れ」
214 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 13:22:08.06 ID:cgQyz735O人「はい、身だしなみはばっちりです!突然の出会いでもいけます!」
男「動くな!話すな!泣くなぁぁぁ!!」
友「お邪魔すんぜー」
男「おーう」
友「……寒気がする」
男「な、なんのことだ?」
友「具体的に言うと、昔に病死して遊び足りなくて、大好きな人形に取り憑いた黒髪の着物が似合う美少女の霊が見える!」
男「具体的すぎるだろ!?」
友「あーもー可愛いなあ!俺にくれ!」
男「お前、今霊とか言ったじゃねぇか」
友「ロリコンの俺には生きてるか死んでるかなんて、些細なことさ…」
男「キモいから帰れ」
男「おい、人形」
人「はい?」
男「お前、ちょっと脱げ」
人「ぇ…そ、そんなの嫌です!男さんのことは…その、どっちかと言われれば嫌いじゃないですけど…」
男「めんどくさい、脱がすぞ!」
人「い、いやぁあぁぁぁぁぁ!」
男「脱がしたのはいいけど、適当に洗って大丈夫なのか?人形のでも着物だし」
人「恥ずかしくて死んじゃいそうです…」
男「さて、次はお前だな」
人「え!?い、いや…こないでぇ!ひやぁぁぁぁ!」
男「頭は弱酸性シャンプーで大丈夫かな?」
人「うぅ…汚されたぁ…」
男「洗ってんだよ。カビ臭いんだから」
225 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 16:22:11.23 ID:vZ2aKL3B0人「はい?」
男「お前、ちょっと脱げ」
人「ぇ…そ、そんなの嫌です!男さんのことは…その、どっちかと言われれば嫌いじゃないですけど…」
男「めんどくさい、脱がすぞ!」
人「い、いやぁあぁぁぁぁぁ!」
男「脱がしたのはいいけど、適当に洗って大丈夫なのか?人形のでも着物だし」
人「恥ずかしくて死んじゃいそうです…」
男「さて、次はお前だな」
人「え!?い、いや…こないでぇ!ひやぁぁぁぁ!」
男「頭は弱酸性シャンプーで大丈夫かな?」
人「うぅ…汚されたぁ…」
男「洗ってんだよ。カビ臭いんだから」
男「なぁ」
人「何?」
男「お前ってなんか取り柄あんの? しゃべるからくり人形なんて
面白そうだったから蔵から引きずり出してみたけど」
人「失礼ね。私が作られたのはもう200年も前よ。そんなの私に求めないでくれる?」
男「はいはい……」
人「私を作ってくれた方はね、それはそれは人形作りに命をかけてた人だったのよ。
余計な機能なんていらないって、人形が人形らしくなるように私を作ったのよ」
男「……ただ単に面倒だっただけじゃね? お前のからくり作るので
精一杯だったとか」
人「……………」
ポポポポポポポポポポ
人「『緋色の手』!!」
男「ギャース!!」
人「私を作ってくれた方は藤田先生の大ファンだったのよ」
男「生まれてねーだろその頃……」
人「とにかく、私をバカにしないで」
男「はいはい……ああ、黒こげだよ……」
227 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 16:48:26.93 ID:vZ2aKL3B0人「何?」
男「お前ってなんか取り柄あんの? しゃべるからくり人形なんて
面白そうだったから蔵から引きずり出してみたけど」
人「失礼ね。私が作られたのはもう200年も前よ。そんなの私に求めないでくれる?」
男「はいはい……」
人「私を作ってくれた方はね、それはそれは人形作りに命をかけてた人だったのよ。
余計な機能なんていらないって、人形が人形らしくなるように私を作ったのよ」
男「……ただ単に面倒だっただけじゃね? お前のからくり作るので
精一杯だったとか」
人「……………」
ポポポポポポポポポポ
人「『緋色の手』!!」
男「ギャース!!」
人「私を作ってくれた方は藤田先生の大ファンだったのよ」
男「生まれてねーだろその頃……」
人「とにかく、私をバカにしないで」
男「はいはい……ああ、黒こげだよ……」
人「やったぁやったぁ、やっと男の人に抱きしめてもらっちゃったぁ」
男「ちょっと掃除するだけだよ……」
228 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 16:49:14.27 ID:wRCopPn10男「ちょっと掃除するだけだよ……」
男「何を…やっている…!?」
人「分解じゃ。たまには部分ごとにわけて関節を点検して
やらんと、調子が悪くなるんじゃよ、この体」
男「日本人形というかサイボーグが言いそうなセリフ…!」
人「点検こそ面倒じゃが、霊力を使えば分離・合体そのものは
簡単なんじゃがな…ちと見せてやるから、刮目しろ」
ガシャッ ガシャッ ガシャッ シャキーン
男「ロボだこれ! 日本人形の皮をかぶったロボだこれ!」
人「さっきから『さいぼおぐ』だの『ろぼ』だのと、何を言っておるのじゃ」
229 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 16:51:54.12 ID:hz0CLklCO人「分解じゃ。たまには部分ごとにわけて関節を点検して
やらんと、調子が悪くなるんじゃよ、この体」
男「日本人形というかサイボーグが言いそうなセリフ…!」
人「点検こそ面倒じゃが、霊力を使えば分離・合体そのものは
簡単なんじゃがな…ちと見せてやるから、刮目しろ」
ガシャッ ガシャッ ガシャッ シャキーン
男「ロボだこれ! 日本人形の皮をかぶったロボだこれ!」
人「さっきから『さいぼおぐ』だの『ろぼ』だのと、何を言っておるのじゃ」
男「うっわあぁあああ!!!人形の髪が伸びてるうぅう」
人「――煩いっ」
ばしん!
男「いでっ」
人「男がぎゃあぎゃあ抜かすでないわ!」
男「ぎゃああああ人形がしゃべ(ry
人「煩いっ」
男「ぎゃんっ」
人「我は250年行きこのうつしよを見てきた由緒正しき人形ぞ?魂も入れば喋りも動きもするわ」
男「(゚Д゚)」
男「そういう……ものスか」
人「当たり前じゃ。なんだ、額が無いのう」
230 ☆ゅのついでに :2008/03/10(月) 17:17:56.35 ID:hn6q+N9w0人「――煩いっ」
ばしん!
男「いでっ」
人「男がぎゃあぎゃあ抜かすでないわ!」
男「ぎゃああああ人形がしゃべ(ry
人「煩いっ」
男「ぎゃんっ」
人「我は250年行きこのうつしよを見てきた由緒正しき人形ぞ?魂も入れば喋りも動きもするわ」
男「(゚Д゚)」
男「そういう……ものスか」
人「当たり前じゃ。なんだ、額が無いのう」
人形 (…いいなぁ、この人形たち。 私もこんな姿だったら……)
男 (お? 人形がPC見てる。 何に興味を示してるのやら…)
男 (どれどれ……って、オ○エント工業のHPだと?! )
男 「まて人形! その趣味はダメだ!
端から見る分にはむしろウェルカムだが、百合なんてお父さん許しませんよ! 」
人形 「違うわよ! こんな姿だったら、もっと男と触れあえるのに…って?
きゃあああぁぁぁぁーーーー! いやぁぁぁああああーーーー!
見ちゃダメえええぇぇぇえぇえええーーー! 」
ブン!! (キーボード)
グワシャッッッ!!!
男 「ぐぅぅ・・・・・ いい・・・ス・・イン・・・・グ・・・だ・・・・(ガクッ) ξ 」
人形 「(アウアウ…) 見られた! 聞かれた! 知られた! どうしよう…… (エグエグ…) 」
232 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 17:22:41.17 ID:wRCopPn10男 (お? 人形がPC見てる。 何に興味を示してるのやら…)
男 (どれどれ……って、オ○エント工業のHPだと?! )
男 「まて人形! その趣味はダメだ!
端から見る分にはむしろウェルカムだが、百合なんてお父さん許しませんよ! 」
人形 「違うわよ! こんな姿だったら、もっと男と触れあえるのに…って?
きゃあああぁぁぁぁーーーー! いやぁぁぁああああーーーー!
見ちゃダメえええぇぇぇえぇえええーーー! 」
ブン!! (キーボード)
グワシャッッッ!!!
男 「ぐぅぅ・・・・・ いい・・・ス・・イン・・・・グ・・・だ・・・・(ガクッ) ξ 」
人形 「(アウアウ…) 見られた! 聞かれた! 知られた! どうしよう…… (エグエグ…) 」
人「男、何をやっておるのじゃ?」
男「うわあああ!?」
人「?」
男「な、な、なまま…なま…あわわわ…!」
人「生?」
男「生首がっ! 人形様の生首が浮いてるぅぅあああ!!」
人「無学な男に説明してやろう。霊力を使って全身を浮かすより、
首だけを空中浮遊させた方が疲れないであろう? 『省えね』
というやつじゃ。私は極めて合理的に判断して、この格好で
飛んでいるわけ。空はいいぞう、空は。重力から解放される」
男「心理的かつ視覚的に駄目! もう駄目! 見てられない!
そもそも非合理の塊である人形様が、『合理的』とか言わないで
くださいよっ!」
人「理屈っぽい奴じゃのう…世の中には必ずしも理(ことわり)では
割り切れない、理不尽なこともあるんじゃよ?」
男「自分で合理的うんぬんって言ってたくせに…!」
233 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 17:33:26.21 ID:hn6q+N9w0男「うわあああ!?」
人「?」
男「な、な、なまま…なま…あわわわ…!」
人「生?」
男「生首がっ! 人形様の生首が浮いてるぅぅあああ!!」
人「無学な男に説明してやろう。霊力を使って全身を浮かすより、
首だけを空中浮遊させた方が疲れないであろう? 『省えね』
というやつじゃ。私は極めて合理的に判断して、この格好で
飛んでいるわけ。空はいいぞう、空は。重力から解放される」
男「心理的かつ視覚的に駄目! もう駄目! 見てられない!
そもそも非合理の塊である人形様が、『合理的』とか言わないで
くださいよっ!」
人「理屈っぽい奴じゃのう…世の中には必ずしも理(ことわり)では
割り切れない、理不尽なこともあるんじゃよ?」
男「自分で合理的うんぬんって言ってたくせに…!」
(>>230 の続き)
人形 (どうしよどうしよ(ワタワタ…) 記憶操作ってどうやるのだったかしら?)
(いっそひと思いに息の根を… あ)
男 「…ぅ…ぅ……ぅう… いたたた・・・」
人形 「さ、さっきのは何でもないです。 男は多分幻覚を見て空耳を聞いt 」
男 「痛い…って、なんで俺は床に寝てるんだ?」
人形 「えとえと…… 部屋に入ってきていきなり転んで、机に角に頭をぶつけて… 」
男 「そか、気絶してたか。 驚かせてすまんかったな 」
人形 (記憶障害? もしかして助かった?)
「・・・よ、よかったあああぁぁぁ・・・・」
男 「お? 心配してくれたのか、ありがと」 (頭ワシワシ)
男 「ところで、さっきは何か取り繕おうとしていなかったか?」
人形 「(アウアウ ///) ・・え? さっき? き、気のせいですよ。 気・の・せ・い♪ 」
男 「そか」 (引き続き頭ワシワシ)
人形 「(アウアウ ///)」
234 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 17:54:40.11 ID:wRCopPn10人形 (どうしよどうしよ(ワタワタ…) 記憶操作ってどうやるのだったかしら?)
(いっそひと思いに息の根を… あ)
男 「…ぅ…ぅ……ぅう… いたたた・・・」
人形 「さ、さっきのは何でもないです。 男は多分幻覚を見て空耳を聞いt 」
男 「痛い…って、なんで俺は床に寝てるんだ?」
人形 「えとえと…… 部屋に入ってきていきなり転んで、机に角に頭をぶつけて… 」
男 「そか、気絶してたか。 驚かせてすまんかったな 」
人形 (記憶障害? もしかして助かった?)
「・・・よ、よかったあああぁぁぁ・・・・」
男 「お? 心配してくれたのか、ありがと」 (頭ワシワシ)
男 「ところで、さっきは何か取り繕おうとしていなかったか?」
人形 「(アウアウ ///) ・・え? さっき? き、気のせいですよ。 気・の・せ・い♪ 」
男 「そか」 (引き続き頭ワシワシ)
人形 「(アウアウ ///)」
人「ない…ない…ない…」
男「意味深な言葉を繰り返しながら首だけで飛ぶのはやめて
くださいよ。その姿を見るたびに夜眠れなくなる」
人「毎晩のように『ぱそこん』や『てれび』の前に座っているくせに、
眠れないとは、よく言うのぉ」
男「はいはい。…で、何がないんですか?」
人「体」
男「からだぁ!?」
人「なくしちゃった」
男「体ほど大事なものならなくさないはずだけど…」
人「大事なものでも、いつかは消えゆく。それが諸行無常」
男「また屁理屈ですか。一緒に探してあげますから、もう
なくすんじゃありませんよ?」
人「上から目線が気に食わない」
男「じゃあ探してあげない」
人「なっ!? も、もう『上から目線が気に食わない』なんて
言わない! 言わないから…頭を下げるから、お願い!」
男「頭だけの人形様が、頭を下げてる…」
〜 数分後 〜
男「何だ、ちゃぶ台の下に転がってたのか…大事な体を、こんな所に
置くなんて。…お〜い人形様ぁ、見つかりましたよ体ぁ」
人「あっ!? しばし待て! 今行くからぁ!!」
男「それにしても首のない人形とは面妖な…(手にとってまじまじと見る)」
人「あふぅ!? お、乙女の体を触るなぁ! 穴が空くほど見つめるなぁ!!」
男「別に見つめたって減るもんじゃないし…(つんつん突っつく)」
人「ひぁん…らめぇ…そ、そこはぁ…」
男「あれ? 生首と体ってつながってたの?」
237 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/10(月) 18:24:53.11 ID:13xeBINeO男「意味深な言葉を繰り返しながら首だけで飛ぶのはやめて
くださいよ。その姿を見るたびに夜眠れなくなる」
人「毎晩のように『ぱそこん』や『てれび』の前に座っているくせに、
眠れないとは、よく言うのぉ」
男「はいはい。…で、何がないんですか?」
人「体」
男「からだぁ!?」
人「なくしちゃった」
男「体ほど大事なものならなくさないはずだけど…」
人「大事なものでも、いつかは消えゆく。それが諸行無常」
男「また屁理屈ですか。一緒に探してあげますから、もう
なくすんじゃありませんよ?」
人「上から目線が気に食わない」
男「じゃあ探してあげない」
人「なっ!? も、もう『上から目線が気に食わない』なんて
言わない! 言わないから…頭を下げるから、お願い!」
男「頭だけの人形様が、頭を下げてる…」
〜 数分後 〜
男「何だ、ちゃぶ台の下に転がってたのか…大事な体を、こんな所に
置くなんて。…お〜い人形様ぁ、見つかりましたよ体ぁ」
人「あっ!? しばし待て! 今行くからぁ!!」
男「それにしても首のない人形とは面妖な…(手にとってまじまじと見る)」
人「あふぅ!? お、乙女の体を触るなぁ! 穴が空くほど見つめるなぁ!!」
男「別に見つめたって減るもんじゃないし…(つんつん突っつく)」
人「ひぁん…らめぇ…そ、そこはぁ…」
男「あれ? 生首と体ってつながってたの?」
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