36 蛇宮レナ ◆b4DiDUlNQc :2007/05/24(木) 21:29:12.18 ID:u2/2+r1hO
38 蛇宮レナ ◆b4DiDUlNQc :2007/05/24(木) 21:33:39.23 ID:u2/2+r1hO
☆ホモル・ザ・セクシー☆by蛇
最近、本当に暑くなってきたとしみじみ思う。
ブレザーは嫌いじゃない。けどもう暑い。
ブラウス一枚だといいんだけど…透けるんだよなぁ。
夏物の半袖ブラウスが透けないように厚手になってるのは凄くいいと思うよ。でもその配慮が長袖にいかないのは何故だろう。
「今日は…ネクタイにしようかな」
我が校は女子制服にリボンとネクタイの両方が用意されている。
私は気分によって変えるが小娘は朝からネクタイを締めるのが煩わしい、といつもゴムバンドで留めるだけのリボンを着けている。
実に物ぐさな女だ。
続く
最近、本当に暑くなってきたとしみじみ思う。
ブレザーは嫌いじゃない。けどもう暑い。
ブラウス一枚だといいんだけど…透けるんだよなぁ。
夏物の半袖ブラウスが透けないように厚手になってるのは凄くいいと思うよ。でもその配慮が長袖にいかないのは何故だろう。
「今日は…ネクタイにしようかな」
我が校は女子制服にリボンとネクタイの両方が用意されている。
私は気分によって変えるが小娘は朝からネクタイを締めるのが煩わしい、といつもゴムバンドで留めるだけのリボンを着けている。
実に物ぐさな女だ。
続く
「ぁよ〜」
小娘がいつも以上に気の抜けた声で言う。
「何なの、朝からそんな声出して。朝ぐらい爽やかにしてよ」
「なっ!このあたしが爽やかじゃないってぇの?」
爽やかじゃないだろう。どう考えても。
「まぁね〜…髪も染め直さないと。本格的に金ぽくなってきちゃったしなぁ〜」
確かに小娘の髪はかなり明るい。茶色と金の中間のような色だ。
「カラー落ちるの早いっつーの。もう少し持つと思ったんだけど」
はいはい。そうやって染め直して傷んでいくんだよ。
「そんな事より聞いてよ!ホモルの馬鹿がさぁ…」
またホモルか。
続く
42 蛇宮レナ ◆b4DiDUlNQc :2007/05/24(木) 21:35:48.85 ID:u2/2+r1hO小娘がいつも以上に気の抜けた声で言う。
「何なの、朝からそんな声出して。朝ぐらい爽やかにしてよ」
「なっ!このあたしが爽やかじゃないってぇの?」
爽やかじゃないだろう。どう考えても。
「まぁね〜…髪も染め直さないと。本格的に金ぽくなってきちゃったしなぁ〜」
確かに小娘の髪はかなり明るい。茶色と金の中間のような色だ。
「カラー落ちるの早いっつーの。もう少し持つと思ったんだけど」
はいはい。そうやって染め直して傷んでいくんだよ。
「そんな事より聞いてよ!ホモルの馬鹿がさぁ…」
またホモルか。
続く
「へぇ…そんな事が、ね」
どうやら昨日の「部活」の成り行きで私は圭゙ちゃんの虜という事になり、小娘が安価でホモルを慰めた結果、ホモルが小娘にターゲットを変えた、というのだ。
「本当、困ったもんだよ。付き合ったらWiiくれるらしいけど」
お前がそれでWii欲しさにホモルと付き合うっていうならお前はちょっと風が吹いたくらいで宙を舞う程の軽い尻を持ってる事になる。
「で、どうするの?まさかWii欲しさにホモルと付き合う気?」
言うと小娘がふぅ、とため息をつく。
「それも考えたんだけどねぇ」
考えたのか。
「付き合ったら初日に全部済まされそうでしょ?それにあいつと付き合ったなんて話が知れたらあたし生きていけないって」
確かに。
続く
46 蛇宮レナ ◆b4DiDUlNQc :2007/05/24(木) 21:40:06.24 ID:u2/2+r1hOどうやら昨日の「部活」の成り行きで私は圭゙ちゃんの虜という事になり、小娘が安価でホモルを慰めた結果、ホモルが小娘にターゲットを変えた、というのだ。
「本当、困ったもんだよ。付き合ったらWiiくれるらしいけど」
お前がそれでWii欲しさにホモルと付き合うっていうならお前はちょっと風が吹いたくらいで宙を舞う程の軽い尻を持ってる事になる。
「で、どうするの?まさかWii欲しさにホモルと付き合う気?」
言うと小娘がふぅ、とため息をつく。
「それも考えたんだけどねぇ」
考えたのか。
「付き合ったら初日に全部済まされそうでしょ?それにあいつと付き合ったなんて話が知れたらあたし生きていけないって」
確かに。
続く
「ホモルじゃやだよねぇ〜…悟史先輩がさらに振り向いてくれなくなっちゃう」
いや、粗チンならいける気がしてきたぞ。だっていつもお前が呼ぶとわざわざ来て引っ掻き回して行くじゃないか。
「かなぁ」
粗チンもまんざらではない気がする。
「だったらいいなぁ〜。あたし小さいとか気にしないし。性格がちょっと問題だけど」
確かに粗チンは性格に問題がある。それもちょっとじゃない。あのうざさは尋常じゃないだろう。
「多分知ってる先輩の中で一番欝陶しいよね。面白いんだけどやり過ぎな事も多いじゃん」
お前もそう思うなら何故そんなに粗チンがいいんだ。
「顔」
結局はそこか。
続く
52 蛇宮レナ ◆b4DiDUlNQc :2007/05/24(木) 21:45:43.81 ID:u2/2+r1hOいや、粗チンならいける気がしてきたぞ。だっていつもお前が呼ぶとわざわざ来て引っ掻き回して行くじゃないか。
「かなぁ」
粗チンもまんざらではない気がする。
「だったらいいなぁ〜。あたし小さいとか気にしないし。性格がちょっと問題だけど」
確かに粗チンは性格に問題がある。それもちょっとじゃない。あのうざさは尋常じゃないだろう。
「多分知ってる先輩の中で一番欝陶しいよね。面白いんだけどやり過ぎな事も多いじゃん」
お前もそう思うなら何故そんなに粗チンがいいんだ。
「顔」
結局はそこか。
続く
私達はいつものようにくだらない話をしながら下駄箱の前へと来た。
「ふぇ!?」
隣の列から間抜けな声が飛び出した。
「ちょ、ちょっと!蛇!」
私はいそいそと上履きを履くと隣の列にいる小娘に駆け寄る。
そこには、一枚の紙切れを手に呆然とする小娘の姿。
「今度はあたしか…」
ご愁傷様。
「人事だと思って!うわー…どうしよ…」
「で、何だって?」
内容は簡単に予想できるが敢えてわざとらしく聞いてやる。
私が言うと小娘はメモをクシャクシャに丸めて放り投げた。
「…昼休み、屋上にて待つ。赤坂」
実に芸がない。
続く
59 蛇宮レナ ◆b4DiDUlNQc :2007/05/24(木) 21:51:51.94 ID:u2/2+r1hO「ふぇ!?」
隣の列から間抜けな声が飛び出した。
「ちょ、ちょっと!蛇!」
私はいそいそと上履きを履くと隣の列にいる小娘に駆け寄る。
そこには、一枚の紙切れを手に呆然とする小娘の姿。
「今度はあたしか…」
ご愁傷様。
「人事だと思って!うわー…どうしよ…」
「で、何だって?」
内容は簡単に予想できるが敢えてわざとらしく聞いてやる。
私が言うと小娘はメモをクシャクシャに丸めて放り投げた。
「…昼休み、屋上にて待つ。赤坂」
実に芸がない。
続く
教室に入ると、窓際にホモルがいた。最近自粛していたパイポをくわえて窓の外を眺めている。
「おはよう、蛇」
なるべく音を立てないようにしたつもりだったんだが気付かれてしまったらしい。
あ、なんか臭い。
「いい香りだろ?」
付けすぎだ馬鹿。しかも安っぽい匂い。
「何、香水?」
私が眉をしかめて言うとホモルが自慢げに胸を張る。
「ああ、気に入ったか?セクシーボーイっていう奴だ」
初めて聞いたよそんな香水。
続く
65 蛇宮レナ ◆b4DiDUlNQc :2007/05/24(木) 21:58:46.23 ID:u2/2+r1hO「おはよう、蛇」
なるべく音を立てないようにしたつもりだったんだが気付かれてしまったらしい。
あ、なんか臭い。
「いい香りだろ?」
付けすぎだ馬鹿。しかも安っぽい匂い。
「何、香水?」
私が眉をしかめて言うとホモルが自慢げに胸を張る。
「ああ、気に入ったか?セクシーボーイっていう奴だ」
初めて聞いたよそんな香水。
続く
とにかく匂いが移りそうだから早く離れて欲しい。それに毎朝毎朝私に寄ってくるのは何故だ。
「蛇は香水とか好きだよな?」
まあ、嫌いじゃないが今の印象でセクシーボーイは最悪だ。
「これ、今まで馬鹿な俺に付き合ってくれたお詫びだと思ってくれ」
言うとホモルがギフト用にラッピングされた小包を取り出した。
「さ、開けてくれ」
しかたないので開けてやる。まあ、ただで貰えるなら悪くないか。
………
何だこれは。
「何って、香水だよ。気に入ったか?」
包みを開けてみると、確かに香水らしきものがあった。だが、見た事もない。
「いいだろ、ブンブンマンゴー」
だから初めて聞いたって。なんだそのふざけた名前。
続く
73 蛇宮レナ ◆b4DiDUlNQc :2007/05/24(木) 22:04:31.41 ID:u2/2+r1hO「蛇は香水とか好きだよな?」
まあ、嫌いじゃないが今の印象でセクシーボーイは最悪だ。
「これ、今まで馬鹿な俺に付き合ってくれたお詫びだと思ってくれ」
言うとホモルがギフト用にラッピングされた小包を取り出した。
「さ、開けてくれ」
しかたないので開けてやる。まあ、ただで貰えるなら悪くないか。
………
何だこれは。
「何って、香水だよ。気に入ったか?」
包みを開けてみると、確かに香水らしきものがあった。だが、見た事もない。
「いいだろ、ブンブンマンゴー」
だから初めて聞いたって。なんだそのふざけた名前。
続く
「今は何て香水使ってるんだ?」
教えて買ってきてくれるなら喜んで教えるんだがそれ以外の目的を疑ってしまう。
「じゃ、当ててやるよ」
「わかった、言うから」
ホモルが顔を近づけようとするのでしかたなく教えてやる事にする。
「で、何なんだ?」
「ロリータレンピカ。で、教えたから何だっていうわけ?」
ホモルはにやけ面でフンフン、と頷くと手の甲にメモをした。
「小娘の香水は知ってるか?」
知ってるけどどうせもう買っちゃったんだろ。変な香水。
続く
81 蛇宮レナ ◆b4DiDUlNQc :2007/05/24(木) 22:11:56.58 ID:u2/2+r1hO教えて買ってきてくれるなら喜んで教えるんだがそれ以外の目的を疑ってしまう。
「じゃ、当ててやるよ」
「わかった、言うから」
ホモルが顔を近づけようとするのでしかたなく教えてやる事にする。
「で、何なんだ?」
「ロリータレンピカ。で、教えたから何だっていうわけ?」
ホモルはにやけ面でフンフン、と頷くと手の甲にメモをした。
「小娘の香水は知ってるか?」
知ってるけどどうせもう買っちゃったんだろ。変な香水。
続く
「まあいいからいいから」
「そんなに知りたきゃ本人に直接聞けばいいでしょ」
私があさっての方を向きながら言うとホモルがわたわたしている。
「な、そんな事言わないでさ。教えてくれよ!」
こいつはこうなるとしつこい。というよりくどい。
「知らない」
私がそう言うとホモルは小さく舌打ちした。
聞こえてるっての。
「ふ…わかったよ。道は自分で切り開けって事だろ」
そんな事言ってない。
さすが「曲解の貴公子」とでも言うべきか。
「今から小娘の反応が楽しみだぜ」
はいはいそうですね。いきなりプレゼント攻撃て。
「…ふふふ…」
何か笑っちゃってるよこいつ。
続く
83 蛇宮レナ ◆b4DiDUlNQc :2007/05/24(木) 22:17:38.04 ID:u2/2+r1hO「そんなに知りたきゃ本人に直接聞けばいいでしょ」
私があさっての方を向きながら言うとホモルがわたわたしている。
「な、そんな事言わないでさ。教えてくれよ!」
こいつはこうなるとしつこい。というよりくどい。
「知らない」
私がそう言うとホモルは小さく舌打ちした。
聞こえてるっての。
「ふ…わかったよ。道は自分で切り開けって事だろ」
そんな事言ってない。
さすが「曲解の貴公子」とでも言うべきか。
「今から小娘の反応が楽しみだぜ」
はいはいそうですね。いきなりプレゼント攻撃て。
「…ふふふ…」
何か笑っちゃってるよこいつ。
続く
授業中、ホモルは時折鞄の中を見るとにやにやしていた。小娘へのプレゼントだろうか。全く、どこで買ってきたんだか。
…どうせドンキかそのあたりだろうが。
そして、それは昼まで続いた。
昼休み、ホモルは急ぎめに昼食を取ると駆け足で階段を登った。
私はそれをやすやすと見逃すわけにはいかない。何故なら私は蛇。そう、
スネーク。
私が物陰からホモルの動向を観察していると、ホモルは落ちていたボロボロのボールでできもしないリフティングをはじめた。
全然出来ていない割に楽しそうだ。
その楽しみ方だけならばまるで全盛期のガンバ大阪のような。知らんけど。
続く
88 蛇宮レナ ◆b4DiDUlNQc :2007/05/24(木) 22:21:28.67 ID:u2/2+r1hO…どうせドンキかそのあたりだろうが。
そして、それは昼まで続いた。
昼休み、ホモルは急ぎめに昼食を取ると駆け足で階段を登った。
私はそれをやすやすと見逃すわけにはいかない。何故なら私は蛇。そう、
スネーク。
私が物陰からホモルの動向を観察していると、ホモルは落ちていたボロボロのボールでできもしないリフティングをはじめた。
全然出来ていない割に楽しそうだ。
その楽しみ方だけならばまるで全盛期のガンバ大阪のような。知らんけど。
続く
暫くすると、小娘が現れる。彼女は元々私が来る事を予想していたらしく、私に視線を向けないようにしながら紙パックの飲むヨーグルトをくれた。
んまい。私が飲むヨーグルトに目がないのをよくわかってらっしゃる。
「お、遅かったなカナエ」
「下の名前で呼ぶな」
早速小娘の冷たい一刺し。
「ヘイ、パース」
ホモルがボロボロのボールを小娘にパスすると彼女はそれを拾ってホモルに投げ付ける。
ドムッという鈍めの音が響く。
「はぁ〜あ、元気元気」
意味わかんない。
ホモルはそんな妙なリアクションをするとポケットから例の包みを取り出した。
「これ」
小娘が怪訝な表情でそれを見る。
「何よ」
「何って、プレゼントだよ。他に何に見えるってんだ?」
うざい。
続く
92 蛇宮レナ ◆b4DiDUlNQc :2007/05/24(木) 22:26:37.31 ID:u2/2+r1hOんまい。私が飲むヨーグルトに目がないのをよくわかってらっしゃる。
「お、遅かったなカナエ」
「下の名前で呼ぶな」
早速小娘の冷たい一刺し。
「ヘイ、パース」
ホモルがボロボロのボールを小娘にパスすると彼女はそれを拾ってホモルに投げ付ける。
ドムッという鈍めの音が響く。
「はぁ〜あ、元気元気」
意味わかんない。
ホモルはそんな妙なリアクションをするとポケットから例の包みを取り出した。
「これ」
小娘が怪訝な表情でそれを見る。
「何よ」
「何って、プレゼントだよ。他に何に見えるってんだ?」
うざい。
続く
ホモルが言うと小娘は嫌々それを受け取る。
「ささ、開けて開けて」
ホモルが急かすと小娘は「わかったから黙れ」と一喝した。
そして、中身を取り出して小娘が固まる。
「何これ」
「俺とお揃いだぜっ♪」
言うとホモルはまたボールで遊びはじめる。
「いらないんだけど」
「そう言うなって。匂い嗅いでみろよ。なかなかいいぜ?」
言われるままに箱をあけ、蓋に向けて一吹き、その香りを…
「クサッ」
思わず小娘が言う。素直な感想だ。
「知ってるか?香水っていうのは人がつけて初めていい匂いになるんだぜ」
受け売りだろうな、店員の。
「あ、気付いたか?俺の香り」
ああ、異臭騒ぎだよ。
続く
97 蛇宮レナ ◆b4DiDUlNQc :2007/05/24(木) 22:31:12.32 ID:u2/2+r1hO「ささ、開けて開けて」
ホモルが急かすと小娘は「わかったから黙れ」と一喝した。
そして、中身を取り出して小娘が固まる。
「何これ」
「俺とお揃いだぜっ♪」
言うとホモルはまたボールで遊びはじめる。
「いらないんだけど」
「そう言うなって。匂い嗅いでみろよ。なかなかいいぜ?」
言われるままに箱をあけ、蓋に向けて一吹き、その香りを…
「クサッ」
思わず小娘が言う。素直な感想だ。
「知ってるか?香水っていうのは人がつけて初めていい匂いになるんだぜ」
受け売りだろうな、店員の。
「あ、気付いたか?俺の香り」
ああ、異臭騒ぎだよ。
続く
「俺の香水はセクシーボーイ。お前にはセクシーガール。Sexy Boy meets Sexy Girl」
「中学生かよ」
確かにそのセンスは酷い。
「おいおい、これはジャンヌアルテスっていうブランド物なんだぜ」
「はいはい、ありがとうございますー。貰うだけ貰っとくわ」
しかたなしに小娘はセクシーガールを鞄に詰めた。私のブンブンマンゴーに比べればマシな気がするけど。マンゴー臭くてたまりません。ブンブン。
「俺は思うんだ。その香りはお前に最高に似合う。お前自身にセクシーガールという形容が合うしな」
「そりゃどーもー」
ボールで遊びながら言うホモルに小娘は携帯をいじりながら言う。メールを打ってるようだ。
直後、私の携帯が震えた。
小娘からのメールだ。
「だめだわこいつ」
確かに。
続く
101 蛇宮レナ ◆b4DiDUlNQc :2007/05/24(木) 22:37:32.54 ID:u2/2+r1hO「中学生かよ」
確かにそのセンスは酷い。
「おいおい、これはジャンヌアルテスっていうブランド物なんだぜ」
「はいはい、ありがとうございますー。貰うだけ貰っとくわ」
しかたなしに小娘はセクシーガールを鞄に詰めた。私のブンブンマンゴーに比べればマシな気がするけど。マンゴー臭くてたまりません。ブンブン。
「俺は思うんだ。その香りはお前に最高に似合う。お前自身にセクシーガールという形容が合うしな」
「そりゃどーもー」
ボールで遊びながら言うホモルに小娘は携帯をいじりながら言う。メールを打ってるようだ。
直後、私の携帯が震えた。
小娘からのメールだ。
「だめだわこいつ」
確かに。
続く
毎度の事ながら用事が終わると一人ひょいひょいと降りていくホモルはどうなのか。
まあ一緒に降りるよりはマシか。
「ヨーグルトちょっとちょうだい」
「んー」
私はしゃがみ込んだまま残り少ない飲むヨーグルトを小娘に差し出す。
「これんまいね。今度買お」
「でしょ」
こうして下らない話で一息つくと、小娘の愚痴が始まったのだ。
続く
102 蛇宮レナ ◆b4DiDUlNQc :2007/05/24(木) 22:41:58.20 ID:u2/2+r1hOまあ一緒に降りるよりはマシか。
「ヨーグルトちょっとちょうだい」
「んー」
私はしゃがみ込んだまま残り少ない飲むヨーグルトを小娘に差し出す。
「これんまいね。今度買お」
「でしょ」
こうして下らない話で一息つくと、小娘の愚痴が始まったのだ。
続く
「っていうか何セクシーガールって!どうかしてんじゃないの?あーやだやだ!」
「まあまあ。私なんかブンブンマンゴーだよ。ブンブン。ブンブンブン」
「まだマンゴーのがいいって!セクシーガールだよ!?セクシーガール!!」
「違う違う、マンゴーじゃなくて、ブンブンマンゴー」
こんな風にお互いがお互いの香水を持ち上げあい、傷をなめあう。
「鞄臭くなりそうじゃない?」
全く同感だ。ロッカーにも入れたくない。
「部活で後輩ちゃん達にあげようよ」
「あー、あの娘達なら喜びそうだね」
そんな事をいいながら私達は自分達の教室のある階に戻った。
続く
107 蛇宮レナ ◆b4DiDUlNQc :2007/05/24(木) 22:46:23.84 ID:u2/2+r1hO「まあまあ。私なんかブンブンマンゴーだよ。ブンブン。ブンブンブン」
「まだマンゴーのがいいって!セクシーガールだよ!?セクシーガール!!」
「違う違う、マンゴーじゃなくて、ブンブンマンゴー」
こんな風にお互いがお互いの香水を持ち上げあい、傷をなめあう。
「鞄臭くなりそうじゃない?」
全く同感だ。ロッカーにも入れたくない。
「部活で後輩ちゃん達にあげようよ」
「あー、あの娘達なら喜びそうだね」
そんな事をいいながら私達は自分達の教室のある階に戻った。
続く
帰りのHRが終わると、ホモルは「今日は用事があるんだ。部活には出られないって小娘に伝えてくれ」と残し足早に教室を去った。
ああ、本格的に小娘狙いになったんだ。
こいつの粘着ぶりはよくわかってるつもりだ。全く同情する。
更衣室に着くと、今まさに道着に袖を通そうかという小娘と目が合う。
「ホモルは休みだって」
「またサボり?だから弱いんだよね、あいつ」
なかなか痛いところをつく。
続く
116 蛇宮レナ ◆b4DiDUlNQc :2007/05/24(木) 22:52:00.47 ID:u2/2+r1hOああ、本格的に小娘狙いになったんだ。
こいつの粘着ぶりはよくわかってるつもりだ。全く同情する。
更衣室に着くと、今まさに道着に袖を通そうかという小娘と目が合う。
「ホモルは休みだって」
「またサボり?だから弱いんだよね、あいつ」
なかなか痛いところをつく。
続く
「しっかしどうしよっか、これ」
小娘がセクシーガールをテーブルに置く。私もそれに伴いブンブンマンゴーを置いた。
「ちょっと、あんた達」
小娘が言うと後輩達が一斉に振り返る。なかなかの統率力だ。
「誰かこの香水いらない?今日プレゼントされたんだけど使わないからいるならあげる」
言うと、わらわらと香水に群がり匂いを確かめる後輩達。かわいいやつめ。
「あー、マンゴーいい〜♪」
「こっちも結構好きかも〜」
よかった、貰い手が見つかった。
続く
120 蛇宮レナ ◆b4DiDUlNQc :2007/05/24(木) 23:00:58.70 ID:u2/2+r1hO小娘がセクシーガールをテーブルに置く。私もそれに伴いブンブンマンゴーを置いた。
「ちょっと、あんた達」
小娘が言うと後輩達が一斉に振り返る。なかなかの統率力だ。
「誰かこの香水いらない?今日プレゼントされたんだけど使わないからいるならあげる」
言うと、わらわらと香水に群がり匂いを確かめる後輩達。かわいいやつめ。
「あー、マンゴーいい〜♪」
「こっちも結構好きかも〜」
よかった、貰い手が見つかった。
続く
「で、Wii賭けた勝負はなくなったのか、ね!」
小娘の強烈な一撃をなんとか受けると私も一歩踏み込み小手を狙う。
「さぁ、あいつはうやむやにしようとしてるみたいだ、け、どッ!!」
私の竹刀はいとも簡単に小娘に弾かれる。
タンッ!という乾いた音と共に私は小娘に面を決められた。
「でもこのままあたしに付きまとうようになったらなぁ〜」
小娘がぐーっと伸びをしながら言う。
「どうにかならないもんかね」
「それは…」
私が言い出そうと口を開くと二人の声が重なる。
『今夜の安価次第♪』
終わり
小娘の強烈な一撃をなんとか受けると私も一歩踏み込み小手を狙う。
「さぁ、あいつはうやむやにしようとしてるみたいだ、け、どッ!!」
私の竹刀はいとも簡単に小娘に弾かれる。
タンッ!という乾いた音と共に私は小娘に面を決められた。
「でもこのままあたしに付きまとうようになったらなぁ〜」
小娘がぐーっと伸びをしながら言う。
「どうにかならないもんかね」
「それは…」
私が言い出そうと口を開くと二人の声が重なる。
『今夜の安価次第♪』
終わり
powerd by 楽市360



これ15スレ目ぐらいだろ?