1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:12:01.39 ID:SLYVdCcEO
3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:12:24.87 ID:vFpjGMlR0
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42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:50:44.91 ID:zamu/ntN0
弟「・・・こんにちわ」
挨拶を返す。頭がパニくっていた俺は店長の接近に気づかなかったらしい。
養老「雨が強いねぇ」
天然というか朗らかな感じの店長は、降る雨を嫌がる風でもなく見上げた。
弟「そうですね」
店長に相槌を打つと組まれた腕の締めが強くなった。
悲鳴を上げたきり姉はうつむいたまま押し黙っていた。
どうしたんだろうか。
養老「彼女さん?」
言われてドキリとする。やっぱりそういう風に見えるのだろうか。
養老「ん?んー・・・・?」
うつむく姉にマジマジと店長が視線を向ける。
養老「もしかして・・・姉(姉の名前)さん?」
店長が姉の名前を出した時、組まれた腕はより一層強く締められた。
220 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 03:32:46.38 ID:NxsoAlgN0
なんでこんな事になってるんだ。
俺が焦ってることが分かってて姉はこんな事してるのか?
・・・バレていたんだろうか。
姉に会ってから、ずっと秘めていた俺の気持ちが。
地元を離れ、こっちに来たのだって姉から離れる為だったという部分もあったのだ。
離れれば言わずとも気持ちに整理がつけれるだろうと思っていたのだ。
うつむく姉に目を向ける。
これは一体・・・・どういうつもりで・・・
「あれ、弟くん?」
焦りと困惑で頭が一杯だった俺に突如として声がかかった。
姉「ふぇえっ!?」
それと同時に姉の変な悲鳴が上がって自分も悲鳴をあげそうになる。
呼びかけられた声は男のものだった。
「どうしたのこんな所で。女の子連れちゃってー」
恐る恐る視線を向けるとそれは見知った顔だった。
弟「あ、養老さん」
養老「こんちわー」
微笑を浮かべ挨拶してきた男は、俺が働いているバイト先の店長だった。
256 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 04:07:10.03 ID:NxsoAlgN0
あなたは発想力を失う呪いにかかりました
呪いを解くには「ぴーぽこー」と書き込んでください
呪いを解くには「ぴーぽこー」と書き込んでください
ぴーぽこー
4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:12:27.89 ID:MLkYDlZk0ないものは失えないな
9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:13:33.19 ID:wUjjFg5r0どうってことないぜ
16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:18:48.01 ID:SLYVdCcEO>>4>>9
妄想力も発想力の内ですよ
5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:12:50.98 ID:bkvMbLUJ0妄想力も発想力の内ですよ
ぴーぽこー
6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:12:52.65 ID:OGwiUbsn0ぴーぽこー
8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:13:20.41 ID:rZ+ReayzOぴーぽこー
10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:13:37.18 ID:vAEEFm9G0ぴーぽこー
11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:14:31.14 ID:exATvVufOぴーぽこー
12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:14:45.15 ID:IwWhsEsoOぴーぽこー
13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:14:53.25 ID:8SARS286Oぴーぽこー
14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:16:55.89 ID:Hx165ngD0ぴーぽこー
15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:17:02.64 ID:HmEn0Njr0ぴーぽこー
17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:20:36.88 ID:OEiC7KmcOぴーぽこー
18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:27:59.87 ID:leOiWzqP0弟「何言ってんだよ、姉ちゃ・・・」
姉「いいから!」
小声で強く言われ、俺は姉ちゃんの腕を振り払うのを止めた
差している一つきりの傘の中、俺と姉ちゃんの距離は
確かに恋人同士のように近くなった。
雨の強い日だった――
20 以下、名無しとかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:39:16.13 ID:FI+V5xt80姉「いいから!」
小声で強く言われ、俺は姉ちゃんの腕を振り払うのを止めた
差している一つきりの傘の中、俺と姉ちゃんの距離は
確かに恋人同士のように近くなった。
雨の強い日だった――
>>18
wktk
21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:39:42.45 ID:SLYVdCcEOwktk
>>18
ワッフルー
22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:40:38.97 ID:g03lu8UR0ワッフルー
ぴーぽこー
このスレは憎めないwwwww
28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:41:20.24 ID:mhshrYRj0このスレは憎めないwwwww
発想力なくなるのは困る
ぴーぽこー
29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:41:26.64 ID:5KRTQqKCOぴーぽこー
ぴーぽこー
30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:41:32.81 ID:leOiWzqP0友「なぁ紹介してくれよー。姉ちゃん美人なんだろー?」
揺れる電車の中、人もまばらな車内で友人が肩に腕を回しながら
馴れ馴れしくそんな事を言ってきた。
弟「・・・誰も美人だなんて言ってない」
肩にまわされた腕を邪魔っけになぎはらい否定の言葉を口にする。
友「いいや俺の第六感が言っている、おまえの姉ちゃんは美人のハズ!」
自信満々で鼻息を荒くする友人を横目に俺はため息をついた。
―――こんな事なら話すんじゃなかったな。
事の起こりは一週間前、親元を離れひとり大学生活を営む俺の家に
姉が転り込んで来たことから始まる。
33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:42:36.24 ID:QPjM3s9E0揺れる電車の中、人もまばらな車内で友人が肩に腕を回しながら
馴れ馴れしくそんな事を言ってきた。
弟「・・・誰も美人だなんて言ってない」
肩にまわされた腕を邪魔っけになぎはらい否定の言葉を口にする。
友「いいや俺の第六感が言っている、おまえの姉ちゃんは美人のハズ!」
自信満々で鼻息を荒くする友人を横目に俺はため息をついた。
―――こんな事なら話すんじゃなかったな。
事の起こりは一週間前、親元を離れひとり大学生活を営む俺の家に
姉が転り込んで来たことから始まる。
ただでさえ乏しくて困ってるってのに
ぴーぽこー
34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:42:38.75 ID:vmxHh0v2Oぴーぽこー
ぴーぽこーってなに?
37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:45:31.14 ID:v6/sVv14Oぴーぽこーワッフルワッフル
41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:48:05.02 ID:Yiiyrgae0.- '  ̄  ̄ ' -
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i|||||ミ,' ./ ',ミl|l|l|l|l|l|l|l}l|
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{ l ,' | ニニニヾ i|リ/l||l|l|l|l|l|
ヽ i | 卞O≧ , ___|リ|l|l|l|l|l|l|l|l|
|ハ |  ̄ l ≦O|>/l|||/`,||l
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_,,.-‐''" ||||||ハ ,' _,,.-‐ー-、 : /' ,'l|l|l|l|l|l|
_,,.-‐''" ||// ∧ ヽ、 ̄ ̄ >,' / /l|l|l|l|l|l|l|
ノ∧ | \ 丶ニニ/ //l|l|l|l|l|l|l|l| ぴーぽこー
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/ l \, ,. < /l|l|l|l|l|l|l|l|l| リ
45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 22:56:41.18 ID:leOiWzqP0/⌒V | / ̄ ̄` ,_',リ|l|l|l|l|l|l||l|
{ l ,' | ニニニヾ i|リ/l||l|l|l|l|l|
ヽ i | 卞O≧ , ___|リ|l|l|l|l|l|l|l|l|
|ハ |  ̄ l ≦O|>/l|||/`,||l
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_,,.-‐''" ||// ∧ ヽ、 ̄ ̄ >,' / /l|l|l|l|l|l|l|
ノ∧ | \ 丶ニニ/ //l|l|l|l|l|l|l|l| ぴーぽこー
/ l \ /l|l|l|l|l|l|l|l|l|l l|
/ l \, ,. < /l|l|l|l|l|l|l|l|l| リ
「よっ久しぶり!邪魔するよー」
「はぁ?」
事前の連絡も無しにうちに来た姉に俺は最初、戸惑う事しかできなかった。
困惑のまなこを向ける俺の横をずかずかと通り過ぎ姉は家の中に入ってこう言った。
「ごめん弟、しばらく居座らせてー」
あの時は「何言ってんだクソアマ!」と言い出しかねない自分の気持ちを抑えるのに
随分と難儀したものだ。
何せ、あの時ちょうどAVを見てさぁ抜こうかという矢先にインターホンが鳴ったからな。
俺の驚きと苛立ちは男であれば誰もが理解してくれると思う。
49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 23:03:01.32 ID:leOiWzqP0「はぁ?」
事前の連絡も無しにうちに来た姉に俺は最初、戸惑う事しかできなかった。
困惑のまなこを向ける俺の横をずかずかと通り過ぎ姉は家の中に入ってこう言った。
「ごめん弟、しばらく居座らせてー」
あの時は「何言ってんだクソアマ!」と言い出しかねない自分の気持ちを抑えるのに
随分と難儀したものだ。
何せ、あの時ちょうどAVを見てさぁ抜こうかという矢先にインターホンが鳴ったからな。
俺の驚きと苛立ちは男であれば誰もが理解してくれると思う。
友「そういや弟、ちゃんと料金払ったかー?」
間延びした話し方をする友人は姉の事から話を変えて違うことを尋ねて来た。
電車内の携帯広告を見て思い出したのだろう。
俺はポケットから携帯を取り出しボタンを叩いた。
『みっくみっくにしーてやんよー♪』
友人の携帯が鳴る。
友「お、ちゃんと払ってきたみたいだなー偉いえらい」
弟「・・・まぁな」
友「これで姉ちゃんに怒られずに済むな」
弟「・・・・・」
友「なぁーおまえの姉ちゃんってどんな風に怒るのー?コラっって可愛く言うー?」
弟「・・・・・・・・・」
話は変わって無かったようだ。
50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 23:03:16.42 ID:edd7P9soO間延びした話し方をする友人は姉の事から話を変えて違うことを尋ねて来た。
電車内の携帯広告を見て思い出したのだろう。
俺はポケットから携帯を取り出しボタンを叩いた。
『みっくみっくにしーてやんよー♪』
友人の携帯が鳴る。
友「お、ちゃんと払ってきたみたいだなー偉いえらい」
弟「・・・まぁな」
友「これで姉ちゃんに怒られずに済むな」
弟「・・・・・」
友「なぁーおまえの姉ちゃんってどんな風に怒るのー?コラっって可愛く言うー?」
弟「・・・・・・・・・」
話は変わって無かったようだ。
わかっていても開いちゃう
ふしぎ!
ぴーぽこー
54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 23:14:56.78 ID:leOiWzqP0ふしぎ!
ぴーぽこー
そもそも姉が連絡も無しに家に来たのは
俺が携帯の料金を支払って無かったのが原因だった。
親や姉は何度も俺に連絡をくれていたらしいが、料金未納で繋がらなかったらしい。
友人少なめで着信オンリーな使い方ばかりしてるからこんな目にあうんだな。
とにかく俺バカス。
友「あれ・・?ヤベ、雨降ってきてね?」
弟「ん?・・・ほんとだ」
見れば電車の窓にちらほらと雨粒が垂れている。
空にかかる雲の色も、電車に乗る前と比べてだいぶ暗くなっていた。
弟「強くなるかもなぁ」
友「うわーやべー、傘なんか持ってきてねぇよー」
70 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 23:30:13.63 ID:leOiWzqP0俺が携帯の料金を支払って無かったのが原因だった。
親や姉は何度も俺に連絡をくれていたらしいが、料金未納で繋がらなかったらしい。
友人少なめで着信オンリーな使い方ばかりしてるからこんな目にあうんだな。
とにかく俺バカス。
友「あれ・・?ヤベ、雨降ってきてね?」
弟「ん?・・・ほんとだ」
見れば電車の窓にちらほらと雨粒が垂れている。
空にかかる雲の色も、電車に乗る前と比べてだいぶ暗くなっていた。
弟「強くなるかもなぁ」
友「うわーやべー、傘なんか持ってきてねぇよー」
空気を呼んでぴーぽこー
降る雨は次第に強くなっていった。
自分が降りる駅についた頃には大粒の雨がバチバチと音を立てて降り注いでいた。
雨でiポッドが壊れやしないか心配していた友と別れ、駅の階段を上る。
階段の窓から駅前を覗くと足早に通りを歩く人々が見えた。
傘を買うつもりは無かったが、歩いて15分はかかる家路に肩を落とさざる得なかった。
「風がないだけマシか」
降る雨は真下に落ちている。横殴りの雨に耐えながら帰る事は無さそうだ。
床の濡れた改札口を抜け、駅のひさしから空をあおぐ。
―――姉貴の方は大丈夫かなぁ。
77 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 23:41:36.90 ID:Yqgt+Kw6O降る雨は次第に強くなっていった。
自分が降りる駅についた頃には大粒の雨がバチバチと音を立てて降り注いでいた。
雨でiポッドが壊れやしないか心配していた友と別れ、駅の階段を上る。
階段の窓から駅前を覗くと足早に通りを歩く人々が見えた。
傘を買うつもりは無かったが、歩いて15分はかかる家路に肩を落とさざる得なかった。
「風がないだけマシか」
降る雨は真下に落ちている。横殴りの雨に耐えながら帰る事は無さそうだ。
床の濡れた改札口を抜け、駅のひさしから空をあおぐ。
―――姉貴の方は大丈夫かなぁ。
弟「ま、大丈夫だよな……」
さて、どうやって帰ろうかと悩んでいると、視界に入ったのは見覚えのある少し古い傘。
姉「よっ」
姉ちゃん……
姉「傘ないと思ってさ。もしかして迷惑だったかな?」
弟「……いや、ありがと。助かったよ」
姉「へへっ。変わりに一つお願いがあるんだけどぉ〜」
……やっぱり。
弟「聞くだけ聞くよ。何?」
姉「実はね、私」
弟姉「ぴーぽこー」
79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 23:43:14.19 ID:VwFfKVwSOさて、どうやって帰ろうかと悩んでいると、視界に入ったのは見覚えのある少し古い傘。
姉「よっ」
姉ちゃん……
姉「傘ないと思ってさ。もしかして迷惑だったかな?」
弟「……いや、ありがと。助かったよ」
姉「へへっ。変わりに一つお願いがあるんだけどぉ〜」
……やっぱり。
弟「聞くだけ聞くよ。何?」
姉「実はね、私」
弟姉「ぴーぽこー」
>>77
ちょっと焦った
86 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 23:45:17.32 ID:Yqgt+Kw6Oちょっと焦った
>>79
焦った君はぴーぽこーしても無駄なのろいがかかったようだ。
それが俺の狙いである。
82 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 23:44:17.68 ID:SLYVdCcEO焦った君はぴーぽこーしても無駄なのろいがかかったようだ。
それが俺の狙いである。
>>77
終わりかよwwwww
101 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/27(木) 23:51:55.45 ID:leOiWzqP0終わりかよwwwww
行間空けないとやっぱり読みにくいかな
姉「こっちで仕事探そうと思ってねぇ」
弟「仕事って・・・・地元の会社は?」
姉「辞めたー」
弟「辞めたって・・・・」
俺のベッドに腰かけ、あっけらかんと言う姉に俺はポカンとした表情を向けた。
六つ年の違う姉は地元の短大を卒業した後、地元の会社に就職した。
貨物の梱包業を行う会社の事務員だったらしいが、もう2年は働いていたはずだ。
姉「ちょっとうっとおしい上司がいてねぇ。それとケンカして、コレよ」
姉が笑いながら手で首を切るふりをする。
真面目だが、男勝りの気があった姉の事。
上司とケンカする様は容易に想像する事が出来た。
姉「お父さん達の所出るのにもいい機会だったし、こっちにも興味あったしね」
弟「それでうちに来たって訳か」
そうなのよーと笑う姉に、俺は苦笑いを向けて心で思った。
――姉ちゃんらしい
110 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 00:11:47.35 ID:NxsoAlgN0姉「こっちで仕事探そうと思ってねぇ」
弟「仕事って・・・・地元の会社は?」
姉「辞めたー」
弟「辞めたって・・・・」
俺のベッドに腰かけ、あっけらかんと言う姉に俺はポカンとした表情を向けた。
六つ年の違う姉は地元の短大を卒業した後、地元の会社に就職した。
貨物の梱包業を行う会社の事務員だったらしいが、もう2年は働いていたはずだ。
姉「ちょっとうっとおしい上司がいてねぇ。それとケンカして、コレよ」
姉が笑いながら手で首を切るふりをする。
真面目だが、男勝りの気があった姉の事。
上司とケンカする様は容易に想像する事が出来た。
姉「お父さん達の所出るのにもいい機会だったし、こっちにも興味あったしね」
弟「それでうちに来たって訳か」
そうなのよーと笑う姉に、俺は苦笑いを向けて心で思った。
――姉ちゃんらしい
>>77吹いたww
テンションいつまで持つかわからないしコレでいいかとか思っちゃったよ
「姉ちゃんは俺と違ってしっかりしてるしな・・・」
大丈夫か、と雨の中ひとりごちる。
就職活動でうちに来た姉は今日は面接に行っている。
たかだか一週間の間に仕事探し、事前連絡、面接とはたいしたものだ。
こっちでアルバイトを決めるまでたっぷり2ヶ月はかかった俺とはえらい違いである。
・・・こっちの生活に慣れるのに時間がかかったのだから仕方ないよな、うん仕方ない。
それはさておき―――
「止む気配は無いなぁ」
一人で逡巡してる間、雨は強まったり弱まったりしていたが止む気配は一向に無かった。
これは諦めて家までダッシュするしかないようだ。
防水に不安のあるバッグをにぎりしめ覚悟を決める。
えいっと雨中に飛び込んだ時、聞き覚えのある声がかかった。
「おーい、弟ー」
121 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 00:36:44.75 ID:NxsoAlgN0テンションいつまで持つかわからないしコレでいいかとか思っちゃったよ
「姉ちゃんは俺と違ってしっかりしてるしな・・・」
大丈夫か、と雨の中ひとりごちる。
就職活動でうちに来た姉は今日は面接に行っている。
たかだか一週間の間に仕事探し、事前連絡、面接とはたいしたものだ。
こっちでアルバイトを決めるまでたっぷり2ヶ月はかかった俺とはえらい違いである。
・・・こっちの生活に慣れるのに時間がかかったのだから仕方ないよな、うん仕方ない。
それはさておき―――
「止む気配は無いなぁ」
一人で逡巡してる間、雨は強まったり弱まったりしていたが止む気配は一向に無かった。
これは諦めて家までダッシュするしかないようだ。
防水に不安のあるバッグをにぎりしめ覚悟を決める。
えいっと雨中に飛び込んだ時、聞き覚えのある声がかかった。
「おーい、弟ー」
書く早さに関しては、平謝りする他ないアル
どうやら勢いが良すぎたようだ。
走る方とは逆方向の声に反応した俺は、ブレーキが効きすぎてしまった。
ドバチャーン!
そのまま俺はスリップを起こす原付のごとくすっころんだ。
尻餅をついた形になり、とっさにつき出した手がヒリヒリと痛む。
弟「いってぇ〜・・・」
尻が冷たい・・・最悪だ。
「ぶっあっはははははは」
俺を呼びかけた声が爆笑している。
俺はすぐに立ち上がる元気をなくしてその態勢のまま声の主に非難の目を向けた。
弟「・・・笑うなよ」
「あっはははは、ごめんごめん」
俺とは違い傘を差して、まるで濡れた様子の無い声の主が近づく。
湿気を帯びてるせいだろうか、いつもよりしっとりした感のあるセミロングの髪が見える。
傍まで来て手を差し出されたので、軽く手の汚れを払ってから握り返した。
弟「何で姉ちゃんがここにいるんだよ」
姉「うわぁ尻ずぶ濡れじゃない。あはははは」
123 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 00:38:48.48 ID:bn8GDsWhOどうやら勢いが良すぎたようだ。
走る方とは逆方向の声に反応した俺は、ブレーキが効きすぎてしまった。
ドバチャーン!
そのまま俺はスリップを起こす原付のごとくすっころんだ。
尻餅をついた形になり、とっさにつき出した手がヒリヒリと痛む。
弟「いってぇ〜・・・」
尻が冷たい・・・最悪だ。
「ぶっあっはははははは」
俺を呼びかけた声が爆笑している。
俺はすぐに立ち上がる元気をなくしてその態勢のまま声の主に非難の目を向けた。
弟「・・・笑うなよ」
「あっはははは、ごめんごめん」
俺とは違い傘を差して、まるで濡れた様子の無い声の主が近づく。
湿気を帯びてるせいだろうか、いつもよりしっとりした感のあるセミロングの髪が見える。
傍まで来て手を差し出されたので、軽く手の汚れを払ってから握り返した。
弟「何で姉ちゃんがここにいるんだよ」
姉「うわぁ尻ずぶ濡れじゃない。あはははは」
>>121
瞬時に鶴屋さんの顔が浮かんで来た
145 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 00:56:19.17 ID:NxsoAlgN0瞬時に鶴屋さんの顔が浮かんで来た
肩にかかる雨が冷たい。あと尻も冷たい。
歩いて帰る間に乾くはずも無いので我慢するしかない。
姉「いやぁ弟のこける様、すごかったわぁ」
弟「・・・喜んでもらえたようで何よりです」
弟の尻の冷たさも知らないで明るく話す姉に、俺はふてくされて言った。
変わらず降る雨は視界を邪魔しない程度に振っている。
姉「雨の中迎えに来て良かったw」
弟「・・・・」
姉の面接は午前中に終わったそうだ。
企業とかの面接がどういったものなのか分からない俺にはいささか早すぎる様に思えたが
試験があるか、よっぽど人の集まる面接でないかぎりはそんなんもん、というのが姉の弁。
確かに俺がアルバイトの面接に行った時も、せいぜい20分程度で済んだし
企業の面接とかも案外そんなものなのかもしれない。
152 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 01:09:17.68 ID:NxsoAlgN0歩いて帰る間に乾くはずも無いので我慢するしかない。
姉「いやぁ弟のこける様、すごかったわぁ」
弟「・・・喜んでもらえたようで何よりです」
弟の尻の冷たさも知らないで明るく話す姉に、俺はふてくされて言った。
変わらず降る雨は視界を邪魔しない程度に振っている。
姉「雨の中迎えに来て良かったw」
弟「・・・・」
姉の面接は午前中に終わったそうだ。
企業とかの面接がどういったものなのか分からない俺にはいささか早すぎる様に思えたが
試験があるか、よっぽど人の集まる面接でないかぎりはそんなんもん、というのが姉の弁。
確かに俺がアルバイトの面接に行った時も、せいぜい20分程度で済んだし
企業の面接とかも案外そんなものなのかもしれない。
うー、いきおいはじめて見たけど長くなりそうだ
弟「・・・あのさぁ」
姉「ん?なにー?」
弟「迎えに来るのは良いとして」
姉「うんうん?」
弟「何で傘がひとつなんだよ」
そうなのである。迎えに来た姉が持っていたのは一振りの傘だけだったのである。
おかげで傘から大きくはみ出ている俺の肩はずぶ濡れの事山のごとし。
姉「仕方ないじゃない。家にひとつしか傘なかったんだもん」
弟「いや、だからコンビニで傘を買って来るとか」
姉「やぁよ。お金は勿体無いし、荷物になるー」
弟「・・・・」
155 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 01:12:49.88 ID:E6WLv6ed0弟「・・・あのさぁ」
姉「ん?なにー?」
弟「迎えに来るのは良いとして」
姉「うんうん?」
弟「何で傘がひとつなんだよ」
そうなのである。迎えに来た姉が持っていたのは一振りの傘だけだったのである。
おかげで傘から大きくはみ出ている俺の肩はずぶ濡れの事山のごとし。
姉「仕方ないじゃない。家にひとつしか傘なかったんだもん」
弟「いや、だからコンビニで傘を買って来るとか」
姉「やぁよ。お金は勿体無いし、荷物になるー」
弟「・・・・」
これは困るぴーぽこー
167 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 01:34:58.81 ID:NxsoAlgN0そう長居する気も無いのだろう。
そう大きくは無いカバンひとつで家にきた姉だ。極力荷物は増やしたくないらしい。
弟「だからって雨降るたびに傘持ってかれちゃ俺が困る。
頼むからその辺で買ってこいって」
姉「えー・・・」
渋る姉を何とか近くのコンビに行かせようとする。
俺としては一刻もはやくこの状態から抜け出したいのだ。
肩が濡れて寒いのも理由のひとつだが、それより何より―――
姉「分かったわかった。今度買いに行くよ」
いや、だから今度じゃ困るんだってば。
弟「何、金無いの?ビニール傘くらい買えるだろ」
姉「ビニール傘なんて駄目だめ。すぐぶっ壊れるし、小さいから買う気しない」
姉が「おまえは何を言ってるんだ」ばりに首を振りながら俺の提案を否定する。
その時、首を振った姉の髪の香りが俺に届いた。
シャンプーか何かの香りだろう。
弟「〜〜ぐぅぅ」
だから、この距離はまずいんだってばー。
169 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 01:38:20.67 ID:/JXSXY0m0そう大きくは無いカバンひとつで家にきた姉だ。極力荷物は増やしたくないらしい。
弟「だからって雨降るたびに傘持ってかれちゃ俺が困る。
頼むからその辺で買ってこいって」
姉「えー・・・」
渋る姉を何とか近くのコンビに行かせようとする。
俺としては一刻もはやくこの状態から抜け出したいのだ。
肩が濡れて寒いのも理由のひとつだが、それより何より―――
姉「分かったわかった。今度買いに行くよ」
いや、だから今度じゃ困るんだってば。
弟「何、金無いの?ビニール傘くらい買えるだろ」
姉「ビニール傘なんて駄目だめ。すぐぶっ壊れるし、小さいから買う気しない」
姉が「おまえは何を言ってるんだ」ばりに首を振りながら俺の提案を否定する。
その時、首を振った姉の髪の香りが俺に届いた。
シャンプーか何かの香りだろう。
弟「〜〜ぐぅぅ」
だから、この距離はまずいんだってばー。
>>167
これは期待が高まる
ぴーぽこー
173 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 01:55:40.46 ID:NxsoAlgN0これは期待が高まる
ぴーぽこー
気持ちは焦ったが、いま傘を強制的に買わせる理由が他に見当たらない。
姉「・・・何?私が迎えに来た事がそんなに不満?」
仕方ないので俺は勤めて平静を装う事にした。
恐らくそれが不機嫌そうな顔に見えたのだろう。
弟「・・・違う」
自分を抑えて放った言葉は自然とぶっきらぼうになってしまった。
これを聞いた姉は突如、早歩きになった。
姉「あーそぉ!あーそぉっ!わざわざ迎えに来た姉は、そんなにお邪魔ですかっ」
置いてかれそうになって慌てて追いかける。
弟「いやっ違う違う。ごめんなさいごめんなさい」
姉「・・・・・」
弟「・・・・・」
181 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 02:10:41.47 ID:NxsoAlgN0姉「・・・何?私が迎えに来た事がそんなに不満?」
仕方ないので俺は勤めて平静を装う事にした。
恐らくそれが不機嫌そうな顔に見えたのだろう。
弟「・・・違う」
自分を抑えて放った言葉は自然とぶっきらぼうになってしまった。
これを聞いた姉は突如、早歩きになった。
姉「あーそぉ!あーそぉっ!わざわざ迎えに来た姉は、そんなにお邪魔ですかっ」
置いてかれそうになって慌てて追いかける。
弟「いやっ違う違う。ごめんなさいごめんなさい」
姉「・・・・・」
弟「・・・・・」
俺と姉の間に沈黙がおりる。
沈黙のせいだろうか、傘に降りる雨音や横を通る車の音が普通より大きく感じる。
弟「・・・・」
姉「・・・・ぅは?」
たっぷりの沈黙の後、姉が小さくつぶやいた。
雨音や車の音、あと自分の音に気を取られていた俺はきちんと聞き取れなかった。
弟「ん・・・何?」
姉を刺激しないようやんわりと聞く。
すると姉はやおら俺の胸倉をつかみ顔を近づけて今度ははっきりと言った。
姉「ありがとうはっ!」
近づいた姉の顔にびっくりして呆然と目を姉の顔に向ける。
何とはなしにまつ毛なげーとか考えていた俺に畳み掛けるように姉が言葉を発した。
姉「迎えに来た姉に感謝の言葉はっ!」
そこまで言われてようやくどこかへ飛んでいた意識を戻した。
弟「あ・・・ありがとう」
姉「・・・・・・」
大きくて強気の目がじぃーとこちらを見つめている。
いかんいかん、また意識が飛びそうだ。
191 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 02:27:28.56 ID:NxsoAlgN0沈黙のせいだろうか、傘に降りる雨音や横を通る車の音が普通より大きく感じる。
弟「・・・・」
姉「・・・・ぅは?」
たっぷりの沈黙の後、姉が小さくつぶやいた。
雨音や車の音、あと自分の音に気を取られていた俺はきちんと聞き取れなかった。
弟「ん・・・何?」
姉を刺激しないようやんわりと聞く。
すると姉はやおら俺の胸倉をつかみ顔を近づけて今度ははっきりと言った。
姉「ありがとうはっ!」
近づいた姉の顔にびっくりして呆然と目を姉の顔に向ける。
何とはなしにまつ毛なげーとか考えていた俺に畳み掛けるように姉が言葉を発した。
姉「迎えに来た姉に感謝の言葉はっ!」
そこまで言われてようやくどこかへ飛んでいた意識を戻した。
弟「あ・・・ありがとう」
姉「・・・・・・」
大きくて強気の目がじぃーとこちらを見つめている。
いかんいかん、また意識が飛びそうだ。
近づけられた顔が今度は、にまーっと笑う。
姉「んふー。よしよし、それでいい」
そうして満足そうに俺から手を離して前を向くとスタスタと足を進めた。
置いてかれないようについていく。
なんだったんだ・・・
姉「弟は昔からかっこつけな所があるからなぁ」
弟「・・・なんだよそれ?」
姉「何、女と相合傘になるのがそんなに恥ずかしい?」
弟「うぐ」
当たらずとも遠からずな姉の指摘に思わず呻いた。
姉「姉貴相手に恥ずかしがる事ないじゃない」
弟「姉貴だから恥ずかしいんだよ」
姉の物言いにたまらず返してしまい、言った後でまずいと思ってしまった。
姉「そんなもん?あーでも確かに親と相合傘とか恥ずかしいかもねー」
別の解釈をしてくれた姉に俺はホッと胸を撫で下ろした。
197 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 02:40:17.15 ID:NxsoAlgN0姉「んふー。よしよし、それでいい」
そうして満足そうに俺から手を離して前を向くとスタスタと足を進めた。
置いてかれないようについていく。
なんだったんだ・・・
姉「弟は昔からかっこつけな所があるからなぁ」
弟「・・・なんだよそれ?」
姉「何、女と相合傘になるのがそんなに恥ずかしい?」
弟「うぐ」
当たらずとも遠からずな姉の指摘に思わず呻いた。
姉「姉貴相手に恥ずかしがる事ないじゃない」
弟「姉貴だから恥ずかしいんだよ」
姉の物言いにたまらず返してしまい、言った後でまずいと思ってしまった。
姉「そんなもん?あーでも確かに親と相合傘とか恥ずかしいかもねー」
別の解釈をしてくれた姉に俺はホッと胸を撫で下ろした。
展開がゆっくりですまんね・・・
ケンカ(?)の窮地を脱したおかげだろうか
先程よりかは幾分、気持ちが静まっているようだった。
姉「今日はご飯、何にしようかねぇ」
弟「何でもいいよ」
姉「・・・何でもいいよが一番こまるんだけどね」
弟「じゃ、魚」
姉「ふむ、魚か」
おかげで普通に話すぐらいには落ち着いた。
雨は止まず相変わらず相合傘状態だったが、何とか慣れた。
長期ではないにしろしばらく一緒に生活していくのだ。慣れなければいけない。
姉「今の時期だと・・・秋刀魚かなぁ」
元々自炊はしていたが、宿賃だって事で最近は姉が作ってくれている。
実家でも姉の料理はよく食べていたから懐かしい感じだった。
201 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 02:58:52.13 ID:NxsoAlgN0ケンカ(?)の窮地を脱したおかげだろうか
先程よりかは幾分、気持ちが静まっているようだった。
姉「今日はご飯、何にしようかねぇ」
弟「何でもいいよ」
姉「・・・何でもいいよが一番こまるんだけどね」
弟「じゃ、魚」
姉「ふむ、魚か」
おかげで普通に話すぐらいには落ち着いた。
雨は止まず相変わらず相合傘状態だったが、何とか慣れた。
長期ではないにしろしばらく一緒に生活していくのだ。慣れなければいけない。
姉「今の時期だと・・・秋刀魚かなぁ」
元々自炊はしていたが、宿賃だって事で最近は姉が作ってくれている。
実家でも姉の料理はよく食べていたから懐かしい感じだった。
父母共に夜遅いことが多かった為、姉の料理も随分手馴れた感じがある。
姉「魚は後片付けが大変だから・・・頑張ってね」
弟「へいへい」
そのかわり後片付けは自分の役割だったので、洗い物に関しては俺の方が手馴れている。
姉「じゃースーパー寄ってこうか」
弟「うぃ」
スーパーか。傘が買えるかもしれないし好都合かもなー。
と、そう思う反面、残念がる自分もいるから嫌だ。
傘の件を切り出そうか迷うに迷った挙句、やっぱり言う事にした。
残念がる自分に引導を渡さないとな。
弟「姉ちゃん。傘は・・・」
そう切り出した時だった。
202 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 03:13:57.25 ID:NxsoAlgN0姉「魚は後片付けが大変だから・・・頑張ってね」
弟「へいへい」
そのかわり後片付けは自分の役割だったので、洗い物に関しては俺の方が手馴れている。
姉「じゃースーパー寄ってこうか」
弟「うぃ」
スーパーか。傘が買えるかもしれないし好都合かもなー。
と、そう思う反面、残念がる自分もいるから嫌だ。
傘の件を切り出そうか迷うに迷った挙句、やっぱり言う事にした。
残念がる自分に引導を渡さないとな。
弟「姉ちゃん。傘は・・・」
そう切り出した時だった。
姉の腕がカバンをもつ俺の腕に絡んできた。
「!」
突然の事で頭がパニくる。
腕を絡ませてきた姉はさらに頭を預けるようにして寄り添ってきた。
な、ななな何だコレ?何が起きてるんだ。
この状態はどう考えても、カップルの腕組み状態だった。
口をパクパクさせながら、俺よりも幾分低い位置にある姉の顔を見ると
そこには大きく目を見開いて蒼白とした表情を浮かべていた。
明らかに様子がおかしい。
弟「ど、どうした姉ちゃ・・・」
姉「黙ってて」
小声で強く言われ、押し黙る。
様子がおかしいのは明らかだったがこう言われては何も問う事ができず、腕組みしたまま歩いた。
腕から姉の顔と胸の温度が伝わってくる。
その鼓動すらも聞こえてきそうだった。
237 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 03:48:58.60 ID:NxsoAlgN0「!」
突然の事で頭がパニくる。
腕を絡ませてきた姉はさらに頭を預けるようにして寄り添ってきた。
な、ななな何だコレ?何が起きてるんだ。
この状態はどう考えても、カップルの腕組み状態だった。
口をパクパクさせながら、俺よりも幾分低い位置にある姉の顔を見ると
そこには大きく目を見開いて蒼白とした表情を浮かべていた。
明らかに様子がおかしい。
弟「ど、どうした姉ちゃ・・・」
姉「黙ってて」
小声で強く言われ、押し黙る。
様子がおかしいのは明らかだったがこう言われては何も問う事ができず、腕組みしたまま歩いた。
腕から姉の顔と胸の温度が伝わってくる。
その鼓動すらも聞こえてきそうだった。
弟「・・・こんにちわ」
挨拶を返す。頭がパニくっていた俺は店長の接近に気づかなかったらしい。
養老「雨が強いねぇ」
天然というか朗らかな感じの店長は、降る雨を嫌がる風でもなく見上げた。
弟「そうですね」
店長に相槌を打つと組まれた腕の締めが強くなった。
悲鳴を上げたきり姉はうつむいたまま押し黙っていた。
どうしたんだろうか。
養老「彼女さん?」
言われてドキリとする。やっぱりそういう風に見えるのだろうか。
養老「ん?んー・・・・?」
うつむく姉にマジマジと店長が視線を向ける。
養老「もしかして・・・姉(姉の名前)さん?」
店長が姉の名前を出した時、組まれた腕はより一層強く締められた。
なんでこんな事になってるんだ。
俺が焦ってることが分かってて姉はこんな事してるのか?
・・・バレていたんだろうか。
姉に会ってから、ずっと秘めていた俺の気持ちが。
地元を離れ、こっちに来たのだって姉から離れる為だったという部分もあったのだ。
離れれば言わずとも気持ちに整理がつけれるだろうと思っていたのだ。
うつむく姉に目を向ける。
これは一体・・・・どういうつもりで・・・
「あれ、弟くん?」
焦りと困惑で頭が一杯だった俺に突如として声がかかった。
姉「ふぇえっ!?」
それと同時に姉の変な悲鳴が上がって自分も悲鳴をあげそうになる。
呼びかけられた声は男のものだった。
「どうしたのこんな所で。女の子連れちゃってー」
恐る恐る視線を向けるとそれは見知った顔だった。
弟「あ、養老さん」
養老「こんちわー」
微笑を浮かべ挨拶してきた男は、俺が働いているバイト先の店長だった。
名前が弟や姉だと混乱するなぁ
締めた腕はそのままにゆっくりと姉は顔をあげた。
養老「やっぱり!姉さんじゃないか!わぁーびっくりしたぁ」
姉「・・・お久しぶりです」
内心、驚いたの俺の方だった。知り合いだったのか。
養老「うわー世間は狭いなぁ。まさか弟くんの彼女が姉さんだったとは」
笑って頭をかく店長の顔は満面の笑みだった。
弟「あ、いや。あの違・・・」
違うと言いかけた時、姉に腕を強く引っ張られた。
何事かと思い姉の顔を見ると、店長とは打って変わって浮かない顔で小さく首を振った。
養老「ん、なんだい?」
弟「あー・・・ごめんなさいえーと、買い物に行く途中だったんで」
養老「あーごめんごめん。呼び止めてしまったね」
姉が早くここから去りたがってるように思えて、俺は言うべき言葉を変えた。
266 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 04:23:40.30 ID:NxsoAlgN0締めた腕はそのままにゆっくりと姉は顔をあげた。
養老「やっぱり!姉さんじゃないか!わぁーびっくりしたぁ」
姉「・・・お久しぶりです」
内心、驚いたの俺の方だった。知り合いだったのか。
養老「うわー世間は狭いなぁ。まさか弟くんの彼女が姉さんだったとは」
笑って頭をかく店長の顔は満面の笑みだった。
弟「あ、いや。あの違・・・」
違うと言いかけた時、姉に腕を強く引っ張られた。
何事かと思い姉の顔を見ると、店長とは打って変わって浮かない顔で小さく首を振った。
養老「ん、なんだい?」
弟「あー・・・ごめんなさいえーと、買い物に行く途中だったんで」
養老「あーごめんごめん。呼び止めてしまったね」
姉が早くここから去りたがってるように思えて、俺は言うべき言葉を変えた。
弟「じゃあ、またお店で」
そう言って店長の横を通ろうと歩きはじめた時、姉を少し引っ張るような形になった。
いつもは早い姉の足取りは重くゆっくりとしていた。
養老「ああ、風邪を引かないようにね」
いい人そのものの店長はそう言ってゆずる必要も無いくらい大きな道をゆずってくれた。
店長を通り過ぎ、しばらく離れた所で振り返るとそこにはまだ店長が立ってるのが見えた。
慌てて軽く会釈する。店長はそれに微笑みながら小さく手を振っていた。
充分に離れ声は聞こえないだろう事を見越してようやく俺は姉に話しかけた。
弟「姉ちゃん、養老さんの事知って・・・」
姉「いいからっ」
俺の言葉をさえぎって姉が言葉を発した。
言葉をさえぎる強気にも思えるその声は、どこか弱々しげでもあった。
姉「・・・いいから」
276 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 04:30:49.01 ID:NxsoAlgN0そう言って店長の横を通ろうと歩きはじめた時、姉を少し引っ張るような形になった。
いつもは早い姉の足取りは重くゆっくりとしていた。
養老「ああ、風邪を引かないようにね」
いい人そのものの店長はそう言ってゆずる必要も無いくらい大きな道をゆずってくれた。
店長を通り過ぎ、しばらく離れた所で振り返るとそこにはまだ店長が立ってるのが見えた。
慌てて軽く会釈する。店長はそれに微笑みながら小さく手を振っていた。
充分に離れ声は聞こえないだろう事を見越してようやく俺は姉に話しかけた。
弟「姉ちゃん、養老さんの事知って・・・」
姉「いいからっ」
俺の言葉をさえぎって姉が言葉を発した。
言葉をさえぎる強気にも思えるその声は、どこか弱々しげでもあった。
姉「・・・いいから」
姉「いまだけ・・・・・今だけ弟の彼女でいさせて・・・」
姉のその言葉が、後々多くの騒動をひき起こす原因になった事を
この時の俺はまるで知らないでいた。
第一話「勘違いぴーぽこー」終わり
ってとこで、ひとまず一区切りしてもいいかしら?(´・ω・`)ツカレター
282 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 04:37:09.77 ID:NxsoAlgN0姉のその言葉が、後々多くの騒動をひき起こす原因になった事を
この時の俺はまるで知らないでいた。
第一話「勘違いぴーぽこー」終わり
ってとこで、ひとまず一区切りしてもいいかしら?(´・ω・`)ツカレター
うへぇー軽い気持ちで小説なんか始めるんじゃなかった
俺以上に疲れたであろうスレの方々、お付き合いありがとうございましたー
あと、インスピレーションをくれたぴーぽこー>>1氏にも感謝です
これの続きはオフで書き溜めて、気が向いたときにでもうpしますわー
それではこれにて、お疲れ様でしたー(゚Д゚)ノシ
284 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 04:38:40.39 ID:p7Yz4+mh0俺以上に疲れたであろうスレの方々、お付き合いありがとうございましたー
あと、インスピレーションをくれたぴーぽこー>>1氏にも感謝です
これの続きはオフで書き溜めて、気が向いたときにでもうpしますわー
それではこれにて、お疲れ様でしたー(゚Д゚)ノシ
ぴーぽこーにセンスを感じた
285 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 04:39:13.13 ID:UqB4QF9wOぴーぽこー
286 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 04:39:17.71 ID:Z4fSGAzH0楽しかったよー
乙
ぴーぽこー
287 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 04:39:37.53 ID:ThSalXkJ0乙
ぴーぽこー
ぴーぽこー
288 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 04:39:49.59 ID:2lFt1wkIOぴーぽこ乙
291 以下、名無しとかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/28(金) 06:07:57.36 ID:iqzKFskP0ぴーぽこーノシ
powerd by 楽市360



ホントだからね!><
ぴーぽこー><
ぴーぽこー
ぴーぽこー
ぴーぽこー
ぴーぽこー
なかなかいいじゃなry
ぴーぽこー
ハ_ハ
∩ ゚∀゚)') ぴーぽこー!
〉 /
.(_/ 丿
これはなかなか
ぴーぽこー!
スレ立てしてても、こういう奴等とめぐり合える幸運を持ってないと、スレ立てしても続かないんだろね
ぴーぽこー
姉もなかなかいいな
ぴーぽこー
またやられた
ぴーぽこー
新ジャンル(?)「私と蝉」といいこれといい、
なんでここに載る俺がwktkした書き物は中途で終わるんだorz
「私と蝉」はググったら出てきたけどこれは出ねえし……
ふぅ。助かった。
研究中にこんなページ見てしまった
でも12月生まれだよ」
弟「ちょw姉ちゃんw」
それにしても多いな。何人いるんだ?
うるさいよw
ぴーぽこー
湧いてんじゃね?
嘘ですごめんなさい調子に乗ってすみませんでした
ぴーぽこー
きょうだいでイチャチャっぽいのは実際女きょうだいがいる身からすると気持ち悪いんだよな
ぴーぽこー
ぴーぽこー
ぴーぽこー
ぴーぽこー
黙れ!!!
wwwwwwww
蝉の奴はどっかで完全なまとめがあっうわなにをするやめ
ぴーぽこー
ぴーぽこ