カナ速

あとで読む
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 07:07:23.58 ID:RHvVRp950
女「さて、今日も部活動に勤しむとしますか、男くん」
男「そうだね、女さん。今日も頑張って帰宅しよう」

女「いっておくけど、男くんと一緒に帰宅しているのは」
男「わかってるよ。部活動だからだよね」
女「ならいいの」

女「それじゃ、さようなら、男くん」
男「うん、さよなら、女さん。また、明日もよろしくね」
女「…… うん」


思いつくままに書いてみたが、もしかして既出?


4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 07:28:19.75 ID:RHvVRp950
女「ちょっと! あんた待ちなさいよ! 勝手に一人で進まないでくれる!」
男「なんだよ、ついてくんなよ!」
女「仕方ないでしょ、帰宅部なんだから! 一緒に行動しないと……」
男「チッ……」

女「ちょっ、ちょっとぉ! 何、ラブホテル街入ってるのよ!」
男「仕方ないだろ、ここ通ったほうが近いんだから」
女「そうかもしれないけど! けど、これじゃまるで……」

男「だから、ついてくるなって言ったんだよ……」

6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 07:29:41.21 ID:1BkfPM3m0
女「やっほー、今日も一緒に帰ろう」
男「わりぃ、友達に誘われてテニス部見学する事になったんだ」
女「そっか、男くんまだ1年生だからね・・・・」
男「友達が一人じゃ見学しにくいって言うんで仕方なく行くんだよ」
女「え?じゃあ男くんはテニス部には入らないの?」
男「あたりまえだろ、運動とか苦手だし」
女「じゃあ私終わるまで待ってるね」
男「おいおい、何時になるかわからないよ」
女「いいの、だって帰宅部の仲間じゃん」


9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 07:47:01.89 ID:RHvVRp950
「ブロロロ……」
男「…… ん?」
女「あら、男さん。今お帰りでして?」
女「庶民は大変です事ね、学校まで徒歩で」
男「別に、これくらいなんとも無いだろ」
女「あらあら、強がってまぁ」
男「別に強がってなんか……」
女「ふん、相変わらず口の減らない奴ですこと」
女「けどまぁ、同じ帰宅部のよしみですわ」
女「どうしてもというなら、私の車に乗せてあげてもよろしくってよ」
男「遠慮しとくよ」
女「えっ! ちょっ、ちょっとお待ちなさい!」

男「…… なんだよ、車で帰るんじゃなかったのか」
女「家に帰るまでが部活動でしてよ、単独行動はこの私が許しませんわ」
男「どっちかっていうと、お前が単独行動してたよな」
女「黙りなさい! この私と一緒に帰れることを誇りに思いなさい!」
男「はいはい…… わかりました、わかりました……」
女「そう、素直な犬は嫌いじゃなくてよ……」

10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 07:51:34.71 ID:x+bEJiQ6O
女「べっ…別に部活だから一緒に帰ってるんだからね!勘違いしな
男「じゃあなんで俺んちまで来るんだよ」
女「///」

13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 08:01:05.35 ID:RHvVRp950
不良「おいこら! ちょっと、飛んでみろや!」
不良「なんだぁ? まだ、小銭の音がするじゃねえか! 全部出せって言っただろ!」
男「すみませんすみません……」

不良「何だよ、生徒手帳の中に隠してたのか…… んっ、おめえもしかして……」
不良「げっ! お前、もしかして帰宅部か?」

不良「悪かったな。まさか同じ帰宅部員だとは思わなくって」
不良「すまねえ。部活仲間に俺達は、とんでもねえことを……」
男「いいよ。同じ部活仲間じゃないか。たまには、こういうこともあるさ……」
不良「許してくれるのか……」
不良「ううっ、俺達は何ていい仲間を持ったんだ」
男「ほら、お前ら。泣くなよ! それより、一緒に部活しようぜ!」
不良「おうっ!」

「俺達の部活動(帰宅部)は、まだ始まったばかりだ!」

14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 08:14:03.07 ID:krl3tuggO
女「男っちー!帰ろうぜー!」
男「おぅ」
女「今日は買い食いの練習だ」
男「今日はって昨日もしただろ」
女「むぅ!買い食いは帰宅部には大事なことだろ?」
男「はいはい、で?今日は金あるの?」
女「もち!部費を顧問から貰ってるぜ!」
男「部費貰えるなら昨日も貰っておいてくれればよかったのに」
女「まぁまぁ、今日はボクがコロッケ食べたいからあそこ行くよ?」
男「あいよ」
女「では帰宅部練習開始ぃ!」

15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 08:14:04.39 ID:RHvVRp950
女「あっ、男先輩……」

男「じゃあな! また明日な、男友!」
男友「おう…… それじゃ、またな」

女(あぁっ、憧れるな、あの自然な別れ際の挨拶)
女(私ひっこみ思案だから、いつも、ごにょごにょになっちゃって……)
女友「なにー? 女ってば、男さんに見とれちゃって」
女「べ、別に!? 見とれてなんかないよ!」
女友「またまた〜! ほっぺたから、よだれが落ちてますよっ!」
女「えっ嘘! ついて無いじゃん! もう、女友ちゃんのバカァ! からかわないでよ……」
女友「ごめんごめん……」

女友「ところで、どうなの? 男さんのこと、好きなの?」
女「好きって言うより…… 憧れの先輩、かな……」
女「私、男先輩の部活姿見てると、なんだか、憧れちゃうんだ……」
女「すごいなー、私も、あんなふうに帰宅できたら良いなーって……」
女友「へー…… 女は、純情ですこと……」
女「なっ! なによそれ! からかわないでって、言ったでしょ、女友ちゃん!」

「ウフフ…… アハハハ……」

16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 08:25:44.24 ID:krl3tuggO
女「うめー!」
男「ボロボロこぼしてんぞ?」
女「いやぁこれで一つ30円ってのは安いよね男っち?」
男「だな」
女「部費もだいぶ余ったから残りはパーッとゲーセン行こうぜ」
男「いくら貰ってんだよ」
女「夏の大会に向けてしっかり練習しろってたくさん貰った」
男「は?大会出んの?」
女「あのね、ボクたちレギュラーっしょ?」
男「な、何時の間に俺レギュラーに?」
女「男友が陸上部に行っちゃったから繰り上げで」
男「あいつ裏切りかよ…」

17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 08:35:25.34 ID:RHvVRp950
女「はやくはやくっ! こっちなのだ!」
男「はやくって言っても! ここ塀の上だろ! はやくなんて行けるかよ!」
女「むー、おとこはきんにくとれーにんぐがたりないのだ!」
女「そんなんじゃ、ぜんこくたいかいにいの、きたくぶのながなくのだ!」
男「こんなところ好んで帰宅する奴は、お前くらいだっ!」

女「ふみゃー……」
女「おひさまぽかぽか、きもちいいのだー……」
男「だから! そうやって、塀の上で突然寝るのやめろって!」
女「ふみゅー…… おとこぉ、ひざまくらー……」
男「うわぁっ! バカ、やめろって! こんなところで、膝枕なんてできるかっ!」

21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 08:59:47.42 ID:RHvVRp950
男「あ、女さん。奇遇だね、朝から会うだなんて」
女「……」
男「? どうしたの、女さん黙り込んじゃって? 具合でも悪いの?」
女「男くん。私達はただの部員仲間よね?」
男「あっ。ごめん。ちょっとなれなれしかった?」
女「誤解を受けないためにも、こういうのはきっちりしておくべきだと思うの、私」
男「そうだね。確かに僕達はただの部活仲間だものね」

男「まった? 女さん」
女「ううん。私も今来たところよ」
女「それじゃあ、今日も部活動に勤しみましょう」
男「うん…… あっ!」
女「どうかした?」
男「いや…… いきなり、手を繋ぐから」
女「手を繋いで部活動するくらい、小学生でもやってるわ。別に何も不思議じゃないわ」
男「…… そうだね。これくらい、小学生でもやってるよね」
女「…… うん」

22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 09:28:24.57 ID:7zDxo9C4O
帰宅部
それは躊躇わない者
帰宅部
それは選ばれし者
帰宅部
それはすべての行動を己の意志のみで決める究極の部活

?「……………メドイ…」

これは
とある帰宅部が選択した

世界清掃物語である





24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 09:32:38.78 ID:RHvVRp950
男友「女ってさ、いつも男と一緒に帰ってるよな。もしかして、男とつきあってんの?」
女「だ、誰があんなバカと! そんなわけないじゃない! こいつとは、ただの部活仲間よ!」
男「そうだぜ、男友。こいつとは何でもない、ただの部活仲間だ」
男「たまたま帰る方向が一緒で、同じ部活だから、一緒に帰ってるだけで……」
男「こいつが彼女なんて、考えただけでサブいぼが立つ」

男「おいっ! なんだよ、そんな早足で! そんなに急いで帰ったら危ないだろ!」
女「ふんだっ! そんなにあたしと帰るの嫌なら、他の部員と帰ればいいじゃない!」
女(なによ、なによ! 男のバカァ! ちょっとくらい照れても良いじゃない……)
男「ったく…… めんどくさい奴だな……」

26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 09:51:58.43 ID:RHvVRp950
男「おっ! 男友からメールだ、どれどれ……」
女「っ! 危ない、男!」

「ブロロロロ……」

男「あぶねえ…… 女が突き飛ばしてくれなきゃ、トラックに轢かれるところだった……」
女「この、うつけものっ! 部活動中に余所見をする奴があるか!」
男「いやぁ、ごめんごめん……」
女「馬鹿者! その緊張感の無さがいかんと言っておるのだっ!」
女「よいか、そもそも帰宅道とはな、注意一生怪我一生と言い、どんな時でも絶えず周りの状況に目を配ら……」
男「あっ! ちょっと、女腕見せて! 血が出てるじゃない!」
女「? あぁ、さっきお前を突き飛ばした時に、ちょっと擦ったようだな。なに、大事無い」
男「大事無いわけ無いだろ! 嫁入り前の女の子の体に傷がついて……」
男「ほら、俺の家近くだから、消毒してやるから来いよ!」
女「え? いや、わ、私は、そんなつもりでは……」
男「いいから、はやく! 痕が残ったら大変だろ!」
女「う、う、うむ…… そ、それでは、お前の好意に甘えさせてもらうとしよう……」


29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 10:12:41.79 ID:RHvVRp950
男「参ったなぁ、道に迷っちまった」
女「まったく、しっかりしろよなぁおとこぉ」
男「お前が、蝶なんて追いかけるからだろうが! まったく、この野生児め!」
女「あぅ〜、だってちょうちょさんかわいいのだ〜」
男「はぁ、脳みそまで動物並なんだから…… どうすんだよ、女? もう日が暮れちまうぞ?」
女「う〜ん、そんなこといわれてもこまるのだ…… んっ? このにおいは……」

女「おとこぉ! こっち、こっちなのだ! こっちから、ぼくのうちのごはんのにおいがするのだ!」
男「まったく、嗅覚まで動物並とは…… 全国大会2位、恐れ入るぜ……」
女「きょうのごはんはかれーなのだ! はやくかえるのだ!」

30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 10:28:38.29 ID:CMdZ+sjC0
男「帰宅部のルールってさ、ここらへんが面倒だよな」
女「え?どこどこ?」
男「ほらこれ、第54条。共に帰宅する者のどちらかの家まで行かなきゃいかんとか」
女「そだねぇ。私たちの家近いわけじゃないもんね」
男「だよなぁ・・・」
女「・・・帰る場所が同じなら楽なのに、ね?」
男「はぁ?」
女「私は・・・」

女「男と・・・同じ家に一緒に帰りたい」

31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 10:29:54.20 ID:RHvVRp950
男「でさぁ…… あいつがけっこう臭くって」
男友「わかるわかる」

――電柱の影にて
女(あぁ、男くんってばあんなに楽しそうに部活して……)
女(まぶしいっ…… まぶしすぎるよ、その笑顔! 男くーん!)
女(あぁ、だけど。こんなに愛しいのに、近くにいけない私……)
女(だって私は幽霊部員。日陰者の女……)
女(だから今日も黙って、男くんの後姿を見てるだけ……)

男「うぅっ…… なんだか、寒気が?」
男友「どうした? 風邪か?」
男「いや。なんか、誰かに見られてるような……」

32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 10:40:53.07 ID:9UelA/dj0
女「ねぇねぇ、今日は駄菓子屋食べ歩きコース、裏道探索コース、どれにする!?」
男「んー、休日でも通らない裏道あるから、探索コースでもいいんだけどな」
女「この前見つけた神社、良かったねー。コンビニで肉まん買って、境内にあるベンチでゆっくり食べられるもんね」
男「おう。寄り道キングの俺としては、かなりポイント高いわ」
女「えへへー、私は他にもくつろげるポイント見つけたんだよ!休日に探索してみた」
男「マジ?でも、休日使ってまで調べるもんじゃないだろ。やっぱり、たまに探索するからいいんだよ」
女「それじゃー、駄菓子屋食べ歩きコース?」
男「この前は、お互い300円でどれだけお菓子帰るか競ったな。アレは楽しかった」
女「男くん、するめ系統のお菓子で統一しすぎ!それに同じ奴たくさん買っちゃってさ」
男「お前だって、甘味ばっかり買いすぎだっての!それに酢だこウメェんだぞ!」
女「確かに美味しかった・・・うん、私的には大発見だった」
男「だろー?・・・んー、今日は食べ歩き辞めてさ、クジ引こうぜ!クジ!」
女「!!いいねー、一回20円・・・200円で10回勝負!当たった数が多いほうが勝ちね!」
男「えーと、あのクジなかなか当たらないって。先に当たったらでいいんじゃない?」
女「そっか。でも、お金がねー」
男「ま、引き分けならそれでいいじゃない?とりあえず、負けた奴は肉まんおごる事!」
女「分かった!えへへ、あの神社が早速役に立つね!」

33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 10:46:31.03 ID:RHvVRp950
女「あーら、男さん! こんなところで会うなんて、偶然でしてね!」
男「何が偶然だよ…… 待ち伏せしてたくせに」
男「でっ? 今日は何のようだ? 俺とお前とは帰る方向が真逆だろ?」
女「おほほほっ! 私の家の財力をなめてもらっては困りますわよっ!」
女「あんな、ボロアパートの一つや二つ! 買い占めるなんて、分けない事ですわ!」
男「なにっ!? あのボロアパート買いやがったのか…… 何て奴だ……」
女「さぁ、男さん! 今日からは、私と貴方は一つ屋根の下。言ってしまえば夫婦も同然」
女「夫婦水入らずで、帰宅に精を出しますわよ〜! お〜っほっほっほ……」

女「男さん! いきなり退居するって、どういうことですのっ!」
男「どうもこうもねえ! お前が暮らしやすいようにって改装するから、家賃上がって住めなくなったんだよ!」
女「そんなっ…… せっかく、男さんと一緒に部活ができると思いましたのに……」
男「家賃五十万ってどこの高級マンションだよ! 貧乏人なめんな!」

34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 10:55:38.30 ID:RHvVRp950
妹「おにいちゃ〜ん!」
男「おっと! どうしたんだ、妹? そんなに、慌てて!」
妹「えへへ! お兄ちゃんと一緒に帰りたいから、ちょっと急いじゃった!」
男「はははっ! こいつぅ! あんまりお兄ちゃんを心配させるなよ!」
妹「ごめんね、お兄ちゃん!」
妹「それよりほら…… これ、入部届け」
男「! いいのか妹! お前、高校に入ったらバレーやるって!」
妹「ううん、いいの! ほら、うちの高校のバレーって、レベル低いでしょ?」
妹「それに、コーチもなんだか目がやらしいし……」
男「妹……」
妹「それに! お兄ちゃん一人じゃ、なんだか可哀想だからねっ! 帰宅部、部員いなくて廃部寸前なんでしょ?」
男「ははっ…… まいったな。妹に心配されちゃったよ……」
妹「これからは、ちゃんと私が一緒だからね! お兄ちゃん!」
男「あぁ…… ありがとう、妹……」

36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 11:10:28.12 ID:krl3tuggO
男「おーい、女ー部活行くぞー?」
女「あ、男っち、今日はこの教室で練習だぜ?」
男「は?何するんだ?」
女「お菓子食べながら皆で談話」
男「談話?」
女「そっ、談話 ボクたち帰宅部は学内に残って体育系の部を横目に見ながらだらだらと無駄に時間を過ごすのも練習の一つなのさ」
男「なぁる」
顧問「皆さぁん、お揃いですかぁ?」
女「はぁい!全員揃いましたー」
顧問「では、今日は部員の恋愛事情についてお話しましょうか」
女「さんせーっ!」
男「あ、俺別メニューで家に帰るってことで」
顧問「サボりと判断しますよ?」
男「うっ…」
女「観念しろよ男っちぃ、この恋愛経験豊富なボクが相談にのってやるからさ!ほら、お姉さんに言ってごらん?」
男「てめー彼氏できたことねぇだろ」
顧問「あら?お二人は付き合ってるんじゃないんですか?」
男&女「んなわけありませんっ!」
顧問「まぁ、怒られちゃいました…」

37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 11:13:18.10 ID:RHvVRp950
女「あっ…… はっ、やっ…… こんなところで……」
男「そんなこと言いながら、女ちゃんのここは大洪水だよ…… ほら…・・・」
女「やぁっ…… そんなこと、言わないで…… 見せないでください……」
男「ふふっ、可愛いな、女ちゃんは……」
男「そんな可愛い顔、見せられると…… 僕、もっと女ちゃんのこと苛めたくなっちゃう……」
女「あぁっ! 駄目、そんなことしたら、見えちゃう……」
男「誰も気づきやしないよ……」
男「それより、声を殺して…… それじゃ周りの人に、女ちゃんが恥ずかしい事してるってバレちゃうよ?」
女「うぅ…… あぅ、はっ、はいっ……」
男「そうそう、いい子いい子…… それじゃ、ご褒美に良い物をあげるね……」
女「えっ、ちょっと、まって! ここで…… ヤッ…… んぐぅっ!」
男「ほーら、静かにね…… 僕の手についた、女ちゃんのいやらしい汁でも、舐めてて」
男「それじゃ、いくよ?」
女「ん、ん〜っ!」

女「先輩…… 電車による帰宅の仕方って、これ本当なんですか……」
男「本当だよ? もっとも、本来だったらもっと多人数でやるんだけど」
女「たっ、多人数で!? そ、そんなの…… 体が、もたない……」
男「ははっ! 大丈夫だよ、女ちゃん安心して! こっちの方面の帰宅部は僕と女ちゃんだけだから」
女「はぁっ…… 帰宅部だと思って油断してたけど、部活ってどこも大変なんだな……」
男「そんなことないよ? 慣れれば、きっと楽しいと思うよ」
女「楽しくありませんっ!」
男「あんなに喜んでたのに……」
女「喜んでませんっ! うぅうぅ……」

両者合意の上と言う事で、どうかひとつ

38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 11:20:18.95 ID:nlgPGPkvO
帰宅中

女「お〜て〜て〜、繋いで〜野道を行けば〜」
男「繋がないからな…」
女「え〜」
…………
女「夕焼けこやけの赤とんぼ、おわれて〜」
男「背負わないからな」
女「え〜」
…………
女「そっと目を閉じて、キスしよう〜」
男「しないからな」
女「え〜」
…………
女「青canの青は〜、青い地球の…」
男「…その辺で止めとけ」
女「え〜」
…………
女「……。」
男「……。」
女「ネタつきた…」
男「……。」
女「……うるうる」
男「…………」
男「手くらいなら繋いでやるよ。」
女「うんっ♪」

39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 11:25:38.53 ID:krl3tuggO
女「キター!!!!」
男「うっさいなぁ耳がキンキンするだろ」
女「男っちぃ、キタぜ?毎月2回の合宿!」
男「そんなにテンションあがるか?」
女「そりゃあがるっしょ?帰宅部全員…つっても10人ちょっとだけど…で、誰か一人の家に親に外泊することを告げずに泊まる!帰宅途中の寄り道の醍醐味だよねぇ?」
男「てゆうか一回学校からの帰りに家に遊びに行って気が付いたら夜で帰るのがメンドイからってのがそもそもの始まりだろ…」
顧問「それを部活動の一環にする!すばらしいですわよね」
女「あ、せんせー、今日は誰の家ですかぁ?」
顧問「今日は男くん家ですよ?」
男「マジかよっ!」
女「おーおー?なんだその慌てぶり、さてはHな本とかだしっぱなしか?ん?」
男「んなのはないけど部屋散らかってんだよ」
女「ほほぅ、まっ、ボクがガサ入れしてやっから安心しな」
男「やめろっ」
顧問「まずはベッドの下ですわよねぇ」
男「先生ものらないでくださいっ!」

40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 11:29:49.70 ID:RHvVRp950
男「今日も絶好の帰宅日和だね、女さん」
女「そうね男くん。絶好の帰宅日和だわ」

女「ねえ男くん? 私達はただの部活仲間だけど……」
男「うん、なに? 女さん」
女「よかったら今度、一緒にテーマパークに行かない?」
男「どうして?」
女「帰宅部として、同じ帰り道を帰るのも大切だけど…… たまには違う帰り道も帰った方が良いと思うの」
男「そっか…… そうだね、女さんは部活動に随分思い入れがあるから」
女「…… どうする? せっかくの休日がつぶれちゃうけど」
男「もちろん付き合うよ、女さん。僕も好きで帰宅部をやってるからね……」
女「…… ありがとう、男くん」
男「どういたしまして、女さん」

41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 11:30:56.70 ID:nlgPGPkvO
女(帰宅部法度その1…一緒に帰る時は手を繋ぐこと。)
女(帰宅部法度その2…相手を家まで送ること。)
女(帰宅部法度その3…誘われたら素直に受けること。)
女(帰宅部法度その4…帰宅中は楽しく過ごすこと。)
女(帰宅部法度その5…男は私以外と帰らないこと////)

女(そんな決まり作っちゃおうかな〜)

女友(また上の空でニヤニヤしてる…)
男友(男はモテていいな〜)
男「むにゃむにゃ…牛丼一筋300年……」

男友&女友(なんでこんな奴に!!)

42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 11:34:02.90 ID:1dcEAGrO0
男「……よ」
女「……………びっくりだ、帰らんのか?」
男「や、部活仲間じゃん」
女「……わからんなぁ」
男「そうか?」
女「だからといって、何も私に付き合うことはないだろう?
  ほら、いつもの子はどうしたんだ?」
男「……あいつが言い出したんだよお前も誘おうって」
女「……………優しいな。二人とも」
男「そーでもないさ。で、いくか?」
女「……もー少し、今の時間を堪能させてくれないかな」
男「…………夕日?」
女「それだけじゃないが…綺麗だろ?」
男「……あいつも、呼んできていいか?」
女「あー、……うん。いいよ」
男「じゃ、ちょっと呼んでくる」
女「いってらっしゃい」

女「………こんな日も、まあ…いいか」

43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 11:39:22.84 ID:krl3tuggO
男「でさー」
他女「あはは、そうなのー?」
女「うおぉい!」
ゲシッ
男「いってぇ!んだよ!なにすんだ!」
女「男っち!このボクを差し置いて何他学校の女の子と帰ってんだよ!」
男「あ?お前顧問から聞いてなかったのか?今日は」
女「問答無用!」
男「だぁぁちょ、話を聞けーっ!」


他女「と、いうことなんですよ?」
女「なっなんだよ他学校と合同練習ならそう言えよな」
男「てめっ、話聞かなかった奴はどこのどいつだよ!」
女「うるさいうるさいうるさーぁいっ!いいか!今度からは合同練習はボクとだけにするんだぞ!」
男「いや、他学校の奴とじゃなきゃ合同練習って言わないだろ」
女「だぁ、もうなんでもいいから今度からはボクと帰るのー!」
男「わかった!わかったから殴るな!いてぇよ!」

45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 11:44:04.65 ID:xYYQvLq80
>>43
萌えたw
あと、顧問の先生もなんか好きだw

44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 11:42:02.00 ID:nlgPGPkvO
男「しっかし。帰宅部って結構暇だよな〜」
女「違うよ!帰宅するのに忙しいよ!」
女友(つまり暇なんじゃ…)
………………
男「宿題やった?」
女「やってないよ、部活で忙しいし」
男「成績やばくない?」
女「部活補正あるから平気だよ」
女友(やろうよ帰宅部なんだし…)
男友(補正あるなら俺も部活辞めて帰宅部入ろうかな〜)
………………
男「ここでお別れだな」
女「きちんと帰宅しなきゃダメだよ〜」
男「お前も気をつけろよ〜」
男友(帰宅部だから帰るの当たり前…ん?)
男友(帰宅部じゃなきゃ帰れないの?)
男友(帰宅部だから帰る。帰ると帰宅。みんな帰宅部…)
男友(帰宅が帰宅で帰宅すると帰宅…)
女友(あっ…男友がゲシュタルト崩壊?した…)

46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 11:46:35.13 ID:RHvVRp950
妹「お兄ちゃん! 一緒に帰ろうっ!」
男「あぁ……」
妹「んふふ〜…… お兄ちゃんの腕、あったかーい」
男「体育した後だからな、ちょっと汗臭くないか?」
妹「ううん。とっても良いお兄ちゃんの匂いだよ〜」
男「そっか、ははは…… ははは……」

男「あ…… あのさ…… 妹?」
妹「なに〜? お兄ちゃん?」
男「その、一緒に帰ってくれるのは、正直嬉しいんだけど……」
男「必要以上にべたべたするのはやめない? 正直、お兄ちゃん周りの視線がいたくって……」
妹「やーだ、やめてあげな〜い」
妹「このまま、お家までこうして帰るんだもん」
男「はぁ…… はやく、こいつに一緒に帰ってくれる彼氏の一人でも見つけてあげないとな……」
妹「まず、お兄ちゃんが彼女作る方が先だと思うけどなー、私は」
男「こ、こいつぅ! まったく、しょうのない子だな……」
妹「えへへ! けど安心して、お兄ちゃん!」
妹「お兄ちゃんに彼女ができるまで、こうして、私が一緒に帰ってあげるからっ!」

48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 12:04:28.50 ID:RHvVRp950
女「おとこぉ〜たすけてなのだ〜」
男「どうした女…… あぁ、また柵の下に挟まっちまったのか」
女「うぅ…… おかしいのだ、まえはちゃんととおれたのに」
男「成長期だからな、仕方ないさ。ほれ、引っ張ってやるから大人しくしてろよ?」
女「イタイイタイ! いたいのだ〜! おとこぉ、もっとおんなのこはでりけーとにあつかうのだっ!」
男「五月蝿い。そんなこと言いながら、人の顔を蹴飛ばす女の子に、デリケートにするいわれは無い!」
女「いたいのだ〜! うぅっ…… もう、このみちはにどととおらないのだ……」
男「ほら、あんまり派手に動くと、パンツ見えるぞ」
女「いやっ! おとこはえっちなのだぁ〜! たすけてなのだ〜!」
男「誰がお前のパンツなぞ見るか! 誤解を招くような事を言うなっ!」
女「いたいのだ〜!」

男「ったく。昨日は散々だったぜ…… まぁ、これに懲りて、あいつも道は選ぶように……」
女「おとこぉ…… また、はさまったのだぁ……」
男「お前は記憶力まで動物並か…… いや、危険を察知するという意味では動物以下か……」
女「はやくたすけてくれなのだ〜」

49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 12:24:38.74 ID:RHvVRp950
女「今日は雨ね、男くん」
男「今日は雨だね、女さん」
女「どうする、男くん?」
女「帰宅部は別に、雨だとお休みとかそういうのは無いけど」
男「ごめん、女さん。実は今日、僕傘を持ってきてないんだ」
女「あら、そうなの」
男「だから、一緒に帰ることはできそうに無いや。ごめんね?」
女「そう…… だったら、しかたないわ。残念だけど、今日の部活動は中止ね」
男「うん、ごめん、女さん。それじゃぁ、また明日」
女「…… 待って、男くん」
男「ん、どうしたの? 女さん?」
女「やっぱり、そのまま行かせるのは忍びないわ……」
女「途中まで、私の傘に入っていかない?」
男「…… いいのかい? 女さん?」
女「部活仲間でしょう? 困った時は、お互い様だわ」
男「それじゃぁ、お言葉に甘えて……」
女「…… うん……」

50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 12:31:47.43 ID:tI/1ywPSO
顧問「昨日部活中に寄り道している奴がいた。部活はしばらく活動休止だ。ちゃんと反省しろ」

男「部活が活動休止だし寄り道してくか」
女「そだねー」

56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 13:21:35.78 ID:pnj71d3vO
>>50
フイタwwwww

51 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 12:39:57.04 ID:nlgPGPkvO
男「眠〜」
男友「今時徒歩通学も珍しいよな〜」
男「いや、全然。」
男友「そうか?」
男「うん。ところで、いや全然と理路整然て似てるよな?」
男友「いや、全然。」

女「お〜い男く〜ん♪」
男「ん〜。おっ、女〜。」
女「おはよう」
男「おはよ〜」
女「偶然だね。ちょうどいいから部活しよっか?」
男「いや、帰っちゃダメだろ」
女「ん〜と。じゃあ逆帰宅。」
男「おぉ。頭いいな。」
女「えへへ。一緒に逆帰宅〜♪」

男友(拝啓、母上。世の中は不平等です…)
女友「はぁ…何が偶然なんだか…。朝の貴重な15分が待ちぼうけって…」

52 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 12:41:37.58 ID:RHvVRp950
女「おとこぉ〜 きょうもいっしょにかえるのだ〜」
男「…… そういえば、前から気になってたんだが……」
男「いつも一緒に帰ってるけど、お前の家ってどこにあるんだ?」
女「ん? おとこのいえのすぐちかくだよ?」
男「俺の家のすぐ近く……」
男「まさか、俺んちの床下に住んでるとか…… まさかなぁ、そんな猫じゃないんだし」
女「? なんでわかったのだ?」
男「マジかよ……」

53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 12:56:55.87 ID:RHvVRp950
女「おほほっ! ついに、ついに、私の車に乗りましたわね、男さん!」
女「この時を、私がどれだけ待ったことか…… あぁ、人事を尽くして天命を待つとはこのことですわ!」
女「お〜っほっほっほ!」
男「なにが、人事を尽くして天命を待つだっ! いきなり後から簀巻きにしやがって!」
女「あら〜? そんなこと、しましたかしら?」
男「だーもうっ! それより、一体何のつもりだっ! 帰宅途中の俺をいきなり拉致しやがって」
女「いやですわ、もう。男さんったら」
女「帰宅部が一緒に帰るといったら、友達の家で一緒に遊ぶ以外に何があるというんですの?」
執事「お嬢様、つきましましてございます」

――飛行場

男「なんで、ジャンボジェットに乗って、お前の家にいかなくちゃならんのだ?」
女「正確にはハワイの別荘ですわ…… あの家から見えるワイキキビーチの眺めは最高でしてよ」
女「きっと、男さんも喜んでくれるに違いありませんわ」
女「夕食は豪華ハワイ料理の他に、南国果物の盛り合わせ」
女「食事が住んだ後は、寝室でトランプ・枕投げ。そして、その後は…… いやですわ〜、はずかしい〜!」
男「離せっ! ちくしょう、誰がハワイなんて行ってたまるかっ!」
男「俺はこれから家に帰って、金曜ロードショーを見ながらたこわさをつつくんだっ!」
女「往生際がわるくてよ、男さん! 執事、やっておしまい!」
男「うわっ、これは…… く、クロロホ…… ガクリっ!」
女「おーっほっほっほ! さて、二人の楽しいハネムーン…… じゃなかった、部活動のはじまりですわ〜!」
女「おーっほっほっほ……」

54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 13:16:50.89 ID:RHvVRp950
男「…… ぺったんぺったんつるぺったん……」
男「…… 兄貴! 兄貴! つるぺた兄……」
女「危ないっ! 男!」

「ブロロロ……」

男「あぶない、また女が突き飛ばしてくれなかったら、危うく轢かれるところだった……」
女「うつけものっ! 前にも言ったであろう、帰宅道は注意一生怪我一生と!」
女「歩きながらえむぴぃすりぃなど聞いておっては、注意力が散漫になる事もわからんのかっ!」
男「ごめんごめん、女……」
女「大体だな、帰宅道においては、こういう時。一緒に帰る学友や社友と、仲睦まじく会話をすると決まっている!」
男「そ、そうなのか……」
女「そうなのだ! 帰宅道5段の私が言うのだから間違いない!」
女「とにかくだ。帰宅途中に学友を放っておいて、えむぴぃすりぃを聞くなど言語道断!」
女「これからは、私と会話しながら帰ることを心がけよ」
男「わかったよ、女。以後気をつける」
男「あっ、猫だ」
女「えっ! どこどこ!? にゃんこ、どこなの! あっ……」

「ステーン!」

男「大丈夫か? 随分と派手にこけたじゃないか、女っ!」
女「うぅ…… 帰宅道五段の私としたことが、こんなことで取り乱すとは……」
男「うわっ。膝小僧擦りむいてる…… 消毒してやるから、また俺の家よっていけよ」
女「うん…… グスン……」

55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 13:19:18.42 ID:vu6lyK7C0
男「俺に・・・ついてこれるかな・・・・」
女「ふ・・・私をあまりなめないほうがいい・・・」

           ‐-;-.,_ "''=;- .,_\ \\
             "‐ニ‐-> "`"'-' \
      ______二)          ヽ
         ̄"'''─-、             ヽ
__   ____-─        /⌒ヽ   ヽ,
   ̄ ̄ ̄ ̄    三  ⊂二二二( ^ω^)二⊃ ヽ
  ――=                  |    /      |
        ――         ( ヽノ         |
    _____          ノ>ノ       !
 ̄ ̄ ̄ ̄     ̄ ̄ ̄ ̄ヾ、 _、 レレ         |
                 ヾ./_     _   //
                、ー`、-、ヾ、、,  、, /i/
                 // ./// /
       :/   /
     ./ /  丿 :
    //  /_,. -;=''" _,
   // '-'"`" -‐ニ‐"___=__---
 :/レ    ____-__-_  /`''-w´ヽ  ,√"´\       /`''-w´ヽ  ,√"´\ O    /`''-w´ヽ  ,
.,/′    /⌒ヽ    : ̄ ̄0 ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄oヾ  ̄ ̄ ̄`゛ ̄ ̄ ̄/ ̄○ ̄ ̄ ヾ  ̄ ̄`゛ ̄ ̄ ̄/ ̄
; i:::″⊂二(^ω^ )二二二⊃; __○...........o.......〈..............................〉..............................0..〈................................〉...。...........
.!::^:     丶、   | _ _................/...............................\............................./................................\......................./.........
.!::^: ブーン   ヽノ  ) _ _   ,/´O ゚      ○ ゙`'i、     ,/´ o       O ゙`'i、    ,/´ 0
 i:: :: :      ヽ くヽ   _-__  o ヾ _  ,        O /     ヾ _          ○/   ヾ _  ,
 ヽ  ヾ    ヽ`JJ  三__ ̄ ̄ ̄`ヽ、_,/ ̄ ̄ヾ_/ ̄ ̄ ヾ '' ゚̄  ̄ ̄`ヽ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヾ ''  ̄
  ヾ\\:  \,. -;=''" _,.-;-\         \ ̄ノ
    . \ |\  :: |i''-'"`" -_ヾ______\_ソ′‘ ・. ’、
    ( ─丶 :: ,. -;=''"─ヾへメフ ̄ ̄ >>   ̄ ̄/フ二ニフ ; ゜+°′。.・”;

57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 13:26:57.16 ID:QX6WYTxEO
「好きな時間に、好きな道で、好きな人と帰れる。それって、とても幸せなことだと思うんだ」
夕暮れで朱に染まる彼女の横顔を見て思う。
帰宅部でよかったと。


60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 13:44:43.49 ID:RHvVRp950
兄「良いか、弟よ! 帰宅道とはシグルイだ!」
兄「一瞬の気の緩みが、壮絶な死を招く」
兄「常に足元に留意し、敵を見据え、体調を万全にして、初めて帰宅は完成される」
弟「わかった兄者! 心に刻んだ!」
兄「うむ、では行くぞ、弟よ……」

兄・弟「いざッ! 敵の待つ、我が帰路へッ!」

World 1-1

弟「兄者〜ッ! 亀が、亀が公園の池に!」
兄「安心しろ、弟よッ! あの亀はまだコチラに気づいていないッ!」
兄「さあッ、早くこっちに! すぐ近くに、1UPキノコがあるッ!」
弟「おぉッ! あの緑のキノコは、まさしく1UPキノコッ!」

男「なんだ、あいつら…… 道に生えてるキノコなんか食って……」
男「あっ! 泡吹いて倒れた……」


自分で書いておいてなんだが、

こ れ は 酷 い

61 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 13:52:20.96 ID:tKBMT/uBO
男「・・・」

女「………」

男「・・・」

女「………」

男「・・・」

女「………」

男「・・・じゃ、俺こっちだから」
女「………ん、また明日」

62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 14:02:08.75 ID:xeaZRF8l0
   タタン、タタン――タタン、タタン――

女「ところでさ。電車の窓からなに走らせてる?」
男「は?」
女「は? って――忍者とかだよ! 車窓忍者!」
男「あれってそういう名前だったんだ!?」
女「車窓忍者は居眠りやメールなんかに比べて、うまくはまれば芸術点がどかっと入るからね」
男「帰宅部ってそんな審査ポイントもあるの!?」
女「去年の大会じゃν速高の『車窓力士軍団:原子モデル図式飛行併走』が
  大会史上初の満点を――」
男「寝るから着いたら起こしてな」
女「お前飛ばして対向電車にぶつけてロストさせてやる――」

63 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 14:14:59.70 ID:RHvVRp950
男「ちくしょうっ…… 帰宅部に入って、女の子と一緒に帰れると思ったのに……」
男「帰宅部に女の子が一人も居ないってどういうことだよっ……」
男「うぅっ…… それにしても、今日は何か良く冷えるな…… やばい、お腹が……」

男「うー、トイレトイレ! こういう時、帰宅部はトイレを探さなくちゃならないから不便だよね……」
男「あっ! あったあった…… あれ、前のベンチに人影が……」

阿部「やらないか?」

男「うほっ! いい男!」

こうして僕の三年間に及ぶ帰宅部生活は、くそみその結果に終わったのでした

64 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 14:32:27.96 ID:xeaZRF8l0
男「うぃ〜。この時季の早朝の学校って寒いなー」
女「おー。蛾。白い蛾が朝もやの中飛んでる〜。人の魂みたーい」
男「風情があるのかないのか――」
女「じゃ、さっそく朝錬としゃれ込みますかー」
男「帰宅部の朝錬って何すんだー?」
女「おうちに帰るんだよー」
男「あー。なるへそねー」




母「ん? 忘れもん?」
男「あれれー?」

65 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 14:48:49.45 ID:RHvVRp950
野球部「校長! 野球部の部費よりも帰宅部の部費が多いって、これいったいどういうことですか!」
校長「…… 簡単な話だ…… 帰宅部は、二年連続全国大会出場…… あの部は勝ってくれる」
校長「それにくらべて…… 野球部はどうだ…… 毎年、地区予選二回戦敗退……」

校長「廃部だっ! 野球部は、本日をもって廃部だ!」
野球部「ガーン!」
校長「本日をもって、野球部のメンバーには強制的に帰宅部に入部してもらう」
校長「異論はないな…… 不屈よ……」

野球部「フフ…… フフフ…… これだ、これが、逆境だ」
校長「!?」
野球部「校長!」

野球部「甲子園からこの学校まで、帰宅したいと思いませんか!」
校長「…… し、したい! したいぞ、不屈!」
野球部「もっと言いましょうっ!」
野球部「校長! この学校に、甲子園の優勝旗を持ちながら帰宅したいと思いませんかっ!」
校長「思う…… 思うぞ不屈よっ! しかし、どうやって!」
野球部「…… 10日です…… 10日以内に、その証拠をおみせしましょう……」
野球部「もし、それができないときは……」
校長「できないときは!?」
野球部「フフ…… フフフ…… ウワッハッハッハ!」

66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 14:50:34.47 ID:xYYQvLq80
女「男っちぃ、ボク・・・あっちのクレープも食べたいなぁ」
男「変な色目で見てもダメ、食いすぎだてめっ」
女「ちっ!あっ!あれは!」
男「ん?あぁ○○女学園の生徒か・・・」
女「おまけにあれは帰館部」
男「帰館部?」
女「そう、ボクたち一般庶民はやっすい住宅に住んでるから帰宅部だけど
あの○○女学園の奴らは皆お嬢様で家が豪華なお屋敷だから帰宅部は帰宅部でも上品さを敬って帰館部と呼ぶんだ・・・」
男「ふーん、でもやってることはウチと変わらないんだろ?」
女「あぁ、変わらないよ?けどさぁ金銭面での桁が違うんだよねーこんな名もしらないクレープなんかより
三ツ星とか付けられてる高級なクレープを食べてるわけだよ、ボクは一番安いクレープで我慢してるというのに」
男「遠まわしにクレープをおごれととれるんだが・・・」
女「ってことでぇ店員さぁん、43番の季節のフルーツクレープ、チョコと生クリームたっくさんね」
男「うぉぉぉい!勝手に注文すなっ!」

78 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 16:01:22.72 ID:krl3tuggO
>>66
なんというトレース能力・・・一瞬自分が書いたかと思ったじゃないかwwww
てか帰館って言葉があるんだな初めて知った

69 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 15:08:43.17 ID:RHvVRp950
男「さて、今日も絶好の帰宅日和だね、女さん」
女「……」
男「女さん?」
女「男くん。今日は雪も降ってる事だし、ちょっと部活動お休みしない?」
男「ん? どうしてだい、女さん?」
女「街は今、クリスマスカラー、一色……」
女「こんな明るい時間に、一緒に歩いていると、いらない誤解をされるわ」
男「…… そうだね、何と言っても僕達は、部活仲間なんだった」
女「ええそうよ、私達は部活仲間。それ以上でもそれ以下でもないわ」
男「けど、残念だな。せっかくのホワイトクリスマスなのに……」

女「…… もし、どうしても部活をやるんだったら…… もうちょっと、暗くなるまで待たない?」
男「あぁ、そうだね。もうちょっとすれば、暗くて誰が誰だがわからなくなる頃だ」
男「けど、大丈夫? それでも、もしかすると誰かに見られるかもしれないよ?」
女「じゃぁ、念のため遠回りして帰りましょう……」
女「大きなクリスマスツリーの立ってる市街地まで行けば、きっと大丈夫だわ」
男「それは、名案だね…… それじゃ、暫くここで待つとしようか、女さん……」
女「そうね、男くん……」

――ツリー前

男「メリークリスマス、女さん」
女「メリークリスマス、男くん」

70 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 15:09:33.57 ID:xeaZRF8l0
このスレに書いてる奴、全員頭大丈夫か?

72 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 15:23:08.29 ID:tKBMT/uBO
>>70
心配するな。VIPに居る時点で皆頭がおかしいから

77 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 15:51:49.17 ID:xeaZRF8l0
>>72
まったくだな

71 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 15:21:08.30 ID:xeaZRF8l0
女「ちなみに審査員を見事まいて、自宅の位置を悟られないよう帰宅したら失格になるから」
男「何でそんなこそこそ帰宅しなきゃならんの?」
女「たまにいるんだ。何の意味もないけどそーゆーチャレンジ精神に富んだバカってのが」
男「俺がそんな物好きに見えるのか――」



男「――って、審査員ッ!?」
女「しっ! 不自然にきょろきょろしない!
  するならちゃんと 『謎の組織に追われる自分ごっこ』 しながらきょろきょろする!」
男「それもポイントになるの?」
女「帰宅しながら何をするかがポイントだしね。まさか、はやく帰ればそれでいいと思ってなかった?」
男「いや、というか未だにルールがよくわからんのだが」
女「そんな甘い気持ちで帰宅してると、死ぬよ?」
男「死ぬの!?」
女「痛い目見たくなかったら帰宅にチャレンジなんてしないことだね」
男「そしたら俺、学校暮らしになるじゃん――」

73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 15:36:51.66 ID:RHvVRp950
男「女〜っ! 女〜っ!」
女「おとこぉ! よんだかなのだ?」
男「おう。呼んだ、呼んだ」
男「今日の帰りだけどな、床屋によるぞ? お前もだいぶ髪伸びてるから、一緒に切ってもらえ」
女「ええっ! いやなのだっ! とこやさん、あわがめにはいっていたいのだ!」
男「泡が目に入ってって…… もしかして、お前風呂も嫌いだろ」
女「すごいのだ! おとこはぼくのことなんでもしってるのだ!」
男「何でも知っているというかなんというか……」
男「とにかく、良い機会だから、お前も切っとけ! わかったな!」
女「いやなのだ! いやなのだ! とこやさんいきたくないのだ!」
女「そうなのだ! ぶかつのとちゅうに、よりみちなんてしたらだめなのだ!」
女「まっすぐおうちにかえることって、このぶかつきやくにかいてあるのだ!」
男「いつも、道なき道を通って家に帰ってるお前には言われたく無いわ!」
女「ふぎゃーっ! いやなのだー! いやなのだー!」

75 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 15:46:05.33 ID:tKBMT/uBO
男「・・・」

女「………」

男「・・・」

女「………」

男「・・・」

女「………」

男「・・・あ、猫」

女「………かわいい」

男「・・・っ」

女「………?」

男「・・・なんでもない」

女「………??」

76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 15:49:47.34 ID:RHvVRp950
女「あーぁ、もう最悪! 傘忘れるし、よりにもよってこんな奴と一緒だなんて」
男「仕方ないだろ。このクラスで帰宅部なのは、俺とお前だけなんだから」
男「同じ部活のよしみで残ってやったんだ、むしろ感謝してほしいくらいだね」
女「ふん! こんな状況でもなかったら、アンタとなんか口きかないんだからね……」
女「こんな美人と話せることを、精々この雨に感謝するがいいわっ!」
男「はいはい。わかったから、はやくカード引け。ババ抜き、進まないだろ」
女「うー…… これっ!」
男「はい、残念」
女「なんでぇっ! アンタ、インチキしてない? いや、してる、してるに決まってるわ!」
男「失礼な奴だな…… まったく……」

女「雨…… 強くなってきたね……」
男「そうだな……」
カミナリ「ピカッ!」
女「ひゃっ! か、かみなりっ!」
男「あちゃー…… こりゃ、多少濡れても帰っておくべきだったかもな」
雲「ゴロゴロゴロ……」
女「うぅ…… かみなり…… いやっ…… こわいよう……」
男「大丈夫か、女? 手、握ろうか?」
女「はぁっ! なに調子に乗って……」
カミナリ「ピカッ!」
女「ごめんなさい…… うぅ…… こわいようぅ……」
男「あんま意地はるなって。怖いもんは怖いんだから」
女「ごめん、ごめんね…… うぅ……」

79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 16:05:31.88 ID:RHvVRp950
女「最近は、男でも辺りが暗くなったから親に迎えに来てもらうなどという、言語道断な帰宅をする輩が多くなった」
女「そんな中、立派に帰宅道を極めんと、帰宅部に入った男は違う。やはり、私の目に狂いはなかった」
女「男よ、世の軟弱な男どもに、お前の帰宅道にかける心意気を見せてやるがよいっ!」

男「いや、世の軟弱な男どもの大半が、帰宅部なんですけどね……」

80 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 16:11:05.35 ID:RHvVRp950
男「あっ! てめえ、なに甲羅でシールド作ってんだよ!」
女「へっへ〜ん! そう簡単に首位は譲らないよ〜だ!」
男「くっそ〜…… スターにやられて一気に最下位だ……」
女「ん〜、残念だったね、男くん!」
男「しかしまぁ、あれだな」
女「? なに?」

男「授業中もゲームして、放課後も部活に入らずゲームして」
男「俺達、いったい何するために学校に来てるのかな?」
女「そういうのは、考えたら負けだと私はおもうなー」

81 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 16:14:53.68 ID:krl3tuggO
顧問「今月2回目の合宿はAくん家でぇす」
男「お、初めての人だな」
女「ボクなんかワクワクすっぞ」
男「お前は男子の家だとすぐガサ入れするからな…」
女「Hな本を捜し当てた時の快感、自分の好みがバレた時のあの顔…はぁたまらん」
男「はいそこー悦るなー」
顧問「今回のAくん家は自転車通学の距離にありますので皆さんに自転車を用意しましたぁ」
男「気がききますね先生…でも気のせいか部員と自転車の数が合いません」
女「ほんとだ、んー部員のちょうど半分だ」
顧問「感のいい皆さんならもうお分りかとぉ」
男「あぁ、まさか2人乗りとか言うんじゃ」
顧問「だいせぇかぁい!男くんポイントUP」
男「いや、なんのですか」
女「組み合わせはどうするんですか?」
顧問「はぁい、クジ引きでぇす、帰宅部は男女がちょうど同じ人数ですからねぇ」



男「…で、お前かよ」
女「よろしくなっ!男っち!ボクが後ろからギュッ〜ってしてやるから安心して漕ぐんだぞ!」

83 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 16:31:59.02 ID:krl3tuggO
>>81
顧問「皆さん、Aくん家まではあとちょっとですよぉ、あとはこの坂を登るだけです」
男「マジかよっ!?」
女「見て!Aくん軽がる登ってます!」
男「さすが、登り慣れてるだけあるなぁ…って先生もスゴっ!」
女「先生はあれ、電動だかんねぇ」
男「くっ、自転車を向こうで用意してくれたからには文句は言えないか…よしっ!しっかり捕まっとけよ!」
女「がってんしょうちぃ!」
男「こういうのは助走が肝心!行くぜ!うおおおおお…」
女「おっおっ、いいねいいねー」
女「あと半分!…っておい失速してるぞ」
男「ぬっ、おっ、ふっ…すまんギブ」
女「な、だぁぁおい!足!足地面に付けろよ!倒れるって!」
男「くっ!」
女「うぉい!なにハンドル切ってんだよ!そんなことしたら坂を下っt…ぎょぇぇぇぇぇぇ!」
男「あのゆずの曲にある歌詞ってこんな感じなのかなぁ?」
女「明らかに違うだろバカ!止まれよ!」
男「それがさぁ…ブレーキ効かない」
女「なにぃ!てめぇあとでボクが処罰してやるからなあああぁぁぁぁ……」

88 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 16:44:54.74 ID:krl3tuggO
>>83
男「ぜぇ…ぜぇ…」
女「フニャ〜…着いたぁもう無理ぃ」
顧問「あらぁ?遅かったですわねお二人さん」
男「(あぁ顧問じゃなきゃ一発殴りたい…)」
女「男っちぃボクら何部だっけ?…はぁ…はぁ…」
男「帰宅部だ…ぜぇ…ぜぇ…」
女「だよね?じゃ何この疲労感…はぁ…はぁ…」
男「そりゃあの坂を登ったからだろ?おまけにこっちは自転車付きでだ…ぜぇ…ぜぇ…」
顧問「はいはぁい、皆さぁんただ今よりゲーム大会やりますよぉ、帰宅したらゲームで遊ぶ!これぞ帰宅部って感じですよねぇ」
男「世間一般の教師には考えられない言葉だな…はぁはぁ」
女「そのまま布団でバタンキューなのも帰宅部って感じでぇす…はぁ」
男「おい、Aが困ってるだろ勝手に寝るなよ」

82 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 16:21:18.55 ID:RHvVRp950
女1「憂鬱な時」
女2「憂鬱な時」
女1「朝通った時に、道にあった動物の死体が、帰るときにもまだあった時」
女2「朝通った時に、道にあった動物の死体が、帰るときにもまだあった時」
女1「憂鬱な時」
女2「憂鬱な時」
女1「夕方、足元が見えなくて、うっかり死体を踏みそうになった時」
女2「夕方、足元が見えなくて、うっかり死体を踏みそうになった時」
女1「憂鬱な時」
女2「憂鬱な時」
女1「道端の動物の死体に、小さな虫達が群がってるのを見た時」
女2「道端の動物の死体に、小さな虫達が群がってるのを見た時」

男「二人とも……」
男「頼むから、そうやって、憂鬱な帰宅を演出しようとするのはやめてくれ」

女1「部長、これからはオリジナリティの時代ですよ」
女2「これからは、オリジナリティの時代です」
女1「他の帰宅部に先駆けて、私達も新たな帰宅を開拓しなくては」
女2「開拓しなくては」

男「だからって、なんで、憂鬱な帰宅なんだ……」
男「そもそも部長って、なんだ…… 俺はただの、しがない学生だというのに……」

84 76の続き :2007/10/15(月) 16:32:36.84 ID:RHvVRp950
男「なんとか、カミナリは止んだみたいだな……」
女「いいわねっ! このことは、二人だけの秘密よ!? 誰かにばらしたら、ただじゃおかないんだからっ!」
男「秘密って? 何が?」
女「あ、あ…… アンタと私が手を繋いだ事よ! 変な噂立てられたら、私が困るんだから!」
男「あぁあぁ、わかってるよ。わかってるって」
女「なら良いのよ! ふん、まったく、私と手が握れただけでも感謝しなさいよねっ!」
男「それはいいんだけどさ、女。まだ、雨は降ってるんだぜ? どうするんだ、傘?」
女「あっ…… そうだった……」
男「まったく、仕方ねえな…… ほら、これ使っとけ」
女「これ…… アンタの傘じゃない! これなかったら、アンタが……」
男「男の子はさ、多少無茶しても死なないようにできてんの。いいから使っとけって」
男「それじゃあなっ! っつ…… 冷てえ……」
女「ちょっ…… ちょっと待ちなさいよっ!」
男「? なんだ?」
女「馬鹿…… こんなに、降ってるのよ、いくら丈夫だからって、そんなの風邪引いちゃうわよ」
女「…… いっしょに、帰りま…… 帰るわよっ!」
男「いいのか? みんなに、色々言われると思うぞ?」
女「いいのよそんなの! 私達は、何? 帰宅部でしょ? 一緒に部活したら、悪いの!」
男「…… それも、そうだな」
女「そうよ。そんなことにも気づかないなんて、ホント馬鹿ね!」
女「ほらっ! ぼさっとしてないで、わかったら、とっと傘の中に入りなさい……」
男「あぁ、そうさせてもらうよ……」

女「こらっ! そんなに、くっつかないでよっ!」
男「しかたないだろ、狭いんだから!」
女「もうっ…… なんでこんな男と…… あぁっ、もう! 天気の馬鹿ぁっ!」

85 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 16:37:14.64 ID:xeaZRF8l0
渡辺さん「――あれれー? わたしの傘がないよぉ?」
佐藤さん「――」



女「審判の目線から帰宅模様を眺めてみるのもまた練習の一環」
男「どうみてもストーカーです」
女「ちなみに存在がばれたら殺されても文句は言えないから気をつけて。じゃ、逝こうか?」
男「どんだけ闇スポーツなんだよ帰宅部って!」
女「試合中の事故ってやつ?」
男「明らかにおかしいよね!?」

86 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 16:38:22.41 ID:RHvVRp950
女「あっ…… 男ちゃん……」
男「…… よう…… それじゃ、俺バイトあるから……」
女「! 待って!」
男「……」
女「途中まででいいから…… 一緒に帰ろう……」

女「久しぶりだね、こうやって一緒に帰るの」
男「…… そうだな……」
女「覚えてる? 男友くんと女友ちゃんと一緒に帰ってた頃の事」
女「みんな、ずっと帰宅部仲間だよって、あの頃は言ってたよね」
女「なのに…… なのに、みんな……」
男「……」
男「悪い、女…… もう、バイトの時間だ、行かないと……」
女「待ってよ!」

女「なんで? なんで、みんなこんなことになっちゃったの?」
女「高校に入ってからみんななんか変だよ! バイト、バイトって…… バイトを口実にお互い避けあって……」
女「男ちゃん…… 駄目だよ、私…… 私、こんなの耐えられないよ……」
男「……」
女「ねえ…… 答えてよ! なんで、なんでみんな一緒にいられないの!」
女「あんなに…… あんなに、みんな仲良かったのに! 答えてよ、男ちゃん!」
男「女っ!」
女「えっ…… なに、その手…… なんで、私に抱きついてるの? 男ちゃん……」
男「もう…… 無理なんだよ……」
男「俺も、男友も女友も…… お前を部活仲間として見ることはできないんだ……」
女「なに…… それ……」
男「女……」

男「好きなんだ…… 俺も、男友も、女友も、お前のことが…… 一人の女の子として……」


90 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 16:51:06.18 ID:xeaZRF8l0
女「――今日はちょっと高度なトレーニングを取り入れてみようか」
男「おねがいですふつうにいえにかえらせてください」
女「最初のチャージ値は十。呼吸一回につき一ポイント消費。鳥を一羽視認で十ポイントチャージ」
男「――――――――は?」
女「ただし、チャージ値は百が最高」
男「――――――――え?」
女「家についたときの残りポイント数が多いほうが勝ちね」
男「――――――――あ?」
女「ほら、この呼吸測定器つけて!」
男「ちょ、待、鳥!? そんなもんいつ出るかわからんだろーが!」
女「麻雀もトランプも似たようなもんだよ。50ポイントが平均で出せるようになるまで続けるからね!」
男「どっからこーゆールール思いつくの!? お前ら帰宅時どんだけ暇なんだよ!!」

91 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 16:51:50.62 ID:DM0HX1qk0
期待age

92 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 16:53:40.35 ID:RHvVRp950
――帰り道の茶店にて

女「あ〜ら、男さん、奇遇ですこと! こんな、貧相なお店でお会いするだなんて!」
男「また尾行してきたくせに…… つうか、貧相とか言うな! マスターに失礼だろうが!」
マスター「まぁまぁ、男くん。落ち着いて。私からすれば、大切なお客さんだから」
女「貧相を貧相といって何が悪いんですの。けどまぁ、マスターは幾分かましなお方のようですわね」
マスター「ではお嬢さん? なんにいたしましょうか?」
女「紅茶をお願いしますわ。ただし、英国王室御用達のファーストフラッシュでおねがいします」
マスター「いやー、わるいんだけど。あいにく、うちはリプトンのパックしか紅茶は入れてないんだ」
女「…… 男さん! この店のオススメはなんですの?」
男「一杯十円のインスタントコーヒーだ」
女「まぁっ! なんて下劣な…… 豆から挽かないコーヒーなど、コーヒーとは言いませんわっ!」
マスター「いや、男くんだけに特別に出してるんだけどね……」
マスター「英国王室ご用達とはいかないけど、いちおう自家焙煎したコーヒーはあるよ」
女「それでは、それをいただくとしますわ」

女「それにしても、男さん! 私、貴方の事を少し見直しましたわ!」
女「いきつけの店を作る甲斐性が貴方にもございましたのね!」
男「別に、あるだろ、そんな店の一つや二つくらい……」
女「けど、今ひとつ品位に劣りますわ。私にふさわしい男としては、せめて四つ星レストランの常連になってもらわねば」
男「そんなところ行ってたら、身を滅ぼすわ…… はぁ……」
女「そうですわ、折角ですので、今度私がよく学校帰りに伺う、フランスレストランに招待してあげますわ!」
女「お礼など結構ですわよ! 学校帰りに学友と、美味しい物を食べに行くのは、帰宅部の特権」
男「マスター、ここに金置いとくね…… なんか、今日は疲れた……」
女「とはいえ、こんな茶店と比べれば月もすっぽんもいいところ……」
女「精々私の、ハイセンスな美的感覚の前に、舌をお巻きになるがよくてよ! おーっほっほっほ!」

93 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 17:03:46.36 ID:RHvVRp950
女「やむおえん…… 男が病に倒れた今、我が高校の帰宅部は私一人……」
女「伝統ある、帰宅部の名誉を守るため…… 今こそ、封じられし帰宅道の奥義を使う時!」
女「さぁっ! とくと見るが良い! これが、帰宅道五段の私の奥義だっ!」

男「でっ。石蹴りしてて、勢いあまって地面蹴って、足の指突き指しちゃったわけだ」
女「すまんな、男よ。見舞いに来るつもりが、こんなことになって」
男「いいから大人しくしてて、今アイスノンもってくるから……」

94 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 17:04:25.87 ID:krl3tuggO
女「ていっ!やー!あっ…」
男「はいドボンー、1点減点でこの勝負お前の負けだな」
女「くぅ、くやしぃ!ボクがこんな奴に石蹴りで負けるとは…」
男「ま、俺に勝つなら一つの石で学校から家まで行かなきゃ話にならないな」
女「くそぉ、で?ボクは何をしたらいいんだ?真剣勝負に負けたんだ、潔く言う事を聞こうじゃないか!」
男「んーそうだなーもう一回学校から帰宅しなおして貰おうかな」
女「ここまで来てまた学校からとは…鬼!悪魔!」
男「真剣勝負に負けたんだ、潔く言う事を聞こうじゃないか!って誰が言ったんだ?」
女「じっ実はボク今日足怪我してて…」
男「嘘こけっ!今の今まで石コロ蹴ってたじゃないか」
女「むぅー…わかったよ!もう一回帰宅し直せばいいんだろちきしょー!」
男「……俺ももう一回帰宅し直すか」
女「なっなんだよ!同情なんていらないかんなっ!」
男「わかってるよ、ほら、今度はコロッケ買っていこうぜ?」
女「おーっ!」

95 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 17:07:40.54 ID:xeaZRF8l0
男「ねぇ、帰宅部やめていい? もうツタンカーメン部でも半開き部でも黒登山部でもいいよ」
女「やめたいなら無理強いはしないけど。わたしは帰宅部推薦入学だからさ……」
男「この学校大丈夫か!?」
女「でも辞めるんならせめて応援団に入ってわたしの帰宅を応援してくれると嬉しい……」
男「――」



男「いやいやいやいや、冷静に情景を想像したらすっごく恥ずかしいよそれ!」
応「いや、マラソンランナーをひき殺そうと常に隙を窺いつつあとをつける中継車とそんなに変わらんぞ?」
男「あの車はそんなつもりでついていってんじゃないよ!?」
中「――――チッ」
男「そんなつもりだったのかよ!!」

97 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 17:18:41.15 ID:krl3tuggO
男「おーい」
女「んぁ!ごめん男っち!先に部活行ってて、今日ボク補習なんだ」
男「え、何お前赤点取ったわけ?」
女「5教科中4教科っ!」
男「いや、威張るな威張るな、帰宅部のエースがなぜに?帰宅部は全部活の中で最もテスト勉強の時間があるだろ?」
女「いやぁそれがさぁ家にいると漫画やらゲームやら眠気やらネットやらと何かと誘惑が多くって…たはははー」
男「ったく、さっさと終わらせろよ?こちとら部活サボる暇ないんだからな」
女「待っててくれるの?サンキュー男っちぃ即効で終わらせるからなっ!」

98 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 17:23:31.20 ID:xeaZRF8l0
女「『家に帰るまでが遠足』――しかしそこを敢えて『帰宅』してこそ帰宅部の星となれる――ッ」

男「物理的に不可能だろ、それ」

女「そんなに家に『帰り』たくないんだ――」

男「お前と話してると脳みそのしわが無意味にこんがらがってくる」

99 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 17:26:02.53 ID:RHvVRp950
「ヴィィィン……」
女「くっ…… はっ、んくっ! はぁ、はぁ……」
男「どうしたの? 足が随分とおぼつかないみたいだけど、女ちゃん?」
女「ひっ、ひどいで、っつ! ひどいです…… 先輩っ…… あぁっっ! ん……」
男「酷い? 心外だな〜。心配して、こうして一緒に歩いてあげてるのに」
男「そんな先輩の気持ちもわからない、女ちゃんには…… お仕置きが必要かな?」
女「ひっ! ご、ごめんひゃぅっ! ごめんにゃひゃいっ、せんぱ、先輩ぃ!」
女「わたひがっ! 私が、悪かったですぅぅうっ! だから、ひゃから、おひりは……」
男「本当に反省した?」
女「は、はんひぇい…… 反省しましたっ、あぐぅっ……」
男「そっか、そっか。女ちゃんは僕の気持ちを分かってくれたか」
男「なんだか、嬉しいな…… それじゃぁ、ご褒美でもあげようか?」
女「あぅっ! せ、先輩っ! や、やめ、ひゃうっ!」
男「前も後も…… MAXっと……」
女「いひゃあっ! あぁっ! しぇんぱいぃっ、ヤメッ! ンアアッッ!」

男「いやー、派手にやっちゃったね。正直見てるだけの僕も、ちょっぴりドキドキしちゃったよ」
女「…… 先輩は酷い人です…… やめてって、言ったのに……」
男「ごめんごめん。僕ってちょっとサド入ってるから、好きな子はついつい苛めたくなっちゃうんだよ」
女「うぅ…… 帰宅部なんて、入るんじゃなかった…… 私、どんどん変になってく……」
男「大丈夫。もう少しだよ。もう少し辛抱すれば、きっと君も帰宅部部員として一人前になれるよ」
女「…… 本当ですか? 先輩……」
男「もちろんだよ! 見込みがあるからこそ、こうして僕が女ちゃんに付きっ切りでレッスンしてるんじゃないか!」
男「自信を持って! 君なら立派な帰宅部員になれるよ! 僕が見込んだ女ちゃんなんだもの!」
女「…… 先輩…… 私、もう少しだけ、頑張ってみます……」
男「そうこなくっちゃ! それでこそ、女ちゃんだよ……」
男(…… まぁ、変にならずに立派な帰宅部員になる保障はないけどね…… ふふっ……)

100 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 17:27:04.01 ID:nlgPGPkvO
面接官「学生時代に打ち込んだものはなんですか?」
女「部活です。」
面接官「何部でしたか?」
女「帰宅部です。」
面接官「帰宅部? それはどんな部活ですか?」
女「健全な帰宅を遂行するため、日々通学路の状態を見極めた上で、友人との楽しい一時を過ごします。」
面接官「なるほど。そこで貴女が得たものは何ですか?」
女「友人と青春です。」
面接官「わかりました。以上で面接を終わります。」
女「ありがとうございました。」
面接官あらため男「………」
女「……どう?」
男「…いけるな!」
女「ホント!? やった♪」

女友(教えてあげるのも友情?)
男友(見守るのも友情だ。)
女友&男友(はぁ。)

101 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 17:35:24.37 ID:RHvVRp950
姉「あら、妹? タイが曲がっていてよ」
妹「あっ! すみません、お姉さま……」
姉「よくて? 帰宅部道はまず姿から」
姉「細やかな身だしなみに自然に気配りができてこそ、一人前の帰宅部レギュラーですわ」
妹「はい、お姉さま」
姉「よろしくてよ、妹。そうやって、一人前の帰宅淑女を目指しなさい」
妹「はい、お姉さま」

妹(いつか、きっといつか…… お姉さまみたいな、立派な帰宅淑女になってみせるわ!)
妹(かならず……)

102 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[荒川アンダーザブリッジより] :2007/10/15(月) 17:38:24.23 ID:RHvVRp950
男「帰宅するときさ、自分でルール決めて、それできなかったら負けってゲームやったことない?」
男「俺さ、そのゲームで白線の上しか歩いちゃいけないってのが大好きでさ」
男「五年くらい前だったかな? 一度、本格的に、それをやってみようって思ってさ」
男「そしたらさ、ついついムキになっちゃって……」

男「懐かしいな、もう五年も家に帰ってないよ……」

女「あんた、馬鹿だろ」

103 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 17:47:39.24 ID:RHvVRp950
男「なぁ、女よ……」
女「なに? 男?」
男「帰宅部があるってことは、帰宅同好会もあるってことなのかな」
女「さぁ…… 部員が少なかったらあるんじゃない?」
男「そうするとさ、部と同好会の違いってなんなんだろ」
女「人数の違いだけでしょ」

男「俺は思うんだけどさ。ほら、同好会ってけっこうおざなりな活動のとこ多いだろ?」
女「そうね」
男「そうするとさ。帰宅同好会の活動も月に一度くらいでさ」
女「ほう」
男「きっと、同好会のメンバーは、月に一度しか家に帰らないんだぜ」
男「なんか、そう考えると、怖くないか?」
女「そうね、そう考えるととてつもなく怖い気がするわ」
男「だろう、怖いよな」
女「えぇ、怖いわ」

104 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 17:54:44.57 ID:xeaZRF8l0
男「ふいぃ〜。のど渇いたぁ〜」

   ピッ   ガシャァン

男「ん? お前なんか飲まないの? 帰宅部は家まで飲食禁止とか?」

審判「自販機で定価購入! ポイント0!」

男「――誰?」
女「あ、ちょっと待ってて。そこのスーパーでジュース買ってくる」
男「え?」

女「お待ち〜」
審判「スーパーで缶コーヒー39円で購入! ポイント81!」

男「は?」
女「バカだねー。ちょっと我慢して足伸ばせば、スーパーじゃだいたい定価以下で売ってるのにさー」

   ゴクゴク

女「そうやって漫然と帰宅しててもポイントにならないよー?」
男「待て、今の審判誰だ?」

105 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 17:58:11.00 ID:RHvVRp950
――帰宅部員でトランプ中

女「あっ! 私、そろそろバイトの時間だ!」
女友「あっ! 私も!」
友A「俺もそろそろ帰らないとアニメの時間だ」
友B「友Bが帰るなら、俺も帰ろうかな……」
友C「そうだ、レンタルビデオ返すの忘れてたっけ」

帰宅部員達「それじゃ、バイバイ!」

男「……」
男「…………」
男「………………」


男「やっと、二人きりになれたね?」


男友「男に言われてもちっとも嬉しくないけどな」
男「けどさ、こういう風に二人だけ残されちゃうと、ついつい言いたくならない?」
男友「気持ちは分からんでもない…… だが、時と場合と空気を読め」
男「ごめん……」

男「青春って、むなしいね……」
男友「そうか、俺はむしろしょっぱいぞ?」
男「男友…… もしかして、泣いてる?」
男友「馬鹿! ちげえよ! これは…… 心の汗さ……」

106 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 18:00:02.12 ID:xeaZRF8l0
女「あ、ドーピングして帰宅しちゃダメだよー?」

男「今めっちゃその方法知りたくなった」

107 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 18:04:03.72 ID:nlgPGPkvO
生徒指導員「では、部活中、貴女は男さんに抱きついた事を認めますね。」
女「…はい。」
生徒指導員「不純異性交遊ですね。」
女「…はい?」
生徒指導員「不純異性交遊ですね!!?」
女「…はい。」
生徒指導員「これから一週間、部活動を禁止します。」
女「…そんな!」
生徒指導員「禁止します!!」
女「…はい。」

………………

男友「嫌な奴に見つかったな〜、あいつ最近離婚したらしくて、すぐ不純異性交遊とか言い出すんだぜ。」
女「…うん」
女友「でも、よかったじゃない。部活自体を潰されなくて」
女「…うん」
男「ごめんな…。」
女「男のせいじゃないよ。あたしが抱きついたんだもの…」
男&女友&男友「………」
女「でも、どうしよう…」
男&女友&男友「?」

女「部活禁止されたから家に帰れなくなっちゃった…」

男&女友&男友「…」

108 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 18:08:04.46 ID:RHvVRp950
男(電車通学だと、どうしても途中で買出しをするのが不便だな……)
男(たまたま、キオスクがあれば良いけど、わざわざ外に出るのも面倒だし……)
男(それに、同じキオスクといっても、品揃えにはピンからキリまであるからな……)
男(まぁ、目的の物が手に入ったから、ここはまだ上々かな……)

男「すみません。このアイスキャンディください」
店員「105円になります」

男(さて、女ちゃんがどんな顔してくれるか…… 今から楽しみだな……)
男(ふふっ…… また、帰宅部に入らなくちゃ良かったって、嘆くんだろうか……)
男(もう遅いって言うのに…… けど、そういうところが可愛いって言うか……)
男「堕し甲斐があるっていうか…… ふふっ……」

女(寒気っ? また、何か先輩がよからぬこと考えてる?)

109 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 18:14:40.53 ID:nlgPGPkvO
男「部活禁止でも、帰宅は平気だろ…」
女「ううん。帰宅部が帰宅することは立派な部活よ。」
男&女友&男友(ズレてるというか…なんというか…)

女「あっ!」
男&女友&男友「何?」
女「これから男の家に住む。」
男「ぶっ…、ななななんで?」
女「あたしが自宅に帰ると帰宅部の部活動になっちゃうから。」
男友「いやいや…もっとマズイから…」
女「なんで?」
男「あ、あ、あたりまえだろ!それこそ不純異性交遊だ!」
女「そうなの?」
女友「うん。」
女「そっか…」

女友&男友(天然なのか…? こいつ…できるっ!!)



111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 18:18:09.14 ID:RHvVRp950
男「なぁ、女よ……」
女「なに? 男?」
男「部活ってさ、学校によっては複数所属できるところあるよな」
女「えぇ、そうね。たしかにあるわ」
男「そうするとさ、帰宅部の掛け持ちってできるのかな?」
女「さぁ? どうなのかしら?」

男「俺は思うんだけどさ。どうしても、部活に行きたくない時ってたまにあるよな」
女「そうね」
男「その時にさ、「今日は帰宅部の部活に出るから、こっちにはでれません」って言えば、割とすんなり通ると思うんだ」
女「ほう」
男「けどさ、きっとその時、「部活しないで帰る」って言うと、絶対に帰してはくれないと思うんだ」
男「なんか、そう考えると、怖くないか?」
女「そうね、そう考えるととてつもなく怖い気がするわ」
男「だろう、怖いよな」
女「えぇ、怖いわ」

112 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 18:18:19.10 ID:xeaZRF8l0
女「あ〜。残業ったりぃ〜。派遣マジつかえねー。仕事かたづかねー!」
男「じゃ、お先に」
女「おいコラ。逃げんなヴォケェ。うちの課全員一蓮托生じゃい」
同僚「なんか用事でもあんのか?」
男「いや。理由は何もない――――帰りたいから帰る」
課内「!!!!」

男「じゃ ノシ」

女「この空気であんなこと言う奴始めて見た!」
同僚「ある意味、漢だけどでもバカだ!」
女「出世・待遇を棒に振ってまで帰宅するなんて!」
審判「ポイント400!」
同僚「400!?」
女「すげー! さすが社会人帰宅部全国大会の常連!」

113 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 18:25:31.92 ID:RHvVRp950
婆さん「聞いたかえ、爺さんや。二丁目の老人会帰宅部の男さん」
爺さん「おぅおぅ、聞いたぞ婆さんや。先日、土に帰ったそうじゃなぁ」
爺さん「あやつとは、古い頃からの付き合いじゃからよう知っとるが。小さい頃から、はよう帰りたがる奴じゃった」
婆さん「強制入部じゃった中学校の頃も、一人だけ帰宅部じゃったんじゃってなぁ……」
爺さん「いやぁ、おしい男を亡くしたが。あやつも、はよう帰れて本望じゃろうて」
婆さん「ほんに、そうじゃとええのう、爺さんや……」

114 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 18:36:31.28 ID:RHvVRp950
不良「おうおう、おめえ隣町の高校の生徒じゃねえか!」
不良「まぶいスケつれてんなぁ、ちょっと俺らに味見させろや!」
女「いやぁぁっ! 男くーんっ!」
男「畜生っ! 誰か、誰か助けてくれー!」

番長「待ちなっ! おめえら!」
不良「だ、誰だてめえっ!」
番長「港高のタマちゃん…… といったら、わかるはずだぜ!」
不良「! 隣町の番長……」
不良「俺達じゃ、分が悪い! くやしいが、ここはいったんひかせてもらうぜ……」
番長「ふっ…… まぁ、おめえらの番長に、よろしく言っといてくれや……」

男「ありがとう、番長! 俺なんかのために」
番長「馬鹿野郎! 女一人守れねえで、てめえそれでも男か!」
男「…… すまない……」
番長「なんてな。よせやい、らしくねえぜ」
番長「やさしい、おめえにそんなのは似合わねえぜ……」
女「番長さん、どうして、私達を助けてくれたんですか?」
番長「ふっ…… 女さんよ、そいつは、あんたの彼氏に聞いてくれ……」
番長「番長ってだけで、給食費ドロボーの濡れ衣を着せられた俺を」
番長「帰宅部仲間だからって理由で、身を呈してかばってくれたそいつにな……」
男「番長!」
女「番長さん!」

115 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 18:40:01.43 ID:xeaZRF8l0
女「……」
男「……」
妹「……」
後輩「……」
先輩「……」
帰宅マシーン「……」
他校のライバル「……」
顧問「……」
伝書鳩「……」
車窓忍者「……」
帰宅部全国大会取材班記者「……」
帰り道の駄菓子屋のおねーちゃん「……」
帰り道の駅前食堂のメグちゃん「……」
帰り道の喫茶店の看板娘「……」
未だ日本にしゃあしゃあと潜む亡国拉致工作員「……」


全員「審判が先に帰宅しちゃ話にならんだろ、常識的に考えて……」


審判´「ポイント23700! & 帰宅審判資格無期限停止処分!」

全員「さすが審判! 帰宅のプロ!! なんという捨て身の帰宅だ!!!」

116 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 18:47:56.66 ID:RHvVRp950
男「よしっ! 時計ゲット……」
女「あ〜ら、男さん! 偶然でしてね! またこうやって、寄り道先で出会うなんて」
男「…… はぁ…… もうつっこむ気力もおきねえよ……」
女「まぁ、なんて貧相な腕時計ですこと。そんなものを手に入れるために、躍起になるお心がわかりませんわ」
男「価値なんてどうでもいいんだよ。こういうのはな、取ったってことが大事なんだ」
女「あら、随分と利口そうな事をお言いになりますのね?」
男「つべこべ言ってねえで、やってみろよ。やってみれば分かる」

女「こらっ! 棒、何で、こんなところに通りますのっ! ちゃんと、私の思ったところを通りなさいっ!」
男「ボタンはなすタイミングが遅いんだよ。そんなべったりとボタン押してるから」
女「くうぅぅ…… 執事! コインをおよこしなさい!」
女「我が家の家名にかけて、このよっちゃんイカを取って見せますわよっ!」
執事「お嬢様、ファイトにございます……」
男「なんだよ、可愛らしいところもあるじゃねえか……」
女「ムキーッ! またですわっ! この、ボロ装置めっ! 機械の分際で私を侮辱した罪は、重くってよ!」

117 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 18:55:31.77 ID:RHvVRp950
不良「姐御! あいつですぜ! あれが、俺達を手酷く痛めつけやがった」
スケ「そうかい。わかったよ、あんたはちょっと後ろに隠れてな」
番長「なんだ? とんだ阿婆擦れが、前にしゃしゃり出てきやがったじゃねえか」
スケ「おやまぁ、随分と威勢のいい事だね。港高のタマちゃん」
番長「ほう。こんな、生きた化石みたいな奴に、名前を覚えてもらってるとは、俺も捨てたもんじゃないな」
スケ「時代錯誤はあんたも同じだろ!」
スケ「あたいはね、隣町じゃ三丁目のタマって呼ばれてる、女番長。まぁ、いうなれば、スケバンさ」
スケ「あんたもちったぁ、耳にした事あるんじゃないのか?」
番長「生憎、ここ数年耳の掃除をしてなくてな」
番長「キーキー鳴くだけのねずみの名前なんて、とんと聞いた覚えがねえぜ」
スケ「減らず口をっ! 病院のベッドの上で、後悔するんだね!」
番長「それは、こっちの台詞だぜ!」

委員長「みんな! やめて!」

スケ「! あの時の……」
番長「!? 委員長さん!?」
委員長「番長くんも、スケさんも…… みんな、同じ帰宅部員という仲間じゃない……」
委員長「なのに、こんな風にお互いいがみ合って…… こんなの、間違ってるよ……」
番長「委員長さん……」
スケ「あんた……」

番長「ふっ…… 確かに、その通りだな…… 同じ帰宅という道を志す物同士、いがみ合っていてはな」
スケ「あんたにそこまで言われちゃ、あたいも形無しだよ……」
委員長「みんな…… 分かってくれたんだね!」
番長・スケ・不良「ああっ! 俺達は仲間だ!」

番長・スケ・不良「俺達は、長く険しい帰宅坂という坂を登る、仲間なんだ!」
委員長「素敵よ…… みんな、素敵だわっ!」

119 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 18:59:59.22 ID:RHvVRp950
女「男くん…… 今日は、ちょっと寄り道して家に帰宅しない?」
男「いいけど。どうしたんだい、女さん?」
女「お母さんから、買い物を頼まれたの……」
男「そうかい。それは大変だ。僕のことなら気にしないで、大丈夫だよ」
女「ありがとう、男くん。さすが、帰宅部の私のパートナーね」
男「あぁ。部活でパートナーのことを思いやるのは当然さ」

女「にんじん、たまねぎ、じゃがいも、トマト…… あとは、ピーマンね」
男「女さん。小麦粉取ってきたよ。サラダ油も」
女「ありがとう男くん」
男「こうして並んで歩いてると、周りには恋人同士に見えるのかもね」
女「? どうして、そんなこというの? 私達はただの部活仲間でしょ?」
男「ごめん、気を悪くしたなら謝るよ。そうだね、僕達はあくまで、部活仲間だった……」
女「そうよ、私達はただの部活仲間。それ以上でもそれ以下でもあってはいけないわ」
男「そうだったね、あやうく忘れるところだったよ」

男「大丈夫? もてそう?」
女「大丈夫…… じゃ、なさそうだわ」
女「悪いけれど、男くん、片方持ってくれない?」
男「うん、わかった……」

女「さっきの話だけどね……」
男「うん?」
女「こうして手を繋いで歩いていると、そう見えなくもないと思うの」
女「おかしいね、私達ただの部活仲間なのに」
男「そうだね…… おかしいね……」

120 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 19:03:28.26 ID:xeaZRF8l0
  風の夜に馬を駆り、駆けりゆくものあり
  腕に童、怯ゆるをしっかとばかり抱けり
父「坊や、なぜ顔隠すか?」
子「おとうさん、そこにみえないの? まおうがいる。こわいよ」
父「坊や、それは狭霧じゃ」
魔王「かわいい坊や。おいでよ、おもしろい遊びをしよう。
    川岸にに花咲き、きれいなおべべがたんとある」
子「おとうさんおとうさん。きこえないの? まおうがなにかいうよ」
父「なあに、あれは枯葉のざわめきじゃ」
魔王「坊や、一緒においでよ。用意はとうにできてる。
    娘と踊ってお遊びよ。歌っておねんねもさしたげる。いいところじゃよ。さあおいで」
子「おとうさんおとうさん。それそこにまおうのむすめが!」
父「坊や坊や。ああそれは枯れた柳の幹じゃ」
魔王「かわいや、いい子じゃのう、坊や――じたばたしてもさらってくぞ!」
子「おとうさんおとうさん! まおうがいま、ぼうやをつかんでつれてゆく――」
  父も心おののきつ、あえぐその子を抱きしめ
  からくも宿につきしが子はすでに息絶えぬ
審判「失格!」


女「親が付き添っていながらこの体たらくじゃあ、まだまだ大会には早かったねー」
男「Σ (;゚Д゚) 帰宅部っていつからこんな危険極まりないシロモノになったの!?」

122 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 19:09:53.72 ID:RHvVRp950
男友「ヒョーヒョッヒョッヒョ! 俺の勝ちだーっ!」
男「なに勘違いしてるんだ…… 俺のバトルフェイズはまだ終了してないぜ!」
男「速攻魔法発動、バーサーカーソウル!」

女「男くんもうやめて! 人気のない教室だからって、ノリノリでカードゲームするの!」
男「H・A・N・A・S・E・!」

123 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 19:16:53.28 ID:xeaZRF8l0
女「さあ、今日も元気に帰宅するよー!」
男「三社面談を無視しての帰宅――こいつぁ捨て身のポイント奪取作戦だぜぇ!」
女「こうやって日常でこまめにポイントかせいどくと、後々役に立つんよ」

?「ハハハ。その程度で全国を目指そうたぁ片腹痛いわ!」

男「お、おまえは!?」
女「又挑戦高帰宅部の!」
又「へへっ――どうだい、地区大会前のウォーミングアップに、ちょっと遊んでみないか?」
男「相手にするな! 勝負は大会ですればいいんだ!」
女「じょ〜だんっ! 受けて立とうじゃないの!」
又「そうこなくっちゃあおもしろくねぇなあ」


女「じゃ、わたしたちの帰り道、こっちなんで」
又「あ、オレはあっちだわ」
男「じゃあなー」

   テクテクテクテク――

124 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 19:19:05.42 ID:ntAA6kkq0
男「部長」
女「…」
男「部長ってば」
女「…あ、ごめん」
男「どうしたんですか?」
女「新入生にする部活の紹介どうしようと思って」
男「あー、うちの部は毎年それ困りますよね」
女「去年みたいに帰る様子を撮影してそれを紹介したかったんだけど」
男「それでいいじゃないですか」
女「ちょっと予定が合う人いなくて」
男「じゃあ僕やりましょうか?」
女「いいの?あの噂聞いたことある?」
男「あぁ、撮影した二人は付き合うってうちの部の伝統ですか」
女「うん、私じゃイヤでしょう?」
男「そんなことないです。部長となら喜んで」
女「男くん…」

125 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 19:27:43.23 ID:h9vb/Suv0
男「先生、ここってブラジルですよね?」
女「ワケもわからないまま飛行機に乗せられたかと思えば何故こんなところまで…」
顧問「決まってるじゃないか、合宿だよ」

女「…まさか」
顧問「さあ、知恵と勇気をフルに活用し帰宅するんだお前達」
男「いやいやいやいや、無茶ですよ」

顧問「まあ流石に何も無しってのは辛いだろうから、帰巣本能の申し子、犬1号をお前らに貸し出してやろう」
男&女「その犬の巣は何処だよ!」

126 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 19:35:52.75 ID:RHvVRp950
女「……」
男「……」
女「……」
男「……」
男・女「あのっ!」
男「ど、どうぞ、そっちから……」
女「い、いえいえ。男さんからどうぞ……」
男(はぁ…… やっぱり、帰宅部のパートナーとの初顔あわせは緊張するな)
女(ふぅ…… よかった、優しそうな人で……)

首都圏のマンモス進学校では勉強に専念するため、多くの学校で強制的に帰宅部への入部が義務付けられる
その際に、三年間の帰宅のパートナーも決定され、このパートナーと一蓮托生し、生徒達は受験戦争を勝ち抜くことになる

ただし、男女出生率が平等でない昨今において、このように異性がパートナーに選ばれるのは幸運な例である

男1「あらぁっ。ずいぶん逞しい体してるじゃなぁい」
男2「まぁねっ! 中学の頃に、ずいぶんと鍛え上げたから」
男2「そういう、君も、とってもキューティーだよ」
男1「まっ! お上手ね」
男1(よかったわ、相手が分かりやすい攻めで)
男2(よかったぜ、相手が分かりやすい受けで)

といったように、中高一貫教育の学校などでは、生徒達に悪い影響を与えてしまう例が報告されている


129 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 19:54:38.26 ID:RHvVRp950
男「…… ふふっ…… どうしたのさ、こっちをそんなに睨んで?」
女「睨んでなんか…… いません……」
男「ここ数日のよりは、随分と楽だと思うんだけどなぁ…… お気に召さなかった?」
女「お気に召すわけな……」
男「はーい、ストップ! あんまり激しく動くと、中のアイス溶けちゃうよ?」
男「いいのかな? こんなところで、中身をこぼしちゃって……」
女「先輩の…… 馬鹿ぁ……」
男「ふふっ…… そうそう、その顔。そうでなくっちゃ、女ちゃんは」
男「ほらね、こういう風にして、味わって食べないと…… レロレロレロレロ……」
女「味わうって…… どうやって、味わうって…… あっ……」
棒「コトッ…… ピチャリ……」
男「おやっ、もう全部溶けちゃったみたいだね」
男「中から棒が落ちちゃった。残念……」
女「せ、先輩…… もう、やめにしましょう、こんなこと……」
男「そうは行かないよ。ここまでやっておいたんだ、最後までやらないときっと寝つきが悪いよ?」
女「…… けど、私…… もう……」
男「あぁあぁ〜! それにしても、もうちょっと、粘ってくれないと困るなぁ、女ちゃん」
男「でないと、僕。アイスの食べ過ぎで、お腹冷やしちゃうよ!」
女「! 先輩っ…… 知ってて…… やってるんですかっ……」
男「さてね…… それより、ほら、早く立って? 次の駅で、アイス買うために降りるよ……」
女「…… はいっ……」

帰宅部のダークサイドだなぁ……







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コメント
  • 名前:ななしカナ? ◆- 投稿日:2007/10/28(日) 14:24:31
  • イイ!!!!
  • 名前:将来ニートになるかも ◆- 投稿日:2007/10/28(日) 14:30:02
  • 面白いなwwww
  • 名前:ななしカナ? ◆- 投稿日:2007/10/28(日) 15:29:05
  • 青春だなwww
  • 名前:ななしカナ? ◆- 投稿日:2007/10/28(日) 15:51:06
  • いきなり部活をやめたくなるから困るwww
  • 名前:ななしカナ? ◆- 投稿日:2007/10/28(日) 17:55:57
  • 帰宅部って勝ち組だったんだな!
  • 名前:ななしカナ? ◆- 投稿日:2007/10/28(日) 18:49:34
  • マテリアルゴーストか。
  • 名前:ななしカナ? ◆- 投稿日:2007/10/28(日) 19:32:40
  • ラノベで帰宅部ってのがあったと思う
  • 名前:ななしカナ? ◆- 投稿日:2007/10/28(日) 22:33:36
  • 珍しく多作者で成功してるな
  • 名前:ななしカナ? ◆- 投稿日:2007/10/29(月) 16:14:50
  • 新ジャンル系クリティカル!!
  • 名前:ななしカナ? ◆- 投稿日:2007/10/30(火) 04:13:25
  • >米7
    帰宅部GOHOMEだっけ?
    続き出ないんだよな、あれ。
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