7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 16:03:35.24 ID:1H4Cf30cO
8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 16:04:20.43 ID:I9fT0lKzO
女「じゃあ…このコップ空けてから」
男「それは俺の」
女「だめ?」
男「…まぁ、いいけど。どうせ、もう飲めないし」
女「じゃ………んっ…」
男「は?」
女「………んちゅ」
男「んぐっ!………!?」
女「………ぷはっ」
男「…をい」
女「…ごちそうさま、が聞こえない」
男「そ、そうじゃなくてらな」
女「ろれつ…まわってないよ?…だって、あのコップ男くんのだよ?」
男「…いや…あのな、飲ませるって言っても方法に」
女「くちうつし?」
男「…だめだろ」
女「だめかな?」
男「………だめだ」
女「…いやだった?」
58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 21:30:41.36 ID:7Jrc7eAI0
数年後
男「ただいま」
猫「なー」
男「いやあ疲れた」
猫「なー、なー」
男「飲もうか」
女「なー」
男「それでさ、上司がこれまた嫌なヤツでさあ」
女「なー、なー」
男「それでさあ」
女「なー」
男「猫さ、いつの間にか、俺の母さんくらいに見えるな」
女「なー」
男「にこにこしちゃって。嬉しいのか?」
女「なー」なでなで
男「こら、頭なでるなよ」
女「なー」
161 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 15:53:11.83 ID:QZRHRQ5M0
さらに数年後
男「ただいま」
猫「なー」
男「聞いてくれよ。今度さ、俺さ。あ、酒飲みながらにしようか」
猫「なー!」
男「それでさ。俺、彼女に結婚してくれって言ったんだ」
女「なー」
男「そしたらさ、彼女OKしてくれてさ」
女「なー、なー」
男「喜んでくれるか。そっか」
女「なー!」
男「・・・ありがとう。気がついたら猫、おばあちゃんだもんな」
女「なー・・・」
男「泣くなよ。嫁を紹介されて、嬉しくて泣いてるおばあちゃんみたいじゃないか」
女「なー・・・」
男「そうか、ほんとにそう思ってくれてるんだな」
女「なー」
164 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 16:00:52.31 ID:QZRHRQ5M0
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酒女(30)「さ…さけ…さけぇぇぇ!!」
酒がキレて暴れだす
医者「駄目女さん!落ち着いて!看護婦A、B駄目女さんを押さえて!」
こうですか?
酒がキレて暴れだす
医者「駄目女さん!落ち着いて!看護婦A、B駄目女さんを押さえて!」
こうですか?
姉「………ぐびっ」
姉「…………こきゅこきゅ」
姉「…………」
姉「…………けぷっ」
姉「……寝よ」
妹「風呂行け、のんべー」
姉「らめなのれす、おねーたんはおねむなのれす」
妹「……はぁ」
11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 16:08:55.75 ID:wbMmCHm40姉「…………こきゅこきゅ」
姉「…………」
姉「…………けぷっ」
姉「……寝よ」
妹「風呂行け、のんべー」
姉「らめなのれす、おねーたんはおねむなのれす」
妹「……はぁ」
女「・・・ゴクゴク」
女「はぁ……ゴクゴク」
女「切れた……新しいの頼もう」
女「ゴクゴク…」
男「……馬鹿にならないな」
12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 16:19:03.92 ID:5BiX2bJV0女「はぁ……ゴクゴク」
女「切れた……新しいの頼もう」
女「ゴクゴク…」
男「……馬鹿にならないな」
カランカラン・・・
男「いらしゃいませー」
姉「男ーwwwww、酒ーwwwwwwwww」
男「入店するなり俺に抱きつくな!姉ちゃんは酒飲みすぎだ!」
姉「いいじゃんケチー」
女「あ、いらっしゃいませー」
姉「女ちゃーん聞いて聞いて男がー」
男「女・・、こいつには何も出さなくていいからな・・」
姉「女ちゃーん・・・」
女「あはは・・」
13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 16:36:57.97 ID:iV92esFSO男「いらしゃいませー」
姉「男ーwwwww、酒ーwwwwwwwww」
男「入店するなり俺に抱きつくな!姉ちゃんは酒飲みすぎだ!」
姉「いいじゃんケチー」
女「あ、いらっしゃいませー」
姉「女ちゃーん聞いて聞いて男がー」
男「女・・、こいつには何も出さなくていいからな・・」
姉「女ちゃーん・・・」
女「あはは・・」
女「私のために酒を買わないか?」
男「いやですよ」
女「誰もタダとは言ってないだろ。金以外なら出来る限りの事をするよ」
男「じゃあ女さんのワカメ酒が飲みたいです」
女「いくらなんでもそれは流石に・・・いやでも待てよ・・・谷間酒ならあるいは・・・」
男「いますぐ買ってきます。そうします」
14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 16:39:26.76 ID:5BiX2bJV0男「いやですよ」
女「誰もタダとは言ってないだろ。金以外なら出来る限りの事をするよ」
男「じゃあ女さんのワカメ酒が飲みたいです」
女「いくらなんでもそれは流石に・・・いやでも待てよ・・・谷間酒ならあるいは・・・」
男「いますぐ買ってきます。そうします」
女「これ内緒ですよww」
姉「さすが女ちゃんwwwwwお主も悪よのうwwwww」
女「男にバレたら怒られるんでこれだけですからねw」
姉「はーいwwwww」
姉「ゴクゴクゴク・・・」
男「姉ちゃん何飲んでんだ?」
姉「これは、その・・そうそう女ちゃんが出してくれたジンジャーエールよwww」
男「なんでジョッキなんだよ?」
姉「ちょっと喉乾いてたからねww」
男「泡立ってるよな?」
姉「女ちゃんが振っちゃったみたいねww」
男「じゃあ顔が赤いのは?」
姉「えっと・・男が格好良くて///」
男「女ー!!ちょっと来い!!」
女「ビクッ!!!」
22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 17:20:21.74 ID:5BiX2bJV0姉「さすが女ちゃんwwwwwお主も悪よのうwwwww」
女「男にバレたら怒られるんでこれだけですからねw」
姉「はーいwwwww」
姉「ゴクゴクゴク・・・」
男「姉ちゃん何飲んでんだ?」
姉「これは、その・・そうそう女ちゃんが出してくれたジンジャーエールよwww」
男「なんでジョッキなんだよ?」
姉「ちょっと喉乾いてたからねww」
男「泡立ってるよな?」
姉「女ちゃんが振っちゃったみたいねww」
男「じゃあ顔が赤いのは?」
姉「えっと・・男が格好良くて///」
男「女ー!!ちょっと来い!!」
女「ビクッ!!!」
>>14続き
男「ただいま」
姉「お帰りー」
男「おい、姉・・・」
姉「んー?」
男「女に説教してる帰ったよな?」
姉「え・・・?な、なんのことかな?」
男「とりあえずツケの分の金!そして今日の夕飯おかず抜き!」
姉「ひどい!!!これは姉いびりだ!!!」
男「飲み過ぎる姉ちゃんが悪いだろ!」
姉「もういい!家出してやる!!」
男「ちょ!ま!」
バタン!!
男「・・・やり過ぎたかな・・・」
17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 17:04:21.90 ID:7Jrc7eAI0男「ただいま」
姉「お帰りー」
男「おい、姉・・・」
姉「んー?」
男「女に説教してる帰ったよな?」
姉「え・・・?な、なんのことかな?」
男「とりあえずツケの分の金!そして今日の夕飯おかず抜き!」
姉「ひどい!!!これは姉いびりだ!!!」
男「飲み過ぎる姉ちゃんが悪いだろ!」
姉「もういい!家出してやる!!」
男「ちょ!ま!」
バタン!!
男「・・・やり過ぎたかな・・・」
ピンポーン ガチャ バンっ
女「やほーっ!!」
男「…おい、酔っ払い」
女「なにぃ?」
男「無断でウチに入ってくるな」
女「チャイム鳴らしたよ?」
男「俺は入っていいと言ったか?」
女「らって、開いてたんらもん」
男「ろれつ回ってないぞ」
女「あはは〜さ〜飲むかなぁ〜ばーぼんばーぼん♪」
男「だからひとんちの冷蔵庫を勝手に開けるな…」
19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 17:10:27.43 ID:7Jrc7eAI0女「やほーっ!!」
男「…おい、酔っ払い」
女「なにぃ?」
男「無断でウチに入ってくるな」
女「チャイム鳴らしたよ?」
男「俺は入っていいと言ったか?」
女「らって、開いてたんらもん」
男「ろれつ回ってないぞ」
女「あはは〜さ〜飲むかなぁ〜ばーぼんばーぼん♪」
男「だからひとんちの冷蔵庫を勝手に開けるな…」
女「かんぱーいっ!」
男「………」
女「男?…かんぱーいっ!!」
男「…乾杯」
女「…んくっ…ごきゅっ…………ぷはぁっ…くぅっ…おかわりっ!」
男「…なぁ、今日、お前面接だったんだろ?」
女「………おかわり」
男「まぁ…いいけど」
女「…へへっ…んくっ…ごくごくごくごく」
男「…なんでそんなに平然とその濃度で飲めるんだ」
女「きたえてますから〜」
男「…肝臓大事にしろよ」
女「うんっ!おかわりっ!!…あ、あと卵焼きが食べたいっ!!」
男「…ふぅっ………待ってろ」
女「うんっ………ありがと」
男「ん?」
女「はやく〜はやく〜」
男「あ、ああ」
20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 17:14:26.24 ID:7Jrc7eAI0男「………」
女「男?…かんぱーいっ!!」
男「…乾杯」
女「…んくっ…ごきゅっ…………ぷはぁっ…くぅっ…おかわりっ!」
男「…なぁ、今日、お前面接だったんだろ?」
女「………おかわり」
男「まぁ…いいけど」
女「…へへっ…んくっ…ごくごくごくごく」
男「…なんでそんなに平然とその濃度で飲めるんだ」
女「きたえてますから〜」
男「…肝臓大事にしろよ」
女「うんっ!おかわりっ!!…あ、あと卵焼きが食べたいっ!!」
男「…ふぅっ………待ってろ」
女「うんっ………ありがと」
男「ん?」
女「はやく〜はやく〜」
男「あ、ああ」
チュンチュンチュン…
女「むにゃ?」
男「…起きたか」
女「うぅ…きもちわるい…」
男「まぁ、あれだけ飲めばな。ほら、とっとと帰れ」
女「ちょっと…飲み物…」
男「あ、ああ…水でいいか?」
女「ううん…これがいい……んくっ…ごくごくごくっ…」
男「それ…酒」
女「…ぷはぁっ…ふぅ…すっきりしたぁ」
男「…あぁ、二日酔いじゃなくて禁断症状のほうか」
女「ん?」
23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 17:21:40.02 ID:7Jrc7eAI0女「むにゃ?」
男「…起きたか」
女「うぅ…きもちわるい…」
男「まぁ、あれだけ飲めばな。ほら、とっとと帰れ」
女「ちょっと…飲み物…」
男「あ、ああ…水でいいか?」
女「ううん…これがいい……んくっ…ごくごくごくっ…」
男「それ…酒」
女「…ぷはぁっ…ふぅ…すっきりしたぁ」
男「…あぁ、二日酔いじゃなくて禁断症状のほうか」
女「ん?」
女「…男、くん?」
男「ああ」
女「………なんでウチに?…ってここウチじゃないし」
男「俺の部屋だ」
女「ま、まさかっ…連れ込まれ」
男「お前が勝手に来たんだろうが…昨日泥酔して」
女「………そうだっけ?」
男「そうだ」
女「あ…そういえば昨日バイトの面接行って…」
男「…ダメだったのか」
女「うん…面接すらしてもらえなかった…」
男「なっ!? それって」
女「お酒くさいって言われて…」
男「…なんで面接前にアルコールをとる必要が」
女「だ、だって、知らないひとと話すの緊張するし…
それにワンカップだから、そんなに酔ってなかったし」
男「………このダメ人間がっ!!」
女「ひぅっ!…おこらないでよぅ」
24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 17:28:10.67 ID:5BiX2bJV0男「ああ」
女「………なんでウチに?…ってここウチじゃないし」
男「俺の部屋だ」
女「ま、まさかっ…連れ込まれ」
男「お前が勝手に来たんだろうが…昨日泥酔して」
女「………そうだっけ?」
男「そうだ」
女「あ…そういえば昨日バイトの面接行って…」
男「…ダメだったのか」
女「うん…面接すらしてもらえなかった…」
男「なっ!? それって」
女「お酒くさいって言われて…」
男「…なんで面接前にアルコールをとる必要が」
女「だ、だって、知らないひとと話すの緊張するし…
それにワンカップだから、そんなに酔ってなかったし」
男「………このダメ人間がっ!!」
女「ひぅっ!…おこらないでよぅ」
ピンポーン!ドンドンドン!
姉「女ちゃーん!開けて!!」
女「お姉さん?!どうしたんですか?」
姉「男がね・・ヒック・・わた・・私・・・」
女「と、とりあえず中に入って下さい」
姉「うん・・・」
女「それで男がどうしたんですか?」
姉「男が夕食のおかず抜きだって・・・」
女「それで出てきたんですか・・・?」
ちょっと仕事だから見てる人いたら待ってくれ
25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 17:28:50.60 ID:7Jrc7eAI0姉「女ちゃーん!開けて!!」
女「お姉さん?!どうしたんですか?」
姉「男がね・・ヒック・・わた・・私・・・」
女「と、とりあえず中に入って下さい」
姉「うん・・・」
女「それで男がどうしたんですか?」
姉「男が夕食のおかず抜きだって・・・」
女「それで出てきたんですか・・・?」
ちょっと仕事だから見てる人いたら待ってくれ
男「…とりあえず、帰れ」
女「うぅ…ごめんね…その、迷惑かけて」
男「そう思うなら、アルコールの摂取を控えてくれ」
女「…ごめんね」
男「…アルコールの摂取を控えてくれ」
女「……ごめんね」
男「…アルコールの摂取を控えろ」
女「………ごめんね」
男「お前な…」
女「あ…今日ファミレスの方の面接があるんだった」
男「え?何時から?」
女「…えと、あと2時間?」
男「………飲め」
女「え?でもこれお水」
男「アルコールを少しでも薄める。10リットルくらい飲め」
女「えぇ?!」
男「うるさいっ!飲まないんだったら飲ませるっ!!」
女「うゅっ!?」
26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 17:35:08.49 ID:7Jrc7eAI0女「うぅ…ごめんね…その、迷惑かけて」
男「そう思うなら、アルコールの摂取を控えてくれ」
女「…ごめんね」
男「…アルコールの摂取を控えてくれ」
女「……ごめんね」
男「…アルコールの摂取を控えろ」
女「………ごめんね」
男「お前な…」
女「あ…今日ファミレスの方の面接があるんだった」
男「え?何時から?」
女「…えと、あと2時間?」
男「………飲め」
女「え?でもこれお水」
男「アルコールを少しでも薄める。10リットルくらい飲め」
女「えぇ?!」
男「うるさいっ!飲まないんだったら飲ませるっ!!」
女「うゅっ!?」
女「…ひどい…むりやり…男くんがそんなひとだなんて思わなかった…」
男「うるさい。とっとと化粧しろ」
女「うぅ…」
男「服はしかたないな…とりあえず時間無いし送っていくから」
女「え?い、いいよぉ…そんな悪いし」
男「…お前、途中で一杯ひっかけてから行く気だろ」
女「そ、そんなことありませんよぅ」
男「断固送っていく」
女「…男くん、仕事は?」
男「今日は休みだ」
女「…せっかくのおやすみなんだしおうちでゆっくり」
男「はやく化粧をしろ…ああ、もういい!車の中でやれっ!」
女「えぇ〜私、乗り物の中でお化粧とかできないよっ!」
男「うるさいっ!もう出ないと間に合わんっ!!」
27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 17:43:39.64 ID:7Jrc7eAI0男「うるさい。とっとと化粧しろ」
女「うぅ…」
男「服はしかたないな…とりあえず時間無いし送っていくから」
女「え?い、いいよぉ…そんな悪いし」
男「…お前、途中で一杯ひっかけてから行く気だろ」
女「そ、そんなことありませんよぅ」
男「断固送っていく」
女「…男くん、仕事は?」
男「今日は休みだ」
女「…せっかくのおやすみなんだしおうちでゆっくり」
男「はやく化粧をしろ…ああ、もういい!車の中でやれっ!」
女「えぇ〜私、乗り物の中でお化粧とかできないよっ!」
男「うるさいっ!もう出ないと間に合わんっ!!」
面「…ほう、あのVIP高校をご卒業ですか。いいですね」
女「ぁ、ぃぇ…」
面「趣味特技の欄が空欄になってますけど、なにもないんですか?」
女「ぁ…」
面「なにか好きなこととか好きなモノとか」
女「…ぇと…にほんしゅとか」
面「は?」
女「なっなんでもありませんですっ…すいません…」
面「はぁ…あと、他にバイトの経験はありますか?」
女「ぁりません」
面「…わかりました。合格の場合、後日連絡します」
女「はい…」
面「………」
女「………ぇと…もう帰っていいんですか?」
面「どうぞ」
男「…どうだった?」
女「もしかしたら、いけるかも。今度こそ」
男「そうか!」
女「うんっ!最後までお話できたし!」
男「じゃあ、合格したらお祝いしないとな!脱ニート祝いっ!」
女「あはは〜やだな〜男くんったら〜」
28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 17:49:38.25 ID:7Jrc7eAI0女「ぁ、ぃぇ…」
面「趣味特技の欄が空欄になってますけど、なにもないんですか?」
女「ぁ…」
面「なにか好きなこととか好きなモノとか」
女「…ぇと…にほんしゅとか」
面「は?」
女「なっなんでもありませんですっ…すいません…」
面「はぁ…あと、他にバイトの経験はありますか?」
女「ぁりません」
面「…わかりました。合格の場合、後日連絡します」
女「はい…」
面「………」
女「………ぇと…もう帰っていいんですか?」
面「どうぞ」
男「…どうだった?」
女「もしかしたら、いけるかも。今度こそ」
男「そうか!」
女「うんっ!最後までお話できたし!」
男「じゃあ、合格したらお祝いしないとな!脱ニート祝いっ!」
女「あはは〜やだな〜男くんったら〜」
ピンポーン
男「はぁい…って、女か」
ガチャ
女「いやっほーっ!」
男「おう…」
女「おっとこー!」
男「ああ…」
女「飲むよー!」
男「なんでだよ…」
女「んくっ…ぷはぁっ…やっぱり美味いね!お酒は日本酒!!」
男「…今、お前が飲んでるのは焼酎だ…しかも米でもない」
女「いいじゃんいいじゃんっ!飲んで酔えれば〜あははははは〜」
男「…アル中」
女「あ、男っ…コップ空じゃん…ほらほら〜」
男「勝手につぐなっ…ていうか、俺は水割り…あぁっ!!」
女「水でわっちゃったら美味しくないって〜」
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 17:58:04.23 ID:7Jrc7eAI0男「はぁい…って、女か」
ガチャ
女「いやっほーっ!」
男「おう…」
女「おっとこー!」
男「ああ…」
女「飲むよー!」
男「なんでだよ…」
女「んくっ…ぷはぁっ…やっぱり美味いね!お酒は日本酒!!」
男「…今、お前が飲んでるのは焼酎だ…しかも米でもない」
女「いいじゃんいいじゃんっ!飲んで酔えれば〜あははははは〜」
男「…アル中」
女「あ、男っ…コップ空じゃん…ほらほら〜」
男「勝手につぐなっ…ていうか、俺は水割り…あぁっ!!」
女「水でわっちゃったら美味しくないって〜」
男「で、なにがあった?」
女「…ごくっ…ごく…ん?」
男「お前が酔っ払ってウチに来るってことはなんかあったんだろ?」
女「…んー」
男「ていうか、お前、ウチに来るときいっつも酔っ払ってないか?」
女「だって……(…酔ってなかったら来れるわけないもん)」
男「なんだ?」
女「なんでもなーいっ!行きつけの飲み屋さんが近くなのよ〜」
男「そうか。まぁ、そんなとこだろうな。…で、なにがあった?」
女「んー、面接、ダメだったみたい」
男「…そうか」
女「さすがに1週間音沙汰ないしね〜あはは〜」
男「残念、だったな」
女「…ちょっと、ね〜」
男「まぁ…また、がんばれ」
女「………」
男「ん?どうした?」
女「ううん、なんでもない。がんばるよ〜めざせフリーター!!よっし今日は飲むよー!」
男「よーし!」
女「かんぱーいっ!」
男「かんぱーいっ!」
33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 18:09:08.07 ID:7Jrc7eAI0女「…ごくっ…ごく…ん?」
男「お前が酔っ払ってウチに来るってことはなんかあったんだろ?」
女「…んー」
男「ていうか、お前、ウチに来るときいっつも酔っ払ってないか?」
女「だって……(…酔ってなかったら来れるわけないもん)」
男「なんだ?」
女「なんでもなーいっ!行きつけの飲み屋さんが近くなのよ〜」
男「そうか。まぁ、そんなとこだろうな。…で、なにがあった?」
女「んー、面接、ダメだったみたい」
男「…そうか」
女「さすがに1週間音沙汰ないしね〜あはは〜」
男「残念、だったな」
女「…ちょっと、ね〜」
男「まぁ…また、がんばれ」
女「………」
男「ん?どうした?」
女「ううん、なんでもない。がんばるよ〜めざせフリーター!!よっし今日は飲むよー!」
男「よーし!」
女「かんぱーいっ!」
男「かんぱーいっ!」
チュンチュン… コケコッコーコォッケコッコー
女「うにゅ…うぅ…きもちわるい…」
男「ほれ、水」
女「あるこーるぅ…」
男「ない。家にある分は、お前が昨日全部飲んだだろ」
女「…ビールでもいいからぁ」
男「いいから水を飲め」
女「………?」
男「ん?」
女「お、男くんっ?」
男「ああ」
女「なんで…って私また?!」
男「…またもなにも。てか、お前さ、なんか俺の休みの日の前ばっかりに来るなぁ」
女「そ、それは…そのぅ…ごめんね…」
男「…まぁ、いいけど…今日は何もないのか?」
女「う、うん。…おうちで本読もうかなって。アマゾンから昨日届いてるの」
男「…ひきこもり」
女「だ、だって」
男「まぁ、いいけどさ。…じゃあ、メシ食ってから帰るか?」
女「いいの?」
男「ああ、特に問題ない」
女「じゃ、じゃあ私も、なにかお手伝いっ…その、あんまりできることないけど」
男「あ、うん…じゃあ頼もうかな」
34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 18:17:04.77 ID:7Jrc7eAI0女「うにゅ…うぅ…きもちわるい…」
男「ほれ、水」
女「あるこーるぅ…」
男「ない。家にある分は、お前が昨日全部飲んだだろ」
女「…ビールでもいいからぁ」
男「いいから水を飲め」
女「………?」
男「ん?」
女「お、男くんっ?」
男「ああ」
女「なんで…って私また?!」
男「…またもなにも。てか、お前さ、なんか俺の休みの日の前ばっかりに来るなぁ」
女「そ、それは…そのぅ…ごめんね…」
男「…まぁ、いいけど…今日は何もないのか?」
女「う、うん。…おうちで本読もうかなって。アマゾンから昨日届いてるの」
男「…ひきこもり」
女「だ、だって」
男「まぁ、いいけどさ。…じゃあ、メシ食ってから帰るか?」
女「いいの?」
男「ああ、特に問題ない」
女「じゃ、じゃあ私も、なにかお手伝いっ…その、あんまりできることないけど」
男「あ、うん…じゃあ頼もうかな」
コンコン コンコン
女「あ、あれ?」
男「………」
コンコン コンコンコン コンコンコン
女「あれれれ?」
男「…卵すら割れないか」
女「そ、そんなことは…ごめん…」
男「…醤油とってきてくれるか?そっちの棚の。調味料って書いてある」
女「わ、わかった…えと………あ」
男「…料理酒、飲むなよ」
女「わ、わかってますよっ!!そんなこと考えてもないですっ!!」
男「なら、いいけど」
女「しょ…しょうゆ…おしょうゆ…?………はい、男くんっ」
男「…これは、焼肉のたれ」
女「え?だ、だって、ビンにしょうゆって」
男「どこの世界にゴマとニンニクの入ったどろっとした醤油がある…」
女「だ、だって、ビンに」
男「ていうか、一番手前にあるだろ…」
35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 18:23:50.20 ID:7Jrc7eAI0女「あ、あれ?」
男「………」
コンコン コンコンコン コンコンコン
女「あれれれ?」
男「…卵すら割れないか」
女「そ、そんなことは…ごめん…」
男「…醤油とってきてくれるか?そっちの棚の。調味料って書いてある」
女「わ、わかった…えと………あ」
男「…料理酒、飲むなよ」
女「わ、わかってますよっ!!そんなこと考えてもないですっ!!」
男「なら、いいけど」
女「しょ…しょうゆ…おしょうゆ…?………はい、男くんっ」
男「…これは、焼肉のたれ」
女「え?だ、だって、ビンにしょうゆって」
男「どこの世界にゴマとニンニクの入ったどろっとした醤油がある…」
女「だ、だって、ビンに」
男「ていうか、一番手前にあるだろ…」
女「…ごちそうさまでした」
男「おそまつさん」
女「…あ、あの洗い物くらいは私が」
男「………いい」
女「え、でも、つくるの役に立たなかったし…」
男「皿がもったいない」
女「そ、そんな、いくら私でもお皿洗いくらいできるもん!」
男「…じゃあ、任せる」
女「うん!」
ドンガラガッシャーン
女「男くん…」
男「まぁ…予想はできてた」
女「…ご、ごめんね、その…手が震えて…」
男「(禁断症状か…)」
女「え?」
男「危ないから、動くな。ほうきとってくる」
女「うん…ごめんね…」
36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 18:31:49.37 ID:7Jrc7eAI0男「おそまつさん」
女「…あ、あの洗い物くらいは私が」
男「………いい」
女「え、でも、つくるの役に立たなかったし…」
男「皿がもったいない」
女「そ、そんな、いくら私でもお皿洗いくらいできるもん!」
男「…じゃあ、任せる」
女「うん!」
ドンガラガッシャーン
女「男くん…」
男「まぁ…予想はできてた」
女「…ご、ごめんね、その…手が震えて…」
男「(禁断症状か…)」
女「え?」
男「危ないから、動くな。ほうきとってくる」
女「うん…ごめんね…」
女「…ごめんね」
男「ああ」
女「じゃあ…おじゃましました」
男「…ああ」
男「…ふぅ帰ったか………今日、21日かドラッグストアの安売りがやってるな…
…行ってみるか」
店「へいらっしゃい!」
男「………」
女「えっと…あと黒キリと〜………お、男くん」
男「おまえな」
女「あ、あのね、その、だって安いときに買っておかないと」
男「…そのカゴは」
女「…えっと、ほら、今日全部飲むんじゃなくって10日分!
1がつく日が安いからっ!」
男「…10日分って、既に一升瓶が3本程度入ってる気が」
女「あ…えっと」
男「…でも、まぁ…10日分だったら、三本くらい買ってても…いや…」
女「あ、あのね…実は…レジの近くにもうひとカゴあったり…」
男「………」
37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 18:38:37.59 ID:7Jrc7eAI0男「ああ」
女「じゃあ…おじゃましました」
男「…ああ」
男「…ふぅ帰ったか………今日、21日かドラッグストアの安売りがやってるな…
…行ってみるか」
店「へいらっしゃい!」
男「………」
女「えっと…あと黒キリと〜………お、男くん」
男「おまえな」
女「あ、あのね、その、だって安いときに買っておかないと」
男「…そのカゴは」
女「…えっと、ほら、今日全部飲むんじゃなくって10日分!
1がつく日が安いからっ!」
男「…10日分って、既に一升瓶が3本程度入ってる気が」
女「あ…えっと」
男「…でも、まぁ…10日分だったら、三本くらい買ってても…いや…」
女「あ、あのね…実は…レジの近くにもうひとカゴあったり…」
男「………」
男「三本以内」
女「な!?無理だよっ!そ、そんな…」
男「うるさいっ!どう考えても飲みすぎだばか!!」
女「うぅ…ばかはないんじゃないかな…」
男「いい加減、酒量を減らせと言ってるだろうが!!」
女「だ、だってぇ…」
男「だってじゃない!!」
女「うぅ…」
客「痴話喧嘩?」
客「チワ喧嘩?」
客「痴話ゲンカよ…」
男「くっ………一升瓶なら三本以内だ。ていうか、それでも多い」
女「あ、あのー」
男「なんだ?」
女「ビールはお酒に入るんでしょうか?」
男「…遠足のおやつじゃない」
女「じゃ、じゃあ…甘酒はおかし」
男「全部酒」
女「…ひどいよぅ…男くんのいじわる…」
39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 18:48:54.25 ID:7Jrc7eAI0女「な!?無理だよっ!そ、そんな…」
男「うるさいっ!どう考えても飲みすぎだばか!!」
女「うぅ…ばかはないんじゃないかな…」
男「いい加減、酒量を減らせと言ってるだろうが!!」
女「だ、だってぇ…」
男「だってじゃない!!」
女「うぅ…」
客「痴話喧嘩?」
客「チワ喧嘩?」
客「痴話ゲンカよ…」
男「くっ………一升瓶なら三本以内だ。ていうか、それでも多い」
女「あ、あのー」
男「なんだ?」
女「ビールはお酒に入るんでしょうか?」
男「…遠足のおやつじゃない」
女「じゃ、じゃあ…甘酒はおかし」
男「全部酒」
女「…ひどいよぅ…男くんのいじわる…」
女「…うぅ…唯一の趣味なのに…」
男「趣味って…」
女「…今日は昨日届いた【流星の絆】をつまみに、黒キリをぐいっときゅーっと」
男「頼むから…つまみくらいは食ってくれ…」
女「…食べたら太っちゃうし、運動しないし」
男「運動してくれ…」
女「…それに、お酒、なくなって、一人でいたら」
男「………」
女「…お酒があるから忘れられるのに」
男「わかった」
女「じゃ、じゃあ!!」
男「酒は一本も買うな」
女「えぇっ!?ひどくなってる!?」
男「…ていうか、なにも買うな。重くなるからな」
女「へ?」
男「…一人でいるから、酒が要るんだろ?…だったら、今日くらいは…その」
女「??」
男「っ!!」
女「え?なに?」
男「いいからっ!酒、戻してこいっ!!」
女「は、はいっ!!」
41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 18:56:41.61 ID:7Jrc7eAI0男「趣味って…」
女「…今日は昨日届いた【流星の絆】をつまみに、黒キリをぐいっときゅーっと」
男「頼むから…つまみくらいは食ってくれ…」
女「…食べたら太っちゃうし、運動しないし」
男「運動してくれ…」
女「…それに、お酒、なくなって、一人でいたら」
男「………」
女「…お酒があるから忘れられるのに」
男「わかった」
女「じゃ、じゃあ!!」
男「酒は一本も買うな」
女「えぇっ!?ひどくなってる!?」
男「…ていうか、なにも買うな。重くなるからな」
女「へ?」
男「…一人でいるから、酒が要るんだろ?…だったら、今日くらいは…その」
女「??」
男「っ!!」
女「え?なに?」
男「いいからっ!酒、戻してこいっ!!」
女「は、はいっ!!」
女「…えっと」
男「………」
女「あ、あの」
男「………」
女「どこに?」
男「………どこか行きたいところあるのか?」
女「…えと…ない、けど」
男「…そうか」
女「えっと…と、とりあえず、本屋さんとか」
男「じゃあ…」
女「酒屋さんとか」
男「…本屋に行くか」
女「り、リカーショップ」
男「本屋に行くぞ」
女「うぅ…」
42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 19:07:32.83 ID:7Jrc7eAI0男「………」
女「あ、あの」
男「………」
女「どこに?」
男「………どこか行きたいところあるのか?」
女「…えと…ない、けど」
男「…そうか」
女「えっと…と、とりあえず、本屋さんとか」
男「じゃあ…」
女「酒屋さんとか」
男「…本屋に行くか」
女「り、リカーショップ」
男「本屋に行くぞ」
女「うぅ…」
店「らっしゃいっ!やすいよっやすいよっ!!」
男「…ひさしぶりに来たな」
女「そうなんだ…私もひさしぶり」
男「そうなのか?」
女「最近は通販ばっかりだから」
男「…このひきこもり」
女「あ〜でもいいよねぇ…このインクの匂い…はぁ…」
男「…そうか」
女「あ」
男「ん?」
女「これと…これと…」
男「おい…」
女「………あとこれと…それから…これと」
男「…なぁ、その作者有名だったりするのか?」
女「え?知らないよ?」
男「…背表紙しか見てないだろ?」
女「うん。そうだけど?」
男「…そうか」
女「えっと…あとは…これもおもしろそうだし…あ、これって…」
男「…おい、何冊買う気だ」
女「んー…さぁ?あ、でも大丈夫!カードで払えるからっ!!…えっと…あ、文庫版出てたんだ…じゃあこれも」
男「待て」
女「ん?」
男「…三冊までだ」
女「だ、大丈夫だって!読む時間だけは一杯あるから、私積まないし!!」
男「三冊まで」
女「え、えと」
男「三冊まで」
女「うぅ…本まで…」
43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 19:16:59.73 ID:7Jrc7eAI0男「…ひさしぶりに来たな」
女「そうなんだ…私もひさしぶり」
男「そうなのか?」
女「最近は通販ばっかりだから」
男「…このひきこもり」
女「あ〜でもいいよねぇ…このインクの匂い…はぁ…」
男「…そうか」
女「あ」
男「ん?」
女「これと…これと…」
男「おい…」
女「………あとこれと…それから…これと」
男「…なぁ、その作者有名だったりするのか?」
女「え?知らないよ?」
男「…背表紙しか見てないだろ?」
女「うん。そうだけど?」
男「…そうか」
女「えっと…あとは…これもおもしろそうだし…あ、これって…」
男「…おい、何冊買う気だ」
女「んー…さぁ?あ、でも大丈夫!カードで払えるからっ!!…えっと…あ、文庫版出てたんだ…じゃあこれも」
男「待て」
女「ん?」
男「…三冊までだ」
女「だ、大丈夫だって!読む時間だけは一杯あるから、私積まないし!!」
男「三冊まで」
女「え、えと」
男「三冊まで」
女「うぅ…本まで…」
女「うぅ…三冊しか…」
男「ふぅ…」
女「ひどい…」
男「…俺は、お前の生活が心配だ」
女「…しんぱい?」
男「………ち、ちがっ…そういう意味じゃなくて、その見てて不安に思うっていうかだな…」
女「あはっ」
男「………」
女「あ…ごめんね…あの、男くんを笑ったわけじゃなくって…その、懐かしいなって」
男「は?」
女「よく来てたじゃない?学校帰りとかに。この店」
男「…ああ」
女「…あのころは先輩って呼んでくれてたのにな」
男「…それは、お前が」
女「まぁ…そのころからタメ口だったけどね」
男「そりゃ…最初会ったときは年下だと思ってたからな」
女「…なつかしい、ね」
男「…そうだな」
44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 19:33:56.96 ID:7Jrc7eAI0男「ふぅ…」
女「ひどい…」
男「…俺は、お前の生活が心配だ」
女「…しんぱい?」
男「………ち、ちがっ…そういう意味じゃなくて、その見てて不安に思うっていうかだな…」
女「あはっ」
男「………」
女「あ…ごめんね…あの、男くんを笑ったわけじゃなくって…その、懐かしいなって」
男「は?」
女「よく来てたじゃない?学校帰りとかに。この店」
男「…ああ」
女「…あのころは先輩って呼んでくれてたのにな」
男「…それは、お前が」
女「まぁ…そのころからタメ口だったけどね」
男「そりゃ…最初会ったときは年下だと思ってたからな」
女「…なつかしい、ね」
男「…そうだな」
女「…じゃあ、ここでいいよ」
男「そうか」
女「うん。あんまり遅くなると…男くん明日も早いんでしょ?仕事」
男「まぁ…」
女「じゃ…また、ね」
男「…なぁ、酒、あんまり飲むなよ」
女「………」
男「親父さんのこと、忘れられないってのはわかるけど…お前が体壊したら浮かばれないだろ」
女「…違う」
男「…なにが?」
女「お父さんのこと忘れたくて飲んでるんじゃないの」
男「え?」
女「…お父さんがいなくなったことを忘れたい」
男「………」
女「お酒、飲んでたら、あの日みたいにっ…お父さんが、怒ってっ…ドア、開けてっ…
…えくっ…しかってくれるんじゃないかって」
男「悪い」
女「ずっと…一人でいることっ…くっ…一人にっ、なっちゃったこと…忘れたくって…えっく…ずっ…」
男「…悪い」
女「ふぇっ…さみしくって…っく…お父さんっ…」
男「…すまん」
181 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 18:51:03.20 ID:rrkmmBhrO男「そうか」
女「うん。あんまり遅くなると…男くん明日も早いんでしょ?仕事」
男「まぁ…」
女「じゃ…また、ね」
男「…なぁ、酒、あんまり飲むなよ」
女「………」
男「親父さんのこと、忘れられないってのはわかるけど…お前が体壊したら浮かばれないだろ」
女「…違う」
男「…なにが?」
女「お父さんのこと忘れたくて飲んでるんじゃないの」
男「え?」
女「…お父さんがいなくなったことを忘れたい」
男「………」
女「お酒、飲んでたら、あの日みたいにっ…お父さんが、怒ってっ…ドア、開けてっ…
…えくっ…しかってくれるんじゃないかって」
男「悪い」
女「ずっと…一人でいることっ…くっ…一人にっ、なっちゃったこと…忘れたくって…えっく…ずっ…」
男「…悪い」
女「ふぇっ…さみしくって…っく…お父さんっ…」
男「…すまん」
>>44
45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 19:45:27.09 ID:7Jrc7eAI0女「ずびっ…ぐすっ…ごべんね…」
男「いい…俺が悪かった」
女「らってハンカチ…ぐずっ…」
男「………それは洗って返せ」
女「うん…ごめんね…えっく…」
男「…なぁ」
女「うん…」
男「飲む量減らせ」
女「………でも」
男「わかってんだろう?減らそうと思わなかったら、どんどん増えてくぞ?アルコールに慣れるからな」
女「うん……でも」
男「用がなくてもウチに来ていいから」
女「………え?」
男「…話し相手がいた方が、飲まなくて済むだろ?一人で飲んでるより」
女「それは、まぁ…」
男「昼はあんまり飲まないように、外に出ろ」
女「………うん」
男「…夜はウチで飲めばそんなに飲めないし、飲ませないし」
女「………」
男「少しづつ、減らしていこう…な?親父さんだって、娘の肝臓、心配してるだろうしさ」
女「………ふぇっ…」
男「あ」
女「…うんっ…ぇっ…っく…」
男「悪い」
女「えっく…ううん………すんっ…」
46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 19:58:18.80 ID:7Jrc7eAI0男「いい…俺が悪かった」
女「らってハンカチ…ぐずっ…」
男「………それは洗って返せ」
女「うん…ごめんね…えっく…」
男「…なぁ」
女「うん…」
男「飲む量減らせ」
女「………でも」
男「わかってんだろう?減らそうと思わなかったら、どんどん増えてくぞ?アルコールに慣れるからな」
女「うん……でも」
男「用がなくてもウチに来ていいから」
女「………え?」
男「…話し相手がいた方が、飲まなくて済むだろ?一人で飲んでるより」
女「それは、まぁ…」
男「昼はあんまり飲まないように、外に出ろ」
女「………うん」
男「…夜はウチで飲めばそんなに飲めないし、飲ませないし」
女「………」
男「少しづつ、減らしていこう…な?親父さんだって、娘の肝臓、心配してるだろうしさ」
女「………ふぇっ…」
男「あ」
女「…うんっ…ぇっ…っく…」
男「悪い」
女「えっく…ううん………すんっ…」
女「………うぅ」
男「??」
女「…こ、こういうときは深呼吸をして…すーはーすーはー」
男「…」
女「人という字を書いて…飲みこむ………よし。30人くらい食べたし…」
男「…」
女「行くぞっ!!………ふぅ…落ち着け…落ち着くの女、そこのボタンを押すだけボタンを押すだけ」
ピンポーン
女「………………あれ?留守?」
男「…なにやってんだ、お前」
女「お、男くんっ!?なんでそこに?!」
男「いや、ちょっとコンビニにつまみとか買いに」
女「…ちなみにいつからそこに?」
男「…30人?くらいから」
女「………あ、あのねっその…えっと」
男「とりあえず、近所迷惑だから入れ」
女「うぅ…」
男「…前は、勝手に入ってたくせに」
女「そ、それは酔ってたし…」
男「…酒臭いぞ」
女「そ、それは…ちょっとだけ飲んできたから…」
男「…ちょっと?」
女「う、うん、コップ一杯」
男「………なにを?」
女「スコッチ」
男「生で?」
女「うん。もちろん」
男「………」
53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 20:54:14.33 ID:7Jrc7eAI0男「??」
女「…こ、こういうときは深呼吸をして…すーはーすーはー」
男「…」
女「人という字を書いて…飲みこむ………よし。30人くらい食べたし…」
男「…」
女「行くぞっ!!………ふぅ…落ち着け…落ち着くの女、そこのボタンを押すだけボタンを押すだけ」
ピンポーン
女「………………あれ?留守?」
男「…なにやってんだ、お前」
女「お、男くんっ!?なんでそこに?!」
男「いや、ちょっとコンビニにつまみとか買いに」
女「…ちなみにいつからそこに?」
男「…30人?くらいから」
女「………あ、あのねっその…えっと」
男「とりあえず、近所迷惑だから入れ」
女「うぅ…」
男「…前は、勝手に入ってたくせに」
女「そ、それは酔ってたし…」
男「…酒臭いぞ」
女「そ、それは…ちょっとだけ飲んできたから…」
男「…ちょっと?」
女「う、うん、コップ一杯」
男「………なにを?」
女「スコッチ」
男「生で?」
女「うん。もちろん」
男「………」
女「あははっ!でさでさぁ、こないだ読んだ本なんだけど…」
男「………」
女「主人公がねタカナシくんていうんだけど…あそうそう、
小鳥が遊ぶって書いてタカナシって読むんだよー知ってた?」
男「ああ、鷹がいないと小鳥が遊べるからだろ?」
女「小鳥遊っていえばさ、Vシリーズの小鳥遊練無っていう子がさー」
男「聞いちゃいないし」
女「…んくっ…ぷはっ…で、なんだっけ?えっと上のお兄ちゃんが功一って言う名前でねー」
男「話し変わってないか?」
女「やっぱり東野はいい話書くなぁって思ったの。でね、あのほら、お酒ほーらいせんの空っていう」
男「…酒の話になった?」
女「名古屋のさーあの、新幹線の駅のでっかい人ってなんて名前だっけ?」
男「…知らん」
女「そうそう、ナナちゃん!そういえば最近ドラマにもなったりしたみたいなんだけど…ごくごくっ…」
男「………」
女「ドラマって言えば…ちょっと聞いてるの?男?……んくっごくごく」
男「あ、ああ」
女「あ、グラス空いてる…よっと」
男「だから…焼酎を生で入れるなと…せめて水割りで」
女「だめだめーそんなことしたらせっかく美味しいお酒の味が半減だよっ!ほらほら〜」
男「…俺はそんなに酒強くないんだって」
女「昔は私より飲んでたくせに〜」
男「飲まないとお前が飲むからだろ…」
女「………ふぅん」
男「…昔は昔、今は今。ていうか、アル中のペースで飲めるかっ!!」
女「アル中ってひっどーいっ!あはははははっ」
56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 21:17:08.77 ID:7Jrc7eAI0男「………」
女「主人公がねタカナシくんていうんだけど…あそうそう、
小鳥が遊ぶって書いてタカナシって読むんだよー知ってた?」
男「ああ、鷹がいないと小鳥が遊べるからだろ?」
女「小鳥遊っていえばさ、Vシリーズの小鳥遊練無っていう子がさー」
男「聞いちゃいないし」
女「…んくっ…ぷはっ…で、なんだっけ?えっと上のお兄ちゃんが功一って言う名前でねー」
男「話し変わってないか?」
女「やっぱり東野はいい話書くなぁって思ったの。でね、あのほら、お酒ほーらいせんの空っていう」
男「…酒の話になった?」
女「名古屋のさーあの、新幹線の駅のでっかい人ってなんて名前だっけ?」
男「…知らん」
女「そうそう、ナナちゃん!そういえば最近ドラマにもなったりしたみたいなんだけど…ごくごくっ…」
男「………」
女「ドラマって言えば…ちょっと聞いてるの?男?……んくっごくごく」
男「あ、ああ」
女「あ、グラス空いてる…よっと」
男「だから…焼酎を生で入れるなと…せめて水割りで」
女「だめだめーそんなことしたらせっかく美味しいお酒の味が半減だよっ!ほらほら〜」
男「…俺はそんなに酒強くないんだって」
女「昔は私より飲んでたくせに〜」
男「飲まないとお前が飲むからだろ…」
女「………ふぅん」
男「…昔は昔、今は今。ていうか、アル中のペースで飲めるかっ!!」
女「アル中ってひっどーいっ!あはははははっ」
男「うぅ…」
女「おーどうしたのーおっとこー」
男「ゆらすな…ゆさぶるな…」
女「あー飲み足りない感じ?そっかそっかーじゃあ、おねーさんがコンビニで新しいお酒買って」
男「…それはダメだ」
女「いいじゃないーけちーけち男ー」
男「ていうか…まだ酒あるだろ…」
女「えー足んないよぅ」
男「…お前な、減らすんだろうが酒の量」
女「…うん」
男「だったら、もう寝ろ。俺はソファで寝てるから」
女「うぅ…」
男「ていうか、あれで足らんって…。俺、今、コップ一杯飲んだだけで記憶を失うぞ…」
女「…やっぱり、男だってまだ酔ってない」
男「…そりゃ前後不覚になるほど飲まないし。社会人だからな」
女「…酔っ払っちゃえばいいのに。…いつも」
男「お前なぁ…仮にも男と女が…って何言ってんだ。…てか、2時だし、もう」
女「…いつもは4時くらいまで付き合ってくれるのに」
男「………明日、俺は仕事だ」
57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 21:29:44.44 ID:7Jrc7eAI0女「おーどうしたのーおっとこー」
男「ゆらすな…ゆさぶるな…」
女「あー飲み足りない感じ?そっかそっかーじゃあ、おねーさんがコンビニで新しいお酒買って」
男「…それはダメだ」
女「いいじゃないーけちーけち男ー」
男「ていうか…まだ酒あるだろ…」
女「えー足んないよぅ」
男「…お前な、減らすんだろうが酒の量」
女「…うん」
男「だったら、もう寝ろ。俺はソファで寝てるから」
女「うぅ…」
男「ていうか、あれで足らんって…。俺、今、コップ一杯飲んだだけで記憶を失うぞ…」
女「…やっぱり、男だってまだ酔ってない」
男「…そりゃ前後不覚になるほど飲まないし。社会人だからな」
女「…酔っ払っちゃえばいいのに。…いつも」
男「お前なぁ…仮にも男と女が…って何言ってんだ。…てか、2時だし、もう」
女「…いつもは4時くらいまで付き合ってくれるのに」
男「………明日、俺は仕事だ」
女「じゃあ…このコップ空けてから」
男「それは俺の」
女「だめ?」
男「…まぁ、いいけど。どうせ、もう飲めないし」
女「じゃ………んっ…」
男「は?」
女「………んちゅ」
男「んぐっ!………!?」
女「………ぷはっ」
男「…をい」
女「…ごちそうさま、が聞こえない」
男「そ、そうじゃなくてらな」
女「ろれつ…まわってないよ?…だって、あのコップ男くんのだよ?」
男「…いや…あのな、飲ませるって言っても方法に」
女「くちうつし?」
男「…だめだろ」
女「だめかな?」
男「………だめだ」
女「…いやだった?」
男「………もう、寝る」
女「…ぜんぜん余裕じゃん」
男「…当たり前だ」
女「襲いかかってくれてもいいのに」
男「…バカなこと言ってないで」
女「私もソファで寝る」
男「…じゃあ、俺はベッド」
女「………私のこときらい?」
男「…いい加減に」
女「…きらい?」
男「そういうこと言う先輩は嫌いだ」
女「………そう」
男「…悪い」
女「ね、私って弱いね」
男「……あぁ」
女「…私ってさ、お酒で酔ってないと君のこと呼び捨てにすらできない。
弱いんだ。すごく」
男「知ってる」
女「…そっか、知ってるのに…か。
ね、今日だけでいいからさ、隣に寝るだけ…だめ?襲ったりしないから」
男「………だめだ」
女「…そっか。じゃ、あきらめる」
59 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 21:41:39.21 ID:7Jrc7eAI0女「…ぜんぜん余裕じゃん」
男「…当たり前だ」
女「襲いかかってくれてもいいのに」
男「…バカなこと言ってないで」
女「私もソファで寝る」
男「…じゃあ、俺はベッド」
女「………私のこときらい?」
男「…いい加減に」
女「…きらい?」
男「そういうこと言う先輩は嫌いだ」
女「………そう」
男「…悪い」
女「ね、私って弱いね」
男「……あぁ」
女「…私ってさ、お酒で酔ってないと君のこと呼び捨てにすらできない。
弱いんだ。すごく」
男「知ってる」
女「…そっか、知ってるのに…か。
ね、今日だけでいいからさ、隣に寝るだけ…だめ?襲ったりしないから」
男「………だめだ」
女「…そっか。じゃ、あきらめる」
女「………よし」
女「………んくっ………ごくっごくっごく…よし」
ゴソゴソゴソ
男「ZzzZzz…?」
女「………あ」
男「…ちっともあきらめてないし」
女「ご、ごめんね…起こしちゃった?」
男「…酒くさい」
女「だ、だって景気づけに」
男「………で」
女「あ、あのね、その」
男「…お前な、襲われても文句言えんぞ」
女「だ、だから、その…あのね」
男「………まぁ、いいけどさ」
女「え?」
男「眠いから、俺は寝る」
女「えぇっ?」
男「おやすみ………ZzzZzzZzz」
女「うぅ…私ってそんなに魅力ないかな…」
女「ZzzZzzZzz」
男「…(眠れるわけないだろ…ばか…くっそー…明日、現場なのに…)」
61 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 21:52:20.70 ID:7Jrc7eAI0女「………んくっ………ごくっごくっごく…よし」
ゴソゴソゴソ
男「ZzzZzz…?」
女「………あ」
男「…ちっともあきらめてないし」
女「ご、ごめんね…起こしちゃった?」
男「…酒くさい」
女「だ、だって景気づけに」
男「………で」
女「あ、あのね、その」
男「…お前な、襲われても文句言えんぞ」
女「だ、だから、その…あのね」
男「………まぁ、いいけどさ」
女「え?」
男「眠いから、俺は寝る」
女「えぇっ?」
男「おやすみ………ZzzZzzZzz」
女「うぅ…私ってそんなに魅力ないかな…」
女「ZzzZzzZzz」
男「…(眠れるわけないだろ…ばか…くっそー…明日、現場なのに…)」
男「…また、本か?」
女「え?あ…男くん…うん」
男「…【初心者のためのジョギング講座】?」
女「あ、あの…ちょっとジョギングとかやってみようかなって
…べ、別にダイエットのためとかじゃなくって」
男「?…まあ、いいんじゃないか」
女「う、うん」
男「この前、言ってたジョギングって続けてるのか?」
女「んっく…ごくっごく…え?」
男「ジョギング」
女「あー、あれねぇー…あ、明日から頑張ろうかな」
男「…なぜその日からやらない」
女「だ、だって、次の日雨だったし」
男「…そうか」
女「うぅ…」
64 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 22:03:35.36 ID:7Jrc7eAI0女「え?あ…男くん…うん」
男「…【初心者のためのジョギング講座】?」
女「あ、あの…ちょっとジョギングとかやってみようかなって
…べ、別にダイエットのためとかじゃなくって」
男「?…まあ、いいんじゃないか」
女「う、うん」
男「この前、言ってたジョギングって続けてるのか?」
女「んっく…ごくっごく…え?」
男「ジョギング」
女「あー、あれねぇー…あ、明日から頑張ろうかな」
男「…なぜその日からやらない」
女「だ、だって、次の日雨だったし」
男「…そうか」
女「うぅ…」
ピンポーン
男「はいはいっと」
女「…あ、あの、おじゃまします」
男「…このところほとんど毎日来てるな」
女「ご、ごめんね…その」
男「まぁ…いいけど………酒、飲む量減ってるか?」
女「う、うん…たぶん」
男「………ん?酒臭くないな…ていうか、なんだこの匂い」
女「あ、あの街で試供品もらってそれで…香水、えっとカツミレ?」
男「…カミツレだろうな。…なんでスカート」
女「…そ、それは、ほら、街に行ってきたから。いっつもズボンってわけにも」
男「………そんな服持ってたんだな」
女「も、持ってましたよ?持ってましたとも」
男「…まぁ、いいけどな」
女「お、おっ男くん、明日、おやすみだよね?」
男「あ、ああ」
女「…よし」
男「ん?」
女「な、なんでもないよー飲むぞー!!」
男「?」
66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 22:14:00.17 ID:7Jrc7eAI0男「はいはいっと」
女「…あ、あの、おじゃまします」
男「…このところほとんど毎日来てるな」
女「ご、ごめんね…その」
男「まぁ…いいけど………酒、飲む量減ってるか?」
女「う、うん…たぶん」
男「………ん?酒臭くないな…ていうか、なんだこの匂い」
女「あ、あの街で試供品もらってそれで…香水、えっとカツミレ?」
男「…カミツレだろうな。…なんでスカート」
女「…そ、それは、ほら、街に行ってきたから。いっつもズボンってわけにも」
男「………そんな服持ってたんだな」
女「も、持ってましたよ?持ってましたとも」
男「…まぁ、いいけどな」
女「お、おっ男くん、明日、おやすみだよね?」
男「あ、ああ」
女「…よし」
男「ん?」
女「な、なんでもないよー飲むぞー!!」
男「?」
女「よーし!今日はここにあるお酒全部飲むぞー!!」
男「おい…」
女「ふっふふー男くんっ!今日君が酒を飲めると思うなよー!!」
男「………」
女(…けっこう胸元とか開けてて恥ずかしいんだけどなぁ…反応がスカートだけとは…
ううん…でも負けない…今日こそは…今日こそはやってみせる…)
男(…おかしい。明らかにおかしい。…ていうか、何だあの格好は。徴発?挑発?
とにかく女に酒を飲ませないようにしないと…)
女「ごくっごくっごく…ぷっはぁ…」
男「おい…初っ端からのみすぎ…」
女「いいじゃん〜こんなにあるんだしさ〜」
男「会話を楽しもうとか」
女「んくっ…ごくごくごくごく…」
男「………ごくっごくごくごくごく…」
女「おーいい呑みっぷりだねぇ、男くん。ほら、お酒ついであげる」
男「…ああ」
68 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 22:21:23.22 ID:7Jrc7eAI0男「おい…」
女「ふっふふー男くんっ!今日君が酒を飲めると思うなよー!!」
男「………」
女(…けっこう胸元とか開けてて恥ずかしいんだけどなぁ…反応がスカートだけとは…
ううん…でも負けない…今日こそは…今日こそはやってみせる…)
男(…おかしい。明らかにおかしい。…ていうか、何だあの格好は。徴発?挑発?
とにかく女に酒を飲ませないようにしないと…)
女「ごくっごくっごく…ぷっはぁ…」
男「おい…初っ端からのみすぎ…」
女「いいじゃん〜こんなにあるんだしさ〜」
男「会話を楽しもうとか」
女「んくっ…ごくごくごくごく…」
男「………ごくっごくごくごくごく…」
女「おーいい呑みっぷりだねぇ、男くん。ほら、お酒ついであげる」
男「…ああ」
女「おっとこ〜?」
男「………」
女「…おっとこー?」
男「ZzzZzzZzz」
女「…飲ませすぎた?」
男「ZzzZzzZzz」
女「えっと…君の大好きな先輩だよー?女だよー?」
男「ZzzZzzZzz」
女「…めいてい?…こんすい?………あ、あの男くーん?」
男「ZzzZzzZzz」
女「…下着、上下セットで2万円もしたんだけどな」
男「ZzzZzzZzz」
女「…とりあえず、おふとんをかぶせて」
男「ZzzZzzZzz」
女「よし………その、となり、いいかな?」
男「ZzzZzzZzz」
女「いいよね?」
男「ZzzZzzZzz」
女「おじゃましまーす………おやすみなさーい…ふふっ」
男「ZzzZzzZzz」
女「ZzzZzzZzz」
男(………だから、眠れないんだって…下着のセットってなんだよもう…)
70 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 22:35:12.53 ID:7Jrc7eAI0男「………」
女「…おっとこー?」
男「ZzzZzzZzz」
女「…飲ませすぎた?」
男「ZzzZzzZzz」
女「えっと…君の大好きな先輩だよー?女だよー?」
男「ZzzZzzZzz」
女「…めいてい?…こんすい?………あ、あの男くーん?」
男「ZzzZzzZzz」
女「…下着、上下セットで2万円もしたんだけどな」
男「ZzzZzzZzz」
女「…とりあえず、おふとんをかぶせて」
男「ZzzZzzZzz」
女「よし………その、となり、いいかな?」
男「ZzzZzzZzz」
女「いいよね?」
男「ZzzZzzZzz」
女「おじゃましまーす………おやすみなさーい…ふふっ」
男「ZzzZzzZzz」
女「ZzzZzzZzz」
男(………だから、眠れないんだって…下着のセットってなんだよもう…)
男「…うぬぅ」
女「あ、起きた?お寝坊さんだね」
男「せ…女?………なんでエプロン?」
女「そ、それは…えっとね、朝ごはん、作ろうかなぁって」
男「………そうか」
女「う、うん…ダメだったかな?」
男「…別にいいけど。コンロとか壊すなよ」
女「………うん、コンロは壊してないよ」
男「………なにをした」
女「えっとね…電子レンジが…壊れた」
男「………こわれた?」
女「う、うん…そのね…かってに…」
男「………こわれた?」
女「………」
男「………」
女「…ごめんなさい…こわしました」
男「………いいけどさ」
女「…男くん」
男「弁償な」
女「うぅ…」
71 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 22:45:19.34 ID:7Jrc7eAI0女「あ、起きた?お寝坊さんだね」
男「せ…女?………なんでエプロン?」
女「そ、それは…えっとね、朝ごはん、作ろうかなぁって」
男「………そうか」
女「う、うん…ダメだったかな?」
男「…別にいいけど。コンロとか壊すなよ」
女「………うん、コンロは壊してないよ」
男「………なにをした」
女「えっとね…電子レンジが…壊れた」
男「………こわれた?」
女「う、うん…そのね…かってに…」
男「………こわれた?」
女「………」
男「………」
女「…ごめんなさい…こわしました」
男「………いいけどさ」
女「…男くん」
男「弁償な」
女「うぅ…」
女「あ、あのさ、男くんっ」
男「ん?」
女「きょ、今日その予定とか?」
男「特にないな…」
女「だったら、あのおでかけしない?」
男「…いいけど」
女「やったっ!」
男「ん?」
女「え?あ、その、なんでもないっよ?」
男「ああ………って、着替えたのか」
女「あ、うん。男くんの起きる前に…」
男「そんな服持ってたんだな」
女「持ってましたよ…って」
男「………」
女(…すっごく胸元に視線が…えっと、これって脈アリみたいな?…今日はこのまま)
男「なぁ…そのさ」
女「…う、うん」
男「…胸の」
女「…ぁ」
男「ボタンが掛け違ってる」
女「え?」
男「…そういうファッションなのかとも思ったけど…変だろ、それは」
女「え?え?え?………わわわわっ!?」
男「…じゃあ…俺も着替えるから」
女「〜〜〜〜っ!!」
72 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 22:51:48.93 ID:7Jrc7eAI0男「ん?」
女「きょ、今日その予定とか?」
男「特にないな…」
女「だったら、あのおでかけしない?」
男「…いいけど」
女「やったっ!」
男「ん?」
女「え?あ、その、なんでもないっよ?」
男「ああ………って、着替えたのか」
女「あ、うん。男くんの起きる前に…」
男「そんな服持ってたんだな」
女「持ってましたよ…って」
男「………」
女(…すっごく胸元に視線が…えっと、これって脈アリみたいな?…今日はこのまま)
男「なぁ…そのさ」
女「…う、うん」
男「…胸の」
女「…ぁ」
男「ボタンが掛け違ってる」
女「え?」
男「…そういうファッションなのかとも思ったけど…変だろ、それは」
女「え?え?え?………わわわわっ!?」
男「…じゃあ…俺も着替えるから」
女「〜〜〜〜っ!!」
パオーン
男「…で、なんで動物園」
女「そ、それは…その、かんら」
男「まぁ…いいけど」
女「…う、うん」
男「きりんだな」
女「きりんだね」
男「さいだな」
女「さいだね」
男「ぞうだな」
女「ぞうだね」
男「………なんで動物園にしたんだ?」
女「…なんでだろ?」
73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 22:59:01.24 ID:7Jrc7eAI0男「…で、なんで動物園」
女「そ、それは…その、かんら」
男「まぁ…いいけど」
女「…う、うん」
男「きりんだな」
女「きりんだね」
男「さいだな」
女「さいだね」
男「ぞうだな」
女「ぞうだね」
男「………なんで動物園にしたんだ?」
女「…なんでだろ?」
男「…腹が減ったな」
女「そうだね…朝ごはんも食べてないし…」
男「………」
女「…ごめん」
男「ピザでいいか?あそこの」
女「あ、うん」
店「へいらっしゃい!イキがいいのそろってるアルよ!!」
男「…ジャーマンスペシャル」
女「…あ、じゃあ、同じものを」
店「らっしゃい!」
男「あと飲み物はオレンジジュースと」
女「ビーr」
男「コーラで」
女「え?」
男「オレンジジュースとコーラで」
店「らっしゃい!!」
74 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 23:06:23.50 ID:7Jrc7eAI0女「そうだね…朝ごはんも食べてないし…」
男「………」
女「…ごめん」
男「ピザでいいか?あそこの」
女「あ、うん」
店「へいらっしゃい!イキがいいのそろってるアルよ!!」
男「…ジャーマンスペシャル」
女「…あ、じゃあ、同じものを」
店「らっしゃい!」
男「あと飲み物はオレンジジュースと」
女「ビーr」
男「コーラで」
女「え?」
男「オレンジジュースとコーラで」
店「らっしゃい!!」
男「…さて、全部見たし、帰るか」
女「も、もうちょっと見ていかない?…えっと2週目?」
男「…なんで」
女「だ、だめ?」
男「………はぁ、いいけどさ」
男「………日が暮れるぞ」
女「あ、うん」
男「…満足したか」
女「えっと…あの」
男「…帰るぞ」
女「待って!!」
男「ん?」
女「か、観覧車っ!!」
男「…あれのことか?」
女「う、うん!乗っていくの!!」
男「…わかった」
75 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 23:09:19.82 ID:7Jrc7eAI0女「も、もうちょっと見ていかない?…えっと2週目?」
男「…なんで」
女「だ、だめ?」
男「………はぁ、いいけどさ」
男「………日が暮れるぞ」
女「あ、うん」
男「…満足したか」
女「えっと…あの」
男「…帰るぞ」
女「待って!!」
男「ん?」
女「か、観覧車っ!!」
男「…あれのことか?」
女「う、うん!乗っていくの!!」
男「…わかった」
女「…か、観覧車って乗るの初めて」
男「俺もだ」
女「………」
男「………」
女「えっと…夕陽だね」
男「…ああ」
女「…夕陽、きれいだね」
男「そうか?…いつもと変わらないけど」
女「………」
男「………」
女「…そう、だよね」
男「ん?…ああ」
76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 23:13:36.36 ID:7Jrc7eAI0男「俺もだ」
女「………」
男「………」
女「えっと…夕陽だね」
男「…ああ」
女「…夕陽、きれいだね」
男「そうか?…いつもと変わらないけど」
女「………」
男「………」
女「…そう、だよね」
男「ん?…ああ」
女「………」
男「…さあて、暗くなってきたし、帰るぞ」
女「………さきに」
男「…よかったらさ、今からメシでも」
女「先に帰って!!」
男「な」
女「…ごめんっ………っ…私、帰るっ!!」
男「おいっ………」
男「…泣いて?………くっ!」
79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 23:22:09.77 ID:7Jrc7eAI0男「…さあて、暗くなってきたし、帰るぞ」
女「………さきに」
男「…よかったらさ、今からメシでも」
女「先に帰って!!」
男「な」
女「…ごめんっ………っ…私、帰るっ!!」
男「おいっ………」
男「…泣いて?………くっ!」
――バカだバカだバカだ
わざわざ街に行って、服買って、香水買って
色仕掛けして、男くん酔わせて
でもダメで
朝ごはんすら作れなくて
動物園に行ったのにデートにすらならない
小説みたいにならない
あたりまえじゃん…男くんは私のこと心配だから、優しいから面倒見てくれるだけで
好きでも何でもなかったんだ…こんな私
何もできない
お酒ばっかり飲んで、お酒に逃げて
背も低いし、顔も普通以下だし…魅力なんてなにもない
こんな私、好きになってくれる…好きでいてくれる人なんているわけ、ない
80 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 23:28:36.42 ID:7Jrc7eAI0わざわざ街に行って、服買って、香水買って
色仕掛けして、男くん酔わせて
でもダメで
朝ごはんすら作れなくて
動物園に行ったのにデートにすらならない
小説みたいにならない
あたりまえじゃん…男くんは私のこと心配だから、優しいから面倒見てくれるだけで
好きでも何でもなかったんだ…こんな私
何もできない
お酒ばっかり飲んで、お酒に逃げて
背も低いし、顔も普通以下だし…魅力なんてなにもない
こんな私、好きになってくれる…好きでいてくれる人なんているわけ、ない
――あのバカどこに行った
帰るとか言って家にもいないし…
どこの居酒屋にもいない…
バカが…心配かけさせやがって…
わけがわからん…
いきなりスカートはいたり胸元開いた服着たり
香水つけてたり
…俺を男と思ってないのか?
できないくせにエプロン着て
俺より早く起きて朝飯つくろうとかするし…
休日に動物園ってデートかよ…期待させんなよ…バカ…
夕焼けの観覧車とか…なんだよ…きれいだとか思ってても言えるわけないだろうが…
なんで泣いてるんだよ…
俺はお前の泣いてる顔だけは見たくないのに
84 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 23:45:02.41 ID:7Jrc7eAI0帰るとか言って家にもいないし…
どこの居酒屋にもいない…
バカが…心配かけさせやがって…
わけがわからん…
いきなりスカートはいたり胸元開いた服着たり
香水つけてたり
…俺を男と思ってないのか?
できないくせにエプロン着て
俺より早く起きて朝飯つくろうとかするし…
休日に動物園ってデートかよ…期待させんなよ…バカ…
夕焼けの観覧車とか…なんだよ…きれいだとか思ってても言えるわけないだろうが…
なんで泣いてるんだよ…
俺はお前の泣いてる顔だけは見たくないのに
キィコ キィコ キィコ キィ
男「っ!!」
女「あ…おとこ…くん?」
男「っはぁ…はぁはぁはぁはぁっ…いた…はぁはぁっ………バカ…なんでこんなところにいるんだよ」
女「あはっ…息、切れてる」
男「…はぁはぁっ…そりゃっ………走ってたからなっ」
女「ひっく…男くん遅すぎ…ボトル半分空いちゃった」
男「…はぁっ………ふぅ…飲みすぎだ…」
女「…そうでもないよ」
男「…あんまり、飲むな…からだ壊すぞ」
女「なんで、そんなこと言うの?」
男「…心配だから、だ」
女「そっかぁ…男くんやさしいからね」
男「…そんなことない」
女「ね?覚えてるこの公園…ていうか覚えてたから、ここに来てるんだっけ?」
男「ああ」
女「…よく一緒にここでサボってたよね学校」
男「………」
女「あはは…ごめんね…違うよね。男くんは学校さぼってた私を連れ戻しに来てくれてたんだよね」
男「…それは」
女「男くんはさ、優しいんだよ」
男「そんなことない」
女「ううん…こんな私に構ってくれる。…だから、ごめんね。ちょっと勘違いしちゃって」
男「なにが」
女「…男くんが、もしかしたら、私のこと好きになってくれるんじゃないかって」
87 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/01(火) 23:54:08.53 ID:7Jrc7eAI0男「っ!!」
女「あ…おとこ…くん?」
男「っはぁ…はぁはぁはぁはぁっ…いた…はぁはぁっ………バカ…なんでこんなところにいるんだよ」
女「あはっ…息、切れてる」
男「…はぁはぁっ…そりゃっ………走ってたからなっ」
女「ひっく…男くん遅すぎ…ボトル半分空いちゃった」
男「…はぁっ………ふぅ…飲みすぎだ…」
女「…そうでもないよ」
男「…あんまり、飲むな…からだ壊すぞ」
女「なんで、そんなこと言うの?」
男「…心配だから、だ」
女「そっかぁ…男くんやさしいからね」
男「…そんなことない」
女「ね?覚えてるこの公園…ていうか覚えてたから、ここに来てるんだっけ?」
男「ああ」
女「…よく一緒にここでサボってたよね学校」
男「………」
女「あはは…ごめんね…違うよね。男くんは学校さぼってた私を連れ戻しに来てくれてたんだよね」
男「…それは」
女「男くんはさ、優しいんだよ」
男「そんなことない」
女「ううん…こんな私に構ってくれる。…だから、ごめんね。ちょっと勘違いしちゃって」
男「なにが」
女「…男くんが、もしかしたら、私のこと好きになってくれるんじゃないかって」
男「…それは」
女「違うな…男くんが私のこと好きでいてくれてるんじゃないかって」
男「………」
女「前に、ずっと前に言ってくれたよね…好きだって…
…ムリヤリ…言わせたんだよね、私が」
男「…ああ」
女「あのときの言葉にね、甘えてたんだ私」
男「………」
女「男くんは私のこと好きなんだって…こんなアル中の、こんなになっても好きなのかもって」
男「………」
女「…最低、だよね。ひとの優しさにつけこんで…ごめん、ね」
男「………・」
女「今日もひどかったよね…昨日の晩からかな?くさい香水つけて、似合わない服着て」
男「………」
女「男くん酔わせて…酔ったら、しようと思ってて…今日も動物園なんてつまんないとこ連れまわして」
男「………」
女「…ごめん、ね………男くん…好きになって、ごめん」
男「………それで」
女「うん…」
男「言いたいことはそれだけ、か?」
92 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 00:12:39.63 ID:AHWTGF5H0女「違うな…男くんが私のこと好きでいてくれてるんじゃないかって」
男「………」
女「前に、ずっと前に言ってくれたよね…好きだって…
…ムリヤリ…言わせたんだよね、私が」
男「…ああ」
女「あのときの言葉にね、甘えてたんだ私」
男「………」
女「男くんは私のこと好きなんだって…こんなアル中の、こんなになっても好きなのかもって」
男「………」
女「…最低、だよね。ひとの優しさにつけこんで…ごめん、ね」
男「………・」
女「今日もひどかったよね…昨日の晩からかな?くさい香水つけて、似合わない服着て」
男「………」
女「男くん酔わせて…酔ったら、しようと思ってて…今日も動物園なんてつまんないとこ連れまわして」
男「………」
女「…ごめん、ね………男くん…好きになって、ごめん」
男「………それで」
女「うん…」
男「言いたいことはそれだけ、か?」
女「え?」
男「…確かに今日は、いや、昨日の晩から迷惑だった」
女「ひぅっ…ご、ごめ」
男「ドア、開けたらいつもと違うお前が立ってて、胸とか空いてて、スカートで」
女「ん………?」
男「どこに目をやっていいかわかんなくて、いい匂いがして」
女「………あの」
男「あげく、酔わせようとするし、こっちはいっつも酔わないように精一杯なのに」
女「………」
男「寝たふりしてたら下着の値段とか言うし…おかげで今日も睡眠不足だ」
女「え…起きて」
男「悪いが、俺も男なんだよっ!…で、動物園に行こうって、お前、それじゃデートだろって」
女「で、デート?」
男「嬉しくないわけないだろ?ずっと、ずっと好きだった人と一緒にどこか行って」
女「………ぇ」
男「動物なんて全然見てなかったさっ、お前にばっかり気を取られて…
…なんで着替えまで持ってきてて、そんな服着てるんだっ!」
女「…ご、ごめん」
男「観覧車とか…お前な…俺がどれだけ自分抑えてっ…なんで、お前はこんなにっ!」
女「え、えと…」
男「いい加減にしろよ…いいな?一度しか言わないからな…」
女「…え、あ、うん」
男「俺のは優しさなんかじゃない、ただの下心だ………つまり、つまりな」
女「…えと」
男「お前が好きなんだ」
96 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 00:32:23.52 ID:AHWTGF5H0男「…確かに今日は、いや、昨日の晩から迷惑だった」
女「ひぅっ…ご、ごめ」
男「ドア、開けたらいつもと違うお前が立ってて、胸とか空いてて、スカートで」
女「ん………?」
男「どこに目をやっていいかわかんなくて、いい匂いがして」
女「………あの」
男「あげく、酔わせようとするし、こっちはいっつも酔わないように精一杯なのに」
女「………」
男「寝たふりしてたら下着の値段とか言うし…おかげで今日も睡眠不足だ」
女「え…起きて」
男「悪いが、俺も男なんだよっ!…で、動物園に行こうって、お前、それじゃデートだろって」
女「で、デート?」
男「嬉しくないわけないだろ?ずっと、ずっと好きだった人と一緒にどこか行って」
女「………ぇ」
男「動物なんて全然見てなかったさっ、お前にばっかり気を取られて…
…なんで着替えまで持ってきてて、そんな服着てるんだっ!」
女「…ご、ごめん」
男「観覧車とか…お前な…俺がどれだけ自分抑えてっ…なんで、お前はこんなにっ!」
女「え、えと…」
男「いい加減にしろよ…いいな?一度しか言わないからな…」
女「…え、あ、うん」
男「俺のは優しさなんかじゃない、ただの下心だ………つまり、つまりな」
女「…えと」
男「お前が好きなんだ」
女「………え?」
男「〜〜〜っ!!…もう帰るっ!!」
女「ま、待って!」
男「待てるか、バカっ…」
女「は、恥ずかしいのはわかるけど」
男「わかるなっ!…めちゃくちゃ恥ずかしいんだよっ!」
女「…聞いて、ほしいの」
男「………んだよ」
女「どうして?だって、こんな私だよ?なんで?」
男「知るかっ!好きなんだからしかたないだろっ…〜〜〜っ!」
女「好きだったら…私のこと好きだって言うならなんで抱いてくれなかったの?ずっと」
男「お前がアル中だからだよっ!」
女「あ…そっか、アル中の女なんて抱け」
男「バカ!」
女「…うぅ…さっきからひどい」
男「…お前な…お前、子どもができたとき、すっぱり酒やめられるのか?」
97 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 00:33:02.69 ID:AHWTGF5H0男「〜〜〜っ!!…もう帰るっ!!」
女「ま、待って!」
男「待てるか、バカっ…」
女「は、恥ずかしいのはわかるけど」
男「わかるなっ!…めちゃくちゃ恥ずかしいんだよっ!」
女「…聞いて、ほしいの」
男「………んだよ」
女「どうして?だって、こんな私だよ?なんで?」
男「知るかっ!好きなんだからしかたないだろっ…〜〜〜っ!」
女「好きだったら…私のこと好きだって言うならなんで抱いてくれなかったの?ずっと」
男「お前がアル中だからだよっ!」
女「あ…そっか、アル中の女なんて抱け」
男「バカ!」
女「…うぅ…さっきからひどい」
男「…お前な…お前、子どもができたとき、すっぱり酒やめられるのか?」
女「こ、こども?」
男「そうだよ。子どもができて…んで、お前ストレスがあったら酒に逃げるだろうが」
女「う、うん…恥ずかしながら…弱いので」
男「そしたら、お腹の子どもに影響………そうだよ!俺の考えすぎ…妄想だよっ!悪いかっ!」
女「う、ううん…私、そんなこと考えたこともなかったから」
男「いっつも、妄想してんだよ!給料低いけど…いつか、二人で暮らせるようなとこに移って
子ども育てて、狭くなったら引っ越して、子どもには大学まで行ってほしいから今から金貯めて」
女「あ…」
男「…もしかしたら、お前が酒飲まなくなったら、親父さんの言ってたように先輩が大学行くんだとしたら
学生結婚だなとか…大学にお前が行くようになったら、合コンとかには行かせたくないなとか」
女「………」
男「…全部、ぜんぶバカみたいな妄想だけど」
女「そんなこと」
男「…俺のささやかな今の夢なんだ…悪いかよ」
女「…ね、聞いて欲しいの」
男「…なんだよ」
女「やっぱり…私、あなたが好き…」
男「………そ、そうか」
女「ね…キス、して?」
男「な!?」
女「…お酒のかわり…あなたがしてくれたら、私、ひとりじゃないって思えるから…
…お酒に頼らなくても生きてみせるから…だから…」
男「………」
女「お願い」
男「………目、閉じろ」
女「うん………」
男「………」
99 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 00:45:56.08 ID:AHWTGF5H0男「そうだよ。子どもができて…んで、お前ストレスがあったら酒に逃げるだろうが」
女「う、うん…恥ずかしながら…弱いので」
男「そしたら、お腹の子どもに影響………そうだよ!俺の考えすぎ…妄想だよっ!悪いかっ!」
女「う、ううん…私、そんなこと考えたこともなかったから」
男「いっつも、妄想してんだよ!給料低いけど…いつか、二人で暮らせるようなとこに移って
子ども育てて、狭くなったら引っ越して、子どもには大学まで行ってほしいから今から金貯めて」
女「あ…」
男「…もしかしたら、お前が酒飲まなくなったら、親父さんの言ってたように先輩が大学行くんだとしたら
学生結婚だなとか…大学にお前が行くようになったら、合コンとかには行かせたくないなとか」
女「………」
男「…全部、ぜんぶバカみたいな妄想だけど」
女「そんなこと」
男「…俺のささやかな今の夢なんだ…悪いかよ」
女「…ね、聞いて欲しいの」
男「…なんだよ」
女「やっぱり…私、あなたが好き…」
男「………そ、そうか」
女「ね…キス、して?」
男「な!?」
女「…お酒のかわり…あなたがしてくれたら、私、ひとりじゃないって思えるから…
…お酒に頼らなくても生きてみせるから…だから…」
男「………」
女「お願い」
男「………目、閉じろ」
女「うん………」
男「………」
ガチャ
男「ただいま………?」
男「おい…」
女「ふぇっ?男くん!?」
男「………なんだ、この酒瓶の山は」
女「…だ、だって」
男「…出張前に言ったよな?3日いなくなるけど、医者のいうことは聞けと」
女「う、うん」
男「…医者が、これだけの量を飲めと?」
女「…言ってないです」
男「なんで…」
女「だ、だって、3日も男くんいなくてさみしくて…つい」
男「…こっ、このダメ人間がっ!」
女「ひぅっ…だってだって…3日もキスもなにもしてないんだよ?」
男「…お前な」
女「………ん」
男「目を閉じるな、バカ」
女「………」
男「…一週間、酒禁止。俺も飲まない…いいな?」
女「うん…男くんがそばにいてくれるならそれでいい」
男「………じゃ、じゃあ」
女「うん………」
男「………」
100 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 00:46:52.86 ID:AHWTGF5H0男「ただいま………?」
男「おい…」
女「ふぇっ?男くん!?」
男「………なんだ、この酒瓶の山は」
女「…だ、だって」
男「…出張前に言ったよな?3日いなくなるけど、医者のいうことは聞けと」
女「う、うん」
男「…医者が、これだけの量を飲めと?」
女「…言ってないです」
男「なんで…」
女「だ、だって、3日も男くんいなくてさみしくて…つい」
男「…こっ、このダメ人間がっ!」
女「ひぅっ…だってだって…3日もキスもなにもしてないんだよ?」
男「…お前な」
女「………ん」
男「目を閉じるな、バカ」
女「………」
男「…一週間、酒禁止。俺も飲まない…いいな?」
女「うん…男くんがそばにいてくれるならそれでいい」
男「………じゃ、じゃあ」
女「うん………」
男「………」
ねぇ…男くん
…なんだ?
………しあわせになろうね
………ああ
101 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 00:47:05.07 ID:AHWTGF5H0…なんだ?
………しあわせになろうね
………ああ
おしまひ
102 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 00:50:30.44 ID:d7bi6dEnO>>101
ようやった乙
103 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 00:50:49.47 ID:WCB6me9aOようやった乙
>>101乙!!
ようやった
106 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 01:05:11.98 ID:AHWTGF5H0ようやった
おわりです。
いいですよね…ダメ女。もう世話したくてたまらなくなりますよね…。
参照の通り、既出もいいとこらしいです。
ミサトさんいいですよね…でも俺はリツコ派。
梢ねーさんもいいですね…でも俺は泉姉さん派。
練無は漫画じゃなくても(ry
カミツレをあえて選んだところに最近読んだものの影響があらわれまくりですね…
顔はふつーなんじゃないかと。いや普通ってなんやねんって聞かれても困りますけど。
酒を飲むときは量を考えましょう…俺が言うのもなんですけど。
素敵なスレを立ててくれた>>1、
保守してくれた方々、読んでくれた方々
ありがとうございます。
では、良い春の夜を。
109 蛇足 :2008/04/02(水) 02:20:33.42 ID:AHWTGF5H0いいですよね…ダメ女。もう世話したくてたまらなくなりますよね…。
参照の通り、既出もいいとこらしいです。
ミサトさんいいですよね…でも俺はリツコ派。
梢ねーさんもいいですね…でも俺は泉姉さん派。
練無は漫画じゃなくても(ry
カミツレをあえて選んだところに最近読んだものの影響があらわれまくりですね…
顔はふつーなんじゃないかと。いや普通ってなんやねんって聞かれても困りますけど。
酒を飲むときは量を考えましょう…俺が言うのもなんですけど。
素敵なスレを立ててくれた>>1、
保守してくれた方々、読んでくれた方々
ありがとうございます。
では、良い春の夜を。
――初めて会ったのは、高校二年のとき
男「…ん?」
女「ふゅ?…ひっく」
男「………おい、お前」
女「あ、その制服…一緒のガッコだねー」
男「あ、ああ」
女「そっか…君もサボりか…ダメだよーサボりは」
男「いや、俺はサボりじゃ」
女「まぁま、どう?君も飲む?」
男「…日本酒?」
女「うんっ、飲みやすいよー甘いし」
男「…あのな」
女「あれ?飲まないの?」
男「………お前、なんで学校サボって公園で」
女「だって…きれいだよ、ほら」
男「…さくら?」
女「うんっ…おはなみー。あははははっ」
男「………」
第一印象は最悪だった。
110 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 02:22:49.84 ID:d7bi6dEnO男「…ん?」
女「ふゅ?…ひっく」
男「………おい、お前」
女「あ、その制服…一緒のガッコだねー」
男「あ、ああ」
女「そっか…君もサボりか…ダメだよーサボりは」
男「いや、俺はサボりじゃ」
女「まぁま、どう?君も飲む?」
男「…日本酒?」
女「うんっ、飲みやすいよー甘いし」
男「…あのな」
女「あれ?飲まないの?」
男「………お前、なんで学校サボって公園で」
女「だって…きれいだよ、ほら」
男「…さくら?」
女「うんっ…おはなみー。あははははっ」
男「………」
第一印象は最悪だった。
>>109
おおぅw
111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 02:31:47.99 ID:AHWTGF5H0おおぅw
男「………」
女「あーわかったっ!お酒飲んだことなんでしょ?」
男「…ないけど」
女「そうね…じゃあ、おねーさんがジュースをおごっちゃう!」
男「…おねーさん?」
女「ん?そうだよ」
男「どう見てもお前の方が年下だろ…」
女「…そ、そんなこと言われてもだって襟章の学年私の一個下だし」
男「………先輩?」
女「そうそう」
男「…で、授業やってんだろ?戻れよ」
女「うわっ…せっかくおごって上げるって言ってるのに〜」
男「…言っとくけど、俺サボりじゃないからな」
女「へ…?だって…茶髪」
男「地毛だ」
女「………あれ?」
人見知りの激しい人間のはずなのに、なんで最初からこんなに打ち解けてたんだろう…
酒の魔力?…それとも?
112 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 02:43:37.86 ID:AHWTGF5H0女「あーわかったっ!お酒飲んだことなんでしょ?」
男「…ないけど」
女「そうね…じゃあ、おねーさんがジュースをおごっちゃう!」
男「…おねーさん?」
女「ん?そうだよ」
男「どう見てもお前の方が年下だろ…」
女「…そ、そんなこと言われてもだって襟章の学年私の一個下だし」
男「………先輩?」
女「そうそう」
男「…で、授業やってんだろ?戻れよ」
女「うわっ…せっかくおごって上げるって言ってるのに〜」
男「…言っとくけど、俺サボりじゃないからな」
女「へ…?だって…茶髪」
男「地毛だ」
女「………あれ?」
人見知りの激しい人間のはずなのに、なんで最初からこんなに打ち解けてたんだろう…
酒の魔力?…それとも?
男「いいか、よく聞けよ?」
女「んくっ…ごくっごくっごく」
男「聞け」
女「…ん?」
男「世の中にはな、高等教育を受けたくても受けられないやつだって」
女「あ、それ私だ〜」
男「は?」
女「…授業に行きたい…でも、こんなほろ酔い気分で学校にいったらたたき出されちゃう…」
男「…お前な、だったら飲まなきゃ」
女「ムリだよぅ…だって、こんなにさくら、きれいなんだから」
男「…今日じゃなくても」
女「だって、天気予報で明日大雨だって…今日しかないんだよ?」
男「だからってな…」
女「ね、だからさ、飲もうよー!ちょうど一人で退屈してたのー!…あ、もしかして暇じゃない?」
男「…そんなことないけど」
女「じゃ、ジュース買って上げる〜。何がいい?」
男「…これでいい」
女「…いいの?」
男「ああ」
女「じゃ、かんぱーいっ!!」
男「かんぱい」
公園の桜の下、二人で最初の酒宴を楽しんだ。
113 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 02:53:50.44 ID:AHWTGF5H0女「んくっ…ごくっごくっごく」
男「聞け」
女「…ん?」
男「世の中にはな、高等教育を受けたくても受けられないやつだって」
女「あ、それ私だ〜」
男「は?」
女「…授業に行きたい…でも、こんなほろ酔い気分で学校にいったらたたき出されちゃう…」
男「…お前な、だったら飲まなきゃ」
女「ムリだよぅ…だって、こんなにさくら、きれいなんだから」
男「…今日じゃなくても」
女「だって、天気予報で明日大雨だって…今日しかないんだよ?」
男「だからってな…」
女「ね、だからさ、飲もうよー!ちょうど一人で退屈してたのー!…あ、もしかして暇じゃない?」
男「…そんなことないけど」
女「じゃ、ジュース買って上げる〜。何がいい?」
男「…これでいい」
女「…いいの?」
男「ああ」
女「じゃ、かんぱーいっ!!」
男「かんぱい」
公園の桜の下、二人で最初の酒宴を楽しんだ。
ひざまくら…というものを初めて体験した。
男「………ん?あ…」
女「起きた?」
男「…悪い」
女「足、しびれちゃった」
男「悪い………痛っててて」
女「もう二日酔い?…まだ3時間くらいしか経ってないよ?」
男「あぁ…だからこんなに暗いのか」
女「…んくっ…ごくっ…」
男「まだ、飲んでたのか…」
女「うんっ。これで最後」
男「…ほどほどにしとけよ…あ、門限破っちまった」
女「…門限?きびしいんだ?」
男「………まぁ、そんなとこ。じゃあ帰るわ」
女「そっか…私も帰ろうかなぁ」
男「…授業、マジメに受けろよ」
女「あははー。がんばる」
男「頑張れ」
彼の寝顔はとてもかわいらしかった。
115 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 03:04:08.94 ID:AHWTGF5H0男「………ん?あ…」
女「起きた?」
男「…悪い」
女「足、しびれちゃった」
男「悪い………痛っててて」
女「もう二日酔い?…まだ3時間くらいしか経ってないよ?」
男「あぁ…だからこんなに暗いのか」
女「…んくっ…ごくっ…」
男「まだ、飲んでたのか…」
女「うんっ。これで最後」
男「…ほどほどにしとけよ…あ、門限破っちまった」
女「…門限?きびしいんだ?」
男「………まぁ、そんなとこ。じゃあ帰るわ」
女「そっか…私も帰ろうかなぁ」
男「…授業、マジメに受けろよ」
女「あははー。がんばる」
男「頑張れ」
彼の寝顔はとてもかわいらしかった。
女「ただいまー」
返事はない。
家に誰かがいることは少ない。…というかほとんどない。
母は幼い頃病気で死んだらしい。
父は仕事に追われる毎日。
女「さあて…新刊っ新刊っ…キングっキングっ」
お金はあった。
父が毎月置いていく生活費。十分だった。…十二分だった。
女の子だから、いろいろ身を飾るものが必要だろうという配慮かもしれない。
でも、そんなもの私には必要なかった。
だから、生活費から浮いたお金で本を買った。酒を買った。
父は言う「お前には大学に行って、いい人と結婚して幸せになってほしい」と
良い学歴、良い伴侶。
でも、そんなもの私は欲しくなかった。
ただ、父に…誰かにそばにいて欲しかった。
116 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 03:11:29.86 ID:AHWTGF5H0返事はない。
家に誰かがいることは少ない。…というかほとんどない。
母は幼い頃病気で死んだらしい。
父は仕事に追われる毎日。
女「さあて…新刊っ新刊っ…キングっキングっ」
お金はあった。
父が毎月置いていく生活費。十分だった。…十二分だった。
女の子だから、いろいろ身を飾るものが必要だろうという配慮かもしれない。
でも、そんなもの私には必要なかった。
だから、生活費から浮いたお金で本を買った。酒を買った。
父は言う「お前には大学に行って、いい人と結婚して幸せになってほしい」と
良い学歴、良い伴侶。
でも、そんなもの私は欲しくなかった。
ただ、父に…誰かにそばにいて欲しかった。
――初めて会ったのは高校一年のとき
男「…ん?」
女「ふゅ?…ひっく」
ある理由から、学生服で街をぶらつくことになって
偶然、彼女に会った。
変な女。実は先輩。…サボり。
ふざけている。せっかく学ぶ機会があるっていうのに。
いらいらした。昼間から酒を飲んで、学校をサボって…。
嫌いな種類の人間だと思った。
でも嫌えなかった。彼女と別れて残ったのは
夜桜を背景にした彼女の微笑みと「もう一度会いたい」という願望だった。
117 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 03:19:50.70 ID:AHWTGF5H0男「…ん?」
女「ふゅ?…ひっく」
ある理由から、学生服で街をぶらつくことになって
偶然、彼女に会った。
変な女。実は先輩。…サボり。
ふざけている。せっかく学ぶ機会があるっていうのに。
いらいらした。昼間から酒を飲んで、学校をサボって…。
嫌いな種類の人間だと思った。
でも嫌えなかった。彼女と別れて残ったのは
夜桜を背景にした彼女の微笑みと「もう一度会いたい」という願望だった。
男「…ただいまかえりました」
A「今何時だと思っている」
男「すいません。つい、公園でうたたねしてしまって」
A「…今回は大目に見てやる。普段の生活態度がいいからな」
男「ありがとうございます」
A「…アルコール、におうぞ」
男「…マジですか?」
A「マジだ。あんまり口あけるなよ」
男「はい、先生」
A「あと手紙きてたぞ」
男「…ありがとうございます」
A「明日から学校だろう?今日は早く寝ろよ」
男「消灯時間までには寝ます」
A「うん」
手紙は中学卒業後施設をでた友人からだった。
住み込みで大工の見習いをしているらしい。生活に慣れたということだった。
118 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 03:30:43.64 ID:AHWTGF5H0A「今何時だと思っている」
男「すいません。つい、公園でうたたねしてしまって」
A「…今回は大目に見てやる。普段の生活態度がいいからな」
男「ありがとうございます」
A「…アルコール、におうぞ」
男「…マジですか?」
A「マジだ。あんまり口あけるなよ」
男「はい、先生」
A「あと手紙きてたぞ」
男「…ありがとうございます」
A「明日から学校だろう?今日は早く寝ろよ」
男「消灯時間までには寝ます」
A「うん」
手紙は中学卒業後施設をでた友人からだった。
住み込みで大工の見習いをしているらしい。生活に慣れたということだった。
女「…あ」
男「…え?」
女「………あ、あの」
男「お前、昨日の」
女「あ、あの昨日はごめんね?迷惑だったよね…そのむりやり」
男「え?」
女「ごめんね。あの…飲むとちょっと気が大きくなって…つい。
そのできるだけ飲まないようにはしてるんだけど…ちょっと昨日は」
男「…あのさ」
女「な、なに?」
男「………なんでもない。今日はちゃんと授業受けろよ」
女「今日授業ない…っていうか、あの私、先輩」
男「…授業うけろよ、先輩」
女「うぅ…そうじゃなくて…あ、あと君の名前聞いてなかった」
――次の日…入学式直後に、私たちは再会していた。
119 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 03:40:45.49 ID:AHWTGF5H0男「…え?」
女「………あ、あの」
男「お前、昨日の」
女「あ、あの昨日はごめんね?迷惑だったよね…そのむりやり」
男「え?」
女「ごめんね。あの…飲むとちょっと気が大きくなって…つい。
そのできるだけ飲まないようにはしてるんだけど…ちょっと昨日は」
男「…あのさ」
女「な、なに?」
男「………なんでもない。今日はちゃんと授業受けろよ」
女「今日授業ない…っていうか、あの私、先輩」
男「…授業うけろよ、先輩」
女「うぅ…そうじゃなくて…あ、あと君の名前聞いてなかった」
――次の日…入学式直後に、私たちは再会していた。
友「女ー」
女「あ、友ちゃん」
友「このサボり魔が…」
女「うぅ…そんなにサボってないもん」
友「ちゃんと怒られてきた?」
女「うん…あんまりサボると単位とれなくなるよ〜って言われた」
友「…あんまり怒られたように聞こえない」
女「うん、私もあんまり怒られたような気がしなかった」
友「ダメじゃん」
女「うぅ…」
友「…あんたねぇ、留年するわよ?」
女「………留年、かぁ」
友「なに?そのちょっといいかもみたいな顔」
女「え?ウソ?そんな顔してた?」
友「してた。してた」
女「…そかな?」
――なんとなく思い出していた。桜の木下であったあの男の子を。
120 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 03:58:53.25 ID:AHWTGF5H0女「あ、友ちゃん」
友「このサボり魔が…」
女「うぅ…そんなにサボってないもん」
友「ちゃんと怒られてきた?」
女「うん…あんまりサボると単位とれなくなるよ〜って言われた」
友「…あんまり怒られたように聞こえない」
女「うん、私もあんまり怒られたような気がしなかった」
友「ダメじゃん」
女「うぅ…」
友「…あんたねぇ、留年するわよ?」
女「………留年、かぁ」
友「なに?そのちょっといいかもみたいな顔」
女「え?ウソ?そんな顔してた?」
友「してた。してた」
女「…そかな?」
――なんとなく思い出していた。桜の木下であったあの男の子を。
ガチャ
男「ふぅ…さて、食うか」
女「…男くん?」
男「…先輩?」
女「…なんで屋上に?」
男「いや、お前こそ…昼休み始まってすぐ来たんだけど早すぎないか?」
女「そ、それは…えと」
男「…サボった?」
女「う、うん」
男「………まぁ、いいけどさ」
女「え?」
男「俺には関係ないし」
女「そ、そうだよね………お昼ご飯?」
男「ああ…」
女「…おおきいおにぎりだね」
男「ああ…」
女「…お母さんの手作り?」
男「いや、違う…坂本さん」
女「…坂本さんの手作り?」
男「ああ」
121 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 04:07:22.92 ID:AHWTGF5H0男「ふぅ…さて、食うか」
女「…男くん?」
男「…先輩?」
女「…なんで屋上に?」
男「いや、お前こそ…昼休み始まってすぐ来たんだけど早すぎないか?」
女「そ、それは…えと」
男「…サボった?」
女「う、うん」
男「………まぁ、いいけどさ」
女「え?」
男「俺には関係ないし」
女「そ、そうだよね………お昼ご飯?」
男「ああ…」
女「…おおきいおにぎりだね」
男「ああ…」
女「…お母さんの手作り?」
男「いや、違う…坂本さん」
女「…坂本さんの手作り?」
男「ああ」
女「あ、あのさ、坂本さんって…彼女?」
男「ブフっ!!」
女「…汚いなぁ」
男「お前が妙なこと言うからだ…食堂のおばちゃん48歳主婦、だ」
女「そ、そうなんだ…食堂って学食?そんなサービス聞いたこと」
男「ウチの施設の食堂」
女「しせつ?」
男「両親いないからそこから通ってる」
女「施設…」
男「先輩、メシは?」
女「あ、私は、お昼ご飯食べないから」
男「…食べ、ない?」
女「うん。朝と晩食べたら大丈夫だし」
男「………食え」
女「え?で、でもこれ男くんのおにぎり」
男「いいから、食え」
女「そ、それに、こんなに大きいの、口に入りきらないよぅ」
男「…むりやり押し込む」
女「うぅ…はぐっ…」
男「いいか?そもそも食事というものはな…」
――男くんはとても説教くさかった…
その日から私は彼と一緒に屋上でお昼ご飯を食べることになった…
122 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 04:17:20.71 ID:AHWTGF5H0男「ブフっ!!」
女「…汚いなぁ」
男「お前が妙なこと言うからだ…食堂のおばちゃん48歳主婦、だ」
女「そ、そうなんだ…食堂って学食?そんなサービス聞いたこと」
男「ウチの施設の食堂」
女「しせつ?」
男「両親いないからそこから通ってる」
女「施設…」
男「先輩、メシは?」
女「あ、私は、お昼ご飯食べないから」
男「…食べ、ない?」
女「うん。朝と晩食べたら大丈夫だし」
男「………食え」
女「え?で、でもこれ男くんのおにぎり」
男「いいから、食え」
女「そ、それに、こんなに大きいの、口に入りきらないよぅ」
男「…むりやり押し込む」
女「うぅ…はぐっ…」
男「いいか?そもそも食事というものはな…」
――男くんはとても説教くさかった…
その日から私は彼と一緒に屋上でお昼ご飯を食べることになった…
トゥルルルル トゥルルルル
もしもしただいまでかけております――
父「…女?いないのか?学校から連絡があった。サボってるらしいな…」
電話なんて…いらないのに。
しかってくれるなら…帰ってきて。
傍でしかってよ。
男「バカっ!…お前な、なんで国語の日ばっかりサボってんだよ!!」
女「た、たまたま…偶然だよ?」
男「偶然でもな出席日数が…ていうか、なんで俺が昼休みにわざわざ…」
女「ご、ごめんね…あの」
男「うるさいっ!サボるならせめて屋上でサボれ屋上で!!」
女「だって、屋上にいたら、10分休みに男くんが来るじゃない…」
男「だから、言ってるんだ!屋上だったら、昼飯も食えるだろうが…」
女「で、でも葉桜もね…ほら、古今和歌集でも」
男「とっとと帰って昼メシ食うぞ!!」
女「うぅ」
――男くんは優しい。
123 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 04:34:42.26 ID:AHWTGF5H0もしもしただいまでかけております――
父「…女?いないのか?学校から連絡があった。サボってるらしいな…」
電話なんて…いらないのに。
しかってくれるなら…帰ってきて。
傍でしかってよ。
男「バカっ!…お前な、なんで国語の日ばっかりサボってんだよ!!」
女「た、たまたま…偶然だよ?」
男「偶然でもな出席日数が…ていうか、なんで俺が昼休みにわざわざ…」
女「ご、ごめんね…あの」
男「うるさいっ!サボるならせめて屋上でサボれ屋上で!!」
女「だって、屋上にいたら、10分休みに男くんが来るじゃない…」
男「だから、言ってるんだ!屋上だったら、昼飯も食えるだろうが…」
女「で、でも葉桜もね…ほら、古今和歌集でも」
男「とっとと帰って昼メシ食うぞ!!」
女「うぅ」
――男くんは優しい。
女「あっ!男く〜ん」
男「…お前な」
女「ほら見て…中秋の名月って感じ」
男「それは先月…なにがあったのかと俺は」
女「そう?…あ、はい、ワンカップでいいよね?」
男「…ていうか、なんで施設の番号知ってる」
女「え?…タウンページで」
男「…どうやって、俺までつながったんだ」
女「ねぇねぇ、そんなことより、ほら」
男「………」
女「かんぱーいっ!」
男「…かんぱい」
女「んくっ…ごくっごくごくごく…」
男「…先輩、ペース速くなってないか?」
女「そうかなぁ…どうだろ?ふっへへへへへへー」
男「…さいきん、門限破ってもスルーされる」
女「よかったねー。ていうか高校生なんだし門限て」
男「…でも晩飯は片付けられてる」
女「あ、ご飯食べてないの?スルメあるよ?」
124 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 04:35:04.13 ID:AHWTGF5H0男「…お前な」
女「ほら見て…中秋の名月って感じ」
男「それは先月…なにがあったのかと俺は」
女「そう?…あ、はい、ワンカップでいいよね?」
男「…ていうか、なんで施設の番号知ってる」
女「え?…タウンページで」
男「…どうやって、俺までつながったんだ」
女「ねぇねぇ、そんなことより、ほら」
男「………」
女「かんぱーいっ!」
男「…かんぱい」
女「んくっ…ごくっごくごくごく…」
男「…先輩、ペース速くなってないか?」
女「そうかなぁ…どうだろ?ふっへへへへへへー」
男「…さいきん、門限破ってもスルーされる」
女「よかったねー。ていうか高校生なんだし門限て」
男「…でも晩飯は片付けられてる」
女「あ、ご飯食べてないの?スルメあるよ?」
男「………」
女「門限気にしないでいいんだったらエンドレスで飲めるね!!やったー!!」
男「お前は…どうなんだ?」
女「え?」
男「普通、娘がこんな時間まで帰ってこなかったら心配するんじゃないのか?親っていうのは」
女「あははー…いやいや、お父さんは今週は帰ってきませんからー」
男「…そうなのか?」
女「うんっ…あ、よかったら私の部屋で飲む?お父さん秘蔵のスコッチとかあるよ?」
男「…遠慮しとく」
女「そう…」
男「だいたいな若い男を部屋に招くとかそういう」
父「女っ!!」
男「え?」
女「…うそ」
父「貴様っ!ウチの娘にっ!!」
男「な?」
153 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 15:04:59.33 ID:QZRHRQ5M0女「門限気にしないでいいんだったらエンドレスで飲めるね!!やったー!!」
男「お前は…どうなんだ?」
女「え?」
男「普通、娘がこんな時間まで帰ってこなかったら心配するんじゃないのか?親っていうのは」
女「あははー…いやいや、お父さんは今週は帰ってきませんからー」
男「…そうなのか?」
女「うんっ…あ、よかったら私の部屋で飲む?お父さん秘蔵のスコッチとかあるよ?」
男「…遠慮しとく」
女「そう…」
男「だいたいな若い男を部屋に招くとかそういう」
父「女っ!!」
男「え?」
女「…うそ」
父「貴様っ!ウチの娘にっ!!」
男「な?」
猫「なー」
男「ん?なんだ?」
猫「なー、なー」
男「また酒か。ちょっと待ってろよ」
男「ほら」
猫「なー」
女「なー」
男「しかしお前、酒好きだよな」
女「なー、なー」
男「で、ツマミはどうする?」
女「なー」
男「いつものヤツってか。まだ鮭トバあったはずだから、炙ってくる」
女「なー!」
154 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 15:14:09.53 ID:QZRHRQ5M0男「ん?なんだ?」
猫「なー、なー」
男「また酒か。ちょっと待ってろよ」
男「ほら」
猫「なー」
女「なー」
男「しかしお前、酒好きだよな」
女「なー、なー」
男「で、ツマミはどうする?」
女「なー」
男「いつものヤツってか。まだ鮭トバあったはずだから、炙ってくる」
女「なー!」
男「お前がここ来てどれくらいになったかなあ」
女「なー」
男「5年前か、ウチの玄関にいたの」
女「なー」
男「最初に酒を飲ませてみたのは3年くらい前だったかな、びっくりしたんだぞ」
女「なー?」
男「猫がいきなり人間の姿だもんな」
女「なー」
男「どんな化け猫だよ」
女「なーっ!!」
男「ああ、悪かった。怒るなよ」
女「なー!」
男「ほら、つぐから、機嫌直せよ」
155 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 15:23:08.68 ID:QZRHRQ5M0女「なー」
男「5年前か、ウチの玄関にいたの」
女「なー」
男「最初に酒を飲ませてみたのは3年くらい前だったかな、びっくりしたんだぞ」
女「なー?」
男「猫がいきなり人間の姿だもんな」
女「なー」
男「どんな化け猫だよ」
女「なーっ!!」
男「ああ、悪かった。怒るなよ」
女「なー!」
男「ほら、つぐから、機嫌直せよ」
男「最初に飲ませた時は、見た目高校生くらいだったっけ」
女「なー」
男「今じゃ俺より年上に見えるな。25歳くらいってとこかな」
女「なー、なー」
男「なに踏ん反り返ってんだよ。お姉さんだってか」
女「なー」
男「まあ、こうやって話相手になってくれてるし、すごく助かってるぞ」
女「なー」トクトクトク
男「お、すまんな。そっちも空か。ほら」トクトクトク
女「なー!」
男「おう、乾杯!」
カチン
156 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 15:29:47.54 ID:QZRHRQ5M0女「なー」
男「今じゃ俺より年上に見えるな。25歳くらいってとこかな」
女「なー、なー」
男「なに踏ん反り返ってんだよ。お姉さんだってか」
女「なー」
男「まあ、こうやって話相手になってくれてるし、すごく助かってるぞ」
女「なー」トクトクトク
男「お、すまんな。そっちも空か。ほら」トクトクトク
女「なー!」
男「おう、乾杯!」
カチン
男「ただいま」
猫「なー」
男「・・・」
猫「なー、なー」
男「ん?また酒か?うん、そうだな」
女「なー」
男「それでな、第一志望の会社、落ちちゃってさあ」
女「なー」
男「お前、正座して、膝叩いて」
女「なー!」
男「膝枕?」
女「なー」
男「ありがと。慰めてくれてるんだ」
女「なー」
158 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 15:39:03.15 ID:QZRHRQ5M0猫「なー」
男「・・・」
猫「なー、なー」
男「ん?また酒か?うん、そうだな」
女「なー」
男「それでな、第一志望の会社、落ちちゃってさあ」
女「なー」
男「お前、正座して、膝叩いて」
女「なー!」
男「膝枕?」
女「なー」
男「ありがと。慰めてくれてるんだ」
女「なー」
男「ただいまー」
猫「なー」
男「やったぞ。やったぞ、猫!」
猫「なー?」
男「就職決まった。春からは立派に社会人だ」
猫「なー、なー」
男「飲もうか。お祝いだ」
猫「なー!」
女「なー」
男「ん?なんだ?」
女「なー」ゴソゴソ
男「え?指輪。どうしたんだこれ」
女「なー、なー」
男「どっかで拾ってきたのかよ。くれるのか?」
女「なー」
男「お祝いしてくれるのか。ありがとうな。大事にするよ」
159 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 15:47:38.29 ID:QZRHRQ5M0猫「なー」
男「やったぞ。やったぞ、猫!」
猫「なー?」
男「就職決まった。春からは立派に社会人だ」
猫「なー、なー」
男「飲もうか。お祝いだ」
猫「なー!」
女「なー」
男「ん?なんだ?」
女「なー」ゴソゴソ
男「え?指輪。どうしたんだこれ」
女「なー、なー」
男「どっかで拾ってきたのかよ。くれるのか?」
女「なー」
男「お祝いしてくれるのか。ありがとうな。大事にするよ」
男「ただいま」
猫「なー」
男「今日はおみやげがあるんだぞ」
猫「なー?」
男「初任給も出たし、ほら、俺たち専用の冷酒セットだ」
猫「なー、なー」
男「綺麗な猪口だろー。ほら飲もう」
猫「なー!」
女「なー」トクトク
男「おお、ありがとう」
女「なー」
男「それとな、こないだの指輪のお礼もあるんだ」
女「なー?」
男「ほら、ネックレス。これなら猫の時も持ってられるかなって、思ってさ」
女「なー、なー・・・」
男「・・・お前、泣いてるのか」
女「なー・・・」
男「泣くなよ。ほらいつも笑って酒飲んでるだろ」
女「なー」
160 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 15:50:11.35 ID:QZRHRQ5M0猫「なー」
男「今日はおみやげがあるんだぞ」
猫「なー?」
男「初任給も出たし、ほら、俺たち専用の冷酒セットだ」
猫「なー、なー」
男「綺麗な猪口だろー。ほら飲もう」
猫「なー!」
女「なー」トクトク
男「おお、ありがとう」
女「なー」
男「それとな、こないだの指輪のお礼もあるんだ」
女「なー?」
男「ほら、ネックレス。これなら猫の時も持ってられるかなって、思ってさ」
女「なー、なー・・・」
男「・・・お前、泣いてるのか」
女「なー・・・」
男「泣くなよ。ほらいつも笑って酒飲んでるだろ」
女「なー」
数年後
男「ただいま」
猫「なー」
男「いやあ疲れた」
猫「なー、なー」
男「飲もうか」
女「なー」
男「それでさ、上司がこれまた嫌なヤツでさあ」
女「なー、なー」
男「それでさあ」
女「なー」
男「猫さ、いつの間にか、俺の母さんくらいに見えるな」
女「なー」
男「にこにこしちゃって。嬉しいのか?」
女「なー」なでなで
男「こら、頭なでるなよ」
女「なー」
男「ただいま」
彼女「おじゃましまーす。あ、猫だー」
猫「なー」
彼女「かわいいっ!」
猫「なー」
男「彼女ー?なに飲む?」
彼女「ん?なんでもいいよー」
162 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 15:55:05.60 ID:QZRHRQ5M0彼女「おじゃましまーす。あ、猫だー」
猫「なー」
彼女「かわいいっ!」
猫「なー」
男「彼女ー?なに飲む?」
彼女「ん?なんでもいいよー」
彼女「zzz」
男「あーあ、寝ちゃった。酒弱いなあ」
猫「なー」
男「ん?」
猫「なー、なー」
男「ん?酒か?」
猫「なー!」
男「なあ猫、なににこにこしてるんだ?」
女「なー」ポンポン
男「肩叩くなよ」
女「なー」
男「もしかして、喜んでくれてるのか?」
女「なー!」
男「もしかして拗ねるかもとか思ってたんだが」
女「なー」
男「そうやって胸張って、私はお母さんだよって雰囲気だすなよ」
女「なー」トクトクトク
男「はいはい、飲むから」
女「なー」
163 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 15:58:28.15 ID:QZRHRQ5M0男「あーあ、寝ちゃった。酒弱いなあ」
猫「なー」
男「ん?」
猫「なー、なー」
男「ん?酒か?」
猫「なー!」
男「なあ猫、なににこにこしてるんだ?」
女「なー」ポンポン
男「肩叩くなよ」
女「なー」
男「もしかして、喜んでくれてるのか?」
女「なー!」
男「もしかして拗ねるかもとか思ってたんだが」
女「なー」
男「そうやって胸張って、私はお母さんだよって雰囲気だすなよ」
女「なー」トクトクトク
男「はいはい、飲むから」
女「なー」
さらに数年後
男「ただいま」
猫「なー」
男「聞いてくれよ。今度さ、俺さ。あ、酒飲みながらにしようか」
猫「なー!」
男「それでさ。俺、彼女に結婚してくれって言ったんだ」
女「なー」
男「そしたらさ、彼女OKしてくれてさ」
女「なー、なー」
男「喜んでくれるか。そっか」
女「なー!」
男「・・・ありがとう。気がついたら猫、おばあちゃんだもんな」
女「なー・・・」
男「泣くなよ。嫁を紹介されて、嬉しくて泣いてるおばあちゃんみたいじゃないか」
女「なー・・・」
男「そうか、ほんとにそう思ってくれてるんだな」
女「なー」
男「さ、引越しの準備も終わり。猫も明日から新居だぞ」
猫「なー」
男「明日からは3人で生活だ」
猫「なー、なー」
男「うーん、飲みながら話、しようか」
猫「なー」
男「それでどうしようかな、彼女に猫のこと、話した方がいいかな」
女「なー」
男「びっくりするだろうな」
女「なー」
男「でも、大丈夫だよ。彼女、きっと猫と仲良くしてくれるよ。俺が保証する」
女「なー、なー」ポンポン
男「ん?膝叩いて。膝枕?」
女「なー」
男「久しぶりだな」
165 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 16:03:59.00 ID:QZRHRQ5M0猫「なー」
男「明日からは3人で生活だ」
猫「なー、なー」
男「うーん、飲みながら話、しようか」
猫「なー」
男「それでどうしようかな、彼女に猫のこと、話した方がいいかな」
女「なー」
男「びっくりするだろうな」
女「なー」
男「でも、大丈夫だよ。彼女、きっと猫と仲良くしてくれるよ。俺が保証する」
女「なー、なー」ポンポン
男「ん?膝叩いて。膝枕?」
女「なー」
男「久しぶりだな」
男「あー、なんか懐かしいな」
女「なー」
男「もう10年以上になるんだな。猫がここに来てから」
女「なー」
男「ホントに色々、ありがとな。猫がいてくれて、俺、すごく助かった」
女「・・・なー」
男「これからも、今度は3人でまた楽しくやっていこうな」
女「なー」
男「たのしみ、だな・・・zzz」
女「・・・なー・・・」
166 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 16:07:01.77 ID:QZRHRQ5M0女「なー」
男「もう10年以上になるんだな。猫がここに来てから」
女「なー」
男「ホントに色々、ありがとな。猫がいてくれて、俺、すごく助かった」
女「・・・なー」
男「これからも、今度は3人でまた楽しくやっていこうな」
女「なー」
男「たのしみ、だな・・・zzz」
女「・・・なー・・・」
男「ん?朝?いかん酔っ払って寝ちまったか」
男「おーい、猫。今日は引越しだぞ」
男「猫ー?」
男(なんだ?なんで猫のネックレス、俺の手に巻きついてるんだ?)
男「猫?猫!?」
猫「・・・」
男「猫っ!!」
猫「・・・」
男「おまえ、冗談だろ。やめろよ。そういうのは人間の時だけにしてくれよ」
猫「・・・」
男「おい、おい!!起きろよ。起きてくれよ!!!!」
168 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 16:09:47.73 ID:QZRHRQ5M0男「おーい、猫。今日は引越しだぞ」
男「猫ー?」
男(なんだ?なんで猫のネックレス、俺の手に巻きついてるんだ?)
男「猫?猫!?」
猫「・・・」
男「猫っ!!」
猫「・・・」
男「おまえ、冗談だろ。やめろよ。そういうのは人間の時だけにしてくれよ」
猫「・・・」
男「おい、おい!!起きろよ。起きてくれよ!!!!」
彼女「男君、大丈夫?」
男「ああ」
彼女「・・・」
男「あ、ごめんな。心配かけちゃったか」
彼女「いや、いいよ。ずっと一緒だったんだよね」
男「ああ、10年以上かな」
彼女「家族だもんね」
男「ああ」
男「これ、つけてもらえるか?」
彼女「これって、猫ちゃんのしてたネックレス?」
男「ああ、猫がさ、これを彼女に渡せって、最後に」
彼女「・・・そうなんだ」
男「猫、俺と彼女のこと、気にかけてくれてたんだ」
彼女「ありがとう、男君。猫ちゃん、ありがとう」
169 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 16:12:16.14 ID:QZRHRQ5M0男「ああ」
彼女「・・・」
男「あ、ごめんな。心配かけちゃったか」
彼女「いや、いいよ。ずっと一緒だったんだよね」
男「ああ、10年以上かな」
彼女「家族だもんね」
男「ああ」
男「これ、つけてもらえるか?」
彼女「これって、猫ちゃんのしてたネックレス?」
男「ああ、猫がさ、これを彼女に渡せって、最後に」
彼女「・・・そうなんだ」
男「猫、俺と彼女のこと、気にかけてくれてたんだ」
彼女「ありがとう、男君。猫ちゃん、ありがとう」
男「ただいま」
彼女「おかえりなさい」
男「たまに、飲まないか?」
彼女「はいはい。お付き合いしましょう」
男「1年だろ。あれから」
彼女「覚えてたよ。色んなことがあった日だもんね」
男「でさ、ずっと言ってなかったことがあるんだ」
彼女「なに?」
男「信じてもらえないだろうと思うけど、聞いて欲しい」
彼女「聞きましょう。その指輪の意味もあるんでしょ?」
男「ああ」
男「小さいころに両親亡くして天涯孤独の俺にいた、妹で姉貴で母親でおばあちゃんで」
男「ただ酒飲みで、それしかできなくて、それでも俺の愚痴を聞いてくれて、笑って泣いて、心配してくて、喜んでくれて」
男「そんな存在の話だ」
おしまい
170 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 16:14:08.31 ID:Pb3XPLrJO彼女「おかえりなさい」
男「たまに、飲まないか?」
彼女「はいはい。お付き合いしましょう」
男「1年だろ。あれから」
彼女「覚えてたよ。色んなことがあった日だもんね」
男「でさ、ずっと言ってなかったことがあるんだ」
彼女「なに?」
男「信じてもらえないだろうと思うけど、聞いて欲しい」
彼女「聞きましょう。その指輪の意味もあるんでしょ?」
男「ああ」
男「小さいころに両親亡くして天涯孤独の俺にいた、妹で姉貴で母親でおばあちゃんで」
男「ただ酒飲みで、それしかできなくて、それでも俺の愚痴を聞いてくれて、笑って泣いて、心配してくて、喜んでくれて」
男「そんな存在の話だ」
おしまい
いいねいいねでも空気は読まない
男「ただい…」
女「すぅ…すぅ…」
男「起きろアル中」
女「ふわぁ…んっ、男か」
男「男か…じゃないわボケ、人の酒蔵に忍び込みやがって」
女「ごちそうさまでした」
男「…おい」
女「今年のはマイルドだね、うん」
男「飲みやがったな!?今年の売り物を!!」
女「ふわぁ、そんなに怒鳴らないで頭がイタタ」
男「…上で待ってろ説教してやる」
女「お酒よろしくねえ」
男「知るか!!」
171 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 16:22:11.56 ID:Pb3XPLrJO男「ただい…」
女「すぅ…すぅ…」
男「起きろアル中」
女「ふわぁ…んっ、男か」
男「男か…じゃないわボケ、人の酒蔵に忍び込みやがって」
女「ごちそうさまでした」
男「…おい」
女「今年のはマイルドだね、うん」
男「飲みやがったな!?今年の売り物を!!」
女「ふわぁ、そんなに怒鳴らないで頭がイタタ」
男「…上で待ってろ説教してやる」
女「お酒よろしくねえ」
男「知るか!!」
男「オマエなぁ、来る時は言えと言っただろ」
女「ふわぁ眠い」
男「…」
女「まあまあ、酒瓶はさすがに危ないって」
男「はぁ、もういいけどな」
女「人間諦めが肝心」
男「オマエが言うなよ、でどうだ今年のは?」
女「マイルド」
男「それは聞いた」
女「少し甘いかな?」
男「やっぱ野生の酵母はダメか…」
女「うーん、他にはないの?」
男「ほら」
女「ありがと、これだから男好き」
男「はぁ…」
172 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 16:29:11.70 ID:Pb3XPLrJO女「ふわぁ眠い」
男「…」
女「まあまあ、酒瓶はさすがに危ないって」
男「はぁ、もういいけどな」
女「人間諦めが肝心」
男「オマエが言うなよ、でどうだ今年のは?」
女「マイルド」
男「それは聞いた」
女「少し甘いかな?」
男「やっぱ野生の酵母はダメか…」
女「うーん、他にはないの?」
男「ほら」
女「ありがと、これだから男好き」
男「はぁ…」
女「ふぅ、幸せ…」
男「オマエ就職したのか?」
女「お酒おいしいよ?ほら」
男「はいはい、まだパラサイトしてるのかよ」
女「うーん、まあね」
男「いい加減考えないと難しいぞ」
女「私にはお酒があればいいの」
男「あのなあ」
女「これは辛めだね」
男「そりゃテキーラを真似て造ったやつだからな」
女「でも飲みやすいよ」
男「そうか」
173 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 16:34:46.21 ID:Pb3XPLrJO男「オマエ就職したのか?」
女「お酒おいしいよ?ほら」
男「はいはい、まだパラサイトしてるのかよ」
女「うーん、まあね」
男「いい加減考えないと難しいぞ」
女「私にはお酒があればいいの」
男「あのなあ」
女「これは辛めだね」
男「そりゃテキーラを真似て造ったやつだからな」
女「でも飲みやすいよ」
男「そうか」
男「おい」
女「なに?」
男「そろそろ酒はやめろ」
女「まだまだ飲めるよ私は」
男「急性で死なれても困る」
女「大丈夫だって」
男「…あまり売り物を飲まれても困る」
女「そうだね、じゃあ後一升で」
男「自暴自棄になるなよ」
女「そんなのじゃないよ」
男「ならいいけどな」
182 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 18:51:49.65 ID:YqPh3jLtO女「なに?」
男「そろそろ酒はやめろ」
女「まだまだ飲めるよ私は」
男「急性で死なれても困る」
女「大丈夫だって」
男「…あまり売り物を飲まれても困る」
女「そうだね、じゃあ後一升で」
男「自暴自棄になるなよ」
女「そんなのじゃないよ」
男「ならいいけどな」
男「……なぁ」
酒「なんすか?」
男「何……やってんの?」
酒「いや、酒をね。見てわからない?」
男「OK。聞き方が悪かった。……おたくはどちらさんでなんでうちで勝手に人ん家のお酒を飲んでんの?」
酒「それきくー?」
男「いや聞くだろ。というか言い方がなんか腹立つわ」
酒「原辰徳的な?」
男「意味がわらかん」
酒「あれはいいものだ」
男「往年の名選手を壺扱いっすか」
酒「足裏マッサージ?」
男「ナマステ。ってちがうわ。あーもう、会話にならん!」
酒「言葉だけでは語り尽くせぬ〜んみたいな」
男「いいから出てけ」
酒「わたしを すてるなんて とんでもない」
男「……なんなんだ本当」
183 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 19:07:21.50 ID:YqPh3jLtO酒「なんすか?」
男「何……やってんの?」
酒「いや、酒をね。見てわからない?」
男「OK。聞き方が悪かった。……おたくはどちらさんでなんでうちで勝手に人ん家のお酒を飲んでんの?」
酒「それきくー?」
男「いや聞くだろ。というか言い方がなんか腹立つわ」
酒「原辰徳的な?」
男「意味がわらかん」
酒「あれはいいものだ」
男「往年の名選手を壺扱いっすか」
酒「足裏マッサージ?」
男「ナマステ。ってちがうわ。あーもう、会話にならん!」
酒「言葉だけでは語り尽くせぬ〜んみたいな」
男「いいから出てけ」
酒「わたしを すてるなんて とんでもない」
男「……なんなんだ本当」
酒「まぁまぁ一杯! やなことは忘れましょうや!」
男「今現在存在を忘れたいのが目の前にいるわけだが」
酒「ささ、ぐいっと!」
男「おま、話を……ん、ぐ」
酒「どっすか? どっすか?」
男「……」
酒「うまいっしょ?」
男「べ、別にいつも通りだ」
酒「えへへ。誰かと飲むのが一番うまいからね〜。ささ、もう一杯」
男「……」
酒「へへ、うまそうに飲んじゃって〜。では私も一杯」
男「いやそれ俺ん家のだからな?」
酒「かぁー! うまい! 酒のツマとかなんかないっすかね?」
男「厚かましいにも程があるぞ……」
185 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 19:22:21.26 ID:YqPh3jLtO男「今現在存在を忘れたいのが目の前にいるわけだが」
酒「ささ、ぐいっと!」
男「おま、話を……ん、ぐ」
酒「どっすか? どっすか?」
男「……」
酒「うまいっしょ?」
男「べ、別にいつも通りだ」
酒「えへへ。誰かと飲むのが一番うまいからね〜。ささ、もう一杯」
男「……」
酒「へへ、うまそうに飲んじゃって〜。では私も一杯」
男「いやそれ俺ん家のだからな?」
酒「かぁー! うまい! 酒のツマとかなんかないっすかね?」
男「厚かましいにも程があるぞ……」
酒「おー、うまいっすね、この……なんか炒めたやつ!」
男「高菜にじゃこ和えて火を通しただけだよ。誉めるようなもんじゃない」
酒「いーのいーのうまいから」
男「何がいーのかわからん」
酒「ZZではいまいち冴えないポジション」
男「は?」
酒「はいはい、そんなのいいから飲んだ飲んだ!」
男「いや、俺はこれから仕事だから……」
酒「へー……じゃあ頑張って!」
男「その前に出てけ」
酒「見送りっすか? 仕方ないにゃ〜」
男「いやだから……あ〜……もう。好きにしろ」
酒「はぁ〜い!」
188 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/02(水) 20:05:28.13 ID:YqPh3jLtO男「高菜にじゃこ和えて火を通しただけだよ。誉めるようなもんじゃない」
酒「いーのいーのうまいから」
男「何がいーのかわからん」
酒「ZZではいまいち冴えないポジション」
男「は?」
酒「はいはい、そんなのいいから飲んだ飲んだ!」
男「いや、俺はこれから仕事だから……」
酒「へー……じゃあ頑張って!」
男「その前に出てけ」
酒「見送りっすか? 仕方ないにゃ〜」
男「いやだから……あ〜……もう。好きにしろ」
酒「はぁ〜い!」
男「……」
ガチャン
酒「あ、おきゃえりぃ〜」
男「げ」
酒「げ、とは何さ。失礼な〜」
男「出てったと思ってた」
酒「あなたを置いていける訳ないじゃない!」
男「遠慮せずどこへなりと去ってくれ」
酒「んもぅ、ツン期ばっかじゃ人気出ないぞ!」
男「日本語で頼む」
酒「じゃあデレられるように……お風呂にします? ご飯にします? それとも……」
男「寝る」
酒「マイガッ! 何故両方用意してませんでしたと言う前にオチつけちゃうかな?!」
男「うっせぇ。あ〜、ねみぃ」
酒「張り合いないにゃー……ごくごく」
男「もうつっこむのもアホらしい。飲み過ぎるなよ」
酒「はぁ〜い!」
このスレッドの漫画化・イラストを描いてくれる方募集中! お絵かき・投稿はこちら
ガチャン
酒「あ、おきゃえりぃ〜」
男「げ」
酒「げ、とは何さ。失礼な〜」
男「出てったと思ってた」
酒「あなたを置いていける訳ないじゃない!」
男「遠慮せずどこへなりと去ってくれ」
酒「んもぅ、ツン期ばっかじゃ人気出ないぞ!」
男「日本語で頼む」
酒「じゃあデレられるように……お風呂にします? ご飯にします? それとも……」
男「寝る」
酒「マイガッ! 何故両方用意してませんでしたと言う前にオチつけちゃうかな?!」
男「うっせぇ。あ〜、ねみぃ」
酒「張り合いないにゃー……ごくごく」
男「もうつっこむのもアホらしい。飲み過ぎるなよ」
酒「はぁ〜い!」
このスレッドの漫画化・イラストを描いてくれる方募集中! お絵かき・投稿はこちら
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