1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 01:30:01.96 ID:8XuesNmI0
4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 01:34:55.46 ID:8XuesNmI0
――――――――――――――――――――――――――――
ハルヒ「なるほどね」
みくる 「…もう、いいんです…私…」
ハルヒ「ダメよ! まだ想いを伝えてないじゃない」
みくる 「…でも…古泉くんは、長門さんが好きだって…」
「私、失恋しちゃってます…想いを伝えても…」
ハルヒ「みくるちゃんはそれでいいの!?」
みくる 「……よくない、です…私…古泉くんの事…好き、です」
ハルヒ「あたしに言ってどうするのよ」
みくる 「…無理、ですから…」
ハルヒ「どうせ無理だと思うなら、きちんと想いを伝えなさい」
「それに、今の状態を失恋とは言わないわ」
「きちんと想いを伝えて、振られたら、失恋って言うのよ」
みくる 「……わ…たし…」
ハルヒ「あー、もう! じれったいわね! 行くわよ、みくるちゃん!」
みくる 「…え? ひゃあぁっ」
――――――――――――――――――――――――――――
121 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 04:43:13.80 ID:3Ty5jd1M0
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みくる 「はい、また明日」
ハルヒ「行くわよ、キョン!ちゃんとポテトもつけるのよ!」
キョン 「分かった分かった」
長門 「…また」
みくる 「は、はいっ! また明日」
「古泉くん、またあし…」
古泉 「………」
みくる 「あ…」
「………」
ハルヒ「行くわよ、キョン!ちゃんとポテトもつけるのよ!」
キョン 「分かった分かった」
長門 「…また」
みくる 「は、はいっ! また明日」
「古泉くん、またあし…」
古泉 「………」
みくる 「あ…」
「………」
とぼとぼ
みくる「…はぁ」
古泉 「何か嫌な事でもあったんですか?」
みくる「え…!? ひゃあっ」
古泉 「おっと、大丈夫ですか?」
みくる「こ、古泉くん!? ど、どうしてここにっ」
「さっき、ばいばいしたはず…」
古泉 「僕は挨拶していませんよ?」
みくる「…あ…」
古泉 「すみません、無視したつもりではないのですが」
「少し、お話があるんですが…よろしいですか?」
6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 01:40:25.71 ID:8XuesNmI0みくる「…はぁ」
古泉 「何か嫌な事でもあったんですか?」
みくる「え…!? ひゃあっ」
古泉 「おっと、大丈夫ですか?」
みくる「こ、古泉くん!? ど、どうしてここにっ」
「さっき、ばいばいしたはず…」
古泉 「僕は挨拶していませんよ?」
みくる「…あ…」
古泉 「すみません、無視したつもりではないのですが」
「少し、お話があるんですが…よろしいですか?」
みくる「さっき言ってくれれば良かったのに…私、少し傷ついちゃいましたよ」
古泉 「すみません。驚かせたかったもので」
みくる「とってもびっくりしちゃいましたよぉ」
古泉 「コーヒー、お飲みになって下さい。僕の奢りですから」
みくる「そんな…悪いです」
古泉 「驚かせてしまったお詫びですから」
みくる「いいんですか?」
古泉 「そんなに遠慮しないで下さい」
みくる「は、はい…ありがとうございます」
12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 01:47:22.18 ID:8XuesNmI0古泉 「すみません。驚かせたかったもので」
みくる「とってもびっくりしちゃいましたよぉ」
古泉 「コーヒー、お飲みになって下さい。僕の奢りですから」
みくる「そんな…悪いです」
古泉 「驚かせてしまったお詫びですから」
みくる「いいんですか?」
古泉 「そんなに遠慮しないで下さい」
みくる「は、はい…ありがとうございます」
古泉 「それに、いつも美味しいお茶をご馳走になってますからね」
「ケーキやパフェも頼んでいいですよ」
みくる「そ、そんなっ…美味しいって、その言葉だけで十分嬉しいです」
古泉 「うーん、そうですか。残念です」
みくる「あ…じゃ、じゃあ、今度古泉くんがお茶を淹れてください」
古泉 「僕が、ですか?」
みくる「はい。古泉くんが淹れてくれたお茶、飲んでみたいです」
古泉 「…では、今度淹れてみましょう。朝比奈さん、やり方教えて下さい」
みくる「は、はい。私で、よければ…」
14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 01:54:35.63 ID:8XuesNmI0「ケーキやパフェも頼んでいいですよ」
みくる「そ、そんなっ…美味しいって、その言葉だけで十分嬉しいです」
古泉 「うーん、そうですか。残念です」
みくる「あ…じゃ、じゃあ、今度古泉くんがお茶を淹れてください」
古泉 「僕が、ですか?」
みくる「はい。古泉くんが淹れてくれたお茶、飲んでみたいです」
古泉 「…では、今度淹れてみましょう。朝比奈さん、やり方教えて下さい」
みくる「は、はい。私で、よければ…」
みくる「それで、話って…」
古泉 「………」
みくる「古泉くん?」
古泉 「朝比奈さんは、恋ってどんなものだと思いますか?」
みくる「ふぇ? こ、恋…ですか?」
古泉 「はい。恋、です」
みくる「え、えっと…そうですね…、楽しいもの…かなぁ」
古泉 「…楽しいもの、ですか」
19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 02:03:08.49 ID:8XuesNmI0古泉 「………」
みくる「古泉くん?」
古泉 「朝比奈さんは、恋ってどんなものだと思いますか?」
みくる「ふぇ? こ、恋…ですか?」
古泉 「はい。恋、です」
みくる「え、えっと…そうですね…、楽しいもの…かなぁ」
古泉 「…楽しいもの、ですか」
みくる「好きな人の事を考えると、楽しくなったりしませんか?」
「明日話せるかな、とか…会えるかな、とか…」
古泉 「………」
みくる「話しかけられたら、本当に嬉しくなっちゃったり…」
「さっきなんて私、心臓が…」
古泉 「…さっき?」
みくる「ひゃあっ! な、なんでもないですっ」
古泉 「答えて下さって、ありがとうございます」
みくる「す、すみません、お役に立てたかどうか…」
古泉 「とても立ちましたよ」
みくる「あ…そうだ、古泉くんはどんなものだと思いますか?」
古泉 「僕ですか」
「僕は…切ないものだと思います」
26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 02:09:55.41 ID:8XuesNmI0「明日話せるかな、とか…会えるかな、とか…」
古泉 「………」
みくる「話しかけられたら、本当に嬉しくなっちゃったり…」
「さっきなんて私、心臓が…」
古泉 「…さっき?」
みくる「ひゃあっ! な、なんでもないですっ」
古泉 「答えて下さって、ありがとうございます」
みくる「す、すみません、お役に立てたかどうか…」
古泉 「とても立ちましたよ」
みくる「あ…そうだ、古泉くんはどんなものだと思いますか?」
古泉 「僕ですか」
「僕は…切ないものだと思います」
みくる「…切ない?」
古泉 「はい。とても切ないものだと思いますね」
みくる「それは、どうしてですか…?」
古泉 「相手の方に好きな人がいたら…と考えると、切なくなりませんか?」
「話しかけて嫌われないか、とか」
みくる「………」
古泉 「好きな人が、他の男性と楽しそうに話していたり…」
みくる「でも、それは…」
古泉 「叶わない恋、だったり」
32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 02:23:55.66 ID:8XuesNmI0古泉 「はい。とても切ないものだと思いますね」
みくる「それは、どうしてですか…?」
古泉 「相手の方に好きな人がいたら…と考えると、切なくなりませんか?」
「話しかけて嫌われないか、とか」
みくる「………」
古泉 「好きな人が、他の男性と楽しそうに話していたり…」
みくる「でも、それは…」
古泉 「叶わない恋、だったり」
みくる「かなわ、ない…?」
古泉 「あなたなら、分かりますよね?」
みくる「…え…」
古泉 「なんて、冗談ですよ」
「朝比奈さんと逆の事を言ってみただけです」
みくる「…も…もう、古泉くん、いじわるです…」
古泉 「すみません。でも、本当に切ないものだと思っていますよ」
みくる「古泉くんは、今…恋を、してるんですか?」
古泉 「…はい。しています」
みくる「あ…相手の、方は…」
古泉 「………」
「長門さん、です」
38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 02:31:28.85 ID:8XuesNmI0古泉 「あなたなら、分かりますよね?」
みくる「…え…」
古泉 「なんて、冗談ですよ」
「朝比奈さんと逆の事を言ってみただけです」
みくる「…も…もう、古泉くん、いじわるです…」
古泉 「すみません。でも、本当に切ないものだと思っていますよ」
みくる「古泉くんは、今…恋を、してるんですか?」
古泉 「…はい。しています」
みくる「あ…相手の、方は…」
古泉 「………」
「長門さん、です」
みくる「……ぁ…」
「な…長門、さん…」
古泉 「はい」
みくる「そ…そうだったんですかぁ!しっ、知りませんでした」
古泉 「悟られないよう、努力していますから」
みくる「凄いです、全然…わ、分かりませんでしたっ」
古泉 「秘密ですよ? 朝比奈さんしか知りませんからね」
みくる「大丈夫、です。私、口は堅いです」
古泉 「そうですか。つい言ってしまったのですが、安心しました」
みくる「え、えへへ…わ!私、応援しちゃいますっ」
古泉 「いいですよ、そんな事しなくても」
みくる「大丈夫ですっ、ちゃんとばれないように、こっそり応援します」
古泉 「…ありがとうございます」
47 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 02:37:42.79 ID:8XuesNmI0「な…長門、さん…」
古泉 「はい」
みくる「そ…そうだったんですかぁ!しっ、知りませんでした」
古泉 「悟られないよう、努力していますから」
みくる「凄いです、全然…わ、分かりませんでしたっ」
古泉 「秘密ですよ? 朝比奈さんしか知りませんからね」
みくる「大丈夫、です。私、口は堅いです」
古泉 「そうですか。つい言ってしまったのですが、安心しました」
みくる「え、えへへ…わ!私、応援しちゃいますっ」
古泉 「いいですよ、そんな事しなくても」
みくる「大丈夫ですっ、ちゃんとばれないように、こっそり応援します」
古泉 「…ありがとうございます」
みくる「コーヒー、ごちそうさまでした」
古泉 「いえ、こちらこそ。お話を聞いて下さってありがとうございます」
「…楽しかったです」
――――――――――――――――――――――――――――――
「朝比奈さんは、恋ってどんなものだと思いますか?」
「僕は…切ないものだと思います」
――――――――――――――――――――――――――――――
みくる「…わ、私…も、楽しかった、です」
古泉 「またよろしければ、相談に乗ってください」
みくる「私でよければ、い、いつでもっ」
古泉 「では、また」
みくる「はいっ、さよなら」
55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 02:46:51.20 ID:8XuesNmI0古泉 「いえ、こちらこそ。お話を聞いて下さってありがとうございます」
「…楽しかったです」
――――――――――――――――――――――――――――――
「朝比奈さんは、恋ってどんなものだと思いますか?」
「僕は…切ないものだと思います」
――――――――――――――――――――――――――――――
みくる「…わ、私…も、楽しかった、です」
古泉 「またよろしければ、相談に乗ってください」
みくる「私でよければ、い、いつでもっ」
古泉 「では、また」
みくる「はいっ、さよなら」
みくる「…恋は、楽しいもの…」
「ふふ、私、何言ってるんだろう」
「私は恋をしちゃダメな人間なのに…」
「いつか、未来に帰らなきゃいけないのに…」
「なんでそんな大事な事を忘れて…古泉くんに、恋しちゃってるんだろう…」
「…ふ…うっ…やだよぉ…」
「おっ、応援なんて…したくない…」
「…ふえぇっ…」
66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 02:56:14.17 ID:8XuesNmI0「ふふ、私、何言ってるんだろう」
「私は恋をしちゃダメな人間なのに…」
「いつか、未来に帰らなきゃいけないのに…」
「なんでそんな大事な事を忘れて…古泉くんに、恋しちゃってるんだろう…」
「…ふ…うっ…やだよぉ…」
「おっ、応援なんて…したくない…」
「…ふえぇっ…」
古泉 「こんにちは」
ハルヒ「あら、古泉くん。遅かったわね」
古泉 「すみません、担任に頼まれ事をされてしまいまして」
ハルヒ「ふぅん、大変ね」
みくる 「古泉くん、お茶どうぞ」
古泉 「ありがとうございます。すみません、お茶淹れれませんでしたね」
「今度早く来れた時にでも…」
みくる 「いいんですっ!」
古泉 「え…」
みくる 「い、淹れるなら私にじゃなくて、その…あっ、えっと…」
古泉 「…僕が淹れたお茶、飲みますか?」
キョン「いらねぇよ」
74 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 03:08:36.79 ID:8XuesNmI0ハルヒ「あら、古泉くん。遅かったわね」
古泉 「すみません、担任に頼まれ事をされてしまいまして」
ハルヒ「ふぅん、大変ね」
みくる 「古泉くん、お茶どうぞ」
古泉 「ありがとうございます。すみません、お茶淹れれませんでしたね」
「今度早く来れた時にでも…」
みくる 「いいんですっ!」
古泉 「え…」
みくる 「い、淹れるなら私にじゃなくて、その…あっ、えっと…」
古泉 「…僕が淹れたお茶、飲みますか?」
キョン「いらねぇよ」
古泉 「今日は、メイドさんじゃないんですね」
みくる 「は、はい…今日は…」
パタン
ハルヒ「あら、もうそんな時間? じゃ、帰りま…」
みくる 「あのっ、長門さん! 今日は戸締りお願いしますっ」
長門 「……?」
みくる 「涼宮さん、キョンくん、一緒に帰りませんかっ!?」
ハルヒ「い、いいけど…どうしたの? みくるちゃん」
みくる 「さぁ、早く行きましょ…ひゃあっ」
キョン 「朝比奈さんっ!? 大丈夫ですかっ」
みくる 「だ、大丈夫です。古泉くん、長門さん、また明日っ」
ハルヒ「ちょ、ちょっとみくるちゃん…」
キョン 「なんだなんだ」
バタンッ
79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 03:15:51.79 ID:8XuesNmI0みくる 「は、はい…今日は…」
パタン
ハルヒ「あら、もうそんな時間? じゃ、帰りま…」
みくる 「あのっ、長門さん! 今日は戸締りお願いしますっ」
長門 「……?」
みくる 「涼宮さん、キョンくん、一緒に帰りませんかっ!?」
ハルヒ「い、いいけど…どうしたの? みくるちゃん」
みくる 「さぁ、早く行きましょ…ひゃあっ」
キョン 「朝比奈さんっ!? 大丈夫ですかっ」
みくる 「だ、大丈夫です。古泉くん、長門さん、また明日っ」
ハルヒ「ちょ、ちょっとみくるちゃん…」
キョン 「なんだなんだ」
バタンッ
古泉「………」
長門「朝比奈みくるがおかしい」
古泉「驚きましたね」
長門「…あなたも、おかしい」
古泉「僕は普段通りですよ」
長門「………」
古泉「戸締り、僕がしておきます」
長門「……分かった」
古泉「長門さん、また明日」
長門「…また」
84 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 03:25:10.32 ID:8XuesNmI0長門「朝比奈みくるがおかしい」
古泉「驚きましたね」
長門「…あなたも、おかしい」
古泉「僕は普段通りですよ」
長門「………」
古泉「戸締り、僕がしておきます」
長門「……分かった」
古泉「長門さん、また明日」
長門「…また」
ガチャ
キョン「…何してんだ、古泉」
古泉 「あなたこそ、どうしたんですか? 先程帰られましたよね」
キョン「上着忘れたんだよ」
古泉 「そうですか」
キョン「で、お前は何してんだ」
古泉 「見て分かりませんか? お茶を淹れてるんです」
キョン「どうして」
古泉 「…飲みますか?」
キョン「………」
古泉 「失敗してしまいましたが」
88 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 03:35:29.41 ID:8XuesNmI0キョン「…何してんだ、古泉」
古泉 「あなたこそ、どうしたんですか? 先程帰られましたよね」
キョン「上着忘れたんだよ」
古泉 「そうですか」
キョン「で、お前は何してんだ」
古泉 「見て分かりませんか? お茶を淹れてるんです」
キョン「どうして」
古泉 「…飲みますか?」
キョン「………」
古泉 「失敗してしまいましたが」
ハルヒ「ったく、遅いわね!キョンのやつ!」
みくる 「………」
ハルヒ「…ねぇ、みくるちゃん。何かあったの?」
みくる 「え…? な、何にもないですよ…」
ハルヒ「あたしに嘘つくつもり?」
みくる 「うっ、嘘なんか…、あれ…」
ハルヒ「何もなかったら涙なんて出ないわよね?」
みくる 「…こ、これは…」
ハルヒ「誰かに何かされたの? もしそうだったらちゃんと誰か言いなさい」
「あたしがぶん殴って来てあげるから!」
みくる 「す…涼宮、さん…ふっ…ふえぇっ」
ハルヒ「まったく、団長に隠し事なんて許されるわけないじゃない」
みくる 「…うぅっ…くっ…」
ハルヒ「落ち着いたら、ちゃんと話すのよ!」
93 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 03:44:02.90 ID:8XuesNmI0みくる 「………」
ハルヒ「…ねぇ、みくるちゃん。何かあったの?」
みくる 「え…? な、何にもないですよ…」
ハルヒ「あたしに嘘つくつもり?」
みくる 「うっ、嘘なんか…、あれ…」
ハルヒ「何もなかったら涙なんて出ないわよね?」
みくる 「…こ、これは…」
ハルヒ「誰かに何かされたの? もしそうだったらちゃんと誰か言いなさい」
「あたしがぶん殴って来てあげるから!」
みくる 「す…涼宮、さん…ふっ…ふえぇっ」
ハルヒ「まったく、団長に隠し事なんて許されるわけないじゃない」
みくる 「…うぅっ…くっ…」
ハルヒ「落ち着いたら、ちゃんと話すのよ!」
キョン「まずい」
古泉 「なかなか朝比奈さんのようにはいかないですね」
キョン「古泉、何かあったのか」
古泉 「…驚きました。あなたからもそんな事を言われるなんて」
「長門さんにも言われてしまいましたよ」
キョン「俺が気づいて、長門が気づかないわけないからな」
古泉 「おかしいですね、僕は普段通りに振舞っているはずなんですが」
キョン「今日のお前は変だ。いつも変だけどな」
古泉 「傷つきますね」
キョン「で、何があったんだ? お前が弱ってるところを見れそうだから聞かせろ」
古泉 「…困ったものですね。まぁ、あなたならいいでしょう」
98 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 03:52:44.64 ID:8XuesNmI0古泉 「なかなか朝比奈さんのようにはいかないですね」
キョン「古泉、何かあったのか」
古泉 「…驚きました。あなたからもそんな事を言われるなんて」
「長門さんにも言われてしまいましたよ」
キョン「俺が気づいて、長門が気づかないわけないからな」
古泉 「おかしいですね、僕は普段通りに振舞っているはずなんですが」
キョン「今日のお前は変だ。いつも変だけどな」
古泉 「傷つきますね」
キョン「で、何があったんだ? お前が弱ってるところを見れそうだから聞かせろ」
古泉 「…困ったものですね。まぁ、あなたならいいでしょう」
古泉 「僕に好きな人がいるのは、ご存知ですか?」
キョン「存じてない」
古泉 「そう思っていました」
キョン「マジなのか?」
古泉 「マジですよ。ですが、叶わない恋です」
キョン「叶わない恋?」
古泉 「はい。叶わない恋です」
キョン「…なぜ俺を見つめる」
古泉 「なぜでしょう?」
キョン「なぜ視線を外さない」
古泉 「なぜでしょう?」
キョン「………」
古泉 「………」
101 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 03:59:45.79 ID:8XuesNmI0キョン「存じてない」
古泉 「そう思っていました」
キョン「マジなのか?」
古泉 「マジですよ。ですが、叶わない恋です」
キョン「叶わない恋?」
古泉 「はい。叶わない恋です」
キョン「…なぜ俺を見つめる」
古泉 「なぜでしょう?」
キョン「なぜ視線を外さない」
古泉 「なぜでしょう?」
キョン「………」
古泉 「………」
古泉 「言っておきますが、あなたじゃありませんよ」
「僕は至ってノーマルな人間です」
キョン「今、凄くホッとした」
古泉 「あなたは僕をどんな人間だと思っているんですか」
キョン「冗談だ、冗談」
古泉 「人と話をするときは相手の目を見て…」
キョン「分かったから。さっきの続きをしろ」
古泉 「…僕は…」
106 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 04:08:53.37 ID:8XuesNmI0「僕は至ってノーマルな人間です」
キョン「今、凄くホッとした」
古泉 「あなたは僕をどんな人間だと思っているんですか」
キョン「冗談だ、冗談」
古泉 「人と話をするときは相手の目を見て…」
キョン「分かったから。さっきの続きをしろ」
古泉 「…僕は…」
キョン「なるほどな…」
古泉 「…僕は怖いんですよ。傷つく事が」
キョン「お前さ」
バンッ!
キョン「のわあっ! びっくりした…って、ハルヒ?」
ハルヒ「キョン! 行くわよ!」
キョン「えっ? うわ、引っ張るな! ぐ、ぐるじ…」
バタン
古泉 「………」
みくる「……あ、あの」
古泉 「お茶」
みくる「え…?」
古泉 「お茶、淹れますね」
109 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 04:22:29.73 ID:8XuesNmI0古泉 「…僕は怖いんですよ。傷つく事が」
キョン「お前さ」
バンッ!
キョン「のわあっ! びっくりした…って、ハルヒ?」
ハルヒ「キョン! 行くわよ!」
キョン「えっ? うわ、引っ張るな! ぐ、ぐるじ…」
バタン
古泉 「………」
みくる「……あ、あの」
古泉 「お茶」
みくる「え…?」
古泉 「お茶、淹れますね」
古泉 「美味しくありませんね」
みくる「そ、そんな事は…」
古泉 「いいんですよ。無理しなくても」
みくる「…少し、渋いです」
古泉 「………」
「どうして、戻ってこられたんですか?」
みくる「………」
118 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 04:36:52.22 ID:8XuesNmI0みくる「そ、そんな事は…」
古泉 「いいんですよ。無理しなくても」
みくる「…少し、渋いです」
古泉 「………」
「どうして、戻ってこられたんですか?」
みくる「………」
――――――――――――――――――――――――――――
ハルヒ「なるほどね」
みくる 「…もう、いいんです…私…」
ハルヒ「ダメよ! まだ想いを伝えてないじゃない」
みくる 「…でも…古泉くんは、長門さんが好きだって…」
「私、失恋しちゃってます…想いを伝えても…」
ハルヒ「みくるちゃんはそれでいいの!?」
みくる 「……よくない、です…私…古泉くんの事…好き、です」
ハルヒ「あたしに言ってどうするのよ」
みくる 「…無理、ですから…」
ハルヒ「どうせ無理だと思うなら、きちんと想いを伝えなさい」
「それに、今の状態を失恋とは言わないわ」
「きちんと想いを伝えて、振られたら、失恋って言うのよ」
みくる 「……わ…たし…」
ハルヒ「あー、もう! じれったいわね! 行くわよ、みくるちゃん!」
みくる 「…え? ひゃあぁっ」
――――――――――――――――――――――――――――
みくる「古泉くん、好きですっ」
その瞬間だった。
古泉「ええ……と」
意思とは関係なしに、僕は朝比奈みくるに思いを伝えていた。
古泉「僕も、好きですよ」
違う。そんな事が言いたいわけではない。
朝比奈みくるを嫌っているわけでは無い、けれども僕は、長門さんの事が…ッ!
みくる「あの、じゃあ、つ、つつつつきあってくだひゃいっ」
古泉「ええ、もちろん」
……そうか。これも、涼宮さんの力なのか。
朝比奈さんの恋が叶ってほしいと言う、涼宮さんの願望が現実に現れたのか
大きな意識の渦に飲み込まれるかのような感覚が襲ってきた。
渦に飲み込まれ、僕が僕でなくなるような気持ちを覚えながら、僕は初めて涼宮さんを恨んだ
みたいなオチだけは勘弁
125 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 04:48:52.12 ID:8XuesNmI0その瞬間だった。
古泉「ええ……と」
意思とは関係なしに、僕は朝比奈みくるに思いを伝えていた。
古泉「僕も、好きですよ」
違う。そんな事が言いたいわけではない。
朝比奈みくるを嫌っているわけでは無い、けれども僕は、長門さんの事が…ッ!
みくる「あの、じゃあ、つ、つつつつきあってくだひゃいっ」
古泉「ええ、もちろん」
……そうか。これも、涼宮さんの力なのか。
朝比奈さんの恋が叶ってほしいと言う、涼宮さんの願望が現実に現れたのか
大きな意識の渦に飲み込まれるかのような感覚が襲ってきた。
渦に飲み込まれ、僕が僕でなくなるような気持ちを覚えながら、僕は初めて涼宮さんを恨んだ
みたいなオチだけは勘弁
みくる「…こ、古泉く」
古泉 「朝比奈さん」
みくる「あっ…は、はい…」
古泉 「僕があなたに、コーヒーを奢った日、何日か覚えていますか?」
みくる「……四月、一日…?」
古泉 「はい、四月一日です。何の日か知っていますか?」
みくる「エイプリル…フール…」
古泉 「そうです。実は、僕はあなたに嘘をつきました」
「どれが嘘か、分かりますか?」
みくる「…え…っと…こ、恋が切ないこと…ですか?」
古泉 「残念ながら、それは本当です」
「僕がついた嘘は、『長門さんが好き』だという事です」
136 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 05:10:17.55 ID:8XuesNmI0古泉 「朝比奈さん」
みくる「あっ…は、はい…」
古泉 「僕があなたに、コーヒーを奢った日、何日か覚えていますか?」
みくる「……四月、一日…?」
古泉 「はい、四月一日です。何の日か知っていますか?」
みくる「エイプリル…フール…」
古泉 「そうです。実は、僕はあなたに嘘をつきました」
「どれが嘘か、分かりますか?」
みくる「…え…っと…こ、恋が切ないこと…ですか?」
古泉 「残念ながら、それは本当です」
「僕がついた嘘は、『長門さんが好き』だという事です」
みくる「…え?」
古泉 「僕が好きなのは、あなたです」
みくる「……ど、うして…嘘を、ついたんですか」
古泉 「怖かったからです」
みくる「怖い…?」
古泉 「あなたが僕を好いて下さっていたのは、分かっていました」
「ですが、あなたは未来人で、僕たち…敵対組織です」
みくる「………」
古泉 「許されないことですから。僕たちが、想い合う事は」
146 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 05:26:01.50 ID:8XuesNmI0古泉 「僕が好きなのは、あなたです」
みくる「……ど、うして…嘘を、ついたんですか」
古泉 「怖かったからです」
みくる「怖い…?」
古泉 「あなたが僕を好いて下さっていたのは、分かっていました」
「ですが、あなたは未来人で、僕たち…敵対組織です」
みくる「………」
古泉 「許されないことですから。僕たちが、想い合う事は」
古泉 「あぁ、組織が怖いわけではありませんよ」
「僕が怖いのは、あなたを失うことです」
みくる「…私、を…?」
古泉 「あなたは、いつか帰って…いや、帰らされてしまいますよね」
「僕たちが付き合っていたりしたら、あなたはきっと、今より泣いてしまうはずです」
みくる「あ……」
古泉 「その姿を見てしまえば、本当にあなたを失うという事を嫌でも実感させられますから」
みくる「…だから…嘘を…?」
古泉 「…長門さんの名前を嘘に使うのは気が引けましたが、長門さんも良いとおっしゃって下さったので」
「あなたに諦めてもらいたかったんです、僕を」
152 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 05:39:29.02 ID:8XuesNmI0「僕が怖いのは、あなたを失うことです」
みくる「…私、を…?」
古泉 「あなたは、いつか帰って…いや、帰らされてしまいますよね」
「僕たちが付き合っていたりしたら、あなたはきっと、今より泣いてしまうはずです」
みくる「あ……」
古泉 「その姿を見てしまえば、本当にあなたを失うという事を嫌でも実感させられますから」
みくる「…だから…嘘を…?」
古泉 「…長門さんの名前を嘘に使うのは気が引けましたが、長門さんも良いとおっしゃって下さったので」
「あなたに諦めてもらいたかったんです、僕を」
古泉 「そして僕も、あなたを諦めたかった」
「でも、無理でしたよ。あなたを諦めるなんて」
みくる「………」
古泉 「僕は弱い人間なんですよ」
「大きい傷を作りたくないから、先に小さい傷を作ろうとしたんです」
「でもあなたを傷つけた事が、一番自分を傷つけていました」
みくる「古泉くん…」
古泉 「ごめんなさい、朝比奈さん」
「僕は、あなたが好きです」
157 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 05:49:19.72 ID:8XuesNmI0「でも、無理でしたよ。あなたを諦めるなんて」
みくる「………」
古泉 「僕は弱い人間なんですよ」
「大きい傷を作りたくないから、先に小さい傷を作ろうとしたんです」
「でもあなたを傷つけた事が、一番自分を傷つけていました」
みくる「古泉くん…」
古泉 「ごめんなさい、朝比奈さん」
「僕は、あなたが好きです」
みくる「…私も…古泉くんの事が…」
「…ぁ…」
古泉 「禁則事項、ですか?」
みくる「……古泉くんの、事が…」
古泉 「泣かないでください。大丈夫です、分かっていましたから」
「あなたの気持ちは、伝わっています」
みくる「…古泉、くんが…」
古泉 「ありがとうございます」
みくる「ごめんなさ…い…」
古泉 「謝らないでください。悪いのは僕ですから」
みくる「…違います。誰も、悪くないです…誰もっ…」
158 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 05:50:12.03 ID:qcYWvZYH0「…ぁ…」
古泉 「禁則事項、ですか?」
みくる「……古泉くんの、事が…」
古泉 「泣かないでください。大丈夫です、分かっていましたから」
「あなたの気持ちは、伝わっています」
みくる「…古泉、くんが…」
古泉 「ありがとうございます」
みくる「ごめんなさ…い…」
古泉 「謝らないでください。悪いのは僕ですから」
みくる「…違います。誰も、悪くないです…誰もっ…」
みくる「古泉くん……」
古泉「よかったら、聞かせてもらえませんか…あなたの気持ちを」
みくる「……」
古泉「突然こんなこと言われても迷惑ですよね…でも、一言いってくれたら
僕はそれで納得できます。どうか…」
みくる「はいわかりましゅた。超能力者なんてまっぴらごめんでしゅwww
迷惑でしゅからきっぱりあきらめてくだしゃいwwww」
166 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 06:14:51.41 ID:8XuesNmI0古泉「よかったら、聞かせてもらえませんか…あなたの気持ちを」
みくる「……」
古泉「突然こんなこと言われても迷惑ですよね…でも、一言いってくれたら
僕はそれで納得できます。どうか…」
みくる「はいわかりましゅた。超能力者なんてまっぴらごめんでしゅwww
迷惑でしゅからきっぱりあきらめてくだしゃいwwww」
古泉 「朝比奈さん」
みくる「はい」
古泉 「手を繋いで帰りましょうか」
みくる「はい…」
古泉 「怒られてしまいますか」
みくる「分かりません」
「でも、今は…普通の高校生、ですから」
古泉 「そうですか。では、いつか二人で普通に遊びに行きましょう」
「普通に手を繋いで街を歩いたり、普通にキスをしましょう」
「そして…普通に笑顔で、別れましょう」
みくる「…はい…」
「きっと、とっても楽しくなります」
「恋は…楽しいもの、ですから」
終わり
168 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 06:16:27.68 ID:1OWNjNBb0みくる「はい」
古泉 「手を繋いで帰りましょうか」
みくる「はい…」
古泉 「怒られてしまいますか」
みくる「分かりません」
「でも、今は…普通の高校生、ですから」
古泉 「そうですか。では、いつか二人で普通に遊びに行きましょう」
「普通に手を繋いで街を歩いたり、普通にキスをしましょう」
「そして…普通に笑顔で、別れましょう」
みくる「…はい…」
「きっと、とっても楽しくなります」
「恋は…楽しいもの、ですから」
終わり
オワタ\(^o^)/
169 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 06:17:48.19 ID:8ux/nNRs0これなんだったかな・・・
176 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 07:52:09.48 ID:HWHMfxZeO>>1
カップリング的になんか新鮮だった
乙
180 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 08:28:34.31 ID:hIpZ5CCo0カップリング的になんか新鮮だった
乙
久々にまともなミクルを見たwww
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普通にいい話じゃねぇか
お前wwwww
てめぇの血は何色だぁー!
上なのに何故かキョンがモテモテ(ハルヒはともかく)というのが
常々納得行かなかったのでこのカップリングは良い感じだ
グレープジュースかえせwwwwww
wwwwwwwwww
どんな展開望んでるんだよwww
病院池wwww
アブノーマルすぐるwwww
KIMEEEEEEEEEE
あったなそんなスレw
うわぁ…
大した奴だ…
ほのぼのする
最初から好きだったの?
この哀れな豚野郎に教えてくだせえ
貴様の頭脳にSHITしたwww