1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:03:40.68 ID:Id5vdm5W0
3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:06:01.80 ID:Id5vdm5W0
−放課後−
男「…長かったぜ。やっと終わったよ」
男「いつもどおり靴箱の前で待ってたらいいのか…な」
男「………」
男「……//////心臓がバクバクしてきたじゃねえか、バカ」
33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 18:12:36.04 ID:Id5vdm5W0
−同じ頃−
女「やっと終わった…。緊張しすぎて授業全然頭に入らなかった…」
女「……いつもの靴箱前、でいいよね」
女「………//////」
女「落ち着かないと!男に変な事考えてるのがバレちゃったら…」
女「………」
女「…行こう」
34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 18:15:57.92 ID:chnDkJ+IO
男「―――――っ!!!――――――っ!!!!」
65 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 19:30:44.43 ID:Id5vdm5W0
−病院−
医者「被害に遭われた女さんは…――」
男「…………っ!」
医者「極めて遺憾ながら…息を引き取られました―――」
男「…ウソ、だろ…。ありえねえよ……」
男「―――っ!!」
男「ああああああああああああああああああああああああああっっ!!!」
66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 19:33:30.42 ID:Id5vdm5W0
−数日後−
男「…………」
男友メール『なあそろそろ学校来ないか?辛いのは分かる。
学校に来たら少しは気が紛れるんじゃないかと思う。
考えてみてくれ。でも無理はするなよ。じゃな』
男「………行きたくなんかねえよ、くそ」
67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 19:36:11.03 ID:Id5vdm5W0
−公園−
男「綺麗な…昼下がりだ…」
男「………」
男「イルミネーション、本当に綺麗だったんだけどな…」
男「………」
男「…なんで勝手に涙が出てくるんだよバカ野郎……」
74 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 19:44:33.36 ID:Id5vdm5W0
−翌日 公園−
男「こんにちは。来てしまいました」
女「こんにちは。ふふふ、お待ちしておりました」
男「昨日はすみません、突然…」
女「いえいえ。一期一会というものは大切です」
男「はは、そうですね。何だかあいつとあなたは似ているけど正反対です」
女「…そう、ですか?」
男「あいつはノリのいい元気系でしたから」
女「ふふ、私も実はノリのいい元気系かもしれませんよ?」
113 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 23:04:13.53 ID:Id5vdm5W0
−翌日 公園−
女「こんにちは、お待ちしておりました」
男「こんにちは…あれ、なんか今日は違和感が…?」
女「…そうですか?私はいつもどおりですけど?」
男「そうです…よね。なんか…なんなんだろう」
女「…『蕾』が本当に消えかかっているんですよ…」
男「…えっ?」
女「いえ…何でもありません」
男「は、はあ…」
121 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 23:24:50.56 ID:fYMwJ6BzO
−女の自宅−
女母「あら、男君。お線香?」
男「いえ…あの申し訳ないんですが、女さんのお部屋、上がらせてもらえませんか?」
女母「まあ…男君は昔から知ってるし…少しだけなら構わないわよ」
男「ありがとうございます、すぐ…済みますから」
142 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 23:59:07.58 ID:Id5vdm5W0
−?−
女「…また、この夢か…」
女「最近この夢ばっかり見る。そろそろ男がやってくる頃だね…」
女「今日は男の声が聞こえるのかな?」
146 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:05:15.80 ID:Mm+h7qVLO
−?−
男「ここは…どこ、だ…?」
男「あの交差点、なのか…?」
男「確か女の部屋にいたはずなのに―――あっ!」
男「女!女がいる――っ!!!!」
149 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:07:55.88 ID:I4rtZ+fJO
−放課後−
男「ほああああッ!!!…な、なんだよ。びっくりしたじゃねえか」
女「あ…うん、ごめん」
男「…?と、とにかく買いに行くか」
女「そ、そだね」
女「この後――何かが…」
171 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:32:00.63 ID:zSpPD/pP0
−女の部屋−
男「はっ!?女は!?交差点は…?」
男「ここは…あいつの部屋?」
男「…あいつに通じなかった。くそっ!!!」
男「あああああああああああああああああああっ!」
女「…男?」
男「―――ッ!!!!!?????」
186 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:54:12.54 ID:zSpPD/pP0
−エピローグ 駅前ショッピングモール−
女「そういえば、あの日結局事故のせいで誕生日プレゼント買ってないよね?」
男「ああ、そうだな。でも買うものは決めてるんだぜ?」
女「…何となく、私には分かるかも」
男・女「枕カバー」
200 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 01:04:54.80 ID:zSpPD/pP0
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男「…ふああ、眠い。やっぱ俺朝弱いなあ」
男「…寒いし。だりいな」
女「おはよっ男!!!」
男「おわ!なんだよ女かよ、びびるじゃねえか」
女「うししし。男をびっくりさせることかわ朝は始まるのですよ?」
男「何わけわかんねえこと言ってんだよ」

画像は+ お絵かき掲示板 +より
男「…寒いし。だりいな」
女「おはよっ男!!!」
男「おわ!なんだよ女かよ、びびるじゃねえか」
女「うししし。男をびっくりさせることかわ朝は始まるのですよ?」
男「何わけわかんねえこと言ってんだよ」

画像は+ お絵かき掲示板 +より
男「今日も元気だな、女」
女「そりゃもうもちろん。ちょっと元気あげよか?」
男「はあ?どうやってだよ?」
女「……(じー)」
男「…?」
女「……(じー)」
男「…///////み、見んなよ」
女「あれあれ?照れちゃった?かわいいね、男」
男「…っせーよ////」
4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:07:39.43 ID:Id5vdm5W0女「そりゃもうもちろん。ちょっと元気あげよか?」
男「はあ?どうやってだよ?」
女「……(じー)」
男「…?」
女「……(じー)」
男「…///////み、見んなよ」
女「あれあれ?照れちゃった?かわいいね、男」
男「…っせーよ////」
男「……」
女「……」
男「……」
女「……なんか喋ってよ」
男「寝ぐせひでえぞ?」
女「――っ!!//////」
男「嘘だよ、焦り過ぎだっつの」
5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:10:03.11 ID:Id5vdm5W0女「……」
男「……」
女「……なんか喋ってよ」
男「寝ぐせひでえぞ?」
女「――っ!!//////」
男「嘘だよ、焦り過ぎだっつの」
女「朝ごはん何食べた?」
男「ご飯にみそしる。日本人の朝は米だと法律で決まっている」
女「私は食パンの方が好きだなあ」
男「じゃあ食パン食ってきたのか?」
女「おでん。昨日の晩ご飯の残り」
男「…おでんか、それは予想外だった」
6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:13:07.37 ID:Nv6nLDOe0男「ご飯にみそしる。日本人の朝は米だと法律で決まっている」
女「私は食パンの方が好きだなあ」
男「じゃあ食パン食ってきたのか?」
女「おでん。昨日の晩ご飯の残り」
男「…おでんか、それは予想外だった」
?「だーれだっ♪」
男「・・・声聞きゃわかるっつの、女」
テリーマン「俺もいるぜ」
キン肉マン「テリーマン」
ブロッケンJr「お前だけに、いいカッコさせるかよ」
キン肉マン「ブロッケンJr・・・」
ロビンマスク「正義超人は、おまえだけじゃないんだぜ 」
ウォーズマン「コーホー」
キン肉マン「みんな・・・」
悪魔超人「こ、これが友情パワーか」
11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:19:46.26 ID:/TuIEBDuO男「・・・声聞きゃわかるっつの、女」
テリーマン「俺もいるぜ」
キン肉マン「テリーマン」
ブロッケンJr「お前だけに、いいカッコさせるかよ」
キン肉マン「ブロッケンJr・・・」
ロビンマスク「正義超人は、おまえだけじゃないんだぜ 」
ウォーズマン「コーホー」
キン肉マン「みんな・・・」
悪魔超人「こ、これが友情パワーか」
男かわいいよ男
>>6
ワラタwwwww
7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:13:17.61 ID:Id5vdm5W0>>6
ワラタwwwww
女「私、おでんのきんちゃく好きなんだよね」
男「モチが入ってるなら俺も大歓迎だ」
女「ご飯好きだよね、男」
男「うむ、白米こそ至高のメニューだ」
女「将来稲作でもやったら?」
男「目下計画中だ」
女「うそッ!?本気?」
男「うそに決まってるだろ」
女「だよね、さすがに」
9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:16:01.49 ID:Id5vdm5W0男「モチが入ってるなら俺も大歓迎だ」
女「ご飯好きだよね、男」
男「うむ、白米こそ至高のメニューだ」
女「将来稲作でもやったら?」
男「目下計画中だ」
女「うそッ!?本気?」
男「うそに決まってるだろ」
女「だよね、さすがに」
男「きんちゃくで思い出したけど、最近コブクロに飽きてきた俺がいる」
女「なんでー?いいじゃんコブクロ」
男「んー、最初好きだったんだけどなあ。聴きすぎかな」
女「聴き過ぎだよ。ちょっと距離置いてみたら?」
男「あえてスピッツに回帰してみようか」
女「そーゆうさわやか系好きだよね、昔から」
10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:18:37.76 ID:Id5vdm5W0女「なんでー?いいじゃんコブクロ」
男「んー、最初好きだったんだけどなあ。聴きすぎかな」
女「聴き過ぎだよ。ちょっと距離置いてみたら?」
男「あえてスピッツに回帰してみようか」
女「そーゆうさわやか系好きだよね、昔から」
女「そーいえばさ、もうすぐ私誕生日なんだけどなあ…」
男「………」
女「誰かプレゼントくれるような優しい男はいないものか」
男「………」
女「…(じー)」
男「…//////こ、こっち見んなよ」
女「男は見つめる攻撃に弱いことが判明しました」
男「う、うるせえよ」
12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:22:01.99 ID:Id5vdm5W0男「………」
女「誰かプレゼントくれるような優しい男はいないものか」
男「………」
女「…(じー)」
男「…//////こ、こっち見んなよ」
女「男は見つめる攻撃に弱いことが判明しました」
男「う、うるせえよ」
男「誕生日かあ。去年は何渡したっけ?」
女「んーとねえ、枕だったよ」
男「枕っ!?そんなのあげたっけ?」
女「ん。私が不眠症っぽかったから、快眠枕くれた」
男「ああ、そういえばそうだったかも」
女「ちなみ私はツボ押し器具『坪井さん』をあげた」
男「もらったな、そういや。使ってねえわ」
女「ちょっとー!使ってよね、せっかくあげたんだから」
13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:24:32.06 ID:Id5vdm5W0女「んーとねえ、枕だったよ」
男「枕っ!?そんなのあげたっけ?」
女「ん。私が不眠症っぽかったから、快眠枕くれた」
男「ああ、そういえばそうだったかも」
女「ちなみ私はツボ押し器具『坪井さん』をあげた」
男「もらったな、そういや。使ってねえわ」
女「ちょっとー!使ってよね、せっかくあげたんだから」
男「じゃあ今年も一緒に買いに行くか?」
女「お!さすが男。長年の付き合いだけあって理解が早いね」
男「めちゃくちゃ要求してたじゃねえか」
女「何のことだか拙者にはサッパリでござるなあ?」
男「なんでいきなり忍者なんだよ」
女「ドロンッ!」
男「消えたッ!?」
女「いや消えてないし。でもノリいいねえ」
男「目が覚めてきたんだよ」
14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:27:58.86 ID:Id5vdm5W0女「お!さすが男。長年の付き合いだけあって理解が早いね」
男「めちゃくちゃ要求してたじゃねえか」
女「何のことだか拙者にはサッパリでござるなあ?」
男「なんでいきなり忍者なんだよ」
女「ドロンッ!」
男「消えたッ!?」
女「いや消えてないし。でもノリいいねえ」
男「目が覚めてきたんだよ」
男「いつ行く?」
女「んーとねー、今日の放課後とかは?」
男「いきなりっすね。まあいいけどさ」
女「おーいいねいいね。じゃ今日の帰りに駅前のショッピングモールで」
男「何か欲しいもんあるのか?」
女「んーそだねー…サブプライムがいいな」
男「サブプライムの意味分かってねえだろ?」
女「なんか香水っぽい」
男「全然ちげえよ」
15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:31:37.50 ID:Id5vdm5W0女「んーとねー、今日の放課後とかは?」
男「いきなりっすね。まあいいけどさ」
女「おーいいねいいね。じゃ今日の帰りに駅前のショッピングモールで」
男「何か欲しいもんあるのか?」
女「んーそだねー…サブプライムがいいな」
男「サブプライムの意味分かってねえだろ?」
女「なんか香水っぽい」
男「全然ちげえよ」
女「それにしても枕もらってもう1年なんだねえ」
男「まあ年食うと時間の流れも早く感じるもんだ」
女「あれ、寝心地最高だよ。いい夢見る確率が高いし」
男「夢の内容と枕は関係ねえだろう、さすがに」
女「夢の中で男が私を押し倒してッ!!私…初めてだったのに」
男「ッ!!?なんだよそれ!!してえねえっつの」
女「夢って言ってるでしょ?いちいちかわいいんだからさ、もう!」
男「……//////」
16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:36:02.79 ID:Id5vdm5W0男「まあ年食うと時間の流れも早く感じるもんだ」
女「あれ、寝心地最高だよ。いい夢見る確率が高いし」
男「夢の内容と枕は関係ねえだろう、さすがに」
女「夢の中で男が私を押し倒してッ!!私…初めてだったのに」
男「ッ!!?なんだよそれ!!してえねえっつの」
女「夢って言ってるでしょ?いちいちかわいいんだからさ、もう!」
男「……//////」
女「でもね、最近男の夢はホントによく見るよ」
男「へ?そうなの?」
女「なんかねーいっつも真剣な顔して私に迫ってくるの!」
男「ストーカーかよ俺は…」
女「声聴こえないから何言ってんのか分かんないけどさ」
男「まあ夢なんてそんなもんだ」
女「あれはね、私に告ろうとしているんだと私はにらんでるだけど、どう?」
男「ッ!!?なんでそんなの俺に聴くんだよ!知るかよ…////」
女「むふふー、焦ってますなあ。もしや図星ですか男クン?」
男「ばっか!ちげえっての」
17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:39:29.65 ID:Id5vdm5W0男「へ?そうなの?」
女「なんかねーいっつも真剣な顔して私に迫ってくるの!」
男「ストーカーかよ俺は…」
女「声聴こえないから何言ってんのか分かんないけどさ」
男「まあ夢なんてそんなもんだ」
女「あれはね、私に告ろうとしているんだと私はにらんでるだけど、どう?」
男「ッ!!?なんでそんなの俺に聴くんだよ!知るかよ…////」
女「むふふー、焦ってますなあ。もしや図星ですか男クン?」
男「ばっか!ちげえっての」
男「そろそろ学校着くな」
女「そだね。あ!男友がいるよ」
男「おお。おはよ男友」
男友「おっす男。あ、おはよう女さん」
女「おはよ男友君」
男友「しっかしいつものことだけど朝から仲良いねえ」
女「むふふー、でしょ?長年連れ添った夫婦ですから」
男「ばっかちげえよ!うそつくなよ」
男友「…おまえ分かりやすすぎだってば」
18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:44:37.50 ID:Id5vdm5W0女「そだね。あ!男友がいるよ」
男「おお。おはよ男友」
男友「おっす男。あ、おはよう女さん」
女「おはよ男友君」
男友「しっかしいつものことだけど朝から仲良いねえ」
女「むふふー、でしょ?長年連れ添った夫婦ですから」
男「ばっかちげえよ!うそつくなよ」
男友「…おまえ分かりやすすぎだってば」
男友「でもさーお前ら2人とも恋人いないんでしょ?」
男「まあな、俺んまりモテないし」
女「右に同じく」
男友「お前ら付き合っちゃえばいいのに」
男「ッ!!!???な、何言ってんだよ!!」
女「そうよねー私もそう思うんだけど…チラッ」
男「チラッとか口で言ってるけどガン見じゃねえか」
女「いや、男はどうなのかなあって」
男「からかうなよ。そ、そんなの考えたことねえし」
女「私も男とはずっと友達みたいだったからなあ、考えたことないわ」
男友「幼馴染ってそんなもんか」
男「………」
19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:48:14.41 ID:Id5vdm5W0男「まあな、俺んまりモテないし」
女「右に同じく」
男友「お前ら付き合っちゃえばいいのに」
男「ッ!!!???な、何言ってんだよ!!」
女「そうよねー私もそう思うんだけど…チラッ」
男「チラッとか口で言ってるけどガン見じゃねえか」
女「いや、男はどうなのかなあって」
男「からかうなよ。そ、そんなの考えたことねえし」
女「私も男とはずっと友達みたいだったからなあ、考えたことないわ」
男友「幼馴染ってそんなもんか」
男「………」
男「まあとりあえず授業行こうぜ」
男友「女さんはクラス違うんだよね?」
女「私3組だから。じゃね」
男「おう」
女「あ、男。放課後忘れないでよ?」
男「わーってるって」
男友「何か約束してんのか?」
女「ちょっくらショッピングへ」
男友「ほとんど恋人じゃねえか」
男「ち、ちげえよ」
男友「もうそのリアクション飽きたぜ」
20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:50:48.29 ID:Id5vdm5W0男友「女さんはクラス違うんだよね?」
女「私3組だから。じゃね」
男「おう」
女「あ、男。放課後忘れないでよ?」
男「わーってるって」
男友「何か約束してんのか?」
女「ちょっくらショッピングへ」
男友「ほとんど恋人じゃねえか」
男「ち、ちげえよ」
男友「もうそのリアクション飽きたぜ」
男「………」
男「付き合う…か…」
男「………///////」
男「…だってあいつ、そんなの考えたことないって言ってたし…」
男「…付き合って…くれねえよな…」
男「………///////」
男「…ちっ、なんか今日はやたら意識してしまうじゃねえか」
21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:53:25.41 ID:Id5vdm5W0男「付き合う…か…」
男「………///////」
男「…だってあいつ、そんなの考えたことないって言ってたし…」
男「…付き合って…くれねえよな…」
男「………///////」
男「…ちっ、なんか今日はやたら意識してしまうじゃねえか」
男「…放課後、プレゼントかあ」
男「………」
男「決めた!今日プレゼント買ってアイツに告ろう!!!」
男「………/////」
男「い、いや…やっぱり…」
男「………」
男「いやいや!いい機会だ!決めた!絶対今日アイツに伝える!」
男「…うまく、いくかな」
22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:56:09.13 ID:Id5vdm5W0男「………」
男「決めた!今日プレゼント買ってアイツに告ろう!!!」
男「………/////」
男「い、いや…やっぱり…」
男「………」
男「いやいや!いい機会だ!決めた!絶対今日アイツに伝える!」
男「…うまく、いくかな」
女「……付き合う、か…」
女「………//////」
女「平常心装うのも一苦労だわ…」
女「…男って私のことどう思ってるのかな?」
女「…やっぱり家近い友達くらいにしか思ってないのかな」
24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 17:59:12.11 ID:Id5vdm5W0女「………//////」
女「平常心装うのも一苦労だわ…」
女「…男って私のことどう思ってるのかな?」
女「…やっぱり家近い友達くらいにしか思ってないのかな」
女「でもいつもこういう話題をすると男焦るよね…」
女「……意識、してくれてるのかな」
女「………//////」
女「よし!今日プレゼント買ってもらう時に聞いてみよう」
女「………」
女「いい…よね」
女「…うん、だって私男のこと好きだもん」
女「…うまく、いくかな」
27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 18:02:34.64 ID:Id5vdm5W0女「……意識、してくれてるのかな」
女「………//////」
女「よし!今日プレゼント買ってもらう時に聞いてみよう」
女「………」
女「いい…よね」
女「…うん、だって私男のこと好きだもん」
女「…うまく、いくかな」
男「……放課後、早くこねえかなあ」
男「……////」
男「なんて、伝えたらいいんだろう…」
男「…好きです、でいいのかねえ」
男「………//////」
男「…恥ずかしいにもほどがあるじゃねえか…」
29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 18:04:40.08 ID:Id5vdm5W0男「……////」
男「なんて、伝えたらいいんだろう…」
男「…好きです、でいいのかねえ」
男「………//////」
男「…恥ずかしいにもほどがあるじゃねえか…」
女「…なんて、聞いたらいいんだろ…」
女「…私のことどう思う?…かな」
女「……/////」
女「やだ!何考えてるの私……」
女「それとも…素直に好きです、でいいのかな」
女「…………」
女「…うぅ、ワカンナイ!」
30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 18:06:13.20 ID:Id5vdm5W0女「…私のことどう思う?…かな」
女「……/////」
女「やだ!何考えてるの私……」
女「それとも…素直に好きです、でいいのかな」
女「…………」
女「…うぅ、ワカンナイ!」
男「そういえば駅前のスクランブル交差点って今イルミネーションやってるよな」
男「……ムードあるかも」
男「………///////」
男「…これくらいカッコつけてもいいよな…」
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 18:08:09.01 ID:Id5vdm5W0男「……ムードあるかも」
男「………///////」
男「…これくらいカッコつけてもいいよな…」
女「こーゆうのって…ムードとか大切よね…」
女「…駅前の交差点、綺麗だった気がする」
女「……そこでなら、うまくいくかも…」
女「……////////」
女「やだ…なんでこんなこと考えてるんだろ、私…」
32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 18:10:06.53 ID:Id5vdm5W0女「…駅前の交差点、綺麗だった気がする」
女「……そこでなら、うまくいくかも…」
女「……////////」
女「やだ…なんでこんなこと考えてるんだろ、私…」
−放課後−
男「…長かったぜ。やっと終わったよ」
男「いつもどおり靴箱の前で待ってたらいいのか…な」
男「………」
男「……//////心臓がバクバクしてきたじゃねえか、バカ」
−同じ頃−
女「やっと終わった…。緊張しすぎて授業全然頭に入らなかった…」
女「……いつもの靴箱前、でいいよね」
女「………//////」
女「落ち着かないと!男に変な事考えてるのがバレちゃったら…」
女「………」
女「…行こう」
ニヤニヤ
35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 18:16:12.04 ID:Id5vdm5W0男「……来ないな。授業遅れてるのかな」
男「………そわそわし過ぎだろ、俺…」
男「落ち着け!変なこと考えてるのアイツにバレ―――」
女「…お、お待たせ」
男「ほああああッ!!!…な、なんだよ。びっくりしたじゃねえか」
女「…あ、ご、ごめん。驚かしちゃっった?」
男「あ、いや…な、何でもない」
女「………」
男「………い、行くか?」
女「う、うん…行く」
37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 18:16:32.22 ID:2oJMBHk5O男「………そわそわし過ぎだろ、俺…」
男「落ち着け!変なこと考えてるのアイツにバレ―――」
女「…お、お待たせ」
男「ほああああッ!!!…な、なんだよ。びっくりしたじゃねえか」
女「…あ、ご、ごめん。驚かしちゃっった?」
男「あ、いや…な、何でもない」
女「………」
男「………い、行くか?」
女「う、うん…行く」
じれったいwwww
39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 18:17:35.76 ID:Id5vdm5W0男「………」
女「………」
男・女「あ、あのさ!」
男「あ…」
女「え、えと…」
40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 18:20:28.48 ID:Id5vdm5W0女「………」
男・女「あ、あのさ!」
男「あ…」
女「え、えと…」
男「いや!何でもないから…そっちからどうぞ」
女「わ、私も何でもないから!男から喋って!」
男「あ、いやあ…その…」
女「な、何?」
男「…なんつーか、最近コブクロに飽きてきたなって…」
女「…それ朝聴いたかも…」
男「ほッ!?そうだっけ!!?…そ、そうか。す…すまん」
女「別に…それはいいんだけど」
42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 18:23:18.27 ID:Id5vdm5W0女「わ、私も何でもないから!男から喋って!」
男「あ、いやあ…その…」
女「な、何?」
男「…なんつーか、最近コブクロに飽きてきたなって…」
女「…それ朝聴いたかも…」
男「ほッ!?そうだっけ!!?…そ、そうか。す…すまん」
女「別に…それはいいんだけど」
男「えっと!その…なんだ。あ!お前の話は…?」
女「えッ!?いや…その…」
男「…?」
女「あ、あのね!ウチの今日の朝ごはんおでんだったの!何か変だなあって気がしてさ!」
男「…たぶんそれ朝聞いたと思うんだけど…」
女「えっ!?そ、そうだっけ!?あ、あははは…ごめん」
男「いや…別にそれは全然いいんだけどな…」
43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 18:26:50.49 ID:Id5vdm5W0女「えッ!?いや…その…」
男「…?」
女「あ、あのね!ウチの今日の朝ごはんおでんだったの!何か変だなあって気がしてさ!」
男「…たぶんそれ朝聞いたと思うんだけど…」
女「えっ!?そ、そうだっけ!?あ、あははは…ごめん」
男「いや…別にそれは全然いいんだけどな…」
男「………」
女「………」
男・女「た、誕生日プレゼントなんだけどさ!」
男「あ…」
女「え、えーと…」
男「………」
女「…そ、そっちからどうぞ…」
男「あ、ああ…その…プレゼント俺が選んでもいいか、な?」
女「…う、うん。私も…そう言おうとしてた…」
44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 18:33:32.09 ID:Id5vdm5W0女「………」
男・女「た、誕生日プレゼントなんだけどさ!」
男「あ…」
女「え、えーと…」
男「………」
女「…そ、そっちからどうぞ…」
男「あ、ああ…その…プレゼント俺が選んでもいいか、な?」
女「…う、うん。私も…そう言おうとしてた…」
男「あ!ショッピングモール見えてきたぜ!」
女「そ!そうだね!!……」
男「………と、とりあえず買いに行くか!?」
女「う、うん!そうしよ!どこで買うの?」
男「ちょっといったところにロフトがあるからさ!とりあえず行ってみようぜ!」
女「そ、そだね!行こう行こう」
49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 18:55:52.40 ID:Id5vdm5W0女「そ!そうだね!!……」
男「………と、とりあえず買いに行くか!?」
女「う、うん!そうしよ!どこで買うの?」
男「ちょっといったところにロフトがあるからさ!とりあえず行ってみようぜ!」
女「そ、そだね!行こう行こう」
男「………」
女「………」
男「そ、そういえばさ!駅前って最近なんか…きれいじゃない?」
女「ふぇッ!?あ、ああ!駅前なんか綺麗だよね!な、なんて言ったっけあれ」
男「ああ!え、えーとイル…イル…」
女「イルミネーション!」
男「あ、そうそう!それそれ!アレ綺麗だよなあ!」
女「う、うん!アレ綺麗よね!!」
50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 18:57:25.37 ID:Id5vdm5W0女「………」
男「そ、そういえばさ!駅前って最近なんか…きれいじゃない?」
女「ふぇッ!?あ、ああ!駅前なんか綺麗だよね!な、なんて言ったっけあれ」
男「ああ!え、えーとイル…イル…」
女「イルミネーション!」
男「あ、そうそう!それそれ!アレ綺麗だよなあ!」
女「う、うん!アレ綺麗よね!!」
男「………」
女「………」
男・女「イルミネーション見に行かないッ!?」
男「あ…」
女「え…」
男「…先に見に行ってみよう、か?」
女「う、うん…そだね」
51 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 19:00:06.59 ID:Id5vdm5W0女「………」
男・女「イルミネーション見に行かないッ!?」
男「あ…」
女「え…」
男「…先に見に行ってみよう、か?」
女「う、うん…そだね」
男「…(大丈夫だ!落ち着け!焦るなよ俺!)」
女「…(落ち着いて私!一言だけなんだから!」
男「…(タイミング難しいな、こーゆうの…わかんねえ)」
女「…(どのタイミングで言ったらいいんだろう…わかんない)」
男「………」
女「………」
52 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 19:01:58.81 ID:Id5vdm5W0女「…(落ち着いて私!一言だけなんだから!」
男「…(タイミング難しいな、こーゆうの…わかんねえ)」
女「…(どのタイミングで言ったらいいんだろう…わかんない)」
男「………」
女「………」
男「あ!イルミネーション見えてきたぞ!」
女「あ!本当だ!もうちょっと向こうまで行ったほうがいいかな!?」
男「そ、そうだな…と、とりあえず近寄ってみるか」
女「う、うん!」
53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 19:04:39.77 ID:Id5vdm5W0女「あ!本当だ!もうちょっと向こうまで行ったほうがいいかな!?」
男「そ、そうだな…と、とりあえず近寄ってみるか」
女「う、うん!」
男「うおお…改めて見ると綺麗だなあ」
女「う、うん…なんかロマンチックな感じ…」
男「………」
女「………」
男「………(よし!)」
女「………(よし!)」
男・女「あ、あのさ!」
54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 19:06:15.96 ID:BvCjE05Y0女「う、うん…なんかロマンチックな感じ…」
男「………」
女「………」
男「………(よし!)」
女「………(よし!)」
男・女「あ、あのさ!」
ごくり…
55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 19:08:59.35 ID:Id5vdm5W0男・女「えっ……」
男「………」
女「………」
男「…あ、あのさ…その、俺言いたいことがあって…」
女「…えっ?ぐ、偶然だね…私も…」
男「………(やばい!心臓やばい!落ち着け!落ち着け俺!)」
女「………(心臓破裂しそう!耐えられない!)」
男「…(行くしか、ない!)」
男「あのさ!今までずっと俺お前のこと、す―――」
女「ねえ!」
56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 19:11:14.59 ID:Id5vdm5W0男「………」
女「………」
男「…あ、あのさ…その、俺言いたいことがあって…」
女「…えっ?ぐ、偶然だね…私も…」
男「………(やばい!心臓やばい!落ち着け!落ち着け俺!)」
女「………(心臓破裂しそう!耐えられない!)」
男「…(行くしか、ない!)」
男「あのさ!今までずっと俺お前のこと、す―――」
女「ねえ!」
男「―――ッ!?」
女「交差点の向こう側まで渡ったら、イルミネーションもっと綺麗に見えそうだよ!?」
男「……えっ?」
女「うん!そうだよ!い、行ってみよ!?」
男「あ…ああ。そ、そうだな…」
女「…(我慢できずに逃げちゃった!…私のバカ)」
59 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 19:15:40.33 ID:Id5vdm5W0女「交差点の向こう側まで渡ったら、イルミネーションもっと綺麗に見えそうだよ!?」
男「……えっ?」
女「うん!そうだよ!い、行ってみよ!?」
男「あ…ああ。そ、そうだな…」
女「…(我慢できずに逃げちゃった!…私のバカ)」
女「ほらほら!早くしないと信号変わっちゃう!」
男「おいおい!あんまり走るなよ!危ないぞ!」
女「―――っ!―――っ!」
男「…(はあ折角の大チャンスだったのにな…)」
男「…(まあいいや。チャンスはまたいくらでもある)」
男「とりあえず交差点渡る――――っ!!!!!!」
男「あぶない!トラックが!逃げろ!」
女「……えっ?」
60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 19:17:32.63 ID:Id5vdm5W0男「おいおい!あんまり走るなよ!危ないぞ!」
女「―――っ!―――っ!」
男「…(はあ折角の大チャンスだったのにな…)」
男「…(まあいいや。チャンスはまたいくらでもある)」
男「とりあえず交差点渡る――――っ!!!!!!」
男「あぶない!トラックが!逃げろ!」
女「……えっ?」
男「――――――っっっっ!!!!!!!!」
女「――――――っっっっ!!!!!!!!!」
ガシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!
62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 19:19:26.13 ID:Id5vdm5W0女「――――――っっっっ!!!!!!!!!」
ガシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!
男「………」
男「…うそ、だろ…………」
男「…女ッ!っくそ!どこだ女!!??」
63 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 19:20:42.99 ID:Id5vdm5W0男「…うそ、だろ…………」
男「…女ッ!っくそ!どこだ女!!??」
男「―――――っ!!!――――――っ!!!!」
−病院−
医者「被害に遭われた女さんは…――」
男「…………っ!」
医者「極めて遺憾ながら…息を引き取られました―――」
男「…ウソ、だろ…。ありえねえよ……」
男「―――っ!!」
男「ああああああああああああああああああああああああああっっ!!!」
−数日後−
男「…………」
男友メール『なあそろそろ学校来ないか?辛いのは分かる。
学校に来たら少しは気が紛れるんじゃないかと思う。
考えてみてくれ。でも無理はするなよ。じゃな』
男「………行きたくなんかねえよ、くそ」
男「………」
男「…………信じられねえよ、通夜も、葬式も……」
男「まだ…生きてるんじゃないかって思いたくなる…」
男「………」
男「ちっ………気晴らしに…外に、出てみるか」
69 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 19:38:09.27 ID:Id5vdm5W0男「…………信じられねえよ、通夜も、葬式も……」
男「まだ…生きてるんじゃないかって思いたくなる…」
男「………」
男「ちっ………気晴らしに…外に、出てみるか」
男「…外は吐き気を催すほどに晴れてるんだな…」
男「…なんなんだよ…」
男「………」
男「どこに行けば…忘れられるんだろうな…」
70 空気なんか読めなくていい ◆KYVivGx7.Q :2008/01/27(日) 19:38:49.38 ID:268c5wdC0男「…なんなんだよ…」
男「………」
男「どこに行けば…忘れられるんだろうな…」
まさかの死亡か・・・
ハッピーエンドだとおもったのに・・・くそ!
71 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 19:39:55.92 ID:Id5vdm5W0ハッピーエンドだとおもったのに・・・くそ!
男「…そういえば小学生の頃、アイツとよく公園で喋ってたな…」
男「………」
男「……公園にでも行ってみるか」
72 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 19:41:40.12 ID:Q9gaWaJkO男「………」
男「……公園にでも行ってみるか」
なにこの一昔前の泣きゲーみたいな展開
73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 19:41:40.92 ID:Id5vdm5W0−公園−
男「綺麗な…昼下がりだ…」
男「………」
男「イルミネーション、本当に綺麗だったんだけどな…」
男「………」
男「…なんで勝手に涙が出てくるんだよバカ野郎……」
男「………今でもそこらへんにアイツいるんじゃないか」
男「自分が死んだことに気づかずに幽霊になってたり…」
男「…バカか俺は」
男「……でも。向かいのベンチにいる女の人、アイツに似てる、な…」
男「…いや、似すぎじゃないか…?」
男「あれは―――女っ!?」
75 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 19:47:42.37 ID:zH7R767iO男「自分が死んだことに気づかずに幽霊になってたり…」
男「…バカか俺は」
男「……でも。向かいのベンチにいる女の人、アイツに似てる、な…」
男「…いや、似すぎじゃないか…?」
男「あれは―――女っ!?」
女キターーーー
101 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 22:37:16.50 ID:Id5vdm5W0男「…あ、あの…」
女「…?なんでしょうか?」
男「えっ!?あ…いや…」
女「…?」
男「…(や、やっぱ違う人なのか…?」
女「あなたもお散歩ですか?」
男「あ、いや…まあ、そんなところです」
104 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 22:40:47.59 ID:Id5vdm5W0女「…?なんでしょうか?」
男「えっ!?あ…いや…」
女「…?」
男「…(や、やっぱ違う人なのか…?」
女「あなたもお散歩ですか?」
男「あ、いや…まあ、そんなところです」
女「冬ですけど、昼間はポカポカしてます。そう思いませんか?」
男「そ、そうですね。そう思います」
女「…何か、気になるところがありますか?さきほどから私をずっと見てらっしゃったようですが」
男「あ…いや…その…」
女「ふふふ、せっかくですからお話でもしませんか?」
男「あ!その…読書中すみません…」
女「いえいえ。ちょっと読書にも飽きていたところなので」
105 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 22:43:53.45 ID:Id5vdm5W0男「そ、そうですね。そう思います」
女「…何か、気になるところがありますか?さきほどから私をずっと見てらっしゃったようですが」
男「あ…いや…その…」
女「ふふふ、せっかくですからお話でもしませんか?」
男「あ!その…読書中すみません…」
女「いえいえ。ちょっと読書にも飽きていたところなので」
男「…(見た目も声もそっくりだ…でも…何か違う)」
女「…何か、思いつめてらっしゃるような表情ですが…?」
男「あ!いやあなたが知り合いにそっくりだったもので…?」
女「お知り合いにですか?どのあたりがでしょう?」
男「いや…何から何まで…その…本人かと」
女「へえー、そんなに!会ってみたいです!」
男「………」
女「…?どうされましたか?」
106 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 22:46:01.03 ID:Id5vdm5W0女「…何か、思いつめてらっしゃるような表情ですが…?」
男「あ!いやあなたが知り合いにそっくりだったもので…?」
女「お知り合いにですか?どのあたりがでしょう?」
男「いや…何から何まで…その…本人かと」
女「へえー、そんなに!会ってみたいです!」
男「………」
女「…?どうされましたか?」
男「実は…そいつもう…死んじゃってて…それで…」
女「あ!…すみません、知らないこととはいえ失礼を…」
男「いえ!元はといえば俺が言い出したことなので…」
女「………」
男「…そいつ、いいやつだったんです」
107 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 22:49:19.38 ID:Id5vdm5W0女「あ!…すみません、知らないこととはいえ失礼を…」
男「いえ!元はといえば俺が言い出したことなので…」
女「………」
男「…そいつ、いいやつだったんです」
男「…俺、そいつのことが好きで…でも気持ちを伝える前に突然いなくなっちゃったんです…」
女「………」
男「悔しくて…悲しくて…どうしようもなくて…それで…」
女「それは…心中お察しします…」
男「見ず知らずのあなたにこんなこと言って…すみません。でも…気持ち…抑えられなくて…」
女「辛いときは吐き出すのが1番です。私でよければいくらでも…」
108 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 22:52:18.80 ID:Id5vdm5W0女「………」
男「悔しくて…悲しくて…どうしようもなくて…それで…」
女「それは…心中お察しします…」
男「見ず知らずのあなたにこんなこと言って…すみません。でも…気持ち…抑えられなくて…」
女「辛いときは吐き出すのが1番です。私でよければいくらでも…」
男「すみません、あなたが、あまりにもそいつに似ていたので…」
女「…私は、いつもこの時間ここにいます。いつでも来てください」
男「…ありがとう、ございます」
女「いえ」
男「今日はもう戻ります。気持ち整理しないと…」
女「はい」
男「また…明日も来ていいですか?」
女「お構いなく。ではまた明日」
男「失礼…します」
109 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 22:54:50.38 ID:gfOSe1Iy0女「…私は、いつもこの時間ここにいます。いつでも来てください」
男「…ありがとう、ございます」
女「いえ」
男「今日はもう戻ります。気持ち整理しないと…」
女「はい」
男「また…明日も来ていいですか?」
女「お構いなく。ではまた明日」
男「失礼…します」
wktk
110 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 22:54:54.87 ID:Id5vdm5W0男「……やっぱりあの人は違う人なんだろうか…」
男「姿も声も全く同じ…」
男「…でも、何か違う…」
男「………」
男「でも…何か心が安らぐな…」
男「明日も…行こう」
111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 22:59:50.64 ID:Id5vdm5W0男「姿も声も全く同じ…」
男「…でも、何か違う…」
男「………」
男「でも…何か心が安らぐな…」
男「明日も…行こう」
−翌日 公園−
男「こんにちは。来てしまいました」
女「こんにちは。ふふふ、お待ちしておりました」
男「昨日はすみません、突然…」
女「いえいえ。一期一会というものは大切です」
男「はは、そうですね。何だかあいつとあなたは似ているけど正反対です」
女「…そう、ですか?」
男「あいつはノリのいい元気系でしたから」
女「ふふ、私も実はノリのいい元気系かもしれませんよ?」
男「そうなんですか!?」
女「そうでござるよ?拙者もノリ系にてござる」
男「―――っ!」
女「…?どうされました?」
男「いや…何でも…ないです」
114 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 23:08:20.77 ID:Id5vdm5W0女「そうでござるよ?拙者もノリ系にてござる」
男「―――っ!」
女「…?どうされました?」
男「いや…何でも…ないです」
女「ふふふ、でもあなたも私の知り合いに似ている気がします」
男「そう…なんですか?」
女「正確には私の知り合いの…片思いの人です」
男「は、はあ。どのあたりが?」
女「リアクションが大袈裟で細かいところ、です」
男「何気にズバズバ言いますね」
女「すみません、でもそれっていいことだと思いますよ」
男「そう…ですか?」
女「私の知り合いは、そんなところが好きだそうです。かわいいって」
男「…そう、なんですか」
115 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 23:12:31.67 ID:Id5vdm5W0男「そう…なんですか?」
女「正確には私の知り合いの…片思いの人です」
男「は、はあ。どのあたりが?」
女「リアクションが大袈裟で細かいところ、です」
男「何気にズバズバ言いますね」
女「すみません、でもそれっていいことだと思いますよ」
男「そう…ですか?」
女「私の知り合いは、そんなところが好きだそうです。かわいいって」
男「…そう、なんですか」
男「今日はこの辺で失礼します。また明日も来ていい、ですか?」
女「もちろん!いくらでも」
男「それでは―――」
女「コブクロ、久しぶりに聴いてみてはどうですか?」
男「…え?」
女「いえ、何でも。ではまた明日」
男「………また、明日」
118 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 23:17:50.55 ID:Id5vdm5W0女「もちろん!いくらでも」
男「それでは―――」
女「コブクロ、久しぶりに聴いてみてはどうですか?」
男「…え?」
女「いえ、何でも。ではまた明日」
男「………また、明日」
男「『消えそうに咲きそうな蕾』か…」
男「…咲かなかったよ、蕾は…。消えてしまったからな…」
男「………」
男「あの人の話の全てが…あの日を思い出させるんだよな…」
男「あの人は誰なんだろう」
120 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 23:22:45.87 ID:Id5vdm5W0男「…咲かなかったよ、蕾は…。消えてしまったからな…」
男「………」
男「あの人の話の全てが…あの日を思い出させるんだよな…」
男「あの人は誰なんだろう」
−翌日 公園−
女「こんにちは、お待ちしておりました」
男「こんにちは…あれ、なんか今日は違和感が…?」
女「…そうですか?私はいつもどおりですけど?」
男「そうです…よね。なんか…なんなんだろう」
女「…『蕾』が本当に消えかかっているんですよ…」
男「…えっ?」
女「いえ…何でもありません」
男「は、はあ…」
wktkと死にたくなる気持ちに板挟みにされて俺\(^o^)/オワタ
124 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 23:29:01.22 ID:Id5vdm5W0男「最近はあなたとのお話だけが楽しみです」
女「そうですか…光栄です」
男「はは、何言ってるんでしょうね、俺」
女「………」
男「あなたはに似ている人って俺の幼馴染だったんですよ」
女「そうなんですか」
男「でも前も言ったように性格は真反対です!いやあ、あいつはガサツだったから」
女「………」
男「でも…」
125 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 23:32:45.87 ID:Id5vdm5W0女「そうですか…光栄です」
男「はは、何言ってるんでしょうね、俺」
女「………」
男「あなたはに似ている人って俺の幼馴染だったんですよ」
女「そうなんですか」
男「でも前も言ったように性格は真反対です!いやあ、あいつはガサツだったから」
女「………」
男「でも…」
男「…そんなあいつが好きだった、本当に」
女「………」
男「…っく、なんでだろう。もう何日経ったのかも分からないのに…涙が…とまららいんれす…」
女「………」
男「…気持ちを、伝えたかった…なのに…なんで…」
女「……あの」
男「……えっ?」
女「魂って…信じますか?」
128 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 23:39:52.83 ID:Id5vdm5W0女「………」
男「…っく、なんでだろう。もう何日経ったのかも分からないのに…涙が…とまららいんれす…」
女「………」
男「…気持ちを、伝えたかった…なのに…なんで…」
女「……あの」
男「……えっ?」
女「魂って…信じますか?」
男「たま…しい……?」
女「もし…あなたの思いが本物で、『彼女』の思いも本物なら…『蕾』はまだ開くかもしれません」
男「…それは…どういう?」
女「こんな言葉は聞いたことがありませんか?」
男「…?」
女「『たまくら』という言葉」
132 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 23:47:35.19 ID:Hnz0mBOcO女「もし…あなたの思いが本物で、『彼女』の思いも本物なら…『蕾』はまだ開くかもしれません」
男「…それは…どういう?」
女「こんな言葉は聞いたことがありませんか?」
男「…?」
女「『たまくら』という言葉」
>>128
男「1192作ろうでお馴染みのとある幕府のことですね?」
女「それは鎌倉」
男「ろくに切れない刃物」
女「それはなまくら」
男「僕の人生」
女「それは真っ暗」
男・女「お後がよろしい様で〜」
空気は読む物でなく吸い取る物だと思ごめんなさい
129 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 23:44:39.52 ID:Id5vdm5W0男「1192作ろうでお馴染みのとある幕府のことですね?」
女「それは鎌倉」
男「ろくに切れない刃物」
女「それはなまくら」
男「僕の人生」
女「それは真っ暗」
男・女「お後がよろしい様で〜」
空気は読む物でなく吸い取る物だと思ごめんなさい
女「あなたが『彼女』にあげた『たまくら』が…まだ『蕾』を開いています」
男「何を…言っているのですか…?」
女「『私』が消える前に…呼びかけてあげてください」
男「何が何だかさっぱり―――」
女「今日はこれで失礼します」
男「あ、ちょっと!」
女「もうすぐ…『蕾』は消えます。お早めに…呼びかけてあげてください」
男「あっ!…行ってしまった…」
男「あれ、俺は今誰と喋っていたんだろう…思い出せない…」
133 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 23:47:39.89 ID:Id5vdm5W0男「何を…言っているのですか…?」
女「『私』が消える前に…呼びかけてあげてください」
男「何が何だかさっぱり―――」
女「今日はこれで失礼します」
男「あ、ちょっと!」
女「もうすぐ…『蕾』は消えます。お早めに…呼びかけてあげてください」
男「あっ!…行ってしまった…」
男「あれ、俺は今誰と喋っていたんだろう…思い出せない…」
男「…どういう意味だったんだ?」
男「『たまくら』って…なんかどっかで聞いたことがあるような…」
男「あれは…確か…1年前のあいつの誕生日…」
女『ねえ知ってる?もともとは<魂の倉>って意味なんだよ?』
136 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 23:52:12.30 ID:Id5vdm5W0男「『たまくら』って…なんかどっかで聞いたことがあるような…」
男「あれは…確か…1年前のあいつの誕生日…」
女『ねえ知ってる?もともとは<魂の倉>って意味なんだよ?』
男『は?何の話だいきなり』
女『もう!ちゃんと聞いてよね!<枕>のことだよ』
男『枕?そうなのか?』
女『私もよく知らないんだケドさ、枕って人間の魂の宿る倉なんだって』
男『へえ、<魂倉>だから<たまくら>で<まくら>なのか』
女『そうなんだよ!だから今日男に買ってもらった枕には私の魂が入るってわけ』
男『ばっか。んなもん信じんのかよ』
女『いーじゃん!夢があるじゃないの』
男『まあ好きにしろ。でも…枕使ってくれよ?』
女『うん!大切に…大切にするよ』
138 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 23:54:18.31 ID:Id5vdm5W0女『もう!ちゃんと聞いてよね!<枕>のことだよ』
男『枕?そうなのか?』
女『私もよく知らないんだケドさ、枕って人間の魂の宿る倉なんだって』
男『へえ、<魂倉>だから<たまくら>で<まくら>なのか』
女『そうなんだよ!だから今日男に買ってもらった枕には私の魂が入るってわけ』
男『ばっか。んなもん信じんのかよ』
女『いーじゃん!夢があるじゃないの』
男『まあ好きにしろ。でも…枕使ってくれよ?』
女『うん!大切に…大切にするよ』
男「…そうだ。あいつが言ってたんだ」
男「じゃあ公園の女の人が言ってたのって…」
男「………」
男『ばっか。んなもん信じんのかよ』
男「……信じる、しかねえだろ」
140 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/27(日) 23:56:16.78 ID:Id5vdm5W0男「じゃあ公園の女の人が言ってたのって…」
男「………」
男『ばっか。んなもん信じんのかよ』
男「……信じる、しかねえだろ」
−女の自宅−
女母「あら、男君。お線香?」
男「いえ…あの申し訳ないんですが、女さんのお部屋、上がらせてもらえませんか?」
女母「まあ…男君は昔から知ってるし…少しだけなら構わないわよ」
男「ありがとうございます、すぐ…済みますから」
男「あいつの部屋なんて…小学生以来じゃねえか」
男「………」
男「俺ととった写真飾ってあるじゃねえか…」
男「…くそ。もうなんでもいい。今やれることをやるだけだ」
男「…あ、あった。俺が去年あげた枕だ」
男「………」
男「本当に使ってくれてたんだな…」
143 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:00:39.28 ID:KupJ3CuCO男「………」
男「俺ととった写真飾ってあるじゃねえか…」
男「…くそ。もうなんでもいい。今やれることをやるだけだ」
男「…あ、あった。俺が去年あげた枕だ」
男「………」
男「本当に使ってくれてたんだな…」
クライマックスだな・・・
144 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:01:31.05 ID:zSpPD/pP0男「…しかし、どうすりゃいいんだよ?」
男「…――あれっなんか眩暈が急に…」
男「あ、あなたは――――っ!」
公園の女「ようこそ、『彼女』の魂の夢へ」
145 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:04:41.56 ID:zSpPD/pP0男「…――あれっなんか眩暈が急に…」
男「あ、あなたは――――っ!」
公園の女「ようこそ、『彼女』の魂の夢へ」
−?−
女「…また、この夢か…」
女「最近この夢ばっかり見る。そろそろ男がやってくる頃だね…」
女「今日は男の声が聞こえるのかな?」
超展開入ります
mkmk
147 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:05:29.10 ID:FVtVwcE60mkmk
なるほど・・・(´;ω;`)ブワッ
148 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:06:25.94 ID:zSpPD/pP0−?−
男「ここは…どこ、だ…?」
男「あの交差点、なのか…?」
男「確か女の部屋にいたはずなのに―――あっ!」
男「女!女がいる――っ!!!!」
まったく分からんが続きが気になる
150 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:09:08.05 ID:zSpPD/pP0女「今日も同じ夢で私は交差点に立ち尽くすのね…」
女「…あ、男。今日も…来てくれたんだね」
男「――――っ!――――っ!」
女「やっぱり声は聴こえない…いつも私に何を言おうとしているの?」
男「――――っ!――――っ!」
女「わかんないよ…男。聴こえない…」
151 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:13:40.36 ID:zSpPD/pP0女「…あ、男。今日も…来てくれたんだね」
男「――――っ!――――っ!」
女「やっぱり声は聴こえない…いつも私に何を言おうとしているの?」
男「――――っ!――――っ!」
女「わかんないよ…男。聴こえない…」
男「危ない!ダメなんだ!渡るなよ!それを渡ったらお前は!お前はッッ!」
女「………」
男「なんでそんな不思議そうな顔して道路に立つんだよ!?トラックが来るんだって!逃げろ!」
女「………」
男「なんでだよ!なんで聞いてくれねえんだよ!お前を…失いたくないなんだ!」
男「ここが夢でも魂でも何でもいい!!もう2度とお前を失いたくないんだ!!!」
男「何よりも…お前が俺のかけがえのない、存在だから!!―――――だッ!」
153 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:16:15.48 ID:zSpPD/pP0女「………」
男「なんでそんな不思議そうな顔して道路に立つんだよ!?トラックが来るんだって!逃げろ!」
女「………」
男「なんでだよ!なんで聞いてくれねえんだよ!お前を…失いたくないなんだ!」
男「ここが夢でも魂でも何でもいい!!もう2度とお前を失いたくないんだ!!!」
男「何よりも…お前が俺のかけがえのない、存在だから!!―――――だッ!」
男「―――――好きだッ!」
女「えっ…今…声が…初めて聴こえた」
男「――――っ!――――っ!」
女「好きって…私も…私もよ?」
女「私も――――男のことが大好きだから!」
154 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:18:30.95 ID:zSpPD/pP0女「えっ…今…声が…初めて聴こえた」
男「――――っ!――――っ!」
女「好きって…私も…私もよ?」
女「私も――――男のことが大好きだから!」
ジリリリリリリリリリリリリリッッ!!!!!!!
女「――っは!」
女「…ゆ、夢…?」
女「いつもの夢…よね」
女「でも…今日はハッキリと声が、聞こえた…」
157 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:21:13.75 ID:tjJL7WBn0女「――っは!」
女「…ゆ、夢…?」
女「いつもの夢…よね」
女「でも…今日はハッキリと声が、聞こえた…」
>>154
公園の女だよね?
156 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:21:10.93 ID:zSpPD/pP0公園の女だよね?
男「…ふああ、眠い。やっぱ俺朝弱いなあ」
男「…寒いし。だりいな」
女「おはよっ男!!!」
男「おわ!なんだよ女かよ、びびるじゃねえか」
女「うししし。男をびっくりさせることから朝は始まるのですよ?」
男「何わけわかんねえこと言ってんだよ」
女「…(この光景…なんか初めてじゃない気がする)」
161 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:24:56.91 ID:zSpPD/pP0男「…寒いし。だりいな」
女「おはよっ男!!!」
男「おわ!なんだよ女かよ、びびるじゃねえか」
女「うししし。男をびっくりさせることから朝は始まるのですよ?」
男「何わけわかんねえこと言ってんだよ」
女「…(この光景…なんか初めてじゃない気がする)」
男「今日も元気だな、女」
女「う、うん…そだね?」
男「…?なんでいきなり元気なくなるんだよ?」
女「う、ううん…何でもない」
男「そういや最近さ―――」
女「…コブクロに飽きてきたんでしょ?」
男「お前エスパーかよッ!?なんで言おうとしたことが分かるんだ!?」
女「な、何となく…」
女「なんだろう…この不思議な感じ…全て知ってる気がする…」
162 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:25:31.11 ID:oRO6d4YL0女「う、うん…そだね?」
男「…?なんでいきなり元気なくなるんだよ?」
女「う、ううん…何でもない」
男「そういや最近さ―――」
女「…コブクロに飽きてきたんでしょ?」
男「お前エスパーかよッ!?なんで言おうとしたことが分かるんだ!?」
女「な、何となく…」
女「なんだろう…この不思議な感じ…全て知ってる気がする…」
言わずにはいられない
プッチ乙
163 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:25:48.75 ID:qhyvpqaGOプッチ乙
ループだ!
166 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:28:01.50 ID:zSpPD/pP0女「あの…誕生日プレゼントなんだけど…」
男「えっ?ああ…そうかもうすぐだな」
女「うん、でも今日は―――」
男「今日買いに行かね?放課後」
女「えっ?あ、いやその――」
男「まあいいじゃん。早いほうがいいって」
女「あ…うん、そだね」
女「微妙に何か違う。でも…―――この後何かが起こる気が…する」
169 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:29:54.81 ID:zSpPD/pP0男「えっ?ああ…そうかもうすぐだな」
女「うん、でも今日は―――」
男「今日買いに行かね?放課後」
女「えっ?あ、いやその――」
男「まあいいじゃん。早いほうがいいって」
女「あ…うん、そだね」
女「微妙に何か違う。でも…―――この後何かが起こる気が…する」
−放課後−
男「ほああああッ!!!…な、なんだよ。びっくりしたじゃねえか」
女「あ…うん、ごめん」
男「…?と、とにかく買いに行くか」
女「そ、そだね」
女「この後――何かが…」
男「そ、そういえばさ!駅前って最近なんか…きれいじゃない?」
女「…えっ?あ…イルミネーション?」
男「そうそうそれそれ!なんか綺麗だよなあ」
女「そ、そだね!あはははは」
女「私はこの後、男に告白する。でも―――それは…」
173 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:35:16.86 ID:zSpPD/pP0女「…えっ?あ…イルミネーション?」
男「そうそうそれそれ!なんか綺麗だよなあ」
女「そ、そだね!あはははは」
女「私はこの後、男に告白する。でも―――それは…」
男「イルミネーション見に行かない?」
女「…えっ?」
男「あ、いや…買い物前に先に、さ」
女「あ、うん。そだね…行こう行こう!」
女「そう、そこで告白するって学校で決めたじゃない…」
女「なのに…『それ以外の何か』が私の心臓を揺さぶっている気がする…」
女「この…緊張は―――」
176 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:39:06.06 ID:zSpPD/pP0女「…えっ?」
男「あ、いや…買い物前に先に、さ」
女「あ、うん。そだね…行こう行こう!」
女「そう、そこで告白するって学校で決めたじゃない…」
女「なのに…『それ以外の何か』が私の心臓を揺さぶっている気がする…」
女「この…緊張は―――」
男「うおお…改めて見ると綺麗だなあ」
女「う、うん…なんかロマンチックな感じ…」
男「………」
女「………」
男「…あ、あのさ…その、俺言いたいことがあって…」
女「…えっ?ぐ、偶然だね…私も…」
――逃げたい、この場からっ!
――何から逃げるの?それは私が告白するという緊張から?それとも?
――私は今、どうするべきなの?
男『何よりも…お前が俺のかけがえのない、存在だから!!―――――だッ!』
この言葉は――夢の中で――…
180 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:44:19.35 ID:zSpPD/pP0女「う、うん…なんかロマンチックな感じ…」
男「………」
女「………」
男「…あ、あのさ…その、俺言いたいことがあって…」
女「…えっ?ぐ、偶然だね…私も…」
――逃げたい、この場からっ!
――何から逃げるの?それは私が告白するという緊張から?それとも?
――私は今、どうするべきなの?
男『何よりも…お前が俺のかけがえのない、存在だから!!―――――だッ!』
この言葉は――夢の中で――…
男「あのさ!今までずっと俺お前のこと、す―――」
――そうだ。私は…男のこの言葉を聞かなくてはいけない。
――ここから逃げると…私は死んでしまう…
逃げてはいけない。私が男に向き合えばよかったんだ!
男「あのさ!今までずっと俺お前のこと、好きだったんだ!」
女「――!私も…私もずっと好きだったよ!」
―――やっと…聞くことができた。向き合うことができた。私も言えた。
ガシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!
トラックは…私をはねなかった―――
184 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:46:22.40 ID:zSpPD/pP0――そうだ。私は…男のこの言葉を聞かなくてはいけない。
――ここから逃げると…私は死んでしまう…
逃げてはいけない。私が男に向き合えばよかったんだ!
男「あのさ!今までずっと俺お前のこと、好きだったんだ!」
女「――!私も…私もずっと好きだったよ!」
―――やっと…聞くことができた。向き合うことができた。私も言えた。
ガシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!
トラックは…私をはねなかった―――
−女の部屋−
男「はっ!?女は!?交差点は…?」
男「ここは…あいつの部屋?」
男「…あいつに通じなかった。くそっ!!!」
男「あああああああああああああああああああっ!」
女「…男?」
男「―――ッ!!!!!?????」
女「…私の部屋で何してんの?」
男「えっ!?何って…てゆーかお前、死んだんじゃ…?」
女「死んだ?私が?どーしてさ?」
男「…だって、事故で…あの日…――」
女「事故?ああ、あの日の駅前のやつ?あれすごかったよね…
私たちの『目の前』でトラックが横転するんだもん!一歩違ってたら死んでたわ!」
男「―――…よかった、よかった…」
女「ちょっと…何泣いてるのよってあれ?私も…なんかいきなり涙が…」
男「もう…会えないかと思った!」
女「何言ってるのか全然わかんないけど…でも何か分かる気がする、私も」
公園の女「…『蕾』が消える前に、間に合ったみたいね」
189 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:56:52.60 ID:Q+W2V2e8O男「えっ!?何って…てゆーかお前、死んだんじゃ…?」
女「死んだ?私が?どーしてさ?」
男「…だって、事故で…あの日…――」
女「事故?ああ、あの日の駅前のやつ?あれすごかったよね…
私たちの『目の前』でトラックが横転するんだもん!一歩違ってたら死んでたわ!」
男「―――…よかった、よかった…」
女「ちょっと…何泣いてるのよってあれ?私も…なんかいきなり涙が…」
男「もう…会えないかと思った!」
女「何言ってるのか全然わかんないけど…でも何か分かる気がする、私も」
公園の女「…『蕾』が消える前に、間に合ったみたいね」
……グス…
190 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:57:33.14 ID:tDVyMNRdO…ひぐっ
191 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:58:38.42 ID:b9cWW0IE0...ぶわっ
192 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:58:38.45 ID:oRO6d4YL0王道の偉大さを今ここに痛感したぜ
195 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:59:59.56 ID:I4rtZ+fJO>>192
なんだかんだ言ってもカールはチーズ味って事だな
193 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 00:58:48.81 ID:zSpPD/pP0なんだかんだ言ってもカールはチーズ味って事だな
男「…よかった!…本当に…ぅくっ」
女「うん…よく分からないけど私ももう2度と男に会えないような気がしてた」
男「もう…迷わない」
女「うん…私も迷わない」
男・女「―――好きっ」
197 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 01:01:14.84 ID:zSpPD/pP0女「うん…よく分からないけど私ももう2度と男に会えないような気がしてた」
男「もう…迷わない」
女「うん…私も迷わない」
男・女「―――好きっ」
−エピローグ 駅前ショッピングモール−
女「そういえば、あの日結局事故のせいで誕生日プレゼント買ってないよね?」
男「ああ、そうだな。でも買うものは決めてるんだぜ?」
女「…何となく、私には分かるかも」
男・女「枕カバー」
男「お前、あの枕大切に使えよ?」
女「今でも大切に使ってるよ」
男「…魂ってさ、本当にあるんだな」
女「ふぇ?何のこと…?」
男「――なんでもない。独り言だ」
女「ふーん、そう。でもね…」
男「ん?」
女「私…あの枕を大切にしてたから、なんかもう1人の私って感じがするんだよね」
男「…ああ。分かる気がする」
女「じゃ、家に帰ろっか」
男「そうだな」
202 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 01:05:48.01 ID:zSpPD/pP0女「今でも大切に使ってるよ」
男「…魂ってさ、本当にあるんだな」
女「ふぇ?何のこと…?」
男「――なんでもない。独り言だ」
女「ふーん、そう。でもね…」
男「ん?」
女「私…あの枕を大切にしてたから、なんかもう1人の私って感じがするんだよね」
男「…ああ。分かる気がする」
女「じゃ、家に帰ろっか」
男「そうだな」
女「…ねえ」
男「…ん?」
女「好き」
男「…ああ、俺もだ」
fin
208 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 01:07:26.88 ID:6izbuUBoO男「…ん?」
女「好き」
男「…ああ、俺もだ」
fin
乙!!!!
王道はやっぱりいいな
209 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 01:09:53.28 ID:I4rtZ+fJO王道はやっぱりいいな
>>1乙
コブクロ聴きながら見てたから涙ぐんでるんだぜ
212 1 :2008/01/28(月) 01:11:13.92 ID:zSpPD/pP0コブクロ聴きながら見てたから涙ぐんでるんだぜ
ここまでくだらない駄スレに付き合ってくれてありがとう。
意味不明なところは個々で脳内補完してくれると助かる。
それはそれでまあ楽しい要素の1つだと思う。
ツッコミどころ満載のファンタジーだけど、俺はそんなんが好きなんだ。
長時間保守ってくれた人ホントにありがとう。
またなんか書いたら読んでくれると嬉しい。
じゃあな、おやすみ(´・ω・`)ノシ
213 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/28(月) 01:12:47.84 ID:Mm+h7qVLO意味不明なところは個々で脳内補完してくれると助かる。
それはそれでまあ楽しい要素の1つだと思う。
ツッコミどころ満載のファンタジーだけど、俺はそんなんが好きなんだ。
長時間保守ってくれた人ホントにありがとう。
またなんか書いたら読んでくれると嬉しい。
じゃあな、おやすみ(´・ω・`)ノシ
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