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1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 21:40:04.71 ID:KDUNiuUZ0
女 「はーやーく! ほら、グズグズ歩くんじゃないの」

男 「あの、荷物多くて」

女 「なっさけ無いわね、それでも男なのかしらね」

男 「あぅ、こんなに買い物しやがって」

女 「……ふぅ、ほら、あたしの家はもう目の前よ」

男 「へぇへぇ、っしょっと! ちょっとドア開けてくんね?」

女 「ったく。このボンクラは……はい、開けたわよ」

男 「ふぃーついたぁ……それじゃ」

女 「――すぐにこれ運ぶわね、ホラ……足上げて、靴取ってあげる」

男 「え?」

女 「居間のほうで待ってて、直ぐに着替えて行くから、待ってて、ね
   ……お願い、だから帰ったりしないで」

男 「へ? へ!?」

女 「お願い……だから」



 



5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 21:46:12.02 ID:KDUNiuUZ0
男 「はぁ、はぁ……売り切れ、だったぞ」

女 「遅い、しかも買ってない」

男 「そんなん言うなよ、これでも結構駆け回ったんだぜ」

女 「駄目、駅前ならあるでしょ。さっさと行ってきなさい!」

男 「うっへぇ……」
友 「うわぁ……おっかねぇ女だなぁ、男頑張れ!」

---------
男 「う、うう……やっと、やっと見つけてきた」

女 「……」

男 「うあーもう放課後校庭真っ赤じゃねーか、校内誰も居な――」

女 「――!」

男 「うおっ! ど、どうした? いきなり」

女 「ごめんね、こんなに汗かいて。ごめんね、男」

男 「いや、あの」

女 「でも、この汗好き。ありがとう……戻ってきてくれて」

9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 21:50:57.39 ID:KDUNiuUZ0
男 「なぁ、お前ちょっと服買いすぎじゃね?」

女 「黙って持つ、蹴飛ばされたいの?」

男 「せめてオレが両手でガード出来る状態で蹴ってくれ」

女 「男でしょ、荷物の一つや二つ黙って持ちなさい」

男 「うあー! こんにゃろー!」

女 「ほら、エレベーター来たわよ」

ぴんぽーん

男 「はぁ……人も居ないし少し荷物降ろ――」

女 「大丈夫? 腕痛くない?」

男 「え? ちょ……いきなり抱きついてどうし」

ぴんぽーん

女 「ホラ! 降りるわよ、まだ買い物終わってないんだから」

男 「え? はぁ? ちょっと、待てって、おーい!」


14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 22:01:21.89 ID:KDUNiuUZ0
電話 ぷるるるるるる

男 「はい、もしもーし、どうした女」
女 『……15分以内』
男 「は?」
女 『何時ものお茶、何時もの茶菓子、今日発売の雑誌』
男 「はぁ、さいですか」
女 『15分以内に来なさい、それじゃ』 ぷつ
男 「……せっかくの日曜日なんだけどなぁ」

---------
ぴんぽーん ぴんぽーん

男 「おーい、買って来たぞー!」

インターホン『鍵は開いてるから、さっさと入って来なさい。じゃ』

男 「……礼も無しかよ」

がちゃ

女 「あ、あの」
男 「ほれ、コンビニで仕入れたぞ」
女 「うん……ごめんなさいね、いきなり……こんな真似して」
男 「うーん、そこはありがとうでいいから」
女 「でも、外寒いのに、ごめんね」

17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 22:07:44.21 ID:KDUNiuUZ0
友 「ん? お二人さんまだ残ってたのか。もしかして女って男と付き合ってるの?」

女 「……は? 何でこんなボンクラピッピとイミフでステイなのよ」

男 「お前がまずイミフな件について」

友 「あ、あはは……ま、まあ元気出せ、男」

男 「へぇへぇ」

女 「こんな勘違いが世間に広まるのも困ったものね」

友 「あ、あんまり苛めてやるなよ。そ、それじゃ! オレは先に帰るぜ!」

男 「おう、じゃあな」

女 「……」

男 「……さて」

女 「……あの」

男 「何か言うことは?」

女 「だ、だい、す……きです」

男 「ホントに難儀な性格だな、こやつは」


22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 22:23:08.82 ID:KDUNiuUZ0
隣 「あーらぁー女ちゃん? 随分といい男連れちゃって、恋人?」

女 「……はん」

男 「鼻で笑うな、鼻で」

隣 「ふふ、相変わらず気が強いんだから、駄目よ少しは優しくしてあげないと」

男 「ですよねー」

女 「冗談、こんな使えない男に、このあたしの優しさ3分だって惜しいくらいね
  それよりも早くしないと映画に遅れちゃうんだけど? 男」

男 「あー」

隣 「あ、そうなの? 御免なさいね。邪魔したみたいで。それじゃあね」

ぱたん

女 「……ふう、それじゃ行きましょうか、男」

男 「女、一旦家に戻るぞ、少し話がある」

女 「う、うん……どんな罰でも、受けるから」


33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 22:34:31.58 ID:KDUNiuUZ0
女友「女さんって休日どんな風に過ごしてるの?」

女 「ん? まあ……色々よ」

女友「そう? なーんかインドアって感じじゃないね!? こう――」

女 「そ、そうね……ま、まあ最近は、ギターなんか」

女友「へぇ、やっぱなんかかっちょいいなぁ」

男 「……」

-----------
男 「で、こんな晴れた日曜日に何をなさって?」

女 「え……あ、これ」

男 「……ビーズ細工っすか」

女 「ふふ、これ見て、上手く出来たの。良かったら」

男 「あー見事なギターのホルダーだ」

40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/04(火) 22:42:02.43 ID:KDUNiuUZ0
先生「ちょ、あまり興奮しないで……」

女 「先生、冗談じゃないですよ。今期の予算を削減なんて聞いてないです」

先生「いや、だからね。この件に関しては」

女 「……まあたあの腐れ校長ですか? 判りました、お話になりませんので
   こちらで勝手に進めさせてもらいます! いいですね?」

先生「い、いいんじゃないかな? うん、うん」

女 「ふん、それじゃ失礼します」

友 「み、見たか? おっかねぇなぁ……やっぱ」
男 「あーま、そうなのかな?」
友 「ああいう女が、将来バリバリに働くキャリアウーマン的なものになるんだろうな
   こう……『今は男じゃなくて仕事よ!』みたいな?」
男 「ふむ」

------------
男 「女? 将来の夢とかあるのか?」

女 「え……そんな、恥ずかしいよ」

男 「は?」

女 「そ、その……普通のおよめさん、かな?」

76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/05(水) 00:22:30.92 ID:E2A8F2mE0
妹「兄貴! 私の秘密を学校中に言いふらしたでしょ!」

兄「よく屋上にいることがわかったな。それに俺はそんなこと言ってな

妹「もう! どうしてくれるのよ! 罰として生年月日の分だけ腹筋しろ!」

兄「生年月日……だと……? 無茶言うな!」

妹「いいからやるの!」


兄「た、ただいま……」

妹「お、お兄ちゃん……お腹大丈夫?」

兄「猛烈に痛い」

妹「誤解だったの……ごめんなさい。さすがに1000回はさせ過ぎだった」

兄「ほほう……誤解で腹筋させられたというわけか」

がしっ

妹「いたたたっ! こめかみ掴まないでえええ!!!」

83 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/05(水) 00:46:51.07 ID:E2A8F2mE0
>>82
もしくは家に招く展開にさせるか……だ

女「今日は遠くまでお遣いに行ってもらうわ」

男「遠くとな?」

女「この手紙を10km先の郵便局まで届けてもらいたいの」

男「……普通にポストに投函するわけにはいかないのか?」

女「ダメね。内容証明が必要だもの。わかったらとっとと行く!」


男「内容証明もしっかりもらってきたぞ」

女「すみませんでした、長旅でさぞかしお疲れでしょう」

男「そうでもなかったぞ。ずっとバスで揺られていただけだからな」

女「ふかふかのごソファーでごゆっくりご休憩ください」

男「余計なところまでごをつけるな……まあ休憩させてもらうよ」

女「い、今お茶をお持ち致しますのでっ!」

ガシャーン

女「きゃー!!! 大切にしていたティーカップがーっ!」

88 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/05(水) 01:28:11.59 ID:E2A8F2mE0
外弁慶――それはツンデレにあってツンデレにあらず。

女「はやくしなさいよ! トロいわね!」

語調だけを取ってみればキツイ言い方に聞こえる。
だが一度家に入れば180℃変わるのだ。

女「お疲れ……お茶飲む?」

まるっきりツンデレじゃねえかwwwwww
そんな言葉も飛び交うだろう。
外に出れば、人前だろうが二人きりだろうがキツイ口調になってしまうのだ。
これはそこに惹かれた者たちの話である。


『外弁慶 THE MOVIE 〜A lion at outside, but quiet like a mouse home〜』

近日公開しない


99 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/05(水) 02:50:36.42 ID:E2A8F2mE0
そこがツンデレと違うところだと思う
必ずしもデレデレさせる必要もない、とも取れる


男「な、なあ……下校時刻も過ぎたし、そろそろ帰ろうぜ」

女「まだ始めたばかりでしょ! わかったら早く解きなさいよ!」

男「わ、わかったよ! 続ければいいんだろ……くぅ、女に教えてもらう羽目になるとは」

女「不服だった?」

男「そんなことはない……と思う」


女「長い事つき合わせちゃってごめんね。はいコーヒー」

男「俺が勉強不足だったってことだ。こっちこそ家に招かれてコーヒーをもらうなんて悪いことをしちまったな」

女「頭が疲れてるでしょ。砂糖一杯入れてあげるね」

どばー

男「スプーン山盛りかよ……」

129 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/05(水) 12:11:23.55 ID:E2A8F2mE0
女「今日の動きは何!? あのザマなの!?」

男「いやちょっと調子が悪くて」

女「言い訳はいい。反省会するから家に来なさい!」


女「とりあえず甘い物でも食べて、ね?」

男「へ?」

女「今飲み物持ってくるわ」

男「あのさ」

女「どうしたの?」

男「反省会は……」

女「ああうん。後悔してもしょうがないじゃない。」

男(……言ってることがまるっきり違うじゃないか)


135 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/05(水) 12:23:51.10 ID:E2A8F2mE0
女「この愚か者っ!!! コーヒーには何も入れないのが常識でしょうっ!!!」

男「お、おい……皆見てるから

女「は? 砂糖を入れて飲もうとしたのはそっちの方じゃないの!」

男「そのとおりだ。ほら、冷めるから飲もうぜ」

女「まったくもう……」


女「も、申し訳ございませんでしたあああ!!!」

男「いやそのなんだ」

女「嗜好なんて人それぞれですのに……私程度の意見を押し付けてしまって……」

男「確かに」

女「すみませんすみませんすみませんんん!!!」

男「もういいから……だから土下座するのはやめれ」

140 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/05(水) 12:38:31.81 ID:E2A8F2mE0
実に、実に難しい

146 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/05(水) 13:07:11.94 ID:E2A8F2mE0
とはいえ、ツンデレを参考にするとツンデレにしか見えない罠
こんなにはっきりとしたイメージができあがらないジャンルも珍しい


女「いい? あんたがしっかりやればいいのよ?」

男「……」

女「わかってるの? わかってないの?」

男「わかってる」

女「あとはあんたに任せたわ。私は先に帰ってるからね」


男「ただいま」

女「……おかえりなさい」

男「何とかうまいこと話がまとまったよ」

女「それはよかったです、言い方がきつくなってしまって……すみませんでした」

男「結果よければすべてよし、さ。それよりも」

女「は、はい。すぐに食事の用意を致します」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/431401024X/kanasokuw-22/ref=nosim/

150 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/05(水) 13:50:36.43 ID:E2A8F2mE0
女「いい? あんたはやればできる子なんだから!」

男「あ、ああ……」

女「相手のことなんか気にしないで思いっきりぶちかましてきなさい!」

男「でもチャンピオンだぞ?」

女「今から弱気になってどうするのよ! あんたはただ相手を倒す、それでいいじゃない!」

男「そうだな……よし、行ってくる!」


男「……悪い。ボコボコにやられちまった」

女「だ、大丈夫?」

男「見ての通りだ」

女「ああああ!!! あの時私が余計なこと言わなければ……ごめんなさい」

男「いんや。全力でやってすっきりした。お前のおかげだ」

女「男くん……」

159 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/05(水) 15:02:40.90 ID:E2A8F2mE0
彼女は改造人間ではない。
無論世界征服を企む組織と敵対してもいない。
特殊能力も持ち合わせていない。
ただ一つ、特異と呼ぶのならば……


女「男くん……遅刻しちゃうよ」

男「わかった。すぐに着替えるから外で待っててくれ」

女「う、うん……なるべく早く、ね?」

ガチャッ

女「はやく! はやくしなさあああい!!!」


外に出れば人が変わってしまうのだ。
室内では物音一つに怯える始末。
室外に出ると自分が物音を発する側になってしまう。

これは異常か?
室内で猫を被っていただけなのか?
否、そうではない。
彼女は……外弁慶だったのだ!


〜彼女は外弁慶〜
随意製作中……のわけがない

161 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/05(水) 15:14:51.39 ID:E2A8F2mE0
男「おっと!!! 弁当忘れちまったぜ!」

女「はあ? まったくドジなやつね」

男「なんてこった! サイフまで忘れてたぜ!」

女「……しかたないわね。学校終わったら何か作ってあげるから我慢しなさい」

男「うぇ!?」


女「はい……お口に合うかはわからないけど……」

男「なんだこの皿の量は」

女「久し振りに手料理を振舞うから……ちょっとはりきっちゃった」

男「食い切れるのか……この量」

女「多すぎたよね……残しても大丈夫だから」

男「男にはな、退けねえ戦いがあるんだぜ?」

がつがつ

女「す、すごい食べっぷり……」

163 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/05(水) 15:47:58.85 ID:E2A8F2mE0
女「ちょっと! なんであんなところで転ぶのよ!」

男「面目ない」

「まあまあ、こいつもよくやった

女「あんたは黙ってなさい! ほら、怪我してるんでしょ? 保健室行くわよ!」


女「怪我、大丈夫……?」

男「大したことないぞ。擦りむいただけだからな」

女「ばい菌が入ったら大変だよ。ちゃんと消毒しなきゃ」

男「くぅ〜……しみるぜ」

女「あ、ごめん。痛かった?」

男「消毒ってそんなもんだろ?」

女「そうだったね」

179 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/05(水) 17:27:43.71 ID:E2A8F2mE0
古人曰く、ツンデレと外弁慶は似て非なるものと。
だがある人は言う、これこそツンデレの原型と。
またまた違う人が語る、ただの分裂症じゃね? と。

感ずる侭思うが侭、ただひたすら文に起こす。
見るものによって様々な感じ方はあれど、それはそれで正解なのだ。

〜どこかのチラシの裏より抜粋〜

209 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/05(水) 20:26:16.18 ID:E2A8F2mE0
別に本来の意味を知らぬわけではない。
それをどのようにいい印象が持てるようなキャラにするか……
下手したらツンデレになる。
ツンデレと違った形にしなければならぬ。
そう、それが難しいのだ。

〜とある道半ばで散っていった書き手の手記〜


232 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/05(水) 22:25:03.42 ID:E2A8F2mE0
これは俺がまだ小学生のガキだった時の話だ。
このご時世、変な奴はどこにでもいるようで、近所で変質者が出るとの噂だった。

教師「最近変な人が出るようなので、男子は女子と一緒に帰るように」

「「「「「「えー」」」」」」

女の子「あんたたち、変なことされたら嫌でしょ!?」

男子「何で俺たちが女子なんかと一緒に帰らなきゃならないんだよー!」

男子たち「「「「そうだそうだー!」」」」

俺も同じようなことを言っていたような覚えがある。
が、次にその女子の言った言葉で男子たちの声は一瞬止んだ。

一人の女の子「男でしょ? 女の子も守れないくらい臆病なのかしら?」

気が強い男子「おもしれえ、臆病じゃねえこと証明してやらあ!」

ということで、当初の予定どおり女子と一緒に帰る流れになった。

233 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/05(水) 22:25:14.37 ID:E2A8F2mE0
俺も例に漏れずの女子と一緒に帰ることになった。
先程、ブーイングの中で鶴の一声とも呼ぶべき言葉を発した女の子だ。

俺「お前、あんな中でよく言えたなあ」

女の子「私も変なことされたら嫌だから」

俺「そうだよな。しかし帰る方向が一緒だったなんてな」

女の子「あんただとちょっと頼りないけどね」

ちょっとむっとしたと思う。
でも言い返せなかった、自分でもそう思っていたからだ。

女の子「この辺りでいいわよ」

俺「この近くなのか?」

女の子「違うけど……」

俺「んじゃ家の前まで送っていってやる。俺じゃ頼りないかもしれないけどな」

女の子「……わかった」

234 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/05(水) 22:25:28.25 ID:E2A8F2mE0
その子の家の前までやってきた。
幸いにも変質者とやらは出没しなかった。

女の子「ありがとね」

俺「なあに。んじゃ帰るから」

ガチャッ

帰るところでドアが開いた。
女の子の母親だった。
なんでここにいることを知って……は話が反れるのでやめておこう。

女母「おかえりなさい……その子はお友達?」

女の子「あ……うん。送ってもらったの」

女母「そうなの。そうだ、せっかくお世話になったから、今日は家でご飯食べていきなさいな」

俺「は? いやいいで

女母「ほらほら寒いでしょう。早く中にお入りなさいな」

強引に流されるまま夕飯をご馳走になることになった。

236 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/05(水) 22:26:00.53 ID:E2A8F2mE0
夕飯ができるまで部屋で待つように、と言われて女の子の部屋にいた。
もちろんその部屋主も一緒にだ。
部屋に入るなり、女の子は借りてきた猫のようにおとなしくなった。

俺「? 急に黙ってどうしたんだ?」

女の子「!? あ、あのね……笑わずに聞いてくれる?」

俺「笑うも何も聞く前にわかるはずないだろ」

女の子「お願い、約束して」

俺「あ、ああ。わかった」

真剣な目をして言うもんだから、思わず同意してしまった。

女の子「ありがとう。じゃあ言うね―」

学校じゃどちらかというと騒がしい方だが、家じゃおとなしい。
そのことを両親は知らない、だから俺に黙っていてほしい……それはガキながらの見得だった。
真剣な目だったことを思い出し、俺は一つの約束を交わす。

俺「わかった、言わない。一つ俺からも約束させてくれ
  今は言えないかもしれない、いつか自分の口から言うこと」

女の子「……わかった、努力してみる」

237 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/05(水) 22:26:32.02 ID:E2A8F2mE0




というところで話は現代に戻る。
一冊の古い日記から思い出した話もこれでおしまいだ。

女「あ……昔の日記……」

俺「つい見つけちまったんでね」

女「だめだよ、恥ずかしいから読まないで……」

俺「もう読んじまったよ」

女「ああぁぁぁ……」

今のこいつを見るとまだ言えていないようだ。
いつか自分で言う日が来るまで、真相は俺の胸の中に仕舞っておくことにしよう。
もしかしたらもう気づかれているかもしれないが……な

〜了〜


もう直球にしてみた
外弁慶で家ではおとなしい……そのうえそれを隠しているなんて設定





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  • ななしカナ? 投稿日:2011/12/18(日) 12:07:17
  • メンヘラっぽい
  • ななしカナ? 投稿日:2011/12/18(日) 12:23:45
  • 最早二重人格だな。 一番難しいのはツンの段階でどうやって惚れるかだな。
  • ななしカナ? 投稿日:2011/12/18(日) 12:36:48
  • 外弁慶って北村薫の覆面作家のパクリじゃん
  • ななしカナ? 投稿日:2011/12/18(日) 15:07:47
  • ま、内弁慶のゴミニート共に比べれば可愛いもんか
  • ななしカナ? 投稿日:2011/12/18(日) 15:23:20
  • ツンデレとちゃうの?
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