1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 16:48:23.03 ID:z7hTINgH0
4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 16:49:44.23 ID:z7hTINgH0
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目が覚めると、見覚えの無い白い部屋にいた。
その白の正体はタイルで、ところどころ剥がれている。
正面に扉がある。
配管が通っていて、錆びた風呂桶が隅にあり、
カビのついたカーテンが覆っていた。
腕に耐え難い激痛がはしった。
右腕を押さえようと左手を動かそうとした。
視線を右腕に向けた。腕が無かった。
左腕もない。足はある。
その白の正体はタイルで、ところどころ剥がれている。
正面に扉がある。
配管が通っていて、錆びた風呂桶が隅にあり、
カビのついたカーテンが覆っていた。
腕に耐え難い激痛がはしった。
右腕を押さえようと左手を動かそうとした。
視線を右腕に向けた。腕が無かった。
左腕もない。足はある。
肩にレースがかかっている。頭巾は被っているようだ。
服はワンピースとドロワーズだけで、ドレスは着ていない。
腰に鎖が巻きつけられている。錠前で留められていて、
壁の配管に巻かれていた。
これでは動けない、逃げられない。
ここで死んでしまうのかと思うと、涙が出てきた。
6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 16:51:40.04 ID:z7hTINgH0服はワンピースとドロワーズだけで、ドレスは着ていない。
腰に鎖が巻きつけられている。錠前で留められていて、
壁の配管に巻かれていた。
これでは動けない、逃げられない。
ここで死んでしまうのかと思うと、涙が出てきた。
寝そべろうとして、体を倒した。
「痛っ・・・」
頭に何かぶつかった。硬い。
体勢を戻して確認すると、銀髪の少女が倒れていた。
私と同じでワンピースしか着ていない。
頭にカチューシャがある。
背中に見覚えのある黒い翼が生えている。
その翼に鎖が巻きつけられていた。
腕はあった。けれども足が無かった。
8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 16:53:11.21 ID:z7hTINgH0「痛っ・・・」
頭に何かぶつかった。硬い。
体勢を戻して確認すると、銀髪の少女が倒れていた。
私と同じでワンピースしか着ていない。
頭にカチューシャがある。
背中に見覚えのある黒い翼が生えている。
その翼に鎖が巻きつけられていた。
腕はあった。けれども足が無かった。
「おい、お前起きるです」
声をかけてみた。起きない。
仕方が無いので足で揺さぶった。
さすがに10秒ほどすると起きた。
立ち上がろうとしたのか、腕地面を押した。
そのまま倒れて顔面を派手に打った。
10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 16:55:37.14 ID:z7hTINgH0声をかけてみた。起きない。
仕方が無いので足で揺さぶった。
さすがに10秒ほどすると起きた。
立ち上がろうとしたのか、腕地面を押した。
そのまま倒れて顔面を派手に打った。
少し顔抑えた後、這いずって動き始めた。
正面の扉へ向かうのだろうか。
どうせ鎖で行くことはできない。無駄に疲れるだけ、止めてあげよう。
「無駄です。どうせ届きはしないです。」
彼女は驚き振り向いた。十秒かけて。
「誰!?」
誰か聞かれたので答えてやった。
「翠星石ですよ。水銀燈」
顔を上げた。鼻血が出ている。私が居るとは思わなかっただろう。
目を丸くしている。何時もでは見られない間抜け顔だ。
13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 16:57:18.52 ID:z7hTINgH0正面の扉へ向かうのだろうか。
どうせ鎖で行くことはできない。無駄に疲れるだけ、止めてあげよう。
「無駄です。どうせ届きはしないです。」
彼女は驚き振り向いた。十秒かけて。
「誰!?」
誰か聞かれたので答えてやった。
「翠星石ですよ。水銀燈」
顔を上げた。鼻血が出ている。私が居るとは思わなかっただろう。
目を丸くしている。何時もでは見られない間抜け顔だ。
「翠星石。貴女が私を閉じ込めたの?」
「そんなわけないです。翠星石も閉じ込められてるんですよ」
「そうよねぇ・・・」
動き回っても無駄と分かったのか、元の位置へ戻った。
壁にもたれて服の埃を払っている。
ワンピースの紐がずれたので、口で戻した。
頭の中が真っ白だ。こんな状況になったことなど一度もない。
ただ蒼星石に会いたいという気持ちがこみ上げた。
15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 17:00:07.31 ID:z7hTINgH0「そんなわけないです。翠星石も閉じ込められてるんですよ」
「そうよねぇ・・・」
動き回っても無駄と分かったのか、元の位置へ戻った。
壁にもたれて服の埃を払っている。
ワンピースの紐がずれたので、口で戻した。
頭の中が真っ白だ。こんな状況になったことなど一度もない。
ただ蒼星石に会いたいという気持ちがこみ上げた。
払い終えたのか、水銀燈が話しかけてきた。
「何で貴女がこんな所にいるのよ」
「そのまま返すです、水銀燈」
「そんなこと分かるわけ無いじゃない。
昼寝してたら起きた場所がここだったのよ」
「夢・・・だといいですね。抓ってみてください」
思い切り抓られた。痛い、夢じゃない。
手を離すとひりひりした。
「どう?夢じゃないでしょう?この状況でふざけたことが言えるなんてすごいわね」
「ふざけてないとやってられんです」
「そう・・・、ごめんなさい」
会話が止まった。普段余り話をしない仲だ続くわけが無い。
18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 17:03:22.23 ID:z7hTINgH0「何で貴女がこんな所にいるのよ」
「そのまま返すです、水銀燈」
「そんなこと分かるわけ無いじゃない。
昼寝してたら起きた場所がここだったのよ」
「夢・・・だといいですね。抓ってみてください」
思い切り抓られた。痛い、夢じゃない。
手を離すとひりひりした。
「どう?夢じゃないでしょう?この状況でふざけたことが言えるなんてすごいわね」
「ふざけてないとやってられんです」
「そう・・・、ごめんなさい」
会話が止まった。普段余り話をしない仲だ続くわけが無い。
「翠星石、ちょっと動かないで」
「な・・・なんです?痛っ!!」
左肩の穴に手を入れられた。とても痛い。
その上で手をねじり始めた。
「やめるです!水銀燈!痛いです!」
肩に何かが剥がれるような感触がした。
同時に水銀燈が腕を引き抜いた。
激痛のあまり蹲り、泣いてしまった。
「ごめんなさい・・・、肩に何かあったから・・」
「誤ってすみますか、馬鹿・・・」
水銀燈が手に何かを持っている。
黒い布の塊。何かを包んでいるようだ。
19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 17:06:54.84 ID:z7hTINgH0「な・・・なんです?痛っ!!」
左肩の穴に手を入れられた。とても痛い。
その上で手をねじり始めた。
「やめるです!水銀燈!痛いです!」
肩に何かが剥がれるような感触がした。
同時に水銀燈が腕を引き抜いた。
激痛のあまり蹲り、泣いてしまった。
「ごめんなさい・・・、肩に何かあったから・・」
「誤ってすみますか、馬鹿・・・」
水銀燈が手に何かを持っている。
黒い布の塊。何かを包んでいるようだ。
ガムテープを剥がし終えた。
布を開いて放った。
中にはテープレコーダーが入っていた。
「なんです・・それ・・・・・」
「テープレコーダーよ」
とりあえず返答して、中を見ることにした。
取り出しボタンを押してカバーを開ける。
案の定テープが入っていた。
[PLAY ME]と書いてある。私を舐めているのか。
「中にテープが入っているわ。今再生する」
テープを戻して、再生ボタンを押した。
22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 17:10:01.87 ID:z7hTINgH0布を開いて放った。
中にはテープレコーダーが入っていた。
「なんです・・それ・・・・・」
「テープレコーダーよ」
とりあえず返答して、中を見ることにした。
取り出しボタンを押してカバーを開ける。
案の定テープが入っていた。
[PLAY ME]と書いてある。私を舐めているのか。
「中にテープが入っているわ。今再生する」
テープを戻して、再生ボタンを押した。
「こんにちは、私は君達をここへ閉じ込めたものだ。」
雑音交じりの声が再生され始めた。
女性のものだとは分かるが、判別は難しかしい。
「君達を閉じ込めたことには特に理由はない。
私はね。ゲームが大好きなんだ。それだけだ。
だから君達を閉じ込めた。」
「こいつ完全にいかれているわ・・・」
水銀燈が呟いた。
テープレコーダーは再生を続ける。
「長い話は得意じゃないんでね、簡潔に話す。
この部屋の何処かに君達を開放するための鍵がある。
それを探してもらいたい。」
24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 17:12:29.35 ID:z7hTINgH0雑音交じりの声が再生され始めた。
女性のものだとは分かるが、判別は難しかしい。
「君達を閉じ込めたことには特に理由はない。
私はね。ゲームが大好きなんだ。それだけだ。
だから君達を閉じ込めた。」
「こいつ完全にいかれているわ・・・」
水銀燈が呟いた。
テープレコーダーは再生を続ける。
「長い話は得意じゃないんでね、簡潔に話す。
この部屋の何処かに君達を開放するための鍵がある。
それを探してもらいたい。」
「その鍵だがね。頭を捻らないと分からない場所においてある。
安心したまえ。君達の頭で考えられる程度にしてある。
そろそろ疲れた。健闘を祈るよ」
録音はここまでのようだ。
後は砂嵐の音が続いた。再生を止めた。
「ここまでのようね。」
「そのようです。」
「貴女も感づいていると思うけど、これは絶対ドールズの誰かよ。
彼女達以外私達を知ってるなんてありえないわ」
翠星石は返答せずに、ただ俯いていた。
33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 17:20:25.98 ID:z7hTINgH0安心したまえ。君達の頭で考えられる程度にしてある。
そろそろ疲れた。健闘を祈るよ」
録音はここまでのようだ。
後は砂嵐の音が続いた。再生を止めた。
「ここまでのようね。」
「そのようです。」
「貴女も感づいていると思うけど、これは絶対ドールズの誰かよ。
彼女達以外私達を知ってるなんてありえないわ」
翠星石は返答せずに、ただ俯いていた。
1週間前、桜田家
「おーい、蒼星石。ジュンの奴を知らんですか?」
「え・・・、あぁジュンならさっき出かけたよ」
「そうですか?何も言わないなんておかしいですね」
「まぁ、いいんじゃないかな?ジュンが家から出かけるなんて久しぶりだよ」
「まぁいいですけど。私は下でくんくん見てるですぅ」
「うん、あの・・・僕も一緒にいいかな?」
「なに言ってやがるんですか。いいにきまってるですぅ」
「あら、翠星石なにやってるの」
「真紅・・・・・」
「あ、真紅。ジュンの奴もくんくんに誘ってやろうと思いまして」
「そう。翠星石、どうして裏切り者なんかと話してるの?」
37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 17:27:29.31 ID:z7hTINgH0「おーい、蒼星石。ジュンの奴を知らんですか?」
「え・・・、あぁジュンならさっき出かけたよ」
「そうですか?何も言わないなんておかしいですね」
「まぁ、いいんじゃないかな?ジュンが家から出かけるなんて久しぶりだよ」
「まぁいいですけど。私は下でくんくん見てるですぅ」
「うん、あの・・・僕も一緒にいいかな?」
「なに言ってやがるんですか。いいにきまってるですぅ」
「あら、翠星石なにやってるの」
「真紅・・・・・」
「あ、真紅。ジュンの奴もくんくんに誘ってやろうと思いまして」
「そう。翠星石、どうして裏切り者なんかと話してるの?」
「いきなり何を言ってやがるんですか。
蒼星石は裏切り者なんかじゃないですよ」
「そうかしら、昨日一晩考えたんだけど、
やっぱり私が腕を折られたのって蒼星石のせいよね?」
「そうかもしれないですけど、何が言いたいんですか!」
「別にいいのだけれど。貴女も裏切り者ってことよね?」
「違います!蒼星石も翠星石も・・・!」
「待って翠星石。もういいよ・・・。下に降りてて。」
「どうしてですか!黙って引き下がるとでも言うんですか!?」
「いいんだ。僕は一度は裏切った。」
「それじゃ、翠星石。先に降りてるわ」
「下に降りるんだ翠星石。僕はジュンの部屋でやることがある」
39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 17:34:32.03 ID:z7hTINgH0蒼星石は裏切り者なんかじゃないですよ」
「そうかしら、昨日一晩考えたんだけど、
やっぱり私が腕を折られたのって蒼星石のせいよね?」
「そうかもしれないですけど、何が言いたいんですか!」
「別にいいのだけれど。貴女も裏切り者ってことよね?」
「違います!蒼星石も翠星石も・・・!」
「待って翠星石。もういいよ・・・。下に降りてて。」
「どうしてですか!黙って引き下がるとでも言うんですか!?」
「いいんだ。僕は一度は裏切った。」
「それじゃ、翠星石。先に降りてるわ」
「下に降りるんだ翠星石。僕はジュンの部屋でやることがある」
蒼星石はジュンの部屋に入り扉を閉めた。
そこには出かけているはずのジュンが居た。
「ごめんジュン。追い返すのに時間が・・・」
いい終わる前に、ジュンは蒼星石の顔を殴った。
全力というほどでもなかったが、しりもちをついた。
「やけに遅いじゃないか蒼星石。まったくひやひやしたよ。
翠星石に見つかると厄介だからな。」
ジュンは苛立ちを感じながら罵声を浴びせた。
その言葉を蒼星石は目に涙を浮かべながらも黙って聞いていた。
43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 17:43:19.05 ID:z7hTINgH0そこには出かけているはずのジュンが居た。
「ごめんジュン。追い返すのに時間が・・・」
いい終わる前に、ジュンは蒼星石の顔を殴った。
全力というほどでもなかったが、しりもちをついた。
「やけに遅いじゃないか蒼星石。まったくひやひやしたよ。
翠星石に見つかると厄介だからな。」
ジュンは苛立ちを感じながら罵声を浴びせた。
その言葉を蒼星石は目に涙を浮かべながらも黙って聞いていた。
「まぁ、いいか。続きしろよ」
ジュンは喋りながらズボンのチャックを下ろした。
「嫌だ・・・。もうしたくないよ。」
「うるさいな!早くしろよ!誰のお蔭でここに住んでると思ってるんだ!」
「分かった・・・、今服脱ぐから・・」
「どうしてだ?」
「お父様の服が汚れるから・・」
「何を言ってるんだ。下の奴が来たらどう言い訳するんだ。
早くしろ。」
「でもジュン・・・」
「俺のことはマスターと呼べ!黙ってやれ!」
髪を掴んで無理やり蒼星石の顔を自分の一物に押し付けた。
蒼星石も抵抗したが、力ではかなわないので、そのうち従い始めた。
55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 17:57:53.15 ID:a25XSVf10ジュンは喋りながらズボンのチャックを下ろした。
「嫌だ・・・。もうしたくないよ。」
「うるさいな!早くしろよ!誰のお蔭でここに住んでると思ってるんだ!」
「分かった・・・、今服脱ぐから・・」
「どうしてだ?」
「お父様の服が汚れるから・・」
「何を言ってるんだ。下の奴が来たらどう言い訳するんだ。
早くしろ。」
「でもジュン・・・」
「俺のことはマスターと呼べ!黙ってやれ!」
髪を掴んで無理やり蒼星石の顔を自分の一物に押し付けた。
蒼星石も抵抗したが、力ではかなわないので、そのうち従い始めた。
>>43
なんだか考えるのをやめそうな蒼星石だな
44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 17:43:41.48 ID:OmjvMELI0なんだか考えるのをやめそうな蒼星石だな
殺意を覚えた
53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 17:52:36.55 ID:z7hTINgH0目が覚めると、見覚えのない暗い部屋にいた。
椅子に座っていて、手足を固定されて動けない。
目の前にはテレビのモニターがあった。
何も映っておらず、砂嵐が流れている。
手足の先にベルトが巻かれていて、
ベルトに鎖が取り付けられ、闇へと伸びていた。
壁に何枚もの写真が貼られている。
被写体は桜田ジュンだった。
私のミーディアム。そして、恋人。
その写真の彼は、やせ細って生気がない。
叫びたくても猿轡で喋れない。
ただ体を揺さぶる事しかできなかった。
56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 18:00:19.24 ID:z7hTINgH0椅子に座っていて、手足を固定されて動けない。
目の前にはテレビのモニターがあった。
何も映っておらず、砂嵐が流れている。
手足の先にベルトが巻かれていて、
ベルトに鎖が取り付けられ、闇へと伸びていた。
壁に何枚もの写真が貼られている。
被写体は桜田ジュンだった。
私のミーディアム。そして、恋人。
その写真の彼は、やせ細って生気がない。
叫びたくても猿轡で喋れない。
ただ体を揺さぶる事しかできなかった。
「水銀燈、見るです。」
翠星石が立ち上がり、壁を見ている。
「なによぉ・・、顔上げるなんて面倒でできないわ。」
「じゃぁ、いいです。ここだけタイルが不自然に貼り付けられてるんですよ」
さすがにこれは見ないわけにはいかない。
腕を使って仰向けになり、彼女の視線の先を見た。
確かにタイルが一枚だけ不自然だ。
周りは古くて染みができているというのに、一枚だけ新品同様だ。
きっと跡付けに違いない。
「翠星石!早くあれを剥がしなさい!」
思わず叫んだ。叫ぶしかない。今の私達には、あれしか情報がないのだから。
58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 18:06:57.62 ID:z7hTINgH0翠星石が立ち上がり、壁を見ている。
「なによぉ・・、顔上げるなんて面倒でできないわ。」
「じゃぁ、いいです。ここだけタイルが不自然に貼り付けられてるんですよ」
さすがにこれは見ないわけにはいかない。
腕を使って仰向けになり、彼女の視線の先を見た。
確かにタイルが一枚だけ不自然だ。
周りは古くて染みができているというのに、一枚だけ新品同様だ。
きっと跡付けに違いない。
「翠星石!早くあれを剥がしなさい!」
思わず叫んだ。叫ぶしかない。今の私達には、あれしか情報がないのだから。
「無理いうなです!どうやって剥がせというんですか!」
それもそうだ。彼女には腕がない。
歯を使えというのも酷だ。
「無理・・・よね。今の貴女じゃ。」
とても欝になった。手がかりがあると思ったのに。
手のある私が届かないとなるとどうしようもない。
せめて翼がつかえれば・・・・・。
「水銀燈、いいこと思いついたです。」
「なによぉ・・・・・」
体を翠星石の方へ向けた。足が無いとなると、これだけでも重労働だ。
「翠星石の肩につかまるです。そうしたら手が届くです」
59 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/13(日) 18:14:03.62 ID:z7hTINgH0それもそうだ。彼女には腕がない。
歯を使えというのも酷だ。
「無理・・・よね。今の貴女じゃ。」
とても欝になった。手がかりがあると思ったのに。
手のある私が届かないとなるとどうしようもない。
せめて翼がつかえれば・・・・・。
「水銀燈、いいこと思いついたです。」
「なによぉ・・・・・」
体を翠星石の方へ向けた。足が無いとなると、これだけでも重労働だ。
「翠星石の肩につかまるです。そうしたら手が届くです」
「そうねぇ。貴女頭いいわ」
喋ったあと直ぐに翠星石の肩につかまった。
それと同時に翠星石が立ち上がる。
あまりバランスがとれてないのかぐらぐらする。
「お・・・、落とさないでよ・・・」
「分かってるです。能書き垂れてないで早くタイルを剥がしやがれです!」
首に手をかけて腕を伸ばした。
視界が悪い。どうしてこの子はこんなに髪が長いんだ。
やっとの思いでタイルに手をかけた。
そのまま剥がすと一本のカセットテープがタイルの裏の穴から落ちた。
119 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/14(月) 00:57:48.26 ID:Fckn17krO喋ったあと直ぐに翠星石の肩につかまった。
それと同時に翠星石が立ち上がる。
あまりバランスがとれてないのかぐらぐらする。
「お・・・、落とさないでよ・・・」
「分かってるです。能書き垂れてないで早くタイルを剥がしやがれです!」
首に手をかけて腕を伸ばした。
視界が悪い。どうしてこの子はこんなに髪が長いんだ。
やっとの思いでタイルに手をかけた。
そのまま剥がすと一本のカセットテープがタイルの裏の穴から落ちた。
再生してみると、先程のテープと同じ人らしき声が流れた。
「よく見つけてくれた。
さっきまでの話は全部うそです」
水銀燈&翠星石「なんだうそか」
終
120 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/14(月) 01:00:30.76 ID:8NOSRFjxO「よく見つけてくれた。
さっきまでの話は全部うそです」
水銀燈&翠星石「なんだうそか」
終
>>119
gj
121 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/14(月) 01:02:32.81 ID:3yx3gi10Ogj
>>119
まぁあのまま終わるよりマシかw
126 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/14(月) 01:17:49.32 ID:lDvn6TdE0まぁあのまま終わるよりマシかw
>>119
* *
* ウソです +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
147 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/14(月) 08:35:51.69 ID:6QMIjexw0* *
* ウソです +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
>>119
GJ
122 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/14(月) 01:04:59.20 ID:hLbK2og7OGJ
終わったwwwwwww
123 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/14(月) 01:07:32.06 ID:Fckn17krO本当にIDのようなファッキンな終わり方ですいませんでした
124 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/14(月) 01:11:08.88 ID:Tlm9OTCs0ちょwwwwwwwwwwwww
125 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/14(月) 01:16:54.71 ID:eCkD/6zj0ワロタww
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